JPH07163479A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JPH07163479A
JPH07163479A JP31154093A JP31154093A JPH07163479A JP H07163479 A JPH07163479 A JP H07163479A JP 31154093 A JP31154093 A JP 31154093A JP 31154093 A JP31154093 A JP 31154093A JP H07163479 A JPH07163479 A JP H07163479A
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waterproof pan
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waterproof
pan
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Hiroshi Miki
浩 三木
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Takara Standard Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗面化粧台に、清掃などの際に用いられる防水
パンを収納可能に取り付け、スペースの有効利用を図る
と共に、洗面用ボウルとの差別化を図り、取り扱いを衛
生的にする。 【構成】洗面化粧台のキャビネット1の前面に、この前
面を開閉するように洗濯シンクとなる防水パン4をその
下端を中心として回動するように取り付けた。又、この
キャビネット1の内部には、防水パネル5を取り付ける
と共に、その底部には、上記防水パン4からの排水を受
け、外部に排出する為の防水パン6を設けることとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯シンクとなる防水
パンを収納可能に取り付けた洗面化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、雑巾やモップなどの汚れ落としに
使用される洗濯シンクは、洗面化粧台とは別に設置され
るべきものであるが、スペースに制約のある住宅などに
おいては、別途、この種の洗濯シンクを設置することは
困難であり、多くの家庭では洗面化粧台に取り付けられ
たボウルを清掃等の際にも使用するということが行われ
ていた。しかし、洗面や洗髪に用いられるボウルを雑巾
などの汚れ落としに用いることは、衛生面から望ましい
ものではなく、又、バケツなどへの給水もスペース上、
行い難いという問題点を有していた。
【0003】そこで、図4に示す実開平3−22780
号のように洗濯シンクとなる防水パンを収納可能に組み
込んだ洗面キャビネットが提案されている。この発明
は、上面に洗面用ボウル14を設けた洗面キャビネット
13の底部に固定部15aと可動部15bに分割された
防水パン15を設け、該可動部15bを引出方向にスラ
イドさせることにより、防水パン15全体を拡大・収縮
可能としたものであり、収納時にはキャビット13の前
面に取り付けた扉16,16で内部を覆い隠すようにし
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャビ
ネット底部から防水パンを引き出す構成の洗面台では、
防水パンの可動部の長さは、キャビネットの奥行き寸法
に制約される為、前方にあまり引き出すことができず、
使い勝手が悪いという問題点を有していた。
【0005】又、防水パンの可動部と固定部は、スライ
ド可能に係合しているので、この可動部上まで水を溜め
ようとすると、両者の接合部分から水漏れを生じる恐れ
があるという問題点も有していた。
【0006】更に、この洗面台では防水パン可動部の前
側の壁はその使用性から余り高くすることができず、収
納時にはキャビネットの前面を覆う扉が別途必要であ
り、コスト高になると共に、使用の際には一々この扉の
開閉操作を必要とし、煩わしく、又、該扉が防水パン使
用の際の邪魔にもなるという問題点も有していた。
【0007】本発明は、上述した従来の防水パンを収納
可能に取り付けた洗面化粧台が有していた問題点の解決
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、洗面化粧台
のキャビネット前面に、少なくとも周囲三方に周壁が立
設された防水パンを、その下端を中心として前方に回動
するように取り付けると共に、該キャビネットの底部
に、前記防水パンの後部下方に位置し、排水口と連通し
た防水パンを設けることにより上記の課題を解決した。
【0009】
【作用】キャビネットの前面に取り付けられた防水パン
は、前方に回動されることにより、その上面が清掃など
の際に使用されるシンクとなり、又、その底面は、収納
時にキャビネットの前面を覆って、キャビネットの外観
を構成する部材として作用する。
【0010】又、キャビネットの底部に設置された防水
パンは、上記防水パンからの溢水を受けると共に、使用
後の排水を排水口に導くように作用する。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。
【0012】図1は実施例の使用状態斜視図、図3はそ
の縦断側面図、図2は収納状態の縦断側面図である。図
示したように本発明の洗面化粧台は、従来の洗面化粧台
と同様に箱形に形成されたキャビネット1の上面に、洗
面、洗髪用のボウル2を設けると共に、該ボウル2に水
を供給する水栓3を設けたものであり、該水栓3を水の
供給管11に接続すると共に、上記ボウル2を排水管1
2と接続して、屋内所定位置に設置されるものである。
【0013】ここにおいて本発明の洗面化粧台では、キ
ャビネット1の前面に回動引き出し可能な防水パン4を
取り付けると共に、その内側に防水パネル5を取り付
け、更に該防水パネル5下側のキャビネット内部底面1
cに排水口7と連通した皿状の防水パン6を取り付けて
いる。
【0014】上記防水パン4は、キャビネット1の前面
板を兼ねる底板4aの内面側に周壁4bを立設したもの
であり、キャビネット1の前面下部1aと軸或いは凹凸
嵌合などにより、回動可能に係合している。尚、上記周
壁4bはその後部4c(図3において右方)が、他の三
方よりやや低く形成されていることとする。
【0015】又、キャビネット1内の防水パネル5壁面
には、上側の水栓3と連通したシャワーヘッド9が引き
出し可能に設けられている。
【0016】尚、図において符号3aは、水の供給を水
栓3とシャワーヘッド9に切り換える切換レバー、8は
防水パン4の後部4cにフラップ状に突設されたゴムや
合成樹脂材からなる防水部材を示す。
【0017】このようにして成る本発明の洗面化粧台
は、掃除やバケツへの給水などの際には、図2に示すよ
うにキャビネット1の前面を塞いだ状態で保持されてい
る防水パン4を、図示しないロック機構を外して手前に
引けば良く、このことで該防水パン4は、その下端を中
心として手前に回動する。同時にこの時、防水パン4の
底板4aに取り付けられた把手を兼ねる支持脚10を回
動させれば、該防水パン4は、該支持脚10とキャビネ
ット1の下端1aとの間で図3に示すようにキャビネッ
ト1前方の床面Fに水平な状態で保持されるものであ
る。よって、この状態でキャビネット1の内部に取り付
けられたシャワーヘッド9を引き出し、水栓3のレバー
3aを切り換えれば、該シャワーヘッド9から水が供給
されるので、該防水パン4を清掃や洗濯用のシンクとし
て使用できるものである。
【0018】そして使用後は、清水にて清掃後、上記と
反対に防水パン4の先端を上方に引き上げれば良く、こ
のことにより、該防水パン4上に溜まった水は、その後
部4cからキャビネット1内の排水口7に連通した防水
パン6上に排水され、その後、該防水パン4の先端が、
キャビネット1の上端1bに接することにより、図示し
ないキャッチ機構により、該防水パン4は、図2に示し
た原状に復帰、保持されるものである。
【0019】尚、上記キャッチ機構としては、フックの
係合や磁石の吸着などいずれの手段を用いても良いが、
防水パン4の裏面(キャビネットの表面側)に取り付け
られた把手を兼ねる支持脚10の回動操作に伴ってその
係脱が行われることとすれば、操作性が向上すると共
に、不用意な開放も防止されることとなり、望ましい。
又、防水パン4とキャビネット1との間に該防水パン4
を回動復帰させる方向に付勢するばねやダンパーなどの
付勢手段を設けることとすれば、防水パンの収納操作が
極めて容易に行えることとなり、一層便利である。
【0020】以上のようにして本発明の洗面化粧台は、
必要に応じて清掃や洗濯に用いられる防水パンをキャビ
ネットの前方に出現させ、使用できるものである。
【0021】尚、本実施例では、キャビネット前面に取
り付けられた防水パンは、使用時にその上面に水を溜め
られるように後部に低い周壁を設けた例を示したが、該
防水パンは使用時に周囲への水漏れを防止できれば良
く、後側の周壁は必ずしも必要では無い。又、本実施例
では上下に重なり合った防水パンの間隙からの水漏れを
防止する為に、上側の防水パンの後方にフラップ状の防
水部材を取り付けた例を示したが、該防水部材の代わり
に前方の防水パンの後部と、下方の防水パンとの間を伸
縮可能なゴム等で塞ぐこととしても良い。
【0022】更に実施例では、キャビネット上に設けた
水栓にてシャワーヘッドからの水流がコントロールでき
るように該シャワーヘッドの配管を水栓に接続した例を
示したが、水栓とシャワーヘッドがそれぞれ独立して使
用できるように個別に水の供給管と接続しても良いこと
は勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の洗面化粧台では、 (1)キャビネットの前面に防水パンを回動可能に取り
付けたので、防水パンの長さが従来の摺動引き出し式の
ものに比し、大きくとれ、使用時には防水パンがキャビ
ネットの前方に大きく張り出すこととなり、極めて使用
がし易くなる。
【0024】(2)防水パンの底板がキャビネットの前
面板を兼ねるので、別途、キャビネットの前面を塞ぐ扉
が不要であり、防水パンの使用・収納が単一の操作で行
えると共に、使用時に扉が邪魔になることもなく、コス
トの低減も図られる。
【0025】(3)水は前方の防水パンに溜められ、従
来のようにキャビネット内部の防水パンと前方の防水パ
ンとの間に溜める構成ではないので、その接合部分から
水漏れを生じる恐れもないという多くの優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の防水パン使用状態の斜視図である。
【図2】同上、防水パン収納状態の縦断側面図である。
【図3】同上、防水パン使用状態の縦断側面図である。
【図4】従来例の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 洗面化粧台キャビネット 1a キャビネット前面下部 2 ボウル 3 水栓 3a 切換レバー 4 防水パン 4a 底板 4b 周壁 4c 防水パン後部 5 防水パネル 6 防水パン 7 排水口 8 防水用部材 9 シャワーヘッド 10 支持脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に洗面、洗髪用のボウルが設けられ
    た洗面化粧台のキャビネット底部に排水口と連通した防
    水パンが配置されると共に、該キャビネットの前面に少
    なくとも周囲三方に周壁が立設された防水パンが、その
    下端を中心として回動可能に取り付けられたことを特徴
    とする洗面化粧台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067104A (ko) * 2002-02-07 2003-08-14 배경한 보조 세면대가 삽입된 세면대
US8348359B2 (en) 2009-12-30 2013-01-08 Masco Builder Cabinet Group Resistant sink base cabinet
KR200468435Y1 (ko) * 2011-07-14 2013-08-13 서병기 세면 및 몹 걸레 세척이 가능한 이동형 다용도 세척조

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067104A (ko) * 2002-02-07 2003-08-14 배경한 보조 세면대가 삽입된 세면대
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KR200468435Y1 (ko) * 2011-07-14 2013-08-13 서병기 세면 및 몹 걸레 세척이 가능한 이동형 다용도 세척조

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