JPH07163424A - 電子歯ブラシ - Google Patents

電子歯ブラシ

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JPH07163424A
JPH07163424A JP28244794A JP28244794A JPH07163424A JP H07163424 A JPH07163424 A JP H07163424A JP 28244794 A JP28244794 A JP 28244794A JP 28244794 A JP28244794 A JP 28244794A JP H07163424 A JPH07163424 A JP H07163424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
conductor
hair
flocked
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP28244794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Sakuma
周治 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sangi Co Ltd
Original Assignee
Sangi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sangi Co Ltd filed Critical Sangi Co Ltd
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Publication of JPH07163424A publication Critical patent/JPH07163424A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 植毛部(3)又は柄部(4)の一方がその本
体から延出するU字状の座面部(71)と対の係合突起
(9)付きの突起(7)を有し、その他方が座面部(7
1)を受ける溝部(6)と係合突起(9)を係合溝
(8)とを配す。 【効果】 座面部(71)の長手方向の面と幅方向の対
の面を大きくとれるので、植毛部(3)と柄部(4)と
の結合強度を高め、植毛部(3)の振れをなくし、使用
中の電気回路の断続を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子歯ブラシに関するも
のである。
【0002】
【従来技術】歯ブラシの柄部の内部に電池を収容し、電
池の1つの極と植毛部とを導電体により接続し、電池の
他の極と接続する導電体を柄部の表面に固定し、柄部の
表面に固定した導電体を手で握り、歯ブラシの毛を歯牙
にあてることにより、電流が手から人体を通り歯牙の表
面に向かって流す電子歯ブラシはすでに公知である。こ
のような電子歯ブラシにおいて、植毛部と柄部とを着脱
自在とする場合、柄部内に納めた電池の電極側と、植毛
部の導電体側とが正しく接続されないと、電子歯ブラシ
としての機能を失うが、従来の電子歯ブラシでは、植毛
部と柄部との結合部において使用時に振れが生じ、電気
回路の開閉がなされるので、電子歯ブラシの充分な機能
の持続ができない。
【0003】しかも、従来の電子歯ブラシでは、使用時
に本当に通電されているのかどうかの確認ができず、使
用者は通電しているのか不安を感じながら使用すること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、柄部と植毛
部との結合部を改良しかつ電気回路に光や音声を組み込
むことで、前述した従来技術の不具合を解消させること
を解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、突起側面のU字状の座面部を相手部
材の溝の面に面接触させて広い接触面を得る手段を採用
する。
【0006】具体的には、本発明は、毛を植えた植毛部
と、該植毛部に対し脱着自在な柄部と、該柄部の内部に
納められた電池と、植毛部の毛の近くに設けた第1導電
体と、柄部の表面に設けられた第2導電体と、電池の一
方の電極を第1導電体にかつ他方の電極を第2導電体に
接続する電気回路を有し、第1と第2導電体を人為的に
接続させることで電気回路を閉とする電子歯ブラシにお
いて、植毛部又は柄部の一方が本体から延出する係合突
起付きの突起および突起のほぼ全側面より外方へ延出す
るU字状の座面部とを有し、植毛部又は柄部の他方が座
面部を受ける溝部と係合突起を受ける係合溝を有するこ
とを特徴とする電子歯ブラシを提供する。
【0007】好ましくは、電気回路に少なくとも光又は
音声装置を組み入れる。
【0008】
【作用】植毛部と柄部を結合させると、U字状の座面部
全域が溝を作る壁の面に接触し、その接触面は歯ブラシ
の長手方向に長く幅方向に対の面となって作られるの
で、手にした柄部と歯に接した植毛部との間で片持ち梁
の関係が生じても結合部に浮き上りはなく、植毛部の導
電体と電池の電極とを接続する部分の断線はない。
【0009】
【実施例】本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1〜図3において、電子歯ブラシ1は、毛2
を植えた植毛部3と、該植毛部3に差込み保持される柄
部4とを有する。
【0010】植毛部3は、好ましくはハイドロキシアパ
タイト(Ca10(PO4)6(OH)2)、フッ化アパタイト(Ca10(P
O4)6F2) 等のアパタイトセラミック成形物より構成す
る。このアパタイトセラミック成形物は、ハイドロキシ
アパタイトやフッ化アパタイトの70〜90重量%を加
えて混合し、室温にて、約500〜700kg/cm2 の圧
力をかけ、通常のプラスチックのように成形することで
得られる。合成樹脂製植毛部3の毛を植え込む穴5の中
にハイドロキシアパタイト又は抗菌剤を詰め込みその上
に毛2を植えた形とすることもできる。
【0011】合成樹脂又はイオン溶出型セラミックより
なる柄部4には植毛部3の凹部即ち開口付き溝部6に嵌
め込み可能な突起7が形成される。凹部6には対の係合
溝8が、突起7には係合溝8に係合する対の係合突起9
が形成され、柄部4が植毛部から簡単に脱落するのを防
止してある。突起7の側面の全域から、U字状の座面部
71を設ける。この座面部71は、柄部4と植毛部3と
を結合させたとき、植毛部3の凹部即ち溝部6を作る壁
面に面接触し、植毛部3を歯に、柄部4を手にした歯み
がき中、一種の片持ち梁の関係の力が結合部に作用して
も、柄部4の植毛部3からの浮き上りを防止する。
【0012】柄部4には図4に示すように回路用凹部1
0が形成され、柄部4の1つの面において開放してい
る。柄部4の突起7には板状第1導電体11が差込み固
定され、該第1導電体11は一端が回路用凹部10内に
突入し、他端が突起7より突出し、その突出した部分は
柄部4を植毛部3に差し込んだとき植毛部3内に形成さ
れたスリット12に挿入される。板状第1導電体11
は、突起7で挟持される部分の周囲が、U字状の座面部
71を、図示例では構成する。この座面部71が溝部6
の壁面に面接触し、歯ブラシの長手方向に長く、幅方向
に対の面接触域を作る。これが柄部4と植毛部3の結合
を強固にする。
【0013】植毛部3の毛を植えた側に穴13が形成さ
れ、スリット12に挿入された第1導電体11の先端部
が穴13において露出して通電性を良くさせる。穴は細
長いスロット状であるが複数個の孔として形成すること
もできる。柄部4の突起7とは反対側の端部には電池装
着用凹部14が形成され、該電池装着用凹部14と前記
回路用凹部10に両端が夫々突出するように導電板15
が柄部4に固定される。回路用凹部10には回路基板
が、例えば図7に示すような電気回路17を形成し、矢
印で示す音声装置を兼ねた発光ダイオード16を固定し
た回路基板が収容される。発光ダイオードに代え発声装
置のみを固定し電気回路を発声装置を付勢する回路とし
て構成することもできる。柄部4は回路基板を収容し電
池18を装着した後第2導電体として形成される蓋19
を固定することにより回路基板及び電池18の脱落を防
止する。図5に示すように蓋19は断面がコ字状に形成
され、コ字の両脚部端に柄部4を抱えるように形成した
突条20を有し、蓋19を電池18の側の端部から柄部
4に差し込んで固定するように形成する。蓋19の突出
爪21を柄部4の溝22に嵌め込む。蓋19には、回路
用凹部10に収容された回路基板上の発光ダイオードの
発光を外部から確認できるように、穴23が形成され
る。突出爪21には蓋19を取外す際の爪掛け穴24が
形成される。装着された電池18は図6に示すように一
方の極、例えば(−)極が導電板5に接続され、他方に
極、例えば(+)極が導電材料よりなる蓋19に接続さ
れる。図示していないが電池は脱落しないように柄部4
に保持される。
【0014】使用者の手が蓋19に触れ、毛2が歯牙に
接することにより、図7の回路の手側端子と歯側端子と
の間が閉じられ、使用者の手及び人体を通った電流は歯
髄組織、歯牙組織を経て、歯牙の表面に向かって流れ、
植毛部3のイオン溶出型セラミックより溶出したカルシ
ウム又はフッ素イオンが歯牙及び歯髄に沈着、浸透す
る。この電流の流れは、歯牙表面の歯垢の蛋白質有機物
イオンを歯ブラシ1に吸着させ、歯牙表面から歯垢を分
解除去させる。歯ブラシ1内を通電すると、抵抗R1、
R2と増幅器25とを含む増幅回路によりトランジスタ
26のベースにトリガー電圧が印加され、トランジスタ
26がONになり、発光ダイオード16が通電されて発
光する。発光ダイオード16の発光は穴23を通して容
易に確認できる。
【0015】
【効果】本発明によれば、柄部と植毛部との結合に長手
方向に長くかつ幅方向に対の面接触部を形成しているの
で、その結合強度は高く、ガタ付きがない。加えて、少
なくとも、光と音の何れかの信号により通電状態を確認
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電子歯ブラシの正面図であ
る。
【図2】図2は底面図である。
【図3】図3は平面図である。
【図4】図4は柄部の斜視図である。
【図5】図5は蓋の斜視図である。
【図6】図6は蓋を装着時の柄部の部分断面図である。
【図7】図7は回路図である。
【符号の説明】
1 電子歯ブラシ 2 毛 3 植毛部 4 柄部 5 穴 11 第1導電体 16 発光ダイオード 17 発光ダイオード付熱回路 18 電池 19 蓋 23 穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛を植えた植毛部と、該植毛部に対し脱
    着自在な柄部と、該柄部の内部に納められた電池と、植
    毛部の毛の近くに設けた第1導電体と、柄部の表面に設
    けられた第2導電体と、電池の一方の電極を第1導電体
    にかつ他方の電極を第2導電体に接続する電気回路を有
    し、第1と第2導電体を人為的に接続させることで電気
    回路を閉とする電子歯ブラシにおいて、植毛部又は柄部
    の一方が本体から延出する係合突起付きの突起および突
    起のほぼ全側面より外方へ延出するU字状の座面部とを
    有し、植毛部又は柄部の他方が座面部を受ける溝部と係
    合突起を受ける係合溝を有することを特徴とする電子歯
    ブラシ。
  2. 【請求項2】 電気回路が発光ダイオード又は発声装置
    を備える請求項1記載の電子歯ブラシ。
JP28244794A 1994-10-24 1994-10-24 電子歯ブラシ Pending JPH07163424A (ja)

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JP28244794A JPH07163424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 電子歯ブラシ

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JP28244794A JPH07163424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 電子歯ブラシ

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JP27946088A Division JPH02126806A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 電子歯ブラシ

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JPH07163424A true JPH07163424A (ja) 1995-06-27

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ID=17652548

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JP28244794A Pending JPH07163424A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 電子歯ブラシ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63249507A (ja) * 1987-04-03 1988-10-17 福場 博 電動式電子歯ブラシ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63249507A (ja) * 1987-04-03 1988-10-17 福場 博 電動式電子歯ブラシ

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