JP2542412Y2 - 電気歯ブラシ - Google Patents
電気歯ブラシInfo
- Publication number
- JP2542412Y2 JP2542412Y2 JP1990023733U JP2373390U JP2542412Y2 JP 2542412 Y2 JP2542412 Y2 JP 2542412Y2 JP 1990023733 U JP1990023733 U JP 1990023733U JP 2373390 U JP2373390 U JP 2373390U JP 2542412 Y2 JP2542412 Y2 JP 2542412Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- flocked
- electrodes
- handle portion
- electric toothbrush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （目的） 本考案は、歯垢形成因子である細菌、蛋白質の効果的
除去並びに歯みがき作業を楽しくするために歯みがき作
業中リズム音を発生する電気歯ブラシに関する。従来、
歯のう蝕防止を主目的として弗素陰イオンの歯牙への付
着促進、及び歯垢形成因子の１つであるCaイオンの歯牙
への付着防止のために歯牙を陽電位に保つ発想に基づき
人体を介して通電する電子歯ブラシが考案され実用化さ
れていることは周知である。
除去並びに歯みがき作業を楽しくするために歯みがき作
業中リズム音を発生する電気歯ブラシに関する。従来、
歯のう蝕防止を主目的として弗素陰イオンの歯牙への付
着促進、及び歯垢形成因子の１つであるCaイオンの歯牙
への付着防止のために歯牙を陽電位に保つ発想に基づき
人体を介して通電する電子歯ブラシが考案され実用化さ
れていることは周知である。
他方歯垢形成因子としてはCaイオン以外に細菌、蛋白
質の関与が明らかにされているが、これらは負に帯電し
ているために、従来の電子歯ブラシを用いた場合歯牙へ
の付着が促進される結果、効果的な除去が出来なかっ
た。
質の関与が明らかにされているが、これらは負に帯電し
ているために、従来の電子歯ブラシを用いた場合歯牙へ
の付着が促進される結果、効果的な除去が出来なかっ
た。
又、単調な歯みがき作業に楽しみを与えるため歯みが
き作業中に光や音を発生する機構や歯ブラシ時間を報告
する機構を有する電子歯ブラシが考案されている（実願
昭52−166575号のマイクロフィルム、実願昭61−123366
号のマイクロフィルム参照）が、電子歯ブラシは歯牙を
陽電位に保つ必要から人体を介する通電が必須である
為、人体の大きな電気抵抗及びその個人差により安定し
た報知機構を得る為に回路に特別な工夫を要したり、回
路とは別のセンサー機構を装備する必要があった。
き作業中に光や音を発生する機構や歯ブラシ時間を報告
する機構を有する電子歯ブラシが考案されている（実願
昭52−166575号のマイクロフィルム、実願昭61−123366
号のマイクロフィルム参照）が、電子歯ブラシは歯牙を
陽電位に保つ必要から人体を介する通電が必須である
為、人体の大きな電気抵抗及びその個人差により安定し
た報知機構を得る為に回路に特別な工夫を要したり、回
路とは別のセンサー機構を装備する必要があった。
本考案は従来の電子歯ブラシに付随するこれらの問題
を解決するためになされたものである。
を解決するためになされたものである。
（構成） 本考案は、前述した目的を達成するために、植毛部に
対の離間した電極を固定し、この電極を電源、メロディ
ーボードに電気的に接続する構成を基本的に採用する。
対の離間した電極を固定し、この電極を電源、メロディ
ーボードに電気的に接続する構成を基本的に採用する。
本考案は、毛を植えた植毛部と、柄部とを有し、該柄
部内部に収められた電池より接続された（＋）、（−）
の離間した電極が歯ブラシ植毛部表面に人体に接するこ
とを要件とすることなく備えられ、ブラシ使用時に口中
の唾液、歯みがき剤、水等で両電極が電気的に接続され
電気回路が形成されることにより、通常の電子歯ブラシ
と異り歯牙を陽電位に保つことを避けることにより、細
菌、蛋白質の歯牙への付着を防止すると同時に除去し、
且つメロディーボードに対してスイッチの役割をするこ
とを特徴とする電気歯ブラシを提供する。
部内部に収められた電池より接続された（＋）、（−）
の離間した電極が歯ブラシ植毛部表面に人体に接するこ
とを要件とすることなく備えられ、ブラシ使用時に口中
の唾液、歯みがき剤、水等で両電極が電気的に接続され
電気回路が形成されることにより、通常の電子歯ブラシ
と異り歯牙を陽電位に保つことを避けることにより、細
菌、蛋白質の歯牙への付着を防止すると同時に除去し、
且つメロディーボードに対してスイッチの役割をするこ
とを特徴とする電気歯ブラシを提供する。
歯ブラシの植毛部を口中に入れ、上下左右に動かす
と、口中の唾液や歯みがき剤が、植毛部の電極間を電気
的に接続し細菌や蛋白質を歯牙に付着させることなく、
電気歯ブラシの正極側に移動させることにより、これら
を歯面、口中から除去し歯を浄化するとともに、スイッ
チ機能によりメロディーICをオン状態とさせ、スピーカ
ーより一定のリズム音やミュージックを出すようにす
る。この音は、単調な歯みがき作業に変化を与え、歯み
がきを楽しいものにする。又、歯みがき中のこの音は、
子供の歯みがき時間を、洗面所外の親にも知らせること
ができ、親の心配を解消させる。
と、口中の唾液や歯みがき剤が、植毛部の電極間を電気
的に接続し細菌や蛋白質を歯牙に付着させることなく、
電気歯ブラシの正極側に移動させることにより、これら
を歯面、口中から除去し歯を浄化するとともに、スイッ
チ機能によりメロディーICをオン状態とさせ、スピーカ
ーより一定のリズム音やミュージックを出すようにす
る。この音は、単調な歯みがき作業に変化を与え、歯み
がきを楽しいものにする。又、歯みがき中のこの音は、
子供の歯みがき時間を、洗面所外の親にも知らせること
ができ、親の心配を解消させる。
本考案の好ましい実施例を以下に述べる。
電気歯ブラシ１は、毛２を植毛させた植毛部３を有
し、植毛部３の表面に導電体からなる対の正負電極４、
５を離間し、かつ唇等の人体に直接触れることのないよ
う設ける。電極に接続される導電体は植毛部３内を延在
し、人体に直接触れない。植毛部３は、その端部からシ
ャフト６を延在させ、その先端をくぼみの有するアンカ
ー部７とする。シャフト６には離間した電気接点８、９
を設け、各接点８、９を各電極４、５に夫々電気コード
等の導電体を用いて接続する。
し、植毛部３の表面に導電体からなる対の正負電極４、
５を離間し、かつ唇等の人体に直接触れることのないよ
う設ける。電極に接続される導電体は植毛部３内を延在
し、人体に直接触れない。植毛部３は、その端部からシ
ャフト６を延在させ、その先端をくぼみの有するアンカ
ー部７とする。シャフト６には離間した電気接点８、９
を設け、各接点８、９を各電極４、５に夫々電気コード
等の導電体を用いて接続する。
柄部10は、シャフト６を挿入し且つ保持する中空部11
を有し、その中空部11の内周面に、シャフト６を中空部
11に挿入した時、シャフト６の接点８、９に電気的に接
触する接点12、13を設ける。さらに、柄部10内にメロデ
ィーIC14、電池15及びスピーカーを埋込む。各部品は、
第２図の如く接続する。発光回路は付加してもよい。
を有し、その中空部11の内周面に、シャフト６を中空部
11に挿入した時、シャフト６の接点８、９に電気的に接
触する接点12、13を設ける。さらに、柄部10内にメロデ
ィーIC14、電池15及びスピーカーを埋込む。各部品は、
第２図の如く接続する。発光回路は付加してもよい。
第３図に示す例は、植毛部３と柄部10とを一体に成形
したもので、シャフト６、接点８、９、12、13を省略し
た以外、第１図に示す例と同じである。但し、、電極
４、５を植毛部３の両側に付設しているのに対し、第１
図の例は、植毛部３の背面に付設させているので、電極
４、５の取付は両者異る。
したもので、シャフト６、接点８、９、12、13を省略し
た以外、第１図に示す例と同じである。但し、、電極
４、５を植毛部３の両側に付設しているのに対し、第１
図の例は、植毛部３の背面に付設させているので、電極
４、５の取付は両者異る。
使用者が歯みがき粉と共に毛２を歯に接触させて、植
毛部３を上下左右に動かすと、口中の唾液、歯みがき
剤、水等が両電極４、５を電気的に接続する。このた
め、第２図の電気回路が閉じられ、負に帯電した細菌、
蛋白質は正極に移動し口中から除去されると共にスピー
カー16より、リズム音或いはミュージック音が流れるこ
とになる。このため、歯みがき中には音が絶えず、歯み
がきを楽しいものにし、且つ歯みがき中のことを近くの
人に知らせ得る。
毛部３を上下左右に動かすと、口中の唾液、歯みがき
剤、水等が両電極４、５を電気的に接続する。このた
め、第２図の電気回路が閉じられ、負に帯電した細菌、
蛋白質は正極に移動し口中から除去されると共にスピー
カー16より、リズム音或いはミュージック音が流れるこ
とになる。このため、歯みがき中には音が絶えず、歯み
がきを楽しいものにし、且つ歯みがき中のことを近くの
人に知らせ得る。
（効果） 本考案による歯ブラシは、歯垢形成因子である細菌、
蛋白質を口中から効果的に除去するとともに音の出るこ
とから幼児が進んで且つ喜んで歯みがきをするようにな
り、健康増進に大いに役立つ。又、両電極は、充分に離
間しているので、不使用時には、両電極間を水分が接続
させることはなく、電池の浪費を防止できる。さらに、
シャフトを充分に長くとり、又両接点を離間させている
ので植毛部を取外し自在にした場合でも、この部分での
漏電はない。
蛋白質を口中から効果的に除去するとともに音の出るこ
とから幼児が進んで且つ喜んで歯みがきをするようにな
り、健康増進に大いに役立つ。又、両電極は、充分に離
間しているので、不使用時には、両電極間を水分が接続
させることはなく、電池の浪費を防止できる。さらに、
シャフトを充分に長くとり、又両接点を離間させている
ので植毛部を取外し自在にした場合でも、この部分での
漏電はない。
第１図は本例の分割型の歯ブラシの平面図、第２図は電
気回路を示す図、第３図は本例の一体型の歯ブラシの平
面図である。 図中:2…毛、３…植毛部、４、５…電極、６…シャフ
ト、10…柄部、14…メロディーIC、15…電池、16…スピ
ーカー
気回路を示す図、第３図は本例の一体型の歯ブラシの平
面図である。 図中:2…毛、３…植毛部、４、５…電極、６…シャフ
ト、10…柄部、14…メロディーIC、15…電池、16…スピ
ーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渥美 公則 東京都中央区築地２丁目11番10号 （築 地中央ビル）株式会社サンギ内 (56)参考文献 実開 昭54−91969（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−29426（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭45−23984（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭41−10097（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (2)
- 【請求項１】毛を植えた植毛部と、柄部とを有し、該柄
部内部に収められた電池より接続された（＋）、（−）
の離間した電極が歯ブラシ植毛部表面に備えられ、両電
極がブラシ使用時に口中の唾液、歯みがき剤、水等で人
体を介することなく電気的に接続され閉の電気回路が形
成され、柄部内の電気回路内にメロディーIC、スピーカ
ーを備えたことを特徴とする電気歯ブラシ。 - 【請求項２】植毛部と柄部とが着脱自在にして前記植毛
部のシャフト部が前記電極に接続された離間した接点を
有し、該シャフト部が挿入される前記柄部の中空部の内
面に前記接点と接する第２の接点を有する請求項（１）
の電気歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990023733U JP2542412Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 電気歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990023733U JP2542412Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 電気歯ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03116118U JPH03116118U (ja) | 1991-12-02 |
| JP2542412Y2 true JP2542412Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31526717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990023733U Expired - Lifetime JP2542412Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 電気歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542412Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102195771B1 (ko) * | 2020-04-06 | 2020-12-28 | 주식회사 프록시헬스케어 | 전기 칫솔 |
| WO2022211217A1 (ko) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 주식회사 프록시헬스케어 | 반려 동물용 전기 칫솔 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10245086A1 (de) * | 2002-09-27 | 2004-04-08 | Trisa Holding Ag | Verfahren zur Herstellung einer Zahnbürste |
| JP4688081B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2011-05-25 | 裕二 三輪 | 口腔内発光器及びその製作方法 |
| JP2017063955A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 日機装株式会社 | 歯ブラシ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4110097Y1 (ja) * | 1964-08-18 | 1966-05-14 | ||
| JPS5491969U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-06-29 | ||
| JPS6329426U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP1990023733U patent/JP2542412Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102195771B1 (ko) * | 2020-04-06 | 2020-12-28 | 주식회사 프록시헬스케어 | 전기 칫솔 |
| WO2021206247A1 (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 주식회사 프록시헬스케어 | 전기 칫솔 |
| KR20210124006A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 주식회사 프록시헬스케어 | 전기 칫솔 |
| US11844423B2 (en) | 2020-04-06 | 2023-12-19 | Proxihealthcare Inc. | Electric toothbrush |
| KR102622443B1 (ko) * | 2020-04-06 | 2024-01-08 | 주식회사 프록시헬스케어 | 전기 칫솔 |
| WO2022211217A1 (ko) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 주식회사 프록시헬스케어 | 반려 동물용 전기 칫솔 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03116118U (ja) | 1991-12-02 |
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