JP4688081B2 - 口腔内発光器及びその製作方法 - Google Patents

口腔内発光器及びその製作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4688081B2
JP4688081B2 JP2005328680A JP2005328680A JP4688081B2 JP 4688081 B2 JP4688081 B2 JP 4688081B2 JP 2005328680 A JP2005328680 A JP 2005328680A JP 2005328680 A JP2005328680 A JP 2005328680A JP 4688081 B2 JP4688081 B2 JP 4688081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitter
light
intraoral
light source
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005328680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007130379A (ja
Inventor
裕二 三輪
Original Assignee
裕二 三輪
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 裕二 三輪 filed Critical 裕二 三輪
Priority to JP2005328680A priority Critical patent/JP4688081B2/ja
Publication of JP2007130379A publication Critical patent/JP2007130379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4688081B2 publication Critical patent/JP4688081B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

本発明は、口腔内に着脱自在に装着し、その口腔内において発光する口腔内発光器及びその製作方法に関する。
自己を表現し個性をアピールするために、ブローチのような身飾品に発光体を内蔵したものが提案されている。例えば、高価な宝石だけではなく、発光ダイオード(LED)のような小さな発光部品をブローチに埋め込み、これを点滅又は点灯するように構成したものが提案されている。
また最近では、化粧やアクセサリーの延長として、ネイル・アートやタトゥシールが流行っている。更に、ネイル・アートの発展形として歯に装飾する技術が提案されている。例えば特許文献1の特開平11−128249号公報「歯用装飾部材、人工歯、および、その製造方法」のように、所定の歯または人工歯の被接着面に着脱自在または固定して装着される歯用装飾部材であって、所望の装飾材料が内包され、所定の歯または人工歯の被接着面に密着するようにして事前に加工された接着面と、所望の装飾材料が透視される装飾面とを有するプラスチック材からなる歯用装飾部材が提案されている。
特開平11−128249号
口元における歯並びと歯の形状や色は、その人の顔の表情に大きく影響するものであり重要とされている。これは人の口元から醸し出される美しい笑みは、周囲の人に対してさわやかで、清潔で、明るそうなイメージを与えるからである。しかし、この特許文献1の歯用装飾部材は、歯の表面に、七宝、宝石、シール、ガラス、エナメル、プラスチック、ポーセレン、金箔、銀箔、紙、ビニール、絵、写真、植物又は布を個々の歯に密着させるものであるために、その着脱を容易に行なうことができず、また、歯から離脱しやすいとう問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、口腔内に発光器を着脱自在に装着することで、口腔内が発光することにより強烈な自己表現を可能にした口腔内発光器及びその製作方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の口腔内発光器は、人の口腔(y)内に取り付け、該口腔(y)内で発光する口腔内発光器(1)であって、口蓋(x)に密着するように、上方へ緩やかに膨出する略山形状になり、かつ該口蓋(x)の凹凸面に沿った形状を有する天板部(2)を、光透過性を有する合成樹脂材で形成した発光器本体部(3)と、前記発光器本体部(3)に実装した光源(4)と、前記発光器本体部(3)内に設けた、前記光源(4)用の電源部(5)と、を備え、前記天板部(2)を、口蓋(x)に唾液などの水分を介して密着するように張り付けて固定させ、前記光源(4)を口腔(y)内で発光させるように構成した、ことを特徴とする。
例えば、前記発光器本体部(3)に、前記合成樹脂材に複数の反射部材を埋め込むことができる。
前記発光器本体部(3)に、前記合成樹脂材に複数本の光ファイバーを埋め込むことができる。
前記発光器本体部(3)に、前記合成樹脂材に蛍光体を点在するように埋め込むことができる
口腔内発光器(1)を口腔(y)内に取り付けるための構造としては以下のような構成が考えられる。
前記発光器本体部(3)の周縁に、上顎の歯列(z)の内周における歯茎と歯(t)の根元との境界部分に嵌合するように薄板状の薄板嵌合縁(8)を形成する。
前記発光器本体部(3)の周縁に、上顎の歯列(z)の内周における歯茎と歯の根元との境界部分に嵌合するように、該歯列(z)の歯間に入るように該周縁の周囲方向に突出する凸部分と、歯の根元に当たる凹部分とからなる波形状を有する波形嵌合縁(9)を形成する。
前記発光器本体部(3)を、前記口蓋(x)の凹凸面又は/及び上顎の歯列(z)の内周に密着するよう粘土状又はラバー状の軟質樹脂材から成るものとする。
前記発光器本体部(3)を、光源(4)と電源部(5)とを実装した硬質樹脂板(13)の周囲に、前記口蓋(x)の凹凸面又は/及び上顎の歯列(z)の内周に密着する粘土状又はラバー状の軟質樹脂材(12)から成るものとする。
また前記光源(4)は、色調の異なる複数の光源体を使用し、点灯・点滅の色を変化させることが好ましい。
更に前記電源部(5)に二次電池を用い、該二次電池を前記発光器本体部(3)内に水密に収納し、非接触式端子から充電し得るように構成することも好ましい。
なお前記電源部(5)はペーパー電池である。
また前記電源部(5)と前記光源(4)とを接続する回路は、前記発光器本体部(3)の一部に2個の端子(10a)を露出させ、該2個の端子が口腔(y)内で両者に唾液(s)等の水分が付着すると通電するように構成したスイッチ(10)を備えたものとすることも好ましい。
前記発光器本体部(3)に光センサ(14)を設け、該光センサ(14)が光を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
前記発光器本体部(3)に音センサを設け、該音センサが感知した音の高低に応じて前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
前記発光器本体部(3)に振動センサを設け、該振動センサが振動を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
前記発光器本体部(3)に温度センサを設け、該温度センサが感知した温度の高低に応じて前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
前記発光器本体部(3)に臭気センサを設け、該臭気センサが口腔(y)内の特定の臭気を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
前記発光器本体部(3)にHセンサを設け、該Hセンサが口腔(y)内の特定のHを感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成することができる。
また、本発明の口腔内発光器の製作方法は、人の口腔(y)内に唾液などの水分を介して密着するように張り付け、該口腔(y)内で光源(4)を発光させる口腔内発光器(1)の製作方法であって、先ず、人の口蓋(x)の凹凸面に沿った形状について、印象材を用いて型どりし(S1)、この型どりした印象材を基にして、その口蓋(x)の凹凸面に密着するように、上方へ緩やかに膨出する略山形状の天板部(2)を有し、透光性を有する合成樹脂材からなる発光器本体部(3)を作成し(S2)、この作成した発光器本体部(3)内に、光源(4)と電源となる電池を収納する電池収納器(7)を取り付ける(S4、S5)、ことを特徴とする。
ここで前記型どりした印象材を基にして発光器本体部(3)を作成する(S2)際に、略山形状の天板部(2)の周縁に、上顎の歯列(z)における歯茎と歯の根元との境界部分に嵌合するように、該歯列(z)の歯間に入るように該周縁の周囲方向に突出する凸部分と、歯の根元が当たる凹部分とからなる凸部分と凹部分とが並んだ波形状を有する波形嵌合縁(9)を更に形成することが好ましい。
また前記型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部(2)を有する発光器本体部(3)を作成した後、前記発光器本体部の一部を切削して、前記光源(4)と電池収納器(7)を取り付ける凹部(S3)を形成することも可能である。
また前記型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部(2)を有する発光器本体部(3)を作成する際(S14)に、予め、前記発光器本体部を形成する樹脂材料内に、光源(4)と電池収納器(7)を埋め込むように取り付ける(S12,S13)ことも可能である。
本発明によれば、口腔内発光器(1)を構成する天板部(2)を人の口腔(y)における口蓋(x)に沿った略山形状に形成することにより、天板部(2)が、口腔(y)における口蓋(x)に唾液などの水分のみを介して密着するように張り付くので、口腔内発光器(1)を口蓋(x)にしっかりと取り付けることができる。ここで口腔内発光器(1)は口蓋(x)に取り付ける前に、電源部(5)のスイッチを「ON」にすれば、光源(4)は口腔内で発光するため、発光器の装着者は対面した相手に対し強烈に個性をアピールすることができる。
なお、口蓋(x)と天板部(2)とは隙間なく密着しているため、この光源(4)が口腔(y)内で発光している状態でも、会話や食事をすることが可能である。また市販の入れ歯安定剤などを使用することで、より確実に口腔内発光器(1)の天板部(2)を口蓋(x)に密着させることも勿論可能である。
ここで発光器本体部(3)に透光性を有する部材を使用しているので、光源(4)からの光が広い範囲に拡散するため、口腔(y)内をより鮮明に照らしてやることができる。更に、発光器本体部(3)の合成樹脂材に複数の反射部材、複数本の光ファイバー又は蛍光体を点在するように埋め込むことにより、変化に富んだ発光が可能である。
前記発光器本体部(3)に光センサ(14)、音センサ等のセンサを設けることにより、この光センサ(14)等が光等の状況変化を感知したときに光源(4)を点灯・点滅させることができる。更に、臭気センサ又はHセンサ等を設けることにより口腔(y)の変化状態を光源(4)により容易に認識させることができる。
また、前記発光器本体部(3)の周縁に嵌合縁(8,9)を形成したもの、すなわち個々人の歯形に合わせ発光器本体部(3)の周縁に嵌合縁を形成したもの(オーダーメード品)では、上顎の歯列(z)の内周における歯茎と歯の根元との境界部分のくびれに簡単にこれを嵌合させることができるので、容易には外れにくい口腔内発光器(1)が提供される。
一方前記発光器本体部(3)に粘土状又はラバー状の軟質樹脂材を用いたもの(汎用品)では、口蓋(x)の凹凸面形状と、上顎の歯列(z)の内周に容易に密着させることができるので、様々な人の口腔(y)に簡易に装着することができる口腔内発光器が提供される。
また前記光源(4)を、色調の異なる複数の光源体を使用し、点灯・点滅の色を変化させるようにしてやれば、変化に富んだより強い印象を与えることができる。
本発明の口腔内発光器の製造方法では、「義歯」を製作するように、発光器本体部(3)を作成することにより、個々人の異なる口腔(y)、口蓋(x)に合わせることができる。即ち、口腔(y)内での密着性を高め外れにくい口腔内発光器(1)を製作することができる。
本発明は、人の口蓋に密着させる天板部から成る発光器本体部と、この発光器本体部に設けた光源とその電源部とを備え、口腔内で発光する口腔内発光器及びその製作方法に関するものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例1の口腔内発光器を示すものであり、(a)は正面図、(b)は拡大正断面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。図2は口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態の正面図である。図3は口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を下方から見た口腔内発光器の底面図である。
実施例1の口腔内発光器1は、人の口蓋xに密着させる天板部2を有する発光器本体部3と、LED等の光源4と、この光源4用の電源部5とを備えたものである。このように構成した口腔内発光器1は、人の口腔内に取り付けることで、口腔y内で光源4が点滅又は点灯発光するものである。
発光器本体部3は、口蓋xに密着するように上方へ膨出する扁平の略半球面形状の天板部2を有している。この略山形状の天板部2が、口蓋xにおける軟口蓋直前の位置に密着する。この発光器本体部3の形状、特に天板部2の形状は個々人それぞれ異なるので、後述する製作方法により種々の形状と大きさに製作する。発光器本体部3は、口蓋xに密着する天板部2を有するものであれば、図1(a)、(b)に示すような、なだらかな山形状に限定されない。例えば、天板部2の吸着性が向上するようにディンプル状の略半球状の凹みを多数設けることができる(図示していない)。但し、この口腔内発光器1が口腔y内で邪魔にならない程度にできるだけコンパクトかつ薄型であることが望ましい。
発光器本体部3は、歯科医療で用いる熱可塑性の合成樹脂材、例えばアクリックレジンで製作する。このアクリックレジンは、メタクリル酸エステル重合体とメタクリル酸メチルを混合して硬化させたものである。合成樹脂材は、不透光性のものと透光性のものいずれでも用いることができる。透光性を有する合成樹脂材で製作した発光器本体部3では、光源4と共にこの発光器本体部3自体も発光させることができる。そこで、口腔内発光器1を発光させると、この発光が発光器本体部3内に透過して口腔内をより鮮明に照明することができる。
この発光器本体部3には、合成樹脂材に複数の反射部材(図示していない)を埋め込むことができる。この反射部材には、例えばレンズの働きをする極小のガラスビーズ等を用いる。
また、発光器本体部3は、合成樹脂材に複数本の光ファイバー(図示していない)を埋め込むことができる。この光ファイバーには、非常に高い純度のガラスやプラスチックの細い繊維から成り、光をスムーズに通過させるものを用いる。なお、本発明では、通信の光ファイバーケーブルとして使用するものではないので、見た目がきれいな漏れる光をシールドしない光ファイバーを用いる。
発光器本体部3は、合成樹脂材に蛍光体(図示していない)を点在するように埋め込むことができる。この蛍光体とは、紫外線、電子線等を照射することにより、蛍光を発する化学物質のことである。光る量は照射エネルギーの量に比例する。また、照射するエネルギーが除かれた後も蛍光がゆっくりと持続するものである。
図示例の光源4にはLEDチップを用いている。この光源4は、色調の異なる複数の光源体を使用し、点灯・点滅色を変化させるものである。また、小形かつ耐久性を有するものであれば、このLEDチップ以外に、EL、半導体レーザー素子、豆ランプ等を用いることができる。また、図示例では4個のLEDチップを配置しているが、この数に限定されない。また、光源4は、色調の異なる複数のLEDチップ等の光源体を使用することができる。光源4は点灯又は点滅させる。更に、光源4を点滅させるときは、複数のLEDチップ等の光源4が同時に点滅する方式、複数の光源4がアットランダムに点滅する方式の他に、複数の光源4が順次回転するように点滅する方式等がある。それぞれの点滅方式に沿った回路を電源部5に設ける。
電源部5は、いわゆるボタン電池6をスイッチ機能を有する電池収納器7に収納したものである。なお、電源はこのボタン電池6に限定されないことは勿論である。この電池は、小形でかつ薄いものが好ましいので、例えばペーパー電池を用いることができる。電源にペーパー電池を利用することで、口腔内発光器1の全体をコンパクトかつ軽量にすることができる。
また、電源部5に二次電池を用いることにより、口腔内発光器1を水密構造にすることも可能である。例えば、二次電池を発光器本体部3内に水密状に密閉収納した構造にする。水密構造の口腔内発光器1では、二次電池の充電を容易に実施し得るように、非接触式端子(図示していない)を発光器本体部3に設けることが好ましい。この場合光源への電力供給のON/OFFは指先や舌先などにより、外部から圧力をかけて発光器本体内に収容したスイッチ部を押圧することにより行なわれる。
図4は口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を示す顔の側断面図であり、(a)は張り付ける前の口腔内の状態、(b)は張り付けた後の口腔内の状態である。
このように構成した口腔内発光器1は、人の口腔yにおける口蓋xに取り付けて使用する。このとき、口腔内発光器1は、その略山形状の天板部2が口蓋xに密着するように張り付くので、口蓋xに強固に固定させることができる。光源4を口腔内で発光させるときは、例えば、口腔内発光器1は口蓋xに取り付ける際に、電源部5のスイッチを「ON」にする。消灯するときは、この口腔内発光器1を口から取り出し、電源部5のスイッチを「OFF」にする。
図5は実施例2の周縁に嵌合縁を形成した口腔内発光器を口蓋に張り付ける状態の口腔の正断面図である。図6は実施例2の口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を下方から見た口腔内発光器の底面図である。
実施例2の発光器本体部3は、その周縁に上顎の歯列z、特に歯茎と歯の根元部分に嵌合するように薄板状の薄板嵌合縁8を形成したものである。このように薄板嵌合縁8を形成したものでは、上顎の歯列zの内周に簡単に嵌合させることができ、口腔内発光器1の天板部2と口蓋xとの密着力と相俟って、口腔内発光器1が外れにくくなる。この薄板嵌合縁8の形状は、本発明の口腔内発光器1を装着する人の歯列Zの大きさに応じて種々の形状になる。逆に、口腔内発光器1の天板部2と口蓋xとの密着力が弱いときでも、この薄板嵌合縁8と歯列zとの嵌合力により、口腔内発光器1が外れにくくなる。
図7は実施例3の周縁に波形状の嵌合縁を形成した口腔内発光器を口蓋に張り付け、それを下方から見た状態の口腔内発光器の底面図である。
実施例3の発光器本体部3の周縁に、上顎の歯列zの内周における歯茎と歯の根元との境界部分に嵌合するように、この発光器本体部3を平面視したときに波形状になる波形嵌合縁9を形成したものである。波形嵌合縁9を上顎の歯列zの内周に嵌合させることで、口腔内発光器1の天板部2と口蓋xとの密着力と相俟って口腔内発光器1を更に外れにくくすることができると共に、口蓋x内で口腔内発光器1が位置ズレすることを防止することができる。この波形嵌合縁9の形状は、本発明の口腔内発光器1を装着する人の歯列Zに応じて種々の形状になる。
図8は口腔内発光器のスイッチ構造を示す拡大断面図であり、(a)は水分が付着する前の状態、(b)は水分が付着してスイッチがONした状態である。
このスイッチ10は、発光器本体部3の一部に2個の端子10aを露出させ、この2個の端子10aが口腔y内で両者に唾液s等の水分が付着すると通電して、このスイッチ10は「ON」になり、次にこの2個の端子10aに通電している唾液s等を拭き取ると「OFF」になる機構のものである。かかる機構によれば、スイッチ10が乾いた状謡で口腔内発光器1を口腔x内に取り付けた後に、スイッチ10を唾液により湿らすことで通電させ自由に光源4を発光させることができる。
図9は口腔内発光器のスイッチ構造の他の実施例を示す拡大断面図である。
発光器本体部3を軟質樹脂材で製作する場合、光源4、電源部5およびスイッチ11を発光器本体部3に内包して水密状に構成することが望ましい。そこで、図9に示すように、発光器本体部3を変形しやすい樹脂材で、又は薄膜状に形成した部分にスイッチ11を内蔵する。このスイッチ11は、1回プッシュすると「ON」になり、次にプッシュすると「OFF」になる機構のものである。このようなスイッチ11を内蔵することにより、安全かつ簡単に光源4を点灯又は点滅させることができる。
図10は実施例4の軟質樹脂材で製作した口腔内発光器を示す拡大正断面図である。
実施例4の発光器本体部3は、口蓋xの凹凸面に唾液などを介して密着するラバー状の軟質樹脂材、例えばシリコン樹脂又はEVA樹脂或いはポリアミド樹脂で製作される。このような常温で変形しやすい軟質樹脂材を用いた口腔内発光器1では、口蓋xの凹凸面と、本発明の口腔内発光器1、特に天板部2との寸法に多少の相違があっても、この軟質樹脂材がその相違を容易に吸収することで、口腔内発光器1は口腔y内での収まりがよく、様々な大きさと形状の人に特別な加工を要することなく装着することができる。
図11は実施例5の軟質樹脂材を部分的に利用した口腔内発光器を示す底面図である。
実施例5の発光器本体部3はその周囲の部分に、実施例4より更に柔軟な粘土状の樹脂材(柔軟樹脂材12)を利用した口腔内発光器1である。このように柔軟樹脂材12であれば、発光器を口蓋xに張り付けた後にその周囲の樹脂材を指の腹で口蓋xに押し付けて密着・粘着させることができるので、大きな口でも、小さな口でも、この口腔内発光器1を口腔内に容易に固定することができる。なおこのとき発光器本体部3の全体が柔軟過ぎると、口腔内発光器1が口腔y内で収まりが悪いため、図11に示したように光源4と電源部5は骨格となるように硬質の樹脂板(硬質樹脂板13)に実装し、その周囲に柔軟な樹脂材を形成することが好ましい。
図12は実施例6のセンサを内蔵した口腔内発光器を示す拡大正断面図である。
口腔内発光器1を構成する発光器本体部3に光センサ14を設けることができる。この光センサ14は、口腔y内で光を感知し、その光の強弱に応じて光源4が点灯し、又は点滅するようになっている。この光センサ14は、例えば光の強弱を電気信号にするセンサであり、CDSセルのように光の量により抵抗値が変わるものである。この光センサ14は、発光器本体部3の内部に埋め込めるように小形の半導体を用いたものが好ましい。
発光器本体部3に音センサを設けることができる。この音センサは、音の高低を感知したときに、その音の高低に応じて光源4が点灯・点滅するようになっている。この音センサとして、例えば小形のコンデンサーマイク又は超音波センサ等を用いる。
発光器本体部3に振動センサを設けることができる。この振動センサは振動を感知し、所定の大きな振動、例えば顔を大きく揺らしたとき、又は大きく頷いたときに光源4が点灯・点滅するようになっている。
発光器本体部3に温度センサを設けることができる。この温度センサは、口腔y内で感知した温度の高低に応じて光源4が点灯・点滅するようになっている。ここで用いる温度センサとしては接触型のCMOSセンサ又はチップ型サーミスタを用いる。例えば、熱いお茶を口に入れたときは赤や暖色系の光源4が点灯・点滅し、逆に冷水や冷えたビールを口に入れたときは青や冷色系の光源4が点灯・点滅する。これによりその人が飲料しているものの温度を推測することができる。
発光器本体部3に臭気センサを設けることができる。この臭気センサは、口腔y内の特定の臭気を感知したときに光源4が点灯・点滅するようになっている。この臭気センサは、例えば、主に硫黄化合物系ガスを検知するセンサを用いる。メチルメルカプタン、エタノール、アンモニア等を高い感度で感知できるセンサを用いる。
発光器本体部3にHセンサを設けることができる。このHセンサは、口腔y内の特定のHを感知したときに光源4が点灯・点滅するようになっている。このHセンサにより食事に際してその食物の状態を光源4の点灯状況で認識することができる。
本発明の口腔内発光器1を構成する発光器本体部3には、上述したセンサの他に、特定の化学薬品を感知する化学センサ等の種々のセンサを内蔵することができる。但し、口腔y内という狭い空間であるために、小形で低電力の半導体系の部品が望ましい。
図13は実施例7の口腔内発光器の製作方法を示すフロー図であり、(a)は部品を後付けする方法、(b)は部品を先付けする方法である。
次に、本発明の口腔内発光器の製作する方法を説明する。図13(a)は部品を後付する方法を示すものである。先ず、人の口蓋xについて、印象材を用いて型どりする(S1)。この型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部2を有する発光器本体部3を作成する(S2)。この発光器本体部3の一部を切削して、光源4と電池収納器7を取り付ける凹部を設ける(S3)。或いは、この凹部が形成されるように型を用いて発光器本体部3を作成する(S2)。この作成した発光器本体部3内に、光源4と電源となる電池を収納する電池収納器7を取り付ける(S4,S5)。
なお、型どりした印象材を基にして発光器本体部3を作成する(S2)際に、略山形状の天板部2の周縁に、上顎の歯列の内周に嵌合するように波形状の嵌合縁8を形成する。
本発明の製作方法では、「義歯」を製作するように、発光器本体部3を作成することにより、個々人の異なる口腔x、口蓋yに合わせることができる。即ち、口腔y内での密着性を高め、外れにくい口腔内発光器1を製作することができる。
また、図13(b)に示すように、前述した型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部2を有する発光器本体部3を作成する際に、予め発光器本体部3となる樹脂材料内に、光源4と電池収納器7を埋め込むように取り付ける。
この部品を先付けする方法では、印象材を用いて、人の口蓋xについて型どりする(S11)。
一方、発光器本体部3となる樹脂材料内に、光源4と電池収納器7を埋め込むように取り付ける(S12,S13)。これを用いて、型どりした印象材を基にして、発光器本体部3を作成する(S14)。必要に応じて発光器本体部3の周囲を研磨調整して完成品とする(S15)。
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、口腔内に着脱自在に口腔内発光器1を装着することで、口腔内で発光することにより強烈な自己表現を可能にし、また口腔内を照明することにより歯科治療にも供することができるものであれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の口腔内発光器及びその製作方法は、口腔内で光源を発光させることができるので、発音練習、発声練習の際に口が適正に開いているかどうかの訓練の際、又は歯科治療の際に口腔内の照明装置として利用する等の様々な用途に利用することができる。
本発明の実施例1の口腔内発光器を示すものであり、(a)は正面図、(b)は拡大正断面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態の正面図である。 口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を下方から見た口腔内発光器の底面図である。 口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を示す顔の側断面図であり、(a)は張り付ける前の口腔内の状態、(b)は張り付けた後の口腔内の状態である。 実施例2の周縁に嵌合縁を形成した口腔内発光器を口蓋に張り付ける状態の口腔の正断面図である。 実施例2の口腔内発光器を口蓋に張り付けた状態を下方から見た口腔内発光器の底面図である。 実施例3の周縁に波形状の嵌合縁を形成した口腔内発光器を口蓋に張り付け、それを下方から見た状態の口腔内発光器の底面図である。 口腔内発光器のスイッチ構造を示す拡大断面図であり、(a)は水分が付着する前の状態、(b)は水分が付着してスイッチがONした状態である。 口腔内発光器のスイッチ構造の他の実施例を示す拡大断面図である。 実施例4の軟質樹脂材で作成した口腔内発光器を示す拡大正断面図である。 実施例5の軟質樹脂材を部分的に利用した口腔内発光器を示す底面図である。 実施例6のセンサを内蔵した口腔内発光器を示す拡大正断面図である。 実施例7の口腔内発光器の製作方法を示すフロー図であり、(a)は部品を後付けする方法、(b)は部品を先付けする方法である。
1 口腔内発光器
2 天板部
3 発光器本体部
4 光源(LEDチップ)
5 電源部
6 ボタン電池
7 電池収納器
8 薄板嵌合縁
9 波形嵌合縁
10 スイッチ
10a スイッチ用端子
12 軟質樹脂材
13 硬質樹脂板
14 光センサ
x 口蓋
y 口腔
z 歯列
S1 型どり
S2 発光器本体部の成形
S3 凹部の成形
S4 LEDの装着
S5 電池収納器の取付
S11 型どり
S12 樹脂材内LED取付
S13 樹脂材内電池収納器の取付
S14 発光器本体部の成形
S15 周縁の研磨調整

Claims (21)

  1. 人の口腔(y)内に取り付け、該口腔(y)内で発光する口腔内発光器(1)であって、
    口蓋(x)に密着するように、上方へ緩やかに膨出する略山形状になり、かつ該口蓋(x)の凹凸面に沿った形状を有する天板部(2)を、透光性を有する合成樹脂材で形成した発光器本体部(3)と、
    前記発光器本体部(3)に実装した光源(4)と、
    前記発光器本体部(3)内に設けた、前記光源(4)用の電源部(5)と、を備え、
    前記天板部(2)を、口蓋(x)に唾液などの水分を介して密着するように張り付けて固定させ、前記光源(4)を口腔(y)内で発光させるように構成した、ことを特徴とする口腔内発光器。
  2. 前記発光器本体部(3)は、前記合成樹脂材に複数の反射部材を埋め込んだものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  3. 前記発光器本体部(3)は、前記合成樹脂材に複数本の光ファイバーを埋め込んだものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  4. 前記発光器本体部(3)は、前記合成樹脂材に蛍光体を点在するように埋め込んだものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  5. 前記発光器本体部(3)の周縁に、上顎の歯列(z)の内周における歯茎と歯の根元との境界部分に嵌合するように、該歯列(z)の歯間に入るように該周縁の周囲方向に突出する凸部分と、歯の根元に当たる凹部分とからなる波形状を有する波形嵌合縁(9)を形成した、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  6. 前記発光器本体部(3)は、前記口蓋(x)の凹凸面又は/及び上顎の歯列(z)の内周に密着するよう粘土状又はラバー状の軟質樹脂材から成るものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  7. 前記発光器本体部(3)は、光源(4)と電源部(5)とを実装した硬質樹脂板(13)の周囲に、前記口蓋(x)の凹凸面又は/及び上顎の歯列(z)の内周に密着する粘土状又はラバー状の軟質樹脂材(12)から成るものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  8. 前記光源(4)は、色調の異なる複数の光源体を使用し、点灯・点滅の色を変化させるものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  9. 前記電源部(5)に二次電池を用い、該二次電池を前記発光器本体部(3)内に水密に収納し、非接触式端子から充電し得るように構成したものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  10. 前記電源部(5)はペーパー電池である、ことを特徴とする請求項9の口腔内発光器。
  11. 前記電源部(5)と前記光源(4)とを接続する回路は、前記発光器本体部(3)の一部に2個の端子(10a)を露出させ、該2個の端子が口腔(y)内で両者に唾液(s)等の水分が付着すると通電するように構成したスイッチ(10)を備えたものである、ことを特徴とする請求項1の口腔内発光器。
  12. 前記発光器本体部(3)に光センサ(14)を設け、該光センサ(14)が光を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  13. 前記発光器本体部(3)に音センサを設け、該音センサが感知した音の高低に応じて前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  14. 前記発光器本体部(3)に振動センサを設け、該振動センサが振動を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  15. 前記発光器本体部(3)に温度センサを設け、該温度センサが感知した温度の高低に応じて前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  16. 前記発光器本体部(3)に臭気センサを設け、該臭気センサが口腔(y)内の特定の臭気を感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  17. 前記発光器本体部(3)にHセンサを設け、該Hセンサが口腔(y)内の特定のHを感知したときに前記光源(4)が点灯・点滅するように構成した、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7の口腔内発光器。
  18. 人の口腔(y)内に唾液などの水分を介して密着するように張り付け、該口腔(y)内で光源(4)を発光させる口腔内発光器(1)の製作方法であって、
    先ず、人の口蓋(x)の凹凸面に沿った形状について、印象材を用いて型どりし(S1)、
    この型どりした印象材を基にして、その口蓋(x)の凹凸面に密着するように、上方へ緩やかに膨出する略山形状の天板部(2)を有し、透光性を有する合成樹脂材からなる発光器本体部(3)を作成し(S2)、
    この作成した発光器本体部(3)内に、光源(4)と電源となる電池を収納する電池収納器(7)を取り付ける(S4、S5)、ことを特徴とする口腔内発光器の製作方法。
  19. 前記型どりした印象材を基にして発光器本体部(3)を作成する(S2)際に、
    略山形状の天板部(2)の周縁に、上顎の歯列(z)における歯茎と歯の根元との境界部分に嵌合するように、該歯列(z)の歯間に入るように該周縁の周囲方向に突出する凸部分と、歯の根元が当たる凹部分とからなる凸部分と凹部分とが並んだ波形状を有する波形嵌合縁(9)を更に形成する、ことを特徴とする請求項18の口腔内発光器の製作方法。
  20. 前記型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部(2)を有する発光器本体部(3)を作成した後、
    前記発光器本体部の一部を切削して、前記光源(4)と電池収納器(7)を取り付ける凹部(S3)を形成する、ことを特徴とする請求項18の口腔内発光器の製作方法。
  21. 前記型どりした印象材を基にして、略山形状の天板部(2)を有する発光器本体部(3)を作成する際(S14)に、
    予め、前記発光器本体部を形成する樹脂材料内に、光源(4)と電池収納器(7)を埋め込むように取り付ける(S12,S13)、ことを特徴とする請求項18の口腔内発光器の製作方法。
JP2005328680A 2005-11-14 2005-11-14 口腔内発光器及びその製作方法 Expired - Fee Related JP4688081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328680A JP4688081B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 口腔内発光器及びその製作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328680A JP4688081B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 口腔内発光器及びその製作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007130379A JP2007130379A (ja) 2007-05-31
JP4688081B2 true JP4688081B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=38152510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328680A Expired - Fee Related JP4688081B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 口腔内発光器及びその製作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4688081B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101760274B1 (ko) * 2015-10-02 2017-07-21 최동운 상황인식 기반의 감성 스마트 주얼리

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03116118U (ja) * 1990-03-12 1991-12-02
JP2001204521A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Alps Electric Co Ltd 装飾具
JP2002223854A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Manii Kk オーラルケア用品
WO2005004745A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Showa Yakuhin Kako Co., Ltd. 医療用発光装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081464B2 (ja) * 1989-05-30 1996-01-10 鹿島建設株式会社 埋設導電体の非破壊検出装置
JPH06304010A (ja) * 1993-04-26 1994-11-01 Panpukin House:Kk 装飾品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03116118U (ja) * 1990-03-12 1991-12-02
JP2001204521A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Alps Electric Co Ltd 装飾具
JP2002223854A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Manii Kk オーラルケア用品
WO2005004745A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Showa Yakuhin Kako Co., Ltd. 医療用発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007130379A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104334116B (zh) 牙齿美白装置
US7237922B2 (en) Pumpkin illumination stake
CN105361966B (zh) 电动牙刷
CN108464622B (zh) 照明式多灯闪光牙刷及使用方法
WO1999004195A1 (en) Elongated, decorative, flexible, light-transmitting assembly
KR100773379B1 (ko) 치아 미백장치
US20040043349A1 (en) Illuminated mouthpiece
US5524638A (en) Amusement device for use during sexual intercourse
US20030136416A1 (en) Mouthguard adorned with novelty teeth
US20080113313A1 (en) Self contained composition enhancing dental tray
US20090293896A1 (en) Illuminated artificial fingernails
JP2003526399A (ja) 靴の照明方法および装置
US20050251211A1 (en) Multiple nipple pacifier
US6273580B1 (en) Candy light licks
US6619810B2 (en) Halloween treat carrier including glow-in-the-dark material, pumpkin decorating kit, and method for decorating a pumpkin
JP4688081B2 (ja) 口腔内発光器及びその製作方法
US7997898B2 (en) Illuminated orthodontic retainer
US20080044793A1 (en) Simulated teeth coverings
JP2007125113A (ja) 化粧歯およびその製造方法
TW200422004A (en) Customizable, illuminated hair beads
US20120045729A1 (en) Illuminated orthodontic retainer and case therefor
KR200447718Y1 (ko) 유아용 신발
US20230149141A1 (en) Oral Treatment Device and Related Methods
EP1424524A1 (en) Decorative light
US7178363B2 (en) Illuminated and fragrance-releasing jewelry device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees