JPH08322642A - 電子歯ブラシ - Google Patents
電子歯ブラシInfo
- Publication number
- JPH08322642A JPH08322642A JP15671995A JP15671995A JPH08322642A JP H08322642 A JPH08322642 A JP H08322642A JP 15671995 A JP15671995 A JP 15671995A JP 15671995 A JP15671995 A JP 15671995A JP H08322642 A JPH08322642 A JP H08322642A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- brush
- conductor
- handle
- grip part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 植毛部のターミナルと、植毛部の中央孔の長
手部材との電気的接続と、該部分のシール性を高める。 【構成】 植毛部（３）の穴（７）に導電性のゴム又は
プラスチック製のターミナル（６）を圧入する。ターミ
ナル（６）の底面の溝（１０）に導電性のスプリング状
の長手部材（１２）を弾力的に係合させる。
手部材との電気的接続と、該部分のシール性を高める。 【構成】 植毛部（３）の穴（７）に導電性のゴム又は
プラスチック製のターミナル（６）を圧入する。ターミ
ナル（６）の底面の溝（１０）に導電性のスプリング状
の長手部材（１２）を弾力的に係合させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人体を電気回路のスイ
ッチとする電子歯ブラシに関する。
ッチとする電子歯ブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】人間の歯は、その表面に歯垢が付き易
く、歯垢の放置は虫歯や他の病の基になることから、人
は定期的に歯垢の除去を歯科医の下で行う。しかし、日
々の歯みがき時に、できる限り歯垢を除去しようとする
目的で電子歯ハブシが提案される。この電子歯ブラシは
歯を負に帯電させ、負の極性を示す歯垢との間に斥力を
働かせて歯垢を歯面よりはがし、正極のブラシに引き寄
せるものである。
く、歯垢の放置は虫歯や他の病の基になることから、人
は定期的に歯垢の除去を歯科医の下で行う。しかし、日
々の歯みがき時に、できる限り歯垢を除去しようとする
目的で電子歯ハブシが提案される。この電子歯ブラシは
歯を負に帯電させ、負の極性を示す歯垢との間に斥力を
働かせて歯垢を歯面よりはがし、正極のブラシに引き寄
せるものである。
【０００３】電子歯ブラシの基本構成は、実開昭５４−
９１９６９号公報に示される。植毛部に植設したブラシ
の根元部に導電性のターミナルプレートを固定し、この
プレートを植毛部の中央に差込んだ金属製のロッドと電
気的に接続し、さらに、植毛部に対して着脱自在な柄部
の内部に配した電池の一方の極を柄部の外表面の第１の
導電体に接続しかつ他方の電極を柄部の先端から突出す
る第２の導電体に接続する構成を有す。柄部を植毛部に
取付けると、第２の導電体がロッドに接触し、第１導電
体を手にし、ブラシを口にすると、ターミナルと第１の
導電体が人体を介して電気的に接続し、歯垢の除去を電
子的に行う。勿論、歯みがき剤を使っての歯面のブラッ
シングは、歯面から食物のカス等を除去する。
９１９６９号公報に示される。植毛部に植設したブラシ
の根元部に導電性のターミナルプレートを固定し、この
プレートを植毛部の中央に差込んだ金属製のロッドと電
気的に接続し、さらに、植毛部に対して着脱自在な柄部
の内部に配した電池の一方の極を柄部の外表面の第１の
導電体に接続しかつ他方の電極を柄部の先端から突出す
る第２の導電体に接続する構成を有す。柄部を植毛部に
取付けると、第２の導電体がロッドに接触し、第１導電
体を手にし、ブラシを口にすると、ターミナルと第１の
導電体が人体を介して電気的に接続し、歯垢の除去を電
子的に行う。勿論、歯みがき剤を使っての歯面のブラッ
シングは、歯面から食物のカス等を除去する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子歯ブラシ
は、ターミナルプレートが植毛部の外表面に固定され、
このターミナルプレートに植毛部の中央に差込まれたロ
ッドの先端を電気的に接続するものであるが、この電気
的接続が不完全で、時には、この接続がはずれ断線状態
を作り、電子歯ブラシの機能を損う。それ故に、本発明
は、前述した不具合を解消させることを解決すべき課題
とする。
は、ターミナルプレートが植毛部の外表面に固定され、
このターミナルプレートに植毛部の中央に差込まれたロ
ッドの先端を電気的に接続するものであるが、この電気
的接続が不完全で、時には、この接続がはずれ断線状態
を作り、電子歯ブラシの機能を損う。それ故に、本発明
は、前述した不具合を解消させることを解決すべき課題
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、ターミナルを導電性のゴム又はプラ
スチック材から作り、植毛部の穴にターミナルを弾力的
に埋込む手段を用いる。
を解決するために、ターミナルを導電性のゴム又はプラ
スチック材から作り、植毛部の穴にターミナルを弾力的
に埋込む手段を用いる。
【０００６】より具体的には、本発明は、植設されたブ
ラシ近くに埋込まれかつ外部に露出するターミナルおよ
び該ターミナルに電気的に接続された長手部材とを有す
る植毛部、該植毛部に対して着脱自在な柄部とを有し、
柄部内の電池の負極を柄部の外表面の第１の導電体にか
つその正極を柄部の先端から突出する第２の導電体に接
続し、ターミナルが導電性のゴム又はプラスチック材か
らなる電子歯ブラシを提供する。
ラシ近くに埋込まれかつ外部に露出するターミナルおよ
び該ターミナルに電気的に接続された長手部材とを有す
る植毛部、該植毛部に対して着脱自在な柄部とを有し、
柄部内の電池の負極を柄部の外表面の第１の導電体にか
つその正極を柄部の先端から突出する第２の導電体に接
続し、ターミナルが導電性のゴム又はプラスチック材か
らなる電子歯ブラシを提供する。
【０００７】
【作用】本発明によれば、ターミナルは乾燥が早く、
又、錆びもなく衛生的であり、ターミナルが植毛部の穴
に密着するので、水が植毛部内の長手部材を伝って柄部
へ浸入し、電気回路を短絡させるといった事故を作らな
い。加えて、ターミナルの植毛部の穴への圧入が自動的
にターミナルが長手部材と密着するので両者の電気的接
続は常に保障される。
又、錆びもなく衛生的であり、ターミナルが植毛部の穴
に密着するので、水が植毛部内の長手部材を伝って柄部
へ浸入し、電気回路を短絡させるといった事故を作らな
い。加えて、ターミナルの植毛部の穴への圧入が自動的
にターミナルが長手部材と密着するので両者の電気的接
続は常に保障される。
【０００８】
【実施例】電子歯ブラシ１は、ブラシ２を植設した合成
樹脂製の植毛部３と、植毛部３に対して着脱自在な柄部
４とを有し、合成樹脂製の柄部４の外周面に導電性の第
１の導電体５を固定する。植毛部３のブラシ２の近くに
導電性のゴム又はプラスチック材の正方形のブロックか
らなるターミナル６を固定する。
樹脂製の植毛部３と、植毛部３に対して着脱自在な柄部
４とを有し、合成樹脂製の柄部４の外周面に導電性の第
１の導電体５を固定する。植毛部３のブラシ２の近くに
導電性のゴム又はプラスチック材の正方形のブロックか
らなるターミナル６を固定する。
【０００９】図３と図４を参照する。植毛部３にターミ
ナル６を圧入する方形の穴７を穿ける。穴７の対向側面
に突片８を形成し、該突片８をターミナル６の周囲のく
ぼみ９に弾性的に係合自在とさせる。ターミナル６の下
面に孔又は溝１０を設ける。植毛部３の中央部に、一端
が穴７に連通し他端がその後端に開口する中央孔１１を
穿け、この中央孔１１に、導電性のコイル状スプリング
の長手部材１２を挿入する。植毛部３の後端を側方向に
拡がった形とさせ、この部分にスリット１３と、その内
壁に突部１４とを設ける。
ナル６を圧入する方形の穴７を穿ける。穴７の対向側面
に突片８を形成し、該突片８をターミナル６の周囲のく
ぼみ９に弾性的に係合自在とさせる。ターミナル６の下
面に孔又は溝１０を設ける。植毛部３の中央部に、一端
が穴７に連通し他端がその後端に開口する中央孔１１を
穿け、この中央孔１１に、導電性のコイル状スプリング
の長手部材１２を挿入する。植毛部３の後端を側方向に
拡がった形とさせ、この部分にスリット１３と、その内
壁に突部１４とを設ける。
【００１０】中央孔１１に長手部材１２を挿入し、穴７
にターミナル２を圧入し、突片８とくぼみ９を係合させ
る。この際、溝１０がスプリング状の長手部材１２の一
端に弾力的にしっかり密着し、ターミナル２と長手部材
１２とを電気的に接続し、この接続は歯ブラシを落下さ
せたりした程度では外れることはないし、又、植毛部３
を柄部４から離しても長手部材１２が落ちることはな
い。
にターミナル２を圧入し、突片８とくぼみ９を係合させ
る。この際、溝１０がスプリング状の長手部材１２の一
端に弾力的にしっかり密着し、ターミナル２と長手部材
１２とを電気的に接続し、この接続は歯ブラシを落下さ
せたりした程度では外れることはないし、又、植毛部３
を柄部４から離しても長手部材１２が落ちることはな
い。
【００１１】柄部４は、内部の電池の正極に接続されか
つその先端から突出する第２の導電体１５、突部１４と
係合可能な凹部１６、スリット１３に係合可能な凸部１
７を備える。
つその先端から突出する第２の導電体１５、突部１４と
係合可能な凹部１６、スリット１３に係合可能な凸部１
７を備える。
【００１２】図３に示す状態から、柄部４の先端を、植
毛部３の後端に挿入すると、長手部材１２が第２の導電
体１５により弾性的に縮み、スリット１３と凸部１８、
凹部１６と突部１４とを係合関係とし、植毛部３と柄部
４とを強固な結合関係とし、両者を離反させるときに
は、柄部４を植毛部３に対して離す方向に引張ればよ
い。植毛部３と柄部４とを結合させた状態ではターミナ
ル２の周囲、結合部から水が内部に浸入することはな
い。
毛部３の後端に挿入すると、長手部材１２が第２の導電
体１５により弾性的に縮み、スリット１３と凸部１８、
凹部１６と突部１４とを係合関係とし、植毛部３と柄部
４とを強固な結合関係とし、両者を離反させるときに
は、柄部４を植毛部３に対して離す方向に引張ればよ
い。植毛部３と柄部４とを結合させた状態ではターミナ
ル２の周囲、結合部から水が内部に浸入することはな
い。
【００１３】
【効果】ゴムやプラスチック材で作成したターミナル
は、水にぬれかつ電流を通したことよりイオン化し、こ
のイオンが口中に溶出するということもないので、従前
の如き金属製ターミナルを使用したときのようなイオン
化防止のための表面処理を必要としない。さらに、ター
ミナルと長手部材の電気的接続が強固なので断線事故は
ない。
は、水にぬれかつ電流を通したことよりイオン化し、こ
のイオンが口中に溶出するということもないので、従前
の如き金属製ターミナルを使用したときのようなイオン
化防止のための表面処理を必要としない。さらに、ター
ミナルと長手部材の電気的接続が強固なので断線事故は
ない。
【図１】本発明の一例の電子歯ブラシの平面図である。
【図２】図１に示す例の側面図である。
【図３】植毛部と柄部との結合部と長手部材取付用中央
孔とを示す一部破断の側面図である。
孔とを示す一部破断の側面図である。
【図４】ターミナル取付部を示す斜視図である。
２ ブラシ ３ 植毛部 ４ 柄部 ５、１５ 導電体 ６ ターミナル ７ 穴 １１ 中央孔 １２ 長手部材
Claims (4)
- 【請求項１】 植設されたブラシ近くに埋込まれかつ外
部に露出するターミナルおよび該ターミナルに電気的に
接続された長手部材とを有する植毛部、該植毛部に対し
て着脱自在な柄部とを有し、柄部内の電池の負極を柄部
の外表面の第１の導電体にかつその正極を柄部の先端か
ら突出する第２の導電体に接続し、ターミナルが導電性
のゴム又はプラスチック材からなる電子歯ブラシ。 - 【請求項２】 長手部材がスプリングであり、スプリン
グの一端をターミナルに穿けた小穴又は溝に挿入する請
求項１記載の電子歯ブラシ。 - 【請求項３】 ターミナルの側壁のくぼみに植毛部のタ
ーミナル埋込み用穴の側壁の突片とを係合させる請求項
２記載の電子歯ブラシ。 - 【請求項４】 ターミナルが略正方形のもので、その側
壁のくぼみをその周囲に連続して形成し、ターミナル植
込み用穴に対して方向性をなくした請求項３記載の電子
歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15671995A JPH08322642A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 電子歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15671995A JPH08322642A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 電子歯ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322642A true JPH08322642A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15633848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15671995A Pending JPH08322642A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 電子歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322642A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009128477A1 (ja) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | パナソニック電工株式会社 | 電子歯ブラシ |
| JP2012135377A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Panasonic Corp | 導電性歯ブラシ |
| CN103239175A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-08-14 | 四川大学 | 一种简单的洗澡刷 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP15671995A patent/JPH08322642A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009128477A1 (ja) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | パナソニック電工株式会社 | 電子歯ブラシ |
| US8413285B2 (en) | 2008-04-15 | 2013-04-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electronic toothbrush |
| JP5314675B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2013-10-16 | パナソニック株式会社 | 電子歯ブラシ |
| JP2012135377A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Panasonic Corp | 導電性歯ブラシ |
| CN103239175A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-08-14 | 四川大学 | 一种简单的洗澡刷 |
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