JPH07163071A - 永久磁石ロータ - Google Patents
永久磁石ロータInfo
- Publication number
- JPH07163071A JPH07163071A JP6255486A JP25548694A JPH07163071A JP H07163071 A JPH07163071 A JP H07163071A JP 6255486 A JP6255486 A JP 6255486A JP 25548694 A JP25548694 A JP 25548694A JP H07163071 A JPH07163071 A JP H07163071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux ring
- coupler
- ring
- magnetic flux
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/2726—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of a single magnet or two or more axially juxtaposed single magnets
- H02K1/2733—Annular magnets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気モータ用の新規な永久磁石ロータを提供
する。 【構成】 電気モータの永久磁石ロータ(20)は、シャフ
ト(30)と、該シャフトに取り付けられたカプラー(40)
と、該カプラーに取り付けられリング磁石(60)内に配置
される磁束リング(50)とを備えている。この磁束リング
は、公称外径が磁石の内径よりも大きく、カプラーにキ
ー固定されるスプリット型リングである。
する。 【構成】 電気モータの永久磁石ロータ(20)は、シャフ
ト(30)と、該シャフトに取り付けられたカプラー(40)
と、該カプラーに取り付けられリング磁石(60)内に配置
される磁束リング(50)とを備えている。この磁束リング
は、公称外径が磁石の内径よりも大きく、カプラーにキ
ー固定されるスプリット型リングである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気モータに係り、より
詳細には、電気モータ用の永久磁石ロータに係る。
詳細には、電気モータ用の永久磁石ロータに係る。
【0002】
【従来の技術】永久磁石ロータは、公知であり、例え
ば、ブラシレスDCモータ及び同期モータに使用されて
いる。磁石をロータに取り付けるために種々の方法が試
みられている。共通の構造は、遠心力を克服するために
個々のバー磁石ではなくてリング磁石を使用することで
ある。これらは、正確な直径を与えるように研磨された
内面及び外面を有する簡単なリングとして形成された焼
結磁石である。
ば、ブラシレスDCモータ及び同期モータに使用されて
いる。磁石をロータに取り付けるために種々の方法が試
みられている。共通の構造は、遠心力を克服するために
個々のバー磁石ではなくてリング磁石を使用することで
ある。これらは、正確な直径を与えるように研磨された
内面及び外面を有する簡単なリングとして形成された焼
結磁石である。
【0003】ロータにおける磁界の戻り路は、鉄のチュ
ーブから作られた磁束リング、スチール積層の型抜きス
タック又は固体リングによって形成される。磁束リング
は、これに磁石が圧ばめされるときに磁石の内径に一致
するように非常に正確な外径をもつことが要求される。
干渉があまりに大きいと、磁石にクラックが生じる。干
渉が小さ過ぎると、磁石が磁束リングにおいて緩んで、
負荷のもとでスリップを生じる。
ーブから作られた磁束リング、スチール積層の型抜きス
タック又は固体リングによって形成される。磁束リング
は、これに磁石が圧ばめされるときに磁石の内径に一致
するように非常に正確な外径をもつことが要求される。
干渉があまりに大きいと、磁石にクラックが生じる。干
渉が小さ過ぎると、磁石が磁束リングにおいて緩んで、
負荷のもとでスリップを生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁束リングをモータシ
ャフトに接続するためにプラスチック材料のカプラーを
使用することが知られている。このカプラーは、通常、
固体スリーブの形態である。この場合も、磁石とシャフ
トをうまく嵌合してそれらの間にトルクを確実に伝える
ためにカプラーの外径が正確であることが要求される。
これは、モータが広い温度範囲にわたって動作するよう
に設計されているか又はそれが要求されるときには、種
々の部品の熱膨張差のために特に問題となる。
ャフトに接続するためにプラスチック材料のカプラーを
使用することが知られている。このカプラーは、通常、
固体スリーブの形態である。この場合も、磁石とシャフ
トをうまく嵌合してそれらの間にトルクを確実に伝える
ためにカプラーの外径が正確であることが要求される。
これは、モータが広い温度範囲にわたって動作するよう
に設計されているか又はそれが要求されるときには、種
々の部品の熱膨張差のために特に問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題は、本発明にお
いて、公称外径が磁石の内径よりも大きなスプリット型
磁束リングを設け、そして該磁束リングとカプラーとの
間に止め手段を設けることによって解消される。このよ
うに、磁束リングは、磁石の内側に嵌合するように圧縮
され、その弾力性によって、磁石の内径の適度な変化を
許容できるバネ干渉嵌合を与える一方、磁石とシャフト
との間に確実にトルクを伝えるに充分な摩擦を与える。
止め手段は、磁束リングをカプラーに位置設定すると共
に、磁石の製造裕度や直径の変化による磁束リングの直
径の変化をカプラーが許容できるようにする一方、磁石
とシャフトとの間で確実にトルクを伝達することができ
るようにする。
いて、公称外径が磁石の内径よりも大きなスプリット型
磁束リングを設け、そして該磁束リングとカプラーとの
間に止め手段を設けることによって解消される。このよ
うに、磁束リングは、磁石の内側に嵌合するように圧縮
され、その弾力性によって、磁石の内径の適度な変化を
許容できるバネ干渉嵌合を与える一方、磁石とシャフト
との間に確実にトルクを伝えるに充分な摩擦を与える。
止め手段は、磁束リングをカプラーに位置設定すると共
に、磁石の製造裕度や直径の変化による磁束リングの直
径の変化をカプラーが許容できるようにする一方、磁石
とシャフトとの間で確実にトルクを伝達することができ
るようにする。
【0006】従って、本発明は、リング磁石と、該磁石
内に配置されたスプリット型磁束リングと、ロータのシ
ャフトと、磁束リングをシャフトに接続するカプラー
と、磁束リングをカプラーに対して位置設定する止め手
段とを備えた電気モータ用永久磁石ロータを提供する。
内に配置されたスプリット型磁束リングと、ロータのシ
ャフトと、磁束リングをシャフトに接続するカプラー
と、磁束リングをカプラーに対して位置設定する止め手
段とを備えた電気モータ用永久磁石ロータを提供する。
【0007】磁束リングは、スプリット型ロール状スチ
ールリングであるのが好ましい。というのは、これは、
磁界に対して良好な磁束戻り路を与え、磁石の内径の変
化を受け入れるための良好な弾力性を有する一方、製造
が容易だからである。
ールリングであるのが好ましい。というのは、これは、
磁界に対して良好な磁束戻り路を与え、磁石の内径の変
化を受け入れるための良好な弾力性を有する一方、製造
が容易だからである。
【0008】カプラーは、製造し易く且つ成形構成が好
まれることから、プラスチック材料であるのが好ましい
が、型抜きされたスチール積層体も使用できる。
まれることから、プラスチック材料であるのが好ましい
が、型抜きされたスチール積層体も使用できる。
【0009】カプラーは、シャフトに嵌合される中央の
ボスと、半径方向に延びるウェブによってこのボスに同
軸的に接続される外側の環状スリーブとを有するのが好
ましい。この構造は、軽量で且つあまり材料を使用しな
いだけではなく、ウェブがロータ軸に垂直に延びないよ
うにウェブをスイープする(ずらす)ことにより改善さ
れるある程度の圧縮性能をカプラーに与える。
ボスと、半径方向に延びるウェブによってこのボスに同
軸的に接続される外側の環状スリーブとを有するのが好
ましい。この構造は、軽量で且つあまり材料を使用しな
いだけではなく、ウェブがロータ軸に垂直に延びないよ
うにウェブをスイープする(ずらす)ことにより改善さ
れるある程度の圧縮性能をカプラーに与える。
【0010】更に、磁束リングを受け入れるためにスリ
ーブの外面に沿ってリブが形成される。これらリブは、
隣接するウェブ間の中央で周囲位置に配置される。これ
は、ウェブ間でのスリーブの撓みを利用することにより
カプラーに相当の弾力性を与える。
ーブの外面に沿ってリブが形成される。これらリブは、
隣接するウェブ間の中央で周囲位置に配置される。これ
は、ウェブ間でのスリーブの撓みを利用することにより
カプラーに相当の弾力性を与える。
【0011】好ましくは、止め手段は、カプラー上の突
起より成り、これは、磁束リング上の欠切部分と共働す
る。これは、カプラーが成形される場合には特に製造が
簡単であり、そして欠切部が磁束リングのスプリット部
分に沿って形成される場合には特に組み立てが容易とな
る。この突起は、欠切部分に係合して、リングをカプラ
ーに位置設定し、そして磁束リングとカプラーとの間の
摩擦だけでは不充分な場合に磁束リングとカプラーとの
間にトルクを伝達する助けをする。磁束リングがカプラ
ーに対して動きはじめると、突起が欠切部の縁に支持さ
れ、相対的な移動を防止する。
起より成り、これは、磁束リング上の欠切部分と共働す
る。これは、カプラーが成形される場合には特に製造が
簡単であり、そして欠切部が磁束リングのスプリット部
分に沿って形成される場合には特に組み立てが容易とな
る。この突起は、欠切部分に係合して、リングをカプラ
ーに位置設定し、そして磁束リングとカプラーとの間の
摩擦だけでは不充分な場合に磁束リングとカプラーとの
間にトルクを伝達する助けをする。磁束リングがカプラ
ーに対して動きはじめると、突起が欠切部の縁に支持さ
れ、相対的な移動を防止する。
【0012】通常は、突起の高さは、磁束リングの厚み
に等しいか又はそれより小さい。磁石の内面が突起を受
け入れるための適当なくぼみを有する場合には、突起が
高くてもよい。
に等しいか又はそれより小さい。磁石の内面が突起を受
け入れるための適当なくぼみを有する場合には、突起が
高くてもよい。
【0013】磁石と磁束リングとの間の摩擦は、通常
は、磁束リングに磁石を保持するに充分であるが、磁石
を磁束リングに軸方向に配置するために磁束リングの軸
方向端にタブが設けられる。高いトルクが要求される場
合には、これらタブが磁石に形成されたくぼみに配置さ
れ、スリップを防止する助けとなる。
は、磁束リングに磁石を保持するに充分であるが、磁石
を磁束リングに軸方向に配置するために磁束リングの軸
方向端にタブが設けられる。高いトルクが要求される場
合には、これらタブが磁石に形成されたくぼみに配置さ
れ、スリップを防止する助けとなる。
【0014】又、本発明は、上記した永久磁石ロータを
組み込んだ電気モータにも係る。
組み込んだ電気モータにも係る。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい
実施例を詳細に説明する。図1はブラスレス直流モータ
のようなモータ10を示しており、これは、図2に断面
図で示す永久磁石ロータ20を組み込んでいる。このロ
ータ20は、シャフト30と、磁石ホルダ即ちカプラー
40と、磁束リング50と、リング磁石60とを備えて
いる。
実施例を詳細に説明する。図1はブラスレス直流モータ
のようなモータ10を示しており、これは、図2に断面
図で示す永久磁石ロータ20を組み込んでいる。このロ
ータ20は、シャフト30と、磁石ホルダ即ちカプラー
40と、磁束リング50と、リング磁石60とを備えて
いる。
【0016】シャフト30には、シャフトとカプラー4
0との間の接着を助けるために、ぎざぎざ部31が設け
られている。
0との間の接着を助けるために、ぎざぎざ部31が設け
られている。
【0017】カプラー40の機能は、磁石及び/又は磁
束リングをロータの回転軸及びシャフトと同軸的に支持
すると共に、磁石(又は磁束リング)からシャフトへト
ルクを伝達することである。カプラー40は、シャフト
30に取り付けられる中央ボス41を有する単一部片の
成形プラスチック材料部品である。中央ボスの周りに外
側の環状スリーブ42がある。半径方向に延びるウェブ
43がスリーブをボス41に接続する。ウェブ43は、
ロータの軸に垂直に延びないようにスイープされ(ずら
され)るか又はそのような形状にされる。これは、磁石
及び磁束リングがカプラー40に嵌合されるときに生じ
るような半径方向の圧縮力によってスリーブが変形され
たときにウェブ43が弾力で曲がり得るようにする。ウ
ェブ43の曲がりは、圧縮力を吸収する助けとなる。
束リングをロータの回転軸及びシャフトと同軸的に支持
すると共に、磁石(又は磁束リング)からシャフトへト
ルクを伝達することである。カプラー40は、シャフト
30に取り付けられる中央ボス41を有する単一部片の
成形プラスチック材料部品である。中央ボスの周りに外
側の環状スリーブ42がある。半径方向に延びるウェブ
43がスリーブをボス41に接続する。ウェブ43は、
ロータの軸に垂直に延びないようにスイープされ(ずら
され)るか又はそのような形状にされる。これは、磁石
及び磁束リングがカプラー40に嵌合されるときに生じ
るような半径方向の圧縮力によってスリーブが変形され
たときにウェブ43が弾力で曲がり得るようにする。ウ
ェブ43の曲がりは、圧縮力を吸収する助けとなる。
【0018】スリーブ42の外面には突起44が形成さ
れる。この突起は、磁束リング50をカプラー40に対
して位置設定する止め手段の部分を形成する。その機能
について、以下に詳細に述べる。好ましい実施例におい
て、突起の高さは、磁束リングの厚みと同じであるが若
干小さい。
れる。この突起は、磁束リング50をカプラー40に対
して位置設定する止め手段の部分を形成する。その機能
について、以下に詳細に述べる。好ましい実施例におい
て、突起の高さは、磁束リングの厚みと同じであるが若
干小さい。
【0019】磁束リング50は、スリーブ42の外面に
直接支持されてもよいが、磁束リングは、スリーブの外
面に沿って形成されたリブ45に支持されるのが好まし
い。これらのリブは、図4に示すように、隣接するウェ
ブ43間の中間でスリーブ42の周囲方向に離間されて
いる。
直接支持されてもよいが、磁束リングは、スリーブの外
面に沿って形成されたリブ45に支持されるのが好まし
い。これらのリブは、図4に示すように、隣接するウェ
ブ43間の中間でスリーブ42の周囲方向に離間されて
いる。
【0020】磁束リング50は、図5に最も明瞭に示す
ように、スチールシートから型抜きされ、そして長手方
向のスプリット部分(割れ部分)51をもつリングへと
巻かれる。このスプリット部に沿った中間に欠切部分5
2があり、リングに穴を形成している。この欠切部は、
磁束リングをカプラーに対して位置設定する止め手段の
一部を形成する。欠切部52は、スリーブ42の突起4
4と共働して、磁束リング50とカプラー40との間の
相対的な移動を防止する。突起44は、欠切部分52に
よって形成された穴内に配置され、磁束リングがカプラ
ーに対して動こうとしたときに、この突起が欠切部分の
縁に当接し、その相対的な移動を防止する。
ように、スチールシートから型抜きされ、そして長手方
向のスプリット部分(割れ部分)51をもつリングへと
巻かれる。このスプリット部に沿った中間に欠切部分5
2があり、リングに穴を形成している。この欠切部は、
磁束リングをカプラーに対して位置設定する止め手段の
一部を形成する。欠切部52は、スリーブ42の突起4
4と共働して、磁束リング50とカプラー40との間の
相対的な移動を防止する。突起44は、欠切部分52に
よって形成された穴内に配置され、磁束リングがカプラ
ーに対して動こうとしたときに、この突起が欠切部分の
縁に当接し、その相対的な移動を防止する。
【0021】磁束リングは、磁石60に磁気吸引され、
これは、磁石を磁束リングに対して固定保持するよう助
ける。又、磁束リングは、平らなシートを、長手方向ス
リットをもつリングへと巻くことによって形成される。
リングは、これが磁石によって圧縮されるように磁石の
内径よりも大きい固有又は公称外径で作られる。固有の
弾力性、即ちリングがその元の直径へと戻ろうとする性
質が、磁石と磁束リングとの間に更に摩擦を形成する。
これは、磁石を磁束リングに対して固定保持するよう助
ける。又、磁束リングは、平らなシートを、長手方向ス
リットをもつリングへと巻くことによって形成される。
リングは、これが磁石によって圧縮されるように磁石の
内径よりも大きい固有又は公称外径で作られる。固有の
弾力性、即ちリングがその元の直径へと戻ろうとする性
質が、磁石と磁束リングとの間に更に摩擦を形成する。
【0022】ある用途においては、磁石60を磁束リン
グ/カプラーに対して軸方向に位置設定する手段を設け
ることが効果的である。このため、磁束リングの軸方向
端にタブ53が設けられる。これらのタブは、磁石を軸
方向に位置設定するように磁石の端を支持する。これら
タブを受け入れるように磁石にくぼみ(図示せず)を設
けてもよい。タブとくぼみとの共働により、磁石と磁束
リングとの間の相対的な移動に対する付加的な抵抗を与
えることができ、これは、通常より強いトルク条件のも
とで必要とされる。
グ/カプラーに対して軸方向に位置設定する手段を設け
ることが効果的である。このため、磁束リングの軸方向
端にタブ53が設けられる。これらのタブは、磁石を軸
方向に位置設定するように磁石の端を支持する。これら
タブを受け入れるように磁石にくぼみ(図示せず)を設
けてもよい。タブとくぼみとの共働により、磁石と磁束
リングとの間の相対的な移動に対する付加的な抵抗を与
えることができ、これは、通常より強いトルク条件のも
とで必要とされる。
【0023】タブ53は、磁束リングの軸方向端におい
て欠切部分の角を変形することによって形成される。リ
ングの各端に2つの欠切部が図5に示されている。一方
の欠切部54は、スプリット部51に沿って形成され、
比較的小さなものである。他方の欠切部55は、スプリ
ット部に直径方向に対向して形成され、第1の欠切部5
4より大きくて、リングのバランスを保つようにスプリ
ット部及び上記欠切部52を補償する。
て欠切部分の角を変形することによって形成される。リ
ングの各端に2つの欠切部が図5に示されている。一方
の欠切部54は、スプリット部51に沿って形成され、
比較的小さなものである。他方の欠切部55は、スプリ
ット部に直径方向に対向して形成され、第1の欠切部5
4より大きくて、リングのバランスを保つようにスプリ
ット部及び上記欠切部52を補償する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータを示す図である。
【図2】本発明によるロータの長手断面図である。
【図3】図2のロータの端面図である。
【図4】図2のロータの一部分を形成するカプラーの端
面図である。
面図である。
【図5】図2のロータの一部分を形成する磁束リングを
示す図である。
示す図である。
10 モータ 20 永久磁石ロータ 30 シャフト 40 カプラー 41 ボス 42 環状スリーブ 43 半径方向に延びるウェブ 44 突起 45 リブ 50 磁束リング 52 欠切部 53 タブ 60 リング磁石
Claims (9)
- 【請求項1】 電気モータ用の永久磁石ロータにおい
て、 内径を有するリング磁石と、 上記磁石内に配置され、上記リング磁石の内径よりも大
きな公称外径を有するスプリット型磁束リングと、 ロータ用のシャフトと、 上記磁束リングをシャフトに接続するカプラーと、 上記カプラーに対して磁束リングを位置設定する止め手
段とを備えたことを特徴とする永久磁石ロータ。 - 【請求項2】 上記磁束リングは、スプリット型のロー
ル状スチールリングである請求項1に記載のロータ。 - 【請求項3】 上記止め手段は、磁束リングの欠切部分
と共働するようにカプラーに形成された突起より成る請
求項1又は2に記載のロータ。 - 【請求項4】 上記カプラーは、プラスチック材料のも
ので、シャフトに取り付けられる中央ボスと、半径方向
に延びるウェブによってボスに接続される外側の環状ス
リーブとを有する請求項1ないし3のいずれかに記載の
ロータ。 - 【請求項5】 上記半径方向に延びるウェブは、シャフ
トに対して垂直には延びない請求項4に記載のロータ。 - 【請求項6】 上記スリーブの外面にはリブが形成さ
れ、これらのリブは、隣接するウェブ間の中間で周囲方
向に離間されている請求項4又は5に記載のロータ。 - 【請求項7】 リング磁石を磁束リングに対して軸方向
に位置設定するように磁束リングの各軸方向端にタブが
形成される請求項1ないし6のいずれかに記載のロー
タ。 - 【請求項8】 電気モータ用の永久磁石ロータにおい
て、 上記ロータの回転軸に沿って延びる細長いシャフトと、 上記シャフトに取り付けられるプラスチック材料のカプ
ラーであって、中央のボスと、半径方向に延びるスイー
プされたウェブによって上記中央ボスに接続された外側
の環状スリーブと、隣接するウェブの中間の周囲方向に
離間された位置において上記スリーブの外面に沿って延
びるリブと、上記スリーブの外面に形成された突起とを
有しているカプラーと、 上記カプラーに取り付けられるロール状スチールの磁束
リングであって、長手方向のスプリット部分と、公称外
径と、リングに穴を形成し上記カプラーの突起と共働し
て磁束リングをカプラーに対して位置設定する欠切部分
と、上記磁束リングの軸方向端において欠切部の角を変
形することによって形成されたタブとを有している磁束
リングと、 上記磁束リングに取り付けられる焼結したリング磁石で
あって、上記磁束リングを圧縮させるように上記磁束リ
ングの公称外径よりも小さな内径を有し、上記タブによ
って磁束リングに位置設定されるリング磁石とを備えた
ことを特徴とする永久磁石ロータ。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の永
久磁石ロータを組み込んだ電気モータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9321785:9 | 1993-10-22 | ||
GB939321785A GB9321785D0 (en) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | Permanent magnet rotor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163071A true JPH07163071A (ja) | 1995-06-23 |
JP3672343B2 JP3672343B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=10743944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25548694A Expired - Fee Related JP3672343B2 (ja) | 1993-10-22 | 1994-10-20 | 永久磁石ロータ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5528095A (ja) |
EP (1) | EP0650241B1 (ja) |
JP (1) | JP3672343B2 (ja) |
CN (1) | CN1065678C (ja) |
DE (1) | DE69402664T2 (ja) |
ES (1) | ES2100634T3 (ja) |
GB (1) | GB9321785D0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016167950A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 永久磁石電動機 |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5731648A (en) * | 1995-11-02 | 1998-03-24 | Globe Motors | Laminated rotor core for mounting permanent ring magnets |
US5801470A (en) * | 1996-12-19 | 1998-09-01 | General Electric Company | Rotors with retaining cylinders and reduced harmonic field effect losses |
DE19909233A1 (de) * | 1998-03-06 | 1999-11-04 | Buhler Motor Gmbh | Stellantrieb zum Verschwenken eines Kfz-Rückblickspiegels um zumindest eine Schwenkachse |
US5936324A (en) * | 1998-03-30 | 1999-08-10 | Genetic Microsystems Inc. | Moving magnet scanner |
US6522042B1 (en) | 2000-01-27 | 2003-02-18 | Black & Decker Inc. | Anchoring system for injection molded magnets on a flux ring or motor housing |
US6522041B1 (en) * | 2000-03-08 | 2003-02-18 | Black & Decker Inc. | Permanent magnet motor flux rings |
US6462448B1 (en) | 2000-07-05 | 2002-10-08 | Black & Decker Inc. | Flux ring for an electric motor |
US6657348B2 (en) | 2000-11-02 | 2003-12-02 | Capstone Turbine Corporation | Rotor shield for magnetic rotary machine |
EP1343242A3 (en) * | 2002-03-04 | 2006-05-24 | Asmo Co. Ltd. | Electric motor armature and its manufacturing method |
US7109614B2 (en) * | 2002-04-29 | 2006-09-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Drive unit for determining a rotation position and/or rotation speed of a drive shaft |
FR2876229B1 (fr) * | 2004-10-05 | 2008-09-05 | Alstom Transport Sa | Rotor pour moteur electrique et moteur electrique correspondant. |
KR100653434B1 (ko) * | 2005-04-29 | 2006-12-01 | 영 춘 정 | 2상 무정류자 모터 |
EP1938440A1 (en) * | 2005-09-28 | 2008-07-02 | Itt Manufacturing Enterprises, Inc. | Method for mounting magnet elements on a rotor for use in a permanent magnet motor |
KR100915365B1 (ko) * | 2007-10-25 | 2009-09-03 | 영 춘 정 | 무정류자 모터의 회전자 |
US8299661B2 (en) * | 2007-05-11 | 2012-10-30 | Sntech Inc. | Rotor of brushless motor |
US8033007B2 (en) * | 2007-05-11 | 2011-10-11 | Sntech, Inc. | Method of making rotor of brushless motor |
US7872384B2 (en) * | 2008-09-18 | 2011-01-18 | Siemens Energy, Inc. | Shaft cover structure for use in an exciter |
DE102011089243A1 (de) * | 2011-12-20 | 2013-06-20 | Continental Automotive Gmbh | Magnetrad |
US20140197703A1 (en) * | 2013-01-17 | 2014-07-17 | Remy Technologies, Llc | Electric motor rotor thermal interface for hub/shaft |
DE102015205749A1 (de) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektromotor, insbesondere für einen Hybridantrieb eines Fahrzeuges |
US10326323B2 (en) | 2015-12-11 | 2019-06-18 | Whirlpool Corporation | Multi-component rotor for an electric motor of an appliance |
MX2018009986A (es) | 2016-02-19 | 2019-06-06 | Moog Inc | Ensamblaje de rotor de un motor electrico. |
CN105790465B (zh) * | 2016-04-11 | 2018-08-10 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 永磁转子及电机 |
US10704180B2 (en) | 2016-09-22 | 2020-07-07 | Whirlpool Corporation | Reinforcing cap for a tub rear wall of an appliance |
US10693336B2 (en) | 2017-06-02 | 2020-06-23 | Whirlpool Corporation | Winding configuration electric motor |
US11509193B2 (en) | 2019-12-19 | 2022-11-22 | Black & Decker Inc. | Power tool with compact motor assembly |
US11705778B2 (en) | 2019-12-19 | 2023-07-18 | Black & Decker Inc. | Power tool with compact motor assembly |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2897384A (en) * | 1955-12-15 | 1959-07-28 | Sonceboz S A Horlogerie Ind Et | Self-starting synchronous motor |
US3258623A (en) * | 1963-05-02 | 1966-06-28 | Phelon Co Inc | Rotor for an electric generator |
DE1614183B2 (de) * | 1967-08-19 | 1976-10-14 | Magnetfabrik Bonn Gmbh Vorm. Gewerkschaft Windhorst, 5300 Bonn-Bad Godesberg | Ringmagnet fuer elektrische maschinen und apparate |
DE2845251A1 (de) * | 1977-10-22 | 1979-04-26 | Bsr Ltd | Verfahren zur herstellung eines rotors fuer elektrische maschinen |
DE3137981C2 (de) * | 1981-09-24 | 1986-01-16 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren zur zentrischen Befestigung eines ringförmigen Körpers auf einer Welle |
CH657727A5 (de) * | 1982-09-15 | 1986-09-15 | Sodeco Compteurs De Geneve | Rotor fuer synchronmotoren. |
US4594525A (en) * | 1983-06-27 | 1986-06-10 | General Electric Company | Rotatable assembly for a dynamoelectric machine |
CN86203973U (zh) * | 1986-07-16 | 1987-08-19 | 陈品森 | 直流电动车轮 |
JPH0736675B2 (ja) * | 1986-10-29 | 1995-04-19 | ティーディーケイ株式会社 | 磁石ローター及びその製造方法 |
CN2115601U (zh) * | 1991-10-26 | 1992-09-09 | 成宏年 | 微型吊扇电机转子 |
-
1993
- 1993-10-22 GB GB939321785A patent/GB9321785D0/en active Pending
-
1994
- 1994-10-18 ES ES94307611T patent/ES2100634T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-18 EP EP94307611A patent/EP0650241B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-18 DE DE69402664T patent/DE69402664T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-20 JP JP25548694A patent/JP3672343B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-21 US US08/327,275 patent/US5528095A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-22 CN CN94119939A patent/CN1065678C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016167950A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 永久磁石電動機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3672343B2 (ja) | 2005-07-20 |
EP0650241B1 (en) | 1997-04-16 |
CN1065678C (zh) | 2001-05-09 |
DE69402664D1 (de) | 1997-05-22 |
GB9321785D0 (en) | 1993-12-15 |
DE69402664T2 (de) | 1997-10-02 |
EP0650241A1 (en) | 1995-04-26 |
CN1115508A (zh) | 1996-01-24 |
US5528095A (en) | 1996-06-18 |
ES2100634T3 (es) | 1997-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07163071A (ja) | 永久磁石ロータ | |
US7768168B2 (en) | Electric machine comprising a permanent magnet | |
US6822364B2 (en) | Brushless motor | |
JPH026264Y2 (ja) | ||
JPS6133341B2 (ja) | ||
JP2000341920A (ja) | 永久磁石埋め込み型モータ | |
JPH0749078Y2 (ja) | 電磁クラッチ | |
US6339274B1 (en) | Electric motor rotor with permanent magnets | |
WO2018163319A1 (ja) | ロータ及びそのロータを備えた回転電動機 | |
JP2002354775A (ja) | クローポール型ステッピングモータのステータ構造 | |
CN103166352B (zh) | 用于电机转子上的永磁体的保持元件 | |
US4465950A (en) | Synchron motor | |
US20020050760A1 (en) | Brushless motor | |
JPH05219668A (ja) | 永久磁石式回転子 | |
JP2008043139A (ja) | 電動モータ | |
JPH10336998A (ja) | 磁気継手 | |
JP2001037121A (ja) | 永久磁石形回転子 | |
US20230065959A1 (en) | Electric motor having a rotor with a burst-protection sleeve without an adhesion of the magnet elements | |
WO2020170734A1 (ja) | 回転電機用ロータの製造方法 | |
JPS6023587B2 (ja) | ばねクリツプ | |
JPH025641Y2 (ja) | ||
CA2138617C (en) | Cylindrical electromechanical transducer | |
JP3011597B2 (ja) | アウターロータ型ブラシレスdcモータ | |
JPH0578158U (ja) | 回転電機の回転子 | |
KR100400572B1 (ko) | 무정류자 직류전동기의 스테이터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |