JPH07163070A - 電動機のステータ製造方法および該方法により製造されたステータ - Google Patents

電動機のステータ製造方法および該方法により製造されたステータ

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JPH07163070A
JPH07163070A JP30650793A JP30650793A JPH07163070A JP H07163070 A JPH07163070 A JP H07163070A JP 30650793 A JP30650793 A JP 30650793A JP 30650793 A JP30650793 A JP 30650793A JP H07163070 A JPH07163070 A JP H07163070A
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stator
stator core
electric motor
core
manufacturing
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JP30650793A
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Shigeaki Nagatake
重明 長竹
Hiroyuki Noguchi
博幸 野口
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】巻線作業の容易性を維持しつつ、作業工程が簡
単で、さほど部品の製造精度を要求しない電動機のステ
ータ製造方法および該方法により製造されたステータを
提供することを目的とする。 【構成】ステータコア10の頭部12に凸部18と凹部
20とを形成し、当該凸部18を隣接する凹部20に挿
入する。前記凸部18は凹部20よりも角度を大きくと
って形成されているため、凹部20を押し広げながら嵌
合する。したがって、ステータコア10は、円周状に強
固に組み立てられ、それを電磁石等で内側に吸引されな
がら、加熱されたステータハウジング24の孔部32に
挿入される。前記電磁石の滅勢、およびステータハウジ
ング24の縮径により、ステータハウジング24の孔部
32を画成する円周面33にステータコア10が強固に
嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機のステータ製造
方法および該方法により製造されたステータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機のステータは、略円筒体の
内周面に半径方向を指向した凸部が複数形成されてお
り、その凸部の溝に導線を巻き付ける構成となってい
る。その巻き付け作業は極めて煩雑であるという不都合
がある。
【0003】そこで、特開昭53−4803号公報のよ
うに、前記凸部に相当する歯部鉄心と前記円筒体に相当
する継鉄部鉄心を別体として形成し、前記歯部鉄心を円
柱体である心金の円周面に係合させ、当該歯部鉄心に導
線を巻き付けた後、継鉄部鉄心の内周面に形成された凹
部に前記歯部鉄心を嵌合させ、前記心金を取り外すこと
によりステータを製造する方法が提案されている。前記
製造方法では、前記円柱体である心金の円周面に係合さ
れた歯部鉄心に導線を巻き付けるため、前記巻き付け作
業が容易になる効果を奏する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ス
テータ製造方法では、心金の円周面に各歯部鉄心をそれ
ぞれ係合させるため、その係合作業が煩雑である。さら
に、前記心金に係合された各歯部鉄心が継鉄部鉄心の内
周面に画成された凹部に嵌合される構成であるため、前
記歯部鉄心あるいは継鉄部鉄心の製造精度によっては、
前記嵌合作業が困難になる難点があった。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、巻線作業の容易性を維持しつ
つ、作業工程が簡単で、さほど部品の製造精度を要求し
ない電動機のステータ製造方法および該方法により製造
されたステータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、電動機のステータ製造方法であって、
頭部と脚部とからなる略T字状に構成され、前記頭部に
おける周方向の一端部に凹部が画成されるとともに他端
部に凸部が形成された複数のステータコアに導線を巻き
付ける工程と、前記ステータコアの凹部に隣接するステ
ータコアの凸部を嵌合させることにより、ステータコア
を円周状に連設する工程と、前記円周状に連設されたス
テータコアを保持体で軸心方向に締め付ける工程と、前
記保持体で締め付けられたステータコアを円筒体である
ステータハウジングの内部に挿入し、前記保持体の締め
付け力を解除することにより、前記ステータコアをステ
ータハウジングの内周面に圧接させる工程と、を備える
ことを特徴とする。
【0007】また、ステータコアをステータハウジング
の内周面に圧接させる工程の前に、ステータハウジング
を予め加熱する工程を有すれば好適である。
【0008】さらに、ステータコアを円周状に連設させ
る工程では、前記ステータコアの頭部が弾性的に形成さ
れるとともに、当該頭部の凸部が凹部よりも大きく形成
されており、前記凸部が前記凹部に強制的に嵌合される
ことにより当該凸部が当該凹部で圧接されるようにして
もよい。
【0009】さらにまた、前記円周状に連設されたステ
ータコアを保持体で締め付ける工程では、前記保持体
は、ステータコアの脚部に係合し、前記脚部を軸心方向
に締め付けることもできる。
【0010】また、本発明は、円筒体であるステータハ
ウジングと、前記ステータハウジングの内周面に圧接さ
れ、頭部と脚部を有する略T字状に弾性体として形成さ
れた複数のステータコアと、を備え、前記ステータコア
は、前記頭部の円周方向の一端部に凹部を画成し、他端
部に前記凹部よりも大きい凸部を形成しており、前記凸
部を隣接するステータコアの凹部に嵌合して円周状に連
設されることを特徴する。
【0011】また、さらに、ステータコアの凹部の頂部
に孔部を画成してもよい。
【0012】
【作用】本発明に係る電動機のステータ製造方法および
該方法により製造されたステータでは、各ステータに導
線を巻き付けた後、ステータコアの凹部に隣接するステ
ータコアの凸部を嵌合させることにより円周状に連設さ
れたステータコアを形成し、前記ステータコアを保持体
で軸心方向に締め付けて縮径させ、前記ステータコアを
円筒体であるステータハウジングに挿入する。そこで、
前記保持体による締め付けを解除することによりステー
タコアが拡径してステータハウジングの内周面に圧接す
る。なお、ステータハウジングを予め加熱しておけば、
当該ステータハウジングの内側空間が拡径し、ステータ
コアの挿入作業が円滑且つ容易となり、しかもステータ
コア挿入後にステータハウジングを冷却すれば、該ステ
ータハウジングが縮径してステータコアがステータハウ
ジングに一層確実に圧接する。
【0013】また、前記ステータコアにおいて頭部を弾
性力が発揮できるように形成し、当該頭部に形成された
凹部を凸部よりも小さく形成しておけば、隣接するステ
ータコアの凹部に前記凸部を嵌合させることにより、前
記凸部が凹部に密着してステータコア自体の連設剛性が
向上するとともに、電動機の磁束特性が向上する。さら
に、多少の製造誤差があっても頭部が弾性的に変形する
ため、その誤差を許容することができる。
【0014】さらにまた、前記保持体がステータコアの
脚部に係合し、前記脚部を軸心方向に締め付けることに
より、円周状に連設されたステータコアを締め付けるよ
うにすれば、ステータコアの脚部の位置決めもできる。
【0015】なお、前記凹部の頂部に孔部を設ければ、
前記凸部が前記凹部に圧接する際、応力集中を阻止する
ことができる。
【0016】
【実施例】本発明に係る電動機のステータ製造方法およ
び該方法により製造されたステータについて、好適な実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0017】先ず、本実施例に使用されるステータコア
およびステータハウジングについて説明する。
【0018】前記ステータコアは、同一形状の弾性力の
ある鉄系材料から得られた板体を所定枚数積層して形成
され、または、鋳造一体成形して得られる鉄系材料で形
成される。ステータコア10は、図1に示すように、頭
部12と脚部14とからなる略T字状の形状をしてい
る。前記頭部12には、後述するステータハウジングの
内周面に当接する円弧状の当接面16が形成されるとと
もに、円周方向の一端部には楔状、すなわち鋭角形の凸
部18が形成され、その他端部には前記凸部18に対応
する三角形状の空間からなる凹部20が形成されてい
る。前記凸部18の角度αは、前記凹部20の角度βよ
りも若干大きく形成されている。また、前記脚部14の
端部には、円弧状の当接面21を有する膨出部22が形
成されている。
【0019】前記ステータハウジング24は、図8に示
すように、同一形状のアルミナ系材料から構成されたド
ーナツ状の板体を所定枚数積層した円筒体からなる。
【0020】以下、前記ステータコア10、ステータハ
ウジング24を用いてステータを製造する工程について
説明する。
【0021】先ず、図2に示すように、各ステータコア
10の脚部14に導線26を巻き付ける。
【0022】次に、図3に示すように、ステータコア1
0の凸部18を隣接するステータコア10の凹部20に
挿入する。この場合、凸部18の角度αが凹部20の角
度βよりも大きいため、凹部20が若干押し広げられ
(図4参照)、挿入後にはステータコア10の弾性力に
より前記凸部18と凹部20が密着する(図5参照)。
このようにして、前記ステータコア10を円周状に連設
し、例えば、金属製のバンド28で締め付け、円筒体形
状を保持する。
【0023】そこで、図6に示すように、前記円周状に
連設されたステータコア10の膨出部22によって形成
される孔部29(図11参照)に円柱状の電磁石30を
押し入れる。
【0024】この後、図7に示すように、電磁石30を
付勢してステータコア10を軸心方向に吸引した後、ス
テータコア10から前記バンド28を取り外す。
【0025】一方、ステータハウジング24は、図8に
示すように、モータのロータ軸受穴を有する有底円筒体
からなる鋳造成形品である。
【0026】続いて、前記加熱されたステータハウジン
グ24の孔部32に付勢された電磁石30に吸引されて
いるステータコア10を挿入する(図9参照)。この場
合、前記ステータハウジング24は、加熱されているた
め、円柱状の内部空間、すなわち、孔部32が充分に拡
径しており、電磁石30に吸引されたステータコア10
を容易に挿入することができる。
【0027】さらに、電磁石30を滅勢した後、前記ス
テータコア10の孔部29から当該電磁石30を取り出
す(図10参照)。所定時間経過後、ステータハウジン
グ24が冷却することによって縮径し、該ステータハウ
ジング24における孔部32の内周面33が前記ステー
タコア10の当接面16に圧接して、図11に示すよう
なステータ34が製造される。
【0028】このようにして、本実施例に係る電動機の
ステータ製造方法および該方法により製造されたステー
タでは、円周状に連設されたステータコア10を電磁石
30で軸心方向に吸引した状態で、加熱されて拡径した
ステータハウジング24の孔部32に挿入する。次い
で、ステータハウジング24が冷却されて縮径し、その
孔部32の内周面33と、ステータコア10の当接面1
6が密着し、ステータ34を形成する。この場合、電磁
石30が滅勢されると軸心方向に向く吸引力が消失する
ため、多数のステータコア10はその当接面16が拡径
するに至る。この拡径作用が前記内周面33とステータ
コア10の当接面16の密着性を高める。なお、ステー
タコア10は、隣接するステータコア10の凹部20に
凸部18を挿入して円周状に一体的に連設されているた
め、バンド28で締め付け、電磁石30で吸引し、ある
いはステータハウジング24に挿入する場合、簡単な作
業で済む。
【0029】また、ステータコア10において前記凸部
18の角度αが凹部20の角度βよりも大きく形成され
ているため、隣接するステータコア10の凹部20に当
該凸部18を挿入することにより、前記凹部20が押し
広げられ、前記凸部18と凹部20が密着する。したが
って、ステータコア10の連設状態が強固なものになる
とともに、前記凸部18と凹部20との密着度が増大す
ることにより、換言すれば、間隙がなくなるために、前
記ステータ34を電動機に使用した場合の磁束特性が向
上する。
【0030】次に、前記実施例の電磁石30に代えて治
具40を用いてステータコア10をステータハウジング
24に装着する他の実施例について説明する。
【0031】前記治具40では、図12に示すように、
軸体42に装着された拡径部44の両端にホルダ支持部
46a、46b、ねじ部48a、48bを形成してい
る。前記ねじ部48a、48bにはナット50a、50
bが螺合され、ホルダ支持部46a、46bには廻り止
め用のキー52a、52bを介してホルダ54a、54
bが嵌合され、前記ナット50a、50bと前記ホルダ
54a、54bとがそれぞれ係合されている。前記ホル
ダ54a、54bは、図13に示すように、先端部にお
いて断面が凸状の複数の脚部56に分岐しており、前記
脚部56の内周面には、図12および図14に示すよう
に、テーパ面58a、58bが形成されている。
【0032】このように構成される治具40をバンド2
8で締め付けられたステータコア10の孔部29に挿入
する。この場合、図12〜図14に示すように、ステー
タコア10の膨出部22の当接面21と治具40の拡径
部44とが当接されるとともに、ホルダ54a、54b
の脚部56、56がステータコア10の隣接する膨出部
22の間、あるいは隣接する脚部14の間に挿入され
る。
【0033】そこで、ナット50a、50bが回動され
ることにより係合しているホルダ54a、54bが拡径
部44側に変位される。この結果、ホルダ54a、54
bの脚部56、56のテーパ面58a、58bが当接す
るステータコア10の膨出部22を前記孔部29の軸心
方向に押圧させる。ここで、第1実施例と同様にして、
ステータコア10から前記バンド28を取り外すととも
に、このステータコア10を予め加熱されたステータハ
ウジング24の孔部32に挿入し、所定時間経過後、ス
テータハウジング24が冷却縮径して第1実施例と同様
にしてステータ34が製造される。ステータハウジング
24が冷却後、ナット50bを逆方向に回転させて前記
ホルダ54bとともに、ねじ部48b、ホルダ支持部4
6bから取り外すとともに、前記孔部29から治具40
を逆方向に取り出す。
【0034】本実施例のように、治具40でステータコ
ア10を内部側に吸引する際、ホルダ54a、54bの
脚部56、56がステータコア10の隣接する膨出部2
2の間、あるいは隣接する脚部14の間に挿入される。
したがって、ホルダ54a、54bの脚部56、56に
設けられたテーパ面58a、58bによってステータコ
ア10が軸心方向に締め付けられるとともに、各ステー
タコア10の脚部14の位置決めが行われる点に特徴が
ある。
【0035】なお、第1、第2実施例とも図15に示す
ようなステータコア60を用いても良い。前記ステータ
コア60は、凹部20の奥に丸い孔部62を画成し、凸
部18が凹部20に挿入された際、拡径による応力集中
を阻止する構造を採用している。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る電動機のステータ製造方法
および該方法により製造されたステータによれば、以下
の効果が得られる。
【0037】すなわち、導線が巻き付けられたステータ
コアを凸部、凹部を相互に嵌合させて円周状に一体的に
連設させた後、保持体で締め付けるので、各ステータコ
アを保持体と係合させるのに比して簡単である。また、
ステータハウジングの孔部にステータコアを嵌合させる
場合にも、保持体によって縮径され且つ連結されている
ステータコアを前記孔部に挿入後、締め付け状態を解除
することにより、前記ステータコアを前記孔部に圧接さ
せるため、組立作業が簡単になるとともに、ステータコ
アあるいはステータハウジングの製造精度に影響される
ことなく、組立ができる。なお、ステータハウジングを
予め加熱しておけば、当該ステータハウジングの孔部が
拡径し、ステータコア挿入後に前記孔部の縮径によって
前記ステータコアが前記孔部に圧接して一層確実にステ
ータとして組み立てられる。
【0038】また、前記ステータコアにおいて頭部を弾
性的に形成し、当該頭部に形成された凹部を凸部よりも
小さく形成しておけば、隣接するステータコアの凹部に
前記凸部を強制的に嵌合させることにより、前記凸部が
凹部に密着して電動機の磁束特性が向上するとともに、
ステータコア自体の連設剛性が向上する。さらに、多少
の製造誤差があっても頭部が弾性的に変形するため、そ
の誤差を許容することができる。
【0039】さらにまた、前記保持体がステータコアの
脚部に係合し、前記脚部を軸心方向に締め付けることに
より、円周状に連設されたステータコアを締め付けるよ
うにすれば、ステータコアの位置決めもできる。
【0040】なお、前記凹部の頂部に孔部を設ければ、
前記凸部が前記凹部に圧接する際、応力集中を阻止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステータを構成するステータコア
の側面図である。
【図2】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図3】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図4】本発明に係るステータのステータコア同士の接
続状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係るステータのステータコア同士の接
続状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図7】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図8】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図9】本発明に係るステータの製造工程を示す図であ
る。
【図10】本発明に係るステータの製造工程を示す図で
ある。
【図11】本発明に係るステータの平面図である。
【図12】本発明に係るステータの製造工程におけるス
テータコアを支持する治具を示す図である。
【図13】図12におけるXIII −XIII 線断面図であ
る。
【図14】本発明に係るステータの製造工程におけるス
テータコアと治具の当接状態を示す要部説明図である。
【図15】本発明に係るステータ製造方法に使用される
別実施例のステータコアの側面図である。
【符号の説明】
10、60…ステータコア 18…凸部 20…凹部 22…膨出部 24…ステータハウジング 26…導線 28…バンド 30…電磁石 34…ステータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機のステータ製造方法であって、 頭部と脚部とからなる略T字状に構成され、前記頭部に
    おける周方向の一端部に凹部が画成されるとともに他端
    部に凸部が形成された複数のステータコアに導線を巻き
    付ける工程と、 前記ステータコアの凹部に隣接するステータコアの凸部
    を嵌合させることにより、ステータコアを円周状に連設
    する工程と、 前記円周状に連設されたステータコアを保持体で軸心方
    向に締め付ける工程と、 前記保持体で締め付けられたステータコアを円筒体であ
    るステータハウジングの内部に挿入し、前記保持体の締
    め付け力を解除することにより、前記ステータコアをス
    テータハウジングの内周面に圧接させる工程と、 を備えることを特徴とする電動機のステータ製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、 ステータコアをステータハウジングの内周面に圧接させ
    る工程の前に、ステータハウジングを予め加熱する工程
    を有することを特徴とする電動機のステータ製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の製造方法におい
    て、 ステータコアを円周状に連設させる工程では、 前記ステータコアの頭部が弾性的に形成されるととも
    に、当該頭部の凸部が凹部よりも大きく形成されてお
    り、前記凸部が前記凹部に強制的に嵌合されることによ
    り当該凸部が当該凹部で圧接されることを特徴する電動
    機のステータ製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方
    法において、 前記円周状に連設されたステータコアを保持体で締め付
    ける工程では、 前記保持体は、ステータコアの脚部に係合し、前記脚部
    を軸心方向に締め付けることを特徴する電動機のステー
    タ製造方法。
  5. 【請求項5】円筒体であるステータハウジングと、 前記ステータハウジングの内周面に圧接され、頭部と脚
    部を有する略T字状に弾性体として形成された複数のス
    テータコアと、 を備え、前記ステータコアは、前記頭部の円周方向の一
    端部に凹部を画成し、他端部に前記凹部よりも大きい凸
    部を形成しており、前記凸部を隣接するステータコアの
    凹部に嵌合して円周状に連設されることを特徴する電動
    機のステータ。
  6. 【請求項6】請求項5記載のステータにおいて、 ステータコアの凹部の頂部に孔部を画成することを特徴
    とする電動機のステータ。
JP30650793A 1993-12-07 1993-12-07 電動機のステータ製造方法および該方法により製造されたステータ Pending JPH07163070A (ja)

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