JPH07163027A - 電線被覆切断装置 - Google Patents

電線被覆切断装置

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JPH07163027A
JPH07163027A JP5339221A JP33922193A JPH07163027A JP H07163027 A JPH07163027 A JP H07163027A JP 5339221 A JP5339221 A JP 5339221A JP 33922193 A JP33922193 A JP 33922193A JP H07163027 A JPH07163027 A JP H07163027A
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head
insulated wire
cutting
hole
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Tomiji Toda
富二 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁電線の被覆を円周方向及び長手方向に沿
って切断する。 【構成】 ホルダ7,8のヘッド9,10に形成したガ
イド溝11,12にスライダ13,14を設ける。ホル
ダ7,8のヘッド9,10の内部に円板15,16を設
ける。スライダ13及びスライダ14に横刃18及び縦
刃19を設ける。円板15,16を回転することによ
り、スライダ13,14が円板15,16の回転に伴っ
てホルダ7,8のヘッド9,10のガイド溝11,12
に沿って閉じる方向に移動し、横刃18及び縦刃19が
スライダ13,14と共に電線4の被覆17に向って移
動する。スピンドル5がホルダ7と共に電線4の周囲を
支持台2に対して回転し、横刃18がホルダ7の回転に
伴って電線4の被覆17を円周方向に切断する。電線4
を受け台3の挿通孔6からスピンドル5に向って引抜
き、縦刃19が電線4の被覆17を長手方向に切断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、太径の絶縁電線
の被覆を円周方向及び長手方向に沿って切断する電線被
覆切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁被覆電線を保持する電線保持
部と、絶縁被覆電線の絶縁被覆に切り込みを入れるカッ
タと、絶縁被覆の切り込みを入れた皮むき部分をつかむ
チャックと、このチャックと電線保持部とを絶縁被覆電
線の長手方向に相対的に移動させる駆動装置とを備え、
チャックの電線長手方向の相対的な移動を案内するガイ
ドを設けると共に、このガイドに絶縁被覆電線の芯線の
より方向に沿ったガイド溝を設け、チャックにガイド溝
に案内される案内部を設けた絶縁被覆電線の皮むき機が
特公昭60−28210号公報として知られている。
【0003】また、ケーブルの外被にあらかじめケーブ
ル軸に平行にスリットを入れるスリットカッタを有し、
ケーブル軸に直角な平面に対しケーブル送り方向側に進
み角をもたせ、かつケーブル軸を中心として回転する回
転刃を設けたケーブル外被剥離装置が特公昭60−46
602号公報として知られている。
【0004】さらに、台車上に絶縁電線の芯線の径に対
応する半円形の切刃を備えた開閉式の垂直刃の2組と、
垂直刃間に水平に設けられた直線状の切刃を備えた開閉
式の横刃と、横刃を切込み状態において絶縁電線に対し
て移動させて垂直刃と横刃とにより切れ目が入れられた
被覆部分を剥ぎ取る機構とを搭載した絶縁電線の皮むき
装置が特公平3−47048号公報として知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特公昭60
−28210号公報記載のものは、カッタが絶縁被覆電
線の絶縁被覆に円周方向に沿って切り込みを入れ、チャ
ックが絶縁被覆の切り込みを入れた皮むき部分をつかん
だ状態のまま引張りながらガイドのガイド溝に沿って回
転移動し、絶縁被覆電線の絶縁被覆の皮むき部を芯線の
よりをもどすことなく抜き取るようにしたにすぎないも
のであった。
【0006】また、特公昭60−46602号公報記載
のものは、ケーブルを軸方向に送り、スリットカッタが
ケーブルの外被に長手方向に沿ってスリットを入れ、ケ
ーブルの外被を回転する回転刃によりらせん状に剥離
し、外被の切屑を回転刃の1回転ごとに一定の長さに分
断して除去するようにしたにすぎないものであった。
【0007】さらに、特公平3−47048号公報記載
のものは、2組の垂直刃の半円形の切刃が絶縁電線の被
覆に円周方向に沿って切れ目を入れると共に、開閉式の
横刃の直線状の切刃が絶縁電線の被覆に長手方向に沿っ
て切れ目を入れ、横刃が切込み状態において絶縁電線に
対して移動し、垂直刃と横刃とにより切れ目が入れられ
た被覆部分を分断して剥ぎ取るようにしたにすぎないも
のであった。
【0008】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、絶縁電線を中空軸及び受け台の挿通孔に挿通した状
態において、第1の開閉用カム及び第2の開閉用カムを
回転することにより、複数個の第1の切断刃固定具が第
1の開閉用カムの回転に伴いながら旋回切断体のヘッド
の複数本のガイド溝に沿って互いに閉じる方向に移動す
ると同時に、複数枚の横刃が複数個の第1の切断刃固定
具と共に絶縁電線の被覆に向って移動し、第1の切断刃
固定具の先端が絶縁電線の被覆の外周面に当接し、横刃
の刃先が絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇所に
喰い込み、複数個の第2の切断刃固定具が第2の開閉用
カムの回転に伴いながら固定切断体のヘッドの複数本の
ガイド溝に沿って互いに閉じる方向に移動すると同時
に、複数枚の縦刃が複数個の第2の切断刃固定具と共に
絶縁電線の被覆に向って移動し、第2の切断刃固定具の
先端が絶縁電線の被覆の外周面に当接し、縦刃の刃先が
絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇所の近傍に喰
い込み、旋回切断体のヘッドが第1の開閉用カムと共に
絶縁電線の被覆の周囲を所定の中心角だけ回転すると同
時に、中空軸が旋回切断体と共に支持台に対して回転
し、複数枚の横刃が旋回切断体の回転に伴いながら絶縁
電線の被覆の末端から所定の長さの箇所を円周方向に沿
って切断し、絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇
所に複数枚の横刃により円周方向に連続した1本の切込
みが入り、固定切断体が絶縁電線の旋回切断体に対する
回転を阻止し、絶縁電線を受け台の挿通孔から中空軸に
向って引抜くのみで、複数枚の縦刃が絶縁電線の被覆の
末端寄りを長手方向に沿って切断し、絶縁電線の被覆の
末端寄りに複数枚の縦刃により長手方向に複数本のスリ
ットが入り、絶縁電線の被覆の横刃及び縦刃による切断
に際し、絶縁電線の芯線を横刃及び縦刃により傷付ける
ことがなく、絶縁電線の縦刃により切断した分割片を手
で掴みながら芯線の長手方向に沿って引張り、絶縁電線
の被覆の末端部分を芯線に対して除去し、絶縁電線の被
覆の末端部分の芯線に対する除去作業を容易に行うこと
が可能な電線被覆切断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電線被覆切断装
置は、ベースに一定の間隔を置いて互いに対向する支持
台及び受け台をそれぞれ配設し、前記支持台に絶縁電線
を挿通する中空軸を回動自在に設けると共に、前記受け
台に前記中空軸と同一中心軸線上に沿って前記絶縁電線
を挿通する挿通孔を設け、前記中空軸の先端部に旋回切
断体を配設し、前記受け台に前記旋回切断体と対向する
固定切断体を配設し、前記旋回切断体及び前記固定切断
体のヘッドに半径方向に沿って所定の中心角を置いて複
数本のガイド溝をそれぞれ形成し、前記旋回切断体及び
前記固定切断体のヘッドの複数本のガイド溝に複数個の
第1及び第2の切断刃固定具をそれぞれ摺動自在に設
け、前記旋回切断体及び前記固定切断体のヘッドの内部
に前記切断刃固定具を前記ガイド溝に沿って移動する第
1及び第2の開閉用カムをそれぞれ回動自在に設け、前
記旋回切断体の複数個の第1の切断刃固定具に前記絶縁
電線の被覆を円周方向に沿って切断する複数枚の横刃を
設け、前記固定切断体の複数個の第2の切断刃固定具に
前記絶縁電線の被覆を長手方向に沿って切断する複数枚
の縦刃を設けたことを特徴とする構成を有するものであ
る。
【0010】
【作用】ベースに配設した支持台に設けた中空軸及び受
け台の挿通孔に絶縁電線を挿通した状態において、旋回
切断体及び固定切断体のヘッドの内部に設けた第1の開
閉用カム及び第2の開閉用カムを回転すると、複数個の
第1の切断刃固定具が第1の開閉用カムの回転に伴いな
がら中空軸の先端部に配設した旋回切断体のヘッドに形
成した複数本のガイド溝に沿って互いに閉じる方向に移
動すると同時に、複数枚の横刃が複数個の第1の切断刃
固定具と共に絶縁電線の被覆に向って移動し、第1の切
断刃固定具の先端が絶縁電線の被覆の外周面に当接し、
横刃の刃先が絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇
所に喰い込み、複数個の第2の切断刃固定具が第2の開
閉用カムの回転に伴いながら受け台に配設した固定切断
体のヘッドに形成した複数本のガイド溝に沿って互いに
閉じる方向に移動すると同時に、複数枚の縦刃が複数個
の第2の切断刃固定具と共に絶縁電線の被覆に向って移
動し、第2の切断刃固定具の先端が絶縁電線の被覆の外
周面に当接し、縦刃の刃先が絶縁電線の被覆の末端から
所定の長さの箇所の近傍に喰い込む。
【0011】また、旋回切断体のヘッドが第1の開閉用
カムと共に絶縁電線の被覆の周囲を所定の中心角だけ回
転すると同時に、中空軸が旋回切断体と共に支持台に対
して回転し、旋回切断体の複数個の第1の切断刃固定具
に設けた複数枚の横刃が旋回切断体の回転に伴いながら
絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇所を円周方向
に沿って切断し、絶縁電線の被覆の末端から所定の長さ
の箇所に複数枚の横刃により円周方向に連続した1本の
切込みが入り、固定切断体が絶縁電線の旋回切断体に対
する回転を阻止する。
【0012】さらに、絶縁電線を受け台の挿通孔から中
空軸に向って引抜くと、固定切断体の複数個の第2の切
断刃固定具に設けた複数枚の縦刃が絶縁電線の被覆の末
端寄りを長手方向に沿って切断し、絶縁電線の被覆の末
端寄りに複数枚の縦刃により長手方向に複数本のスリッ
トが入る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1において、1はベースとなる基板であ
り、基板1の上部には一定の間隔を置いて互いに対向す
る支持台2及び受け台3がそれぞれ配設され、支持台2
には、図2及び図3に示すように、絶縁電線4を挿通す
る中空軸となるスピンドル5が回動自在に設けられると
共に、受け台3には、図4及び図5に示すように、スピ
ンドル5と同一中心軸線上に沿って絶縁電線4を挿通す
る挿通孔6が設けられている。
【0015】スピンドル5の先端部には、図3に示すよ
うに、旋回切断体としてチャック式の電線ホルダ7が配
設されると共に、受け台3には、図5に示すように、電
線ホルダ7と対向する固定切断体としてチャック式の電
線ホルダ8が配設され、電線ホルダ7のヘッド9及び電
線ホルダ8のヘッド10には、図6及び図7に示すよう
に、半径方向に沿って所定の中心角を置いて複数本のガ
イド溝11及びガイド溝12がそれぞれ形成されてい
る。
【0016】電線ホルダ7のヘッド9の複数本のガイド
溝11及び電線ホルダ8のヘッド10のガイド溝12に
は、図6及び図7に示すように、複数個の第1及び第2
の切断刃固定具としてスライダ13及びスライダ14が
それぞれ摺動自在に設けられると共に、電線ホルダ7の
ヘッド9及び電線ホルダ8のヘッド10の内部には、図
8及び図9に示すように、スライダ13及びスライダ1
4をガイド溝11及びガイド溝12に沿って移動する第
1及び第2の開閉用カムとなる円板15及び円板16が
それぞれ回動自在に設けられている。
【0017】電線ホルダ7の複数個のスライダ13に
は、図6に示すように、絶縁電線4の被覆17を円周方
向に沿って切断する複数枚の横刃18が設けられると共
に、電線ホルダ8の複数個のスライダ14には、図7に
示すように、絶縁電線4の被覆17を長手方向に沿って
切断する複数枚の縦刃19が設けられている。
【0018】支持台2の台座20の水平壁21の上部に
は、図2に示すように、ハウジング22が配設され、ハ
ウジング22の端壁23の中央には、図3に示すよう
に、貫通孔24が穿設され、ハウジング22の端壁23
の貫通孔24の内周面には環状凹溝25が形成され、図
10に示すように、ハウジング22は台座20の水平壁
21の上部にボルト26,26により固定されている。
【0019】支持台2のハウジング22の周壁27の端
部には、図2に示すように、押え蓋28が配設され、押
え蓋28の端壁29の中央には、図3に示すように、貫
通孔30が穿設され、押え蓋28の端壁29の貫通孔3
0の内周面には環状凹溝31が形成され、押え蓋28の
端壁29には貫通孔30の周囲に複数のねじ孔32が穿
設され、押え蓋28の周壁33の端面には側方に向って
突出した筒状の嵌合壁34が形成されると共に、押え蓋
28の周壁33の端縁寄りの外周には外方に向って張出
したフランジ35が形成されている。
【0020】支持台2のハウジング22及び押え蓋28
の中央には、図3に示すように、水平方向にスピンドル
5が配設され、スピンドル5の内部には中心軸線上に沿
って絶縁電線4を挿通する挿通孔36が設けられ、スピ
ンドル5の挿通孔36の一端寄りにはテーパ面37が形
成されている。
【0021】スピンドル5の一端部には、図3に示すよ
うに、筒状のボルト部38が形成されると共に、スピン
ドル5の一端寄りの外周には外方に向って張出したフラ
ンジ39が形成され、スピンドル5の長手方向中央付近
の外周面にはおねじ部40が形成され、スピンドル5の
他端寄りの外周面にはスパナ等の工具(図示せず)を係
合する切欠凹部41,41が形成されている。
【0022】スピンドル5のフランジ39とおねじ部4
0との間の外側には、図3に示すように、ラジアル軸受
42が配設されると共に、スピンドル5のおねじ部40
の外側にはスラスト玉軸受43が配設され、スピンドル
5はラジアル軸受42及びスラスト玉軸受43を介して
支持台2のハウジング22の周壁27及び押え蓋28の
端壁29に回動自在に支持されている。
【0023】スピンドル5のフランジ39とおねじ部4
0との間の外周面には、図3に示すように、ラジアル軸
受42の内輪44が嵌合され、スピンドル5のおねじ部
40にはラジアル軸受42とスラスト玉軸受43との間
にナット45が螺合され、ラジアル軸受42の内輪44
はナット45によりスピンドル5のフランジ39に押付
けられている。
【0024】支持台2のハウジング22の周壁27の内
周面には、図3に示すように、ラジアル軸受42の外輪
46が嵌合され、ハウジング22の周壁27の内側には
押え蓋28の嵌合壁34が嵌入され、ハウジング22の
周壁27の端面には押え蓋28のフランジ35が当接さ
れ、図10に示すように、押え蓋28のフランジ35は
ハウジング22の周壁27の端面に複数のボルト47に
より固定され、ラジアル軸受42の外輪46はハウジン
グ22の端壁23に押え蓋28の嵌合壁34により押付
けられている。
【0025】押え蓋28の端壁29のねじ孔32には、
図3に示すように、止めねじ48が螺着され、止めねじ
48にはナット49が螺合され、スラスト玉軸受43の
レース50には止めねじ48の先端が当接され、図10
に示すように、止めねじ48は押え蓋28の端壁29の
ねじ孔32にナット49により固定され、スラスト玉軸
受43のレース51は止めねじ48によりナット45に
押付けられている。
【0026】支持台2のハウジング22の端壁23の環
状凹溝25には、図3に示すように、Oリング52が嵌
入され、ハウジング22の端壁23の貫通孔24の内周
面とスピンドル5のフランジ39の外周面との間の隙間
がOリング52により密閉されている。
【0027】押え蓋28の端壁29の環状凹溝31に
は、図3に示すように、Oリング53が嵌入され、押え
蓋28の端壁29の貫通孔30の内周面とスピンドル5
の他端寄りの外周面との間の隙間がOリング53により
密閉されている。
【0028】支持台2のハウジング22の端壁23の側
部には、図2に示すように、電線ホルダ7が配設され、
電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の中央には、図3及
び図6に示すように、絶縁電線4を挿通する通孔55が
穿設され、電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の前面に
は半径方向に沿って120度の中心角を置いて3本のガ
イド溝11がそれぞれ形成され、電線ホルダ7のヘッド
9の端壁54には3本のガイド溝11の長手方向中央付
近に相当する箇所に半径方向に沿って3本の長孔56が
それぞれ設けられると共に、電線ホルダ7のヘッド9の
周壁57には、図8に示すように、円周方向に沿ってガ
イド孔58が設けられている。
【0029】電線ホルダ7のヘッド9の周壁57の内部
には、図3に示すように、円板15が配設され、円板1
5の一面の中央には嵌合穴59が設けられると共に、円
板15の嵌合穴59の内端と他面との間には通孔60が
設けられ、円板15には、図8に示すように、嵌合穴5
9の周囲にスライダ13を電線ホルダ7のヘッド9の端
壁54のガイド溝11に沿って誘導する円弧状の3本の
誘導孔61がそれぞれ設けられ、円板15の外周面には
外方に向って開口するねじ穴62が穿設されている。
【0030】電線ホルダ7のヘッド9の周壁57の端部
には、図2に示すように、押え蓋63が配設され、押え
蓋63の一面の中央には、図3に示すように、側方に向
って膨出した筒状のボス64が形成されると共に、押え
蓋63のボス64の内周面にはめねじ部65が形成さ
れ、押え蓋63のボス64の先端には側方に向って突出
した筒状の支軸部66が形成され、押え蓋63の外周寄
りの一面には側方に向って突出した筒状の嵌合壁67が
形成され、押え蓋63の嵌合壁67の外周には外方に向
って張出したフランジ68が形成されている。
【0031】電線ホルダ7の押え蓋63の支軸部66の
外側には、図3に示すように、玉軸受69が配設され、
押え蓋63の支軸部66には玉軸受69を介して円板1
5が回動自在に支持されている。
【0032】電線ホルダ7のヘッド9の周壁57の内側
には、図3に示すように、押え蓋63の嵌合壁67が嵌
入され、電線ホルダ7のヘッド9の周壁57の端面には
押え蓋63のフランジ68が当接され、図10に示すよ
うに、押え蓋63のフランジ68は電線ホルダ7のヘッ
ド9の周壁57の端面に複数のボルト70により固定さ
れている。
【0033】円板15の嵌合穴59の内周面には、図3
に示すように、玉軸受69の外輪71が嵌合されると共
に、押え蓋63の支軸部66の外周面には玉軸受69の
内輪72が嵌合され、玉軸受69の内輪72は押え蓋6
3のボス64と支軸部66との間に形成した段部73に
より電線ホルダ7のヘッド9の端壁54に押付けられて
いる。
【0034】押え蓋63のボス64の内周面のめねじ部
65には、図3に示すように、スピンドル5のボルト部
38が螺着され、押え蓋63の他面の中央にはスピンド
ル5のフランジ39が当接され、スピンドル5の先端部
には電線ホルダ7が固定されている。
【0035】円板15の外周には、図6に示すように、
外方に向って突出したハンドル74が配設され、ハンド
ル74のシャフト75の一端部には握り玉76が固定さ
れ、円板15のねじ穴62には、図8に示すように、ハ
ンドル74のシャフト75の他端寄りに形成したボルト
部(図示せず)が螺着され、ハンドル74のシャフト7
5は電線ホルダ7のヘッド9の周壁57のガイド孔58
に沿って移動されるようになっている。
【0036】電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の3本
のガイド溝11には、図6に示すように、3個で1組と
なるスライダ13がそれぞれ摺動自在に配設され、スラ
イダ13の一面の内端寄りには前方に向って突出した突
壁77が形成されると共に、スライダ13の突壁77に
はガイド溝11の長手方向に沿って凹溝78が形成さ
れ、スライダ13の内端には円弧面79が形成され、ス
ライダ13の他面の中央寄りにはねじ穴80が穿設され
ている。
【0037】スライダ13の突壁77の外側には、図6
に示すように、押え部材81が配設され、押え部材81
にはスライダ13の突壁77の凹溝78に相当する箇所
に突片82が形成され、押え部材81はスライダ13の
突壁77の外側にボルト83により固定されている。
【0038】3個のスライダ13の突壁77の凹溝78
の内部には、図6に示すように、絶縁電線4の被覆17
を円周方向に沿って切断する3枚で1組となる横刃18
が配設され、スライダ13の突壁77の凹溝78には押
え部材81の突片82が嵌入され、横刃18は押え部材
81の突片82によりスライダ13の突壁77の凹溝7
8の内面に固定され、横刃18の刃先はスライダ13の
内端の円弧面79より絶縁電線4の被覆17の肉厚に相
当する切込み量だけ突出されている。
【0039】電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の前面
の外側には、図6に示すように、ガイド溝11の両側に
長手方向に沿って互いに平行な押え板84,84がそれ
ぞれ配設され、電線ホルダ7のヘッド9の端壁54のガ
イド溝11の内面と押え板84,84との間にはスライ
ダ13の両側縁がそれぞれ支持され、押え板84は電線
ホルダ7のヘッド9の端壁54の前面にボルト85,8
5により固定されている。
【0040】スライダ13の中央寄りの他面には、図3
に示すように、側方に向って突出した支持ピン86が設
けられ、支持ピン86にはボルト部87が形成され、支
持ピン86の先端部には係合ローラ88が回動自在に支
持され、支持ピン86のボルト部87には電線ホルダ7
のヘッド9の端壁54の長孔56に相当する箇所に円筒
状のカラー89が嵌合され、支持ピン86のボルト部8
7はスライダ13のねじ穴80に螺着され、図8に示す
ように、係合ローラ88は円板15の誘導孔61に摺動
自在に嵌入されている。
【0041】支持台2の台座20の水平壁21の側部に
は、図2に示すように、水平方向に受け部材90が配設
され、台座20の水平壁21の中央には、図3に示すよ
うに、一面と他面との間にスピンドル5の中心軸線方向
に沿って貫通孔91が穿設されると共に、受け部材90
の一面の中央には台座20の水平壁21の貫通孔91と
連通する通穴92が穿設され、受け部材90の通穴92
の内端と他面の中央との間にはねじ孔93が設けられ、
図10に示すように、受け部材90は台座20の水平壁
21の一面にボルト94,94により固定されている。
【0042】受け部材90のねじ孔93には、図3に示
すように、止めねじ95が螺着され、止めねじ95には
ナット96が螺合され、図10に示すように、止めねじ
95は受け部材90のねじ孔93にナット96により固
定されている。
【0043】支持台2の台座20の水平壁21の貫通孔
91には、図3に示すように、タッチピン97が摺動自
在に配設され、タッチピン97の内部には中心軸線上に
沿って挿通穴98が穿設され、タッチピン97の挿通穴
98には円柱状の押圧部材99が移動自在に設けられ、
押圧部材99の一端の中央には突起100が形成され、
押圧部材99の他端には止めねじ95の先端が当接され
ている。
【0044】タッチピン97の挿通穴98の内部には、
図3に示すように、端壁101と押圧部材99の一端と
の間に圧縮コイルバネ102が配設され、圧縮コイルバ
ネ102の一端寄りの内部には押圧部材99の突起10
0が嵌入され、タッチピン97の先端が圧縮コイルバネ
102の付勢力により電線ホルダ7の押え蓋63の外周
寄りの他面に圧接され、電線ホルダ7の支持台2に対す
る回転及び振れがタッチピン97により抑制されてい
る。
【0045】電線ホルダ7は、図6及び図8に示すよう
に、円板15の外周に固定したハンドル74のシャフト
75が電線ホルダ7のヘッド9の周壁57のガイド孔5
8の一端に位置されると共に、電線ホルダ7のヘッド9
の端壁54の3本のガイド溝11に配置した3個のスラ
イダ13の他面の中央寄りに固定した支持ピン86の係
合ローラ88が円板15の3本の誘導孔61の外端に位
置され、支持ピン86のボルト部87のカラー89が電
線ホルダ7のヘッド9の端壁54の3本の長孔56の外
端寄りに位置され、3個のスライダ13が互いに開かれ
た絶縁電線4の被覆17を円周方向に沿って3枚の横刃
18により切断する前の待機状態となっている。
【0046】受け台3の台座103の立上り壁104の
側部には、図4に示すように、円形のベースプレート1
05が配設され、ベースプレート105の一面の中央に
は、図5に示すように、テーパ穴106が設けられると
共に、ベースプレート105のテーパ穴106の内端と
他面の中央との間には絶縁電線4を挿通する挿通孔6が
設けられ、ベースプレート105の外周寄りには複数の
通孔107が穿設され、図11に示すように、ベースプ
レート105は台座103の立上り壁104にボルト1
08,108により固定されている。
【0047】受け台3のベースプレート105の一側に
は、図4に示すように、電線ホルダ8配設され、電線ホ
ルダ8のヘッド10の端壁109の中央には、図5及び
図7に示すように、絶縁電線4を挿通する通孔110が
穿設され、電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の前
面には半径方向に沿って120度の中心角を置いて3本
のガイド溝12がそれぞれ形成され、電線ホルダ8のヘ
ッド10の端壁109には3本のガイド溝12の長手方
向中央付近に相当する箇所に半径方向に沿って3本の長
孔111がそれぞれ設けられると共に、電線ホルダ8の
ヘッド10の周壁112には、図9に示すように、円周
方向に沿ってガイド孔113が設けられている。
【0048】電線ホルダ8のヘッド10の周壁112の
内部には、図5に示すように、円形の円板16が配設さ
れ、円板16の一面の中央には嵌合穴114が設けられ
ると共に、円板16の嵌合穴114の内端と他面との間
には通孔115が設けられ、円板16には、図9に示す
ように、嵌合穴114の周囲にスライダ14を電線ホル
ダ8のヘッド10の端壁109のガイド溝12に沿って
誘導する円弧状の3本の誘導孔116がそれぞれ設けら
れ、円板16の外周面には外方に向って開口するねじ穴
117が穿設されている。
【0049】電線ホルダ8のヘッド10の周壁112の
端部には、図4に示すように、押え蓋118が配設さ
れ、押え蓋118の一面の中央には、図5に示すよう
に、側方に向って膨出した筒状のボス119が形成され
ると共に、押え蓋118のボス119の先端には側方に
向って突出した筒状の支軸部120が形成され、押え蓋
118の外周寄りの一面には側方に向って突出した筒状
の嵌合壁121が形成され、押え蓋118の外周寄りに
は受け台3のベースプレート105の通孔107と連通
する複数のねじ孔122が穿設され、押え蓋118の嵌
合壁121の外周には外方に向って張出したフランジ1
23が形成されている。
【0050】電線ホルダ8の押え蓋118の支軸部12
0の外側には、図5に示すように、玉軸受124が配設
され、押え蓋118の支軸部120には玉軸受124を
介して円板16が回動自在に支持されている。
【0051】電線ホルダ8のヘッド10の周壁112の
内側には、図5に示すように、押え蓋118の嵌合壁1
21が嵌入され、電線ホルダ8のヘッド10の周壁11
2の端面には押え蓋118のフランジ123が当接さ
れ、押え蓋118のフランジ123は電線ホルダ8のヘ
ッド10の周壁112の端面に複数のボルト125によ
り固定されている。
【0052】円板16の嵌合穴114の内周面には、図
5に示すように、玉軸受124の外輪126が嵌合され
ると共に、押え蓋118の支軸部120の外周面には玉
軸受124の内輪127が嵌合され、玉軸受124の内
輪127は押え蓋118のボス119と支軸部120と
の間に形成した段部128により電線ホルダ8のヘッド
10の端壁109に押付けられている。
【0053】受け台3のベースプレート105の一面に
は、図4及び図5に示すように、電線ホルダ8の押え蓋
118の他面が当接され、ベースプレート105の通孔
107には、図11に示すように、ボルト129が挿通
され、押え蓋118のねじ孔122にはボルト129の
先端部が螺着され、ボルト129の頭部には摘手130
が固着され、電線ホルダ8の押え蓋118の外周寄りは
受け台3のベースプレート105の外周寄りの一面にボ
ルト129,129により固定されている。
【0054】円板16の外周には、図7に示すように、
外方に向って突出したハンドル131が配設され、ハン
ドル131のシャフト132の一端寄りには、図9に示
すように、ボルト部133が形成されると共に、ハンド
ル131のシャフト132の他端寄りにはボルト部13
4が形成され、円板16のねじ穴117にはハンドル1
31のシャフト132のボルト部133が螺着されてい
る。
【0055】ハンドル131のシャフト132には、図
7に示すように、電線ホルダ8のヘッド10の周壁11
2の外側に握り柄135が配設され、ハンドル131の
シャフト132の長手方向中央付近には、図9に示すよ
うに、電線ホルダ8のヘッド10の周壁112の外周面
と握り柄135の先端との間にリング状の座金136が
嵌合され、ハンドル131のシャフト132のボルト部
134には握り柄135に設けたねじ孔(図示せず)が
螺合され、ハンドル131のシャフト132は電線ホル
ダ8のヘッド10の周壁112のガイド孔113に沿っ
て移動されるようになっている。
【0056】電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の
3本のガイド溝12には、図7に示すように、3個で1
組となるスライダ14がそれぞれ摺動自在に配設され、
スライダ14の一面の内端寄りの片側には前方に向って
突出した突壁137が形成されると共に、スライダ14
の突壁137の側面にはガイド溝12の長手方向に沿っ
て凹溝138が形成され、スライダ14の内端には円弧
面139が形成され、スライダ14の他面の中央寄りに
はねじ穴140が穿設されている。
【0057】スライダ14の突壁137の側部には、図
7に示すように、押え部材141が配設され、押え部材
141にはスライダ14の突壁137の凹溝138に相
当する箇所に突片142が形成され、押え部材141は
スライダ14の突壁137の側部にボルト143により
固定されている。
【0058】3個のスライダ14の突壁137の凹溝1
38の内部には、図7に示すように、絶縁電線4の被覆
17を長手方向に沿って切断する3枚の縦刃19が配設
され、スライダ14の突壁137の凹溝138には押え
部材141の突片142が嵌入され、縦刃19は押え部
材141の突片142によりスライダ14の突壁137
の凹溝138の内面に固定され、縦刃19の刃先はスラ
イダ14の内端の円弧面139より絶縁電線4の被覆1
7の肉厚に相当する切込み量だけ突出されている。
【0059】電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の
前面の外側には、図7に示すように、ガイド溝12の両
側に長手方向に沿って互いに平行な押え板144,14
4がそれぞれ配設され、電線ホルダ8のヘッド10の端
壁109のガイド溝12の内面と押え板144,144
との間にはスライダ14の両側縁がそれぞれ支持され、
押え板144は電線ホルダ8のヘッド10の端壁109
の前面にボルト145,145により固定されている。
【0060】スライダ14の中央寄りの他面には、図5
に示すように、側方に向って突出した支持ピン146が
設けられ、支持ピン146にはボルト部147が形成さ
れ、支持ピン146の先端部には係合ローラ148が回
動自在に支持され、支持ピン146のボルト部147に
は電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の長孔111
に相当する箇所に円筒状のカラー149が嵌合され、支
持ピン146のボルト部147はスライダ14のねじ穴
140に螺着され、図9に示すように、係合ローラ14
8は円板16の誘導孔116に摺動自在に嵌入されてい
る。
【0061】受け台3のベースプレート105の他側に
は、図4に示すように、スピンドル5の中心軸線上に沿
って絶縁電線4を挿通する支持管150が配設され、支
持管150の一端部の外周には、図5に示すように、外
方に向って張出したフランジ151が形成されると共
に、支持管150の他端寄りにはテーパ状の拡開部15
2が形成され、図11に示すように、支持管150のフ
ランジ151はベースプレート105の他面の中央にボ
ルト153,153により固定されている。
【0062】電線ホルダ8は、図7及び図9に示すよう
に、円板16の外周に固定したハンドル131のシャフ
ト132が電線ホルダ8のヘッド10の周壁112のガ
イド孔113の一端に位置されると共に、電線ホルダ8
のヘッド10の端壁109の3本のガイド溝12に配置
した3個のスライダ14の他面の中央寄りに固定した支
持ピン146の係合ローラ148が円板16の3本の誘
導孔116の外端に位置され、支持ピン146のボルト
部147のカラー149が電線ホルダ8のヘッド10の
端壁109の3本の長孔111の外端寄りに位置され、
3個のスライダ14が互いに開かれた絶縁電線4の被覆
17を長手方向に沿って3枚の縦刃19により切断する
前の待機状態となっている。
【0063】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0064】まず、図1に示すように、スピンドル5の
挿通孔36,電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の通孔
55,電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の通孔1
10,受け台3のベースプレート105の挿通孔6及び
支持管150にスピンドル5から支持管150に向って
絶縁電線4を挿通し、絶縁電線4の被覆17の末端から
所定の長さで除去する箇所を電線ホルダ7のヘッド9の
端壁54の3本のガイド溝11に配置した3個のスライ
ダ13の突壁77の凹溝78に固定した3枚の横刃18
に対して位置決めする。
【0065】次いで、ハンドル74の握り玉76を手で
握り、ハンドル74のシャフト75を電線ホルダ7のヘ
ッド9の周壁57のガイド孔58の一端から他端に向っ
て移動すると、円板15がハンドル74のシャフト75
の移動に伴いながら玉軸受69を介して電線ホルダ7の
押え蓋63の支軸部66を支点として図8の反時計方向
に回転し、円板15の3本の誘導孔61が3個のスライ
ダ13の他面の中央寄りに固定した支持ピン86の係合
ローラ88に係合しながら図8の反時計方向に移動し、
係合ローラ88が円板15の誘導孔61の外端から内端
に向って摺動し、支持ピン86が円板15の回転に伴い
ながら係合ローラ88を介して電線ホルダ7のヘッド9
の端壁54の3本の長孔56の外端寄りから内端に向っ
て移動し、図12に示すように、ハンドル74のシャフ
ト75は電線ホルダ7のヘッド9の周壁57のガイド孔
58の他端寄りに位置すると共に、係合ローラ88は円
板15の誘導孔61の内端寄りに位置し、図13に示す
ように、支持ピン86は電線ホルダ7のヘッド9の端壁
54の長孔56の中央付近に位置する。
【0066】支持ピン86の円板15の回転に伴う電線
ホルダ7のヘッド9の端壁54の長孔56に対する移動
により、3個のスライダ13が支持ピン86の移動に伴
いながら電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の3本のガ
イド溝11に沿って互いに閉じる方向に摺動し、3枚の
横刃18が3個のスライダ13と共に絶縁電線4の被覆
17に向って移動し、図13に示すように、3個のスラ
イダ13の円弧面79が絶縁電線4の被覆17の外周面
に当接し、3枚の横刃18の刃先が絶縁電線4の被覆1
7の末端から所定の長さの箇所に喰い込む。
【0067】次いで、ハンドル131の握り柄135を
手で握り、ハンドル131のシャフト132を電線ホル
ダ8のヘッド10の周壁112のガイド孔113の一端
から他端に向って移動すると、円板16がハンドル13
1のシャフト132の移動に伴いながら玉軸受124を
介して電線ホルダ8の押え蓋118の支軸部120を支
点として図9の時計方向に回転し、円板16の3本の誘
導孔116が3個のスライダ14の他面の中央寄りに固
定した支持ピン146の係合ローラ148に係合しなが
ら図9の時計方向に移動し、係合ローラ148が円板1
6の誘導孔116の外端から内端に向って摺動し、支持
ピン146が円板16の回転に伴いながら係合ローラ1
48を介して電線ホルダ8のヘッド10の端壁109の
3本の長孔111の外端寄りから内端に向って移動し、
図14に示すように、ハンドル131のシャフト132
は電線ホルダ8のヘッド10の周壁112のガイド孔1
13の他端寄りに位置すると共に、係合ローラ148は
円板16の誘導孔116の内端寄りに位置し、図15に
示すように、支持ピン146は電線ホルダ8のヘッド1
0の端壁109の長孔111の中央付近に位置する。
【0068】支持ピン146の円板16の回転に伴う電
線ホルダ8のヘッド10の端壁109の長孔111に対
する移動により、3個のスライダ14が支持ピン146
の移動に伴いながら電線ホルダ8のヘッド10の端壁1
09の3本のガイド溝12に沿って互いに閉じる方向に
摺動し、3枚の縦刃19が3個のスライダ14と共に絶
縁電線4の被覆17に向って移動し、図15に示すよう
に、3個のスライダ14の円弧面139が絶縁電線4の
被覆17の外周面に当接し、3枚の縦刃19の刃先が絶
縁電線4の被覆17の末端から所定の長さの箇所の近傍
に喰い込む。
【0069】その後、握り柄135のねじ孔を手でハン
ドル131のシャフト132のボルト部134に対して
締付ける方向に回動すると、ハンドル131のシャフト
132が座金136を介して握り柄135により電線ホ
ルダ8のヘッド10の周壁112のガイド孔113に対
して固定した状態となる。
【0070】次いで、絶縁電線4を電線ホルダ7のヘッ
ド9及び押え蓋63と共に回転しないように押えた状態
に保持し、ハンドル74のシャフト75を手で図12の
反時計方向に移動すると、円板15がハンドル74のシ
ャフト75の移動に伴いながら図12の反時計方向に回
転し、円板15の3本の誘導孔61が3個のスライダ1
3の他面の中央寄りに固定した支持ピン86の係合ロー
ラ88に係合した状態のまま図12の反時計方向に移動
すると同時に、係合ローラ88が円板15の誘導孔61
と共に図12の反時計方向に移動し、支持ピン86が円
板15の回転に伴いながら係合ローラ88を介して図1
2の反時計方向に移動し、図16に示すように、ハンド
ル74のシャフト75は電線ホルダ7のヘッド9の周壁
57のガイド孔58の他端寄りに位置したままの状態を
維持すると共に、係合ローラ88は円板15の誘導孔6
1の内端寄りに位置したままの状態を維持し、図17に
示すように、支持ピン86は電線ホルダ7のヘッド9の
端壁54の長孔56の中央付近に位置したままの状態を
維持する。
【0071】支持ピン86の円板15の回転に伴う移動
により、電線ホルダ7のヘッド9及び押え蓋63が支持
ピン86の移動に伴いながら円板15と共に図13の反
時計方向に回転すると同時に、スピンドル5が押え蓋6
3と共にラジアル軸受42及びスラスト玉軸受43を介
して支持台2のハウジング22の周壁27及び押え蓋2
8の端壁29に対して電線ホルダ7のヘッド9と同方向
に回転し、3個のスライダ13が電線ホルダ7のヘッド
9の回転に伴いながら絶縁電線4の被覆17の周囲を1
20度だけ図13の反時計方向に移動し、図17に示す
ように、3枚の横刃18が3個のスライダ13の移動に
伴いながら絶縁電線4の被覆17を円周方向に沿って切
断し、絶縁電線4の被覆17の末端から所定の長さの箇
所に3枚の横刃18により円周方向に沿って連続した1
本の切込み154を入れる。
【0072】絶縁電線4の被覆17を図17に示す3枚
の横刃18により円周方向に沿って切断した状態の位置
から、ハンドル74のシャフト75を手で電線ホルダ7
のヘッド9の周壁57のガイド孔58の他端寄りから一
端に向って移動すると、円板15がハンドル74のシャ
フト75の移動に伴いながら玉軸受69を介して電線ホ
ルダ7の押え蓋63の支軸部66を支点として図16の
時計方向に回転し、円板15の3本の誘導孔61が3個
のスライダ13の他面の中央寄りに固定した支持ピン8
6の係合ローラ88に係合しながら図16の時計方向に
移動し、係合ローラ88が円板15の誘導孔61の内端
寄りから外端に向って摺動し、支持ピン86が円板15
の回転に伴いながら係合ローラ88を介して電線ホルダ
7のヘッド9の端壁54の3本の長孔56の中央付近か
ら外端に向って移動し、図18に示すように、ハンドル
74のシャフト75は電線ホルダ7のヘッド9の周壁5
7のガイド孔58の一端に位置すると共に、係合ローラ
88は円板15の誘導孔61の外端に位置し、図19に
示すように、支持ピン86は電線ホルダ7のヘッド9の
端壁54の長孔56の外端寄りに位置する。
【0073】支持ピン86の円板15の回転に伴う電線
ホルダ7のヘッド9の端壁54の長孔56に対する移動
により、3個のスライダ13が支持ピン86の移動に伴
いながら電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の3本のガ
イド溝11に沿って互いに開く方向に摺動し、3枚の横
刃18が3個のスライダ13と共に絶縁電線4の被覆1
7の外方に向って移動し、図19に示すように、3個の
スライダ13の円弧面79が絶縁電線4の被覆17の外
周面より離脱し、3枚の横刃18の刃先が絶縁電線4の
被覆17より抜け外れる。
【0074】その後、ハンドル74のシャフト75を手
で図18の時計方向に移動すると、円板15がハンドル
74のシャフト75の移動に伴いながら図18の時計方
向に回転し、円板15の3本の誘導孔61が3個のスラ
イダ13の他面の中央寄りに固定した支持ピン86の係
合ローラ88に係合した状態のまま図18の時計方向に
移動すると同時に、係合ローラ88が円板15の誘導孔
61と共に図18の時計方向に移動し、支持ピン86が
円板15の回転に伴いながら係合ローラ88を介して図
18の時計方向に移動し、図8に示すように、ハンドル
74のシャフト75は電線ホルダ7のヘッド9の周壁5
7のガイド孔58の一端に位置したままの状態を維持す
ると共に、係合ローラ88は円板15の誘導孔61の外
端に位置したままの状態を維持し、図6に示すように、
支持ピン86は電線ホルダ7のヘッド9の端壁54の長
孔56の外端寄りに位置したままの状態を維持する。
【0075】支持ピン86の円板15の回転に伴う移動
により、電線ホルダ7のヘッド9及び押え蓋63が支持
ピン86の移動に伴いながら円板15と共に図19の時
計方向に回転すると同時に、スピンドル5が押え蓋63
と共にラジアル軸受42及びスラスト玉軸受43を介し
て支持台2のハウジング22の周壁27及び押え蓋28
の端壁29に対して電線ホルダ7のヘッド9と同方向に
回転し、3個のスライダ13が電線ホルダ7のヘッド9
の回転に伴いながら互いに開いた状態のまま絶縁電線4
の被覆17の周囲を120度だけ図19の時計方向に移
動すると同時に、3枚の横刃18が3個のスライダ13
と共に図19の時計方向に移動し、図6に示すように、
電線ホルダ7が絶縁電線4の被覆17を円周方向に沿っ
て切断する前の待機状態の位置に復帰する。
【0076】次いで、絶縁電線4を手で掴んで支持管1
50からスピンドル5に向って引抜くと、3枚の縦刃1
9が絶縁電線4の被覆17の末端寄りを長手方向に沿っ
て切断し、図20及び図21に示すように、絶縁電線4
の被覆17の末端寄りに3枚の縦刃19により長手方向
に沿って3本のスリット155を入れる。
【0077】その後、握り柄135のねじ孔を手でハン
ドル131のシャフト132のボルト部134に対して
緩める方向に回動すると、ハンドル131のシャフト1
32の握り柄135による電線ホルダ8のヘッド10の
周壁112のガイド孔113に対する固定を解除する。
【0078】絶縁電線4の被覆17を図15に示す3枚
の縦刃19により長手方向に沿って切断した状態の位置
から、ハンドル131のシャフト132を手で電線ホル
ダ8のヘッド10の周壁112のガイド孔113の他端
寄りから一端に向って移動すると、円板16がハンドル
131のシャフト132の移動に伴いながら玉軸受12
4を介して電線ホルダ8の押え蓋118の支軸部120
を支点として図14の反時計方向に回転し、円板16の
3本の誘導孔116が3個のスライダ14の他面の中央
寄りに固定した支持ピン146の係合ローラ148に係
合しながら図14の反時計方向に移動し、係合ローラ1
48が円板16の誘導孔116の内端寄りから外端に向
って摺動し、支持ピン146が円板16の回転に伴いな
がら係合ローラ148を介して電線ホルダ8のヘッド1
0の端壁109の3本の長孔111の中央付近から外端
に向って移動し、図9に示すように、ハンドル131の
シャフト132は電線ホルダ8のヘッド10の周壁11
2のガイド孔113の一端に位置すると共に、係合ロー
ラ148は円板16の誘導孔116の外端に位置し、図
7に示すように、支持ピン146は電線ホルダ8のヘッ
ド10の端壁109の長孔111の外端寄りに位置す
る。
【0079】支持ピン146の円板16の回転に伴う電
線ホルダ8のヘッド10の端壁109の長孔111に対
する移動により、3個のスライダ14が支持ピン146
の移動に伴いながら電線ホルダ8のヘッド10の端壁1
09の3本のガイド溝12に沿って互いに開く方向に摺
動し、3枚の縦刃19が3個のスライダ14と共に電線
ホルダ8のヘッド10の中央から外方に向って移動し、
図7に示すように、電線ホルダ8が絶縁電線4の被覆1
7を長手方向に沿って切断する前の待機状態の位置に復
帰する。
【0080】絶縁電線4を支持管150からスピンドル
5に向って引抜いた後、絶縁電線4の3枚の縦刃19に
より切断した被覆17の分割片156を手で掴みながら
芯線157の長手方向に沿って引張り、図22に示すよ
うに、絶縁電線4の被覆17の末端部分を切込み154
の部分から芯線157に対して除去する。
【0081】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電線被覆
切断装置によれば、絶縁電線を中空軸及び受け台の挿通
孔に挿通した状態において、第1の開閉用カム及び第2
の開閉用カムを回転することにより、複数個の第1の切
断刃固定具が第1の開閉用カムの回転に伴いながら旋回
切断体のヘッドの複数本のガイド溝に沿って互いに閉じ
る方向に移動するので、複数枚の横刃を複数個の第1の
切断刃固定具と共に絶縁電線の被覆に向って移動するこ
とができ、第1の切断刃固定具の先端が絶縁電線の被覆
の外周面に当接するので、横刃の刃先を絶縁電線の被覆
の末端から所定の長さの箇所に喰い込ませることがで
き、複数個の第2の切断刃固定具が第2の開閉用カムの
回転に伴いながら固定切断体のヘッドの複数本のガイド
溝に沿って互いに閉じる方向に移動するので、複数枚の
縦刃を複数個の第2の切断刃固定具と共に絶縁電線の被
覆に向って移動することができ、第2の切断刃固定具の
先端が絶縁電線の被覆の外周面に当接するので、縦刃の
刃先を絶縁電線の被覆の末端から所定の長さの箇所の近
傍に喰い込ませることができ、旋回切断体のヘッドが第
1の開閉用カムと共に絶縁電線の被覆の周囲を所定の中
心角だけ回転するので、中空軸を旋回切断体と共に支持
台に対して回転することができ、複数枚の横刃が旋回切
断体の回転に伴いながら絶縁電線の被覆の末端から所定
の長さの箇所を円周方向に沿って切断するので、絶縁電
線の被覆の末端から所定の長さの箇所に複数枚の横刃に
より円周方向に連続した1本の切込みを入れることがで
き、固定切断体が絶縁電線の旋回切断体に対する回転を
阻止し、絶縁電線を受け台の挿通孔から中空軸に向って
引抜くのみで、複数枚の縦刃が絶縁電線の被覆の末端寄
りを長手方向に沿って切断するので、絶縁電線の被覆の
末端寄りに複数枚の縦刃により長手方向に複数本のスリ
ットを入れることができ、絶縁電線の被覆の横刃及び縦
刃による切断に際し、絶縁電線の芯線を横刃及び縦刃に
より傷付けることがなく、絶縁電線の縦刃により切断し
た分割片を手で掴みながら芯線の長手方向に沿って引張
ると同時に、絶縁電線の被覆の末端部分を芯線に対して
除去することができ、絶縁電線の末端から所定の長さの
箇所の近傍が繋がっているので、絶縁電線の末端部分が
多数に分断されず、絶縁電線の被覆の末端部分の芯線に
対する除去作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電線被覆切断装置の正面図
【図2】図1の要部拡大正面図
【図3】図2の要部切断正面図
【図4】図1の要部拡大正面図
【図5】図4の要部切断正面図
【図6】図2の右側面図
【図7】図4の左側面図
【図8】図2の要部側断面図
【図9】図4の要部側断面図
【図10】図2の左側面図
【図11】図4の右側面図
【図12】円板のハンドルによる電線ホルダに対する回
転状態を示す要部側断面図
【図13】スライダの円板の回転に伴う電線ホルダのヘ
ッドのガイド溝に対する互いに閉じる方向への移動状態
を示す側面図
【図14】円板のハンドルによる電線ホルダに対する回
転状態を示す要部側断面図
【図15】スライダの円板の回転に伴う電線ホルダのヘ
ッドのガイド溝に対する互いに閉じる方向への移動状態
を示す側面図
【図16】電線ホルダ及び円板のハンドルによる支持台
に対する回転状態を示す要部側断面図
【図17】絶縁電線の被覆の電線ホルダの回転に伴う横
刃による切断状態を示す側面図
【図18】円板のハンドルによる電線ホルダに対する回
転状態を示す要部側断面図
【図19】スライダの円板の回転に伴う電線ホルダのヘ
ッドのガイド溝に対する互いに開く方向への移動状態を
示す側面図
【図20】絶縁電線の被覆の横刃及び縦刃による切断後
の要部正面図
【図21】図20の側面図
【図22】絶縁電線の被覆の末端部分の芯線に対する除
去作業時の要部正面図
【符号の説明】
1 基板 2 支持台 3 受け台 4 絶縁電線 5 スピンドル 6 挿通孔 7 電線ホルダ 8 電線ホルダ 9 ヘッド 10 ヘッド 11 ガイド溝 12 ガイド溝 13 スライダ 14 スライダ 15 円板 16 円板 17 被覆 18 横刃 19 縦刃 20 台座 21 水平壁 22 ハウジング 23 端壁 24 貫通孔 25 環状凹溝 26 ボルト 27 周壁 28 押え蓋 29 端壁 30 貫通孔 31 環状凹溝 32 ねじ孔 33 周壁 34 嵌合壁 35 フランジ 36 挿通孔 37 テーパ面 38 ボルト部 39 フランジ 40 おねじ部 41 切欠凹部 42 ラジアル軸受 43 スラスト玉軸受 44 内輪 45 ナット 46 外輪 47 ボルト 48 止めねじ 49 ナット 50 レース 51 レース 52 Oリング 53 Oリング 54 端壁 55 通孔 56 長孔 57 周壁 58 ガイド孔 59 嵌合穴 60 通孔 61 誘導孔 62 ねじ穴 63 押え蓋 64 ボス 65 めねじ部 66 支軸部 67 嵌合壁 68 フランジ 69 玉軸受 70 ボルト 71 外輪 72 内輪 73 段部 74 ハンドル 75 シャフト 76 握り玉 77 突壁 78 凹溝 79 円弧面 80 ねじ穴 81 押え部材 82 突片 83 ボルト 84 押え板 85 ボルト 86 支持ピン 87 ボルト部 88 係合ローラ 89 カラー 90 受け部材 91 貫通孔 92 通穴 93 ねじ孔 94 ボルト 95 止めねじ 96 ナット 97 タッチピン 98 挿通穴 99 押圧部材 100 突起 101 端壁 102 圧縮コイルバネ 103 台座 104 立上り壁 105 ベースプレート 106 テーパ穴 107 通孔 108 ボルト 109 端壁 110 通孔 111 長孔 112 周壁 113 ガイド孔 114 嵌合穴 115 通孔 116 誘導孔 117 ねじ穴 118 押え蓋 119 ボス 120 支軸部 121 嵌合壁 122 ねじ孔 123 フランジ 124 玉軸受 125 ボルト 126 外輪 127 内輪 128 段部 129 ボルト 130 摘手 131 ハンドル 132 シャフト 133 ボルト部 134 ボルト部 135 握り柄 136 座金 137 突壁 138 凹溝 139 円弧面 140 ねじ穴 141 押え部材 142 突片 143 ボルト 144 押え板 145 ボルト 146 支持ピン 147 ボルト部 148 係合ローラ 149 カラー 150 支持管 151 フランジ 152 拡開部 153 ボルト 154 切込み 155 スリット 156 分割片 157 芯線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに一定の間隔を置いて互いに対向
    する支持台及び受け台をそれぞれ配設し、前記支持台に
    絶縁電線を挿通する中空軸を回動自在に設けると共に、
    前記受け台に前記中空軸と同一中心軸線上に沿って前記
    絶縁電線を挿通する挿通孔を設け、前記中空軸の先端部
    に旋回切断体を配設し、前記受け台に前記旋回切断体と
    対向する固定切断体を配設し、前記旋回切断体及び前記
    固定切断体のヘッドに半径方向に沿って所定の中心角を
    置いて複数本のガイド溝をそれぞれ形成し、前記旋回切
    断体及び前記固定切断体のヘッドの複数本のガイド溝に
    複数個の第1及び第2の切断刃固定具をそれぞれ摺動自
    在に設け、前記旋回切断体及び前記固定切断体のヘッド
    の内部に前記切断刃固定具を前記ガイド溝に沿って移動
    する第1及び第2の開閉用カムをそれぞれ回動自在に設
    け、前記旋回切断体の複数個の第1の切断刃固定具に前
    記絶縁電線の被覆を円周方向に沿って切断する複数枚の
    横刃を設け、前記固定切断体の複数個の第2の切断刃固
    定具に前記絶縁電線の被覆を長手方向に沿って切断する
    複数枚の縦刃を設けたことを特徴とする電線被覆切断装
    置。
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