JPH07162374A - ディジタル音声信号再生装置及び再生方法 - Google Patents

ディジタル音声信号再生装置及び再生方法

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JPH07162374A
JPH07162374A JP5308886A JP30888693A JPH07162374A JP H07162374 A JPH07162374 A JP H07162374A JP 5308886 A JP5308886 A JP 5308886A JP 30888693 A JP30888693 A JP 30888693A JP H07162374 A JPH07162374 A JP H07162374A
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JP
Japan
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control code
majority
circuit
audio signal
signal
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Pending
Application number
JP5308886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nagai
裕 永井
Masafumi Nakamura
雅文 中村
Hiroshi Hirayama
洋志 平山
Toshifumi Takeuchi
敏文 竹内
Hiroaki Takagishi
広明 高岸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MUSE−ハイビジョン伝送方式に従った放送
を受信する受信装置で、AモードからBモードに変わっ
た瞬間等、音声モードの変化時に異音の発生するのを防
ぐこと。 【構成】Nフレーム多重された制御符号に対し、M<N
(M,N:自然数)であるMフレームの制御符号から多
数決を行う多数決回路と、多数決された制御符号からミ
ュートの必要なモードの変化を検出する検出回路と、多
数決された制御符号を一定期間遅延させる遅延回路と、
ソフトミュート回路を具備したディジタル音声信号再生
装置。 【効果】モードの切り換わる点で、完全に音声出力が抑
圧されるようにソフトミュートをかけることができ、モ
ード切り換え時の異音発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン放送又
は、衛星放送の受信機に係り、映像信号とともに伝送さ
れてくるディジタル音声信号を再生するディジタル音声
信号再生装置及び再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン伝送方式については、二宮
祐一著、MUSE−ハイビジョン伝送方式(電子情報通
信学会発行、平成2年12月1日)に述べられており、
とくに、ディジタル音声については、4.11音声方式
(163頁〜184頁)に詳しく述べられている。
【0003】図5は音声フレームの構造を示したもので
ある。音声のモードは、Aモード,Bモードの2種類の
モードがあり、Aモードは、差分符号化された、標本化
周波数32kHzの4チャネル分の音声データが伝送さ
れ、またBモードは、差分符号化された、標本化周波数
48kHzの2チャネル分の音声データが伝送される。
また、図5における制御符号は、具体的にはAモード,
Bモードの区別、音声ミュート指示などの符号からな
る。この制御符号は、複数フレームの間多重書きされて
おり、多数決により符号の信頼性を確保することができ
る。
【0004】この構造の音声フレーム信号が、インター
リーブされ、更に時間軸圧縮されて、伝送される。受信
側では、時間軸伸張及び、デインターリーブを行い音声
フレーム信号を再生した後、誤り訂正、DPCMの復調
を行って、音声データの再生を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のMUSE−ハイ
ビジョン伝送方式に従った放送を受信する受信装置で
は、AモードからBモードに変わった瞬間等、音声モー
ドの変化時に異音の発生する可能性がある。これに対し
ては、変化時を含めた一定期間、音声信号出力を抑圧
(ミュート)すれば簡単に防げる。このミュートは、音
声信号を急激に抑圧すればショック音が発生するため、
徐々に音声信号を抑圧すること(ソフトミュート)が望
ましい。しかし、制御符号の多数決によってモードを判
別してからソフトミュートをかけていては、異音の発生
するタイミングでは、まだ音声信号出力振幅が0になる
まで抑圧されず、異音の発生を防ぐことができないとい
う問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、Nフレーム
多重された制御符号に対し、M<N,(N−M)×TF
>TS(M,N:自然数 TF:1音声フレームのデータ
が再生される周期 TS:ソフトミュートを開始してか
ら音声信号が完全に抑圧されるまでに要する時間)であ
るM音声フレームの制御符号から多数決を行う多数決回
路と、多数決された制御符号からミュートの必要なモー
ドの変化を検出する検出回路と、多数決された制御符号
を一定期間遅延させる遅延回路と、ソフトミュート回路
をディジタル音声信号再生装置に具備することにより実
現される。
【0007】
【作用】上記のディジタル信号再生装置において、放送
モードが変わる場合、制御符号の多数決結果に従って、
ディジタル信号再生装置の動作モードが切り替わる前
に、制御符号の変化を検出し、ソフトミュートをかける
ことができるので、放送モードの変化点で異音が発生す
るのを防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の1実施例を示したものであり、本
発明をハイビジョン伝送方式ディジタル音声再生装置に
適用したものである。また、図2は、図1の詳細回路を
示した回路図である。図1に示された回路の動作のフロ
ーチャートを図3に、動作タイミングを図4に示す。
【0009】図1において、1はアンテナ、2は受信回
路、3は時間軸伸張回路、4はデインターリーブ回路、
5はフレーム同期信号検出保護回路、6はRAM、7は
RAM制御回路、8は誤り訂正回路、9はDPCM再生
回路、10は出力切り換え回路、11はソフトミュート
回路、12は制御符号多数決回路、13は遅延回路、1
4は符号変化検出回路、15は制御符号多数決タイミン
グ生成回路であり、12〜15は制御符号検出保護回路
16を構成する。受信回路2によって受信された伝送信
号は、時間軸伸張回路3によって、ディジタル音声部分
が時間軸伸張され、デインターリーブ回路4により、デ
インターリーブされて、図5に示した形式の音声フレー
ム信号が復調される。音声フレーム信号はAモード,B
モードともに1フレーム1350ビットから成り、フレ
ーム周波数は1KHz、従って伝送レートは、1.35
Mbpsである。同期信号検出保護回路5は、デインー
リーブされた音声フレーム信号中の、フレーム同期信号
の検出及び、フレーム同期信号の欠落等に対する保護を
行う。検出された同期信号を基準に音声フレーム信号
は、RAM6に一端書き込まれる。RAM6に一端書き
込まれた音声フレーム信号は誤り訂正回路で誤り訂正が
行われた後、DPCM再生回路9によりPCM音声信号
に復調される。RAM6のデータの伝送はRAM制御回
路7によって行われる。復調されたPCM音声信号は放
送モードに適した信号が、出力切り換え回路10で選択
され、必要に応じて、徐々に音声を抑圧するソフトミュ
ート回路11を通して出力される。一方、音声フレーム
信号のうち制御符号は、同期信号検出保護回路5から制
御符号多数決回路12に送られる。制御符号は、図4に
示すとおり、36フレーム、即ち36回多重されてい
る。制御符号多数決回路12は36回多重されている制
御符号のうち、前側の28フレームで多数決を行う。符
号変化検出回路14は、多数決結果が、36フレーム前
と異なるかを判別し、異なる場合には、ソフトミュート
回路11に、図4に示すミュート開始パルスを送り、徐
々に音声を抑圧する。音声出力は36フレーム目までに
振幅0とされる。(図4)また、多数決結果は、遅延回
路13で36フレーム目まで遅延された後、RAM制御
回路7、誤り訂正回路8、DPCM再生回路9、出力切
り換え回路10等に送られ、Aモード/Bモード等のモ
ードの切り換えが行われる。即ち、モードの切り換えが
行われる時には、既に音声出力は抑圧されている。制御
符号多数決タイミング生成回路15は、同期信号検出保
護回路5からの基準信号をもとに、制御符号多数決回路
12、遅延回路13、符号変化検出回路14にタイミン
グ信号を送る。このうち、制御符号多数決回路12に送
る、多数決クロックを図4に示す。以上の動作を、フロ
ーチャートにまとめると、図3になる。
【0010】図3において、Dは任意の制御信号1ビッ
トを示し、DDは28フレーム間多数決した後、36フ
レーム目まで遅延された信号を示す。本実施例によれ
ば、モードの切り換わる点で、完全に音声を抑圧するよ
うにソフトミュートをかけることができるので、異音を
発生させることなく、モードを切り換えられる他、36
フレーム間多重された制御符号に対し、36フレーム目
にはモードを切り換えられるため、音声信号に対し、モ
ードの切り換えに遅延の生じることはない。
【0011】次に、本実施例の制御符号検出保護回路の
構成例を図2に示す。20はシフトレジスタ、21〜2
4,38はANDゲート回路、25〜28はカウンタ回
路、33〜36はラッチ回路、29〜32は判定回路、
37はExclusive−OR回路である。同期検出
保護回路5から送られた制御符号は、シフトレジスタ2
0に入力される。制御符号は22ビットであるため、シ
フトレジスタ20は22ビットとなる。シフトレジスタ
20に取り込まれた制御符号に対し、ANDゲート回路
21〜24で、図4に示す多数決クロックでゲートをと
りカウンタ回路25〜28のクロックを生成する。従っ
て、カウンタ回路25〜28からは制御符号の各ビット
データが26回多重されたうち、1であった回数をカウ
ントする。判定回路29〜32は、カウンタ回路25〜
28の出力が14以上であれば1であると判定し、14
未満であれば0と判定する。ラッチ回路33〜36は、
多数決結果を36フレーム目でラッチして出力する。制
御符号変化の検出は、Ex−OR37で行われ、タイミ
ングゲート38を通して出力される。以上のように、本
実施例は簡単な構成で実現される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、Nフレーム間(N:自
然数)多重された制御符号に対し、N個のデータで多数
決を行う場合に対し、再生装置のモードの切り替わりタ
イミングに遅延を生じること無しに、モードの切り換わ
る点で、完全に音声出力が抑圧されるようにソフトミュ
ートをかけることができ、モード切り換え時の異音発生
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディジタル音声信号再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のディジタル音声信号再生装
置の、制御符号検出保護回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の一実施例のディジタル音声信号再生装
置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例のディジタル音声信号再生装
置の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】音声フレーム信号の構成を示した図である。
【符号の説明】
5…フレーム同期信号検出保護回路、10…出力切り換
え回路、11…ソフトミュート回路、12…制御符号多
数決回路、13…遅延回路、14…符号変化検出回路、
15…制御符号多数決タイミング生成回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 敏文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 高岸 広明 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディジタル音声データと、制御符号
    と、同期信号から1音声フレームが構成され、更に、制
    御符号はN音声フレーム(N:自然数)にわたって、同
    一のデータが多重された構成をもつディジタル音声信号
    を再生するディジタル音声信号再生装置であって、 M<N(M:自然数)であるM音声フレームの制御符号
    から多数決を行う多数決手段と、多数決された制御符号
    の変化を検出する検出手段と、多数決された制御符号を
    一定期間遅延させる遅延手段と、前記検出手段によって
    制御され、音声出力を徐々に抑圧するソフトミュート回
    路を具備し、前記遅延手段出力で制御符号に従った制御
    が行われることを特徴とするディジタル音声信号再生装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディジタル音声信号再生装
    置において、 Nは(N−M)×TF>TS(TF:1音声フレームのデ
    ータが再生される周期TS:音声信号出力の抑圧を開始
    してから音声信号出力振幅が0になるまでの時間)を満
    たすことを特徴とするディジタル音声信号再生装置。
  3. 【請求項3】複数のディジタル音声データと、制御符号
    と、同期信号から1音声フレームが構成され、更に、制
    御符号はN音声フレーム(N:自然数)にわたって、同
    一のデータが多重された構成をもつディジタル音声信号
    を再生するディジタル音声信号再生方法は、 M<N(M:自然数)であるM音声フレームの制御符号
    から多数決を行うステップと、多数決された制御符号の
    変化を検出するステップと、多数決された制御符号を一
    定期間遅延させたのち出力するステップと、前記検出ス
    テップで制御符号の変化が検出された場合、音声出力を
    徐々に抑圧するステップ、前記遅延ステップで遅延され
    た制御信号の多数決結果に従って、制御符号に従った制
    御を行うステップを含むことを特徴とするディジタル音
    声信号再生方法。
JP5308886A 1993-12-09 1993-12-09 ディジタル音声信号再生装置及び再生方法 Pending JPH07162374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047914A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Nec Corp 音声復号化装置、音声復号化方法、音声復号化プログラムおよびプログラム記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047914A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Nec Corp 音声復号化装置、音声復号化方法、音声復号化プログラムおよびプログラム記録媒体

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