JP2002158975A - スライス回路 - Google Patents

スライス回路

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JP2002158975A
JP2002158975A JP2000355752A JP2000355752A JP2002158975A JP 2002158975 A JP2002158975 A JP 2002158975A JP 2000355752 A JP2000355752 A JP 2000355752A JP 2000355752 A JP2000355752 A JP 2000355752A JP 2002158975 A JP2002158975 A JP 2002158975A
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circuit
input
adder
integrator
control signal
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JP2000355752A
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English (en)
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Masayuki Matsumoto
誠之 松本
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算結果を誤判定し、誤動作を起こすことを
防止するスライス回路を得ることである。 【解決手段】 データバス8と、制御レジスタ1と、テ
キストRAM2と、デジタル演算回路3と、タイミング
制御回路4と、A/Dコンバータ5と、SYNCセパレ
ータ6と、PLL回路7とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライス回路に
係り、特に文字放送サービスにおいて、受信機側で復調
された後のコンポジットビデオ信号に重畳される文字放
送データを抜き取るスライス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からTV画面に文字、グラフィック
で情報を提供する文字放送サービスが行われているが、
伝送の規格の違いにより多様なサービスが存在する。主
に日本ではADAMS、米国ではCCD、欧州及び東南
アジアではTELETEXT等が普及している。
【0003】また、これらは放送局側から文字放送の情
報が映像信号の帰線区間中に重畳されて映像情報とあわ
せて送信される場合、受信側で映像信号の中の文字放送
データをスライス、文字放送データをデコードして、結
果をTV画面上に展開することで情報を提供する。
【0004】また、図6は上記文字放送データを抜き取
る場合のコンポジットビデオ信号のサンプリングを示
し、データ1ビット幅でのサンプリング例を示す図であ
る。図6を参照して、t1〜t4がそれぞれサンプリン
グのタイミング(以下、サンプリングタイミングと示
す。)となり、その時点のサンプリング値がx1〜x4
となる。
【0005】また、図7は従来の演算回路によってコン
ポジットビデオ信号から抜き取った文字放送データを演
算補正する状態を示す図である。図7を参照して、従来
の演算回路1000は、ラッチ回路11−1〜11−9
と、加算器105,108と、積算器107とを設け
る。
【0006】まず、コンポジットビデオ信号103は、
A/Dコンバータ(図示せず。)により、サンプリング
ポイントN−4〜N−1が、1ビット幅でそれぞれのタ
イミングによってデジタル値に変換される。
【0007】また、続く1ビットでは、N〜N+3がサ
ンプリングポイントになる。N+4は次の1ビットでの
サンプリングポイントになる。このように連続してサン
プリング動作を繰り返す。
【0008】また、サンプリングされたA/D変換結果
は順にラッチ回路11−1〜11−9に格納される。例
えば、サンプリングポイントN−4がラッチ回路11−
9に格納される場合、サンプリングポイントN−3はラ
ッチ回路11−8に格納される。
【0009】また、サンプリングポイントN−2はラッ
チ回路11−7に、サンプリングポイントN−1はラッ
チ回路11−6に、サンプリングポイントNはラッチ回
路11−5に格納される。
【0010】また、サンプリングポイントN+1はラッ
チ回路11−4に、サンプリングポイントN+2はラッ
チ回路11−3に、サンプリングポイントN+3はラッ
チ回路11−2に、サンプリングポイントN+4はラッ
チ回路11−1にそれぞれ格納される。
【0011】また、以上のサンプリングポイントのサン
プリング値をラッチするのはサンプリングポイントNの
値(“0”あるいは“1”)を求めるとき、ラッチ回路
11−5にラッチされるサンプリング値Xnをそのまま
用いるのでなく、前後のサンプリングポイントのラッチ
されるサンプリング値Xn+4,Xn−4を使用して補
正を行う。
【0012】また、サンプリングポイントの値F(X
n)は次式で求められる。 F(Xn)=a(Xn)+b(Xn−4)+c(Xn+4)+d =a(Xn)−(Xn−4)−(Xn+4) 但し、a=5、b=c=−1、d=0の場合である。
【0013】また、この補正後のサンプリングポイント
の値F(Xn)とあらかじめ設定されたスライス値(以
下、スライスレベルと示す。)との大小比較を実施し、
“0”あるいは“1”のいずれかの値に変化させる。
【0014】また、図8は従来の演算回路による演算結
果を示す図である。図8を参照して、演算回路1000
に正弦波を入力した場合の演算補正式は、 F(Xn)=5(Xn)−(Xn−4)−(Xn+4) で表される。
【0015】各サンプリングポイントの値はスライスレ
ベルとの比較により、“0”あるいは“1”のいずれか
に判定される。例えば、図8中のサンプリングポイント
の値はスライスレベルより小となるので、演算結果は
“0”と判定される。
【0016】また、図9は従来の演算回路により入力波
形にひずみが発生した場合の演算結果を示す図である。
入力波形のひずみは弱電界、ゴースト等によって受信状
態が悪化することにより発生する。図9を参照して、こ
の演算結果は、図8で“0”と判定されていたサンプリ
ングポイントの値が補正演算の結果では、スライスレベ
ルより大となり、演算結果は“1”と判定される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の演算回路を
設けるスライス回路では、サンプリングデータが乱れ、
本来ならば演算結果を“0”と判定しなければならない
ものを“1”と判定するような誤判定が生じて、誤動作
の原因になるという問題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスライス
回路は、データバスとデータをやり取りする制御記録手
段と、データバスから抜き取った文字放送データを一時
記憶する記憶手段と、コンポジットビデオ信号が入力さ
れ、デジタル値に変換するA/Dコンバータとを設け
る。
【0019】また、A/Dコンバータで変換されたデジ
タル値が入力され、文字放送データを算出し、記憶手段
に出力するデジタル演算回路と、コンポジットビデオ信
号が入力され、垂直あるいは水平の同期信号を抜き取る
SYNCセパレ−タとを設ける。
【0020】さらに、クロック発生手段と、SYNCセ
パレ−タとクロック発生手段及び制御記録手段からの出
力が入力され、記憶手段及びデジタル演算回路に出力
し、タイミングを制御するタイミング制御回路とを備え
るものである。
【0021】また、デジタル演算回路は、複数のラッチ
回路と、サンプリングクロック及びスライス用クロック
が入力され、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示
す第1から第4の制御信号を出力する演算処理制御回路
とを設ける。
【0022】また、複数のラッチ回路の1つに接続さ
れ、第2の制御信号が入力される第1の積算器と、複数
のラッチ回路の中の別の1つに接続され、第3の制御信
号が入力される第2の積算器とを設ける。
【0023】また、第1の積算器及び第2の積算器の出
力が入力される第1の加算器と、複数のラッチ回路の中
の別の1つに接続され、第1の制御信号が入力される第
3の積算器とを設ける。
【0024】さらに、第3の積算器及び第1の加算器の
出力が入力される第2の加算器と、第2の加算器の出力
が入力され、第4の制御信号が入力される補正回路とを
備える請求項1記載のものである。
【0025】また、デジタル演算回路は、複数のラッチ
回路と、サンプリングクロック及びスライス用クロック
が入力され、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示
す第1及び第2の制御信号を出力する演算処理制御回路
とを設ける。
【0026】また、複数のラッチ回路の中のいくつかに
接続され、第1の制御信号が入力される第1のセレクタ
と、複数のラッチ回路の中の別のいくつかに接続され、
第2の制御信号が入力される第2のセレクタとを設け
る。
【0027】また、第1及び第2のセレクタの出力が入
力される第1の加算器と、複数のラッチ回路の中の別の
1つに接続される積算器と、積算器及び第1の加算器の
出力が入力される第2の加算器と、第2の加算器の出力
が入力される補正回路とを備える請求項1記載のもので
ある。
【0028】さらに、コンポジットビデオ信号から抜き
取った文字放送データを演算補正するスライス回路にお
いて、コンポジットビデオ信号のサンプリングタイミン
グにより、補正演算を切り換える演算手段を備えるもの
である。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1によるスライス回路のブロック図である。図1を参照
して、このスライス回路10は、データバス8とデータ
をやり取りし、スライス回路自体を制御する制御レジス
タ1と、データバス8から抜き取った文字放送データ
(以下、テキストデータと示す。)を一時記憶するテキ
ストRAM2とを設ける。
【0030】また、コンポジットビデオ信号が入力さ
れ、デジタル値に変換するA/Dコンバータ5と、A/
Dコンバータ5で変換されたデジタル値が入力され、テ
キストデータを算出し、テキストRAM2に出力するデ
ジタル演算回路3とを設ける。
【0031】また、コンポジットビデオ信号が入力さ
れ、垂直あるいは水平の同期信号(以下、SYNCと示
す。)を抜き取るSYNCセパレ−タ6と、PLL(P
hase Locked Loop、以下、PLLと示
す。)回路7とを設ける。
【0032】また、SYNCセパレ−タ6、PLL回路
7及び制御レジスタ1からの出力が入力され、テキスト
RAM2及びデジタル演算回路3に出力し、スライス回
路全体のタイミングを制御するタイミング制御回路4を
設けることにより構成する。
【0033】また、スライス回路10の動作はテキスト
データが重畳されたコンポジットビデオ信号をA/Dコ
ンバータ5及びSYNCセパレ−タ6に入力する。SY
NCセパレ−タ6から垂直あるいは水平の同期信号が分
離、生成される。
【0034】また、A/Dコンバータ5はコンポジット
ビデオ信号をサンプリングする。
【0035】また、生成された水平同期信号を基準クロ
ックとして、ロックするようにPLL回路7を動作す
る。PLL回路7はスライス回路10の動作用クロック
(以下、VCOクロックと示す。)を生成する。
【0036】さらに、垂直同期信号、水平同期信号及び
VCOクロックを基にタイミング制御回路4を制御す
る。
【0037】また、図2は実施の形態1によるスライス
回路に設けるデジタル演算回路のブロック図である。図
2を参照して、デジタル演算回路3は、ラッチ回路1−
1〜1−9を設ける。
【0038】また、サンプリングクロック及びスライス
用クロックが入力され、サンプリングポイントが1ビッ
トのデータ幅の中のどのタイミング(中心、右寄り、左
寄り等)であるかを示す制御信号(tn1〜tn4)を
出力する演算処理制御回路13と、ラッチ回路1−1に
接続され、制御信号tn2が入力される積算器11とを
設ける。
【0039】また、ラッチ回路1−9に接続され、制御
信号tn3が入力される積算器12と、積算器11の出
力及び積算器12の出力が入力される加算器15とを設
ける。
【0040】また、ラッチ回路1−5に接続され、制御
信号tn1が入力される積算器17と、積算器17の出
力及び加算器15の出力が入力される加算器18と、加
算器18の出力が入力され、制御信号tn4が入力され
る補正回路19とを設けることにより構成する。
【0041】また、デジタル演算回路3の動作は、コン
ポジットビデオ信号をA/Dコンバータ5により、サン
プリングポイントN−4〜N−1が、1ビット幅でそれ
ぞれのタイミングによってデジタル値に変換される。
【0042】また、続く1ビットでは、N〜N+3がサ
ンプリングポイントになる。N+4は次の1ビットでの
サンプリングポイントになる。このように連続してサン
プリング動作を繰り返す。
【0043】また、サンプリングされたA/D変換結果
は順にラッチ回路1−1〜1−9に格納される。例え
ば、サンプリングポイントN−4がラッチ回路1−9に
格納される場合、サンプリングポイントN−3はラッチ
回路1−8に格納される。
【0044】また、サンプリングポイントN−2はラッ
チ回路1−7に、サンプリングポイントN−1はラッチ
回路1−6に、サンプリングポイントNはラッチ回路1
−5に格納される。
【0045】また、サンプリングポイントN+1はラッ
チ回路1−4に、サンプリングポイントN+2はラッチ
回路1−3に、サンプリングポイントN+3はラッチ回
路1−2に、サンプリングポイントN+4はラッチ回路
1−1にそれぞれ格納される。
【0046】また、積算器17は制御信号tn1が入力
されると、以下のような演算の切り換えを行う。 Fa(X,t)=5(Xn) (制御信号tn1=1の時) Fa(X,t)=3(Xn) (制御信号tn1=0の時)
【0047】また、1ビットのデータ幅の中において4
つのサンプリングタイミングで、この2つの演算の切り
換えを行う。
【0048】また、一般的にデータのセンター付近(図
6におけるt2、以下、サンプリングタイミングがt2
と示す。)では重みをつけるので、制御信号tn1=
1、それ以外のポイントでは制御信号tn1=0とする
ように演算処理制御回路13は制御信号tn1を出力す
る。
【0049】このときの演算処理は Fa(X,t)=5(Xn) (サンプリングタイ
ミングがt2の時) Fa(X,t)=3(Xn) (サンプリングタイ
ミングがt2以外の時) となる。
【0050】また、積算器11は制御信号tn2が入力
され、積算器12は制御信号tn3が入力され、補正回
路19は制御信号tn4が入力される。これらも同様に
各々の演算式Fb(X,t)、Fc(X,t)、Fd
(X,t)を切り換えることができる。
【0051】上記演算式を組み合わせることで、サンプ
リングタイミングによるサンプリング値Xnの補正が可
能となる。
【0052】演算式Fb(X,t)、Fc(X,t)、
Fd(X,t)は、制御信号tn2によって以下のよう
な制御を行う。 Fa(X,t)=5(Xn) (サンプリングタイ
ミングがt2の時) Fa(X,t)=5(Xn) (サンプリングタイ
ミングがt2以外の時) となる。
【0053】また、 Fb(X,t)=−1(Xn+4) (サンプリン
グタイミングがt2の時) Fb(X,t)=0(Xn+4)=0 (サンプリ
ングタイミングがt2以外の時) となる。
【0054】また、 Fc(X,t)=−1(Xn−4) (サンプリン
グタイミングがt2の時) Fc(X,t)=0(Xn−4)=0 (サンプリ
ングタイミングがt2以外の時) となる。
【0055】また、 Fd(X,t)=0 (サンプリングタイミングが
t2の時) Fd(X,t)=0 (サンプリングタイミングが
t2以外の時) となる。
【0056】また、この場合の演算補正式は、 F`(X,t)=5(Xn)−(Xn+4)−(Xn−
4) (サンプリングタイミングがt2の時) F`(X,t)=5(Xn) (サンプリングタイ
ミングがt2以外の時) で表される。
【0057】また、図3は実施の形態1によるスライス
回路に設けるデジタル演算回路により入力波形にひずみ
が発生した場合の演算結果を示す図である。図3を参照
して、入力波形のひずみが発生しても、この演算結果
は、サンプリングポイントの値がスライスレベルより小
となるため“0”と判定され、正常な判定結果に補正さ
れている。
【0058】また、上記の演算式ではサンプリングポイ
ントによって2通りの演算式を切り換えるが、これ以外
にも多様に演算式を切り換えることが可能であることは
いうまでもない。
【0059】この実施の形態1によると、演算結果を
“0”と判定しなければならないものを“1”と判定す
るような誤判定が生じない。
【0060】実施の形態2.また、図4は実施の形態2
によるスライス回路に設けるデジタル演算回路のブロッ
ク図である。図4を参照して、デジタル演算回路30
は、ラッチ回路3−1〜3−9を設ける。
【0061】また、サンプリングクロック及びスライス
用クロックが入力され、サンプリングポイントが1ビッ
トのデータ幅の中のどのタイミング(中心、右寄り、左
寄り等)であるかを示す制御信号tn1,tn2を出力
する演算処理制御回路33と、ラッチ回路3−1〜3−
4に接続され、制御信号tn1が入力されるセレクタ3
1とを設ける。
【0062】また、ラッチ回路3−6〜3−9に接続さ
れ、制御信号tn2が入力されるセレクタ32と、セレ
クタ31の出力及びセレクタ32の出力が入力される加
算器35とを設ける。
【0063】また、ラッチ回路3−5に接続される積算
器37と、積算器37の出力及び加算器35の出力が入
力される加算器38と、加算器38の出力が入力される
補正回路39とを設けることにより構成する。
【0064】また、デジタル演算回路30の動作は、コ
ンポジットビデオ信号をA/Dコンバータ(図示せ
ず。)により、サンプリングポイントが1ビット幅でN
−4〜N−1のそれぞれのタイミングでデジタル値に変
換する。
【0065】また、続く1ビットでは、N〜N+4がサ
ンプリングポイントになる。このように連続してサンプ
リング動作を繰り返す。
【0066】また、サンプリングされたA/D変換結果
は順にラッチ回路3−1〜3−9に格納される。例え
ば、サンプリングポイントN−4がラッチ回路3−9に
格納される場合、サンプリングポイントN−3はラッチ
回路3−8に格納される。
【0067】また、サンプリングポイントN−2はラッ
チ回路3−7に、サンプリングポイントN−1はラッチ
回路3−6に、サンプリングポイントNはラッチ回路3
−5に格納される。
【0068】また、サンプリングポイントN+1はラッ
チ回路3−4に、サンプリングポイントN+2はラッチ
回路3−3に、サンプリングポイントN+3はラッチ回
路3−2に、サンプリングポイントN+4はラッチ回路
3−1にそれぞれ格納される。
【0069】また、セレクタ31は制御信号tn1が入
力されると、サンプリングポイントN+4〜N+1のい
ずれかを選択する。
【0070】また、セレクタ32は制御信号tn2が入
力されると、サンプリングポイントN−1〜N−4のい
ずれかを選択する。
【0071】また、セレクタ31,32は予め以下の切
り換えを行うようにレジスタ(図示せず。)により設定
される。 セレクタ31:N−4を選択(制御信号tn1=1の時) N−1を選択(制御信号tn1=0の時) セレクタ32:N+4を選択(制御信号tn2=1の時) N+1を選択(制御信号tn2=0の時)
【0072】また、演算処理制御回路33はサンプリン
グタイミングがt2において、制御信号tn1,tn2
ともに“1”となるようにすれば、演算補正式は、 F``(X,t)=a(Xn)+b(Xn+4)+c
(Xn−4)+d(サンプリングタイミングがt2の
時) F``(X,t)=a(Xn)+b(Xn+1)+c
(Xn−1)+d(サンプリングタイミングがt2以外
の時) となる。
【0073】また、図5は実施の形態2によるスライス
回路に設けるデジタル演算回路により入力波形にひずみ
が発生した場合の演算結果を示す図である。図5を参照
して、この入力波形の演算補正式は、 F``(X,t)=5(Xn)−(Xn+4)−(Xn
−4) (サンプリングタイミングがt2の時) F``(X,t)=5(Xn)−(Xn+1)−(Xn
−1) (サンプリングタイミングがt2以外の
時) となる。
【0074】即ち、入力波形のひずみが発生しても、こ
の演算結果は、サンプリングポイントの値がスライスレ
ベルより小となるため“0”と判定され、正常な判定結
果に補正されている。
【0075】また、上記の演算式ではサンプリングポイ
ントによって2通りの演算式を切り換えるが、これ以外
にも多様に演算式を切り換えることが可能であることは
いうまでもない。
【0076】この実施の形態2によると、さらに演算結
果を“0”と判定しなければならないものを“1”と判
定するような誤判定が生じない。
【0077】
【発明の効果】この発明に係るスライス回路は、データ
バスとデータをやり取りする制御記録手段と、データバ
スから抜き取った文字放送データを一時記憶する記憶手
段と、コンポジットビデオ信号が入力され、デジタル値
に変換するA/Dコンバータとを設ける。
【0078】また、A/Dコンバータで変換されたデジ
タル値が入力され、文字放送データを算出し、記憶手段
に出力するデジタル演算回路と、コンポジットビデオ信
号が入力され、垂直あるいは水平の同期信号を抜き取る
SYNCセパレ−タとを設ける。
【0079】さらに、クロック発生手段と、SYNCセ
パレ−タとクロック発生手段及び制御記録手段からの出
力が入力され、記憶手段及びデジタル演算回路に出力
し、タイミングを制御するタイミング制御回路とを備え
るので、演算結果を確実、迅速に処理できる。
【0080】また、デジタル演算回路は、複数のラッチ
回路と、サンプリングクロック及びスライス用クロック
が入力され、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示
す第1から第4の制御信号を出力する演算処理制御回路
とを設ける。
【0081】また、複数のラッチ回路の1つに接続さ
れ、第2の制御信号が入力される第1の積算器と、複数
のラッチ回路の中の別の1つに接続され、第3の制御信
号が入力される第2の積算器とを設ける。
【0082】また、第1の積算器及び第2の積算器の出
力が入力される第1の加算器と、複数のラッチ回路の中
の別の1つに接続され、第1の制御信号が入力される第
3の積算器とを設ける。
【0083】さらに、第3の積算器及び第1の加算器の
出力が入力される第2の加算器と、第2の加算器の出力
が入力され、第4の制御信号が入力される補正回路とを
備える請求項1記載のものであるため、演算結果を
“0”と判定しなければならないものを“1”と判定す
るような誤判定を防止することが可能である。
【0084】また、デジタル演算回路は、複数のラッチ
回路と、サンプリングクロック及びスライス用クロック
が入力され、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示
す第1及び第2の制御信号を出力する演算処理制御回路
とを設ける。
【0085】また、複数のラッチ回路の中のいくつかに
接続され、第1の制御信号が入力される第1のセレクタ
と、複数のラッチ回路の中の別のいくつかに接続され、
第2の制御信号が入力される第2のセレクタとを設け
る。
【0086】また、第1及び第2のセレクタの出力が入
力される第1の加算器と、複数のラッチ回路の中の別の
1つに接続される積算器と、積算器及び第1の加算器の
出力が入力される第2の加算器と、第2の加算器の出力
が入力される補正回路とを備える請求項1記載のもので
あるため、さらに演算結果を“0”と判定しなければな
らないものを“1”と判定するような誤判定を防止する
ことが可能である。
【0087】また、コンポジットビデオ信号から抜き取
った文字放送データを演算補正するスライス回路におい
て、コンポジットビデオ信号のサンプリングタイミング
により、補正演算を切り換える演算手段を備えるので、
さらに演算結果の誤判定を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるスライス回路
のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるスライス回路
に設けるデジタル演算回路のブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるスライス回路
に設けるデジタル演算回路により入力波形にひずみが発
生した場合の演算結果を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるスライス回路
に設けるデジタル演算回路のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるスライス回路
に設けるデジタル演算回路により入力波形にひずみが発
生した場合の演算結果を示す図である。
【図6】 従来の演算回路を説明するためのデータ1ビ
ット幅でのサンプリング例を示す図である。
【図7】 従来の演算回路によってコンポジットビデオ
信号から抜き取った文字放送データを演算補正する状態
を示す図である。
【図8】 従来の演算回路による演算結果を示す図であ
る。
【図9】 従来の演算回路により入力波形にひずみが発
生した場合の演算結果を示す図である。
【符号の説明】
1 制御レジスタ 2 テキストRA
M 3 デジタル演算回路 4 タイミング制
御回路 5 A/Dコンバータ 6 SYNCセパ
レ−タ 7 PLL回路 8 データバス 1−1〜1−9 ラッチ回路 11,12,17 積算器 15,18 加算
器 13 演算処理制御回路 19 補正回路 3−1〜3−9 ラッチ回路 31,32 セレクタ 37 積算器 35,38 加算
器 33 演算処理制御回路 39 補正回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C063 AC01 CA09 CA14 DA03 EB03 EB14 EB45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバスとデータをやり取りする制御
    記録手段と、 前記データバスから抜き取った文字放送データを一時記
    憶する記憶手段と、 コンポジットビデオ信号が入力され、デジタル値に変換
    するA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータで変換されたデジタル値が入力さ
    れ、文字放送データを算出し、前記記憶手段に出力する
    デジタル演算回路と、 前記コンポジットビデオ信号が入力され、垂直あるいは
    水平の同期信号を抜き取るSYNCセパレ−タと、 クロック発生手段と、 前記SYNCセパレ−タと前記クロック発生手段及び前
    記制御記録手段からの出力が入力され、前記記憶手段及
    び前記デジタル演算回路に出力し、タイミングを制御す
    るタイミング制御回路とを備えるスライス回路。
  2. 【請求項2】 デジタル演算回路は、 複数のラッチ回路と、 サンプリングクロック及びスライス用クロックが入力さ
    れ、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示す第1か
    ら第4の制御信号を出力する演算処理制御回路と、 前記複数のラッチ回路の1つに接続され、前記第2の制
    御信号が入力される第1の積算器と、 前記複数のラッチ回路の中の別の1つに接続され、前記
    第3の制御信号が入力される第2の積算器と、 前記第1の積算器及び前記第2の積算器の出力が入力さ
    れる第1の加算器と、 前記複数のラッチ回路の中の別の1つに接続され、前記
    第1の制御信号が入力される第3の積算器と、 前記第3の積算器及び前記第1の加算器の出力が入力さ
    れる第2の加算器と、 前記第2の加算器の出力が入力され、前記第4の制御信
    号が入力される補正回路とを備える請求項1記載のスラ
    イス回路。
  3. 【請求項3】 デジタル演算回路は、 複数のラッチ回路と、 サンプリングクロック及びスライス用クロックが入力さ
    れ、1ビットのデータ幅の中のタイミングを示す第1及
    び第2の制御信号を出力する演算処理制御回路と、 前記複数のラッチ回路の中のいくつかに接続され、前記
    第1の制御信号が入力される第1のセレクタと、 前記複数のラッチ回路の中の別のいくつかに接続され、
    前記第2の制御信号が入力される第2のセレクタと、 前記第1及び第2のセレクタの出力が入力される第1の
    加算器と、 前記複数のラッチ回路の中の別の1つに接続される積算
    器と、 前記積算器及び前記第1の加算器の出力が入力される第
    2の加算器と、 前記第2の加算器の出力が入力される補正回路とを備え
    る請求項1記載のスライス回路。
  4. 【請求項4】 コンポジットビデオ信号から抜き取った
    文字放送データを演算補正するスライス回路において、 前記コンポジットビデオ信号のサンプリングタイミング
    により、補正演算を切り換える演算手段を備えることを
    特徴とするスライス回路。
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