JPH0716228Y2 - キャッシュレジスタ - Google Patents

キャッシュレジスタ

Info

Publication number
JPH0716228Y2
JPH0716228Y2 JP2088188U JP2088188U JPH0716228Y2 JP H0716228 Y2 JPH0716228 Y2 JP H0716228Y2 JP 2088188 U JP2088188 U JP 2088188U JP 2088188 U JP2088188 U JP 2088188U JP H0716228 Y2 JPH0716228 Y2 JP H0716228Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
sound
cash drawer
cash
drawer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2088188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01127084U (ja
Inventor
浩之 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tec Corp filed Critical Tec Corp
Priority to JP2088188U priority Critical patent/JPH0716228Y2/ja
Publication of JPH01127084U publication Critical patent/JPH01127084U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0716228Y2 publication Critical patent/JPH0716228Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キャッシュレジスタに係り、特に、プリンタ
を発生源とする音、例えばプリントハンマ音や用紙擦れ
音などを効果的に吸収する構造に関する。
[従来の技術] キャッシュレジスタでは、プリンタを発生源とする音、
例えばプリントハンマ音などがオペレータあるいは周囲
に対して耳障りであることから、プリンタを発生源とす
る音を吸収するための吸音構造が採られている。
従来の吸音構造は、第3図に示す如く、キャッシュドロ
ワー1の上面にボトムカバー2を介してプリンタ3を設
置するとともに、ボトムカバー2にトップカバー4を被
嵌した構造のキャッシュレジスタの場合、キャッシュド
ロワー1およびボトムカバー2に貫通穴を設けることを
極力避けて、トップカバー4の内面つまりプリンタ3に
近接したトップカバー4の内面側に吸音材5を貼付け、
この吸音材5によりプリンタ3を発生源とする音を吸収
していた。
[考案が解決しようとする問題点] 第3図に示す構造では、ボトムカバー2を境界として、
これより上方の空間(トップカバー4内の空間)と、下
方の空間(キャッシュドロワー1内の空間)とが分離さ
れているため、プリンタ3から発生する音の大半はボト
ムカバー2で反射される。ボトムカバー2で反射された
音は上方の空間内で複雑に反射され、一部は吸音材5に
吸収されるものの、残りはトップカバー4に設けられた
各種の隙間や開口から外部に漏れていた。しかも、上方
空間は受音側であるオペレータに対して最も近い位置に
あるため、オペレータに対してはきわめて耳障りな騒音
が伝播される結果となっていた。
一方、キャッシュレジスタの小型化が要求される最近で
は、吸音材5を貼付ける余剰スペースをトップカバー4
内のプリンタ3に近接した位置に設けることは益々困難
となってきていることから、上記上方空間のみでの吸音
効果は期待できなくなりつつある。
ここに、本考案の目的は、小型化の傾向を確保しつつ、
プリンタの印字部を発生源とする音の漏れを抑え、特に
オペレータへの騒音の伝播を低減するキャッシュレジス
タを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] そのため、本考案では、キャッシュドロワーと、音発生
源となる印字部を有しキャッシュドロワーの上面に取付
けられたプリンタと、このプリンタを覆うトップカバー
とを備えたキャッシュレジスタにおいて、前記プリンタ
の印字部と対応するキャッシュドロワー上面に、当該キ
ャッシュドロワー内の空間と前記トップカバー内の空間
とを連通しプリンタの印字部からの音をキャッシュドロ
ワー内の空間へ導く開口部を形成するとともに、前記キ
ャッシュドロワー内の空間に吸音材を設けた、ことを特
徴とする。
[作用] プリンタの印字部を発生源とする音は、トップカバー内
の空間とキャッシュドロワー内の空間とを連通する開口
部を通ってキャッシュドロワー内の空間へ入り込み、そ
のキャッシュドロワー内の空間に設けられた吸音材によ
って吸収される。従って、受音側に最も遠くかつトップ
カバーに比べて隙間や開口の少ないキャッシュドロワー
に導いて吸音するので、外部に漏れる音も抑えることが
できるとともに、オペレータに対して耳障りな騒音、特
に中、高周波帯域の音の伝播を低減することができる。
また、トップカバー内に吸音材を貼付ける構成でないか
ら、小型化の傾向も確保することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
第1図に本実施例のキャッシュレジスタを示す。同キャ
ッシュレジスタは、キャッシュドロワー11と、このキャ
ッシュドロワー11の上面に取付けられたボトムカバー21
と、このボトムカバー21に取付けられたプリンタ31とを
含む。なお、図示されていないが、ボトムカバー21の上
面には、プリンタ31を覆うトップカバーが取付けられて
いる。このトップカバーは、前出第3図のトップカバー
(4)と同一構成とされている。
キャッシュドロワー11は、偏平箱状のドロワーケース12
と、このドロワーケース12内の空間に引出し可能に収納
されたドロワー13とから構成されている。ドロワーケー
ス12には、前記プリンタ31の音発生源位置つまりプリン
タ31の印字部32と対応する上面にプリンタ31の音発生源
からの音をキャッシュドロワー11内の空間に導く開口部
14が形成されているとともに、内面のうち上内面を除く
全面に発泡材などからなる吸音材15か貼付けられてい
る。開口部14の開口面積は、プリンタ31をボトムカバー
21およびキャッシュドロワー11へ投影したときの投影面
積Sの少なくとも1/3以上である。ちなみに、これより
小さいと、プリンタ31からの音を効果的にキャッシュド
ロワー11内の空間へ導けないからである。なお、16はボ
トムカバー21およびプリンタ31を止めねじ10によってキ
ャッシュドロワー11に一体的に固定するためのねじ穴で
ある。
ボトムカバー21には、プリンタ31のフレーム34から折曲
形成された3つの脚34Aを係止する係止爪22が切起し形
成されているとともに、ドロワーケース11の開口部14と
相対する位置にその開口部14と同形状な開口部23が形成
されている。従って、ボトムカバー21の上方空間(トッ
プカバー内の空間)と下方空間つまりキャッシュドロワ
ー11内の空間とは、開口部23,14を通じて互いに連通さ
れている。開口部23には、埃や異物などのキャッシュド
ロワー11内の空間への侵入を防止するために通気性のあ
る通気性シート24が設置されている。なお、25は前記止
めねじ10が通るねじ挿通穴である。
プリンタ31は、印字部32と、ペーパーホルダー部33と、
これらを一体的に保持するフレーム34とから構成され、
フレーム34に折曲形成された脚34Aを利用してボトムカ
バー21に取付けられている。
このような構成、つまりボトムカバー21の開口部23およ
びドロワーケース12の開口部14を通して、ボトムカバー
21の上方空間(トップカバー内の空間)と下方空間(キ
ャッシュドロワー11内の空間)とが連通しているため、
プリンタ31を発生源とする音は両開口部23,14を通って
キャッシュドロワー11内の空間へ導かれる。すると、キ
ャッシュドロワー11のドロワケース12の内面には吸音材
15が貼付けられているため、キャッシュドロワー11内の
空間に導かれたプリンタ31を発生源とする音は吸音材15
によって吸音される。
従って、本実施例によれば、ボトムカバー21およびキャ
ッシュドロワー11に、プリンタ31からの発生音をキャッ
シュドロワー11内の空間へ導く開口部23,14をそれぞれ
相対して形成するとともに、キャッシュドロワー11のド
ロワケース12の内面に吸音材15を貼付けてあるので、プ
リンタ31の印字部32を発生源とする音は開口部23,14を
通ってキャッシュドロワー11内の空間に導かれ、そのキ
ャッシュドロワー11内の吸音材15によって吸音されるか
ら、つまりプリンタ31の印字部32を発生源とする音を受
音側より最も離れかつトップカバーに比べて隙間や開口
の少ないキャッシュドロワー11内の空間に導いて吸音す
るから、外部へ漏れる音も抑えることができるととも
に、受音側であるオペレータに対して最も近いトップカ
バーから漏れる音も少なくでき、オペレータに対して耳
障りな騒音、特に中、高周波帯域の音の伝播を低減する
ことができる。
また、開口部14,23の面積を、プリンタ31をボトムカバ
ー21およびキャッシュドロワー11に投影したときの投影
面積Sの1/3以上としたので、プリンタ31を発生源とす
る音を効果的にキャッシュドロワー11内の空間に導くこ
とができる。
また、開口部23には通気性シート24を取付けてあるの
で、プリンタ31を発生源とする音を阻害することなくキ
ャッシュドロワー11内の空間へ導くことができるととも
に、キャッシュドロワー11内への埃や異物の侵入を確実
に防止することができる。
なお、上記実施例では、ドロワーケース12の内面に吸音
材15を貼付けたものであるが、ドロワー13に設けるよう
にしてもよい。
また、開口部14,23の面積は、大きすぎると強度的に問
題がある上、埃などがキャッシュドロワー11内に侵入し
やすくなるので、少なくともプリンタ31の印字部32の面
積に相当する大きさであればよい。
また、通気性シート24は、埃などを阻止できる通気性の
ある材料であればいずれでもよい。
また、上記実施例では、キャッシュドロワー11の上方に
ボトムカバー21を介してプリンタ31を設置するタイプの
キャッシュレジスタについて説明したが、本考案は、こ
れに限らず、ボトムカバー21を介在させることなく、キ
ャッシュドロワー11の上方に直接プリンタ31を設置する
タイプにも適用することができる。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、プリンタの印字部を発生
源とする音を受音側から最も離れたキャッシュドロワー
内の空間へ導き、そこで吸音するようにしたので、外部
へ漏れる音を抑えることができるとともに、オペレータ
に対して耳障りな騒音、特に中、高周波帯域の音の低減
することができる上、小型化も確保するこことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
その組立状態を示す断面図、第3図は従来のキャッシュ
レジスタを示す分解斜視図である。 11…キャッシュドロワー、14…開口部、15…吸音材、31
…プリンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャッシュドロワーと、音発生源となる印
    字部を有しキャッシュドロワーの上面に取付けられたプ
    リンタと、このプリンタを覆うトップカバーとを備えた
    キャッシュレジスタにおいて、 前記プリンタの印字部と対応するキャッシュドロワー上
    面に、当該キャッシュドロワー内の空間と前記トップカ
    バー内の空間とを連通しプリンタの印字部からの音をキ
    ャッシュドロワー内の空間へ導く開口部を形成するとと
    もに、 前記キャッシュドロワー内の空間に吸音材を設けた、 ことを特徴とするキャッシュレジスタ。
JP2088188U 1988-02-19 1988-02-19 キャッシュレジスタ Expired - Lifetime JPH0716228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088188U JPH0716228Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 キャッシュレジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088188U JPH0716228Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 キャッシュレジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01127084U JPH01127084U (ja) 1989-08-30
JPH0716228Y2 true JPH0716228Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31237624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2088188U Expired - Lifetime JPH0716228Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 キャッシュレジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0716228Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01127084U (ja) 1989-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100231094B1 (ko) 텔레비전 세트의 스피커 시스템
JPH0716228Y2 (ja) キャッシュレジスタ
US4930917A (en) Soundproof construction in printer box
JP2004231172A (ja) 自動二輪車のエアクリーナ装置
JPH07107583A (ja) スピーカ取付構造
JP2529463Y2 (ja) 印刷機における防音装置
JPS61234195A (ja) スピ−カシステム
JPH05116570A (ja) 車両用スピーカ取付構造
JP2514942Y2 (ja) バスレフ型スピ−カシステム
JPH0558907B2 (ja)
JPH05309913A (ja) プリンタ
JP2525428Y2 (ja) プリンタの用紙出口装置
JPH09156673A (ja) 防音カバー兼用梱包箱
JPH0354922Y2 (ja)
JPH0313553Y2 (ja)
JPH1066183A (ja) スピーカのホーン構造
JPH087438Y2 (ja) 家具等における把手付き吸音扉
JP2003325896A (ja) 出力装置の取付構造
JPH11240466A (ja) 車両の消音装置
JPH0517747Y2 (ja)
JPH0530926Y2 (ja)
JPH04341879A (ja) インパクトプリンタの遮音構造
JPH06276592A (ja) 電子楽器
JPS6111000Y2 (ja)
GB2027320A (en) Loudspeaker housings