JPH0716013A - 乗用型芝刈機の伝動構造 - Google Patents

乗用型芝刈機の伝動構造

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Publication number
JPH0716013A
JPH0716013A JP16050893A JP16050893A JPH0716013A JP H0716013 A JPH0716013 A JP H0716013A JP 16050893 A JP16050893 A JP 16050893A JP 16050893 A JP16050893 A JP 16050893A JP H0716013 A JPH0716013 A JP H0716013A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
machine body
transmission
lawn mower
transmission mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP16050893A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Minoura
章 箕浦
Akio Matsui
昭男 松井
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Ryozo Imanishi
良造 今西
Katsuhiko Kamimura
勝彦 上村
Mikio Yuki
三喜雄 結城
Hiroyuki Ogasawara
博之 小笠原
Masatake Murakawa
正剛 村川
Kazuaki Kurohara
一明 黒原
Nobuya Harada
選也 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝刈装置の配設される車体の下腹部空間を十
分高くできながらも、伝動用ベルトを機体フレーム等に
接当させないよう配設できるようにする。 【構成】 機体前部に搭載された縦軸型のエンジン4
と、機体後部に搭載された走行用伝動装置13とをベル
ト伝動機構14で連動連結した乗用型芝刈機の伝動構造
であって、機体前後方向に沿った左右一対の機体フレー
ム3A,3Aの上下幅内にベルト移動経路が位置するよ
うにベルト伝動機構14を配設するとともに、ベルト伝
動機構14のベルト14Cに外向きに張力を付加するテ
ンション機構16を設け、かつ、ベルト弛み側の経路に
おいて、機体フレーム3Aから機体内方がわにベルト1
4Cを離間させるように巻掛け案内する固定アイドラプ
ーリ17を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体前部に搭載された
縦軸型のエンジンと、機体後部に搭載された走行用伝動
装置とをベルト伝動機構で連動連結した乗用型芝刈機の
伝動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の乗用型芝刈機の伝動構造
にあっては、例えば実開平1−63540号公報に開示
されているように、エンジンと、走行用伝動装置との間
隔が比較的長いものとなっているため、長尺のベルトが
伝動機構に供されることになるとともに、そのベルトを
伝動可能に緊張させるに、他方の経路がわのベルトに近
接させるようにテンションプーリで機体内方がわに一方
の経路がわのベルトを押圧すると、その他方の経路のベ
ルトに当たってしまうことから、ベルトを外方に向かっ
て広げるようにテンションプーリを作用させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにベルトを緊張させると、その緊張状態でのベルト
配設範囲が左右に巾広くなって、車体における左右一対
の機体フレームの左右巾よりベルト配設巾の方が大にな
る虞れが高くなるので、従来においては、その機体フレ
ームにベルトが接当しないよう、ベルト設置箇所を機体
フレームより下方に位置させていた。ところで、機体フ
レームの下方には芝刈装置も配設されるので、上記従来
のように、ベルトが機体フレームより下方に位置する
と、芝刈装置の配設空間の上下昇降可能範囲が狭いもの
となり、刈り高さ調整範囲が狭いものとなるとともに、
芝刈装置をメンテナンスする場合にその芝刈装置を上昇
させるときでもあまり高くできないから、メンテナンス
作業もやりにくい等の欠点があった。本発明は、上記実
情に鑑みてなされたものであって、芝刈装置の配設され
る車体の下腹部空間を十分高くできながらも、伝動用の
ベルトを機体フレーム等に接当する虞れなく配設できる
乗用型芝刈機の伝動構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる乗用型芝
刈機の伝動構造は、上記目的を達成するために、冒記構
造のものにおいて、機体前後方向に沿った左右一対の機
体フレームの上下幅内にベルト移動経路が位置するよう
に前記ベルト伝動機構を配設するとともに、前記ベルト
伝動機構のベルトに外向きに張力を付加するテンション
機構を設け、かつ、ベルト弛み側の経路において、前記
機体フレームから機体内方がわに前記ベルトを離間させ
るように巻掛け案内する固定アイドラプーリを設けてあ
ることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・
効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、機体フレームの上下幅内にベルト移動経
路が位置するようにベルト伝動機構が配設されるから、
機体フレームより下方にベルト伝動機構が配設される従
来のもののように機体下腹部の芝刈装置の設置空間の上
下高さが低くなることはない。又、そのように、機体フ
レームの上下幅内にベルト伝動機構を配設したものであ
りながら、固定アイドラプーリを、ベルト弛み側の経路
において、機体フレームから機体内方がわにベルトを離
間させるようにベルトを巻掛け案内するように設けてあ
るから、テンション機構で外向きにベルトに張力を付加
してもその固定アイドラプーリでベルトが機体フレーム
に接当しないように規制されることになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、機体フレーム
より下方にベルト伝動機構が配設されないので、芝刈装
置を配設する機体下腹部空間を十分な上下高さを有する
ようにでき、それにより、芝刈装置の上下変位範囲を大
きな範囲にできるとともに、メンテナンス等を行う際に
芝刈装置を対地的に高く持ち上げることも可能であるか
ら、その状態での作業は腰をかがめたりするような無理
な姿勢で作業しないようにでき、楽な作業となり、ま
た、ベルトが機体フレームに接当しないので、その接当
によりベルトが磨耗する等の不具合は回避できるものと
なるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、乗用型芝刈機を示している。この乗用型
芝刈機は、左右一対の前車輪1,1と左右一対の後車輪
2,2とで走行可能に車体フレーム3を支持するととも
に、この車体フレーム3の前部に、縦軸型のエンジン4
を搭載し、車体フレーム3の後部がわに搭乗運転部5を
装備し、かつ、前車輪1,1と後車輪2,2との間の車
体下腹部に、昇降自在に芝刈装置6を配設して構成して
いる。
【0008】前車輪2,2を支持するキングピン7は、
図3に示すように、筒状に形成されたキングピン軸受ケ
ース8に内装した状態で支持している。このキングピン
軸受ケース8は、キングピン7を挿通させる孔部9の上
下方向での中間部の径Dを上下箇所の径dより大に形成
して、その径Dが大となっている箇所にグリス供給可能
にグリスニップル10を取り付けることでグリス溜まり
部11を形成している。尚、キングピン軸受ケース8の
孔部9を削り出すことでこのグリス溜まり部11を形成
している。そして、グリス溜まり部11にグリスを収納
しておくことで、そのグリス溜まり部11より上下にお
けるキングピン7と孔部9との間の隙間にもグリスが供
給されて油膜ができるので、キングピン7が孔部9の内
周面との接触で磨耗したり焼き付いたりすることを回避
できるのである。
【0009】そして、図1及び図2に示すように、前記
車体フレーム3は、前後に長い左右一対の機体フレーム
としてのメインフレーム3A,3Aを横向きフレーム
(図示せず)を介して連結することで構成しているとと
もに、このメインフレーム3A,3Aに連結された後車
輪用車軸ケース12に走行用伝動装置としての静油圧式
無段変速装置(以下、HSTと略称する)13を連結し
ている。このHST13の入力軸13aには、ベルト伝
動するための従動プーリ14Bを設けているとともに、
前記エンジン4の出力軸4aには駆動プーリ14Aを設
けており、この駆動プーリ14Aと従動プーリ14Bと
にわたってベルト14Cを巻き掛けてベルト伝動機構1
4を構成している。又、出力軸4aで前記駆動プーリ1
4Aより下方に設けた第2駆動プーリ15Aと、芝刈装
置6の入力軸6aの従動プーリ15Bとにわたってベル
ト15Cを巻き掛けることによって芝刈装置駆動用ベル
ト伝動機構15を構成している。
【0010】ベルト伝動機構14は、図1及び図2に示
すように、そのベルト14Cの移動経路が前記メインフ
レーム3A,3Aの上下幅内に位置するように駆動プー
リ14A及び従動プーリ14Bを配設しているととも
に、このベルト14Cに張力を与えるために、駆動プー
リ14Aと従動プーリ14Bとのほぼ中間位置に機体に
対して縦軸芯P周りで揺動自在に支持したテンションア
ーム16Aの遊端部のテンションプーリ16Bをベルト
14Cの内方箇所から横外方に向けてベルト14Cを押
し広げるようにスプリング16Cで弾性付勢した状態で
巻き掛け案内させている。ここで、テンションアーム1
6A、テンションプーリ16B、スプリング16Cはテ
ンション機構16を構成している。そして、このテンシ
ョンプーリ16Bより前記出力軸4a寄り箇所で、ベル
ト14Cの弛み側箇所、つまりベルト14Cの後方移動
経路側箇所には、テンションプーリ16Bが弾性付勢さ
れるがわの機体フレーム3Aから機体内方がわにベルト
14Cを離間させるように巻掛け案内する固定アイドラ
プーリ17を機体に固定した状態で設けている。この固
定アイドラプーリ17は、前記テンション機構16によ
りベルト14Cが外方へ張り出されても、そのベルト1
4Cが機体フレーム3Aに接当しないように規制してい
るのである。
【0011】次に、芝刈装置6を作動させるための手動
操作レバー18の取付構造について説明する。図4に示
すように、搭乗運転部5におけるステアリングハンドル
19を設けたハンドルポスト20は車体フレーム3に立
設されたものであって、そのハンドルポスト20を形成
する外装カバー20aの側面部に手動操作レバー18を
回動操作可能に設けている。詳述すると、ナット21及
び操作アーム22を端部に予め溶接した筒ボス23をハ
ンドルポスト20内に立設したフレーム24にブッシュ
25を介してその筒軸芯Q周りで回動可能に支持すると
ともに、筒ボス23のナット21を設けていないがわの
端部の筒孔26には内すぼまり状の凹部27を形成して
いるとともに、この凹部27の内面部にはセレーション
を形成している。そして、前記外装カバー20aに形成
した連通孔28を通して手動操作レバー18を筒孔26
に挿通し、その手動操作レバー18の端部に形成した螺
子部18aをナット21に螺入するよう、手動操作レバ
ー18を回していく。その後、予めその手動操作レバー
18に形成したスプラインに前後摺動可能に外嵌させた
円錐状のキー29の底面をポンチ等で叩き込むことで、
筒ボス23の凹部27にキー29を嵌め込んでいく。
尚、この円錐状のキー29の外周部にもセレーションが
形成されており、凹部27のセレーションと互いの歯部
同士が歯合することで、手動操作レバー18と筒ボス2
3とが回り止めがなされた状態で強固に連結されるので
ある。又、操作アーム22には、図示しない芝刈装置6
のクラッチに連係した操作ワイヤが接続されている。
【0012】次に、芝刈装置6を作動させるための手動
操作レバー30の取付構造の別実施例について説明す
る。図5に示すように、搭乗運転部5におけるステアリ
ングハンドル19を設けたハンドルポスト20を形成す
る外装カバー20aの側面部に手動操作レバー30を回
動操作可能に設けている。詳述すると、予めピン31で
位置決めされた状態で操作アーム32をボルト連結した
筒ボス33を、ブッシュ34を介してハンドルポスト2
0内のフレーム24に筒軸芯Q周りで回動自在に支持す
るとともに、この筒ボス33の操作アーム32を設けた
端部とは反対がわの端部にナット35を溶接している。
そして、手動操作レバー30にもボルト連結用ステー3
6を溶接しており、前記外装カバー20aの連通孔37
を通して手動操作レバー30を筒ボス33の筒孔38に
挿入させた状態でナット35とボルト連結用ステー36
とを相対向させた状態にして互いに連結するようにボル
ト39をナット35に螺着する。これにより、操作アー
ム32に対する手動操作レバー30の相対姿勢を適正に
した状態で手動レバー30を筒ボス33に連結できる。
又、操作アーム32には、図示しない芝刈装置6のクラ
ッチに連係した操作ワイヤが接続されている。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機を示す全体側面図
【図2】ベルト伝動機構等を示す平面図
【図3】前車輪における支持構造を示す縦断正面図
【図4】芝刈装置の駆動を入り切り操作するための手動
操作レバーの取付構造を示す縦断正面図
【図5】芝刈装置の駆動を入り切り操作するための別実
施例の手動操作レバーの取付構造を示す縦断正面図
【符号の説明】
3A 機体フレーム 4 エンジン 13 走行用伝動装置 14 ベルト伝動機構 14C ベルト 17 固定アイドラプーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 良造 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 上村 勝彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 結城 三喜雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 小笠原 博之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 村川 正剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 黒原 一明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 原田 選也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部に搭載された縦軸型のエンジン
    (4)と、機体後部に搭載された走行用伝動装置(1
    3)とをベルト伝動機構(14)で連動連結した乗用型
    芝刈機の伝動構造であって、機体前後方向に沿った左右
    一対の機体フレーム(3A),(3A)の上下幅内にベ
    ルト移動経路が位置するように前記ベルト伝動機構(1
    4)を配設するとともに、前記ベルト伝動機構(14)
    のベルト(14C)に外向きに張力を付加するテンショ
    ン機構(16)を設け、かつ、ベルト弛み側の経路にお
    いて、前記機体フレーム(3A)から機体内方がわに前
    記ベルト(14C)を離間させるように巻掛け案内する
    固定アイドラプーリ(17)を設けてある乗用型芝刈機
    の伝動構造。
JP16050893A 1993-06-30 1993-06-30 乗用型芝刈機の伝動構造 Pending JPH0716013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16050893A JPH0716013A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 乗用型芝刈機の伝動構造

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JP16050893A JPH0716013A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 乗用型芝刈機の伝動構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716013A true JPH0716013A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15716470

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16050893A Pending JPH0716013A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 乗用型芝刈機の伝動構造

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JP (1) JPH0716013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160663A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Yanmar Co Ltd 自走式の乗用草刈機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011160663A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Yanmar Co Ltd 自走式の乗用草刈機

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