JPS6012747Y2 - ベルト式無段変速装置の取付構造 - Google Patents

ベルト式無段変速装置の取付構造

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JPS6012747Y2
JPS6012747Y2 JP14868378U JP14868378U JPS6012747Y2 JP S6012747 Y2 JPS6012747 Y2 JP S6012747Y2 JP 14868378 U JP14868378 U JP 14868378U JP 14868378 U JP14868378 U JP 14868378U JP S6012747 Y2 JPS6012747 Y2 JP S6012747Y2
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JP
Japan
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axis
transmission
continuously variable
type continuously
transmission case
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JP14868378U
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JPS5565217U (ja
Inventor
宏信 東
Original Assignee
株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体圧式無段変速装置よりも安価に製作する
ことができ、経済性を有利にすることのできるベルト式
無段変速装置の取付構造に関する。
ベルト式無段変速装置を伝動機構に組付るに際しては、
組付は位置が少しでもずれると所望の変速範囲を設定す
ることができないので、きわめて精度の高い作業が要求
される。
従来、所望の変速範囲を設定するために、ベルトの圧力
を調整したり、可動プーリーを設けた減速機自身の位置
をずらして調整していたが(例えば実公昭47−222
9吋公報)、減速機自身の位置をずらすことは、他の機
器との相対位置の変更を招き、これらの機器との調整が
必要となってくる。
このため、ベルトの圧力の調整だけでは所定の変速範囲
に設定できない場合にはその調整に多大の労力と時間を
要する。
という問題がある。
本考案は、上記した問題を解決して、組付時において変
速範囲を所望通りに容易に設定できるようにするととも
に、その為の構造を極力破損を招く事の無い状態に構成
できるようにすることを目的とし、この目的を遠戚する
ための本考案の特徴とする構成は、走行駆動系にベルト
式無段変速装置を設け、その変速装置の操作側伝動輪体
を、他方の伝動輪体の回動軸芯とは別の位置の揺動軸芯
りで揺動及び固定自在な伝動ケースに、前記揺動軸芯と
は別の軸芯周りで回動自在に取付け、前記操作側伝動輪
体に対する駆動機構を、その可動部の軸芯が前記伝動ケ
ースの揺動軸芯にほぼ一致するように固定部材に取付け
、前記操作側伝動輪体と前記可動部を前記伝動ケースの
揺動を許容する状態で連動連結しである点にあり、かか
る構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、変速装置の操作側伝動輪体を、他方の伝動輪
体の回動軸芯とは別の位置の揺動軸芯回りで揺動及び固
定自在な伝動ケースに一体に取付け、しかも前記揺動軸
芯とは別の軸芯周りで回動自在に取付けであるので、伝
動ケースの揺動により両輪体間の距離を変更でき、操作
側伝動輪体に対する駆動機構を、その可動部の軸芯が伝
動ケースの揺動軸芯にほぼ一致するように固定部材に設
けであるので、伝動ケースを揺動させても駆動機構の位
置を変更する必要がなく、組付誤差等を生じても所望通
りの変速範囲を容易に設定できるに至った。
その上、伝動ケースの揺動を許容しやすいように、単純
に駆動機構を伝動ケースに設けると、一般に、駆動機構
としては重量が大であるがためにそれに起因して機体振
動等に伴い、伝動ケースの変形破損を招く虞れがあるが
、本案によれば、伝動ケースの揺動を許容しながらも駆
動機構を固定部材に設けるので、駆動機構の取付けに伴
うケースに対する変形破損をも抑制できるに至った。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
圃場の植立茎稈を引起す引起し装置1、引起された茎稈
を刈取る刈取装置2、刈取茎稈を機体後方上方へ搬送し
ながら横倒れ姿勢に姿勢変更してフィードチェーン3に
受渡す縦搬送装置4、及び、刈取茎稈をフィードチェー
ン3で挟持搬送しながら脱穀処理する脱穀装置5を、順
次、クローラ走行装置6を装備すると共に、操縦部7を
配設した走行機体に連設してあり、もって、走行に伴い
、圃場の植立茎稈を連続的に収穫処理していくように農
作業車の一例としてのコンバインを構威しである。
前記クローラ走行装置6を駆動するに、エンジン出力軸
8にギヤ式伝動機構9を介して連動されたカウンター軸
10と、ミッションケース11から突設の入力軸12夫
々に出力及び入力プーリ13.14を設けると共に、両
プーリ13,14に伝動ベルト15を巻回し、エンジン
EからミッションMを介して左右のクローラ走行装置6
,6の走行駆動軸16に動力を伝達していくべく構威し
である。
前記両ブーIJ13,14夫々は、分割プーリで構威さ
れていて、一方のプーリ片13a、14aを前記カウン
ター軸10及び入力軸12夫々の軸芯方向に摺動自在に
設け、出力側のプーリ片13aに接当ロッド17を介し
て駆動機構の一例としての単動式シリンダ18を連動連
結し、他方、入力側のプーリ片14aに圧縮スプリング
19を付設して他方の固定側プーリ片14bに接近する
側に常時付勢してあり、シリンダ18の作動により出カ
ブ−IJ 13と入力プーリ14に対する伝動ベルト1
5の巻掛は径比を変更し、走行駆動速度を無段に変速す
るべくベルト式無段変速装置2oを構威しである。
前記ギヤ式伝動機構9を伝動ケース21で覆うと共に、
伝動ケース21をエンジンハウジング22に前記出力軸
8の軸芯X周りで揺動自在に設け、その遊端側に前記カ
ウンター軸10を軸架させである。
前記ケース21に揺動軸芯Xを中心とする円弧状に穿設
した長孔24を介してエンジンハウジング22にボルト
25を螺着し、その締付けによりケース21をエンジン
ハウジング22に固定するべく構威してあり、もって、
前記伝動ケース21の揺動により両プーリ13,14の
相対距離を変更し、設定変速範囲を調整できるように構
威しである。
前記シリンダ18は、機体フレームに連設の固定部材2
6に連設されると共に、そのシリンダロッド27の軸芯
が前記伝動ケースの揺動軸芯にほぼ一致するように構威
してあり、伝動ケース21の揺動に伴い、シリンダロッ
ド27がその軸芯周りで回転し、伝動ケース21の揺動
をこじれを生じる事無く行えるように構威しである。
図中28.28は、接当ロンド17に接当し、その揺動
を制限する接当ボルトであり、その固定位置変更可能に
取付けてあり、変速範囲の上下限を設定し、伝動ベルト
15がプーリ13から外れたり、あるいは両プーリ片1
3a、13b間に落ち込んだりすることの無い状態に変
速範囲を設定できるように構威しである。
尚、前記シリンダロッド27を揺動軸芯Xとは異る軸芯
で摺動自在に取付ける場合には、そのシリンダロッド2
7に連動して揺動軸芯Xと同一軸芯で摺動するように別
の部材を設ければ良く、それら部材及び前記シリンダロ
ッド27をして可動部27と総称する。
前記シリンダ18に対するコントロールバルブ■のスプ
ール29に、第3図に示すように、一対の腰折れリンク
30.31を連結すると共に、夫々の遊端側リンク30
a、31aを固定軸芯1周りで揺動自在に設け、両リン
ク30a*31aに作用可能な状態でレバ一部材32を
固定軸芯12周りで揺動自在に設けると共に、レバ一部
材32に前記軸芯P2に直交する軸芯13周りで揺動自
在に操作レバー33を連結し、かつ、前記操作レバー3
3の途中箇所を、揺動部材34に、前記軸芯P3に沿う
方向に穿設された長孔35を介して保持させ、摺動部材
34と前記ミッションケース11内の前後進切換用のシ
フトギヤ36に対するフォーク37とをベルクランク3
8及びロッド39を介して連動連結し、そして、レバー
33を案内溝40に沿い操作するべく構威してあり、操
作レバー33の前記軸芯13周りでの揺動により、前後
進切換操作を、そして、レバ一部材32と一体化した状
態での軸芯12周りでの揺動により前後進夫々の状態で
高低所定範囲での変速操作を行えるように構成しである
前記コントロールバルブ■の弁箱41と前記接当ロッド
17が連動機構Aを介して連動連結されて、シリンダ作
動に伴う接当ロッド17の変位に追随して弁箱41をバ
ルブ■の中立側に変位させるべく構威してあり、操作レ
バー33の軸芯12周りでの揺動変位量に対応した速度
を得られるように構威しである。
図中42は、入力プーリ14の固定側プーリ片14bと
入力軸12との間に、スプリング43を介して常時入り
側に付勢した状態で設けた摩擦式クラッチであり、操縦
部7に配設の足踏みペダル44で入り切り操作するべく
構威しである。
尚、前記ベルト式無段変速装置2oとしては、割すプー
リタイプに限らず、例えば、截頭円錐状の巻胴に伝動ベ
ルトを巻回すると共に、巻胴をその回転軸芯方向に変位
させて無段変速を行えるようにする等、各種の構造変形
可能であり、前記ブー1J13,14及び巻胴等をして
伝動輪体13゜14と総称する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るベルト式無段変速装置の取付構造の
実施例を示し、第1図はコンバインの全体側面図、第2
図は走行駆動系を示す概略縦断面図、第3図は変速操作
系を示す斜視図である。 13・・・・・・操作側伝動輪体、14・・細別の伝動
輪体、18・・・・・・駆動機構、20・・・・・・ベ
ルト式無段変速装置、21・・・・・・伝動ケース、2
6・曲・固定部材、27・・・・・・可動部、X・・・
・・・揺動軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行駆動系にベルト式無段変速装置20を設け、その変
    速装置20の操作側伝動輪体13を、他方の伝動輪体1
    4の回動軸芯とは別の位置の揺動軸芯X周りで揺動及び
    固定自在な伝動ケース21に、前記揺動軸芯Xとは別の
    軸芯周りで回動自在に取付け、前記操作側伝動輪体13
    に対する駆動機構18を、その可動部27の軸芯が前記
    伝動ケース21の揺動軸芯Xにほぼ一致するように固定
    部材26に取付け、前記操作側伝動輪体13と前記可動
    部27を前記伝動ケース21の揺動を許容する状態で連
    動連結しである事を特徴とするベルト式無段変速装置の
    取付構造。
JP14868378U 1978-10-27 1978-10-27 ベルト式無段変速装置の取付構造 Expired JPS6012747Y2 (ja)

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JP14868378U JPS6012747Y2 (ja) 1978-10-27 1978-10-27 ベルト式無段変速装置の取付構造

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JPS5565217U JPS5565217U (ja) 1980-05-06
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US4458318A (en) * 1981-04-24 1984-07-03 Borg-Warner Corporation Control arrangement for a variable pulley transmission
JPS582448U (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 三菱農機株式会社 変速プ−リ
JPH017618Y2 (ja) * 1985-10-09 1989-03-01

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