JPH0715886Y2 - 壁体破壊機 - Google Patents

壁体破壊機

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JPH0715886Y2
JPH0715886Y2 JP1990017675U JP1767590U JPH0715886Y2 JP H0715886 Y2 JPH0715886 Y2 JP H0715886Y2 JP 1990017675 U JP1990017675 U JP 1990017675U JP 1767590 U JP1767590 U JP 1767590U JP H0715886 Y2 JPH0715886 Y2 JP H0715886Y2
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JP
Japan
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wall
arm
tuning
wall destruction
arms
Prior art date
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Application number
JP1990017675U
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JPH03111640U (ja
Inventor
邦人 佐伯
Original Assignee
邦人 佐伯
西邦機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、壁体破壊機に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、パイルや壁体を破壊するための壁体破壊機の一実
施例として、実開昭57-82937号公報に記載のものがあ
る。
すなわち、上記壁体破壊機は、機体フレームに、左右一
対の壁体破壊アームの基部を枢支すると共に、両基部の
直後方にアーム作動用シリンダを横架し、同シリンダの
左右側端に各アーム基部より後方へ伸延させて形成した
シリンダ連結アームを連動連結し、アーム作動用シリン
ダの伸長動作に連動して壁体破壊アームの基部を中心に
対向方向へ回動させて、壁体を挟圧して破壊すべく構成
している。そして、各壁体破壊アームの基部より、それ
ぞれ対向する方向に噛み歯を突設するとともに、両噛み
歯を噛合させて、左右一対の壁体破壊アームの壁体破壊
動作を同調させている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記壁体破壊機の場合、噛み歯を噛合させて
左右一対の壁体破壊アームを同調させるようにしている
ために、同アームを繰返し動作させると、経時的に噛み
歯が著しく摩耗又は損傷して左右の壁体破壊アームが同
調動作しなくなり、パイルや壁体の破壊を円滑かつ確実
に行なえなくなるという問題がある。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案では、機体フレームに、左右一対の壁体
破壊アームの基部を枢支すると共に、両基部の直後方に
アーム作動用シリンダを横架し、同シリンダの左右側端
に各アーム基部より後方へ伸延させて形成したシリンダ
連結アームを連動連結して構成した壁体破壊機におい
て、各壁体破壊アームの基部より、それぞれ対向する方
向に同調用突片を突設して、先端部を相互に重合させ、
一方の同調用突片の先端部に連結用長孔を設けると共
に、他方の同調用突片の先端部に、連結用長孔中に挿通
した連結ピンを取付けて、左右一対の壁体破壊アームの
壁体破壊動作を同調させたことを特徴とする壁体破壊機
を提供せんとするものである。
(ホ)作用・効果 本考案によれば、以下のような作用効果が生起される。
すなわち、本考案では、左右一対の壁体破壊アームの基
部よりそれぞれ突設した同調用突片を連結ピンにより連
結用長孔を介して連結して、左右一対の壁体破壊アーム
が同調して壁体破壊動作をするようにしているために、
同アームを繰返し動作させても連結ピンや連結用長孔の
摩耗や損傷がなく、両アームの同調動作を確保して、パ
イルや壁体の破壊を円滑かつ確実に行なうことができ
る。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図に示す(A)は、本考案に係る壁体破壊機であ
り、建設機械のアーム(1)の先端に連結部(2)を介
して連結している。(3)は破壊機回動用シリンダ、
(4)はリンク機構、(5)(6)(7)(8)は連結
ピンである。(H)は壁体である。
そして、壁体破壊機(A)は、第2図及び第3図に示す
ように、上下一対の機体フレーム(10)(10)間に、一
対の壁体破壊アーム(11)(12)の基部(11a)(12a)
を枢支すると共に、両基部(11a)(12a)の直後方にア
ーム作動用シリンダ(13)を横架し、同シリンダ(13)
の左右側端に各アーム(11)(12)の基部(11a)(12
a)より後方へ伸延させて形成したシリンダ連結アーム
(11b)(12b)の先端を連動連結している。
しかも、第4図及び第5図に示すように、左側の壁体破
壊アーム(11)の基部(11a)には、右側の壁体破壊ア
ーム(12)の基部(12a)に向けて二又状の同調用突片
(11c)(11c)を突設し、同調用突片(11c)(11c)の
先端間に連結ピン(14)を設ける一方、右側の壁体破壊
アーム(12)の基部(12a)にも同調用突片(12c)を二
又状の同調用突片(11c)間に向けて突設し、同調用突
片(12c)の先端部に設けた連結用長孔(15)中に連結
ピン(14)を挿通して、同連結ピン(14)により両同調
用突片(11c)(11c)(12c)を連結している。
このように、同調用突片(11c)(11c)(12c)を連結
ピン(14)により連結用長孔(15)を介して連結するこ
とにより、第1図に示すように、壁体(H)の軸線
(C)を中心に、左右一対の壁体破壊アーム(11)(1
2)が偏奇することなく対称位置を保って壁体(H)を
挟圧し、さらに破壊するようにしている。
また、(16)は同調用突片保護板であり、同保護板(1
6)は、同調用突片(11c)(11c)(12c)を上下より被
覆する上下一対の機体フレーム(10)(10)の前端に取
付けて、同保護板(16)により同調用突片を前方からも
被覆し、前方から飛散する壁体破片等が同調用突片(11
c)(11c)(12c)に衝突して、同突片(11c)(11c)
(12c)を損傷等するのを防止している。
また、(17)は、壁体破壊アーム(11)(12)の基部
(11a)(12a)を枢支している枢支ピン、(18)は、ア
ーム作動用シリンダ(13)にシリンダ連結アーム(11
b)(12b)を連結している連結ピン、(19)はアーム作
動用シリンダ(13)に取付けた油圧パイプ接続部であ
る。
また、機体フレーム(10)(10)の後端には連結板(10
a)を取付け、同連結板(10a)の中央部に回動軸(20)
を後方へ向けて突設し、同回動軸(20)に連結部(2)
に設けた連結板(2a)を回動自在に取付けると共に、両
連結板(10a)(2a)を摺動自在に面接触させている。
(20a)はグリース注入路、(21)はグリース注入部で
ある。
本考案の実施例は上記のように構成しているものであ
り、本実施例によれば以下のような作用効果が生起され
る。
すなわち、本実施例では、左右一対の壁体破壊アーム
(11)(12)の基部(11a)(12a)よりそれぞれ突設し
た同調用突片(11c)(11c)(12c)を連結ピン(14)
により連結用長孔(15)を介して連結して、左右一対の
壁体破壊アーム(11)(12)が同調して壁体破壊動作を
するようにしているために、同アーム(11)(12)を繰
返し動作させても連結ピン(14)や連結用長孔(15)の
摩耗や損傷がなく、両アーム(11)(12)の同調動作を
確保して、パイルや壁体(H)の破壊を円滑かつ確実に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る壁体破壊機の平面図。 第2図は、同拡大平面図。 第3図は、同一部切欠側面図。 第4図は、要部の一部切欠平面図。 第5図は、同要部の正面図。 (A):壁体破壊機 (10):機体フレーム (11)(12):壁体破壊アーム (11a)(12a):基部 (11b)(12b):シリンダ連結アーム (11c)(12c):同調用突片 (13):アーム作動用シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体フレームに、左右一対の壁体破壊アー
    ムの基部を枢支すると共に、両基部の直後方にアーム作
    動用シリンダを横架し、同シリンダの左右側端に各アー
    ム基部より後方へ伸延させて形成したシリンダ連結アー
    ムを連動連結して構成した壁体破壊機において、 各壁体破壊アームの基部より、それぞれ対向する方向に
    同調用突片を突設して、先端部を相互に重合させ、一方
    の同調用突片の先端部に連結用長孔を設けると共に、他
    方の同調用突片の先端部に、連結用長孔中に挿通した連
    結ピンを取付けて、左右一対の壁体破壊アームの壁体破
    壊動作を同調させたことを特徴とする壁体破壊機。
JP1990017675U 1990-02-23 1990-02-23 壁体破壊機 Expired - Lifetime JPH0715886Y2 (ja)

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JPH03111640U JPH03111640U (ja) 1991-11-15
JPH0715886Y2 true JPH0715886Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31520861

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