JP2563131B2 - 圧入装置 - Google Patents

圧入装置

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JP2563131B2 JP63310630A JP31063088A JP2563131B2 JP 2563131 B2 JP2563131 B2 JP 2563131B2 JP 63310630 A JP63310630 A JP 63310630A JP 31063088 A JP31063088 A JP 31063088A JP 2563131 B2 JP2563131 B2 JP 2563131B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、被圧入ワークに複数の圧入部品を同時に
圧入する圧入装置であって、被圧入ワークの圧入位置が
変わっても、それに対応できるようにした圧入装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
例えば、シリンダブロックはウォータジャケットを形
成した中子砂の砂抜きを行うために、シリンダブロック
の側壁の数個所にウォータジャケットを開放する砂抜き
穴を形成してある。この砂抜き穴は砂抜きを行った後、
プラグが圧入されて塞がれる。
プラグを圧入する圧入装置は、第7図に示す様に、従
来、圧入ヘッド(1)の前面に、複数の圧入パンチ
(2)(2)…をシリンダブロック(3)の各砂抜き穴
(4)(4)…に対応させて取付けてある。圧入時は、
圧入パンチ(2)(2)…の先端にプラグ(5)(5)
…を装着し、装着後、圧入ヘッド(1)を前進させて、
プラグ(5)(5)…を砂抜き穴(4)(4)…に圧入
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
シリンダブロック(3)に形成される砂抜き穴は常に
決まった位置に形成されるとは限らず、種類が変わると
砂抜き穴の位置も変わる。そのため、従来は、種類の異
なるシリンダブロックに対応させて専用の圧入装置を構
成して、圧入作業を行っていた。即ち、2種類のシリン
ダブロックにプラグの圧入を行う場合は、2種類の圧入
装置を並設しておき、各圧入装置へ対応するシリンダブ
ロックを供給して、圧入している。従って装置全体が大
がかりになり、コスト高になっていた。
また種類の異なるシリンダブロック(1)間で第8図
に示す様に、砂抜き穴(4)(4)…の位置が全て同じ
方向及び同じ寸法離れているものでは、シリンダブロッ
ク(1)の固定位置を変えることにより、一台の圧入装
置でもって異なる種類のシリンダブロックに対してプラ
グ(5)の圧入を行える。しかし、この手段によればシ
リンダブロックを固定する治具をシリンダブロックの種
類に合わせて交換せねばならず、作業性が非常に悪くな
るといった問題がある。
この発明は圧入位置の異なる複数の被圧入ワークに対
して、一台の装置でもって圧入を行える圧入装置を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明における圧入装置は被圧入ワークに対して進
退可能に構成された圧入ヘッドと、圧入ヘッドに旋回自
在に取付けた複数のパンチ取付部材と、各パンチ取付部
材に旋回中心から偏心させた位置に取付けた圧入パンチ
と、前記取付部材を旋回中心から同一寸法離れた位置で
連結し、各パンチ取付部材を同一角度旋回させるリンク
とパンチ取付部材を旋回させる旋回手段とを具備してい
る。また他の圧入装置は被圧入ワークに対して進退可能
に構成された圧入ヘッドと、圧入ヘッドに旋回自在に取
付けた複数のパンチ取付部材と、各パンチ取付部材に旋
回中心から偏心させた位置に取付けたパンチと、一部の
パンチ取付部材を同一角度旋回させるリンクと、残りの
パンチ取付部材を異なる角度で旋回させるリンクと、パ
ンチ取付部材を旋回させる旋回手段とを具備している。
〔作用〕
上記構成の圧入装置は、各パンチ取付部材に設ける圧
入パンチの取付位置及びパンチ取付部材の旋回角度は、
異なる種類の被圧入部品の圧入位置のずれに合わせて設
定しておく。そして圧入動作時、旋回手段にて各パンチ
取付部材を所定角度旋回させ、各圧入パンチを被圧入部
品の圧入位置に合わせる。この後、圧入パンチの先端に
圧入部品を装着し、装着後、圧入ヘッドを前進させて圧
入動作を行う。
このように被圧入部品の種類に合せて、旋回手段にて
パンチ取付部材を旋回させることにより、一台の圧入装
置で種類の異なる被圧入部品に対応させる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第6図を参照し
て説明する。尚、この実施例は、圧入装置が4個所あ
り、2種類の被圧入部品間において、3つの圧入位置は
同一条件で位置が異なっており、残りの圧入位置は他と
異なっている。
第1図及び第2図において、(10)は圧入ヘッドでベ
ース(11)上のレール(12)(12)に前後動自在に装着
されており、ベース(11)の後方に設けられた圧入シリ
ンダ(13)にて前後動させられる。(14a)〜(14d)は
圧入ヘッド(10)の幅方向4個所に前後方向に装着し、
かつ旋回自在に支持させたパンチ取付部材で、円柱状
で、その後端には連結腕(15a)〜(15d)を一体に結合
してある。前記連結腕(15a)〜(15d)は、一方の端に
配置された連結腕(15a)が三角形状を有しており、他
の連結腕(15b)〜(15d)は直線状に形成してある。但
し、中央の2つの連結腕(15b)(15c)は同じ長さに形
成し、他方の端に配置された連結腕(15d)は他より短
くなっている。(16a)〜(16d)は各パンチ取付部材
(14a)〜(14d)の前面に取付けた圧入パンチで、夫々
パンチ取付部材(14a)〜(14d)の旋回中心(O1)〜
(O4)から所定量偏心させた位置に取付けてある。即
ち、各圧入パンチ(16a)〜(16d)は、第4図及び第5
図に示す様に、パンチ取付部材(14a)〜(14d)の旋回
時、その旋回中心(O1)〜(O4)を中心に円弧動作した
とき、その軌跡と2種類の被圧入部品(21)(22)の圧
入位置(23a)(24a)〜(23d)(24d)とが一致するよ
うに配置してある。(17)は3つのパンチ取付部材(14
a)〜(14c)を連動させるリンク(以下第1リンクと称
す)で、各パンチ取付部材(14a)〜(14c)に一体結合
された連結腕(15a)〜(15c)の端部に揺動自在に連結
されている。この第1リンク(17)は各パンチ取付部材
(14a)〜(14c)の旋回中心(O1)〜(O3)から同一寸
法離れた位置に連結されており、パンチ取付部材(14
a)〜(14c)を同一角度で旋回させる。(18)は残りの
パンチ取付部材(14d)を旋回させるリンク(以下第2
リンクト称す)で、パンチ取付部材(14d)に一体結合
した連結腕(15d)の端部と他の連結腕(15b)の端部と
に揺動自在に連結されている。この第2のリンク(18)
は、一方の連結腕(15d)の連結部から旋回中心(O4
までの寸法が他方の連結腕(15b)の連結部から旋回中
心(O2)までの寸法より短くなっている。
従って、パンチ取付部材(14d)は他のパンチ取付部材
(14a)〜(14c)より大きい角度で旋回する。(19)は
パンチ取付部材(14a)〜(14d)を旋回させる旋回手段
で、例えば油圧シリンダ(20)を圧入ヘッド(10)の側
面に取付け、そのピストンロッド(20a)を一方端の連
結腕(15a)に揺動自在に連結してある。従って油圧シ
リンダ(20)が伸縮動作すると、連結腕(15a)が揺動
し、これにより第1リンク(17)を介して他の連結腕
(15b)(15c)も揺動し、さらに第2リンク(18)を介
して残りの連結腕(15d)も揺動し、全てのパンチ取付
部材(14a)〜(14d)が所定角度で旋回して、圧入パン
チ(16a)〜(16d)の位置が変わる。この油圧シリンダ
(20)の伸縮ストロークは、そのストロークエンドで、
各パンチ取付部材(14a)〜(14d)に取付けられた圧入
パンチ(16a)〜(16d)が夫々種類の異なる被圧入部品
(21)(22)の圧入位置(23a)〜(23d)、(24a)〜
(24d)と一致するように設定してある。
上記圧入装置は、圧入動作時、圧入装置の前方に一方
の圧入部品(21)が供給されると、第2図の如く油圧シ
リンダ(20)を短縮動作させて、全パンチ取付部材(14
a)〜(14d)を反時計方向に旋回させ、各圧入パンチ
(16a)〜(16d)を被圧入部品(21)の圧入位置(23
a)〜(23d)と一致させる。この後、各圧入パンチ(16
a)〜(16d)の先端に圧入部品(25)(25)…を装着
し、装着後、圧入シリンダ(13)を伸張動作させて圧入
ヘッド(10)を前進させ、圧入パンチ(16a)〜(16d)
に装着した圧入部品(25)(25)…を被圧入部品(21)
へ圧入する。圧入後、圧入シリンダ(13)が短縮動作し
て圧入ヘッド(10)を後退させる。
圧入装置の前方に他方の被圧入部品(22)が供給され
ると、第3図に示す様に油圧シリンダ(20)を伸張動作
させて全パンチ取付部材(14a)〜(14d)を時計方向に
旋回させ、各圧入パンチ(16a)〜(16d)を被圧入部品
(22)の圧入位置(24a)〜(24d)と一致させる。この
後、各圧入パンチ(16a)〜(16d)の先端に圧入部品
(25)(25)…を装着し、装着後、圧入シリンダ(13)
を伸張動作させて圧入ヘッド(10)を前進させ、圧入パ
ンチ(16a)〜(16d)に装着した圧入部品(25)(25)
…を被圧入部品(22)へ圧入する。圧入後、圧入シリン
ダ(13)が短縮動作して圧入ヘッド(10)を後退させ
る。
尚、上記圧入装置は、パンチ取付部材(14a)〜(14
d)を一本の油圧シリンダ(20)と2本のリンク(17)
(18)とで旋回させるようにしたが、他に旋回角度の異
なるパンチ取付部材(14d)をリンク(18)を介さず
に、別個のシリンダで直接旋回させるようにしてもよ
い。
また上記実施例では、被圧入部品が2種類の場合を示
しているが、種類が増えると、それに合わせて圧入パン
チ(16a)〜(16d)の取付位置及びパンチ取付部材(14
a)〜(14d)の旋回角度を変更する。
〔発明の効果〕
この発明によれば、圧入位置の異なる複数種の被圧入
部品に対して、一台の圧入装置でもって圧入作業を行う
ことができるので、設備をコンパクトにしてコストを下
げることができる。しかも圧入パンチの圧入位置の変更
は、パンチ取付部材を所定角度旋回させるだけでよく、
作業能率が非常によく、生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧入装置の背面図、第2図はその
圧入装置の側面図、第3図は動作時の圧入装置の背面
図、第4図はシリンダブロックの一例を示す一部正面
図、第5図及び第6図に圧入パンチの動きを示す拡大
図、第7図は従来の圧入装置の平面図、第8図はシリン
ダブロックの一例を示す一部正面図である。 (10)…圧入ヘッド、(13)…圧入シリンダ、(14a)
〜(14d)…パンチ取付部材、(16a)〜(16d)…圧入
パンチ、(17)(18)…リンク。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被圧入ワークに対して進退可能に構成され
    た圧入ヘッドと、圧入ヘッドに旋回自在に取付けた複数
    のパンチ取付部材と、各パンチ取付部材に旋回中心から
    偏心させた位置に取付けた圧入パンチと、前記取付部材
    を旋回中心から同一寸法離れた位置で連結し、各パンチ
    取付部材を同一角度旋回させるリンクとパンチ取付部材
    を旋回させる旋回手段とを具備したことを特徴とする圧
    入装置。
  2. 【請求項2】被圧入ワークに対して進退可能に構成され
    た圧入ヘッドと、圧入ヘッドに旋回自在に取付けた複数
    のパンチ取付部材と、各パンチ取付部材に旋回中心から
    偏心させた位置に取付けたパンチと、一部のパンチ取付
    部材を同一角度旋回させるリンクと、残りのパンチ取付
    部材を異なる角度で旋回させるリンクと、パンチ取付部
    材を旋回させる旋回手段とを具備したことを特徴とする
    圧入装置。
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