JPH07158255A - 昇降式作業足場装置 - Google Patents
昇降式作業足場装置Info
- Publication number
- JPH07158255A JPH07158255A JP34150093A JP34150093A JPH07158255A JP H07158255 A JPH07158255 A JP H07158255A JP 34150093 A JP34150093 A JP 34150093A JP 34150093 A JP34150093 A JP 34150093A JP H07158255 A JPH07158255 A JP H07158255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffold
- work
- movable
- scaffolding
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 安全で作業性の良いケーソンの桝内等で使用
するための昇降式作業足場装置を提供する。 【構成】 底面にレベル調整ジャッキ19を有するベー
ス板16と昇降天板17との間に伸縮空気バック18を
介在させ、空気の注排により上下に伸縮する昇降機構1
4に支持させて作業足場を昇降させる。
するための昇降式作業足場装置を提供する。 【構成】 底面にレベル調整ジャッキ19を有するベー
ス板16と昇降天板17との間に伸縮空気バック18を
介在させ、空気の注排により上下に伸縮する昇降機構1
4に支持させて作業足場を昇降させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてコンクリート
ケーソンの製造に際し、ケーソン内の各桝内で鉄筋の組
立等の作業に使用する昇降式作業足場に関する。
ケーソンの製造に際し、ケーソン内の各桝内で鉄筋の組
立等の作業に使用する昇降式作業足場に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、函台やフローティングドック上
にて大型のコンクリートケーソンを製造する場合には、
縦向きの仕切壁又は外壁に囲まれた各桝の内面は、筒状
の移動式内型枠を使用し、その型枠の上下長さ毎に1ロ
ットの鉄筋組立、及びコンクリート打設成型作業が行わ
れ、順次型枠を上昇させつつ仕切壁、及び周壁を上方に
打継ぎ成型するようにしている。
にて大型のコンクリートケーソンを製造する場合には、
縦向きの仕切壁又は外壁に囲まれた各桝の内面は、筒状
の移動式内型枠を使用し、その型枠の上下長さ毎に1ロ
ットの鉄筋組立、及びコンクリート打設成型作業が行わ
れ、順次型枠を上昇させつつ仕切壁、及び周壁を上方に
打継ぎ成型するようにしている。
【0003】このようなコンクリートケーソンの製造に
際して各桝内に設置される作業足場には、従来、枠組足
場や吊り足場が使用されている。
際して各桝内に設置される作業足場には、従来、枠組足
場や吊り足場が使用されている。
【0004】枠組足場は、図7に示すようにケーソンベ
ース1上に鉄パイプを門型に組み立てたビティー枠や、
パイプ支柱、筋かい等を使用して多階層配置に足場枠
2,2……を、コンクリート壁3の成型に合せて、多階
層に順次組み上げるようにしているものであり、また吊
り足場は図8に示す移動内型枠4に支持させて上下に足
場5,6を吊り、型枠4とともに吊り上げによって上昇
させるようにしたものである。
ース1上に鉄パイプを門型に組み立てたビティー枠や、
パイプ支柱、筋かい等を使用して多階層配置に足場枠
2,2……を、コンクリート壁3の成型に合せて、多階
層に順次組み上げるようにしているものであり、また吊
り足場は図8に示す移動内型枠4に支持させて上下に足
場5,6を吊り、型枠4とともに吊り上げによって上昇
させるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の枠組足
場には次の如き問題がある。 a.桝の寸法と枠組足場の寸法が合致しないことが多
く、作業性を良くし、開口部をなくすために、枠組足場
各層でのハネ出し調整をしなければならないので手間が
かかる。 b.足場の面積に比して直角曲り箇所が多く、その連結
に手間がかかる。 c.昇降設備が設置しにくい。 d.足場解体時に、高さが高いケーソンでは、クレーン
の巻き上げ高さや、抜き出したときの安定の問題から、
中途で切り離さなければならず、その作業は手間がかか
り、かつ作業員が中に残っているので危険である。
場には次の如き問題がある。 a.桝の寸法と枠組足場の寸法が合致しないことが多
く、作業性を良くし、開口部をなくすために、枠組足場
各層でのハネ出し調整をしなければならないので手間が
かかる。 b.足場の面積に比して直角曲り箇所が多く、その連結
に手間がかかる。 c.昇降設備が設置しにくい。 d.足場解体時に、高さが高いケーソンでは、クレーン
の巻き上げ高さや、抜き出したときの安定の問題から、
中途で切り離さなければならず、その作業は手間がかか
り、かつ作業員が中に残っているので危険である。
【0006】また、上述した従来の吊り足場には次の如
き問題がある。 a.作業者の昇降設備が梯子となり不便である。 b.鉄筋組立の足場として利用できない。そのために別
の足場を組むか、組上がる鉄筋を足場とする等の作業の
ため、手間がかかり能率が悪い。 c.足場を吊っているために、型枠等との緊結部の全て
の部材強度が信頼されるものでなくてはならないので通
常以上の点検が要求される。 d.ケーソン内面の中段にハンチ等がある場合(スリッ
トケーソン等で見られる)には、その位置で型枠の入れ
替えを行わなければならない。このとき型枠取外しのた
めに吊り足場をコンクリート壁に取り替えなければなら
ないので、作業手順が複雑となる。 e.型枠と足場が一体であるために、型枠脱型作業時よ
りクレーンで型枠を介して足場を吊っていなくてはなら
ず、又型枠を吊ってせり上げるときにも、型枠作業員が
足場の上に乗っていることになり、基本的にはクレーン
で吊っているものに乗ってはいけない危険な作業を行う
ことになっている。
き問題がある。 a.作業者の昇降設備が梯子となり不便である。 b.鉄筋組立の足場として利用できない。そのために別
の足場を組むか、組上がる鉄筋を足場とする等の作業の
ため、手間がかかり能率が悪い。 c.足場を吊っているために、型枠等との緊結部の全て
の部材強度が信頼されるものでなくてはならないので通
常以上の点検が要求される。 d.ケーソン内面の中段にハンチ等がある場合(スリッ
トケーソン等で見られる)には、その位置で型枠の入れ
替えを行わなければならない。このとき型枠取外しのた
めに吊り足場をコンクリート壁に取り替えなければなら
ないので、作業手順が複雑となる。 e.型枠と足場が一体であるために、型枠脱型作業時よ
りクレーンで型枠を介して足場を吊っていなくてはなら
ず、又型枠を吊ってせり上げるときにも、型枠作業員が
足場の上に乗っていることになり、基本的にはクレーン
で吊っているものに乗ってはいけない危険な作業を行う
ことになっている。
【0007】本発明はこのような従来の各種の問題を解
決し、安全で作業性の良い昇降式作業足場の提供を目的
としてなされたものである。
決し、安全で作業性の良い昇降式作業足場の提供を目的
としてなされたものである。
【0008】
【課題を達成するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
縦向き筒状の固定構造物内に収容して該構造物の内面に
沿って昇降される作業足場と、該足場の下にあって、こ
れを昇降させる昇降機構とを備えてなる昇降式作業足場
装置において、前記昇降機構は、底面にレベル調整ジャ
ッキを有するベース板と昇降天板との間に空気の注排に
よって上下に伸縮する蛇腹状の伸縮空気バックを介在さ
せた構造とし、前記作業足場には、固定構造物の内面に
沿って移動するローラーを有する可動張出部を水平方向
に出入自在備えたことにある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
縦向き筒状の固定構造物内に収容して該構造物の内面に
沿って昇降される作業足場と、該足場の下にあって、こ
れを昇降させる昇降機構とを備えてなる昇降式作業足場
装置において、前記昇降機構は、底面にレベル調整ジャ
ッキを有するベース板と昇降天板との間に空気の注排に
よって上下に伸縮する蛇腹状の伸縮空気バックを介在さ
せた構造とし、前記作業足場には、固定構造物の内面に
沿って移動するローラーを有する可動張出部を水平方向
に出入自在備えたことにある。
【0009】
【作用】本発明の昇降式作業足場装置は、例えばコンク
リートケーソンの成型高さ位置が上昇する毎に、伸縮空
気バック内に空気を注入することによって作業足場が上
昇される。このとき、可動張出部を張り出しておくこと
により、固定状態にある移動型枠等の固定構造物内面に
沿ってローラーが転動し、水平方向に安定した状態で上
昇される。また、内面にハンチ等がある場合には、可動
張出部を縮めて上昇させることにより支障なく足場の上
昇がなされる。
リートケーソンの成型高さ位置が上昇する毎に、伸縮空
気バック内に空気を注入することによって作業足場が上
昇される。このとき、可動張出部を張り出しておくこと
により、固定状態にある移動型枠等の固定構造物内面に
沿ってローラーが転動し、水平方向に安定した状態で上
昇される。また、内面にハンチ等がある場合には、可動
張出部を縮めて上昇させることにより支障なく足場の上
昇がなされる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図1〜図6について説
明する。
明する。
【0011】図において、10はケーソンベースであ
り、11はケーソン内の桝12を形成するコンクリート
壁である。このコンクリート壁11は角筒状の移動型枠
13を順次上昇させつつ上方に延長して成型されるよう
になっている。この各桝12内に本発明に係る昇降式作
業足場装置が使用されている。この昇降式作業足場装置
は、昇降機構14と、その上に載荷させた作業足場15
とから構成されている。
り、11はケーソン内の桝12を形成するコンクリート
壁である。このコンクリート壁11は角筒状の移動型枠
13を順次上昇させつつ上方に延長して成型されるよう
になっている。この各桝12内に本発明に係る昇降式作
業足場装置が使用されている。この昇降式作業足場装置
は、昇降機構14と、その上に載荷させた作業足場15
とから構成されている。
【0012】昇降機構14は、ベース板16と、これと
平行な昇降天板17との間に伸縮空気バック18を介在
させて構成されている。ベース板16は方形状をなし、
底面にレベル調整用ジャッキ19,19……を有してい
る。伸縮空気バック18は図3に示すように気密性シー
ト20に合成樹脂又は金属製のネット21を貼り合わ
せ、もしくは埋め込んだ板状材をもって角筒状に成形さ
れ、周方向に内外に向けた折り目22,23を交互に形
成し、その折り目位置に大小の鋼製リング24,25を
掛け回して固定した蛇腹状に形成され、その内部に空気
を注排することにより上下方向に伸縮するようになって
いる。
平行な昇降天板17との間に伸縮空気バック18を介在
させて構成されている。ベース板16は方形状をなし、
底面にレベル調整用ジャッキ19,19……を有してい
る。伸縮空気バック18は図3に示すように気密性シー
ト20に合成樹脂又は金属製のネット21を貼り合わ
せ、もしくは埋め込んだ板状材をもって角筒状に成形さ
れ、周方向に内外に向けた折り目22,23を交互に形
成し、その折り目位置に大小の鋼製リング24,25を
掛け回して固定した蛇腹状に形成され、その内部に空気
を注排することにより上下方向に伸縮するようになって
いる。
【0013】伸縮空気バック18の外側にはガイド用の
支柱26,26……が立てられている。この支柱26は
下端がベース板16に固定され、上端側が昇降天板17
及び作業足場15に貫通されており、上端に順次継ぎ足
して上方に延長されるようになっている。この各支柱2
6に前述した大径の鋼製リング24に取り付けたスライ
ド筒27が摺動自在に嵌合されている。
支柱26,26……が立てられている。この支柱26は
下端がベース板16に固定され、上端側が昇降天板17
及び作業足場15に貫通されており、上端に順次継ぎ足
して上方に延長されるようになっている。この各支柱2
6に前述した大径の鋼製リング24に取り付けたスライ
ド筒27が摺動自在に嵌合されている。
【0014】昇降機構14の昇降天板17上に作業足場
15が載荷されている。この作業足場15は、下部床板
30上に支柱、及び筋かい等からなる枠体31が組み立
てられており、その上に上部床板32が備えられてい
る。上下部の各床板30,32には、その周囲に水平方
向に出入れする可動張出部30a,32a(図4,図5
に示す)がそれぞれ備えられており、これらの各可動張
出部は、図には示してないがエアーシリンダや油圧シリ
ンダ等のアクチュエータによ出入動作されるようになっ
ている。また、下部床板30の可動張出部30aの前端
には、下向きに突設した垂下枠33が設けられており、
この各垂下枠33にローラー34,34……が取り付け
られ、前述した移動型枠13又はコンクリート壁11の
面に接して転動できるようになっている。
15が載荷されている。この作業足場15は、下部床板
30上に支柱、及び筋かい等からなる枠体31が組み立
てられており、その上に上部床板32が備えられてい
る。上下部の各床板30,32には、その周囲に水平方
向に出入れする可動張出部30a,32a(図4,図5
に示す)がそれぞれ備えられており、これらの各可動張
出部は、図には示してないがエアーシリンダや油圧シリ
ンダ等のアクチュエータによ出入動作されるようになっ
ている。また、下部床板30の可動張出部30aの前端
には、下向きに突設した垂下枠33が設けられており、
この各垂下枠33にローラー34,34……が取り付け
られ、前述した移動型枠13又はコンクリート壁11の
面に接して転動できるようになっている。
【0015】このように構成される昇降式作業足場装置
をケーソンの成型に使用する際には、コンクリート壁1
1の移動型枠13による成型が進み、鉄筋組立及び型枠
組立に作業足場が必要になる高さとなった時、前述した
昇降作業足場装置を桝12内に搬入する。そして図1に
示すように上下の可動張出部30a,30aを張り出さ
せ、アジャスター35により移動型枠13と下部床板3
0を係合させる。これによって作業足場15が安定した
状態となる。
をケーソンの成型に使用する際には、コンクリート壁1
1の移動型枠13による成型が進み、鉄筋組立及び型枠
組立に作業足場が必要になる高さとなった時、前述した
昇降作業足場装置を桝12内に搬入する。そして図1に
示すように上下の可動張出部30a,30aを張り出さ
せ、アジャスター35により移動型枠13と下部床板3
0を係合させる。これによって作業足場15が安定した
状態となる。
【0016】次にこの装置を使用したケーソン成型工程
を図6(イ)〜(ニ)について説明する。まず、図6
(イ)に示すように移動型枠13の高さにして同型枠の
組立作業を行い、然る後、1ロット分のコンクリートa
を打設する。
を図6(イ)〜(ニ)について説明する。まず、図6
(イ)に示すように移動型枠13の高さにして同型枠の
組立作業を行い、然る後、1ロット分のコンクリートa
を打設する。
【0017】次いで図6(ロ)に示すように移動型枠1
3の上端部に下部床板30が位置するまで昇降足場15
を上昇させる。このとき可動張出部30aを押し出して
ローラー34を型枠内面に押し当てて安定させつつ上昇
させる。この状態で次のロット分の鉄筋11aの組立作
業を足場上で行う。
3の上端部に下部床板30が位置するまで昇降足場15
を上昇させる。このとき可動張出部30aを押し出して
ローラー34を型枠内面に押し当てて安定させつつ上昇
させる。この状態で次のロット分の鉄筋11aの組立作
業を足場上で行う。
【0018】鉄筋組立完了後、図6(ハ)に示すように
伸縮空気バック18内の空気を抜いて昇降足場15を降
下させ、移動型枠13をスライド可能に脱型し、クレー
ンにより吊り上げて次のロット位置まで上昇させる。そ
して型枠13が下部床板30を通過した際に可動張出部
30aを更に張り出させ、ローラー34をコンクリート
壁11の内面に押し当てて作業足場15を安定化させ
る。
伸縮空気バック18内の空気を抜いて昇降足場15を降
下させ、移動型枠13をスライド可能に脱型し、クレー
ンにより吊り上げて次のロット位置まで上昇させる。そ
して型枠13が下部床板30を通過した際に可動張出部
30aを更に張り出させ、ローラー34をコンクリート
壁11の内面に押し当てて作業足場15を安定化させ
る。
【0019】このようにして移動型枠13を上昇させた
後、図6(ニ)に示すように作業足場を上昇させ、該足
場上にて型枠組立作業を行った後、図6(イ)に示すよ
うに型枠13,13間にコンクリートを打設する。
後、図6(ニ)に示すように作業足場を上昇させ、該足
場上にて型枠組立作業を行った後、図6(イ)に示すよ
うに型枠13,13間にコンクリートを打設する。
【0020】これらの工程を繰り返して各ロット毎の鉄
筋組立、型枠の上昇、組立、脱型作業を、作業足場を所
望高さまで上昇、降下させつつ行う。これらの各工程に
おける足場の上昇作業は、伸縮空気バック18内に空気
を注入することによって行わせ、上昇時には、可動張出
部30aを引き入れて上昇させ、ローラー34が型枠1
3の内面高さまで達した時再度張り出させ、ローラー3
4を型枠内面に転接させながら上方にスライドさせる。
筋組立、型枠の上昇、組立、脱型作業を、作業足場を所
望高さまで上昇、降下させつつ行う。これらの各工程に
おける足場の上昇作業は、伸縮空気バック18内に空気
を注入することによって行わせ、上昇時には、可動張出
部30aを引き入れて上昇させ、ローラー34が型枠1
3の内面高さまで達した時再度張り出させ、ローラー3
4を型枠内面に転接させながら上方にスライドさせる。
【0021】上述の実施例はケーソンの製造に使用する
場合を示しているが、本発明はこれに限らず、建築現場
のエレベーターシャフト内の足場、タワー建設の内足
場、立体駐車場の鉄骨組立及び壁取り付け用の足場、そ
の他四方が壁あるいは鉄骨等で構成され、空気バック式
ジャッキ足場の横方向の安定性を支える構造物がある建
築現場等にも適用できる。
場合を示しているが、本発明はこれに限らず、建築現場
のエレベーターシャフト内の足場、タワー建設の内足
場、立体駐車場の鉄骨組立及び壁取り付け用の足場、そ
の他四方が壁あるいは鉄骨等で構成され、空気バック式
ジャッキ足場の横方向の安定性を支える構造物がある建
築現場等にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】上述したように本発明の昇降式作業足場
装置は、昇降機構として蛇腹式の伸縮空気バックを用い
るとともに、作業足場には固定構造物に沿って移動する
ローラーを有する可動張出部を備えたことにより、以下
の如き効果がある。
装置は、昇降機構として蛇腹式の伸縮空気バックを用い
るとともに、作業足場には固定構造物に沿って移動する
ローラーを有する可動張出部を備えたことにより、以下
の如き効果がある。
【0023】従来の枠組み足場に比べ、 ・足場に関するクレーン作業が大幅に少なくなる。 ・各層毎のハネ出し調整を行う必要がなく、省力化でき
る。 ・鳶職が必要でなくなる。 ・安全な昇降設備が容易に取り付けられる。 ・解体時の危険性が少ない。
る。 ・鳶職が必要でなくなる。 ・安全な昇降設備が容易に取り付けられる。 ・解体時の危険性が少ない。
【0024】等の効果がある。
【0025】また従来の吊り足場に比べ、 ・吊っているという不安感がなくなる。 ・型枠せり上げ時に、足場はクレーンで吊っていないの
で安全である。 ・鉄筋組立作業に足場が確保できる。 ・昇降設備が容易に設置できる。 ・型枠の変更時に足場を盛り替える必要がない。
で安全である。 ・鉄筋組立作業に足場が確保できる。 ・昇降設備が容易に設置できる。 ・型枠の変更時に足場を盛り替える必要がない。
【0026】等の効果がある。
【図1】本発明の実施例の概略構成を示す側面図であ
る。
る。
【図2】同上の作業足場上昇状態を示す側面図である。
【図3】同上の伸縮空気バックの部分拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】同上の作業足場の上部床板の部分斜視図であ
る。
る。
【図5】同上の作業足場の下部床板の部分斜視図であ
る。
る。
【図6】(イ)〜(ニ)は本発明装置を使用した作業工
程を示す略図である。
程を示す略図である。
【図7】従来装置の一例の断面図である。
【図8】従来装置の他の例の断面図である。
a コンクリート 10 ケーソンベース 11 コンクリート壁 12 桝 13 移動型枠 14 昇降機構 15 作業足場 16 ベース板 17 昇降天板 18 伸縮空気バック 19 レベル調整用ジャッキ 20 気密性シート 21 ネット 22,23 折り目 24,25 鋼製リング 26 支柱 27 スライド筒 30 下部床板 30a,32a 可動張出部 31 枠体 32 上部床板 33 垂下枠 34 ローラー
Claims (1)
- 【請求項1】 縦向き筒状の固定構造物内に収容して該
構造物の内面に沿って昇降される作業足場と、該足場の
下にあって、これを昇降させる昇降機構とを備えてなる
昇降式作業足場装置において、前記昇降機構は、底面に
レベル調整ジャッキを有するベース板と昇降天板との間
に空気の注排によって上下に伸縮する蛇腹状の伸縮空気
バックを介在させた構造とし、前記作業足場には、固定
構造物の内面に沿って移動するローラーを有する可動張
出部を水平方向に出入自在備えたことを特徴としてなる
昇降式足場装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34150093A JPH07158255A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 昇降式作業足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34150093A JPH07158255A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 昇降式作業足場装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158255A true JPH07158255A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18346545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34150093A Pending JPH07158255A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 昇降式作業足場装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07158255A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090633A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Nikken Fence & Metal:Kk | 筒型コンクリート構造物用の組立式作業足場 |
KR100972606B1 (ko) * | 2008-06-03 | 2010-07-28 | (주)성풍건설 | 돔형구조물 시공장치 |
CN112727035A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防护装置 |
CN112727036A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防坠落装置 |
CN115961602A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-14 | 重庆交通大学 | 一种带充气气囊的竖井式省水船闸 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP34150093A patent/JPH07158255A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972606B1 (ko) * | 2008-06-03 | 2010-07-28 | (주)성풍건설 | 돔형구조물 시공장치 |
JP2010090633A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Nikken Fence & Metal:Kk | 筒型コンクリート構造物用の組立式作業足場 |
CN112727035A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防护装置 |
CN112727036A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防坠落装置 |
CN115961602A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-14 | 重庆交通大学 | 一种带充气气囊的竖井式省水船闸 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2008364746B2 (en) | A means of stripping concrete formwork from a concrete surface | |
US4076778A (en) | Climbing formwork | |
KR20100059888A (ko) | 콘크리트 표면으로부터의 콘크리트 거푸집 해체 수단 | |
JPH04505040A (ja) | ビルディング建造システム | |
JPH07158255A (ja) | 昇降式作業足場装置 | |
JP3049402B2 (ja) | 支柱式足場型枠上昇装置およびコンクリート躯体構築方法 | |
KR100354150B1 (ko) | 콘크리트 교각 시공용 리프트장치 | |
KR20180075178A (ko) | 시스템 동바리 및 상부 슬라브용 거푸집 이동장치 | |
JPH08100517A (ja) | 昇降式作業台 | |
KR100293687B1 (ko) | 콘크리트 배송 장치 및 그 설치 방법 | |
JPH10115084A (ja) | 作業用足場の吊り上げ装置とその装置を用いた構造物の築造方法 | |
JPH11311021A (ja) | スリップフォーム工法における落下防止装置 | |
KR200179392Y1 (ko) | 콘크리트 교각 시공용 리프트장치 | |
JP3553370B2 (ja) | 鉄塔構築用作業ステージ装置および鉄塔構築方法 | |
JPH0144682Y2 (ja) | ||
JPH0251002B2 (ja) | ||
JP2653630B2 (ja) | 仮設屋根の上昇方法 | |
JP6118638B2 (ja) | 上昇式型枠用の雨避け装置、及びスリップフォーム装置 | |
CA1065772A (en) | Transporter for slab casting tables | |
JPS6352188B2 (ja) | ||
JPS6329065B2 (ja) | ||
JPH036283B2 (ja) | ||
JPH05311875A (ja) | コンクリート型枠装置 | |
JPH05311870A (ja) | コンクリート型枠装置 | |
KR19980026677A (ko) | 높은 구조물 시공방법 및 그 장치 |