JPH0715779Y2 - 自動車のバツクドア - Google Patents
自動車のバツクドアInfo
- Publication number
- JPH0715779Y2 JPH0715779Y2 JP1986086576U JP8657686U JPH0715779Y2 JP H0715779 Y2 JPH0715779 Y2 JP H0715779Y2 JP 1986086576 U JP1986086576 U JP 1986086576U JP 8657686 U JP8657686 U JP 8657686U JP H0715779 Y2 JPH0715779 Y2 JP H0715779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back door
- arm
- horizontal portion
- door
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バン、ワゴン車等に設けられている跳上げ式
の自動車バックドアに関するものである。
の自動車バックドアに関するものである。
〔従来の技術〕 この種の自動車では跳上げられたバックドアを閉じると
きに、背の低い人だとドアの自由端に手を掛けることが
できなかったり、特にワゴン車の場合は屋根が高くなる
ために普通の背丈の人でも閉じにくいという問題があ
る。したがって、実開昭60−75118号公報により、引き
ひもを巻回したリール又は引きひもを連結したレバーを
ドアの開動作に連動して回動させる作動機構を設けたバ
ックドアが周知である。
きに、背の低い人だとドアの自由端に手を掛けることが
できなかったり、特にワゴン車の場合は屋根が高くなる
ために普通の背丈の人でも閉じにくいという問題があ
る。したがって、実開昭60−75118号公報により、引き
ひもを巻回したリール又は引きひもを連結したレバーを
ドアの開動作に連動して回動させる作動機構を設けたバ
ックドアが周知である。
しかしながら、この場合連動機構が複雑になり、構造的
にも嵩ばっていた。
にも嵩ばっていた。
よって、本考案はより簡単なハンドル構造で容易に引下
げることのできる自動車のバックドアを提供することを
目的とする。
げることのできる自動車のバックドアを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、この目的を達成するために、跳上げ式のバッ
クドアの内面に、L字形のヒンジの垂直部を滑動可能に
係止するレールを上下方向に設けると共に、ヒンジの水
平部に一端が内面から離反方向に回動可能に支承された
ガイドアームと、このアームを囲み、かつ水平部に離脱
可能に係合するようにガイドアームに取付けられたばね
で水平部方向へ付勢されたパイプ状アームとより構成さ
れたハンドル用アームを付属させたことを特徴とする。
クドアの内面に、L字形のヒンジの垂直部を滑動可能に
係止するレールを上下方向に設けると共に、ヒンジの水
平部に一端が内面から離反方向に回動可能に支承された
ガイドアームと、このアームを囲み、かつ水平部に離脱
可能に係合するようにガイドアームに取付けられたばね
で水平部方向へ付勢されたパイプ状アームとより構成さ
れたハンドル用アームを付属させたことを特徴とする。
バックドアが閉鎖されている状態では、パイプ状アーム
はヒンジの水平部への係合によりバックドア内面に沿っ
て保持され、かつヒンジのレールに沿った滑動でバック
ドアの自由端側にスライドしている。バックドアを開く
とレールの傾斜によりドアヒンジ側へスライドする。こ
の位置で、パイプ状アームをドアヒンジ側へばね力に抗
して変位させると水平部から離脱して垂直方向に回動で
きる。そして、パイプ状アームを自由端側の適当な位置
までスライドさせ、バックドアを引下げた状態でその自
由端に手を掛ける。次いで、パイプ状アームをバックド
ア内面に沿った位置へ回動させて開度水平部にばね付勢
で係合させ、バックドアの自由端を押して閉じる。
はヒンジの水平部への係合によりバックドア内面に沿っ
て保持され、かつヒンジのレールに沿った滑動でバック
ドアの自由端側にスライドしている。バックドアを開く
とレールの傾斜によりドアヒンジ側へスライドする。こ
の位置で、パイプ状アームをドアヒンジ側へばね力に抗
して変位させると水平部から離脱して垂直方向に回動で
きる。そして、パイプ状アームを自由端側の適当な位置
までスライドさせ、バックドアを引下げた状態でその自
由端に手を掛ける。次いで、パイプ状アームをバックド
ア内面に沿った位置へ回動させて開度水平部にばね付勢
で係合させ、バックドアの自由端を押して閉じる。
第1〜3図は本考案の一実施例によるハンドル用アーム
が付属した自動車のバックドアを示す。20はヒンジ2で
支承されて跳上げ式になったバックドア1のドア内面1a
の上下方向に強力両面テープ21で接着されてたチャネル
状のレールである。25は、このレール20に滑動可能に装
着されるL字型のヒンジであり、その垂直部にはレール
20に係入されるプレート25aを備えている。また、その
水平部25bはガイドアーム26の一端を回動可能に支承す
るピン25cを備えている。ガイドアーム26には、把持部2
7aを備えたパイプ状アーム27は外挿されており、保持具
を構成するようにその反対側は水平部25bに嵌入可能に
なっている。そして、ガイドアーム26のばね座26a及び
パイプ状アーム27のばね座27b間に装填された引張りば
ね28により、通常水平部25bに嵌入するように付勢され
ている。
が付属した自動車のバックドアを示す。20はヒンジ2で
支承されて跳上げ式になったバックドア1のドア内面1a
の上下方向に強力両面テープ21で接着されてたチャネル
状のレールである。25は、このレール20に滑動可能に装
着されるL字型のヒンジであり、その垂直部にはレール
20に係入されるプレート25aを備えている。また、その
水平部25bはガイドアーム26の一端を回動可能に支承す
るピン25cを備えている。ガイドアーム26には、把持部2
7aを備えたパイプ状アーム27は外挿されており、保持具
を構成するようにその反対側は水平部25bに嵌入可能に
なっている。そして、ガイドアーム26のばね座26a及び
パイプ状アーム27のばね座27b間に装填された引張りば
ね28により、通常水平部25bに嵌入するように付勢され
ている。
バックドア1が閉鎖されている状態では、パイプ状アー
ム27はヒンジ25の水平部25bへの嵌入によりバックドア
内面1aに沿って保持され、かつバックドア1の自由端側
にスライドしている。バックドア1を開くとレール20の
傾斜に沿ってヒンジ25はドアヒンジ側へスライドする
(第3図a)。この位置で、パイプ状アーム27をドアヒ
ンジ側へばね力に抗して変位させると水平部25bから離
脱して垂直方向に回動できる。そして、パイプ状アーム
27を自由端側の適当な位置までスライドさせ(第3図
b)、バックドア1を引下げた状態でその自由端に手を
掛ける。次いで、パイプ状アーム27をドア内面1aに沿っ
た位置へ回動させて再度水平部25bに嵌入させ、バック
ドア1の自由端を押して閉じる。この実施例は、屋根の
高いワゴン車等に有利である。
ム27はヒンジ25の水平部25bへの嵌入によりバックドア
内面1aに沿って保持され、かつバックドア1の自由端側
にスライドしている。バックドア1を開くとレール20の
傾斜に沿ってヒンジ25はドアヒンジ側へスライドする
(第3図a)。この位置で、パイプ状アーム27をドアヒ
ンジ側へばね力に抗して変位させると水平部25bから離
脱して垂直方向に回動できる。そして、パイプ状アーム
27を自由端側の適当な位置までスライドさせ(第3図
b)、バックドア1を引下げた状態でその自由端に手を
掛ける。次いで、パイプ状アーム27をドア内面1aに沿っ
た位置へ回動させて再度水平部25bに嵌入させ、バック
ドア1の自由端を押して閉じる。この実施例は、屋根の
高いワゴン車等に有利である。
以上、本考案によれば、背の低い人でも容易にバックド
アを閉めることができるバックドアハンドルを簡単な構
造で嵩ばらずに付属させ得る。不使用時にはドア内面に
沿って格納されるために、ドア開放状態で邪魔にもなら
ない。バックドアハンドルが、バックドアの開放時にレ
ールに沿ってドアヒンジ側にスライド可能であるため
に、バックドア開口部の大きさ或は開放時の高さの制約
を受けないで済む。
アを閉めることができるバックドアハンドルを簡単な構
造で嵩ばらずに付属させ得る。不使用時にはドア内面に
沿って格納されるために、ドア開放状態で邪魔にもなら
ない。バックドアハンドルが、バックドアの開放時にレ
ールに沿ってドアヒンジ側にスライド可能であるため
に、バックドア開口部の大きさ或は開放時の高さの制約
を受けないで済む。
第1図は本考案の一実施例によるバックドアハンドルの
ドア開放時の斜視図、第2図aは同実施例のレール及び
ヒンジの分解斜視図、第2図bは同実施例のハンドル用
アームの断面図、第3図aは同施例のドア開放時のハン
ドル状態を示す側面図及び第3図bは同実施例のハンド
ル使用時の状態を示す側面図である。 1…バックドア、25…ヒンジ、20…レール、26…ガイド
アーム、27…パイプ状アーム、28…ばね。
ドア開放時の斜視図、第2図aは同実施例のレール及び
ヒンジの分解斜視図、第2図bは同実施例のハンドル用
アームの断面図、第3図aは同施例のドア開放時のハン
ドル状態を示す側面図及び第3図bは同実施例のハンド
ル使用時の状態を示す側面図である。 1…バックドア、25…ヒンジ、20…レール、26…ガイド
アーム、27…パイプ状アーム、28…ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】跳上げ式バックドアの内面に、L字形のヒ
ンジの垂直部を滑動可能に係止するレールを上下方向に
設けると共に、 前記ヒンジの水平部に一端が前記内面から離反方向に回
動可能に支承されたガイドアームと、このアームを囲
み、かつ前記水平部に離脱可能に係合するように前記ガ
イドアームに取付けられたばねで前記水平部方向へ付勢
されたパイプ状アームとより構成されたハンドル用アー
ムを付属させたことを特徴とする自動車のバックドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986086576U JPH0715779Y2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 自動車のバツクドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986086576U JPH0715779Y2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 自動車のバツクドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197426U JPS62197426U (ja) | 1987-12-15 |
JPH0715779Y2 true JPH0715779Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=30943006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986086576U Expired - Lifetime JPH0715779Y2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 自動車のバツクドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715779Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6075118U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | いすゞ自動車株式会社 | はね上げ式ドア装置 |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP1986086576U patent/JPH0715779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62197426U (ja) | 1987-12-15 |
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