JPH08156707A - はしご用キャリヤ - Google Patents
はしご用キャリヤInfo
- Publication number
- JPH08156707A JPH08156707A JP30192094A JP30192094A JPH08156707A JP H08156707 A JPH08156707 A JP H08156707A JP 30192094 A JP30192094 A JP 30192094A JP 30192094 A JP30192094 A JP 30192094A JP H08156707 A JPH08156707 A JP H08156707A
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- JP
- Japan
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- ladder
- carrier
- roller
- frames
- mounting member
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 はしごの積み降ろしが小さい力ででき、はし
ごを降ろすさいにはしごが急激に落下することがなく、
キャリヤへの固定およびその解除が簡単にできるはしご
用キャリヤを提供する。 【構成】 車体の屋根R に取付金具8 を介して取り付け
られるキャリヤ本体1 を備えている。キャリヤ本体1 の
後端に、はしごを積み込む方向にのみ回転する送り込み
ローラ13が設けられている。送り込みローラ13の前側
に、はしご載置部材2 が設けられている。はしご載置部
材2 は、左右一対のフレーム9,10と、両フレーム9,10間
に渡されたフリーローラ11および両フレーム9,10の前端
に取り付けられてはしごの前方への移動を阻止する固定
ストッパー12とよりなる。送り込みローラ13とはしご載
置部材2 後端との間に、積み込まれたはしごの後方への
移動を阻止する開閉自在の可動ストッパー15が設けられ
ている
ごを降ろすさいにはしごが急激に落下することがなく、
キャリヤへの固定およびその解除が簡単にできるはしご
用キャリヤを提供する。 【構成】 車体の屋根R に取付金具8 を介して取り付け
られるキャリヤ本体1 を備えている。キャリヤ本体1 の
後端に、はしごを積み込む方向にのみ回転する送り込み
ローラ13が設けられている。送り込みローラ13の前側
に、はしご載置部材2 が設けられている。はしご載置部
材2 は、左右一対のフレーム9,10と、両フレーム9,10間
に渡されたフリーローラ11および両フレーム9,10の前端
に取り付けられてはしごの前方への移動を阻止する固定
ストッパー12とよりなる。送り込みローラ13とはしご載
置部材2 後端との間に、積み込まれたはしごの後方への
移動を阻止する開閉自在の可動ストッパー15が設けられ
ている
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種はしごを車体の
屋根に取り付けるさいに使用されるはしご用キャリヤに
関する。
屋根に取り付けるさいに使用されるはしご用キャリヤに
関する。
【0002】この明細書において、前とは、はしごを積
み込むさいのはしごの前進側をいい、後とはその逆をい
い、左右は前方に向かっていうものとする。
み込むさいのはしごの前進側をいい、後とはその逆をい
い、左右は前方に向かっていうものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、はしご用キャリヤとして、車体の
屋根に取付金具を介して取り付けられるキャリヤ本体
と、キャリヤ本体にはしごを固定するためのロープとよ
りなるものが知られている。
屋根に取付金具を介して取り付けられるキャリヤ本体
と、キャリヤ本体にはしごを固定するためのロープとよ
りなるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のはしご用キ
ャリヤでは、キャリヤ本体にはしごを積み降ろしするの
に大きい力が要り、はしごを降ろすさいにはしごが急激
に落下する危険があり、しかも、ロープを用いてのはし
ごのキャリヤへの固定およびその解除が面倒であるとい
う問題があった。
ャリヤでは、キャリヤ本体にはしごを積み降ろしするの
に大きい力が要り、はしごを降ろすさいにはしごが急激
に落下する危険があり、しかも、ロープを用いてのはし
ごのキャリヤへの固定およびその解除が面倒であるとい
う問題があった。
【0005】この発明の目的は、はしごの積み降ろしが
小さい力ででき、はしごを降ろすさいにはしごが急激に
落下することがなく、キャリヤへの固定およびその解除
が簡単にできるはしご用キャリヤを提供することにあ
る。
小さい力ででき、はしごを降ろすさいにはしごが急激に
落下することがなく、キャリヤへの固定およびその解除
が簡単にできるはしご用キャリヤを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるはしご用
キャリヤは、車体の屋根に取付金具を介して取り付けら
れるキャリヤ本体の後端に、はしごを積み込む方向にの
み回転する送り込みローラが設けられ、送り込みローラ
の前側に、左右一対のフレーム、両フレーム間に渡され
たフリーローラおよび両フレームの前端に取り付けられ
てはしごの前方への移動を阻止する固定ストッパーより
なるはしご載置部材が設けられ、送り込みローラとはし
ご載置部材後端との間に、積み込まれたはしごの後方へ
の移動を阻止する開閉自在の可動ストッパーが設けられ
ているものである。
キャリヤは、車体の屋根に取付金具を介して取り付けら
れるキャリヤ本体の後端に、はしごを積み込む方向にの
み回転する送り込みローラが設けられ、送り込みローラ
の前側に、左右一対のフレーム、両フレーム間に渡され
たフリーローラおよび両フレームの前端に取り付けられ
てはしごの前方への移動を阻止する固定ストッパーより
なるはしご載置部材が設けられ、送り込みローラとはし
ご載置部材後端との間に、積み込まれたはしごの後方へ
の移動を阻止する開閉自在の可動ストッパーが設けられ
ているものである。
【0007】
【作用】この発明のはしご用キャリヤによると、可動ス
トッパーを開けてから、はしごの前端部を送り込みロー
ラに載せてはしごを押すと、送り込みローラが回転し、
はしごは、はしご載置部材のフリーローラ上を前方に移
動し、はしごの前端がはしご載置部材の固定ストッパー
に当たったところで停止する。ここで可動ストッパーを
閉めると、前方への移動が固定ストッパーにより、左右
への移動が左右フレームにより、後方への移動が可動ス
トッパーによりそれぞれ阻止されて、はしごがはしご載
置部材上に保持される。はしごを降ろすさいには、可動
ストッパーを開けてから、はしごの後端部を引っ張って
送り込みローラに載せるが、送り込みローラははしごを
降ろす方向には回転しないためブレーキの働きをし、は
しごが急激に落下することが防止される。
トッパーを開けてから、はしごの前端部を送り込みロー
ラに載せてはしごを押すと、送り込みローラが回転し、
はしごは、はしご載置部材のフリーローラ上を前方に移
動し、はしごの前端がはしご載置部材の固定ストッパー
に当たったところで停止する。ここで可動ストッパーを
閉めると、前方への移動が固定ストッパーにより、左右
への移動が左右フレームにより、後方への移動が可動ス
トッパーによりそれぞれ阻止されて、はしごがはしご載
置部材上に保持される。はしごを降ろすさいには、可動
ストッパーを開けてから、はしごの後端部を引っ張って
送り込みローラに載せるが、送り込みローラははしごを
降ろす方向には回転しないためブレーキの働きをし、は
しごが急激に落下することが防止される。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を、以下図面を参照して説
明する。
明する。
【0009】図1から図7までは、この発明によるはし
ご用キャリヤを示しており、はしご用キャリヤは、車体
の屋根(R) に取り付けられる略方形枠状のキャリヤ本体
(1)と、キャリヤ本体(1) の左半部に設けられたはしご
載置部材(2) とを備えている。
ご用キャリヤを示しており、はしご用キャリヤは、車体
の屋根(R) に取り付けられる略方形枠状のキャリヤ本体
(1)と、キャリヤ本体(1) の左半部に設けられたはしご
載置部材(2) とを備えている。
【0010】キャリヤ本体(1) の左半部の前端は、右半
部の前端よりも前方に突出させられている。キャリヤ本
体(1) の左右枠部材(3)(4)間には、複数の横桟(7) が渡
し止められている。左右枠部材(3)(4)には、それぞれ4
つの取付金具(8) が設けられており、キャリヤ本体(1)
は、これらの取付金具(8) により車体の屋根(R) に取り
付けられる。キャリヤ本体(1) の左右枠部材(3)(4)の後
端部近くの側面には、ロープフック(24)が2つずつ設け
られている。
部の前端よりも前方に突出させられている。キャリヤ本
体(1) の左右枠部材(3)(4)間には、複数の横桟(7) が渡
し止められている。左右枠部材(3)(4)には、それぞれ4
つの取付金具(8) が設けられており、キャリヤ本体(1)
は、これらの取付金具(8) により車体の屋根(R) に取り
付けられる。キャリヤ本体(1) の左右枠部材(3)(4)の後
端部近くの側面には、ロープフック(24)が2つずつ設け
られている。
【0011】はしご載置部材(2) は、左右一対のフレー
ム(9)(10) と、両フレーム(9)(10)間に渡された複数の
フリーローラ(11)と、両フレーム(9)(10) の前端部に取
り付けられて積み込まれたはしご(L) の前方への移動を
阻止する固定ストッパー(12)とよりなる。はしご載置部
材(2) には、図5および図7に示すように、通常、二連
式はしご(L) が縮められた状態で載置される。
ム(9)(10) と、両フレーム(9)(10)間に渡された複数の
フリーローラ(11)と、両フレーム(9)(10) の前端部に取
り付けられて積み込まれたはしご(L) の前方への移動を
阻止する固定ストッパー(12)とよりなる。はしご載置部
材(2) には、図5および図7に示すように、通常、二連
式はしご(L) が縮められた状態で載置される。
【0012】両フレーム(9)(10) の前端はキャリヤ本体
(1) の前枠部材(5) のすぐ上に有り、両フレーム(9)(1
0) の後端とキャリヤ本体(1) の後枠部材(6) との間に
は、はしご(L) に備えられたモータ等の付属物を収納し
得るように間隙が開けられている。
(1) の前枠部材(5) のすぐ上に有り、両フレーム(9)(1
0) の後端とキャリヤ本体(1) の後枠部材(6) との間に
は、はしご(L) に備えられたモータ等の付属物を収納し
得るように間隙が開けられている。
【0013】ストッパ(12)は、積み込まれたはしご(L)
の前端が当たる垂直部(25)と、はしご(L) の前端部を上
から覆う水平部(26)とを備えており、垂直部(25)の後面
および水平部(26)の下面にはそれぞれクッションゴム(2
7)(28)が貼られている。
の前端が当たる垂直部(25)と、はしご(L) の前端部を上
から覆う水平部(26)とを備えており、垂直部(25)の後面
および水平部(26)の下面にはそれぞれクッションゴム(2
7)(28)が貼られている。
【0014】はしご載置部材(2) の後方にあるキャリヤ
本体(1) の後枠部材(6) の後面には、はしご(L) をはし
ご載置部材(2) 側へ送る送り込みローラ(13)が左右一対
のブラケット(14)を介して取り付けられ、同前面には、
積み込まれたはしご(L) の後方への移動を阻止する開閉
自在の可動ストッパー(15)が設けられている。
本体(1) の後枠部材(6) の後面には、はしご(L) をはし
ご載置部材(2) 側へ送る送り込みローラ(13)が左右一対
のブラケット(14)を介して取り付けられ、同前面には、
積み込まれたはしご(L) の後方への移動を阻止する開閉
自在の可動ストッパー(15)が設けられている。
【0015】送り込みローラ(13)は、一方向にのみ回転
するもので、はしご(L) を積み込むときには、積み込み
方向に回転するが、はしご(L) を降ろすときには、降ろ
し方向に回転せず、ブレーキの働きをしてはしご(L) が
急激に落下することを防止する。なお、送り込みローラ
(13)は、車の型式に応じて、例えば左右一対の小送り込
みローラにより構成してもよく、このようにすれば、左
右小送り込みローラの間に、バックミラーとの干渉防止
用間隙を形成することができる。
するもので、はしご(L) を積み込むときには、積み込み
方向に回転するが、はしご(L) を降ろすときには、降ろ
し方向に回転せず、ブレーキの働きをしてはしご(L) が
急激に落下することを防止する。なお、送り込みローラ
(13)は、車の型式に応じて、例えば左右一対の小送り込
みローラにより構成してもよく、このようにすれば、左
右小送り込みローラの間に、バックミラーとの干渉防止
用間隙を形成することができる。
【0016】可動ストッパー(15)は、キャリヤ本体(1)
の後枠部材(6) 前面に固定された左右一対の支柱(16)(1
7)のうち右の支柱(17)に、上下一対の蝶番(18)を介して
垂直軸回りに揺動自在に取り付けられている。可動スト
ッパー(15)は、その左側に設けられた取っ手(19)を手前
に引くことにより開けることができる。可動ストッパー
(15)の左側には、電磁式プッシュロック(20)が配されて
おり、このプッシュロック(20)のピン先端部(20a) が取
っ手(19)のピン孔に挿入されることにより、取っ手(19)
の揺動が防止され、可動ストッパー(15)が閉じた状態で
維持される。このプッシュロック(20)は、ボタンを手で
押して解除できるものであるが、このプッシュロック(2
0)に代えて、例えば南京錠の半円形に曲がった部分を取
っ手(19)のピン孔に差し込んで施錠すればはしご(L) の
盗難を防止することができる。なお、この実施例では、
可動ストッパー(15)が垂直軸回りに揺動自在に取り付け
られているが、水平軸回りに揺動自在であってもよく、
可動ストッパー(15)を閉じた状態で維持するための錠に
ついても種々の機構を採用することができる。
の後枠部材(6) 前面に固定された左右一対の支柱(16)(1
7)のうち右の支柱(17)に、上下一対の蝶番(18)を介して
垂直軸回りに揺動自在に取り付けられている。可動スト
ッパー(15)は、その左側に設けられた取っ手(19)を手前
に引くことにより開けることができる。可動ストッパー
(15)の左側には、電磁式プッシュロック(20)が配されて
おり、このプッシュロック(20)のピン先端部(20a) が取
っ手(19)のピン孔に挿入されることにより、取っ手(19)
の揺動が防止され、可動ストッパー(15)が閉じた状態で
維持される。このプッシュロック(20)は、ボタンを手で
押して解除できるものであるが、このプッシュロック(2
0)に代えて、例えば南京錠の半円形に曲がった部分を取
っ手(19)のピン孔に差し込んで施錠すればはしご(L) の
盗難を防止することができる。なお、この実施例では、
可動ストッパー(15)が垂直軸回りに揺動自在に取り付け
られているが、水平軸回りに揺動自在であってもよく、
可動ストッパー(15)を閉じた状態で維持するための錠に
ついても種々の機構を採用することができる。
【0017】左右フレーム(9)(10) 同士の間隔およびは
しご載置部材(2) のストッパ(12)と可動ストッパー(15)
との間隔は、積載されるはしご(L) の寸法よりも若干大
きく決められている。そのため、はしご(L) がはしご載
置部材(2) 上で若干がたつくことがあり、キャリヤ本体
(1) の左枠部材(3) には、はしご(L) のはしご載置部材
(2) 上でのがたつきを防止するクランプ(21)が2つ前後
に所定間隔をおいて設けられている。各クランプ(21)
は、図5に詳しく示すように、はしご載置部材(2) の左
フレーム(9) を貫通しかつハンドル(22)を操作すること
により左右方向に移動させ得るプランジャー(23)を有し
ている。なお、クランプ(21)は1つでも問題ない。
しご載置部材(2) のストッパ(12)と可動ストッパー(15)
との間隔は、積載されるはしご(L) の寸法よりも若干大
きく決められている。そのため、はしご(L) がはしご載
置部材(2) 上で若干がたつくことがあり、キャリヤ本体
(1) の左枠部材(3) には、はしご(L) のはしご載置部材
(2) 上でのがたつきを防止するクランプ(21)が2つ前後
に所定間隔をおいて設けられている。各クランプ(21)
は、図5に詳しく示すように、はしご載置部材(2) の左
フレーム(9) を貫通しかつハンドル(22)を操作すること
により左右方向に移動させ得るプランジャー(23)を有し
ている。なお、クランプ(21)は1つでも問題ない。
【0018】キャリヤ本体(1) の左半部の前端部近くに
は、図6および図7に詳しく示すように、積み込まれた
はしご(L) のステップ(S) に係合してはしごの後戻りを
防止する戻り止め(30)およびこの戻り止め(30)の解除機
構(35)が設けられている。
は、図6および図7に詳しく示すように、積み込まれた
はしご(L) のステップ(S) に係合してはしごの後戻りを
防止する戻り止め(30)およびこの戻り止め(30)の解除機
構(35)が設けられている。
【0019】戻り止め(30)は、隣り合う横桟(7) 間に渡
し止められた左右一対の縦桟(29)と、各縦桟(29)の内面
に固定された左右一対の垂直板(31)と、各垂直板(31)に
前端部が揺動自在に取り付けられかつ後端にフック部(3
3)を有する左右一対のアーム(32)と、各垂直板(31)に取
り付けられて各アーム(32)を上向きに付勢する左右一対
の板バネ(34)とを備えている。フック部(33)の後端面(3
3a) は後下がりの傾斜面となされている。板バネ(34)
は、外力を加えない状態で、フック部(33)がはしご載置
部材(2) のフリーローラ(11)上面より上方に突出し、積
載されるはしご(L) のステップ(S) と係合し得る位置に
くるように、その付勢力が調整されている。
し止められた左右一対の縦桟(29)と、各縦桟(29)の内面
に固定された左右一対の垂直板(31)と、各垂直板(31)に
前端部が揺動自在に取り付けられかつ後端にフック部(3
3)を有する左右一対のアーム(32)と、各垂直板(31)に取
り付けられて各アーム(32)を上向きに付勢する左右一対
の板バネ(34)とを備えている。フック部(33)の後端面(3
3a) は後下がりの傾斜面となされている。板バネ(34)
は、外力を加えない状態で、フック部(33)がはしご載置
部材(2) のフリーローラ(11)上面より上方に突出し、積
載されるはしご(L) のステップ(S) と係合し得る位置に
くるように、その付勢力が調整されている。
【0020】戻り止め解除機構(35)は、戻り止め(30)の
各アーム(32)の中程に上端部が揺動自在に取り付けられ
た左右一対の揺動板(36)と、両揺動板(36)間の下端部同
士を連結するとともに左右各端部が揺動板(36)より外方
に突出させられた連結棒(37)と、連結棒(37)の左右各端
部が嵌め入れられた案内溝(39)を有しかつ各縦桟(29)の
内面に固定された左右一対の垂直板(38)とよりなる。案
内溝(39)は略J字状であり、戻り止め(30)の各フック部
(33)を上から押えると、連結棒(37)の左右各端部はこの
案内溝(39)に沿って下方に移動するが、連結棒(37)の位
置が案内溝(39)の最下端を過ぎるまでは、手を離すと、
連結棒(37)したがって各アーム(32)は元の位置に復帰
し、連結棒(37)の位置が案内溝(39)の最下端を過ぎたと
ころで手を離すと、連結棒(37)したがって各アーム(32)
は案内溝(39)の折返し部分(39a) で停止する。この停止
位置において、戻り止め(30)のフック部(33)上面がはし
ご載置部材(2) のフリーローラ(11)上面より下方にあ
り、フック部(33)がはしご(L)のステップ(S) と係合し
得ないように、案内溝(39)の折返し部分(39a) の寸法が
決められている。
各アーム(32)の中程に上端部が揺動自在に取り付けられ
た左右一対の揺動板(36)と、両揺動板(36)間の下端部同
士を連結するとともに左右各端部が揺動板(36)より外方
に突出させられた連結棒(37)と、連結棒(37)の左右各端
部が嵌め入れられた案内溝(39)を有しかつ各縦桟(29)の
内面に固定された左右一対の垂直板(38)とよりなる。案
内溝(39)は略J字状であり、戻り止め(30)の各フック部
(33)を上から押えると、連結棒(37)の左右各端部はこの
案内溝(39)に沿って下方に移動するが、連結棒(37)の位
置が案内溝(39)の最下端を過ぎるまでは、手を離すと、
連結棒(37)したがって各アーム(32)は元の位置に復帰
し、連結棒(37)の位置が案内溝(39)の最下端を過ぎたと
ころで手を離すと、連結棒(37)したがって各アーム(32)
は案内溝(39)の折返し部分(39a) で停止する。この停止
位置において、戻り止め(30)のフック部(33)上面がはし
ご載置部材(2) のフリーローラ(11)上面より下方にあ
り、フック部(33)がはしご(L)のステップ(S) と係合し
得ないように、案内溝(39)の折返し部分(39a) の寸法が
決められている。
【0021】このはしご用キャリヤにはしごを積み込む
には、可動ストッパー(15)を開けてから、はしご(L) の
前端部を送り込みローラ(13)に載せてはしご(L) を押
す。すると、送り込みローラ(13)がはしご(L) を積み込
む方向に回転し、はしご(L) ははしご載置部材(2) のフ
リーローラ(11)上を前方に移動する。戻り止め(30)のフ
ック部(33)にはしご(L) のステップ(S) が当たると、フ
ック部(33)はステップ(S) により下方に下げられ、ステ
ップ(S) が通過すると元の位置に復帰して、はしご(L)
の後戻りが防止される。はしご(L) は、その前端がはし
ご載置部材(2) の固定ストッパー(12)の垂直部(25)のク
ッションゴム(27)に当たったところで停止する。ここで
可動ストッパー(15)を閉めると、前方への移動が固定ス
トッパー(12)により、左右への移動が左右フレーム(9)
(10) により、後方への移動が可動ストッパー(15)およ
び戻り止め(30)によりそれぞれ阻止されて、はしご(L)
がはしご載置部材(2) 上に保持される。さらに、各クラ
ンプ(21)のハンドル(22)を操作して、プランジャー(23)
の先端を積載されたはしご(L) の左側フレームに当接さ
せ、はしご(L) をはしご載置部材(2) の右側フレーム(1
0)に押し付けることにより、はしご載置部材(2) 上での
はしご(L) のがたつきが防止される。
には、可動ストッパー(15)を開けてから、はしご(L) の
前端部を送り込みローラ(13)に載せてはしご(L) を押
す。すると、送り込みローラ(13)がはしご(L) を積み込
む方向に回転し、はしご(L) ははしご載置部材(2) のフ
リーローラ(11)上を前方に移動する。戻り止め(30)のフ
ック部(33)にはしご(L) のステップ(S) が当たると、フ
ック部(33)はステップ(S) により下方に下げられ、ステ
ップ(S) が通過すると元の位置に復帰して、はしご(L)
の後戻りが防止される。はしご(L) は、その前端がはし
ご載置部材(2) の固定ストッパー(12)の垂直部(25)のク
ッションゴム(27)に当たったところで停止する。ここで
可動ストッパー(15)を閉めると、前方への移動が固定ス
トッパー(12)により、左右への移動が左右フレーム(9)
(10) により、後方への移動が可動ストッパー(15)およ
び戻り止め(30)によりそれぞれ阻止されて、はしご(L)
がはしご載置部材(2) 上に保持される。さらに、各クラ
ンプ(21)のハンドル(22)を操作して、プランジャー(23)
の先端を積載されたはしご(L) の左側フレームに当接さ
せ、はしご(L) をはしご載置部材(2) の右側フレーム(1
0)に押し付けることにより、はしご載置部材(2) 上での
はしご(L) のがたつきが防止される。
【0022】また、はしご(L) を降ろすさいには、可動
ストッパー(15)を開け、さらに、戻り止め(30)のフック
部(33)を上から押えて、連結棒(37)の位置が案内溝(39)
の最下端を過ぎたところで手を離して、フック部(33)と
はしご(L) のステップ(S) との係合を解除する。そし
て、はしご(L) を後方に引っ張る。すると、はしご(L)
ははしご載置部材(2) のフリーローラ11) 上を後方に移
動し、はしご(L) の後端部が送り込みローラ(13)上に載
る。このさい、送り込みローラ(13)ははしご(L)を降ろ
す方向には回転しないため、送り込みローラ(13)がブレ
ーキの働きをし、はしご(L) が急激に落下することが防
止される。
ストッパー(15)を開け、さらに、戻り止め(30)のフック
部(33)を上から押えて、連結棒(37)の位置が案内溝(39)
の最下端を過ぎたところで手を離して、フック部(33)と
はしご(L) のステップ(S) との係合を解除する。そし
て、はしご(L) を後方に引っ張る。すると、はしご(L)
ははしご載置部材(2) のフリーローラ11) 上を後方に移
動し、はしご(L) の後端部が送り込みローラ(13)上に載
る。このさい、送り込みローラ(13)ははしご(L)を降ろ
す方向には回転しないため、送り込みローラ(13)がブレ
ーキの働きをし、はしご(L) が急激に落下することが防
止される。
【0023】
【発明の効果】この発明のはしご用キャリヤによると、
はしごの前端部を送り込みローラに載せてはしごを押す
と、送り込みローラが回転してはしごははしご載置部材
のフリーローラ上を前方に移動するので、はしごを小さ
い力で積み込むことができる。また、はしごは前後左右
方向への移動が阻止されてはしご載置部材上に保持され
るので、ロープ等ではしごを固定しなくてもよく、はし
ごの固定作業が簡単かつ確実にできる。また、はしごを
降ろすさいには、従来のようなロープを解く作業が不要
であるので、作業が簡単にかつ速くでき、しかも、送り
込みローラがブレーキの働きをしてはしごが急激に落下
することが防止されるので、安全にかつ小さい力で降ろ
すことができる。
はしごの前端部を送り込みローラに載せてはしごを押す
と、送り込みローラが回転してはしごははしご載置部材
のフリーローラ上を前方に移動するので、はしごを小さ
い力で積み込むことができる。また、はしごは前後左右
方向への移動が阻止されてはしご載置部材上に保持され
るので、ロープ等ではしごを固定しなくてもよく、はし
ごの固定作業が簡単かつ確実にできる。また、はしごを
降ろすさいには、従来のようなロープを解く作業が不要
であるので、作業が簡単にかつ速くでき、しかも、送り
込みローラがブレーキの働きをしてはしごが急激に落下
することが防止されるので、安全にかつ小さい力で降ろ
すことができる。
【図1】この発明によるはしご用キャリヤを示す斜視図
である。
である。
【図2】この発明によるはしご用キャリヤの後端部分の
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図3】同拡大側面図である。
【図4】同拡大正面図である。
【図5】この発明によるはしご用キャリヤのクランプの
取付け部分を示す拡大横断面図である。
取付け部分を示す拡大横断面図である。
【図6】この発明によるはしご用キャリヤの前端部分の
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図7】図6のVII-VII 線に沿う断面図である。
(1) キャリヤ本体 (2) はしご載置部材 (8) 取付金具 (9)(10) 左右フレーム (11) フリーローラ (12) 固定ストッパー (13) 送り込みローラ (15) 可動ストッパー (R) 車体の屋根 (L) はしご
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の屋根に取付金具を介して取り付け
られるキャリヤ本体の後端に、はしごを積み込む方向に
のみ回転する送り込みローラが設けられ、送り込みロー
ラの前側に、左右一対のフレーム、両フレーム間に渡さ
れたフリーローラおよび両フレームの前端に取り付けら
れてはしごの前方への移動を阻止する固定ストッパーよ
りなるはしご載置部材が設けられ、送り込みローラとは
しご載置部材後端との間に、積み込まれたはしごの後方
への移動を阻止する開閉自在の可動ストッパーが設けら
れているはしご用キャリヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30192094A JPH08156707A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | はしご用キャリヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30192094A JPH08156707A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | はしご用キャリヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156707A true JPH08156707A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17902713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30192094A Withdrawn JPH08156707A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | はしご用キャリヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08156707A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1086857A3 (en) * | 1999-09-21 | 2001-12-12 | Bri-Stor Systems Ltd. | Vehicle storage roof rack |
GB2444918A (en) * | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Brian Lissaman Ltd | Ladder assembly |
WO2009140496A2 (en) * | 2008-05-14 | 2009-11-19 | Frank Elezaj | Vehicle roof storage system |
CN103147683A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-06-12 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 移动登高取放物品装置 |
WO2013119494A1 (en) * | 2012-02-06 | 2013-08-15 | Levi Avraham Y | Roller guide for vehicle roof mounted ladder rack |
CN104832079A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-12 | 龙文凯 | 车载式多功能折叠梯 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30192094A patent/JPH08156707A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1086857A3 (en) * | 1999-09-21 | 2001-12-12 | Bri-Stor Systems Ltd. | Vehicle storage roof rack |
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WO2009140496A2 (en) * | 2008-05-14 | 2009-11-19 | Frank Elezaj | Vehicle roof storage system |
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US9156411B2 (en) | 2008-05-14 | 2015-10-13 | Frank Elezaj | Vehicle roof storage system |
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CN103147683B (zh) * | 2013-03-04 | 2015-12-02 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 移动登高取放物品装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |