JPH0122747Y2 - - Google Patents

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JPH0122747Y2
JPH0122747Y2 JP1983086124U JP8612483U JPH0122747Y2 JP H0122747 Y2 JPH0122747 Y2 JP H0122747Y2 JP 1983086124 U JP1983086124 U JP 1983086124U JP 8612483 U JP8612483 U JP 8612483U JP H0122747 Y2 JPH0122747 Y2 JP H0122747Y2
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JP
Japan
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striker
push button
backrest
hook
trunk
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JP1983086124U
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JPS59190635U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のトランクスルー形リヤシー
トのロツク装置に関するものである。
リヤシート用バツクレストを前倒して、トラン
クルームと車室とを連通させ、長尺物の荷物を積
載したり、あるいは車室側からトランクルームへ
直接に荷物を積み込めるようにしたもの、すなわ
ちトランクスルー形リヤシートについては、たと
えば実開昭57−147128号公報に示すように、バツ
クレストと車体側との間に適宜の係合部材を設け
るようになつている。
本考案はバツクレストと車体側とをフツクとス
トライカとにより係合するものにおいて、この係
合の解除をトランクルーム側からも車室側からも
できるようにした実願昭58−31197号による考案
に対し、係合をさらに確実に保持するように構成
したものである。すなわち車体側開口部に対応し
たリヤシート用バツクレストを前倒して前記開口
部を開放しトランクルームと車室とを連通可能に
するものにおいて、車体側にストライカを設け、
かつバツクレスト側に一方向に付勢状態で回動可
能なフツクを設け、前記フツクが、ストライカと
の当接の際にこのストライカを乗り越えるように
回動したのち付勢方向に回動してストライカに係
合し、バツクレストのトランクルーム側に、前記
フツクを逆付勢方向に押して係合を解除できるプ
ツシユボタンを設け、該プツシユボタンの突起部
に、車室側から該係合を解除できるプルストラツ
プを連結し、前記プツシユボタンに、トランクル
ーム側に位置して該プツシユボタンの溝部に挿入
してこれを係止させるロツクスライダを設けたも
のである。
次に本考案の詳細を図面に示す実施例によつて
説明する。
第1図に示すように、リヤシートはシートクツ
シヨン1、バツクレスト2、ヘツドレスト3から
なり、バツクレスト2は下縁の枢止部4を回動中
心として2′の状態に前倒できるようにしてある。
バツクレスト2の後方はトランクルーム6になつ
ていて、下部のフロア7と上部のリヤシエルフ8
を形成する車体部材9との間に、バツクレスト2
の背後に位置する開口部10が設けてある。従つ
てバツクレスト2を前倒するとき、開放された開
口部10を介してトランクルーム6と車室12と
は連通するようになる。
バツクレスト2と車体部材9との係合部材とし
て、車体部材9にストライカ14を固設し、バツ
クレスト2の肩部に設けたブラケツト22にフツ
ク15を取付けてある。フツク15は第2図、第
4図に示すように、ブラケツト22に枢止ピン1
6によつて回動自由に取付けてあり、フツク15
を付勢バネ(図示しない)によりF方向に回動し
て、その瓜部15aをストライカ14に係合さ
せ、バツクレスト2を通常の使用状態に定置する
ようになつている。このようにフツク15はスト
ライカ14に係合しその状態が維持されるように
付勢されているものであつて、また付勢バネによ
つてストライカとの当接の際には、このストライ
カを乗り越えるように回動したのち付勢方向に回
動してストライカに係合することになる。
ブラケツト22の背面部22aにプツシユボタ
ン18を設けてある。プツシユボタン18はブラ
ケツト22の通孔22bに摺動自由に嵌挿してあ
り、外端部18aは開口部10を介してトランク
ルーム6側に突出している。そして内端部18b
は第3図、第4図に示すように、フツク15の腕
部15bに当接するようになつている。さらに内
端部18bに連続する突起部18cにバツクレス
トを引き起こすためのプルストラツプ20を連結
し、これを車室12の方から引き出せるようにな
つている。
フツク15にはバネによりF方向に回動する付
勢力が掛かつているが、付勢に抗してトランクル
ーム6の方からプツシユボタン18を押し込む
と、通孔22bの内を移動して内端部18bがフ
ツク15の腕部15bを押圧し、フツク15はF
方向とは反対方向に回動して、瓜部15aとスト
ライカ14との係合が外れる。そしてバツクレス
ト2は前倒できるようになる。
また車室12の方からプルストラツプ20を引
き出すと、前記と同様にプツシユボタン18が通
孔22bの内を移動し、瓜部15aとストライカ
14との係合が外れて、バツクレスト2は前倒で
きるようになる。
本考案はこのような装置において、プツシユボ
タン18を係止できるように構成してある。すな
わち通孔22bから突出しているプツシユボタン
18の外端部18aの根元に凹溝18dを設ける
とともに、この凹溝18dに係止するロツクスラ
イダ23を設ける。
ロツクスライダ23は第2図に示すように、ブ
ラケツト22に設けたレール部22cの内を摺動
移動するようになつていて、第5図、第6図に示
すように、その舌片23aが凹溝18dに挿入さ
れるようになつている。
第5図はロツクスライダ23の舌片23aが凹
溝18dに挿入されていない状態を示し、ロツク
スライダ23によつて拘束されることなく、プツ
シユボタン18をG方向に押してフツク15とス
トライカ14との係合を外し、バツクレスト2の
前倒操作を行うことができる。
また第6図はロツクスライダ23をH方向に移
動して舌片23aを凹溝18dに挿入した状態を
示し、両者の係合によりプツシユボタン18は係
止されてG方向に押し込むことができない。すな
わちフツク15とストライカとの係合が保持され
バツクレスト2の前倒操作ができない。
前述のように本考案は、バツクレストを前倒す
るために行う係合部材の解除を、トランクルーム
側からプツシユボタンを押して行ない、また車室
側からプルストラツプを引つぱつてバツクレスト
の引き起こしと同時に行うことができるものであ
り、さらにロツクスライダを操作してプツシユボ
タンを係止することにより、バツクレストを閉止
状態に保持することができるようにしてある。
従つて走行中に子供のいたずらなどによつてバ
ツクレストが開けられる危険を防止することがで
き、また他人に運転を依頼するときなどにおこる
トランクルーム内の荷物の盗難を防止するのに役
立つものである。
さらにトランクルーム側から簡単な操作で係止
を容易に行うことができるとともに、バツクレス
ト開の状態で車室側からあらかじめロツクスライ
ダを係止位置にしておき、バツクレストを閉じる
ことによりプツシユボタンを係止した状態で保持
させることもでき、きわめて使い易いという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
側方から見たリヤシートまわりの説明図、第2図
は第1図A部の要部斜視図、第3図は側方から見
たA部の要部説明図、第4図は上方から見たA部
の要部説明図、第5図はプツシユボタンを係止し
ない状態の説明図、第6図はプツシユボタンを係
止した状態を示す説明図である。 2,2′……バツクレスト、6……トランクル
ーム、10……開口部、12……車室、14……
ストライカ、15……フツク、18……プツシユ
ボタン、18c……突起部、18d……凹溝、2
0……プルストラツプ、22……ブラケツト、2
2c……レール部、23……ロツクスライダ、2
3a……舌片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側開口部に対応したリヤシート用バツクレ
    ストを前倒して前記開口部を開放しトランクルー
    ムと車室とを連通可能にするものにおいて、 車体側にストライカを設け、かつバツクレスト
    側に一方向に付勢状態で回動可能なフツクを設
    け、前記フツクが、ストライカとの当接の際にこ
    のストライカを乗り越えるように回動したのち付
    勢方向に回動してストライカに係合し、バツクレ
    ストのトランクルーム側に、前記フツクを逆付勢
    方向に押して係合を解除できるプツシユボタンを
    設け、該プツシユボタンの突起部に、車室側から
    該係合を解除できるプルストラツプを連結し、前
    記プツシユボタンに、トランクルーム側に位置し
    て該プツシユボタンの溝部に挿入してこれを係止
    させるロツクスライダを設けたことを特徴とする
    トランクスルー形リヤシートのロツク装置。
JP1983086124U 1983-06-06 1983-06-06 トランクスル−形リヤシ−トのロツク装置 Granted JPS59190635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983086124U JPS59190635U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 トランクスル−形リヤシ−トのロツク装置

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JP1983086124U JPS59190635U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 トランクスル−形リヤシ−トのロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190635U JPS59190635U (ja) 1984-12-18
JPH0122747Y2 true JPH0122747Y2 (ja) 1989-07-10

Family

ID=30216067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983086124U Granted JPS59190635U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 トランクスル−形リヤシ−トのロツク装置

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JPH0448980Y2 (ja) * 1987-01-28 1992-11-18
JPH0451067Y2 (ja) * 1987-04-03 1992-12-02
JPH0640518Y2 (ja) * 1988-01-26 1994-10-26 池田物産株式会社 リヤシートバックのロック装置
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