JP2681535B2 - 自動車のコンソールボックスドア - Google Patents

自動車のコンソールボックスドア

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JP2681535B2
JP2681535B2 JP17563890A JP17563890A JP2681535B2 JP 2681535 B2 JP2681535 B2 JP 2681535B2 JP 17563890 A JP17563890 A JP 17563890A JP 17563890 A JP17563890 A JP 17563890A JP 2681535 B2 JP2681535 B2 JP 2681535B2
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JP
Japan
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console box
door
door body
box door
arm
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隆二 山口
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンソールボックスの上面開口部を閉鎖す
ると共に、端部を支点として上方へ開放する自動車のコ
ンソールボックスドアに関するものである。
〔従来の技術〕
前席にオーディオ装置が設けられて、フロントコンソ
ールボックスの後部又はシートバックに設けられたコン
トロールスイッチを後席で操作するように成った乗用車
は周知である。また、リヤシートのアームレスト中に、
テープレコーダ、電話機等を入れて操作するのも周知で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者では後席からでもコントロールは
できるにしてもテープ、CD等の交換は行えず、後者では
大型車でなければ取付けは困難である。
本発明は、このような点に鑑みて、手動操作を要する
装置を前席及び後席の双法で使用可能に収納する自動車
のコンソールボックスドアを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、この目的を達成するために、反転によりド
ア本体の表裏両面を閉鎖位置で表側に位置付けできるよ
うに、ドア本体の側部中間位置を上面開口部の側部に沿
って配置されたアームにヒンジし、ドア本体が回動より
閉鎖位置から垂直方向の開放位置に位置付けされるよう
に、アームの基部を側部における支点位置にヒンジし、
ドア本体の裏面が手動操作を要する装置の収納部として
構成されていることを特徴としている。
〔作用〕
ドア本体は、閉鎖位置において反転により裏面の収納
部を固定的にもしくは選択的に収納された手動操作を要
する装置が表側に現れる。これにより、前席で裏面の装
置を操作でき、また見ることもできる。
ドア本体は、アームの回動により閉鎖位置から垂直方
向の開放位置に位置付けされる。さらに、この状態で、
同様に反転により裏面の収納部に収納された装置が後向
きとなり、後席から装置を見ることができ、操作もでき
る。
〔実施例〕
第1図〜第6図は、本発明の一実施例によるコンソー
ルボックスドアを示す。
第1図において、10はコンソールボックス1の上面開
口部4を閉鎖するコンソールボックスドア本体(以下、
単にドア本体とする)であり、表面11は肘当て用のパッ
ドとして形成され、裏面12の収納部にはテレビジョン受
像機9が組込まれている。ドア本体10のドアフレーム13
の両側部の中間位置は、ピン15によりアーム16の先端部
に反転自在にヒンジされており、その基部はコンソール
ボックス1の上部の側面にピン17によりピンジされてい
る。TV受像機9は、その側部に取付けられたばね付勢の
ボールをドアフレーム13の凹部に係合されるか或はねじ
止め等で取付ける。
また、反転によりドア本体10の表面11又は裏面12の双
方をアーム16に沿って表側に位置付けするように、両側
のアーム16の中間部分には、第4図に示すように、係合
穴21が形成されると共に、ドア本体10の上下端からほぼ
1/4位置には外方へばね24で付勢されたスライド可能な
ピン20が設けられている。そして、係合穴21に20が係入
することによりロックされ、その先端の丸みに沿って係
合穴21からばね力に抗して係脱させることにより他方の
ピン20で反転位置にもロックされる。
ドア本体10の前面及び後面には、コンソールボックス
1の上端前方に設けられたストライカ2に係合するロッ
ク爪3、3aが取付けられて、第3図に示す閉鎖位置にロ
ックされる。このロック爪は、第5図に示すように、ド
ア本体10の前面に前後方向にスライド可能に装着される
と共にばね5、5aで前方へ付勢され、また前面にヒンジ
されたノブ22によりばね力に抗して前方へ移動されるこ
とにより、ストライカ2から係脱可能になっている。ロ
ック爪3aにも同様な構造が対称的に付属している。
アーム16の長さは、ドア本体10の半分長にロック爪
3、3aを加えた長さよりも僅かに長く設定されており、
その回動によりドア本体10を連行して垂直位置に開放さ
せる。そして、ピン17には、第6図に示すように、溝25
を形成されたカム26が取付けられており、この溝に係入
方向に引張りばね28で付勢された回転爪27が係入するこ
とにより、アーム16を垂直状態にロックする。そして、
回転爪27の反対端をワイヤ30を介してレバー31を接続
し、コンソールボックス1の側面の切欠から側方へ突出
してそのノブ部32でピン33を中心に回動させることによ
り、係脱させるようになっている。
このように構成されたコンソールボックスドアの動作
は、次の通りである。
第3図に示す通常状態で表面11は肘当てとして機能す
る。そして、ノブ22を後方へ引いてロックを解除し、ロ
ック爪3、3aを押して両側のピン20を係合穴21から係脱
させて反転させると、TV受像機9が表に現れて前席で見
ることができる。さらに、後席で見たい場合には、アー
ム16を垂直方向まで回動させて回転爪27でロックさせ
る。この状態で、後席からTV受像機9を立てて見ること
ができ、操作もできる。
尚、ドア本体10の裏面12には、電話機、CDセット、ラ
ジカセ等の電子装置を組むことも考えられ、また収納部
は特定の装置を固定的に取付けるのではなく、オプショ
ン或はユーザの任意により装置を選択的に装着可能な収
納構造にしておくこともできる。また、ドア本体10を閉
鎖位置及び垂直開放位置に位置付けする構造としては、
アーム及びコンソールボックス間或はアーム及びドア間
の摩擦係合を利用した簡単な構造にすることも考えられ
る。
〔発明の効果〕
以上、本発明のコンソールボックスドアによれば、反
転可能にすることにより裏面も閉鎖位置で活用でき、し
かも垂直位置に開放した状態でも反転可能であることに
より、後席からの視覚性及び操作性も向上するように装
置が収納される。つまり、前席及び後席から共用できる
ように僅かなスペースを利用した電子装置等の収納部が
実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例によるコンソールボ
ックスドアを示すもので、第1図はドア開放状態の斜視
図、第2図はドア開放反転状態の斜視図、第3図はドア
の閉鎖状態を示す斜視図、第4図は第2図のA−A線断
面図、第5図は第3図のB−B線断面図及び第6図は第
4図のC矢視図である。 1……コンソールボックス、 9……テレビジョン受像機、10……ドア本体、 16……アーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンソールボックスの上面開口部を閉鎖す
    ると共に、端部を支点として上方へ開放する自動車のコ
    ンソールボックスドアにおいて、 反転によりドア本体の表裏両面を前記閉鎖位置で表側に
    位置付けできるように、前記ドア本体の側部中間位置を
    前記上面開口部の側部に沿って配置されたアームにヒン
    ジし、 前記ドア本体が回動より前記閉鎖位置から垂直方向の開
    放位置に位置付けされるように、前記アームの基部を前
    記側部における前記支点位置にヒンジし、 前記ドア本体の前記裏面が手動操作を要する装置の収納
    部として構成されている、ことを特徴とする自動車のコ
    ンソールボックスドア。
JP17563890A 1990-07-03 1990-07-03 自動車のコンソールボックスドア Expired - Lifetime JP2681535B2 (ja)

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JPH0463739A JPH0463739A (ja) 1992-02-28
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Families Citing this family (11)

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