JPH07157333A - 自動車用ガラスのプリント方法 - Google Patents
自動車用ガラスのプリント方法Info
- Publication number
- JPH07157333A JPH07157333A JP30782493A JP30782493A JPH07157333A JP H07157333 A JPH07157333 A JP H07157333A JP 30782493 A JP30782493 A JP 30782493A JP 30782493 A JP30782493 A JP 30782493A JP H07157333 A JPH07157333 A JP H07157333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- printing
- cutting
- polishing
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/001—General methods for coating; Devices therefor
- C03C17/002—General methods for coating; Devices therefor for flat glass, e.g. float glass
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板ガラスのエッジまでスクリーン印刷するこ
とが可能で、且つ安定操業を行うことが出来る自動車用
ガラスのプリント方法を提供すること。 【構成】 所望形状の板ガラスにプリントを施す自動車
用ガラスのプリント方法において、板ガラスGを切断工
程6、研磨工程7で切断、研磨する前にプリント工程2
でスクリーン印刷を施し、プリント後に切断工程6、研
磨工程7で切断、研磨を行い所望形状に板ガラスGを形
成する。
とが可能で、且つ安定操業を行うことが出来る自動車用
ガラスのプリント方法を提供すること。 【構成】 所望形状の板ガラスにプリントを施す自動車
用ガラスのプリント方法において、板ガラスGを切断工
程6、研磨工程7で切断、研磨する前にプリント工程2
でスクリーン印刷を施し、プリント後に切断工程6、研
磨工程7で切断、研磨を行い所望形状に板ガラスGを形
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望形状の板ガラスに
スクリーン印刷を施す自動車用ガラスのプリント方法に
関する。
スクリーン印刷を施す自動車用ガラスのプリント方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所望形状の板ガラスにスクリーン
印刷を施した自動車用ガラスを製造する場合には、素板
である板ガラスを、先ず所望寸法に切断し、エッジ部を
研磨した後に、マスキングとしてのセラミックカラーを
形成するセラミックペーストや、バスバーや熱線を形成
する銀(Ag)ペーストなどを板ガラスにスクリーン印
刷し、印刷後に焼成、冷却することが知られている。
印刷を施した自動車用ガラスを製造する場合には、素板
である板ガラスを、先ず所望寸法に切断し、エッジ部を
研磨した後に、マスキングとしてのセラミックカラーを
形成するセラミックペーストや、バスバーや熱線を形成
する銀(Ag)ペーストなどを板ガラスにスクリーン印
刷し、印刷後に焼成、冷却することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、所望形状に切断された板ガラスをスクリーン印刷す
るので、スクリーンが板ガラスのエッジに当り、スキー
ジによる押圧力を受けるため、補強していても破損する
場合があり、スクリーンの寿命が短いという問題点を有
していた。
は、所望形状に切断された板ガラスをスクリーン印刷す
るので、スクリーンが板ガラスのエッジに当り、スキー
ジによる押圧力を受けるため、補強していても破損する
場合があり、スクリーンの寿命が短いという問題点を有
していた。
【0004】また、板ガラスのエッジを研磨した後にス
クリーン印刷するため、板ガラスのエッジとセラミック
カラーの見切りの隙(ずれ)が1mm以下になると、ペ
ーストが研磨面に垂れ込んでペーストによる汚れやスク
リーンの破損、またペーストが厚膜になり過ぎスリスタ
リングも発生してしまう。従って、板ガラスのエッジと
セラミックカラーの外見切りの隙を、1.0mm以下に
出来ないため、安定操業が行えないという問題点を有し
ていた。
クリーン印刷するため、板ガラスのエッジとセラミック
カラーの見切りの隙(ずれ)が1mm以下になると、ペ
ーストが研磨面に垂れ込んでペーストによる汚れやスク
リーンの破損、またペーストが厚膜になり過ぎスリスタ
リングも発生してしまう。従って、板ガラスのエッジと
セラミックカラーの外見切りの隙を、1.0mm以下に
出来ないため、安定操業が行えないという問題点を有し
ていた。
【0005】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、板ガラスのエッジまでスクリーン印刷すること
が可能で、且つ安定操業を行うことが出来る自動車用ガ
ラスのプリント方法を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、板ガラスのエッジまでスクリーン印刷すること
が可能で、且つ安定操業を行うことが出来る自動車用ガ
ラスのプリント方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、所望形状の板ガラスにプリントを施す自動車用
ガラスのプリント方法において、前記板ガラスを切断及
び研磨する前にスクリーン印刷を施し、印刷後に仮焼き
付け、切断、研磨を行い所望形状に前記板ガラスを形成
するものである。
発明は、所望形状の板ガラスにプリントを施す自動車用
ガラスのプリント方法において、前記板ガラスを切断及
び研磨する前にスクリーン印刷を施し、印刷後に仮焼き
付け、切断、研磨を行い所望形状に前記板ガラスを形成
するものである。
【0007】
【作用】切断される板ガラスの寸法と、ほぼ同一の寸法
でスクリーン印刷される。
でスクリーン印刷される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る自動車用ガラス
のプリント方法を適用した自動車用ガラスの製造工程の
説明図である。
説明する。ここで、図1は本発明に係る自動車用ガラス
のプリント方法を適用した自動車用ガラスの製造工程の
説明図である。
【0009】自動車用ガラスのプリント方法を実施して
自動車用ガラスを製造するための工程は、図1に示すよ
うに、洗浄工程1、プリント工程2、乾燥工程3、仮焼
き(仮焼成)工程4、冷却工程5、切断工程6、研磨工
程7、成形工程(不図示)の順に構成されている。
自動車用ガラスを製造するための工程は、図1に示すよ
うに、洗浄工程1、プリント工程2、乾燥工程3、仮焼
き(仮焼成)工程4、冷却工程5、切断工程6、研磨工
程7、成形工程(不図示)の順に構成されている。
【0010】以上のように構成した自動車用ガラスのプ
リント方法を実施して自動車用ガラスを製造するための
工程の作用について説明する。先ず、洗浄工程1では、
素板としての板ガラスGの表面に付着している塵等を洗
浄する。
リント方法を実施して自動車用ガラスを製造するための
工程の作用について説明する。先ず、洗浄工程1では、
素板としての板ガラスGの表面に付着している塵等を洗
浄する。
【0011】次のプリント工程2では、板ガラスGにセ
ラミックペーストPをスクリーン印刷する。この時、プ
リント外周寸法は、切断寸法より大きめにしておく(切
断寸法の外周より約2mm程度)。乾燥工程3では、板
ガラスGに塗布したセラミックペーストPを乾燥させ
る。
ラミックペーストPをスクリーン印刷する。この時、プ
リント外周寸法は、切断寸法より大きめにしておく(切
断寸法の外周より約2mm程度)。乾燥工程3では、板
ガラスGに塗布したセラミックペーストPを乾燥させ
る。
【0012】仮焼き(仮焼成)工程4では、塗布したセ
ラミックペーストPを板ガラスGに焼付け、セラミック
カラーCを形成する。なお、セラミックカラーCを形成
するのに、UV(紫外線)硬化方式の塗料を使用すれ
ば、仮焼き(仮焼成)工程4を省略することが出来ると
共に、板ガラスGの変形(反り等)も防ぐことが出来
る。冷却工程5では、セラミックカラーCを形成した板
ガラスGを冷却する。
ラミックペーストPを板ガラスGに焼付け、セラミック
カラーCを形成する。なお、セラミックカラーCを形成
するのに、UV(紫外線)硬化方式の塗料を使用すれ
ば、仮焼き(仮焼成)工程4を省略することが出来ると
共に、板ガラスGの変形(反り等)も防ぐことが出来
る。冷却工程5では、セラミックカラーCを形成した板
ガラスGを冷却する。
【0013】更に、切断工程6では、板ガラスGを反転
させてセラミックカラーCを形成した板ガラスGのプリ
ント面を下にし、プリント面と反対の板ガラスGの面に
切断刃を備えた切断機Sで所望形状のカッター線を入れ
る。この時、プリント形状と切断形状とが、ずれないよ
うにするため、アライメントの基準辺(位置)はプリン
ト工程2におけるプリント時と同位置にする。
させてセラミックカラーCを形成した板ガラスGのプリ
ント面を下にし、プリント面と反対の板ガラスGの面に
切断刃を備えた切断機Sで所望形状のカッター線を入れ
る。この時、プリント形状と切断形状とが、ずれないよ
うにするため、アライメントの基準辺(位置)はプリン
ト工程2におけるプリント時と同位置にする。
【0014】また、上記カッター線の外側の不要ガラス
部分を除去するいわゆる「耳外し」については、バーナ
とスナッパを併用し、欠けの発生を防ぐようにする。な
お、切断手段としては、他にウオータジェットによる切
断でもよい。
部分を除去するいわゆる「耳外し」については、バーナ
とスナッパを併用し、欠けの発生を防ぐようにする。な
お、切断手段としては、他にウオータジェットによる切
断でもよい。
【0015】研磨工程7では、切断により形成されたエ
ッジEをダイアモンド砥石(不図示)で研磨する。
ッジEをダイアモンド砥石(不図示)で研磨する。
【0016】更に、プリントされ所望の形状に切断され
た板ガラスGは、成形工程を経て所望の曲面形状に成形
されて自動車用ガラスとなる。
た板ガラスGは、成形工程を経て所望の曲面形状に成形
されて自動車用ガラスとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、板
ガラスの切断寸法より大きいサイズでプリントし、その
後に切断、研磨を行うため、研磨面のぎりぎりまでプリ
ントが出来る。また、板ガラスのエッジがスクリーンに
当ることなく、プリントすることが可能となるため、ス
クリーンの寿命延長に寄与する。
ガラスの切断寸法より大きいサイズでプリントし、その
後に切断、研磨を行うため、研磨面のぎりぎりまでプリ
ントが出来る。また、板ガラスのエッジがスクリーンに
当ることなく、プリントすることが可能となるため、ス
クリーンの寿命延長に寄与する。
【図1】本発明に係る自動車用ガラスのプリント方法を
適用した自動車用ガラスの製造工程の説明図
適用した自動車用ガラスの製造工程の説明図
1…洗浄工程、2…プリント工程、3…乾燥工程、4…
仮焼き(仮焼成)工程、5…冷却工程、6…切断工程、
7…研磨工程、C…セラミックカラー、E…板ガラスの
エッジ、G…板ガラス、P…セラミックペースト、S…
切断機。
仮焼き(仮焼成)工程、5…冷却工程、6…切断工程、
7…研磨工程、C…セラミックカラー、E…板ガラスの
エッジ、G…板ガラス、P…セラミックペースト、S…
切断機。
Claims (1)
- 【請求項1】 所望形状の板ガラスにプリントを施す自
動車用ガラスのプリント方法において、前記板ガラスを
切断及び研磨する前にスクリーン印刷を施し、印刷後に
仮焼き付け、切断、研磨を行い所望形状に前記板ガラス
を形成することを特徴とする自動車用ガラスのプリント
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30782493A JPH07157333A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 自動車用ガラスのプリント方法 |
CA 2137482 CA2137482A1 (en) | 1993-12-08 | 1994-12-07 | Window pane for automotive vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30782493A JPH07157333A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 自動車用ガラスのプリント方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157333A true JPH07157333A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17973653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30782493A Withdrawn JPH07157333A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 自動車用ガラスのプリント方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07157333A (ja) |
CA (1) | CA2137482A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021254766A1 (de) * | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Saint-Gobain Glass France | Verfahren zur herstellung einer gebogenen, beschichteten fahrzeugscheibe mit einer opaken abdeckbeschichtung und einer transparenten beschichtung |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080186A1 (fr) | 2006-01-16 | 2007-07-19 | Agc Flat Glass Europe Sa | Vitrage comportant un motif emaille |
CN113149453A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种车窗玻璃制备方法 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP30782493A patent/JPH07157333A/ja not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-12-07 CA CA 2137482 patent/CA2137482A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021254766A1 (de) * | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Saint-Gobain Glass France | Verfahren zur herstellung einer gebogenen, beschichteten fahrzeugscheibe mit einer opaken abdeckbeschichtung und einer transparenten beschichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2137482A1 (en) | 1995-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |