JPH03251463A - 部分凸を有するグレーズの形成方法 - Google Patents

部分凸を有するグレーズの形成方法

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Publication number
JPH03251463A
JPH03251463A JP33354589A JP33354589A JPH03251463A JP H03251463 A JPH03251463 A JP H03251463A JP 33354589 A JP33354589 A JP 33354589A JP 33354589 A JP33354589 A JP 33354589A JP H03251463 A JPH03251463 A JP H03251463A
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JP
Japan
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glazed
partial
glaze
substrate
rounded
Prior art date
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Pending
Application number
JP33354589A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyazawa
修 宮沢
Tsumoru Nagira
積 梛良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH03251463A publication Critical patent/JPH03251463A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0306Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、サーマルヘッドに使用されるグレーズ基板に
おけるグレーズの形成方法に関し、特に、該基板のグレ
ーズ層上に部分的に凸状のグレーズ層を形成する改良さ
れたグレーズの形成方法に関する。
[従来の技術] 近年、ファクシミリ、複写機等の発達、普及により感熱
転写式プリンターの需要が急激に増大しつつあるが、そ
れとともに、印字品質の向上、高速化等の要求も益々強
まってきている。
そのため、サーマルヘッドとして用いられるグレーズ基
板に対してグレーズ表面の平滑化および無欠陥化、更に
は感熱紙と発熱体との印字圧を強くする狙から、全面グ
レーズ層上に凸状のグレーズ層を設けることが特に要望
されている。このような凸状グレーズ層を形成する従来
の方法としては、ガラスペーストを全面印刷した後、更
にその上の凸となる部分に同様のガラスペーストを印刷
し、同時に焼成するか、あるいはガラス軟化点の異る2
種のガラスペーストを2度に渡り、印刷および焼成を繰
り返すことにより、平坦な全面グレーズ層状に部分凸の
グレーズ層を形成する方法が用いられてきた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記の方法は、印刷したカラスペースト
を一回の焼成で、必要とするグレーズの厚み、部分凸の
形状寸法を形成しようとするものであるが、焼成時に有
機成分等の脱パイによるペーストの収縮、軟化したガラ
スの流動等の影響で、バラツキを生じ、所望の精度が得
られず、特に、凸部のR仕様あるいは6頂上部の位置、
ピッチ間隔等を精度良く安定に作成することは非常に困
難であった。
そこで、本発明者は、前記問題点について種々検討した
結果、グレーズ表面を研削加工し、その後加熱処理する
ことにより高精度でしかも容易にR化した部分凸を形成
することができることを見出し、これに基づいて本発明
は完成したものである。
したがって、本発明の目的は、上記のような従来の欠点
を解消して、印字性能の良い、高品質のサーマルヘッド
用グレーズ基板を製造できる部分凸を有するグレーズの
形成方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の前記目的は、 1)アルミナ基板の少なくとも片面にグレーズ平面層を
形成し、ついで凸となる部分以外のグレーズ表面を研削
し、得られた部分凸部を加熱処理しR化することを特徴
とする部分凸を有するグレーズの形成方法。
2)前記第1項記載の加熱処理がガラス軟化点以上で焼
成することを特徴とする部分凸を有するグレーズの形成
方法によりそれぞれ達成された。
[発明の具体的構成] 本発明に用いられるグレーズ材料のガラス粉末は、サー
マルプリンターヘッドにおいて要求される絶縁性、耐熱
性(軟化点800℃以上)をともに満足するものが用い
られ、好ましくはA12o3−BaO−8203−Ca
O−5IO2系ガラスのものが使用される。このガラス
粉末は、印刷あるいはスプレーによりアルミナ基板上に
付着させた後、焼成により平滑なガラス層を得る。この
平滑なガラス層上において、所望の部分凸を形成したい
箇所以外をダイヤモンド砥石等により研削し、精度良く
部分凸を形成できる。部分凸の高さは、ガラス層の厚さ
以内であれば随意調整でき、その精度は目標値に対して
±1μm以内である。
このダイヤモンド砥石による研削条件としては、砥粒の
実質切り込みを小さくし、ガラス加工面の熱割れ、砥石
減耗の抑制程度に砥石周速度および加工物速度を調整し
て適切に決めればよい。
なお、このようにして得たガラス研削面が荒い場合には
、その後にボリシングなどの仕上げ加工も行うこともで
きる。その他の研削方法としては、レーザー研削等も好
ましく用いられる。
次に、前記研削加工により、形成された矩形の部分凸を
有するグレーズ基板は、矩形エツジでの配線の断線を防
止するため、ガラスの軟化点以上の温度において熱処理
し、部分凸のR化を行なう。このR化によりグレーズの
部分凸の角は丸くなる。
R化処理するための加熱焼成温度は、少なくともガラス
軟化点以上の温度が必要であるが、使用したガラス材料
の特性に合わせた適性条件により行うことが好ましい。
また、前記組成系ガラスは、軟化点を越えた温度では結
晶化しやすく、これが突起の原因となる。したがって、
このような突起を防止するためには、60分以内のプロ
ファイルで熱処理が必要である。
グレーズ表面の欠陥は、サーマルプリンタヘッド等の電
子回路基板として、微細配線形成の妨げとなり、あるい
はヘッドによる印字むらの発生原因となるため好ましく
ない。部分凸部のR化形状は、熱処理温度、熱処理時間
および熱処理前の部分凸部、高さにより、R=1mm以
上において精度良く制御できる。
[実施例] 以下、実施例に従い、本発明を更に詳細に説明するが、
これにより本発明力上制限されるものではない。
第1図に示されるように、50 mmX 270mmで
厚さ1mmの96%の研磨されたアルミナ基板1上に、
スプレーで八1203−BaO−B203−CaO−5
102系ガラス粉末を均等に付着した後、1000℃強
の温度で焼成し、片面60μmの厚さの平滑なグレーズ
層2を形成した。得られたグレーズアルミナ基板を第1
図(a)に示す。
次に、この平滑、かつ平坦なグレーズ層の表面上におい
て、部分凸を形成したい箇所以外をダイヤモンド砥石(
D400)にて研削した。研削条件として砥石周速度3
0m/S、工作物速度6m/minで行った。このよう
にしてグレーズ層に矩形の部分凸のグレーズ部3が形成
された。この場合、凸の幅と高さは、前記研削条件によ
って、任意に変えることができる(第1図(b))。
前記の研削により形成された各矩形の部分凸を有するグ
レーズ基板を40分プロファイル、最高温度1000℃
、保持時間10分で加熱焼成することによりR他処理し
た。このR他処理により得られた部分凸の形状は、角が
とれて円み4を帯び、R化した形状の部分凸を有するグ
レーズ基板が得られた(第1図(C))。
[発明の効果] 本発明は、グレーズの部分凸を形成するのに研削加工を
用いることにより、高精度の部分凸が得られるとともに
、更にこれをR他処理することによりグレーズの部分凸
の曲率を任意に精度良く形成することができ、かつ製造
工数が少ないばかりでなく安価に部分凸を有するグレー
ズ基板を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例と
なる部分凸を有するグレーズ基板の製造工程を示す断面
図である。 符号の説明 1・・・アルミナ基板  2・・・グレーズ層3・・・
部分凸 4・・・R化された部分凸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナ基板の少なくとも片面にグレーズ平面層
    を形成した後、凸となる部分以外のグレーズ表面を研削
    し、ついで、形成された部分凸グレーズ部を加熱処理し
    てR化することを特徴とする部分凸を有するグレーズの
    形成方法。
  2. (2)請求項1記載の加熱処理が少なくともガラス軟化
    点以上で焼成することを特徴とする部分凸を有するグレ
    ーズの形成方法。
JP33354589A 1989-12-22 1989-12-22 部分凸を有するグレーズの形成方法 Pending JPH03251463A (ja)

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JP33354589A JPH03251463A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 部分凸を有するグレーズの形成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015189066A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 東芝ホクト電子株式会社 サーマルヘッドの製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61265898A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 日立化成工業株式会社 セラミツク配線板の製造法
JPS62153179A (ja) * 1985-12-25 1987-07-08 日立化成工業株式会社 感熱ヘツド用グレ−ズドセラミツク基板の製造法
JPH01258962A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Seiko Instr Inc サーマルヘッドの製造方法

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