JPH04334461A - サーマルプリントヘッド - Google Patents

サーマルプリントヘッド

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Publication number
JPH04334461A
JPH04334461A JP10578091A JP10578091A JPH04334461A JP H04334461 A JPH04334461 A JP H04334461A JP 10578091 A JP10578091 A JP 10578091A JP 10578091 A JP10578091 A JP 10578091A JP H04334461 A JPH04334461 A JP H04334461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
glaze glass
insulating substrate
glass
resistant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10578091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Tatezawa
立沢 佳子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04334461A publication Critical patent/JPH04334461A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに用
いられるライン型あるいはシリアル型のサーマルプリン
トヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリントヘッドは、図7
に示すように絶縁性耐熱性を有するアルミナ基板1上に
ガラスペーストを印刷し、乾燥後焼成して部分グレーズ
ガラス2が形成されていた。
【0003】また、アルミナ基板1の表面粗さを改善す
るため、アルミナ基板前面をラッピングやポリッシング
等により研磨加工したものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーマ
ルプリントヘッドのうち、アルミナ基板1に研磨加工が
施されていないものでは、アルミナ基板1自体の表面粗
さの高さが5〜7μm以上と大きいため、図6のC部に
示すように部分グレーズガラス2におけるb方向(長手
方向)稜線形状のうねり・凹凸に対し、悪影響を及ぼし
ていた。高画質、高印字品質を得るためにはサーマルプ
リントヘッドを均一に発熱させ、熱を伝え、インクを均
一に転写する必要がある。そのためには、転写不良の一
要因であるグレーズガラスの形状不良を無くし、平坦化
する必要がある。
【0005】ところが、この従来のサーマルプリントヘ
ッドでは、グレーズガラス長手方向稜線部のうねり高さ
が10μm以上あり、転写不良・濃度ムラ不良への影響
が大きかった。
【0006】また、部分グレーズガラス2の長手方向う
ねりを改良するため、アルミナ基板全面を一般的なラッ
ピングあるいはポリッシングにより研磨加工した基板を
使用したものの場合、部分グレーズガラス2の表面粗さ
は改良されるが、研磨によりアルミナ面のピンホールが
大きくなる。これは、研磨が、介在する砥粒による切削
作用と同時に砥粒の転動時に生ずる微小なクラックによ
り行われるためであり、セラミックの硬くてもろい性質
上既存のピンホールが破壊されてピンホールの径が大き
くなるためである。このため、アルミナ面のピンホール
にフォトリソ時のレジストが溜り易くなり、解像度を上
げパターン密度が高くなった場合、導体パターン間のシ
ョートあるいは、オープン不良等のパターン異常の発生
原因となっていた。また、ポリッシングはコスト高とな
っていた。
【0007】本発明は、かかる問題を解決し、良好な印
画および、印字可能な高品位なサーマルプリントヘッド
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項(1)記載の発明は、耐熱性絶縁性基板の部
分グレーズガラス形成部を溝加工したことを特徴とする
。また、請求項(2)記載の発明は、耐熱性絶縁性基板
の部分グレーズガラス形成部を、部分的にラッピングし
たことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下に本発明による実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明におけるサーマルプリントヘッ
ドの第1実施例の全体を示す平面図である。図2は発熱
体部周辺を示す側断面図(図2II−II断面図)であ
る。図において、1は耐熱性絶縁性基板、2は耐熱性を
有する部分グレーズガラス、3は発熱抵抗体層、4は電
極層、5は発熱抵抗体層3および電極層4を保護する耐
摩耗、耐酸化機能を有する保護層である。耐熱性絶縁性
基板1における部分グレーズガラス形成部を溝加工し、
この溝6内に部分グレーズガラス2を印刷・焼成し形成
する。
【0010】このサーマルプリントヘッドは以下のよう
な工程により製造する。まず、アルミナ等の耐熱性絶縁
性基板1に部分グレーズガラス形成部を、研削・ダイシ
ング等により溝加工する。形成する部分グレーズガラス
2と同等の、平型でダイヤモンドの粒度の高いダイヤモ
ンドブレードにより0.01〜0.03mmの深さに溝
入れを行う。次に、この溝6内に耐熱性部分グレーズガ
ラス材を一般的なスクリーン印刷法により数回重ね塗り
して任意の高さに形成し、焼成温度約980℃〜100
0℃で焼成する。グレーズ幅1mm以下の部分グレーズ
ガラスを形成する場合、部分グレーズガラスの長手方向
うねりは、形成する部分グレーズガラスの幅と高さ、お
よび下層のアルミナ等の耐熱性絶縁性基板1の表面粗さ
の影響を受け易い。アルミナ基板の表面粗さは5〜7μ
m以上あるため、図3に示すように部分グレーズガラス
2の芯部に骨材(結晶化ガラス)7を形成せず部分グレ
ーズを1層構造とした場合や、高さ0.05mm以下の
部分グレーズガラスを形成した場合特に影響を受け易い
。本実施例では、溝6を形成し、この溝6上に部分グレ
ーズガラス2を形成するので、これらの影響を受けにく
くなる。また、溝6の縁部6aに沿って部分グレーズガ
ラス2が形成されるので、図4a部に示すような焼成時
のグレーズガラス材のダレ量のバラツキ(グレーズ端部
アルミナ基板との接合部のうねり)が抑えられる。さら
に、部分グレーズガラス形成部の基板表面(溝6の内面
)を平坦化することにより、焼成時のグレースガラス材
のダレ量のバラツキを一層押えることができる。
【0011】以上のようにして形成した耐熱性絶縁性基
板1上に、発熱抵抗体層3、電極層4をスパッタリング
等の真空薄膜装置により膜付けを行う。次に、この積層
膜上全面にフォトレジストを一般的なスピンコーター、
ロールコーター等により塗布し、プレベーク後フォトマ
スクを使用し露光・現像しエッチングにより発熱抵抗体
および電極パターンを形成する。その後この薄膜パター
ン上に発熱抵抗体層3および電極層4を保護する耐摩耗
、耐酸化機能を有する絶縁体耐熱性保護層6をスパッタ
等の真空薄膜装置により形成する。
【0012】図5は本発明によるサーマルプリントヘッ
ドの第2実施例を示す断面図である。アルミナ等の耐熱
性絶縁性基板1の部分グレーズガラス形成部をラッピン
グにより平坦化する。同図に示すように、この部分以外
の部分1aはラッピングしない。ラッピング面8内に部
分グレーズガラス2を印刷・焼成し形成する。
【0013】このサーマルプリントヘッドは以下のよう
な工程により製造する。
【0014】まず、アルミナ等の耐熱性絶縁性基板1の
部分グレーズガラス形成部をラッピングする。ラッピン
グはアルミナ基板と工具であるラップとの間に砥粒を介
在させ、耐熱性絶縁性基板の部分グレーズガラス形成部
がラッピングされるように、工具であるラップの形状を
加工し基板をラップに押しつけ研磨を行う。この際に、
アルミナ基板は硬くもろいため、ラッピングで基板表面
が研磨されると同時に、ラッピングで生ずる微小クラッ
クで既存のピンホールの径が大きくなり易く、解像度を
上げ高精密なパターン形成をした場合前記ピンホールに
より導体パターンの断線等の形状異常が発生しやすい。 このためラッピング幅は部分グレーズガラスと同等幅が
望ましい。
【0015】次に、前記耐熱性絶縁性基板1のラッピン
グ面8に耐熱性部分グレーズガラス材を一般的なスクリ
ーン印刷法により、数回重ね塗りして任意の高さに形成
し、焼成温度約980℃〜1000℃で焼成する。この
ように形成されたアルミナ等の耐熱性絶縁性基板1上に
第1実施例と同様の工程により薄膜パターンを形成し、
更に耐摩耗・耐酸化機能を有する保護層を形成する。
【0016】
【発明の効果】本発明によるサーマルプリントヘッドを
用いることにより以下の点が改善される。
【0017】耐熱性絶縁性基板の部分グレーズガラス形
成部を溝加工または、ラッピングにより研磨し基板表面
の平坦度を上げることにより、部分グレーズガラス長手
方向稜線部うねりを押さえることができる。この結果、
発熱体形成部の表面粗さが大幅に改善され、印画および
印字時にグレーズガラスの形状不良による濃度ムラ・転
写不良が解消された。
【0018】また、溝加工またはラッピングは部分グレ
ーズガラス形成部に施され、基板上の他の部分には施さ
れないので、従来技術では生じていた導体パターン間の
ショートやオープン不良等のパターン異常が発生しにく
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるサーマルプリントヘッドの第1
実施例の全体を示す平面図。
【図2】本発明によるサーマルプリントヘッドの発熱体
部周辺を示す側断面図。(図1II−II断面図)
【図
3】サーマルプリントヘッドの部分グレーズガラスの断
面図。
【図4】第1実施例の製造工程における作用説明図。
【図5】第2実施例の部分側断面図。
【図6】従来構造によるサーマルプリントヘッドの部分
グレーズガラスの側断面図。
【図7】従来構造によるサーマルプリントヘッドの発熱
体部周辺を示す側断面図。
【符号の説明】
1  耐熱性絶縁性基板 2  耐熱性部分グレーズガラス 3  発熱抵抗体層 4  電極層 5  保護膜層 6  溝 7  結晶化ガラス 8  ラッピング面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耐熱性絶縁性基板上にグレーズガラス
    を配し、この基板表面に発熱抵抗体層、電極層、保護膜
    層を積層し形成された多数個の発熱抵抗体素子を設けて
    なるサーマルプリントヘッドにおいて、前記耐熱性絶縁
    性基板は部分グレーズガラス形成部が溝加工されている
    ことを特徴とするサーマルプリントヘッド。
  2. 【請求項2】  耐熱性絶縁性基板上にグレーズガラス
    を配し、この基板表面に発熱抵抗体層、電極層、保護膜
    層を積層し形成された多数個の発熱抵抗体素子を設けて
    成るサーマルプリントヘッドにおいて、耐熱性絶縁性基
    板の部分グレーズガラス形成部が、部分的にラッピング
    されていることを特徴とするサーマルプリントヘッド。
JP10578091A 1991-05-10 1991-05-10 サーマルプリントヘッド Pending JPH04334461A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10578091A JPH04334461A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 サーマルプリントヘッド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10578091A JPH04334461A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 サーマルプリントヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH04334461A true JPH04334461A (ja) 1992-11-20

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ID=14416667

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JP10578091A Pending JPH04334461A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 サーマルプリントヘッド

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