JPH07157219A - エレベータの安全装置 - Google Patents

エレベータの安全装置

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JPH07157219A
JPH07157219A JP5301839A JP30183993A JPH07157219A JP H07157219 A JPH07157219 A JP H07157219A JP 5301839 A JP5301839 A JP 5301839A JP 30183993 A JP30183993 A JP 30183993A JP H07157219 A JPH07157219 A JP H07157219A
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JP
Japan
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car
floor
weight
limit switch
operated
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Application number
JP5301839A
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English (en)
Inventor
Masashi Yonemoto
正志 米本
Hiroyasu Ito
博康 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/08Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for preventing overwinding
    • B66B5/10Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for preventing overwinding electrical

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、行過制限スイッチの個数を少なく
してコストを低減することを目的とするものである。 【構成】 釣合重り5に重り用カム21を設け、かつ最
上階用行過制限スイッチ22Aを昇降路の最下階8下方
に配置して重り用カム21により操作されるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かごが昇降路の最上
階や最下階を行き過ぎたときにかごを非常停止させるた
めのエレベータの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータには、安全装置のひ
とつである行過制限スイッチの設置が義務付けられてい
る。また、この行過制限スイッチの機能について、米国
法規ASMEのA17.1では、ルール209.3ファ
イナル・ターミナル・ストッピング・デバイス(Final
TerminalStoppingDevice)に以下のように規定され
ている。
【0003】即ち、装置は、次のように機能し続けるよ
うに設計され据え付けられるべきである。 (1)最上階においては、かごが最上階を、釣合重りの
ランバイと緩衝器ストロークの1.5倍との和に等しい
距離を行き過ぎるまで、但し、最低でも610mm以
上。 (2)最下階においては、かごが緩衝器を全圧縮させる
まで。
【0004】次に、図4は従来のエレベータの安全装置
の一例を示す構成図である。図において、1は昇降路上
部に設けられた巻上機の綱車、2は綱車1の近傍に設け
られたそらせ車、3は綱車1及びそらせ車2に巻き掛け
られているロープ、4はロープ3の一端部に吊り下げら
れているかご、5はロープ3の他端部に吊り下げられて
いる釣合重り(カウンタウエイト)である。
【0005】6A,6Bはそれぞれ昇降路下部に設けら
れたかご用及び重り用緩衝器、7はかご4の昇降行程に
おける最上階、8は最下階、9はかご4の側面に取り付
けられたかご用接触子としてのかご用カム、10Aは昇
降路の最上階7の上方に昇降方向に沿って互いに間隔を
おいて配置されている複数個(10A1〜10An)の
最上階用行過制限スイッチ、11Aは昇降路の最下階8
の下方に昇降方向に沿って互いに間隔をおいて配置され
ている複数個(11A1〜11An)の最下階用行過制
限スイッチであり、これらの最上階用及び最下階用行過
制限スイッチ10A,11Aは、それぞれかご用カム9
が係合することにより操作される。
【0006】図5は図4の安全装置の制御回路図であ
る。図において、Pは直流電源のプラス母線、Nは直流
電源のマイナス母線、10B1〜10Bn,11B1〜
11Bnはそれぞれ母線P,N間に直列に接続されてい
る最上階用及び最下階用行過制限スイッチ10A1〜1
0An,11A1〜11Anの常閉接点、11は各常閉
接点10B1〜10Bn,11B1〜11Bnと直列に
接続されているその他の安全装置、12は各常閉接点1
0B1〜10Bn,11B1〜11Bnと直列に接続さ
れている安全リレーである。
【0007】次に、動作について説明する。上記のエレ
ベータの上昇運転中、何らかの原因でかご4が停止でき
ずに最上階7を行き過ぎると、かご用カム9が最上階用
行過制限スイッチ10A1と係合することにより、その
常閉接点10B1が開放される。これにより、安全リレ
ー12が消勢され、巻上機への電力の供給が遮断される
とともにブレーキの作動指令が出力され、かご4が非常
停止される。また、かご4が最下階8を行き過ぎた場合
には、かご用カム9が最下階用行過制限スイッチ11A
1と係合することにより、その常閉接点11B1が開放
され、同様にかご4が非常停止される。
【0008】ここで、エレベータの速度が低い場合は、
一般にかご用及び重り用緩衝器6A,6Bのストローク
が小さいため、かご4や釣合重り5が行き過ぎ停止した
ことにより緩衝器6A,6Bが全圧縮したとしても、か
ご用カム9は、最上階用行過制限スイッチ10A1又は
最下階用行過制限スイッチ11A1への係合状態を保ち
続ける。従って、この場合、行過制限スイッチとして
は、最上階用及び最下階用にそれぞれ1個ずつ配置すれ
ばよい。
【0009】しかし、エレベータの速度が高くなるに従
って、緩衝器6A,6Bのストロークはエレベータ速度
の二乗にほぼ比例して長くなるため、緩衝器6A,6B
が全圧縮した場合に、かご用カム9が最上階用行過制限
スイッチ10A1又は最下階用行過制限スイッチ11A
1を通過して、これらの係合が外れる状態が発生する。
そこで、最上階用及び最下階用行過制限スイッチ10
A,11Aをそれぞれ複数個ずつ配置して、かご4が最
上階7又は最下階8を行き過ぎたときには、かご用カム
9がいずれかのスイッチに絶えず係合し続け、安全リレ
ー12を消勢し続けるようにしている。
【0010】ところで、かご4が最上階7を高速で行き
過ぎた場合、釣合重り5は重り用緩衝器6Bに衝突して
停止するが、かご4はその運動エネルギーにより上方に
跳ね上がる危険がある。この対策として、米国法規AS
MEA17.1のルール209.3では、上記したよう
に、「最上階用の行過制限スイッチは、かごが最上階
を、釣合重りのランバイと緩衝器ストロークの1.5倍
の和に等しい距離を行き過ぎるまで機能し続けるべきで
ある」と規定している。そこで、このような跳ね上がり
を考慮した上で、多数の最上階用行過制限スイッチ10
Aが配列され、かご4が跳ね上がったとしてもかご用カ
ム9と最上階用行過制限スイッチ10Aとの係合が外れ
ないようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベータの安全装置においては、かご4の跳
ね上がり対策のため、多数の最上階用行過制限スイッチ
10A1〜10Anを設置する必要があり、コストが高
くなるという問題点があった。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、最上階用行過
制限スイッチの個数を少なくすることができ、これによ
りコストを低減することができるエレベータの安全装置
を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータの安全装置は、釣合重りに重り用接触子を設
け、かつ最上階用行過制限スイッチを昇降路の最下階下
方に配置して重り用接触子により操作されるようにした
ものである。
【0014】請求項2の発明に係るエレベータの安全装
置は、最上階用行過制限スイッチを昇降路の最上階上方
及び最下階下方の両方に設け、最上階上方のものがかご
用接触子により操作され、最下階下方のものが重り用接
触子により操作されるようにしたものである。
【0015】請求項3の発明に係るエレベータの安全装
置は、最上階用かご側行過制限スイッチ及び最上階用重
り側行過制限スイッチの動作タイミングから、かご及び
釣合重りを吊り下げるロープの異常伸びを検出するロー
プ伸び検出手段を設けたものである。
【0016】請求項4の発明に係るエレベータの安全装
置は、ロープ長が正常範囲内にある場合に、かごが最上
階を行き過ぎたとき、最上階用かご側行過制限スイッチ
が最初に操作されるように、最上階用かご側行過制限ス
イッチ及び最上階用重り側行過制限スイッチを配置した
ものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明においては、かごが最上階を高
速で行き過ぎて跳ね上がった場合にも、釣合重りは緩衝
器ストロークの範囲内で停止するため、重り側に最上階
用行過制限スイッチを配置することにより、最上階用行
過制限スイッチの個数を少なくすることができる。
【0018】請求項2の発明においては、最上階用行過
制限スイッチをかご側と重り側とに配置することによ
り、最上階用行過制限スイッチの個数を少なくしつつ、
ロープの伸びに影響されることなく、最上階用行過制限
スイッチの動作点を安定させることができる。
【0019】請求項3の発明においては、ロープに伸び
が生じると最上階用かご側行過制限スイッチ及び最上階
用重り側行過制限スイッチの動作タイミングが変化する
ため、これによりロープの異常伸びを検出する。
【0020】請求項4の発明においては、最初に操作さ
れる最上階用行過制限スイッチをかご側に配置すること
により、安全装置の動作開始点を安定させる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の一実施例によるエレベータ
の安全装置を示す構成図であり、図4及び図5と同一又
は相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】図において、21は釣合重り5の側面に取
り付けられた重り用接触子としての重り用カム、22A
は釣合重り5側の昇降路の最下階8下方に昇降方向に沿
って互いに間隔をおいて配置されている複数個(22A
1〜22An)の最上階用行過制限スイッチであり、こ
れらの最上階用行過制限スイッチ22Aは、それぞれ重
り用カム21が係合することにより操作される。また、
図示は省略するが、各最上階用行過制限スイッチ22A
は、それぞれ常閉接点を有しており、これらの常閉接点
は、図5の常閉接点11B1〜11Bnと同様に安全リ
レー12と直列に接続されている。
【0023】上記のような安全装置では、最下階用行過
制限スイッチ11Aは、従来例と同様にかご用カム9に
より操作され安全リレー12が消勢されるが、上昇運転
時にかご4が最上階7を行き過ぎた場合、重り側カム2
1により最上階用行過制限スイッチ22Aが操作され、
安全リレー12が消勢される。
【0024】このとき、かご4が最上階7を高速で通過
して運動エネルギーにより撥ね上がったとしても、釣合
重り5は重り用緩衝器6Bのストローク内で確実に停止
するため、重り用カム21は、最上階用行過制限スイッ
チ22A1〜22Anのいずれかと係合状態を保ち続け
る。従って、最上階用行過制限スイッチ22Aは、かご
4の撥ね上がり量とは無関係に、重り用緩衝器6Bのス
トロークに対応して設けるだけでよく、その個数は従来
よりも少なくて済む。
【0025】なお、最上階用行過制限スイッチ22Aの
個数及び最下階用行過制限スイッチ11Aの個数は、そ
れぞれエレベータ速度や緩衝器ストローク等に応じて決
めればよく、互いに異なっていてもよい。また、上記実
施例1ではかご用及び重り用接触子としてカム9,21
を示したが、かご4及び釣合重り5の移動により各スイ
ッチを接触操作できれば、他の形状,構造のものであっ
てもよい。
【0026】実施例2.次に、図2はこの発明の他の実
施例によるエレベータの安全装置を示す構成図である。
図において、31A1はかご4側の昇降路の最上階7上
方に配置されている最上階用かご側行過制限スイッチで
あり、この最上階用かご側行過制限スイッチ31A1
は、かご用カム9により操作される。31A2〜31A
nは釣合重り5側の昇降路の最下階8下方に昇降方向に
沿って互いに間隔をおいて配置されている複数個の最上
階用重り側行過制限スイッチであり、これらの最上階用
重り側行過制限スイッチ31A2〜31Anは、それぞ
れ重り用カム21により操作される。
【0027】上記のように構成された安全装置では、上
昇運転時にかご4が最上階7を行き過ぎた場合、まずか
ご用カム9により最上階用かご側行過制限スイッチ31
A1が操作され、安全リレー12(図5)が消勢され
る。この後、かご4がさらに上昇して行くと、最上階用
重り側行過制限スイッチ31A2〜31Anが順次操作
され、安全リレー12は消勢され続ける。
【0028】このような安全装置によれば、最上階用の
行過制限スイッチは、1番目の行過制限スイッチ31A
1を除いて重り側に配置されているので、上記実施例1
と同様に、最上階用行過制限スイッチ31A1〜31A
nの合計の個数は従来よりも少なくて済む。
【0029】ここで、周知のようにロープ3は湿度や経
時変化などにより伸縮するため、最上階用の行過制限ス
イッチを全部重り側に設置した場合には、かご4から見
た動作点が不安定になる虞れがある。即ち、最上階用の
行過制限スイッチは、かご4が最上階7を所定距離以上
行き過ぎたときに作動するのであるが、これらを全部重
り側に設置した場合には、ロープ3の伸縮によりかご4
と釣合重り5とのロープ3に沿う距離が変化するため、
動作点も変化してしまう。この傾向は、特に高揚程のエ
レベータのようにロープ長が長い場合に顕著に現れる。
【0030】これに対して、この実施例2では、1番目
の最上階用行過制限スイッチ31A1をかご側に配置し
ているため、ロープ3の伸縮を考慮して1番目及び2番
目の最上階用行過制限スイッチ31A1,31A2の動
作距離を決定しておくことにより、動作点の安定化を図
ることができる。
【0031】なお、上記実施例2では最上階用の行過制
限スイッチを昇降路のかご側に1個設け、他を重り側に
配置したが、かご側に2個以上設けてもよく、従って重
り側を重り用緩衝器6Bの全圧縮時に作動する1個のみ
にして、他をかご側に設けるなどしてもよい。
【0032】実施例3.次に、図3はこの発明のさらに
他の実施例によるエレベータの安全装置の制御回路図で
あり、図2の最上階用かご側行過制限スイッチ31A1
及び最上階用重り側行過制限スイッチ31A2に、安全
リレー12用の常閉接点とは別に、常閉接点31B1及
び常開接点31B2をそれぞれ設け、これらの接点31
B1,31B2をロープ伸び検出リレー32に直列に接
続したものである。なお、この実施例3のロープ伸び検
出手段は、常閉接点31B1,常開接点31B2及びロ
ープ伸び検出リレー32から構成されている。
【0033】上記のような安全装置では、保守運転時な
どに、一般機器の点検のため、かご4を手動で最上階7
から上方へ突き上げた際、通常は、まずかご用カム9に
より最上階用かご側行過制限スイッチ31A1が操作さ
れる。このとき、釣合重り5は、最下階8の下方で最上
階用重り側行過制限スイッチ31A2の上方に位置して
いる。このため、かご4をさらに上昇させると、釣合重
り5が下降して、重り用カム21により最上階用重り側
行過制限スイッチ31A2が操作されることになる。こ
の場合、常閉接点31B1が開いてから常開接点31B
2が閉じるため、ロープ伸び検出リレー32が動作する
ことはない。
【0034】これに対し、ロープ3に伸びが生じると、
最上階用かご側行過制限スイッチ31A1が操作された
ときの釣合重り5の位置は、その伸び量分だけ低くな
る。従って、ロープ3の伸び量が、各制限スイッチ31
A1,31A2の設置位置により決められる設定量を越
えると、最上階用かご側行過制限スイッチ31A1より
も先に最上階用重り側行過制限スイッチ31A2が操作
される。
【0035】この場合、常閉接点31B1が開く前に常
開接点31B2が閉じるため、ロープ伸び検出リレー3
2が動作して、ブザー等の警報手段により保守員にロー
プ伸びの発生が知らされる。従って、ロープ3の異常伸
びを事前に検出して予防保全に利用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータの安全装置は、釣合重りに重り用接触子を設
け、かつ最上階用行過制限スイッチを昇降路の最下階下
方に配置して重り用接触子により操作されるようにした
ので、最上階用行過制限スイッチは、かごの跳ね上がり
に関係なく、釣合重りの緩衝器ストローク内に配置すれ
ばよく、従って最上階用行過制限スイッチの個数を少な
くすることができ、これによりコストを低減することが
できるという効果を奏する。
【0037】また、請求項2の発明のエレベータの安全
装置は、最上階用行過制限スイッチを昇降路の最上階上
方及び最下階下方の両方に設け、最上階上方のものがか
ご用接触子により操作され、最下階下方のものが重り用
接触子により操作されるようにしたので、最上階用かご
側行過制限スイッチがロープの伸びに影響されることな
く動作し、従って最上階用行過制限スイッチの個数を少
なくしつつ、最上階用行過制限スイッチの動作点を安定
させることができ、信頼性及び安全性を向上させること
ができるという効果を奏する。
【0038】さらに、請求項3の発明のエレベータの安
全装置は、最上階用かご側行過制限スイッチ及び最上階
用重り側行過制限スイッチの動作タイミングから、かご
及び釣合重りを吊り下げるロープの異常伸びを検出する
ロープ伸び検出手段を設けたので、上記請求項2の発明
と同様の効果に加えて、安全性及び保守点検の作業性を
向上させることができるという効果を奏する。
【0039】さらにまた、請求項4の発明のエレベータ
の安全装置は、ロープ長が正常範囲内にある場合に、か
ごが最上階を行き過ぎたとき、最上階用かご側行過制限
スイッチが最初に操作されるように、最上階用かご側行
過制限スイッチ及び最上階用重り側行過制限スイッチを
配置したので、上記請求項2の発明と同様の効果に加え
て、動作開始点を安定させ信頼性及び安全性を一層向上
させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエレベータの安全装
置を示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例によるエレベータの安全
装置を示す構成図である。
【図3】この発明のさらに他の実施例によるエレベータ
の安全装置の制御回路図である。
【図4】従来のエレベータの安全装置の一例を示す構成
図である。
【図5】図4の装置の制御回路図である。
【符号の説明】
3 ロープ 4 かご 5 釣合重り 7 最上階 8 最下階 9 かご用カム 11A 最下階用行過制限スイッチ 21 重り用カム 22A 最上階用行過制限スイッチ 31A1 最上階用かご側行過制限スイッチ 31A2 最上階用重り側行過制限スイッチ 31An 最上階用重り側行過制限スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごに設けられているかご用接触子と、
    昇降路の最下階の下方に昇降方向に沿って配置され、上
    記かご用接触子により操作されて非常停止指令を発生さ
    せる複数個の最下階用行過制限スイッチと、釣合重りに
    設けられている重り用接触子と、上記昇降路の最下階の
    下方に昇降方向に沿って配置され、上記重り用接触子に
    より操作されて非常停止指令を発生させる複数個の最上
    階用行過制限スイッチとを備えていることを特徴とする
    エレベータの安全装置。
  2. 【請求項2】 かごに設けられているかご用接触子と、
    昇降路の最下階の下方に昇降方向に沿って配置され、上
    記かご用接触子により操作されて非常停止指令を発生さ
    せる複数個の最下階用行過制限スイッチと、釣合重りに
    設けられている重り用接触子と、上記昇降路の最上階の
    上方に配置され、上記かご用接触子により操作されて非
    常停止指令を発生させる最上階用かご側行過制限スイッ
    チと、上記昇降路の最下階の下方に配置され、上記重り
    用接触子により操作されて非常停止指令を発生させる最
    上階用重り側行過制限スイッチとを備えていることを特
    徴とするエレベータの安全装置。
  3. 【請求項3】 かごに設けられているかご用接触子と、
    昇降路の最下階の下方に昇降方向に沿って配置され、上
    記かご用接触子により操作されて非常停止指令を発生さ
    せる複数個の最下階用行過制限スイッチと、釣合重りに
    設けられている重り用接触子と、上記昇降路の最上階の
    上方に配置され、上記かご用接触子により操作されて非
    常停止指令を発生させる最上階用かご側行過制限スイッ
    チと、上記昇降路の最下階の下方に配置され、上記重り
    用接触子により操作されて非常停止指令を発生させる最
    上階用重り側行過制限スイッチと、上記最上階用かご側
    行過制限スイッチ及び上記最上階用重り側行過制限スイ
    ッチの動作タイミングから、上記かご及び上記釣合重り
    を吊り下げるロープの異常伸びを検出するロープ伸び検
    出手段とを備えていることを特徴とするエレベータの安
    全装置。
  4. 【請求項4】 ロープ長が正常範囲内にある場合に、か
    ごが最上階を行き過ぎたとき、最上階用かご側行過制限
    スイッチが最初に操作されるように、上記最上階用かご
    側行過制限スイッチ及び最上階用重り側行過制限スイッ
    チが配置されていることを特徴とする請求項2又は請求
    項3記載のエレベータの安全装置。
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