JPH07157121A - シート材の分離方法及び分離装置 - Google Patents

シート材の分離方法及び分離装置

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JPH07157121A
JPH07157121A JP30053393A JP30053393A JPH07157121A JP H07157121 A JPH07157121 A JP H07157121A JP 30053393 A JP30053393 A JP 30053393A JP 30053393 A JP30053393 A JP 30053393A JP H07157121 A JPH07157121 A JP H07157121A
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JP
Japan
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pressed
sheet material
separating
uppermost
claw
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Withdrawn
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JP30053393A
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English (en)
Inventor
Noboru Abe
昇 阿部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/42Piling, depiling, handling piles
    • B65H2301/423Depiling; Separating articles from a pile
    • B65H2301/4232Depiling; Separating articles from a pile of horizontal or inclined articles, i.e. wherein articles support fully or in part the mass of other articles in the piles
    • B65H2301/42324Depiling; Separating articles from a pile of horizontal or inclined articles, i.e. wherein articles support fully or in part the mass of other articles in the piles from top of the pile

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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定量毎ずらして千鳥状に積載された可撓性
を有するシート材の被圧体の積載体より、積載体の最も
上にある被圧体を、シート材の端面や表面をキズつける
こと無く、確実に分離するシート材の分離方法及び、シ
ート材の分離装置を提供する。 【構成】 可撓性を有するシート材の所定枚数を重ねた
被圧体(13)とし、該被圧体(13)を所定量ずつ所
定量毎ずらして千鳥状に積載された積載体(1)より、
掴持搬送し得るようにシート材を分離する方法におい
て、積載体(1)の端部が突出している二番目の被圧体
(13)の端部を、上方より弾性を有する板バネ状の分
離爪(2)で被圧体(13)を押圧し、一番上の被圧体
(13)の最も下のシート材と二番目の被圧体(13)
の最も上のシート材に間隙(3)を形成し、該間隙
(3)にエアーを吹き付け、シート材の間にエアー膜を
形成しつつ分離爪(2)を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定量毎ずらして千鳥
状に積載された可撓性を有するシート材の被圧体の積載
体より、積載体の最も上にある被圧体の下に分離爪を挿
入し、一番上の被圧体を分離する、シート材の分離方法
及び、シート材の分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層板の製造などに使用するシート状物
は、一定の大きさに裁断され、積み重ねた状態で保存さ
れている。この積層板の製造に使用される薄物シート状
物は、表面層に使用される金属箔、例えば、銅箔やアル
ミ箔、そして、プリプレグがある。該プリプレグを構成
する基材は、ガラス、アスベスト等の無機繊維の織布、
不織布又はマットその他ポリアミド、ポリビニルアルコ
ール、ポリエステル、ポリアクリル等の有機合成繊維や
パルプ紙や木綿等の天然繊維が使用される。プリプレグ
は、上記基材にエポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミ
ン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を主成分と
し、必要に応じてシランカップリング剤、三酸化アンチ
モン等の難燃剤を添加した樹脂ワニスを含浸し、加熱乾
燥して得ることができる。
【0003】積層板は上記プリプレグの必要な枚数に、
上記金属箔をプリプレグの上面又は下面あるいは、上下
両面に配して鏡面板に挟み、その複数組を積み重ね、熱
板の間で加熱加圧成形して得るものである。
【0004】上記積層板の製造方法でプリプレグは、図
2に示す如く、所定枚数を重ねて被圧体(13)とし、
該被圧体(13)を所定量ずつずらして千鳥状に積載さ
れた積載体(1)として保管され、組み合わせ工程にお
いて、該積載体(1)の最も上にある被圧体(13)も
のから掴持し、所定の位置に移送し、使用に供すること
は、一般的に行われている。
【0005】図4は従来のシート材の分離方法の一例を
示すシート材の分離装置の側面図である。
【0006】図4に示す如く、上記シート材の分離装置
は、左右に有る独立した昇降シリンダ(4)に付設する
分離爪(2)により分離する装置が良く知られている。
このシート材の分離装置(7)はプリプレグが積載され
たリフター(8)の、プリプレグが移送される前方向の
左右に、一対の独立した昇降シリンダ(4)を設置し、
この昇降シリンダ(4)の先端に前進シリンダを並設
し、このシリンダの先端に分離爪(2)を具備する。
【0007】この分離爪(2)による方法では、プリプ
レグの積載体(1)の上方より、昇降シリンダ(4)に
より分離爪(2)を下降し、分離爪(2)で積載体
(1)の端部を押圧し、その後、前進シリンダ(9)に
より分離爪(2)を前進し、シート材の間に挿入する。
この時、前進した分離爪(2)により、一番上の被圧体
(13)の最も下のシート材の端面を押さえつけ分離が
できなかったり、さらに端面を破損したり、また、二番
目の被圧体(13)の最も上のシート材の表面にキズを
つけたりすることがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
所定量毎ずらして千鳥状に積載された可撓性を有するシ
ート材の被圧体の積載体より、積載体の最も上にある被
圧体を、シート材の端面や表面をキズつけること無く、
確実に分離するシート材の分離方法及び、シート材の分
離装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート材の
分離方法は、可撓性を有するシート材の所定枚数を重ね
た被圧体(13)とし、該被圧体(13)を所定量毎ず
らして千鳥状に積載された積載体(1)より、掴持搬送
し得るようにシート材を分離する方法において、積載体
(1)の端部が突出している二番目の被圧体(13)の
端部を、上方より弾性を有する板バネ状の分離爪(2)
で被圧体(13)を押圧し、一番上の被圧体(13)の
最も下のシート材と二番目の被圧体(13)の最も上の
シート材に間隙(3)を形成し、該間隙(3)にエアー
を吹き付け、シート材の間にエアー膜を形成しつつ分離
爪(2)を挿入することを特徴とする。
【0010】本発明に係るシート材の分離装置は、可撓
性を有するシート材の所定枚数を重ねた被圧体(13)
とし、該被圧体(13)を所定量毎ずらして千鳥状に積
載された積載体(1)の端部を上方より昇降シリンダ
(4)に付設し押圧する分離爪(2)と、分離されたシ
ート材を分離爪(2)とで掴持するアーム(5)を備
え、この分離爪(2)の先端が弾性を有する板バネより
形成され、スリット状のエアーノズル(6)を有する分
離爪(2)であることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に係るシート材の分離方法に
よると、弾性を有する板バネ状の分離爪(2)でシート
材の被圧体(13)の積載体(1)の端部を上方より、
押圧することにより、一番上の被圧体(13)の最も下
のシート材と二番目の被圧体(13)の最も上のシート
材の間に間隙(3)を形成する。加えて、該間隙(3)
にエアーを吹き付けることにより、該間隙(3)がさら
に大きくなるとともに、一番上の被圧体(13)のシー
ト材をエアー圧により押し上げ、二番目の被圧体(1
3)のシート材の間にエアー膜を形成する。
【0012】本発明の請求項2に係るシート材の分離装
置によると、この装置は、所定量ずつずらして千鳥状に
積載された可撓性を有するシート材の被圧体(13)の
積載体(1)の端部を上方より押圧し、先端が弾性を有
する板バネより形成され、さらにスリット状のエアーノ
ズル(6)を有する分離爪(2)を備えることにより、
一番上の被圧体(13)の最も下のシート材と二番目の
被圧体(13)の最も上のシート材の間に間隙(3)を
形成し、エアー圧によりシート材を持ち上げ、シート材
の間にエアー膜を形成する。
【0013】以下、本発明を添付した図面に沿って詳細
に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のシート材の分離
装置の側面図、図2は、シート材の積載体(1)の斜視
図、図3(a)は分離爪の詳細側面図、(b)は分離爪
の詳細斜視図である。
【0015】プリプレグ等のシート材の分離装置(7)
は図1に示す如く、対向して配置された昇降シリンダ
(4)に前進シリンダ(9)が付設され、さらに該前進
シリンダ(9)の先端に分離爪(2)が付設されてい
る。また、分離爪(2)には枢軸によって枢着されたア
ーム(5)が取り付けられている。
【0016】上記分離爪(2)は図3に示す如く、本体
部(10)と爪(11)より構成され、本体部(10)
の先端にはエアーを吹き出すスリット状のエアーノズル
(6)を有し、側面にはコンプレッサよりエアーを供給
するエアー管を接続する供給孔(12)が具設されてい
る。また爪(11)は弾性を有する板バネより形成さ
れ、先端部は円弧状に加工されている。
【0017】本発明のシート材の分離方法によると、ま
ず、左側の分離装置(7)の前進シリンダ(9)を前進
させ、分離爪(2)をシート材の積載体(1)の上方に
位置させる。次に、昇降シリンダ(4)により、該分離
爪(2)を下降させ、シート材の積載体(1)の二番目
の被圧体(13)の上面を押圧する。二番目の被圧体
(13)のシート材の上面を分離爪(2)により押圧す
るとシート材が彎曲し、一番上の被圧体(13)の最も
下のシート材との間に間隙(3)を形成する。
【0018】上記間隙(3)が形成された後、分離爪
(2)の本体部(10)に穿設されたスリット状のエア
ーノズル(6)より上記間隙(3)に向かってエアーを
吹き付ける。このエアーを吹き付けることによりさらに
間隙(3)が大きくなるとともに、エアー圧により一番
上の被圧体(13)のシートを持ち上げ、二番目の被圧
体(13)のシート材との間にエアー膜を形成する。
【0019】ここで、さらに分離装置(7)を前進させ
てシート材の間に分離爪(2)を挿入させる。分離爪
(2)は、シート材の間にエアー膜が形成されているた
め容易に挿入することができ、一番上の被圧体(13)
の最も下のシート材の端面を押さえつけることなく、端
面を破損すること無く、二番目の被圧体(13)の最も
上のシート材の表面にキズをつけたりすることも無い。
分離爪(2)を挿入すると、分離爪(2)に枢着したア
ーム(5)により、一番上の被圧体(13)を掴持す
る。
【0020】次に、一番上の被圧体(13)を掴持した
まま、前進シリンダ(9)を後退させ、二番目の被圧体
(13)のシートよりも後退し、右側の分離装置(7)
が一束目のシートを分離できる状態にする。 右側の分
離装置(7)も左側の分離装置(7)と同様にして、一
番上の被圧体(13)と二番目の被圧体(13)の間に
分離爪(2)を挿入し、分離爪(2)に枢着したアーム
(5)により一番上の被圧体(13)を掴持する。
【0021】左右の分離装置(7)に積載体(1)より
分離され、掴持された一番上の被圧体(13)のシート
は、エアー膜により二番目の被圧体(13)のシートと
完全に分離される。
【0022】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のシート材
の分離方法により、所定量ずつずらして千鳥状に積載さ
れた可撓性を有するシート材の被圧体の積載体より、最
上部の被圧体を容易にそして確実に分離することがで
き、一番上の被圧体の最も下のシート材の端面を押さえ
つけることなく、端面を破損すること無く、二番目の被
圧体の最も上のシート材の表面にキズをつけたりするこ
とも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のシート材の分離装置の
側面図である。
【図2】図1のシート材の被圧体の積載体の斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る(a)は分離爪の詳細側面図、
(b)は分離爪の詳細斜視図である。
【図4】従来の分離装置の側面図である。
【符号の説明】
1 積載体 2 分離爪 3 間隙 4 昇降シリンダ 5 アーム 6 エアーノズル 7 分離装置 8 リフター 9 前進シリンダ 10 本体部 11 爪 12 供給孔 13 被圧体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート材の所定枚数を重
    ねた被圧体(13)とし、該被圧体(13)を所定量毎
    ずらして千鳥状に積載された積載体(1)より、掴持搬
    送し得るようにシート材を分離する方法において、積載
    体(1)の端部が突出している二番目の被圧体(13)
    の端部を、上方より弾性を有する板バネ状の分離爪
    (2)で被圧体(13)を押圧し、一番上の被圧体(1
    3)の最も下のシート材と二番目の被圧体(13)の最
    も上のシート材に間隙(3)を形成し、該間隙(3)に
    エアーを吹き付け、シート材の間にエアー膜を形成しつ
    つ分離爪(2)を挿入することを特徴とするシート材の
    分離方法。
  2. 【請求項2】 可撓性を有するシート材の所定枚数を重
    ねた被圧体(13)とし、該被圧体(13)を所定量毎
    ずらして千鳥状に積載された積載体(1)の端部を上方
    より昇降シリンダ(4)に付設し押圧する分離爪(2)
    と、分離されたシート材を分離爪(2)とで掴持するア
    ーム(5)を備え、この分離爪(2)の先端が弾性を有
    する板バネより形成され、スリット状のエアーノズル
    (6)を有する分離爪(2)であることを特徴とするシ
    ート材の分離装置。
JP30053393A 1993-11-30 1993-11-30 シート材の分離方法及び分離装置 Withdrawn JPH07157121A (ja)

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