JP3426270B2 - シート束送給方法 - Google Patents

シート束送給方法

Info

Publication number
JP3426270B2
JP3426270B2 JP31266892A JP31266892A JP3426270B2 JP 3426270 B2 JP3426270 B2 JP 3426270B2 JP 31266892 A JP31266892 A JP 31266892A JP 31266892 A JP31266892 A JP 31266892A JP 3426270 B2 JP3426270 B2 JP 3426270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
sheet
sheet bundle
propelling tool
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31266892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05254678A (ja
Inventor
賢一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP31266892A priority Critical patent/JP3426270B2/ja
Publication of JPH05254678A publication Critical patent/JPH05254678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426270B2 publication Critical patent/JP3426270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙シート、金属シー
ト、プラスチックシート等のシート束送給方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パレット上に積層されたシート束
を送給する方法としては、特公平2-58179 号公報に記載
の印刷用紙束送給方法における如く、作業員が手作業に
て行なうものであった。即ち、作業員がパレット上のシ
ート束を、複数枚のシートからなるブロック毎に掴んで
下工程へ送り出すものである。
【0003】尚、シート束送給方法を自動化するため、
パレット上に積層されたシート束の少なくとも一部のシ
ートブロックを、推進具により押圧してパレット外に押
出すことも考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の推
進具を用いるシート束送給方法では、パレット上に接し
ている最下層のシートを送り出すことができない。即
ち、推進具をパレット上面に沿って送り出し方向に前進
させても、推進具はパレットの上面との間に僅かな間隙
を有するを余儀なくするものであるため、パレット上の
最下層の薄いシートを押出すことができない。
【0005】本発明は、パレットのシート束積層面上に
積層されたシート束の少なくとも一部のシートブロック
を該パレットのシート束積層面に沿って確実に送り出し
可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パレットのシート束積層面上に積層されたシート束
の少なくとも一部のシートブロックを、推進具により前
記シート束積層面に沿ってパレット外に送り出すシート
束送給方法において、パレットのシート束積層面に、該
パレットの推進具挿入側端辺から推進具前進方向に延
び、推進具が挿入できる切欠部を備えたパレットを用
い、パレットのシート束積層面上に積層されるシート束
の送り出し方向に沿う一部を、切欠部上に配置する状態
で、上記推進具による送り出しに備え、パレットのシー
ト束積層面上に積層されたシート束の最下層のシートを
含むシートブロックをパレット外に送り出すときには、
推進具をパレットに設けた切欠部に位置付けることで、
この推進具を該シートより下方に設定し、この状態から
推進具をパレットから離隔する方向、またはパレットを
推進具から離隔する方向に移動させて該推進具を該切欠
部から抜き出すとともに、該推進具によってシートブロ
ック端部をパレットのシート束積層面からすくい上げ保
持し、この状態のままシートブロックを送り出すように
したものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記推進具が、送り出される
シートブロック端部を挟持して該シートブロックを送り
出すようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 推進具は、パレットの切欠部内で、パレット上の最下
層のシートより下位に設定され得る。従って、推進具
は、パレットの切欠部に挿入され、最下層のシートを含
むシートブロックの全体を確実に押圧、或いは挟持し、
該シートブロックに推進力を付与し、パレット外に送り
出しできる。
【0009】推進具が、送り出されるシートブロック
端部を挟持して該シートブロックを送り出すものとする
ことにより、送り出されるシートブロックの各シート端
部が送り出し方向に不揃いであったとしても、推進具
は、それらシート端部に折れ曲がりを生ずることなく、
該シートブロックに推進力を付与することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2
は図1の平面図、図3は推進具による上層シートブロッ
クの送給状態を示す模式図、図4は推進具による下層シ
ートブロックの送給状態を示す模式図、図5はシートブ
ロックを挟持する挟持具とその作用を説明する模式図、
図6は本発明の他の実施例を示す斜視図、図7は推進具
による下層シートブロックの送給状態を示す模式図であ
る。
【0011】図1、図2において、1はシート束、2は
パレット、3は送給ローラ、10は推進具である。パレ
ット2は、不図示のリフタテーブル上に脚4を介在させ
た状態で多段積みされ、各パレット2の上面(シート束
積層面)に印刷済用紙束等のシート束1を積層してい
る。そして、ここに示されるシート束送給方法は、リフ
タテーブルの間欠的な昇降動作により、各パレット2上
のシート束1のシートブロックを順次送給ローラ3への
送給レベルに位置付け、送給ローラ3への送給レベルに
位置付けられたシートブロックを、推進具10により送
給ローラ3の噛み込み位置側へ押し出し、結果としてパ
レット2外へ送り出すものである。
【0012】尚、送給ローラ3は、上下一対の強制駆動
ローラからなり、シートブロックを噛み込み、挟圧して
搬出可能とする。
【0013】また、推進具10は、分離部11と押圧部
12とを備える略L字状である。分離部11は、へら状
をなし、シート束1の側面に差し込まれ、シート束1を
上下のシートブロック1A、1Bに分離し、上方のシー
トブロック1A端部をすくい上げ保持する。押圧部12
は、上下のシートブロック1A、1Bのうち、上方のシ
ートブロック1A端面に衝合し、該シートブロック1A
を押し出し可能とする。
【0014】尚、推進具10は、前後移動シリンダ装置
によりシート束送り出し方向に前後進でき、かつ昇降シ
リンダ装置にて上下動できる。
【0015】このとき、ここに示されるシート束送給方
法では、パレット2として、該パレット2における推進
具10の挿入側端辺2Aから推進具10の前進方向に延
び、推進具10が挿入できるスリット状切欠部2Bを備
えたものを用いることとしている。そして、パレット2
上に積層されるシート束1の送り出し方向に沿う一部
を、切欠部2B上に配置する状態で、上記推進具10に
よる送り出しに備えるものである。
【0016】然るに、推進具10を用いた上層側シート
束の送給手順は、以下の如くである(図3参照)。
【0017】(1) 推進具10の分離部11をシート束1
内に挿入し、シート束1を2つのシートブロック1A、
1Bに分離する。
【0018】(2) 推進具10をパレット2から離隔する
方向(上方)に上動し(もしくは上向きに揺動し)、上
方のシートブロック1A端部をすくい上げ保持する。
【0019】(3) 推進具10をシート束1の送り出し方
向に前進移動し、押圧部12により上方のシートブロッ
ク1Aを送給ローラ3の噛み込み位置側へ送り出す。
【0020】また、推進具10を用いた下層側シート束
の送給手順は、以下の如くである(図4参照)。
【0021】(4) 推進具10をパレット2の切欠部2B
内に挿入する(図4(A)参照)。
【0022】(5) 推進具10の分離部11にシート束1
の最下シート端部を引っ掛けながら、推進具10をパレ
ット2から離隔する方向(上方)に上動し(もしくは上
向きに揺動し)シート束1をすくい上げ保持する(図4
(B)参照)。
【0023】(6) 推進具10をシート束1の送り出し方
向に前進移動し、押圧部12により上方のシートブロッ
ク1Aを送給ローラ3の噛み込み位置側へ送り出す(図
4(C)参照)。
【0024】尚、上記(2) または(5) において、推進具
10をパレット2から離隔する方向(上方)に上動する
ものに代えて、パレット2を推進具10から離隔する方
向(下方)に下動(もしくは下向きに揺動)するものと
しても良い。この場合には、下動されたパレット2上の
シート束1先端部が送給ローラ3の噛み込みレベルに設
定されるように、パレット2を下動制御する必要があ
る。
【0025】本実施例によれば、以下の作用がある。推
進具10は、パレット2の切欠部2B内で、パレット2
上の最下層のシートより下位に設定され得る。従って、
推進具10は、パレット2の切欠部2Bに挿入され、最
下層のシートを含むシートブロックの全体を確実に押圧
し、該シートブロックに推進力を付与し、パレット外に
送り出しできる。
【0026】また、パレット2上のシート束1を送り出
した後に、当該パレット2を取り除くことなく、次段の
パレット2上のシート束1を上記推進具10にて送り出
しできる。即ち、多段積みされたパレット2を多段積み
のまま、それらパレット2上のシート束1を全て送り出
しできる。
【0027】図6、図7に示す実施例が図1〜図4に示
した実施例と異なる点は、パレット20の切欠部20B
をスリット状でなく、陥凹状としたことのみにある。こ
の切欠部20Bは、パレット20における推進具10の
挿入側端辺20Aの略上半部から推進具10の前進方向
に延び、推進具10が挿入できる陥凹状をなすものであ
る。そして、このパレット20上に積層されるシート束
1の送り出し方向に沿う一部を、切欠部20B上に配置
する状態で、上記推進具10による送り出しに備えるも
のとなる。この推進具10を用いたシート束の送給手順
は、図1〜図4に示した実施例におけると実質的に同様
である。
【0028】上記パレット20にあっては、切欠部20
Bが陥凹状であり、切欠部20Bの形成部分でも構成材
料の連続性を失わないから、スリット状切欠部2Bを備
えるパレット2に比して強度を大ならしめることができ
る。
【0029】尚、本発明の実施において、推進具10
は、送り出される一方のシートブロック端部を挟持する
挟持部13を備え、該シートブロックを押圧することな
く、挟持して送り出すこともできる(図5(A)参
照)。これによれば、送り出されるシートブロックの各
シート端部が送り出し方向に不揃いであったとしても、
推進具10は、それらシート端部に折れ曲がりを生ずる
ことなく、該シートブロックに推進力を付与することが
できる。
【0030】即ち、送り出されるシートブロックの各シ
ート端部が送り出し方向に不揃いであるとき、推進具1
0の押圧部12によりシートブロックの端部を押圧する
と、シートブロックの飛び出し端部が折れ曲がることが
ある(図5(B)、(C)参照)。
【0031】尚、推進具10が挟持部13を備える場合
には、推進具10はシートブロックを挟持する状態で、
押し出すばかりでなく、引き出すこともできる。
【0032】また、本発明の実施において、推進具は、
分離部11を備えることを必須とせず、押圧部12又は
挟持部13のみを備えるものであっても良い。このと
き、推進具は、分離部11にてシートブロックをすくい
上げ保持するための昇降移動を行なう必要がなく、押圧
部12または挟持部13の下端部をパレット2、20の
切欠部2B、20B内に位置させた状態で前後進移動す
れば足りる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パレット
上のシート束を確実に送り出し可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1の平面図である。
【図3】図3は推進具による上層シートブロックの送給
状態を示す模式図である。
【図4】図4は推進具による下層シートブロックの送給
状態を示す模式図である。
【図5】図5はシートブロックを挟持する挟持具とその
作用を説明する模式図である。
【図6】図6は本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図7】図7は推進具による下層シートブロックの送給
状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 シート束 1A、1B シートブロック 2、20 パレット 2B、20B 切欠部 10 推進具 12 押圧部 13 挟持部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットのシート束積層面上に積層され
    たシート束の少なくとも一部のシートブロックを、推進
    具により前記シート束積層面に沿ってパレット外に送り
    出すシート束送給方法において、 パレットのシート束積層面に、該パレットの推進具挿入
    側端辺から推進具前進方向に延び、推進具が挿入できる
    切欠部を備えたパレットを用い、 パレットのシート束積層面上に積層されるシート束の送
    り出し方向に沿う一部を、切欠部上に配置する状態で、
    上記推進具による送り出しに備え、 パレットのシート束積層面上に積層されたシート束の最
    下層のシートを含むシートブロックをパレット外に送り
    出すときには、推進具をパレットに設けた切欠部に位置
    付けることで、この推進具を該シートより下方に設定
    し、この状態から推進具をパレットから離隔する方向、
    またはパレットを推進具から離隔する方向に移動させて
    該推進具を該切欠部から抜き出すとともに、該推進具に
    よってシートブロック端部をパレットのシート束積層面
    からすくい上げ保持し、この状態のままシートブロック
    を送り出すことを特徴とするシート束送給方法。
  2. 【請求項2】 前記推進具が、送り出されるシートブロ
    ック端部を挟持して該シートブロックを送り出す請求項
    1記載のシート束送給方法。
JP31266892A 1992-01-14 1992-10-29 シート束送給方法 Expired - Fee Related JP3426270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31266892A JP3426270B2 (ja) 1992-01-14 1992-10-29 シート束送給方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2328492 1992-01-14
JP4-23284 1992-01-14
JP31266892A JP3426270B2 (ja) 1992-01-14 1992-10-29 シート束送給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05254678A JPH05254678A (ja) 1993-10-05
JP3426270B2 true JP3426270B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=27624523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31266892A Expired - Fee Related JP3426270B2 (ja) 1992-01-14 1992-10-29 シート束送給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3426270B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090152289A1 (en) * 2005-09-29 2009-06-18 Jiacong Chen Flat Item Depositing and Outputting Apparatus
EP3233678B1 (en) * 2014-12-18 2018-10-31 Bobst Grenchen Ag Portioning system for portioning stackable flat elements in a stack for a further processing

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05254678A (ja) 1993-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0548519B1 (de) Verfahren zum Be- und Entladen von Paletten mit Stapeln von flächigen Produkten nd Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP3426270B2 (ja) シート束送給方法
CN112490331A (zh) 抓取单元、抓取装置、电池串叠放设备及电池串叠放方法
JPH08502944A (ja) シート積層体から積重ねシートを供給する方法およびこの方法を実施するための装置
EP3245066B1 (de) Vorrichtung und verfahren zum deckungsgleichen legen von in einer presse miteinander zu verpressenden werkstückschichten
CN214542258U (zh) 抓取单元、抓取装置及电池串叠放设备
JP3618855B2 (ja) 紙葉類搬送装置、紙葉類処理装置及び紙葉類搬送方法
DE3514487C2 (ja)
KR20180038645A (ko) 커버레이 가접기
JPH0772017B2 (ja) 積み重ね部品の分離方法
EP0767127A2 (en) Apparatus for bundling, transporting, and feeding sheets
JP2521255B2 (ja) シ―ト材と単板とを交互に積載する方法とその装置
EP2420461B1 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Depalettieren von gestapelten Objekten
US6474640B1 (en) Method and apparatus for stacking sheets in offset relationship
JP3588992B2 (ja) 板材の分離・積載装置
JPS61282234A (ja) 重ね吸着防止方式
JPH0136726Y2 (ja)
JP2912204B2 (ja) 給紙ロボット
JPH0258179B2 (ja)
JPH03267224A (ja) 積層材の分離・つかみ方法
JPH1179523A (ja) 断裁紙の搬出装置
JPS58162447A (ja) 自動給紙機構
JP2524224B2 (ja) 束供給装置
GB2370828A (en) Gripper and method of unstacking elongate work pieces
JPH0350118Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030424

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees