JPH07157057A - 物品の導入仕分方法および装置 - Google Patents

物品の導入仕分方法および装置

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JPH07157057A
JPH07157057A JP5305352A JP30535293A JPH07157057A JP H07157057 A JPH07157057 A JP H07157057A JP 5305352 A JP5305352 A JP 5305352A JP 30535293 A JP30535293 A JP 30535293A JP H07157057 A JPH07157057 A JP H07157057A
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JP
Japan
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sorting
article
introducing
slat conveyor
slat
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JP5305352A
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English (en)
Inventor
Koichi Inoue
晃一 井上
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Publication of JPH07157057A publication Critical patent/JPH07157057A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソータとして機能させるスラットコンベヤ上
で、複数本の分岐搬送手段からの物品の合流と複数の仕
分搬送路への分流を実現すること。 【構成】 該当の分岐搬送手段14,15,16におけ
る前記移載搬送部43,44に滞留している物品6がな
く、かつ、待機直前搬送部45に物品が搬入されるタイ
ミングが複数本の分岐搬送手段の内で最先となる場合
に、その最先となる物品の搬送に使用するスラットコン
ベヤ13上のスラット11の割り付けや荷物押し出し用
シュー12の待機位置切り換えをソータとして機能する
スラットコンベヤ13の戻り搬送路に設けたシュー切換
部25で行い、割り付けたスラット11が該当の合流ゾ
ーンに到達したときに、前記移載搬送部43,44によ
り目的の物品をスラットコンベヤ13上に移載させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を搬送するスラッ
ト上に該スラットの移動方向と直交する方向に移動可能
な物品押圧シューを具備したスラットコンベヤを用い
て、複数の導入搬送手段から搬送されてくる各物品を、
所定位置に用意した複数の仕分搬送路に仕分する導入仕
分方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の導入搬送手段から搬送されてくる
各物品を所定位置に用意した複数の仕分搬送路に仕分す
る導入仕分方法として、従来より、物品を搬送するスラ
ット上に該スラットの移動方向と直交する方向に移動可
能な物品押圧シューを具備したスラットコンベヤを用い
るものが種々提案されている。
【0003】図8および図9は、前記スラットコンベヤ
の一従来例としてのスラットコンベヤ1の従来の利用法
を示したものである。このスラットコンベヤ1は、図8
に示すように、物品の搬送方向に走行する一対のエンド
レスチェーン2と、これらのエンドレスチェーン2によ
って両端部を支持されて物品を載置する搬送面を提供す
る複数本のスラット3と、スラット3上においてスラッ
ト3の移動方向(物品の搬送方向)と直交する方向に移
動自在に支持された物品押圧シュー4と、前記スラット
3による搬送面の下側に配置された仕分用ガイド5とを
備えた構成とされている。
【0004】前記仕分用ガイド5は、図9に示すよう
に、スラットコンベヤ1による搬送路から分流する各仕
分搬送路7に対応した各仕分ゾーンS毎に装備されてい
て、スラットコンベヤ1上を搬送されてきた物品6が該
当の仕分搬送路7に移載されるように、前記物品押圧シ
ュー4の移動操作を行う。具体的には、図8に示すよう
に、前記仕分用ガイド5は、前記物品押圧シュー4の下
部の突出部に当接することによって物品押圧シュー4を
搬送方向と直交する方向に移動させるもので、図示略の
制御手段により動作する電磁石8と、この電磁石8の下
流に配設された永久磁石(又は電磁石)9と協働して、
スラットコンベヤ1の一側に待機している物品押圧シュ
ー4を仕分搬送路7の分流方向に斜めに移動・整列させ
ることで移載を実現する。なお、ここに示した例では、
前記仕分搬送路7は、図9に示すように、ローラコンベ
ヤである。
【0005】以上のようなスラットコンベヤ1を利用し
た従来の仕分けに際しては、前記スラットコンベヤ1の
上流側に、複数の導入搬送手段上の物品を合流させて前
記スラットコンベヤ1に導く合流搬送路を装備し、これ
らの複数の導入搬送手段からスラットコンベヤ1に搬送
されてきた各物品を所定の仕分搬送路に仕分するように
したものなどが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに従来は、ソータとして機能させるスラットコンベヤ
1の上流側に複数の合流搬送路を別に装備するため、合
流装置が占める長さが多く、その分必然的に、仕分部の
占める長さが短くなってしまい、仕分先を多数設定でき
なかった。
【0007】また、前述した従来の仕分方法の場合は、
仕分搬送路7はスラットコンベヤ1の一方の側にのみ配
備して仕分することを前提としており、そのために、仕
分搬送路数が多く必要な場合には、スラットコンベヤ1
の長大化を招くという問題もあった。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、合流部の長さを短縮することができ、ス
ラットコンベヤの左右どちらのサイドへも仕分搬送路を
装備することができる導入仕分方法および装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成される。 (1) 移動するスラットコンベヤの上流側に並設した
複数の導入搬送手段から前記スラットコンベヤに物品を
導入した後、該物品を、前記スラットコンベヤの移動方
向と直交する方向に移動可能な物品押圧シューにより、
該スラットコンベヤの下流側に配設した仕分搬送路へ仕
分ける導入仕分方法において、前記導入搬送手段で物品
を検出して物品導入順位を演算して設定し、設定した順
位に従って、仕分搬送路で使用する前記シューの数と位
置を設定し、設定したシューが該当する導入部に達した
時に、対応する導入搬送手段を駆動して物品を導入し、
該物品を仕分搬送路で仕分けることを特徴とする物品の
導入仕分方法により達成される。
【0010】(2) 物品を搬送するスラット上に該ス
ラットの移動方向と直交する方向に移動可能な物品押圧
シューを具備したスラットコンベヤと、前記スラットコ
ンベヤの上流側に並設した複数の導入搬送手段と、前記
スラットコンベヤの下流側に配設した複数の仕分搬送路
と、前記導入搬送手段より上流に配置し前記仕分搬送路
で使用する前記シューの数と位置を割り付けるシュー割
付手段と、前記複数の導入搬送手段からの物品導入順位
を演算して設定し、物品の長さ情報と仕分情報とに応じ
て前記シュー割付手段の作動を制御し、割り付けたシュ
ーが設定された該当導入部に達した時に前記導入搬送手
段の作動を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る物品の導入仕分装置により達成される。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、導入搬送手段を並
設したことによって合流部の占める長さが短くなった
分、仕分部として使用できる領域が長くなり、しかも導
入搬送手段の上流に配置したシュー割付手段によって、
物品押圧シューの待機位置をスラットコンベヤの左右ど
ちらのサイドにも設定することができるため、ソータと
して機能するスラットコンベヤの左右どちらのサイドへ
も仕分搬送路を装備することができる。
【0012】また、導入搬送手段からの物品導入順位を
演算して設定してから、仕分情報に基づくシューの位置
や、物品の長さ情報に基づくシューの数を設定するの
で、導入搬送手段を複数並設しても円滑に導入すること
ができる。
【0013】即ち、本発明によれば、ソータとして機能
させるスラットコンベヤ上で、複数の導入搬送手段から
の物品の合流とスラットコンベヤ左右の複数の仕分搬送
路への分流とを効率よく完了させることができ、スラッ
トコンベヤの上流側に別に導入搬送路を装備する必要が
なくなるとともに、仕分搬送路の多数配置が可能にな
る。
【0014】従って、仕分ラインの全長を短縮するとと
もに、合流ゾーンから仕分ゾーンまでの搬送距離の短縮
によって制御手段における合流タイミングや物品押圧シ
ューの動作タイミング等の制御を容易にすることがで
き、また、スラットコンベヤの左右に仕分搬送路を装備
することによって仕分の多様化やスラットコンベヤのラ
イン長の短縮を達成することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例の仕分装置10の一
実施例の平面図であり、図2は前記仕分装置10の側面
図である。
【0016】この一実施例の仕分装置10は、物品6を
搬送する板状のスラット11上に該スラット11の移動
方向(図1では、矢印(イ)方向)と直交する方向に移
動可能な物品押圧シュー12を具備したスラットコンベ
ヤ13と、該スラットコンベヤ13の上流側に合流する
如く配備されて物品6をスラットコンベヤ13に供給す
る3本の導入搬送手段14,15,16と、前記スラッ
トコンベヤ13の下流側から分流する如く配備されてス
ラットコンベヤ13により搬送されてきた物品6を受け
取る2本の仕分搬送路18,19と、前記各導入搬送手
段14,15,16からスラットコンベヤ13への物品
の供給タイミングや前記スラットコンベヤ13上の前記
物品押圧シュー12の移動動作を制御する制御手段20
とを備えて、前述した3本の導入搬送手段14,15,
16からスラットコンベヤ13への円滑な物品6の移載
と各導入搬送手段14,15,16からスラットコンベ
ヤ13上に合流した各物品6の該当の仕分搬送路18,
19への移載とを達成する。
【0017】前記スラットコンベヤ13は、図8に示し
たスラットコンベヤ1のスラット3の場合と同様に、左
右両側に装備された一対のエンドレスチェーンで前記ス
ラット11の両端部を支持したもので、該スラットコン
ベヤ13の上流側には各導入搬送手段14,15,16
からの物品6の移載場所である合流ゾーンZ1 ,Z2,
Z3 が各導入搬送手段14,15,16毎に設定され、
また、該スラットコンベヤ13の下流側には各仕分搬送
路18,19へ物品6を移載する位置である仕分ゾーン
S1 ,S2 が各仕分搬送路18,19毎に設定されてい
る。
【0018】そして、各仕分ゾーンS1 ,S2 には、図
2に示すように、前記スラット11による搬送面の下側
に仕分用ガイド23が配置されている。この仕分用ガイ
ド23は、スラットコンベヤ13上を搬送されてきた物
品6が該当の仕分搬送路18,19に移載されるよう
に、前記物品押圧シュー12の移動操作を行うもので、
この一実施例では、図8の仕分用ガイド5と同様の機構
により物品押圧シュー12を移動操作する構成となって
いるが、これに限定せず、公知の種々の技術を利用する
ことも可能である。また、図2に示すように、スラット
11の導入搬送手段14,15,16より上流にある、
戻り搬送路上の適宜位置には、前記物品押圧シュー12
の待機位置を移載先となる仕分搬送路18,19の配置
側とは逆側に移動させるシュー割付手段25が装備され
ている。
【0019】ここに、前記物品押圧シュー12は、図3
にも示すように、スラット11に該スラット11の移動
方向(搬送方向)と直交する方向に移動可能に係合した
支持軸26の上端に固着されることにより、搬送方向と
直交する方向に移動可能になっている。
【0020】また、前記シュー割付手段25は、図4お
よび図5に示すように、物品押圧シュー12の支持軸2
6を案内する通路である分岐路28と、この分岐路28
の途中に配置されて前記支持軸26を磁気吸引力により
分岐路28内での通過位置を制御する電磁コイル29お
よび永久磁石30などから構成されている。
【0021】ここに、前記分岐路28は、図5に示すよ
うに、一対のガイド壁32,33によって規制される通
路幅が次第に狭まる縮幅通路部35と、通路幅が一定で
スラット11の移動方向(図の矢印(ロ)方向)に沿っ
て延在する直線通路部36と、該直線通路部36の一方
のガイド壁33の傾斜部37によって通路幅が拡張され
た拡幅通路部38と、この拡幅通路部38の先端側で分
岐した一対の分岐通路39,40とが順に並ぶ構成で、
前記直線通路部36の中心線Yと一対の分岐通路39,
40間の分岐中心Zとが距離Lだけ偏心しており、偏心
側に前記電磁コイル29および永久磁石30が装備され
ていて、前記直線通路部36を通過して拡幅通路部38
に来た支持軸26を前記電磁コイル29で分岐通路40
側に吸引すると、引続き永久磁石30による吸引がなさ
れて、その物品押圧シュー12の待機位置が分岐通路4
0側に切り換えされることになる。前記電磁コイル29
による吸引がなされない場合には、図示のように分岐通
路39側に支持軸26が流れて、その物品押圧シュー1
2の待機位置が分岐通路39側に切り換えされることに
なる。前記電磁コイル29のオン・オフは、前記制御手
段20によってなされる。
【0022】一方、前記導入搬送手段14,15,16
は、前記スラットコンベヤ13に移載すべき物品6を待
機させておく待機搬送部42と、この待機搬送部42と
前記スラットコンベヤ13上の該当の合流ゾーンとの間
を橋渡しして前記待機搬送部42の物品を該当の合流ゾ
ーンに移載する移載搬送部43,44と、前記待機搬送
部42に物品を渡す待機直前搬送部45とを備えた構成
とされている。ここに、各搬送部42〜45には、この
一実施例では、ベルトコンベヤを用いているが、ローラ
コンベヤなどを利用することも可能である。また、図6
に示すように、先端に位置した移載搬送部44の搬送面
46は、前記スラットコンベヤ13のスラット11によ
る搬送面47よりも、高さHだけ、高い位置に設定され
ている。この段差Hは、スラット11からの物品押圧シ
ュー12の突出長よりも大きい。従って、図示のよう
に、物品押圧シュー12の待機位置が14,15,16
側に位置している時でも、移載する物品6が物品押圧シ
ュー12に引掛かることがない。
【0023】前記制御手段20は、前記待機直前搬送部
45と待機搬送部42との間に配備されて前記待機搬送
部42に搬入される物品6の長さを検出する長さ測定セ
ンサ47と、前記待機直前搬送部45上の先端側の定位
置において物品6の有無を検出する第1の物品検出セン
サ48と、前記移載搬送部43,44上における物品の
有無を検出する第2の物品検出センサ49と、前記スラ
ットコンベヤ13のスラット11を走行させるエンドレ
スチェーンの駆動部Dの回転量を検出するエンコーダ5
0(図2参照)と、前記シュー割付手段25の直線通路
部36を通過する支持軸26を検出することによって物
品押圧シュー12の通過を検知するシュー検知センサ5
1と、これらの各センサ47〜51の検出信号に基づい
て前記導入搬送手段14,15,16の各搬送部42〜
45やシュー割付手段25の電磁コイル29の動作を制
御する制御回路53(図1参照)とを備えた構成となっ
ている。なお、この一実施例では、前記センサ47〜4
9およびシュー検知センサ51には、いずれも、光電式
のセンサを使用しているが、他の形式のセンサを利用す
ることも可能である。
【0024】前記制御回路53は、前記第2の物品検出
センサ49の検出信号に基づいて前記移載搬送部43,
44における物品6の滞留の有無を判断するとともに、
前記第1の物品検出センサ48および長さ測定センサ4
7の検出信号に基づいて物品6の待機搬送部42への到
着順位や物品6の長さを判断し、また、前記エンコーダ
50の検出信号や前記シュー検知センサ51の検出信号
に基づいて、物品6の移載のために割り当てたスラット
11が該当の合流ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 あるいは仕分
ゾーンS1 ,S2 に到達するまでの所要時間(パルス
数)を算出する。
【0025】そして、前記制御回路53は、本発明に係
る仕分方法を実施するもので、図7に示すように、各導
入搬送手段14,15,16の動作を制御する。即ち、
前記制御回路53は、初期状態では物品6を合流ゾーン
Z1 ,Z2 ,Z3 に移載しない待機状態にあり(ステッ
プS100)、まず、前記待機直前搬送部45上におけ
る物品6の有無を第1の物品検出センサ48の検出信号
から判断する(ステップS101)。物品6が存在する
場合には前記待機直前搬送部45の下流に位置した移載
搬送部43,44に物品6が滞留しているか否かを前記
第2の物品検出センサ49の検出信号から判断し(ステ
ップS102)する。移載搬送部43,44に物品6が
滞留していない場合には、待機直前搬送部45上の物品
6を待機搬送部42に移動させる。そして、その物品6
が前記待機直前搬送部45へ到達したタイミングが全て
の導入搬送手段14,15,16上の物品6の中で最先
か否かを判断する(ステップS103)。
【0026】一方、ここまでの処理において、前記ステ
ップS101で前記待機直前搬送部45上には物品6が
存在していない場合、あるいは、ステップS102で前
記移載搬送部43,44上に物品が滞留していると判断
された場合には、いずれも、ステップS100の待機状
態に戻る。
【0027】また、前記ステップS103で、待機直前
搬送部45に物品が搬入されたタイミングが全ての導入
搬送手段14,15,16の内で最先となる場合に、前
記シュー検知センサ51の位置を基準位置P(図2参
照)として、その最先となる物品の搬送に使用するスラ
ットコンベヤ13上のスラット11の割り付けを行い
(ステップS104)、さらに、割り付けたスラット1
1上の物品押圧シュー12の待機位置切り換えを前記シ
ュー割付手段25によって行う(ステップS105)。
【0028】ステップS104におけるスラット11の
割り付けは、長さ測定センサ47によって検知した物品
6の長さに従って、その物品6の搬送に必要なスラット
11の数量を割出して、シュー検知センサ51の検出し
た順に必要数量だけ確保するものである。また、ステッ
プS105における物品押圧シュー12の待機位置切り
換えは、前段のステップS104で割り当てた各スラッ
ト11の物品押圧シュー12を、該当する物品6の仕分
搬送路18,19の位置に従って、前記電磁コイル29
の動作制御によって、移動させるものである。
【0029】前記制御回路53は、予め、スラット11
の移動速度と前記基準位置Pから各ゾーンZ1 ,Z2 ,
Z3 ,S1 ,S2 までの距離とに基づいて、スラット1
1が前記基準位置Pから各合流ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3
や仕分ゾーンS1 ,S2 に到達するまでの前記エンドレ
スチェーンの駆動部Dのパルス数のデータを保持してい
る。前記ステップS104によってスラット11の割り
付けが決定すると、割り付けたスラット11が該当のゾ
ーンに到達するタイミングを、前記エンドレスチェーン
の駆動部Dの回転を前記エンコーダ50で監視すること
によって検出する。
【0030】前記エンコーダ50で検出したパルス数を
計測して、予め保持している各ゾーンまでのパルス数と
比較することによって、該当の合流ゾーンZ1 ,Z2 ,
Z3に到達したか否かを判断する。例えば、割り当てた
スラット11が導入搬送手段14からの物品6を受ける
ためのものの場合、図2に示すように、エンコーダ50
で検出したパルス数が予め保持しているゾーンZ1 へ到
達するまでの所要パルス数P0 に達すると、ゾーンZ1
に到達したものとして判断し(ステップS106)、移
載搬送部43,44による移載動作(合流作業)を実行
させて(ステップS107)、一つの物品6をスラット
コンベヤ13に合流させる一連の処理が完了する。
【0031】以上の一実施例の構成によれば、スラット
コンベヤ13の戻り搬送路上に装備したシュー割付手段
25によって、物品押圧シュー12の待機位置をスラッ
トコンベヤ13の左右どちらのサイドにも設定すること
ができるため、ソータとして機能するスラットコンベヤ
13の左右どちらのサイドへも仕分搬送路18,19を
装備することができる。
【0032】また、前記移載搬送部43,44に滞留し
ている物品6がなく、かつ、待機直前搬送部45に物品
6が搬入されるタイミングが全ての導入搬送手段14,
15,16の内で最先となる場合に、その最先となる物
品6の搬送に使用するスラットコンベヤ13上のスラッ
ト11の割り付けを行うとともに割り出つけたスラット
11上の物品押圧シュー12の待機位置切り換えを前記
シュー割付手段25によって行い、割り付けたスラット
11が該当の導入搬送手段14,15,16に対する合
流ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 に到達したときに、前記移載
搬送部43,44により目的の物品6をスラットコンベ
ヤ13上に移載させることで、複数の導入搬送手段1
4,15,16から直接スラットコンベヤ13上に物品
を合流させることが達成される。
【0033】そして、前記シュー割付手段25に装備し
たシュー検出センサ51の設置位置を基準位置Pとして
スラットコンベヤ13上の各合流ゾーンや仕分ゾーンへ
の到達所要時間(所要パルス数)を保持しているため、
エンドレスチェーンの駆動部Dのパルス数をエンコーダ
50で監視するだけで、合流タイミングや仕分タイミン
グを容易に高精度に制御することも可能になる。
【0034】即ち、ソータとして機能させるスラットコ
ンベヤ13上で、複数の導入搬送手段14,15,16
からの物品6の合流とスラットコンベヤ左右の複数の仕
分搬送路18,19への分流とを効率よく完了させるこ
とができ、スラットコンベヤ13の上流側に別に合流搬
送路を装備する必要がなくなるとともに、仕分搬送路1
8,19の多数配置が可能になる。
【0035】また、スラットコンベヤ13の左右に仕分
搬送路を装備することによって仕分の多様化やスラット
コンベヤ13のライン長の短縮を達成することができ
る。
【0036】なお、前記一実施例では、スラットコンベ
ヤ13の左右両側に仕分搬送路18,19が装備された
が、本発明の仕分装置は、仕分搬送路がスラットコンベ
ヤ13の片側のみに配置される場合でも、使用可能であ
る。ここで、仕分搬送路がスラットコンベヤ13の片側
のみに配置され、しかも合流側と同じ側にある場合に
は、図6に示すような段差Hを設けないで、移載搬送部
44の搬送面46とスラット11による搬送面47とを
面一にしてもよい。
【0037】また、スラットコンベヤ13に装備する導
入搬送手段や仕分搬送路の本数は、前記一実施例に限定
するものではない。前記一実施例よりも多くすることも
可能であり、また、導入搬送手段の本数を一実施例より
も少なくすることも可能である。
【0038】また、合流ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 や仕分
ゾーンS1 ,S2 の長さは、移載する物品の寸法に応じ
て設定すると良い。移載する物品の大きさが一定の場合
には、各ゾーンの長さを一定にするようにしてもよい。
また、仕分をスラットコンベヤ13の片側のみで行う場
合には、図1に示すように、全合流ゾーンZ1 ,Z2 ,
Z3 の下流側に配置した物品検出センサ60によって在
荷確認を行うとよい。
【0039】
【発明の効果】本発明の仕分方法および装置によれば、
合流部の占める長さが短くなった分、仕分部として使用
できる領域が長くなり、しかもスラットコンベヤの戻り
搬送路上に装備したシュー割付手段によって、物品押圧
シューの待機位置をスラットコンベヤの左右どちらのサ
イドにも設定することができるため、ソータとして機能
するスラットコンベヤの左右どちらのサイドへも仕分搬
送路を装備することができる。また、各導入搬送手段か
らの物品導入順位を演算し、物品の長さ情報と仕分情報
とに応じて前記シュー割付手段の作動を制御し、割り付
けたシューが設定された該当導入部に達した時に前記導
入搬送手段の作動を制御することで、複数の導入搬送手
段から直接スラットコンベヤ上に物品を容易に合流させ
ることができる。そして、例えば、前記シュー割付手段
に装備したシュー検出センサの設置位置を基準位置とし
てスラットコンベヤ上の各合流ゾーンや仕分ゾーンへの
到達所要時間を設定しておけば、合流タイミングや仕分
タイミングを容易に高精度に制御することも可能にな
る。
【0040】即ち、ソータとして機能させるスラットコ
ンベヤ上で、複数の導入搬送手段からの物品の合流とス
ラットコンベヤ左右の複数の仕分搬送路への分流とを効
率よく完了させることができ、スラットコンベヤの上流
側に従来のような大型の合流搬送装置を設けなくなった
分、仕分部の領域が長くなり、仕分搬送路の多数配置が
可能になる。従って、仕分ラインの全長を短縮するとと
もに、合流ゾーンから仕分ゾーンまでの搬送距離の短縮
によって制御手段における合流タイミングや物品押圧シ
ューの動作タイミング等の制御を容易にすることがで
き、また、スラットコンベヤの左右に仕分搬送路を装備
することによって仕分の多様化やスラットコンベヤのラ
イン長の短縮を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕分装置の一実施例の平面図であ
る。
【図2】本発明に係る仕分装置の一実施例の側面図であ
る。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】図2のB矢視図である。
【図5】本発明の一実施例のシュー割付手段の詳細図で
ある。
【図6】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図7】本発明に係る仕分方法の一実施例の手順を示す
フローチャートである。
【図8】従来のスラットコンベヤの概略構成図である。
【図9】従来のスラットコンベヤを用いた仕分方法の説
明図である。
【符号の説明】
6 物品 11 スラット 12 物品押圧シュー 13 スラットコンベヤ 14,15,16 導入搬送手段 18,19 仕分搬送路 20 制御手段 25 シュー割付手段 Z1 ,Z2 ,Z3 合流ゾーン S1 ,S2 仕分ゾーン 42 待機搬送部 43,44 移載搬送部 45 待機直前搬送部 47 長さ測定センサ 48 第1の物品検出センサ 49 第2の物品検出センサ 53 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動するスラットコンベヤの上流側に並
    設した複数の導入搬送手段から前記スラットコンベヤに
    物品を導入した後、該物品を、前記スラットコンベヤの
    移動方向と直交する方向に移動可能な物品押圧シューに
    より、該スラットコンベヤの下流側に配設した仕分搬送
    路へ仕分ける導入仕分方法において、 前記導入搬送手段で物品を検出して物品導入順位を演算
    して設定し、 設定した順位に従って、仕分搬送路で使用する前記シュ
    ーの数と位置を設定し、 設定したシューが該当する導入部に達した時に、対応す
    る導入搬送手段を駆動して物品を導入し、 該物品を仕分搬送路で仕分けることを特徴とする物品の
    導入仕分方法。
  2. 【請求項2】 物品(6)を搬送するスラット(11)
    上に該スラット(11)の移動方向と直交する方向に移
    動可能な物品押圧シュー(12)を具備したスラットコ
    ンベヤ(13)と、 前記スラットコンベヤ(13)の上流側に並設した複数
    の導入搬送手段(14,15,16)と、 前記スラットコンベヤ(13)の下流側に配設した複数
    の仕分搬送路(18,19)と、 前記導入搬送手段(14,15,16)より上流に配置
    し前記仕分搬送路(18,19)で使用する前記シュー
    (12)の数と位置を割り付けるシュー割付手段(2
    5)と、 前記複数の導入搬送手段(14,15,16)からの物
    品導入順位を演算して設定し、物品の長さ情報と仕分情
    報とに応じて前記シュー割付手段(25)の作動を制御
    し、割り付けたシューが設定された該当導入部に達した
    時に前記導入搬送手段(14,15,16)の作動を制
    御する制御手段(20)とを備えたことを特徴とする物
    品の導入仕分装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272079A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Daifuku Co Ltd 仕分け設備
JP2020111430A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 ホクショー株式会社 上下搬送システム

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JP2005272079A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Daifuku Co Ltd 仕分け設備
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