JPH08169535A - 仕分装置及び仕分方法 - Google Patents

仕分装置及び仕分方法

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JPH08169535A
JPH08169535A JP6312067A JP31206794A JPH08169535A JP H08169535 A JPH08169535 A JP H08169535A JP 6312067 A JP6312067 A JP 6312067A JP 31206794 A JP31206794 A JP 31206794A JP H08169535 A JPH08169535 A JP H08169535A
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JP
Japan
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moving
slats
shoes
shoe
switching
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Withdrawn
Application number
JP6312067A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ishihara
克己 石原
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
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Publication of JPH08169535A publication Critical patent/JPH08169535A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換機構による移動シューの進路切換制御に
充分な時間を確保できる仕分装置を提供する。 【構成】 移動シュー30,31は、所定数を一組とし
た各組毎に、ガイドピン34どうしを連結部材36によ
って相互に連結される。各組において、移動シュー3
0,31はそれぞれ、ガイドピン34及びガイドローラ
35を搬送方向Aに沿って設けられた主レールに案内さ
れ、スラット20の移動とともに搬送方向Aに移動す
る。そして搬送方向A先頭の切換シュー30が、物品毎
に設定された所定の仕分け位置において、切換機構によ
って搬送方向A側方に向かって設けられた分岐レールに
導入されると、後続の従動シュー31が、切換シュー3
0に追従して分岐レールに導入され、スラット20に沿
って移動して物品を所定の分岐シュート側に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のスラットの移動
によってスラット上の物品を搬送するとともに、各スラ
ットにそれぞれ設けられた移動シューにより、物品を押
圧してスラット上から所定の方向に仕分ける仕分装置及
び仕分方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外形や大きさの異なる物品の仕分
けに用いて好適な仕分装置として、導入コンベヤからス
ラット上に移載された物品を、多数のスラットの移動に
よって搬送するとともに、各スラットに設けられた移動
シューを、スラットに沿って移動させることにより、ス
ラット上の物品を物品毎の所定の位置で押圧して搬送方
向側方に排出させ、仕分けるものがある。
【0003】スラットの長手方向両端部は、搬送方向両
側に設けられたチェーンにそれぞれ連結される。チェー
ンは、コンベヤフレームにおける搬送方向両端部に設け
られたスプロケットに巻回されており、各スプロケット
の回動によって搬送方向に沿って移動され、スラットを
同方向に移動させる。
【0004】移動シューにおいてはそれぞれ、スラット
を囲むように摺動自在に支持されたスライド部の下面
に、ガイドピンが設けられており、ガイドピンには、ガ
イドローラが水平な状態で回転自在に支持される。各移
動シューは、スラットの移動によって物品が搬送される
際、ガイドピン及びガイドローラを、搬送方向に沿って
設けられた主レールに案内され、スラットとともに搬送
方向に移動する。そして移動シューは、物品毎の所定の
位置において、ガイドピン及びガイドローラの進路を、
切換機構によって搬送方向側方に向かって斜めに設けら
れた分岐レールに導入されるように切り換えられる。こ
れにより移動シューは、スライド部をスラットに沿って
摺動してスラット上の物品を押圧し、物品を搬送方向側
方に排出させて仕分ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の仕分装置では、切換機構において、各移動シュー毎に
主レールから分岐レールへの進路切換制御を行うため、
移動シューの搬送方向への移動速度、すなわちスラット
による物品の搬送速度が高速になると、進路切換制御が
搬送速度の上昇に追いつかない事態を生じ、誤仕分け等
のトラブルの原因となっている。このような問題は、搬
送速度が高速になるほど顕著である。
【0006】そこで、対応策として、移動シューどうし
の搬送方向の間隔(通常は150mm程度)を広げるこ
とにより、切換機構において各移動シューが通過する時
間的間隔を長くし、進路切換制御のための時間を確保す
ることが考えられる。しかし、各移動シューの搬送方向
の間隔を広げると、スラットどうしの搬送方向の間隔も
広がるため、スラット間への物品の落下等を生じるおそ
れがあり、そのような物品の落下等を防止するには、各
スラットの搬送方向寸法を大きくする必要がある。この
場合、スプロケット径も大きくせざるを得ないため、装
置の大型化を招くとともに、物品を導入コンベヤからス
ラット上に円滑に移載することができないという問題が
ある。すなわち、スプロケット径が大きくなると、スプ
ロケットの外周部分において、巻回されたチェーンのス
ラットどうしの搬送方向の間隔がかなり拡がるため、そ
の後チェーンがスプロケットの外周部分を脱して直線状
となり、スラットどうしの搬送方向の間隔が狭まる際
に、導入コンベヤから移載される物品の突起物等を、ス
ラット間に挟み込んでしまう可能性が高かった。また、
スプロケットの外周位置において、スラット間の間隔が
広いため物品導入時にスラットの長手方向の側縁に物品
が衝突し、スラットの長手方向側縁により物品が衝撃を
与えられてスラット上の物品の位置がずれるおそれがあ
る。この場合、スラット上における物品の実際の位置
と、仕分けの制御データとなる物品の認識位置とにずれ
が生じるため、誤仕分け等の原因となっていた。
【0007】本発明は、切換手段による移動シューの進
路切換制御に充分な時間を確保することができ、これに
より装置の大型化を招くことなく、物品の搬送及び仕分
けの高速化に対応することができる仕分装置及び仕分方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品を搬送する多数のスラット(20)と、該スラット
(20)の長手方向に沿って移動可能に該スラット(2
0)にそれぞれ設けられた移動シュー(30,31)
と、前記移動シュー(30,31)を物品(10)の搬
送方向(A)に案内する主レール(13)と、前記移動
シュー(30,31)を所定の仕分け方向に案内する分
岐レール(14)と、前記移動シュー(30,31)を
前記主レール(13)から前記分岐レール(14)に導
入する切換手段(40)とを備え、前記移動シューによ
り前記スラット上の物品を押圧して物品を前記スラット
上から所定の方向に仕分ける仕分装置において、前記移
動シュー(30,31)はそれぞれ、所定数を一組とし
て連結部材(36)によって各組毎に連結され、前記切
換手段(40)は先頭の前記移動シュー(30)のみの
進路を切り換えることを特徴とする仕分装置により達成
される。
【0009】また本発明の上記目的は、多数のスラット
の移動によってスラット上の物品を搬送するとともに、
各スラットにそれぞれ設けられた移動シューにより、物
品を押圧してスラット上から所定の方向に仕分ける仕分
方法において、所定数を一組として連結部材によって各
組毎に連結された移動シューを、物品の搬送方向に沿っ
て設けられた主レールに案内させることにより、スラッ
トとともに搬送方向に移動させ、かつ、搬送方向先頭の
移動シューのみを切換手段によって分岐レールに導入す
ることにより、後続の移動シューを搬送方向先頭の移動
シューに追従させて分岐レールに導入し、スラットに沿
って移動させて物品を所定の仕分け方向に押圧すること
を特徴とする仕分方法により達成される。
【0010】
【作用】本発明に係る仕分装置においては、スラット上
の物品がスラットの移動によって搬送される際、所定数
を一組として連結部材によって各組毎に連結された移動
シューはそれぞれ、主レールに案内されることによりス
ラットとともに物品の搬送方向に移動する。そして移動
シューの各組において、搬送方向先頭の移動シューが、
切換機構によって分岐レールに導入されると、後続の移
動シューが、搬送方向先頭の移動シューに追従して分岐
レールに導入され、スラットに沿って移動して物品を所
定の仕分け方向に押圧する。これにより物品は、スラッ
ト上から所定の方向に仕分けられる。
【0011】本発明に係る仕分方法においては、スラッ
ト上の物品をスラットの移動によって搬送させる際、所
定数を一組として連結部材によって各組毎に連結された
移動シューを、物品の搬送方向に沿って設けられた主レ
ールに案内させることにより、スラットとともに搬送方
向に移動させる。そして移動シューの各組において、搬
送方向先頭の移動シューを切換手段によって分岐レール
に導入することにより、後続の移動シューを搬送方向先
頭の移動シューに追従させて分岐レールに導入し、スラ
ットに沿って移動させて物品を所定の仕分け方向に押圧
する。これにより物品を、スラット上から所定の方向に
仕分ける。
【0012】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施例である仕分装置を示す要部平
面図である。この図において、物品10はそれぞれ、コ
ンベヤフレーム11に沿って多数設けられたスラット2
0上に、図示しない導入コンベヤから移載され、スラッ
ト20の移動により図中上方に搬送される。そして物品
10毎の所定の位置において、物品10は、所定数(本
実施例では4個)を一組とした各組の移動シュー30,
31のスラット長手方向(図中左右方向)への移動によ
って押圧され、スラット20上からローラコンベヤ等の
所定の分岐シュート12上に排出されて仕分けられる。
【0013】スラット20の長手方向両端部にはそれぞ
れ、リンクプレート21が取り付けられており、各スラ
ット20は、これらリンクプレート21を介して、コン
ベヤフレーム11における搬送方向(矢印A方向)両側
にそれぞれ設けられたチェーン22に連結される。チェ
ーン22は、コンベヤフレーム11における搬送方向A
両端部にそれぞれ設けられたスプロケット(図示しな
い)に巻回されており、各スプロケットの回動によって
移動される。リンクプレート21におけるスラット取付
面と反対側の面には、走行ホイール23が搬送方向Aに
沿って回動自在に設けられるとともに、サイドガイドホ
イール24が水平な状態で回動自在に設けられる。
【0014】すなわち、チェーン22及びリンクプレー
ト21は、サイドガイドホイール24をコンベヤフレー
ム11に案内されつつ、走行ホイール23をコンベヤフ
レーム11に沿って走行させることにより、スプロケッ
トの回動に伴って搬送方向Aに移動し、スラット20を
同方向に移動させる。
【0015】移動シュー30,31においてはそれぞ
れ、図2に示すように、スラット20を囲むように摺動
自在に支持されたスライド部32の上面に、キャップ部
33が設けられており、スライド部32の摺動に伴って
キャップ部33がスラット20上の物品10を押圧す
る。スライド部32の下面には、ガイドピン34が設け
られ、ガイドピン34には、ガイドローラ35が水平な
状態で回転自在に支持される。移動シュー30,31
は、各組毎に、ガイドピン34どうしを複数(本実施例
では3本)の連結部材36によって相互に連結されてお
り、連結部材36の可撓性又は伸縮性によって、搬送方
向Aと交差する方向に所定量移動可能である。連結部材
36はそれぞれ、可撓性材料又は伸縮性材料等からな
る、ひも、ロープ又はチェーン等であり、移動シュー3
0,31どうしの間隔P1よりもわずかに大きい長さ
L、すなわちL=P1/ cosθ(θは主レール13と分
岐レール14のなす図4に示す角度)で表される長さ
L、又はそれ以上の長さを有する。
【0016】図2及び図3を参照すると、各組におい
て、移動シュー30,31はそれぞれ、ガイドピン34
及びガイドローラ35を搬送方向Aに沿って設けられた
主レール13に案内され、スラット20の移動とともに
搬送方向Aに移動する。そして搬送方向A先頭の移動シ
ュー30(以下、切換シュー30という)が、物品10
毎に設定された所定の仕分け位置において、後述する切
換機構40によって搬送方向A側方に向かって斜めに設
けられた分岐レール14に導入されると、後続の移動シ
ュー31(以下、従動シュー31という)が、切換シュ
ー30に追従して分岐レール14に導入され、スラット
20に沿って移動して物品10を所定の分岐シュート1
2側に押圧する。すなわち移動シュー30,31の各組
において、切換シュー30が、ガイドピン34及びガイ
ドローラ35の進路を、切換機構40によって分岐レー
ル14に導入されるように切り換えられると、従動シュ
ー31はそれぞれ、ガイドピン34及びガイドローラ3
5の進路を、連結部材36を介して連結された切換シュ
ー30のガイドピン34の進路と同一の進路に切り換え
られる。これにより切換シュー30が、スライド部32
の摺動に伴ってスラット20に沿って移動するととも
に、従動シュー31もそれぞれ、切換シュー30に追従
してスラット20に沿って移動し、キャップ部33によ
ってスラット20上の物品10を所定の分岐シュート1
2側に押圧する。
【0017】なお、切換シュー30のガイドローラ35
は、金属等の磁性材料で構成されており、従動シュー3
1のガイドローラ35はそれぞれ、樹脂カバー等の非金
属材料で構成される。これにより、従動シュー31の軽
量化を図って切換シュー30への従動シュー31の追従
性を向上させることができるとともに、各移動シュー3
0,31の走行に伴う騒音及び振動等を低減することが
できる。
【0018】切換機構40の構成を図3及び図4に示
す。切換機構40においては、搬送方向Aに沿う主レー
ル13と、搬送方向A側方に向かう分岐レール14との
分岐点近傍に、電磁石41が設けられており、電磁石4
1は、各種仕分け情報及びセンサ42によるガイドロー
ラ35の検出信号に基づいて励磁され、磁性材料からな
る切換シュー30のガイドローラ35の進路を変更させ
る。すなわち、仕分けが行われない場合には、電磁石4
1は励磁されず、切換シュー30のガイドローラ35は
電磁石41によって進路を変更されることなく直進する
とともに、従動シュー31の各ガイドローラ35は切換
シュー30のガイドローラ35に追従して直進し、主レ
ール13に沿って搬送方向Aに移動する(図4中上側の
組の移動シュー30,31)。一方、仕分けが行われる
場合には、電磁石41が励磁され、切換シュー30のガ
イドローラ35は、電磁石41によって進路を変更され
る。進路を変更された切換シュー30のガイドローラ3
5は、さらに永久磁石(又は電磁石)43の磁気作用を
受けて分岐レール14に導入され(図4中下側の組の移
動シュー30,31)、搬送方向A側方に移動する。こ
のとき従動シュー31のガイドローラ35はそれぞれ、
切換シュー30のガイドローラ35に各連結部材36を
介して追従して進路を変更され、分岐レール14に導入
される。
【0019】本実施例の作用を説明する。スラット20
の移動によって搬送方向Aに搬送されるスラット20上
の物品10は、物品10毎の所定の位置において一組の
移動シュー30,31によって押圧され、スラット20
上から所定の分岐シュート12上に排出されて仕分けら
れる。
【0020】すなわち、移動シュー30,31の各組に
おいて、物品10がスラット20の移動によって搬送さ
れ、仕分けが行われない状態では、切換シュー30及び
従動シュー31のガイドローラ35はそれぞれ、切換機
構40によって進路を変更されることなく主レール13
に案内され、スラット20とともに搬送方向Aに移動す
る。一方、物品10の仕分けが行われる場合には、切換
シュー30のガイドローラ35は、切換機構40によっ
て進路を変更される。進路を変更された切換シュー30
のガイドローラ35は、さらに永久磁石(又は電磁石)
43の磁気作用を受けて分岐レール14に導入され、搬
送方向A側方に移動する。これに伴って、後続の各従動
シュー31のガイドローラ35がそれぞれ、切換シュー
30のガイドローラ35に各連結部材36を介して追従
して進路を変更され、順次分岐レール14に導入され
る。これにより切換シュー30及び従動シュー31は、
スライド部32の摺動に伴ってスラット20に沿って移
動し、キャップ部33によってスラット20上の物品1
0を押圧する。押圧された物品10は、スラット20上
から所定の分岐シュート12上に排出されて仕分けられ
る。
【0021】以上のように上記実施例によれば、移動シ
ュー30,31はそれぞれ、所定数を一組として各組毎
に連結されており、各組において、切換シュー30及び
従動シュー31はそれぞれ、主レール13に案内される
ことによりスラット20とともに搬送方向Aに移動し、
かつ、物品10毎に設定された所定の仕分け位置におい
て、切換シュー30が切換機構40によって分岐レール
14に導入されると、後続の従動シュー31が切換シュ
ー30に追従して分岐レール14に導入され、分岐レー
ル14に案内されてスラット20に沿って移動し、物品
10を所定の分岐シュート12側に押圧するので、切換
機構40による移動シュー30,31の進路切換制御に
充分な時間を確保することができる。すなわち切換機構
40を、主レール13に案内された移動シュー30,3
1の進路を変更させない状態と、進路を変更させて分岐
レール14に導入させる状態とに切り換えるために費や
すことのできる時間(以下、切換時間という)は、各移
動シュー30,31毎に進路切換制御を行う従来の仕分
装置では、移動シュー30,31どうしの間隔P1と、
各スラット20の搬送方向Aへの移動速度によって決ま
る。一方、本実施例の仕分装置では、切換時間は、各組
の先頭にある切換シュー30どうしの間隔P2と、各ス
ラット20の搬送方向Aへの移動速度によって決まる。
したがって各スラット20の搬送方向Aへの移動速度
を、従来の仕分装置と同一に設定した場合には、間隔P
1と間隔P2との差の分だけ長い、約3倍の切換時間を
確保することができる。
【0022】これにより移動シュー30,31の進路切
換制御を正確かつ確実に行うことができるとともに、ス
ラット20による物品搬送の高速化及び切換機構40に
よる物品仕分けの高速化に対応することができ、通常時
100m/分であった物品10の搬送速度vを、例えば
v=150〜160m/分まで高速化しても、仕分けの
正確性及び確実性は損なわれない。また、充分な切換時
間を確保しつつ、移動シュー30,31どうしの搬送方
向Aの間隔を狭めることも可能であり、その結果、チェ
ーン22を巻回させるスプロケット径を小さくすること
ができ、装置の小型化を図ることができるとともに、ス
プロケットの外周部分におけるスラット20どうしの搬
送方向Aの間隔を狭めることができる。したがって、物
品10が導入コンベヤからスラット20上に移載される
際、スラット20間に物品10の突起物等を挟み込む等
のトラブルを防止することができ、物品10を円滑かつ
確実に移載することができる。
【0023】なお、上記実施例では、各組の切換シュー
30のガイドローラ35を金属で構成し、切換機構40
において、切換シュー30のガイドローラ35の進路を
電磁石41によって切り換えるように構成したが、電磁
石41に代えてエアシリンダを用いた切換装置(図示し
ない)を設け、切換シュー30のガイドローラ35をエ
アシリンダの駆動によって進路を切り換えるように構成
してもよい。この場合、切換シュー30のガイドローラ
35も、従動シュー31のガイドローラ35と同様に樹
脂カバー等の非金属で構成することができ、各移動シュ
ー30,31の走行に伴う騒音及び振動等をより一層低
減することができる。このように、切換機構40をエア
シリンダを用いた構造とした場合、電磁石41を用いた
場合に比較して、切換動作に要する時間が長くなるた
め、各移動シュー30,31毎に進行方向を制御してい
た従来の仕分装置では、各スラット20の搬送方向Aへ
の移動速度、すなわち物品10の搬送速度の向上を妨げ
る結果となる。しかし本実施例の仕分装置では、上述し
たように長い切換時間を確保することができるので、切
換機構40をエアシリンダを用いて構成した場合でも、
スラット20による物品搬送の高速化を容易に達成する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動シュ
ーはそれぞれ、所定数を一組として連結部材によって各
組毎に連結されており、各組において、移動シューはそ
れぞれ、主レールに案内されることによりスラットとと
もに物品の搬送方向に移動し、かつ、搬送方向先頭の移
動シューが、切換手段によって分岐レールに導入される
と、後続の移動シューが、搬送方向先頭の移動シューに
追従して分岐レールに導入され、スラットに沿って移動
して物品を所定の仕分け方向に押圧するので、切換手段
による移動シューの進路切換制御に充分な時間を確保す
ることができ、これにより装置の大型化を招くことな
く、物品の搬送及び仕分けの高速化に対応することがで
きる。また本発明によれば、所定数を一組として連結部
材によって各組毎に連結された移動シューを、物品の搬
送方向に沿って設けられた主レールに案内させることに
より、スラットとともに搬送方向に移動させ、かつ、搬
送方向先頭の移動シューのみを切換手段によって分岐レ
ールに導入することにより、後続の移動シューを搬送方
向先頭の移動シューに追従させて分岐レールに導入し、
スラットに沿って移動させて物品を所定の仕分け方向に
押圧するので、切換手段による移動シューの進路切換制
御に充分な時間を確保することができ、これにより装置
の大型化を招くことなく、物品の搬送及び仕分けの高速
化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である仕分装置を示す要部平
面図である。
【図2】図1の仕分装置の移動シューを示す側面図であ
る。
【図3】図1の仕分装置の切換機構を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の切換機構の底面図である。
【符号の説明】
10 物品 13 主レール 14 分岐レール 20 スラット 30 搬送方向先頭の移動シュー(切換シュー) 31 後続の移動シュー(従動シュー) 36 連結部材 40 切換手段(切換機構) A 搬送方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する多数のスラット(20)
    と、 該スラット(20)の長手方向に沿って移動可能に該ス
    ラット(20)にそれぞれ設けられた移動シュー(3
    0,31)と、 前記移動シュー(30,31)を物品(10)の搬送方
    向(A)に案内する主レール(13)と、 前記移動シュー(30,31)を所定の仕分け方向に案
    内する分岐レール(14)と、 前記移動シュー(30,31)を前記主レール(13)
    から前記分岐レール(14)に導入する切換手段(4
    0)とを備え、 前記移動シューにより前記スラット上の物品を押圧して
    物品を前記スラット上から所定の方向に仕分ける仕分装
    置において、 前記移動シュー(30,31)はそれぞれ、所定数を一
    組として連結部材(36)によって各組毎に連結され、
    前記切換手段(40)は先頭の前記移動シュー(30)
    のみの進路を切り換えることを特徴とする仕分装置。
  2. 【請求項2】 多数のスラット(20)の移動によって
    スラット(20)上の物品(10)を搬送するととも
    に、各スラット(20)にそれぞれ設けられた移動シュ
    ー(30,31)により、物品(10)を押圧してスラ
    ット(20)上から所定の方向に仕分ける仕分方法にお
    いて、 所定数を一組として連結部材(36)によって各組毎に
    連結された移動シュー(30,31)を、物品(10)
    の搬送方向(A)に沿って設けられた主レール(13)
    に案内させることにより、スラット(20)とともに搬
    送方向(A)に移動させ、かつ、搬送方向先頭の移動シ
    ュー(30)のみを切換手段(40)によって分岐レー
    ル(14)に導入することにより、後続の移動シュー
    (31)を搬送方向先頭の移動シュー(30)に追従さ
    せて分岐レール(14)に導入し、スラット(20)に
    沿って移動させて物品(10)を所定の仕分け方向に押
    圧することを特徴とする仕分方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10109741A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Toyo Kanetsu Kk 仕分装置
CN107662815A (zh) * 2017-10-30 2018-02-06 广东科德智能装备有限公司 一种速度可调的滑块分拣装置

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