JPH04266321A - 空気コンベア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この出願の発明は搬送機、特に、
空気コンベアに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の空気コンベアは、基本的には、断
面長方形状のエアーチャンバと、このエアーチャンバに
接続された送風機とから構成されており、前記エアーチ
ャンバ上面部分を被搬送物の移送路としている。前記エ
アーチャンバの上面には多数の空気吹出孔が形成してあ
り、この空気吹出孔はこれからの空気が前記被搬送物の
進行方向に向かって上方に噴出するように設定してある
。

【０００３】このものでは、空気吹出孔からの噴出空気
により被搬送物には浮力が作用すると共に進行すべき方
向に力が作用し、その結果、被搬送物はスムーズに連続
的に流れ排出口から排出される。ところが、従来の空気
コンベアでは、被搬送物の移送態様は流れるようにして
連なりながらのものであるから、所望の個数づつを、所
定間隔で排出することができなかった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】そこで、この出願の発
明では、流れるようにして連なりながら移送されてきた
被搬送物を、所望の個数づつ、所定間隔で排出できる空
気コンベアを提供することを課題とする。

【０００５】

【課題を解決する為の手段】この出願の請求項１記載の
発明では、圧縮空気が送り込まれるエアーチャンバの上
面に、空気吹出孔を具備させると共に、前記エアーチャ
ンバの上面側を被搬送物の移送域とし、前記空気吹出孔
から噴出する空気により被搬送物を移送する空気コンベ
アに於いて、移送域の一部に区分域を設けると共にこの
区分域の距離を所定数の被搬送物の幅よりも少し大きく
設定し、前記区分域の移送方向最後部に第１ストッパを
、それの移送方向最前部に第２ストッパを、それぞれ設
け、前記第１・２ストッパの移動タイミングが、所定数
の被搬送物が区分域内に入ったときに第１ストッパが被
搬送物相互間に挿入される態様で移送域外から移送域内
に移動する第１タイミングと、前記第１タイミング終了
後に第２ストッパが移送域内から移送域外に移動する第
２タイミングと、第１・２ストッパ間の区分域にあった
被搬送物がこれから移送脱出せしめられたときに第２ス
トッパが移送域外から移送域内に移動する第３タイミン
グと、この第３タイミング終了後に第１ストッパが移送
域内から移送域外に移動する第４タイミングとからなる
ものとしている。

【０００６】又、この出願の請求項２記載の発明では、
圧縮空気が送り込まれるエアーチャンバの上面に、空気
吹出孔を具備させると共に、前記エアーチャンバの上面
側を被搬送物の移送域とし、前記空気吹出孔から噴出す
る空気により被搬送物を移送する空気コンベアに於いて
、移送域の一部に区分域を設けると共にこの区分域の距
離を所定数の被搬送物の移送方向長さよりも少し大きく
設定し、前記区分域の移送方向最後部に移送路を挟む態
様で一対の第１ストッパを、それの移送方向最前部に第
２ストッパを、それぞれ設け、前記第１・２ストッパの
移動タイミングが、所定数の被搬送物が区分域内に入っ
たとき、区分域内の被搬送物に後続する最前の被搬送物
を挟持すべく第１ストッパが移送域外から移送域内に移
動する第１タイミングと、前記第１タイミング終了後に
第２ストッパが移送域内から移送域外に移動する第２タ
イミングと、第１・２ストッパ間の区分域にあった被搬
送物がこれから移送脱出せしめられたときに第２ストッ
パが移送域外から移送域内に移動する第３タイミングと
、この第３タイミング終了後に第１ストッパが上記挟持
状態から開放状態となるべく移送域内から移送域外に移
動する第４タイミングとからなるものとしている。

【０００７】そして、この出願の請求項３記載の発明で
は、上記請求項１記載の発明に関し、空気吹出孔から高
圧空気が噴出される高圧空気吹出域と、それから低圧空
気が噴出される低圧空気吹出域とを具備させ、区分域の
移送方向の少なくとも最後部近傍に高圧空気吹出域を位
置させると共にこれよりも移送方向後方側に前記低圧空
気吹出域を位置させている。

【０００８】又、この出願の請求項４記載の発明では、
上記請求項１記載の発明に関し、区分域の移送方向の少
なくとも最後部近傍における空気吹出孔の数を、前記区
分域の移送方向後方側のそれよりも多く設定している。

【０００９】

【作用】この出願の発明は次の作用を有する。 （請求項１又は２記載の発明の作用）この請求項１の空
気コンベアでは、被搬送物が移送されてきた被搬送物が
区分域内において所定数に達すると、区分域内にある最
後の被搬送物とこれに後続する被搬送物との間に第１ス
トッパが挿入される態様で移送域外から移送域内に移動
し、区分域内に位置する被搬送物とそれよりも移送方向
後方側の被搬送物とが区分される。次に、第２ストッパ
が移送域内から移送域外に移動し、前記区分域内にあっ
た所定数の被搬送物は移送されていく。そして、前記区
分域から全ての被搬送物が移送脱出せしめられると、第
２ストッパは再び移送域外から移送域内に移動する。そ
の後、移送域内に位置していた第１ストッパは移送域外
に移動することとなる。

【００１０】この請求項２の空気コンベアでは、被搬送
物が移送されてきた被搬送物が区分域内において所定数
に達すると、区分域内にある最後の被搬送物に後続する
被搬送物を挟持すべく第１ストッパは移送域外から移送
域内に移動し、区分域内に位置する被搬送物とそれより
も移送方向後方側の被搬送物とが区分される。次に、第
２ストッパが移送域内から移送域外に移動し、前記区分
域内にあった所定数の被搬送物は移送されていく。そし
て、前記区分域から全ての被搬送物が移送脱出せしめら
れると、第２ストッパは再び移送域外から移送域内に移
動する。その後、移送域内に位置していた第１ストッパ
は前記挟持状態から開放状態となるべく移送域外に移動
することとなる。

【００１１】即ち、上記した請求項１及び２記載の発明
の空気コンベアでは、第１ストッパと第２ストッパとの
上記の如く動作を繰り返しながら、流れるように連なり
ながら移送せしめられてきた被搬送物は第１ストッパと
第２ストッパによって所定個数に区分されながら移送さ
れることとなる。 （請求項３又は４記載の発明の作用）この請求項３の空
気コンベアでは、流れるようにして連なりながら移送せ
しめられてきた被搬送物が、低圧空気吹出域から高圧空
気吹出域にさしかかると、この位置の被搬送物は高圧空
気によりこれよりも移送方向後方側のそれよりも高速で
移送せしめられることとなり、これと後続の被搬送物相
互間に間隙ができることとなる。このものでは、前記高
圧空気吹出域は、第１ストッパがある区分域の少なくと
も最後部近傍としてあることから、第１タイミングにお
ける被搬送物相互間への第１ストッパの挿入動作は非常
に円滑なものとなる。

【００１２】この請求項４記載の空気コンベアでは、区
分域の移送方向の少なくとも最後部近傍における空気吹
出孔の数を、前記区分域の移送方向後方側のそれよりも
多く設定していることから、被搬送物は区分域の移送方
向最後部近傍にさしかかると、高速で移送せしめられる
こととなり、これと後続の被搬送物相互間に間隙ができ
ることとなる。したがって、第１タイミングにおける被
搬送物相互間への第１ストッパの挿入動作は非常に円滑
なものとなる。

【００１３】

【実施例】以下、この出願の発明の構成を実施例として
示した図面に従って説明する。 （第１実施例）この実施例の空気コンベアは、プラステ
ィック容器（以下、容器という）の移送を目的とするも
のであり、図１〜図３に示すように、基本的には、断面
長方形状の箱体から成り、上面を容器Ｋの移送路１１と
したエアーチャンバ１と、前記エアーチャンバ１に圧縮
空気を送くるべく接続された送風機２と、前記エアーチ
ャンバ１を支持する脚３と、前記移送路１１上を移送せ
しめられる被搬送物の移送軌跡を規制する一対のガイド
レール４と、更には、この出願の発明である、連なって
移送されてくる容器を一個づつ区分する装置（以下、こ
の装置を区分装置７という）から構成されている。

【００１４】エアーチャンバ１の上面には、図４に示す
ように、二種類の多数の空気吹出孔１２，１３が形成さ
れており、この空気吹出孔１２，１３は同図に示す如く
、交互に配列させてある。尚、同図に示す如く、前記空
気吹出孔１２は、面に対して垂直に円形状に打抜いて開
口させたもので、他方の空気吹出孔１３は、移送方向後
方側に向かって下方に傾斜する態様でプレス加工すると
共に前記傾斜面の下部側を開口させたものである。

【００１５】脚３は、アングルや軽量チャンネル等の鋼
材により構成してあり、図２に示す如く、エアーチャン
バ１との関係で所謂門型を構成させている。ガイドレー
ル４は、図２に示すように、主体４０を薄肉角パイプに
より構成してあり、被搬送物である容器Ｋが摺動する部
分には、摩擦係数が小さく且つ耐磨耗性に優れた超高密
度ポリエチレン樹脂板４１が添設してあり、ブラケット
によりエアーチャンバ１に取付けてある。

【００１６】尚、このガイドレール４，４は、図１に示
すように、移送方向前方側の相互間距離を容器Ｋの幅よ
りも少し大きく設定すると共に移送方向後側のそれを容
器の７個程度の直径に設定し、移送方向前方側の先細部
分を排出口１７としてある。区分装置７は、図１に示す
ように、排出口１７近傍に設けられており、このものは
、排出口１７に位置させた第２ストッパ７２とこれより
も移送方向後方側に位置させた第１ストッパ７１とから
構成され、これら第１・第２ストッパ７１，７２間を区
分域７０としている。

【００１７】上記した第１・第２ストッパ７１，７２相
互間距離は、１つの容器Ｋの直径よりも少し大きく設定
してあり、前記第１・２ストッパ７１，７２の移動タイ
ミングが、容器Ｋが区分域内に入ったときに第１ストッ
パ７１が被搬送物相互間に挿入される態様で移送域外か
ら移送域内に移動する第１タイミングと、前記第１タイ
ミング終了後に第２ストッパ７２が移送域内から移送域
外に移動する第２タイミングと、第１・２ストッパ７１
，７２間にあった容器Ｋがこれから移送脱出せしめられ
たときに第２ストッパ７２が移送域外から移送域内に移
動する第３タイミングと、この第３タイミング終了後に
第１ストッパ７１が移送域内から移送域外に移動する第
４タイミングとからなるものとしてある。尚、上記した
第１・第２ストッパ７１，７２は、単動式の空気シリン
ダ８１，８２によりそれぞれ移動させる構成としてある
。

【００１８】そして、このものでは、第１ストッパ７１
及び第２ストッパ７２の上記タイミング動作を実行あら
しめる為に、図５に示すような電気−空気回路を具備さ
せてある（この回路はあくまでも一態様であり、これに
限定されるものではない）。上記した電気−空気回路は
、同図に示すように、３方口型の電磁弁８３，８４と、
コンプレッサ等のエアー源８５と、信号入力後一定時間
後に出力する形式のタイマ８６，８７と、光センサー８
８，８９と、フリップフロップ９１，９２と、微分回路
９３，９３’とから構成されており、図の示す如くに接
続されている。

【００１９】この実施例のものは、上記のように構成さ
れているから、容器Ｋが移送されていないときには、第
１ストッパ７１は移送域外に、第２ストッパ７２は移送
域内に、それぞれ位置しており、容器Ｋが移送されてき
たときには前記第１・第２ストッパ７１，７２は次のよ
うに動作する。先ず、連なるようにして移送されてきた
多数の容器Ｋのうち最前のものが区分域７０内に入ると
、光センサー８８がこれを検出し、これからの出力信号
が微分回路９３を介してフリップフロップ９１のセット
入力端子に入力され、このフリップフロップ９１からの
出力により電磁弁８３が開弁状態となる。従って、空気
シリンダ８１にエアー源８５から供給されることとなり
、第１ストッパ７１は区分域７０内の容器Ｋと後続する
容器Ｋ相互間に挿入される態様で移送域に侵入し、これ
ら相互を区分する。（第１タイミング）又、上記した光
センサー８８からの出力信号は、タイマ８７及び微分回
路９３’を介してフリップフロップ９２のセット入力端
子にも入力されているから、上記区分動作から一定時間
後電磁弁８４が開放状態となり、空気シリンダ８２内の
空気は排出されることとなる。したがって、移送域内に
あった第２ストッパ７２は移送域外に移動することとな
り、区分域にあった容器Ｋはこれから脱出移送せしめら
れることとなる。（第２タイミング）次に、容器Ｋが区
分域から脱出せしめられると、光センサー８９がそれを
検出し、これからの出力信号は、フリップフロップ９２
のリセット入力端子に入力され、このフリップフロップ
９２からの出力により電磁弁８４が開弁状態となる。 従って、空気シリンダ８２内にエアー源から空気が供給
されることとなり、第２ストッパ７２は移送域外から移
送域内に移動する。（第３タイミング）又、上記した光
センサー８９からの出力信号は、タイマ８６を介してフ
リップフロップ９１のリセット入力端子にも入力されて
いるから、一定時間後（第２スットパ７２が上記の如く
移送域内に移動して後）電磁弁８３は開放状態となり、
空気シリンダ８１内の空気は排出されることとなる。し
たがって、移送域内にあった第１ストッパ７１は移送域
内から移送域外に移動することとなる。（第４タイミン
グ）即ち、この空気コンベアでは、第１ストッパ７１と
第２ストッパ７２との上記の如く動作を繰り返しながら
、流れるように連なりながら移送せしめられてきた容器
Ｋは第１ストッパ７１と第２ストッパ７２によって区分
されながら移送されることとなる。したがって、容器Ｋ
は所定間隔で排出できることとなる。 （第２実施例）この実施例のものは、図７に示すように
、上記第１実施例のものと基本的には同じ構成であるが
、第１タイミングにおける第１ストッパ７１の容器Ｋ，
Ｋ相互間への挿入動作を円滑なものとしたものであり、
更に、一回の区分動作に要する時間を短縮ならしめたも
のである。

【００２０】この空気コンベアでは、エアーチャンバ１
を、高圧用の単位エアーチャンバ１８と低圧用の単位エ
アーチャンバ１９（これと送風機２との空気回路にオリ
フィス１６を設けて低圧に設定している）とから構成し
てあり、前記単位エアーチャンバ１８を区分域７０部分
に設けている。即ち、前記単位エアーチャンバ１８部分
が手段の欄に記載した高圧空気吹出域となり、単位エア
ーチャンバ１９部分が手段の欄に記載した低圧空気吹出
域となっている。

【００２１】したがって、流れるようにして連なりなが
ら移送せしめられてきた容器Ｋが、単位エアーチャンバ
１９から単位エアーチャンバ１８にさしかかると、容器
Ｋは高圧空気によりこれよりも移送方向後方側のそれよ
りも高速で移送せしめられることとなり、これら容器Ｋ
，Ｋ相互間に間隙ができることとなる。又、区分域７０
からの容器Ｋの排出速度についても大きいものとなる。 即ち、第１タイミングにおける第１ストッパ７１の容器
Ｋ，Ｋ相互間への挿入動作は非常に円滑なものとなり、
更に、一回の区分動作に要する時間を短縮できるものと
なる。

【００２２】尚、上記構成にかえて、区分域７０の移送
方向最後部近傍における空気吹出孔１２，１３の数を、
前記区分域７０の移送方向後方側のそれよりも多く設定
（空気吹出孔１３のみの数を多く設定してもよい）する
という構成を採用してもよく、この場合でも、作用の欄
に記載した如く、同様に所定の容器Ｋ，Ｋ相互間に間隙
ができることとなる。 （第３実施例）この実施例のものは、上記第１実施例の
ものとほぼ同様の構成を採用しているが、図８及び図９
に示す如く、第１ストッパ７１を、移送路を挟んで左右
に配設された空気シリンダ８１’とこれらのそれぞれ出
力軸に取付けられた挟持部７１’（平板状に限らず容器
Ｋの形状に合わせたものとできる）とから構成させ、光
センサ８８，８９の出力信号を利用して空気シリンダ８
１’の出力軸を伸縮駆動させて容器Ｋの挟持・開放を行
うものである。

【００２３】このものでは、上記第１実施例のものと相
違し、容器Ｋ，Ｋ間に第１ストッパ７１を挿入するもの
ではないから、上記した実施例２に示した工夫をしなく
ても容器Ｋ，Ｋが円滑に区分できることとなる。即ち、
容器Ｋの形状が平面角形状のものであっても円滑に区分
できるものとなる。尚、上記した全ての実施例の空気コ
ンベアに関して、容器Ｋの区分回数を検出するために容
器Ｋの区分回数を計数するカウンター（図示せず）を具
備させることも可能であり、この場合、排出口１７から
排出された容器の数を知ることができるものとなり、更
に優れたものとなる。

【００２４】又、上記空気コンベアでは、容器Ｋの排出
経路を一つとしたが、これに限定されることなく、図６
に示す如く二つとしてもよいし、また、それ以上として
もよい。更に、上記全ての空気コンベアでは、容器Ｋの
区分を一個づつとしたが、これに限定されることなく、
複数個としても確実に区分できることとなる。

【００２５】

【発明の効果】この出願の発明は、上述の如くの構成を
有するものであるから、次の効果を有する。 （請求項１記載の発明の効果）この発明のものでは、流
れるように連なりながら移送せしめられてきた被搬送物
は第１ストッパと第２ストッパによって所定個数に区分
されながら移送されることとなり、その結果、所定の個
数づつ、所定間隔で確実に排出できることとなる。即ち
、所望の空気コンベアを提供できた。 （請求項２記載の発明の効果）この発明のものでは、被
搬送物は第１ストッパに挟持される態様でその移送が阻
止されるものであるから、被搬送物が平面角形のもので
あったとしても所定の個数づつ、所定間隔で確実に排出
できることとなる。即ち、所望の空気コンベアを提供で
きた。 （請求項３及び４記載の発明の効果）このものでは、被
搬送物相互間の区分動作が円滑になるという効果を有す
ることから、上記請求項１記載の発明の効果を有したも
のと比較して、より優れた空気コンベアが提供できるこ
ととなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明における第１実施例の空気コンベアの
全体平面図。

【図２】前記空気コンベアのＡ−Ａ矢視図。

【図３】前記空気コンベアの全体側面図。

【図４】前記空気コンベアの空気吹出孔の説明図。

【図５】前記空気コンベアの電気−空気回路の説明図。

【図６】前記空気コンベアの排出経路を二経路にした実
施例の説明図。

【図７】この発明における第２実施例の空気コンベアの
説明図。

【図８】この発明における第３実施例の空気コンベアの
平面図。

【図９】前記第３実施例の空気コンベアのＢ−Ｂ断面図
。

【符号の説明】

１　　　　エアーチャンバ ４　　　　ガイドレール １２　　空気吹出孔 １３　　空気吹出孔 １８　　単位エアーチャンバ １９　　単位エアーチャンバ ７０　　区分域 ７１　　第１ストッパ ７２　　第２ストッパ ８８　　光センサー ８９　　光センサー

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　圧縮空気が送り込まれるエアーチャン
   バの上面に、空気吹出孔を具備させると共に、前記エア
   ーチャンバの上面側を被搬送物の移送域とし、前記空気
   吹出孔から噴出する空気により被搬送物を移送する空気
   コンベアに於いて、移送域の一部に区分域を設けると共
   にこの区分域の距離を所定数の被搬送物の移送方向長さ
   よりも少し大きく設定し、前記区分域の移送方向最後部
   に第１ストッパを、それの移送方向最前部に第２ストッ
   パを、それぞれ設け、前記第１・２ストッパの移動タイ
   ミングが、所定数の被搬送物が区分域内に入ったときに
   第１ストッパが被搬送物相互間に挿入される態様で移送
   域外から移送域内に移動する第１タイミングと、前記第
   １タイミング終了後に第２ストッパが移送域内から移送
   域外に移動する第２タイミングと、第１・２ストッパ間
   の区分域にあった被搬送物がこれから移送脱出せしめら
   れたときに第２ストッパが移送域外から移送域内に移動
   する第３タイミングと、この第３タイミング終了後に第
   １ストッパが移送域内から移送域外に移動する第４タイ
   ミングとからなるものとしたとを特徴とする空気コンベ
   ア。
2. 【請求項２】　　圧縮空気が送り込まれるエアーチャン
   バの上面に、空気吹出孔を具備させると共に、前記エア
   ーチャンバの上面側を被搬送物の移送域とし、前記空気
   吹出孔から噴出する空気により被搬送物を移送する空気
   コンベアに於いて、移送域の一部に区分域を設けると共
   にこの区分域の距離を所定数の被搬送物の移送方向長さ
   よりも少し大きく設定し、前記区分域の移送方向最後部
   に移送路を挟む態様で一対の第１ストッパを、それの移
   送方向最前部に第２ストッパを、それぞれ設け、前記第
   １・２ストッパの移動タイミングが、所定数の被搬送物
   が区分域内に入ったとき、区分域内の被搬送物に後続す
   る最前の被搬送物を挟持すべく第１ストッパが移送域外
   から移送域内に移動する第１タイミングと、前記第１タ
   イミング終了後に第２ストッパが移送域内から移送域外
   に移動する第２タイミングと、第１・２ストッパ間の区
   分域にあった被搬送物がこれから移送脱出せしめられた
   ときに第２ストッパが移送域外から移送域内に移動する
   第３タイミングと、この第３タイミング終了後に第１ス
   トッパが上記挟持状態から開放状態となるべく移送域内
   から移送域外に移動する第４タイミングとからなるもの
   としたとを特徴とする空気コンベア。
3. 【請求項３】　　空気吹出孔から高圧空気が噴出される
   高圧空気吹出域と、それから低圧空気が噴出される低圧
   空気吹出域とを具備させ、区分域の移送方向の少なくと
   も最後部近傍に高圧空気吹出域を位置させると共にこれ
   よりも移送方向後方側に前記低圧空気吹出域を位置させ
   たことを特徴とする請求項１記載の空気コンベア。
4. 【請求項４】　　区分域の移送方向の少なくとも最後部
   近傍における空気吹出孔の数を、前記区分域の移送方向
   後方側のそれよりも多く設定したことを特徴とする請求
   項１記載の空気コンベア。
5. 【請求項５】　　被搬送物の区分回数を検出するカウン
   ターを具備させたことを特徴とする請求項１〜４記載の
   空気コンベア。
6. 【請求項６】　　第１・２ストッパの移動タイミングを
   、センサーの出力信号により行わせたことを特徴とする
   請求項１〜４記載の空気コンベア。