JPH07156647A - 流体流吹出制御装置 - Google Patents

流体流吹出制御装置

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JPH07156647A
JPH07156647A JP30187893A JP30187893A JPH07156647A JP H07156647 A JPH07156647 A JP H07156647A JP 30187893 A JP30187893 A JP 30187893A JP 30187893 A JP30187893 A JP 30187893A JP H07156647 A JPH07156647 A JP H07156647A
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outlet
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Kazufumi Yomo
四方  一史
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青木  新治
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要領域への集中的な吹出を実現し、さらに
偏日射等による乗員への熱負荷分布が不均一な場合にも
対応可能な吹出制御装置を提供すること。 【構成】 偏日射センサ41によって車両左方からの偏
日射を検知すると、コントローラ40が左右のサーボモ
ータ17a,17bを駆動させ、左側の駆動アーム18
aは下方、右側の駆動アーム18bは上方に移動させ
る。すると、左側ロッド連結棒14a及びその両端のリ
ンクロッド13aは左側摺動孔15aを摺動しながら下
方に移動する。一方、右側ロッド連結棒14b及びその
両端のリンクロッド13bは右側摺動孔15bと摺動し
ながら上方に移動する。従って、デフレクタ板10は左
側が下がるように傾斜することとなり、左側の通風抵抗
が下がり、吹出風速の分布を、日射の当たる左側を多く
なるようにすることができ、乗員に加わる熱負荷の分布
の偏りに対応して好適な空調が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流出する出口部
近傍に設けられ、該出口部より吹き出される流体を制御
する流体流吹出制御装置に関するもので、例えば自動車
用座席の周囲空間を空調するための空調装置等に用いて
有効である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車用の空調装置では、
車室前方のダッシュパネルに形成された吹出口より空調
空気を車室に向けて吐出させたり、車両用座席に空調空
気の吹出口を複数形成し、空調された空気を車両用座席
の表面から吹き出させるようにしたものが知られてい
る。しかしながら、上述した従来例では、ダッシュパネ
ルあるいは座席に形成された吹出口は、単にノズルの開
口部として構成されたものや格子状に形成したもの、あ
るいは、風向きを換えるためのルーバ等を配置したに過
ぎなかった。従って、吹出口からは、空調空気がいわゆ
る自由吹出気流的に車室内全体に吹き出されて対流して
いるため、着座員に快適感を与えるに必要な動力以上の
動力が消費されている。これは、本来着座している着座
員の周辺のみ空調できれば、着座員に快適感を与えるの
には十分であるが、実際には吹き出された気流が広がり
すぎているため、最低限必要な動力以上の動力が消費さ
れてしまうのである。
【0003】また、左右の偏日射を受けた場合の対処
が、例えば実開平5−26533号に開示されている。
この公報記載の自動車用空調装置は、運転手席と助手席
の前方に、吹出方向が可変である左右の吹出グリルが設
けられており、ブロワから送られる空調空気を左右配風
ダンパを介して左右の吹出グリルから送風するものであ
る。そして、検知センサにより左右の日射量差が所定値
以上の場合には、左右の吹出グリルのうち日射量の大き
い側の吹出グリルの吹出方向を乗員に向けると共に、日
射量の大きい側の吹出グリルへの風量が増すように左右
配風ダンパを駆動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この空
調装置は、やはり上述したように、空調空気が自由吹出
気流的に車室内全体に吹き出されて対流しているため、
着座員に快適感を与えるに必要な動力以上の動力が消費
されるという基本的な問題点を持つ。また、左右の偏日
射に対する制御の点に関しても、上記従来装置は、日射
量が大きい側の「乗員」に対して風量を増すことはでき
るが、以下のような欠点を持つ。すなわち、実際には左
右の車窓を通して日射が直接当たる部分(右側の窓から
の日射の場合には乗員の右側、逆に左側の窓からの日射
の場合には乗員の左側)の熱負荷が大きくなるため、乗
員単位で風量を増しても乗員を均一に空調することがで
きないのである。従って、乗員にとっては、日射のある
側を基準とすれば反対側が涼しすぎると感じ、逆に日射
のない側を基準とすれば反対側(日射のある側)をもう
少し涼しく空調したいと感じたりするのである。
【0005】そこで本発明は、所定領域への集中的な空
調であっても、例えば人単位ではなく、同じ人について
の右半身とか左半身といったレベルでの対応が望まれる
ことを考慮し、必要領域への集中的な吹出を実現し、ひ
いては消費動力の低減にも寄与すると共に、人に加わる
熱負荷の分布に偏りが生じても、その偏りに対応して好
適な空調が可能な流体流吹出制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の流体流吹出制御装置は、流体
の流出する出口部近傍に設けられ、該出口部より吹き出
される流体を制御する流体流吹出制御装置であって、上
記出口部の下流において流れを遮るように配置されたデ
フレクタ板と、上記出口部及びデフレクタ板に導かれた
流体を下流側の所定領域に集中的に流れるようにガイド
するガイド部材とを備えた流体流吹出制御装置におい
て、上記デフレクタ板と上記出口部との位置関係が相対
的に変化可能に構成すると共に、上記出口部の周方向の
どの方向の熱負荷が大きいかを検知する熱負荷検知手段
と、該熱負荷検知手段による検知結果に基づき、熱負荷
の大きい方向への風量が増加するように、上記デフレク
タ板と上記出口部との位置関係を相対的に変化させて通
風抵抗を下げる制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2記載の流体流吹出制御装置
は、上記請求項1におけるデフレクタ板と出口部との位
置関係が相対的に変化可能な構成として、上記デフレク
タ板を上記出口部の周方向に対して平行移動可能あるい
は傾斜可能に構成すると共に、上記出口部の周方向のど
の方向の熱負荷が大きいかを検知する熱負荷検知手段
と、該熱負荷検知手段による検知結果に基づき、熱負荷
の大きい方向への風量が増加するように、上記デフレク
タ板を上記平行移動あるいは傾斜させて通風抵抗を下げ
るデフレクタ板駆動制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0008】すなわち、上記デフレクタ板と上記出口部
との位置関係が相対的に変化可能に構成すると共に、熱
負荷が大きい方向への風量が増加するように、上記デフ
レクタ板と上記出口部との位置関係を相対的に変化させ
て通風抵抗を下げればよく、請求項2に示すように、デ
フレクタ板の方を移動させてもよいし、反対に出口部の
方を移動させてもよい。
【0009】
【作用】上記構成の流体流吹出制御装置によれば、出口
部から吹き出された気流は、その下流に配置されたデフ
レクタ板に衝突して周方向に流れ、ガイド部材に沿って
ガイドされて、下流側の所定領域に集中的に吹き出され
る。例えばガイド部材を筒状に形成すれば、その筒状の
壁面に沿って吹き出される筒状の気流は固体壁に沿って
流出することによりいわゆる壁面噴流とされるため、壁
面近傍での速度が速くなる。従って、筒状気流は、外側
の速度が速く、内側が遅くなる。また、デフレクタ板の
下流側近傍では、吹き出された筒状気流によって囲まれ
た負圧域が存在するため、いわゆるエントレイメント効
果により気流が内側に巻き込まれる。従って、自由吹出
気流に比べて、気流の展開角が小さくなる。
【0010】このように、デフレクタ板とガイド部材に
導かれて下流側に吹き出された気流は、所定領域へ集中
的に流れるため下流への到達性がよく、エアカーテン的
な領域が形成される。従って、例えば冷房時に吹き出さ
れた冷気は、その所定領域に居る人等への周辺にのみエ
アカーテン状に広がり、エアカーテン内部の空気と外部
の暖気との遮断効果も発揮するため、空調空気の温度上
昇も少なくなる。例えば車両の座席に用いれば、乗員の
座っている領域のみを集中的に空調することができる。
このように、必要領域への集中的な吹出を実現し、ひい
ては消費動力の低減にも寄与するという基本的な作用効
果を有する。
【0011】また、本流体流吹出制御装置は、熱負荷検
知手段が、出口部の周方向のどの方向の熱負荷が大きい
かを検知する。この熱負荷を大きくする原因としては、
例えば上述の車両の座席に座っている乗員に関して言え
ば、片側からの偏日射であったり、窓を開けることによ
って侵入する外気等である。従って、例えば偏日射セン
サや窓の開閉を検知するセンサ等の検知結果に基づい
て、熱負荷の大きい方向を検知するのである。
【0012】そして、熱負荷検知手段による検知結果に
基づき、請求項1においては制御手段が、熱負荷の大き
い方向への風量が増加するように、上記デフレクタ板と
上記出口部との位置関係を相対的に変化させて通風抵抗
を下げる。また、請求項2においては、デフレクタ板と
出口部との位置関係を相対的に変化させて通風抵抗を下
げる一例として、デフレクタ板駆動制御手段が、その熱
負荷が大きい方向への風量が増加するように、デフレク
タ板を出口部の周方向に対して平行移動あるいは傾斜さ
せて通風抵抗を下げる。
【0013】このデフレクタ板の動きを明確にするため
に、請求項2記載の流体流吹出制御装置を自動車の座席
用空調装置に採用した場合について考える。なお、理解
を容易にするために、右ハンドル車で、運転席、助手
席、左右の後部座席の上方(例えば着座した着座員の頭
部に対応する位置)にそれぞれ一つずつ吹出部分があ
り、そこに本流体流吹出制御装置が設けられている場合
を前提として説明する。また、熱負荷検知手段の一例と
して偏日射センサを考える。
【0014】この場合、一般的に自動車の左右の窓を通
して日射が着座員に当たることとなる。従って、偏日射
センサによって自動車の左側からの偏日射であるのか、
右側からの偏日射であるのかを検知し、例えば左側から
の偏日射であれば、助手席と左側の後部座席に対応して
設けられた流体流吹出制御装置において、デフレクタ板
を駆動させる。具体的には、例えばデフレクタ板を、左
側が下がるように傾斜させたり右側に平行移動させる等
して左側の通風抵抗を下げるのである。こうすることに
よって、同じ乗員についても、偏日射によって熱負荷が
大きくなっている左半身への風量を増加させ、乗員に加
わる熱負荷の分布の偏りに対応して好適な空調が可能と
なるのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の流体流吹出制御装置の実施例
について説明する。本実施例では、流体流吹出制御装置
が自動車の座席用空調装置の吹出部分に適用されてお
り、まずその座席空調装置全体の構成を簡単に説明して
おく。図2は、自動車の車室前方を模式的に示した断面
図で、天井106、フロントガラス108等で囲まれた
車室空間126内には着座部50、背もたれ部52、ヘ
ッドレスト58とからなる座席が車両の床面114に固
定されている。
【0016】第1ダクト62は着座部50と床面114
との間の空間に位置し、第1ダクト62の左右中心位置
には電動モータ76で回転駆動されるブロワーファン7
4が配置されている。このブロワーファン74の回転に
より吸込口60からの空気吸引力が発生する。
【0017】第1ダクト62に連結された第2ダクト6
6は、センターピラー150に沿って固定され上方に向
かって延びている。この第2ダクト66には第3ダクト
70が連結されており、第3ダクト70は、天井106
と内張り板107との間に配された断熱材148の内部
に配置されており、座席に着座した場合の着座員の頭部
上方においておよそL字状に屈曲し、天井106とほぼ
直交して下方に延出している。その先端の開口部分が出
口部1となり、下方に向かって空気を吹き出すようにさ
れている。
【0018】これら第1〜第3ダクト62,66,70
は樹脂材料よりなるもので、第1〜第3ダクト62,6
6,70はそのダクト壁内に複数の空間部がダクトの長
手方向に延びるように形成されたハニカム構造をなして
いる。この空間部によりダクト自体のヒートマスが低減
され、最大冷房時の冷却時間の短縮化を図ることができ
る。
【0019】第1ダクト62内にはファンモータ76に
より駆動されるブロワーファン74が配置され、そのブ
ロワーファン74の後流には、従来より公知の冷媒蒸発
器78が配置されている。この蒸発器78によって吸込
口60より吸入された空気の熱が奪われ冷却される。蒸
発器78は従来より公知の冷凍サイクルの一部をなすも
のであるので、蒸発器78及び冷凍サイクルの構成等の
説明は省略する。
【0020】なお、図2中、符号110は自動車のボン
ネット、112はハンドルを示す。また、インパネ前端
には本発明の熱負荷検知手段としての偏日射センサ41
が設けられており、車両の左右どちら側からの偏日射が
生じているかを検知できるようにされている。
【0021】次に、第3ダクト70先端の出口部1に設
けられた流体流吹出制御装置について説明する。図1
(A)は第1実施例の流体流吹出制御装置の上面図、
(B)は(A)のA−A断面図である。本実施例の流体
流吹出制御装置は、デフレクタ板10とガイド部材20
を備えている。
【0022】デフレクタ板10は、略正方形状に開口す
る出口部1よりも一辺の大きな略正方形状に形成されか
つ、出口部1と離間し、その出口部1の下流において流
れを遮るように配置されている。本実施例のデフレクタ
板10は、出口部1の周方向に対して傾斜可能に構成さ
れているのであるが、この構成については後述する。
【0023】また、ガイド部材20は、出口部1近傍よ
り周方向外側へ連設され、外周が略正方形状とされた天
井壁部21及び、その天井壁部21の外周に連設し下流
側へ向けて角筒状に形成された筒状壁部23を有してい
る。この筒状壁部23は、デフレクタ板10よりも大き
くされており、デフレクタ板10と筒状壁部23との間
には角筒状の隙間が形成され、最終的な吹出口30とな
る。
【0024】上述したデフレクタ板10は、左側の2本
のリンクロッド13aと右側の2本のリンクロッド13
bとに連結している。なお、各リンクロッド13a,1
3bはデフレクタ板10に対して回動可能に取り付けら
れている。そして、左側の2本のリンクロッド13a
は、それぞれ天井壁部21に設けられた左側摺動孔15
aに通されており、天井壁部21の外側において左側ロ
ッド連結棒14aで連結されている。同様に、右側の2
本のリンクロッド13bも、天井壁部21に設けられた
右側摺動孔15bに通されており、天井壁部21の外側
において右側ロッド連結棒14bで連結されている。
【0025】一方、左側摺動孔15aの上方には左側サ
ーボモータ17a、右側摺動孔15bの上方には右側サ
ーボモータ17bが配置されている。本実施例では、第
3ダクト70の外側に固定されている。これら左右のサ
ーボモータ17a,17bの駆動軸には、それぞれ駆動
アーム18a,18bが取り付けられており、この駆動
アーム18a,18bに上記左右のロッド連結棒14
a,14bが連結されている。この連結状態について説
明すると、駆動アーム18a,18bには、その軸方向
に長く形成された長穴19a,19bが設けられてお
り、この長穴19a,19bにロッド連結棒14a,1
4bが嵌められている。
【0026】また、左右のサーボモータ17a,17b
はコントローラ40に接続されている。このコントロー
ラ40には、上述した偏日射センサ41が接続されてい
る。次に、本第1実施例の作動について説明する。図示
しないファンスイッチおよびエアコンスイッチを着座員
がオンさせると、ブロワーファン74(図2)が回転す
る。そして、ブロワーファン74の吸引力により車室空
間126の空気が吸込口60より吸い込まれ、蒸発器7
8と熱交換して冷却される。蒸発器78の作動は従来よ
り公知の作動である。冷却された空気は第2ダクト6
6、第3ダクト70を介して出口部1より吹き出され
る。
【0027】そして、出口部1から吹き出された気流
は、その下流に配置されたデフレクタ板10に衝突して
周方向に向きを変えて流れ、ガイド部材20の天井壁部
21に沿い、さらに筒状壁部23に沿ってガイドされ
て、デフレクタ板10と筒状壁部23との間の吹出口3
0より筒状に吹き出される。吹き出された空気は着座員
の頭部から足元側に向かって流下し、再度吸込口60に
吸引される。この空気の流れを図2中に破線で示す。
【0028】筒状壁部23に沿って吹き出される筒状気
流は、固体壁に沿って流出することによりいわゆる壁面
噴流とされるため、壁面近傍での速度が速くなる。従っ
て、吹き出された筒状気流は、外側の速度が速く、内側
が遅くなる。また、デフレクタ板10の下流側近傍で
は、吹き出された筒状気流によって囲まれた負圧域が存
在するため、いわゆるエントレイメント効果により気流
が内側に巻き込まれる。従って、自由吹出気流に比べ
て、その気流の展開角が小さくなる。
【0029】デフレクタ板10と筒状壁部23との間よ
り吹き出された筒状気流(以下、ガイド部材20に沿っ
てガイドされることの意味も含めてガイド筒状流と呼
ぶ。)は、外側の速度が速くて内側が遅く、また気流の
展開角も小さいために下流への到達性がよく、エアカー
テン的な領域が形成される。従って、吹き出された冷気
は、着座員の周辺にのみエアカーテン状に広がり、エア
カーテン内部の冷気と外部の暖気との遮断効果も発揮す
るため、空調空気の温度上昇も少なくなる。
【0030】このように、吹出口30から下方に吹き出
された冷気で、着座している着座員Pの周辺のみを集中
的に空調することができ、またガイド筒状流はその外側
部分の風速が大きいためエアカーテン的な作用も果たす
ことににより、冷気と外部の暖気とを遮断する効果もあ
る。従って、省動力につながる。
【0031】以上が本第1実施例の基本的な作用である
が、上述したように、本実施例のデフレクタ板10は、
出口部1の周方向に対して傾斜可能に構成されている。
このデフレクタ板10が傾斜する際の作動と、それによ
る作用・効果について説明する。
【0032】例えば、図3に示すように車両左方からの
偏日射がある場合について考える。図3は車両内を後方
から見た状態を示している。この場合、偏日射センサ4
1によって車両左方からの偏日射を検知すると、左側の
座席のガイド部材20においてのみ以下に説明する制御
が行われる。なお、図3〜7においては、デフレクタ板
10を傾斜させた側だけに符号を付すことにする。
【0033】この場合は左側の流体流吹出制御装置にお
けるコントローラ40が左右のサーボモータ17a,1
7bを駆動させ、図1(B)に示すように、左側の駆動
アーム18aは初期位置(デフレクタ板10が天井壁部
21と平行にされている状態)から下方(天井壁部21
に近づく方向)に移動させ、右側の駆動アーム18bは
初期位置から上方に移動させる。
【0034】すると、左側ロッド連結棒14aは下方に
移動させられるのであるが、その両端に連結されたリン
クロッド13aは、天井壁部21に設けられた左側摺動
孔15aを上下方向にしか摺動できないので、左側駆動
アーム18aの長穴19a内を摺動しながら下方に移動
し、その移動に伴ってリンクロッド13aも下方に移動
する。一方、同様に、右側ロッド連結棒14bは側駆動
アーム18aの長穴19a内を摺動しながら上方に移動
させられ、その両端のリンクロッド13bが右側摺動孔
15bと摺動しながら上方に移動する。従って、デフレ
クタ板10は、左側が初期位置よりも下がり、右側が初
期位置よりも上がるため、図1(B)に示すように左側
が下がるように傾斜することとなる。
【0035】この結果、図3に示すように、左側の座席
のガイド部材20のデフレクタ板10は左側が下がるよ
うに傾斜するため、通風抵抗が下がり、吹出風速の分布
を、日射の当たる左側を多くなるようにすることができ
る。従って、同じ乗員Pについても、偏日射によって熱
負荷が大きくなっている左半身への風量を増加させ、乗
員Pに加わる熱負荷の分布の偏りに対応して好適な空調
が可能となるのである。なお、図3中の乗員Pの上方に
記した矢印は、その指し示す方向で風向を示すと共に、
矢印の長さで風速の大小関係を概略的に示している。図
4以降も同様である。
【0036】同様に、右側からの偏日射がある場合に
は、図4に示すように、右側の座席のガイド部材20の
デフレクタ板10は、右側が下がるように傾斜する。従
って、右側座席の乗員Pに対する吹出風速の分布を、日
射の当たる右側を多くなるようにすることができる。
【0037】一方、偏日射等がなく乗員に加わる熱負荷
の分布に偏りがない場合には、図5に示すように、左右
両方のガイド部材20において、デフレクタ板10は左
右どちらにも傾斜せず、左右均一に吹き出すように制御
される。なお、この図5では左右いずれの流体流吹出制
御装置においてもデフレクタ板10の傾斜がないので、
図中に符号を付すのは省略してある。
【0038】また、図6に示すように、乗員Pがいない
座席(図6中では右側の座席)においては、左右のサー
ボモータ17a,17bを共に、デフレクタ板10が天
井壁部21に近づく方向に移動するよう駆動させ、出口
部1を完全に塞ぐこともできる。
【0039】さらに、乗員Pに加わる熱負荷の分布の偏
りは、偏日射だけでなく図7に示すように窓Wを開き高
温外気が車両内に侵入する場合でも生じる。従って、窓
Wの開閉をセンサで検知し、窓Wが開いている側(図7
中では左側の座席)のデフレクタ板10を左側が下がる
ように傾斜させ、吹出風速の分布を、高温外気が侵入す
る左側を多くなるようにすることができる。なお、この
際、窓Wが開いている状態に加えて左側からの偏日射が
ある場合には、さらに左側の吹出風速分布が多くなるよ
うに、デフレクタ板10の傾斜度合を大きくしてもよ
い。
【0040】次に別実施例について説明する。図8に示
す第2実施例は、上述した第1実施例と同様に、デフレ
クタ板10を傾斜させることにより風速分布を可変とし
た例である。なお、上記第1実施例と同じ部分は同じ番
号を付して詳しい説明を省略する。この第2実施例は、
一つのサーボモータ217で駆動させるようにしたもの
であり、左右のリンクロッド13a,13bや左右のロ
ッド連結棒14a,14b、あるいは天井壁部21に設
けられた左右の摺動孔15a,15bについては第1実
施例と同じ構成である。そして、左右のロッド連結棒1
4a,14bは、両端においてそれぞれ連結リンク21
1によって連結されており、この連結リンク211はそ
の中央部において、第3ダクト70の外側に回動自在に
取り付けられている。また、上述したようにサーボモー
タ217は一つであり、本実施例ではその駆動アーム2
18の長穴219に右側のロッド連結棒14bが嵌めら
れている。
【0041】従って、本第2実施例では、コントローラ
40がサーボモータ217を駆動させ、図8(B)に示
すように、駆動アーム218を上方に移動させると、右
側ロッド連結棒14bは上方に移動させられ、リンクロ
ッド13bが右側摺動孔15bと摺動しながら上方に移
動する。それと同時に連結リンク211が支点を中心に
回動するため、左側ロッド連結棒14aは下方に移動
し、その移動に伴ってリンクロッド13aも左側摺動孔
15aと摺動しながら下方に移動する。
【0042】これにより、デフレクタ板10は、左側が
初期位置よりも下がり、右側が初期位置よりも上がるた
め、図8(B)に実線で示すように左側が下がるように
傾斜することとなる。逆に、駆動アーム218を下方に
移動させると、図8(B)に二点鎖線で示すように、デ
フレクタ板10は右側が下がるように傾斜することとな
る。
【0043】図9に示す第3実施例は、上述した第1,
2実施例とは異なり、デフレクタ板10を左右に移動さ
せることにより風速分布を可変とした例である。この場
合は、両端にリンクロッド13a,13bが固定された
左右のロッド連結棒14a,14bが、それぞれ軸受け
301a,301bによって回動可能に支持されてい
る。そして、サーボモータ317の駆動アーム318
に、リンク部材319を介して右側のロッド連結棒14
bが連結されており、駆動アーム318を駆動させるこ
とによって、右側のロッド連結棒14bが、軸受け30
1bに支えられて回動するようにされている。
【0044】また、上記第1,2実施例においては、リ
ンクロッド13a,13bが摺動孔15a,15bと摺
動しながら上下に移動する構成であったが、本第3実施
例の場合は、リンクロッド13a,13bが左右に揺動
可能なように、長穴315a,315bが設けられてい
る。
【0045】従って、本第3実施例では、コントローラ
40がサーボモータ317を駆動させ、図9(B)に示
すように、駆動アーム318を第3ダクト70側に移動
させると、右側ロッド連結棒14bは図9(B)におい
て半時計周りに回動し、右側のリンクロッド13bが図
中右側へ揺動する。そのため、デフレクタ板10を介し
て連結する左側のリンクロッド13aも図中右側へ揺動
し、デフレクタ板10は、実線で示すように右側にほぼ
平行移動する。その結果、左側の通風抵抗が下がり、吹
出風速の分布を、左側を多くなるようにすることができ
る。
【0046】一方、駆動アーム318を反対側に移動さ
せると、デフレクタ板10は二点鎖線で示すように左側
にほぼ平行移動し、吹出風速の分布を、右側が多くなる
ようにすることができる。次に、第4実施例について説
明する。上記第1〜3実施例は、デフレクタ板10を出
口部1の周方向に対して傾斜させたり平行移動させたり
して、左右の通風抵抗を変化させたものであるが、この
第4実施例は、デフレクタ板10の位置を固定としたも
のである。図10に示すように、デフレクタ板10は、
その四隅において天井壁部21と所定の間隔を有して、
支持部材410によって固定されている。そして、ダン
パ401a,401b(後に詳述する)を開閉すること
によって、左右の通風抵抗を変化させるようになってい
る。
【0047】その構成を説明する。図10(B)は
(A)のA−A断面図であり、図10(B)からも判る
ように、天井壁部21は全体としては第3ダクト70と
ほぼ直交して配置されているが、天井壁部21の一部だ
けは第3ダクト70に斜めに接続しており、その部分
(以下、斜め通路403a,403bと呼ぶ)だけ、デ
フレクタ板10との距離が徐々に長くなるようにされて
いる。そして、その斜め通路403a,403bには開
閉可能なダンパ401a,401bが配置されており、
第3ダクト70に連続するように位置した閉状態(図1
0(B)に実線で示した右側ダンパ401bの状態)で
は、通風抵抗は相対的に大きな状態となる。
【0048】一方、斜め通路403a,403bと平行
に配置された開状態(図10(B)に実線で示した左側
ダンパ401aの状態)では、通風抵抗は相対的に小さ
な状態となる。左右のダンパ401a,401bは、そ
れぞれサーボモータ417a,417bによって駆動さ
れる。サーボモータ417a,417bの駆動軸に取り
付けられた駆動アーム418a,418bには、ダンパ
401a,401bの回動軸に固定されたリンク部材4
19a,419bが連結されており、駆動アーム418
a,418bを回動させることによって、リンク部材4
19a,419bを介してダンパ401a,401bを
回動させることができる。
【0049】従って、本第4実施例では、コントローラ
40がサーボモータ417a,417bを駆動させ、図
11に実線で示すように駆動アーム418a,418b
を上方に移動させると、図10(B)に実線で示すよう
に、左側ダンパ401aは開状態となり、右側ダンパ4
01bは閉状態となる。従って、左側の通風抵抗が下が
り、吹出風速の分布を、左側が多くなるようにすること
ができる。
【0050】一方、図11に二点鎖線で示すように駆動
アーム418a,418bを下方に移動させると、図1
0(B)に二点鎖線で示すように、左側ダンパ401a
は閉状態となり、右側ダンパ401bは開状態となる。
従って、右側の通風抵抗が下がり、吹出風速の分布を、
右側が多くなるようにすることができる。
【0051】なお、上述のすべての実施例は自動車用の
空調装置として本発明を用いた場合の例であったが、本
発明は自動車用あるいは座席用に限定されるものではな
く、例えば、座っている人だけでなく立っている人を空
調するような場合であっても適用でき、同様の効果が得
られる。
【0052】また、上記実施例では、デフレクタ板10
及び、ガイド部材20の天井壁部21や筒状壁部23
を、略正方形状や各筒状に構成したが、形状はそれに限
らず、例えばそれぞれ円板状や円筒状に構成したり、さ
らにはガイド部材を下流側が広がっている円錐台状に構
成したりしても同様に実施できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の流体流吹
出制御装置により吹き出された気流は、外側の速度が速
くて内側が遅く、また気流の展開角も小さいために下流
への到達性がよく、エアカーテン的な領域が形成され
る。従って、冷房時に吹き出された冷気は所定領域にの
みエアカーテン状に広がり、エアカーテン内部の冷気と
外部の暖気との遮断効果も発揮するため、空調空気の温
度上昇も少なくなり、必要領域への集中的な吹出の実現
によって消費動力の低減にも寄与するという基本的効果
を有する。
【0054】そして、熱負荷検知手段による検知結果に
基づいて、熱負荷が大きい方向への風量が増加するよう
に、デフレクタ板と出口部との位置関係を相対的に変化
させて通風抵抗を下げることができ、一人の人間に対し
て空調する場合でも、偏日射等によって熱負荷が大きく
なっている片半身への風量を増加させ、乗員に加わる熱
負荷の分布の偏りに対応して好適な空調が可能となると
いう優れた効果を奏する。
【0055】また、請求項2においては、デフレクタ板
を出口部の周方向に対して平行移動あるいは傾斜させる
ことで通風抵抗を下げるため、デフレクタ板だけ駆動す
ればよく、構成自体も簡単で、その移動方向・度合の制
御も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流体流吹出制御装置の第1実施例を
示し、(A)はその上面図、(B)は(A)のA−A断
面図である。
【図2】 自動車の車室前方を模式的に示した模式的断
面図である。
【図3】 第1実施例の作動を説明するためのもので、
車両内を後方から見た概略説明図である。
【図4】 第1実施例の作動を説明するためのもので、
車両内を後方から見た概略説明図である。
【図5】 第1実施例の作動を説明するためのもので、
車両内を後方から見た概略説明図である。
【図6】 第1実施例の作動を説明するためのもので、
車両内を後方から見た概略説明図である。
【図7】 第1実施例の作動を説明するためのもので、
車両内を後方から見た概略説明図である。
【図8】 第2実施例を示し、(A)はその上面図、
(B)は(A)のA−A断面図である。
【図9】 第3実施例を示し、(A)はその上面図、
(B)は(A)のA−A断面図である。
【図10】 第4実施例を示し、(A)はその上面図、
(B)は(A)のA−A断面図である。
【図11】 第4実施例を示し、図10(A)のB矢視
図である。
【符号の説明】
1…出口部、10…デフレクタ板、 13a,13b
…リンクロッド、14a,14b…ロッド連結棒、
15a,15b…摺動孔、17a,17b…サーボ
モータ、 18a,18b…駆動アーム、20…
ガイド部材、 21…天井壁部、 23…筒
状壁部、30…吹出口、 40…コントローラ、
41…偏日射センサ、70…第3ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流出する出口部近傍に設けられ、
    該出口部より吹き出される流体を制御する流体流吹出制
    御装置であって、上記出口部の下流において流れを遮る
    ように配置されたデフレクタ板と、上記出口部及びデフ
    レクタ板に導かれた流体を下流側の所定領域に集中的に
    流れるようにガイドするガイド部材とを備えた流体流吹
    出制御装置において、 上記デフレクタ板と上記出口部との位置関係が相対的に
    変化可能に構成すると共に、 上記出口部の周方向のどの方向の熱負荷が大きいかを検
    知する熱負荷検知手段と、 該熱負荷検知手段による検知結果に基づき、熱負荷の大
    きい方向への風量が増加するように、上記デフレクタ板
    と上記出口部との位置関係を相対的に変化させて通風抵
    抗を下げる制御手段と、 を備えたことを特徴とする流体流吹出制御装置。
  2. 【請求項2】 流体の流出する出口部近傍に設けられ、
    該出口部より吹き出される流体を制御する流体流吹出制
    御装置であって、上記出口部の下流において流れを遮る
    ように配置されたデフレクタ板と、上記出口部及びデフ
    レクタ板に導かれた流体を下流側の所定領域に集中的に
    流れるようにガイドするガイド部材とを備えた流体流吹
    出制御装置において、 上記デフレクタ板を上記出口部の周方向に対して平行移
    動可能あるいは傾斜可能に構成すると共に、 上記出口部の周方向のどの方向の熱負荷が大きいかを検
    知する熱負荷検知手段と、 該熱負荷検知手段による検知結果に基づき、熱負荷の大
    きい方向への風量が増加するように、上記デフレクタ板
    を上記平行移動あるいは傾斜させて通風抵抗を下げるデ
    フレクタ板駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする流体流吹出制御装置。
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