JPH07155488A - 糸取り扱いシステム - Google Patents
糸取り扱いシステムInfo
- Publication number
- JPH07155488A JPH07155488A JP6250828A JP25082894A JPH07155488A JP H07155488 A JPH07155488 A JP H07155488A JP 6250828 A JP6250828 A JP 6250828A JP 25082894 A JP25082894 A JP 25082894A JP H07155488 A JPH07155488 A JP H07155488A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- thread
- needle thread
- sewing machine
- needle bar
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B47/00—Needle-thread tensioning devices; Applications of tensometers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミシン用の新たな糸制御機構の提供。
【構成】 針バーの上端に固定された第2の移動自在の
針糸制御装置を有し、糸はこの針糸制御装置から針まで
延び、更に、第2の移動自在の針糸制御装置と同期して
垂直方向に往復動するように針バーに作動的に連結され
た第1の移動自在の針糸制御穴、及びミシンの外側に調
節自在に取り付けられた定置の針糸穴を有し、針糸がこ
の定置の針糸穴を通って前記第1の移動自在の針糸穴ま
で延びる、新たな糸制御機構。
針糸制御装置を有し、糸はこの針糸制御装置から針まで
延び、更に、第2の移動自在の針糸制御装置と同期して
垂直方向に往復動するように針バーに作動的に連結され
た第1の移動自在の針糸制御穴、及びミシンの外側に調
節自在に取り付けられた定置の針糸穴を有し、針糸がこ
の定置の針糸穴を通って前記第1の移動自在の針糸穴ま
で延びる、新たな糸制御機構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシン用の新たな糸制
御機構に関する。
御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の糸制御機構では、針糸に加え
られる張力は必ずしも常に均等ではなく、そのため、加
工物の下側につくりだされる針糸ルーパーは必ずしも常
に均等ではなく、完成した製品のステッチにばらつきが
あることが多い。更に、使用される特定の種類の糸につ
いて調節しなければならない糸制御機構の部分には簡単
に近づくことができない。従来技術の糸制御機構は、糸
切れの場合や糸の種類を例えばカタン糸からポリエステ
ル糸に変える場合に困難であり、時間がかかった。糸制
御機構を不適切に調節すると、糸切れ、不均等なステッ
チ、及び不均等な針ループが形成される。糸制御機構を
適切に調節すること、糸を再び掛けること、又は糸の交
換には、熟練したミシンオペレータでもかなりの時間を
要し、及びかくして費用がかかる。
られる張力は必ずしも常に均等ではなく、そのため、加
工物の下側につくりだされる針糸ルーパーは必ずしも常
に均等ではなく、完成した製品のステッチにばらつきが
あることが多い。更に、使用される特定の種類の糸につ
いて調節しなければならない糸制御機構の部分には簡単
に近づくことができない。従来技術の糸制御機構は、糸
切れの場合や糸の種類を例えばカタン糸からポリエステ
ル糸に変える場合に困難であり、時間がかかった。糸制
御機構を不適切に調節すると、糸切れ、不均等なステッ
チ、及び不均等な針ループが形成される。糸制御機構を
適切に調節すること、糸を再び掛けること、又は糸の交
換には、熟練したミシンオペレータでもかなりの時間を
要し、及びかくして費用がかかる。
【0003】米国特許第3,368,508号には、カ
バーステッチミシン用の針糸取り上げ装置が開示されて
いる。この特許に開示された発明は、ミシンハウジング
に固定された調節自在の穴部材、及び針バーの揺動レバ
ーに連結され且つミシンハウジングに形成されたスロッ
トを通って延びる取り上げフィンガを含む。針糸は、固
定穴部材を通り、次いで取り上げフィンガの穴部材を通
って延びる。取り上げフィンガが従動する円弧状の行路
は全体に垂直であるけれども、フィンガが円弧に沿って
移動するため、フィンガの移動には水平方向成分があ
り、その垂直方向成分は針バーの垂直方向成分よりも小
さい。更に、この特許の取り上げ装置は、針バーの頂部
によって支持されたU字形状糸案内体を有し、このU字
形状糸案内体の平行な脚部には整合した糸穴が形成され
ている。U字形状糸案内体は、U字形状部材の脚部間に
突出した調節自在のばねアームを有し、このばねアーム
は、針糸と係合するように押圧されている。U字形状糸
案内体及び調節自在のばねアームは、ミシンフレームに
固定された取り上げ装置と協働し、この組み合わせは、
針糸ループの大きさを調整するように機能する。この特
許の発明は、固定された取り上げ装置と移動自在のU字
形状糸案内体及び調節自在のばねアームとの協働構成に
存する。適正な作動には、この複雑な針糸取り上げ装置
の種々の構成要素の正確な調節が重要であり、糸を変え
るのは困難であり、時間を浪費する。更に、取り上げフ
ィンガの移動の垂直方向成分は、U字形状糸案内体の移
動の垂直方向成分よりも小さく、そのため、U字形状糸
案内体の移動及び取り上げフィンガの移動は同期してい
ない。このように移動が同期していないため、これらの
構成要素間を延びる糸に張力が生じ、この張力により針
糸ループが不均等になり、ステッチが不均等になり、糸
切れが起こる。
バーステッチミシン用の針糸取り上げ装置が開示されて
いる。この特許に開示された発明は、ミシンハウジング
に固定された調節自在の穴部材、及び針バーの揺動レバ
ーに連結され且つミシンハウジングに形成されたスロッ
トを通って延びる取り上げフィンガを含む。針糸は、固
定穴部材を通り、次いで取り上げフィンガの穴部材を通
って延びる。取り上げフィンガが従動する円弧状の行路
は全体に垂直であるけれども、フィンガが円弧に沿って
移動するため、フィンガの移動には水平方向成分があ
り、その垂直方向成分は針バーの垂直方向成分よりも小
さい。更に、この特許の取り上げ装置は、針バーの頂部
によって支持されたU字形状糸案内体を有し、このU字
形状糸案内体の平行な脚部には整合した糸穴が形成され
ている。U字形状糸案内体は、U字形状部材の脚部間に
突出した調節自在のばねアームを有し、このばねアーム
は、針糸と係合するように押圧されている。U字形状糸
案内体及び調節自在のばねアームは、ミシンフレームに
固定された取り上げ装置と協働し、この組み合わせは、
針糸ループの大きさを調整するように機能する。この特
許の発明は、固定された取り上げ装置と移動自在のU字
形状糸案内体及び調節自在のばねアームとの協働構成に
存する。適正な作動には、この複雑な針糸取り上げ装置
の種々の構成要素の正確な調節が重要であり、糸を変え
るのは困難であり、時間を浪費する。更に、取り上げフ
ィンガの移動の垂直方向成分は、U字形状糸案内体の移
動の垂直方向成分よりも小さく、そのため、U字形状糸
案内体の移動及び取り上げフィンガの移動は同期してい
ない。このように移動が同期していないため、これらの
構成要素間を延びる糸に張力が生じ、この張力により針
糸ループが不均等になり、ステッチが不均等になり、糸
切れが起こる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
必要を満たす新たな糸制御機構に関する。この新たな糸
制御機構は、糸穴からなる第2の組をミシンフレームの
外側に有し、この組は、針バーの頂部に固定されてい
る。糸穴からなるこの第2の組は、一つの穴と同様に簡
単に且つ容易に使用でき、各針糸を穴に通すことだけを
必要とし、複雑で時間のかかる調節を必要としない。新
たな糸制御機構は、ミシンの回転上主シャフトに機械的
に連結された第1の針糸穴の組を更に有し、上主シャフ
トは、第2の糸穴の組の移動と同期した垂直方向運動を
第1の針糸穴の組に与える。第1の針糸穴の組は、便利
には、糸の交換を行うために容易に近づくことのできる
ミシンフレームの外側上で針バーと糸テンション装置と
の間に配置されている。
必要を満たす新たな糸制御機構に関する。この新たな糸
制御機構は、糸穴からなる第2の組をミシンフレームの
外側に有し、この組は、針バーの頂部に固定されてい
る。糸穴からなるこの第2の組は、一つの穴と同様に簡
単に且つ容易に使用でき、各針糸を穴に通すことだけを
必要とし、複雑で時間のかかる調節を必要としない。新
たな糸制御機構は、ミシンの回転上主シャフトに機械的
に連結された第1の針糸穴の組を更に有し、上主シャフ
トは、第2の糸穴の組の移動と同期した垂直方向運動を
第1の針糸穴の組に与える。第1の針糸穴の組は、便利
には、糸の交換を行うために容易に近づくことのできる
ミシンフレームの外側上で針バーと糸テンション装置と
の間に配置されている。
【0005】新たな糸制御機構は、糸切れが起こり難
く、針糸ループが均等であり、糸の交換が容易であり、
糸の張力が更に均等になり、ステッチが更に均等にな
り、他の利点に帰すことのできる費用節減といった、従
来技術にはない利点がある。
く、針糸ループが均等であり、糸の交換が容易であり、
糸の張力が更に均等になり、ステッチが更に均等にな
り、他の利点に帰すことのできる費用節減といった、従
来技術にはない利点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、新たな
糸制御機構は、ミシンのハウジングを通って突出した上
端及び針を支持する下端を持つ垂直方向に往復動する針
バーと、針バーの上端に固定された第2の移動自在の針
糸制御装置とを有し、該第2の針糸制御装置から糸が針
まで延び、更に、針バーに作動的に連結され且つ第2の
移動自在の針糸制御装置と同期して垂直方向運動を行う
ように拘束された、第1の移動自在の針糸制御穴部材
と、ミシンの外側に調節自在に取り付けられた定置の針
糸穴部材とを有し、針糸は、この針糸穴部材を通って前
記第1の移動自在の針糸穴部材まで延びている。
糸制御機構は、ミシンのハウジングを通って突出した上
端及び針を支持する下端を持つ垂直方向に往復動する針
バーと、針バーの上端に固定された第2の移動自在の針
糸制御装置とを有し、該第2の針糸制御装置から糸が針
まで延び、更に、針バーに作動的に連結され且つ第2の
移動自在の針糸制御装置と同期して垂直方向運動を行う
ように拘束された、第1の移動自在の針糸制御穴部材
と、ミシンの外側に調節自在に取り付けられた定置の針
糸穴部材とを有し、針糸は、この針糸穴部材を通って前
記第1の移動自在の針糸穴部材まで延びている。
【0007】
【実施例】図1は、上アーム14及びベース18を有す
るミシン10を示す。ミシン10の外ハウジングは、内
側にあるミシンフレーム12(図3参照)に固定されて
いる。本明細書中に開示するように、ミシン10は、針
ヘッド42が下端に設けられた垂直方向往復針バー19
を有する。針ヘッド42には三本の針が取り付けられて
いる。ミシン10は、スプレッダー糸案内体52及びス
テッチの上面にカバー糸を付けるためのスプレッダー5
4を有する。ベース18の加工面の下に取り付けられた
ルーパー70は、ルーパー糸を針糸と絡み合わせるよう
に機能する。
るミシン10を示す。ミシン10の外ハウジングは、内
側にあるミシンフレーム12(図3参照)に固定されて
いる。本明細書中に開示するように、ミシン10は、針
ヘッド42が下端に設けられた垂直方向往復針バー19
を有する。針ヘッド42には三本の針が取り付けられて
いる。ミシン10は、スプレッダー糸案内体52及びス
テッチの上面にカバー糸を付けるためのスプレッダー5
4を有する。ベース18の加工面の下に取り付けられた
ルーパー70は、ルーパー糸を針糸と絡み合わせるよう
に機能する。
【0008】三本の針糸、スプレッダー糸及びルーパー
糸用の糸テンション装置及び他のステッチ形成機構が図
1乃至図3に示してある。図示のミシン10は、連邦標
準ステッチ401型、406型、407型、602型、
又は605型をつくるのに使用できる。これらのステッ
チが全て五本の糸を使用する訳ではなく、かくして、必
ずしも全ての糸取り扱い機構が使用される訳ではないと
いうことに着目されたい。例えば、カバー糸を含まない
407型ステッチを形成する場合には、スプレッダー機
構を取り外す。
糸用の糸テンション装置及び他のステッチ形成機構が図
1乃至図3に示してある。図示のミシン10は、連邦標
準ステッチ401型、406型、407型、602型、
又は605型をつくるのに使用できる。これらのステッ
チが全て五本の糸を使用する訳ではなく、かくして、必
ずしも全ての糸取り扱い機構が使用される訳ではないと
いうことに着目されたい。例えば、カバー糸を含まない
407型ステッチを形成する場合には、スプレッダー機
構を取り外す。
【0009】ミシン10は、三本針ミシンとして示して
あるが、針の数はこれよりも多くてもよいし少なくても
よい。かくして、本願の明細書及び特許請求の範囲に亘
って使用された「針穴の組」という用語及びこれと等価
の用語は、一つ又はそれ以上の穴を意味するものと理解
されるべきである。
あるが、針の数はこれよりも多くてもよいし少なくても
よい。かくして、本願の明細書及び特許請求の範囲に亘
って使用された「針穴の組」という用語及びこれと等価
の用語は、一つ又はそれ以上の穴を意味するものと理解
されるべきである。
【0010】ミシン10の右側には、図1に示すよう
に、一群のテンション装置が設けられている。テンショ
ン装置20は左針糸に加わる張力を制御し、テンション
装置22は中央針糸に加わる張力を制御し、テンション
装置24は右針糸に加わる張力を制御し、テンション装
置26はスプレッダー糸に加わる張力を制御し、テンシ
ョン装置28はルーパー糸に加わる張力を制御する。針
糸の各々について穴が設けられた針糸フレーム30が、
ミシンの上アームに調節自在に固定してある。テンショ
ン装置20、22、及び24からの針糸は、針糸フレー
ム30が支持するこの組をなした固定針糸穴29を通っ
て延びる。更に、針糸フレーム30は、スプレッダー糸
テンション装置26からの糸を掛ける穴を有する。針糸
フレームが支持する固定穴29と呼ばれる穴は、システ
ムに適量の針糸を供給するのを助けるように機能する。
穴29は、縫い付け作業中、固定されているけれども、
上アーム14での針糸フレーム30の位置は所定範囲内
で調節できるということに着目されたい。各ステッチに
含まれる針糸の量を増大させるのが所望である場合に
は、針糸フレーム30を調節して穴29の組を下げ、各
ステッチに含まれる針糸の量を減少させるのが所望であ
る場合には、針糸フレーム30を調節して穴29の組を
上げる。
に、一群のテンション装置が設けられている。テンショ
ン装置20は左針糸に加わる張力を制御し、テンション
装置22は中央針糸に加わる張力を制御し、テンション
装置24は右針糸に加わる張力を制御し、テンション装
置26はスプレッダー糸に加わる張力を制御し、テンシ
ョン装置28はルーパー糸に加わる張力を制御する。針
糸の各々について穴が設けられた針糸フレーム30が、
ミシンの上アームに調節自在に固定してある。テンショ
ン装置20、22、及び24からの針糸は、針糸フレー
ム30が支持するこの組をなした固定針糸穴29を通っ
て延びる。更に、針糸フレーム30は、スプレッダー糸
テンション装置26からの糸を掛ける穴を有する。針糸
フレームが支持する固定穴29と呼ばれる穴は、システ
ムに適量の針糸を供給するのを助けるように機能する。
穴29は、縫い付け作業中、固定されているけれども、
上アーム14での針糸フレーム30の位置は所定範囲内
で調節できるということに着目されたい。各ステッチに
含まれる針糸の量を増大させるのが所望である場合に
は、針糸フレーム30を調節して穴29の組を下げ、各
ステッチに含まれる針糸の量を減少させるのが所望であ
る場合には、針糸フレーム30を調節して穴29の組を
上げる。
【0011】針糸制御穴32の第1の組が形成された可
動アーム部材31は、ミシンハウジングに形成された垂
直スロット33を通って延びる。針糸は、穴29から個
々に調節可能な穴16の組を通り、次いで可動アーム部
材31に形成された穴32を通って延びる。穴16の各
々は、垂直方向に摺動し且つ選択された位置に固定され
るように取り付けられたロッドの上端に形成されてい
る。穴16の調節は、ルーパーからキャスト−オフした
後、針糸ループを十分に取り上げるため、又は上方行程
中の糸の弛緩時に十分な針ループが形成され且つスキッ
ピングが回避されるように糸を延ばすために必要であ
る。針バー19の最上端に固定されたアーム部材35は
水平方向に延びており、針糸穴36の第2の組が形成さ
れている。第1及び第2の移動自在の針糸穴の垂直方向
往復移動には上限及び下限がある。移動自在のアーム部
材31及びこれを支持する機構は、針バー19の上端に
対し、第1の移動自在の針糸制御穴32の垂直方向移動
の上限が第2の移動自在の針糸制御穴36の垂直方向移
動の下限よりも下にあるように配置されている。針糸
は、移動自在のアーム部材31に形成された穴32から
アーム部材35に形成された穴36を通って延びる。針
糸は、アーム部材35の穴36から、針糸ストライク−
オフ34、針糸フレーム穴38、針糸ニッパー40、及
び次いで針44の穴を通って延びる。
動アーム部材31は、ミシンハウジングに形成された垂
直スロット33を通って延びる。針糸は、穴29から個
々に調節可能な穴16の組を通り、次いで可動アーム部
材31に形成された穴32を通って延びる。穴16の各
々は、垂直方向に摺動し且つ選択された位置に固定され
るように取り付けられたロッドの上端に形成されてい
る。穴16の調節は、ルーパーからキャスト−オフした
後、針糸ループを十分に取り上げるため、又は上方行程
中の糸の弛緩時に十分な針ループが形成され且つスキッ
ピングが回避されるように糸を延ばすために必要であ
る。針バー19の最上端に固定されたアーム部材35は
水平方向に延びており、針糸穴36の第2の組が形成さ
れている。第1及び第2の移動自在の針糸穴の垂直方向
往復移動には上限及び下限がある。移動自在のアーム部
材31及びこれを支持する機構は、針バー19の上端に
対し、第1の移動自在の針糸制御穴32の垂直方向移動
の上限が第2の移動自在の針糸制御穴36の垂直方向移
動の下限よりも下にあるように配置されている。針糸
は、移動自在のアーム部材31に形成された穴32から
アーム部材35に形成された穴36を通って延びる。針
糸は、アーム部材35の穴36から、針糸ストライク−
オフ34、針糸フレーム穴38、針糸ニッパー40、及
び次いで針44の穴を通って延びる。
【0012】針44が下降する際、追加の針糸が糸供給
源(図示せず)から糸テンション装置20、22、及び
24、固定穴29、及び個々に調節自在の穴16を通し
て引き出される。穴29及び16は固定されており、穴
32及び36は両方とも垂直方向行路内を同期して往復
動する。穴32の往復行路の垂直方向範囲は、穴29と
ほぼ水平方向に整合しており、そのため、穴32及び2
9を通して針糸を引っ張ると、この針糸は、ほぼ水平方
向に引っ張られる。穴29は、針糸フレーム30の垂直
方向部材に形成された水平方向穴によって形成されてい
る。かくして、このように穴29と穴32とがほぼ水平
方向に整合することによって、水平方向に配向された穴
29を通して針糸を引っ張ることができ、これによっ
て、針糸と穴29との間の抵抗が最小になる。
源(図示せず)から糸テンション装置20、22、及び
24、固定穴29、及び個々に調節自在の穴16を通し
て引き出される。穴29及び16は固定されており、穴
32及び36は両方とも垂直方向行路内を同期して往復
動する。穴32の往復行路の垂直方向範囲は、穴29と
ほぼ水平方向に整合しており、そのため、穴32及び2
9を通して針糸を引っ張ると、この針糸は、ほぼ水平方
向に引っ張られる。穴29は、針糸フレーム30の垂直
方向部材に形成された水平方向穴によって形成されてい
る。かくして、このように穴29と穴32とがほぼ水平
方向に整合することによって、水平方向に配向された穴
29を通して針糸を引っ張ることができ、これによっ
て、針糸と穴29との間の抵抗が最小になる。
【0013】針44が上昇するとき、針44の穴と隣接
して針糸からループが形成され、移動自在のアーム部材
31及び35は、針糸の緩みをなくすように機能する。
図1で最もよくわかるように、針糸が穴29、32、及
び36を通って延びる点で三角形が形成される。穴32
及び36が形成されたアーム部材31及び35は、これ
らの両部材が長さが同じ垂直方向行路に沿って同時に移
動するように同期している。穴32及び36は、アーム
部材31及び35を水平方向に貫通しており、かくし
て、アーム部材31及び35が上昇するとき、針糸が二
つの点から持ち上げられる。アーム部材31及び35
は、同期させてあるため、両アームが針糸を正確に同じ
距離だけ持ち上げ、及びかくして針糸の張力を最小に
し、この取り上げ工程中に穴32及び36を通って針糸
が摺動する必要を最小にする。かくして、アーム部材3
1及び35の移動を同期させ、穴29と32とを水平方
向に整合させることによって、ステッチ形成プロセス中
に針糸に加わる不必要な張力のほぼ全てをなくす。
して針糸からループが形成され、移動自在のアーム部材
31及び35は、針糸の緩みをなくすように機能する。
図1で最もよくわかるように、針糸が穴29、32、及
び36を通って延びる点で三角形が形成される。穴32
及び36が形成されたアーム部材31及び35は、これ
らの両部材が長さが同じ垂直方向行路に沿って同時に移
動するように同期している。穴32及び36は、アーム
部材31及び35を水平方向に貫通しており、かくし
て、アーム部材31及び35が上昇するとき、針糸が二
つの点から持ち上げられる。アーム部材31及び35
は、同期させてあるため、両アームが針糸を正確に同じ
距離だけ持ち上げ、及びかくして針糸の張力を最小に
し、この取り上げ工程中に穴32及び36を通って針糸
が摺動する必要を最小にする。かくして、アーム部材3
1及び35の移動を同期させ、穴29と32とを水平方
向に整合させることによって、ステッチ形成プロセス中
に針糸に加わる不必要な張力のほぼ全てをなくす。
【0014】ルーパー70は、図1でわかるように、従
来の設計であり、図2に更に詳細に拡大して示してあ
る。ルーパー70は、キャスト−オフ支持プレート5
8、取り上げ穴60、キャスト−オフワイヤ62、保持
フィンガ64、取り上げディスク66、ルーパーホルダ
68及びルーパー70を含む。
来の設計であり、図2に更に詳細に拡大して示してあ
る。ルーパー70は、キャスト−オフ支持プレート5
8、取り上げ穴60、キャスト−オフワイヤ62、保持
フィンガ64、取り上げディスク66、ルーパーホルダ
68及びルーパー70を含む。
【0015】針バー19及び移動自在のアーム部材31
用の駆動装置を図3、図4、及び図5を参照して以下に
詳細に説明する。図3では、ミシンの駆動機構を更によ
く示すため、ミシンフレームの一部が取り除いてある。
下主シャフト72には、下スプロケット74が主シャフ
ト72とともに回転するように固定されている。上主シ
ャフト80は、ミシン10の上アーム14を通って水平
方向に延びるように、下主シャフト72の上方で支承さ
れている。上主シャフト80には上スプロケット78が
固定されており、下主シャフト72の回転が上主シャフ
ト80に伝達されるようにタイミングベルト即ち駆動ベ
ルトが下スプロケット74及び上スプロケット78に掛
けてある。クランク92は、上主シャフト80の自由端
で支持されている。
用の駆動装置を図3、図4、及び図5を参照して以下に
詳細に説明する。図3では、ミシンの駆動機構を更によ
く示すため、ミシンフレームの一部が取り除いてある。
下主シャフト72には、下スプロケット74が主シャフ
ト72とともに回転するように固定されている。上主シ
ャフト80は、ミシン10の上アーム14を通って水平
方向に延びるように、下主シャフト72の上方で支承さ
れている。上主シャフト80には上スプロケット78が
固定されており、下主シャフト72の回転が上主シャフ
ト80に伝達されるようにタイミングベルト即ち駆動ベ
ルトが下スプロケット74及び上スプロケット78に掛
けてある。クランク92は、上主シャフト80の自由端
で支持されている。
【0016】クランク92及びこのクランクで駆動され
る要素は、図3に示してあり、図4に拡大して示してあ
る。針バー19は、垂直方向に往復動するように上アー
ム14に支承されている。針バー連結部84は針バー1
9の中間点に連結されている。平行な垂直方向摺動面8
9を備えた摺動ブロック案内体88が針バー連結部84
と隣接して上アーム14内に固定されている。摺動ブロ
ック案内体88は、摺動ブロック案内体88に連結され
たときにスロット86を形成するU字形状保持部材96
を有する。摺動ブロック91は、摺動ブロック案内体8
8の垂直方向摺動面89と係合する参照番号89を附し
た垂直方向摺動面、及びスロット86を通って延びるア
ーム90を有する。クランク92はクランクピン94を
有し、このクランクピン上で針バー駆動リンク82の一
端が支承されている。針バー駆動リンク82の他端は、
針バー連結部84の円筒形区分85(図5参照)上で支
承されている。針バー連結部84の円筒形区分85は、
摺動ブロック91で支承されている。上主シャフト80
が回転すると、針バー駆動リンク82を介して移動が摺
動ブロック91に伝達され、摺動ブロック91を摺動ブ
ロック案内体88内で往復動させる。摺動ブロック案内
体及び摺動ブロックの互いに協働する垂直方向で平行な
摺動面89は、摺動ブロックの移動を垂直方向に限定す
る。摺動ブロック91のアーム90に連結されたアーム
部材31は、摺動部材91とともに垂直方向に往復動す
る。垂直方向往復運動が針バー駆動リンク82によって
針バー19及び摺動ブロック91の両方に同期して伝達
されるため、アーム部材31及び35の垂直方向往復運
動もまた同期する。
る要素は、図3に示してあり、図4に拡大して示してあ
る。針バー19は、垂直方向に往復動するように上アー
ム14に支承されている。針バー連結部84は針バー1
9の中間点に連結されている。平行な垂直方向摺動面8
9を備えた摺動ブロック案内体88が針バー連結部84
と隣接して上アーム14内に固定されている。摺動ブロ
ック案内体88は、摺動ブロック案内体88に連結され
たときにスロット86を形成するU字形状保持部材96
を有する。摺動ブロック91は、摺動ブロック案内体8
8の垂直方向摺動面89と係合する参照番号89を附し
た垂直方向摺動面、及びスロット86を通って延びるア
ーム90を有する。クランク92はクランクピン94を
有し、このクランクピン上で針バー駆動リンク82の一
端が支承されている。針バー駆動リンク82の他端は、
針バー連結部84の円筒形区分85(図5参照)上で支
承されている。針バー連結部84の円筒形区分85は、
摺動ブロック91で支承されている。上主シャフト80
が回転すると、針バー駆動リンク82を介して移動が摺
動ブロック91に伝達され、摺動ブロック91を摺動ブ
ロック案内体88内で往復動させる。摺動ブロック案内
体及び摺動ブロックの互いに協働する垂直方向で平行な
摺動面89は、摺動ブロックの移動を垂直方向に限定す
る。摺動ブロック91のアーム90に連結されたアーム
部材31は、摺動部材91とともに垂直方向に往復動す
る。垂直方向往復運動が針バー駆動リンク82によって
針バー19及び摺動ブロック91の両方に同期して伝達
されるため、アーム部材31及び35の垂直方向往復運
動もまた同期する。
【0017】以上、本発明を特に例示の装置を参照して
詳細に説明したが、本発明の範疇から逸脱することなく
変形及び変更を行うことができ、且つ等価の機構を使用
することができるということは理解されよう。従って、
このような変形及び変更は、添付の特許請求の範囲に含
まれる。
詳細に説明したが、本発明の範疇から逸脱することなく
変形及び変更を行うことができ、且つ等価の機構を使用
することができるということは理解されよう。従って、
このような変形及び変更は、添付の特許請求の範囲に含
まれる。
【図1】新たな糸制御機構及びステッチ形成機構を含む
ミシンの斜視図である。
ミシンの斜視図である。
【図2】カバーの下面で針と協働してステッチを形成す
る図1に示すルーパー機構の拡大斜視図である。
る図1に示すルーパー機構の拡大斜視図である。
【図3】上ステッチ形成機構の駆動機構を示すため外部
ハウジングが取り外してある、ミシンの斜視図である。
ハウジングが取り外してある、ミシンの斜視図である。
【図4】摺動ブロック及び摺動ブロック案内駆動機構の
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図である。
10 ミシン 12 ミシンフレーム 14 上アーム 16 調節可能な穴 18 ベース 19 往復針バー 20、22、24、26、28 テンション装置 29 固定針糸穴 30 針糸フレーム 31 可動アーム部材 32 針糸制御穴 33 垂直スロット 34 針糸ストライク−オフ 35 アーム部材 36 針糸制御穴 38 針糸フレーム穴 40 針糸ニッパー 42 針ヘッド 44 針 52 スプレッダー糸案内体 54 スプレッダー 58 キャスト−オフ支持プレート 60 取り上げ穴 62 キャスト−オフワイヤ 64 保持フィンガ 66 取り上げディスク 68 ルーパーホルダ 70 ルーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー・ディー・クリスラー アメリカ合衆国イリノイ州60014,クリス タル・レーク,ハンティントン・ドライヴ 834
Claims (12)
- 【請求項1】 ハウジングを持つミシン用の糸取り扱い
システムにおいて、 前記ハウジングの外側に固定された糸テンション装置
と、 前記ハウジングを通って前記ミシンハウジングの外側に
突出した上端及び少なくとも一つの針が取り付けられた
下端を持つ垂直方向に往復動する針バーを含むステッチ
形成機構と、 前記ミシンハウジングの外側に調節自在に取り付けられ
た、前記糸テンション装置からの糸が通される、定置の
針糸穴部材と、 前記針バーに作動的に連結され且つ垂直方向往復運動を
行うように拘束された、前記ハウジングの開口部を通っ
て前記ミシンの外側まで延びる、第1の移動自在の針糸
制御穴部材と、 前記針バーの上端に固定された第2の移動自在の針糸制
御穴部材とを有し、該第2の移動自在の針糸制御穴部材
には前記第1の移動自在の針糸制御穴からの糸が通さ
れ、この糸がここから前記針まで延びる、システム。 - 【請求項2】 前記第1の移動自在の針糸制御穴部材を
垂直方向に往復運動するように拘束するための案内体を
有する、請求項1に記載の糸取り扱いシステム。 - 【請求項3】 前記ミシンは、上アーム、該上アーム内
に取り付けられた被駆動主シャフト、該被駆動主シャフ
トが支持するクランク、前記針バーに固定された針バー
駆動連結装置、前記被駆動主シャフトの回転運動により
前記針バーが垂直方向に往復動するように一端が前記ク
ランクに枢着され且つ他端が前記針バー駆動連結装置に
枢着された針バー駆動リンクを有する、請求項1に記載
の糸取り扱いシステム。 - 【請求項4】 前記ミシンは、上アーム、該上アーム内
に取り付けられた被駆動主シャフト、該被駆動主シャフ
トが支持するクランク、前記針バーに固定された針バー
駆動連結装置、前記被駆動主シャフトの回転運動により
前記針バーが垂直方向に往復動するように一端が前記ク
ランクに枢着され且つ他端が前記針バー駆動連結装置に
枢着された針バー駆動リンクを有する、請求項2に記載
の糸取り扱いシステム。 - 【請求項5】 前記案内体は、 前記ミシンハウジングの内部に前記針バーと隣接して取
り付けられた、垂直方向案内面を持つ摺動ブロック案内
体と、 前記摺動ブロック案内体の垂直方向案内面と係合するよ
うになった垂直方向案内面を持つ摺動ブロックとを含
む、請求項2に記載の糸取り扱いシステム。 - 【請求項6】 針バー駆動連結装置が前記針バーに固定
され、前記摺動ブロックは、前記被駆動上主シャフトに
よって垂直方向に往復動されるように前記針バー駆動連
結装置に連結されており、 前記第1の針糸制御穴は前記摺動ブロックに連結されて
いる、請求項5に記載の糸取り扱いシステム。 - 【請求項7】 前記往復動針バーは、前記糸テンション
装置から水平方向に間隔を隔てられており、前記定置の
針糸穴はミシンハウジングの外側で前記糸テンション装
置と前記往復動針バーとの間の所定の位置に取り付けら
れており、前記第1の移動自在の針糸制御穴は、前記定
置の針糸穴と前記往復動針バーとの間に配置された、ハ
ウジングに形成された開口部を通って延びる、請求項1
に記載の糸取り扱いシステム。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の移動自在の針糸制御
穴は、上限及び下限を有し、前記第1の移動自在の針糸
制御穴の垂直方向移動の上限は、前記第2の移動自在の
針糸制御穴の垂直方向移動の下限よりも下にある、請求
項7に記載の糸取り扱いシステム。 - 【請求項9】 前記糸取り扱いシステムは多数の糸テン
ション装置を有し、 前記往復動針バーには多数の針が取り付けられており、 前記定置の針糸穴部材、前記第1の移動自在の針糸制御
穴部材、及び前記第2の移動自在の針糸制御穴部材は、
全て、多数の穴が形成されている、請求項1に記載の糸
取り扱いシステム。 - 【請求項10】 ミシン用の針糸の取り扱い方法におい
て、(a)ミシンハウジングの外側に取り付けられた糸
テンション装置を通して針糸に張力を加える工程と、
(b)ミシンハウジングの外側に取り付けられた定置の
針糸穴に針糸を通す工程と、(c)ミシンハウジングの
外側に配置され、垂直方向往復運動を行うように拘束さ
れた第1の移動自在の針糸穴に針糸を通す工程と、
(d)常にミシンハウジングの外側上にある針バーの上
端に固定された第2の移動自在の針糸穴に針糸を通す工
程と、(e)針の穴に針糸を通す工程とを有する方法。 - 【請求項11】 第1の移動自在の針糸穴は、(f)垂
直方向摺動ブロック及び該摺動ブロックの移動を制御す
る摺動ブロック案内体によって、垂直方向往復運動する
ように拘束されている、請求項10に記載の針糸の取り
扱い方法。 - 【請求項12】 針糸は、工程(a)から工程(d)ま
で進むにつれて、(g)糸テンション装置から第2の移
動自在の針糸穴までほぼ水平方向に前進する、請求項1
0に記載の針糸の取り扱い方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/143,821 US5447109A (en) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | Thread handling system for a sewing machine |
US143821 | 1998-08-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07155488A true JPH07155488A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=22505807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6250828A Pending JPH07155488A (ja) | 1993-10-27 | 1994-10-17 | 糸取り扱いシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5447109A (ja) |
JP (1) | JPH07155488A (ja) |
CN (1) | CN1042561C (ja) |
DE (1) | DE4438240A1 (ja) |
IT (1) | IT1268636B1 (ja) |
TW (1) | TW283177B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19617945C1 (de) * | 1996-05-04 | 1997-09-11 | Union Special Gmbh | Fadensteuerung für eine Kettenstich-Nähmaschine |
US6044782A (en) * | 1998-07-13 | 2000-04-04 | Fressemann; Debra D. | Bobbin holder for a sewing machine |
JP2003000979A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-07 | Juki Corp | ミシンの糸繰り装置 |
JP3834754B2 (ja) * | 2002-05-01 | 2006-10-18 | ヤマトミシン製造株式会社 | ミシンの針糸繰り装置 |
CN100389236C (zh) * | 2002-05-10 | 2008-05-21 | 大和缝纫机制造株式会社 | 缝纫机过线装置 |
CN103590201A (zh) * | 2012-08-13 | 2014-02-19 | 顾飞龙 | 包缝针车起缝不留残线头的方法 |
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---|---|---|---|---|
US1166834A (en) * | 1913-05-16 | 1916-01-04 | Singer Mfg Co | Take-up mechanism for sewing-machines. |
US2998787A (en) * | 1959-06-22 | 1961-09-05 | Duerkoppwerke | Loop taker mechanism for chainstitch sewing machines |
US3368508A (en) * | 1965-10-22 | 1968-02-13 | Union Special Maschinenfab | Needle thread take-up for double chain stitch sewing machines |
US3654883A (en) * | 1970-05-14 | 1972-04-11 | Union Special Machine Co | Thread control mechanism for sewing machines |
US3961754A (en) * | 1975-09-12 | 1976-06-08 | Economics Laboratory, Inc. | Spray and foam producing nozzle apparatus |
DE3140377C2 (de) * | 1981-10-10 | 1984-10-11 | Union Special Gmbh, 7000 Stuttgart | Fadensteuervorrichtung für eine Nähmaschine |
US4582008A (en) * | 1983-12-02 | 1986-04-15 | The Singer Company | Timing arrangement for a sewing machine |
US4671195A (en) * | 1985-02-11 | 1987-06-09 | Union Special Corporation | Sewing machine looper throw-out mechanism |
IT1203985B (it) * | 1987-04-30 | 1989-02-23 | Rockwell Rimoldi Spa | Macchina per cucire modulare, predisposta per il comando di dispositivi ausiliari |
JPH0246887A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-16 | Iida Shintaro | 平針の周方向位置の制御機構を有する皮革または同様な被加工物の縫製用ミシンとこのミシンを用いて縫う方法 |
-
1993
- 1993-10-27 US US08/143,821 patent/US5447109A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-07-08 TW TW083106230A patent/TW283177B/zh active
- 1994-10-17 JP JP6250828A patent/JPH07155488A/ja active Pending
- 1994-10-21 IT IT94TO000846A patent/IT1268636B1/it active IP Right Grant
- 1994-10-26 DE DE4438240A patent/DE4438240A1/de not_active Withdrawn
- 1994-10-26 CN CN94117585A patent/CN1042561C/zh not_active Expired - Fee Related
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---|---|
CN1042561C (zh) | 1999-03-17 |
US5447109A (en) | 1995-09-05 |
ITTO940846A1 (it) | 1996-04-21 |
ITTO940846A0 (it) | 1994-10-21 |
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