JPH07155482A - シート状体切断装置 - Google Patents

シート状体切断装置

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JPH07155482A
JPH07155482A JP33947693A JP33947693A JPH07155482A JP H07155482 A JPH07155482 A JP H07155482A JP 33947693 A JP33947693 A JP 33947693A JP 33947693 A JP33947693 A JP 33947693A JP H07155482 A JPH07155482 A JP H07155482A
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sheet
envelope
shaped body
cutting
layer paper
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JP33947693A
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Eiji Sakata
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は複数枚のシート状体を切断するシート
状体切断装置に関し、特に封筒や食品包装パック等の開
封に用いられるシート状体切断装置に関し、切断後に切
屑が生じることなく、円滑且つ永続的な切味が得られる
シート状体切断装置を提案することを目的とする。 【構成】封筒9を第1の封筒搬送部2により挾持状態で
側方に搬送し、この搬送された封筒9を第2の封筒搬送
部4により挾持状態でさらに側方に排出し、この第1及
び第2の各封筒搬送部2、4の間において封筒9の最上
層紙91、最下層紙93に対する搬送速度を異ならせる
ことにより、最上層紙91の搬送速度を速くして湾曲凸
状の撓みを生じさせてこの撓みが生じた最上層紙91を
切断部1が切断することから、最下層紙93及び中間層
紙92を切断することなく最上層紙91のみを切断でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数枚のシート状体を切
断するシート状体切断装置に関し、特に封筒や食品包装
パック等の開封に用いられるシート状体切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート状体切断装置はレ
ターオープナとして図5に示すものがあった。この図5
は従来装置の要部斜視図を示す。同図において従来のシ
ート状体切断装置は、外周に刃先101、201が形成
される皿状の円形刃100、200が中心軸102、2
02を異ならせて回転駆動すると共に、各刃先101、
201を相互に押圧状態で密接配設する構成である。
【0003】前記構成に基づく従来装置は、二つの円形
刃100、200を相互に相反する方向に回転させ、こ
の二つの円形刃100、200の接合点に封筒9等のシ
ート状体端部を挿入することにより、このシート状体端
部を切断する。この端部の切断によりシート状体が封筒
である場合には、この封筒を開封することができること
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシート状体切断
装置は以上のように構成されていたので、封筒等のシー
ト状体の端部を完全に切り離すこととなり、切断後に切
屑が生じるという課題を有していた。また、二つの円形
刃100、200の密接係合によりシート状体を切断す
るようにしていたので、円形刃100、200の外径を
高精度(例えば、−0.1〜0.15mm)に形成しな
ければ十分な切味が得られず、この円形刃100、20
0の製作が困難であった。さらに、密接係合状態の円形
刃100、200による切断は、複数枚のシート状体の
場合、特に厚紙の封筒のときには切断できなくなるとい
う課題を有する。さらにまた、円形刃100、200が
常時密接係合して回転しているので刃先101、201
が摩耗して切味の持続が困難となる。
【0005】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、切断後に切屑が生じることなく、円滑且つ永
続的な切味が得られるシート状体切断装置を提案するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート状体
切断装置は、複数枚積層されたシート状体のうち上層側
のシート状体と下層側のシート状体との搬送速度を異な
らせて各シート状体を挾持状態で搬送する第1の搬送部
と、前記第1の搬送部の搬送方向に対して直列状に配設
され、前記複数枚積層されたシート状体を挾持状態で搬
送する第2の搬送部と、前記第1及び第2の各搬送部の
間に配設され、第1及び第2の各搬送部で搬送される複
数枚積層されたシート状体のうち撓みが生じた一側層の
シート状体を切断する切断部とを備えるものである。
【0007】また、他の本発明に係るシート状体切断装
置は、複数枚積層されたシート状体のうち上層側のシー
ト状体と下層側のシート状体との搬送速度を異ならせて
各シート状体を挾持状態で搬送する第1の搬送部と、前
記第1の搬送部の搬送方向後段側に配設され、第1の搬
送部による搬送速度の速いシート状体側から遅いシート
状体側に対し突出してシート状体と接触する摩擦部と、
前記第1の搬送部及び摩擦部の間に配設され、搬送速度
の速いシート状体を切断する切断部とを備えるものであ
る。
【0008】
【作用】本発明においては、シート状体を第1(又は第
2)の搬送部により挾持状態で側方に搬送し、この搬送
されたシート状体を第2(又は第1)の搬送部により挾
持状体で側方に排出し、この第1及び第2の各搬送部の
間において上下層のシート状体に対する搬送速度を異な
らせることにより、上下層のいずれか一側層のシート状
体に湾曲凸状の撓みを生じさせてこの撓みが生じたシー
ト状体を切断部が切断することから、上下層のうち他側
層のシート状体及び中間層を切断することなく一側層の
シート状体のみを切断する。
【0009】また、他の本発明においては、シート状体
を上層側と下層側との各搬送速度を異ならせて第1の搬
送部が側方に挾持状態で搬送し、この搬送速度が速いシ
ート状体側から他側のシート状体側へ突出する摩擦部に
より搬送速度の速いシート状体に湾曲凸状の撓みを生じ
させてこの撓みが生じたシート状体を切断部が切断する
ことから、上下層のうち他側層及び中間層のシート状体
を切断することなく一側層のシート状体のみを切断す
る。
【0010】
【実施例】
(本発明の一実施例)以下、本発明の一実施例を図1及
び図2に基づいて説明する。図1は本実施例装置の要部
拡大側面図、図2は本実施例装置の全体分解斜視図を示
す。
【0011】前記各図において本実施例に係るシート状
体切断装置は、上面に押しボタンスイッチ51が形成さ
れ、この押しボタンスイッチ51により起動・停止する
モータ(図示を省略)及びこのモータに電流を供給する
電池(図示を省略)を収納する本体ケーシング5と、こ
の本体ケーシング5の側壁に形成され、封緘された封筒
9をこの封筒9の他側面より一側面の搬送速度を速く側
方に搬送する第一の封筒搬送部2と、前記本体ケージン
グ5の側壁であって第一の封筒搬送部2の搬送方向後段
側に形成され、第一の封筒搬送部2から搬送される封筒
9をさらに側方に搬送して排出する第二の封筒搬送部4
と、前記第一及び第二の各封筒搬送部2、4の間に配設
され、第一及び第二の各封筒搬送部2、4で搬送される
封筒9の一側面を切断する切断部1とを備える構成であ
る。
【0012】前記第一の封筒搬送部2は、前記モータに
より相反する方向(回転方向O及び回転方向P)に回転
する二つのローラ21、22で形成され、このローラ2
1の周速度V21(回転方向O)をローラ22の周速度V
22(回転方向P)より速くなるように駆動される構成で
ある。また、前記第二の封筒搬送部4は、前記モータに
より相反する方向(回転方向Q及び回転方向R)に回転
し、同一の周速度V41、V42(V41=V42)で回転する
二つのローラ41、42で形成される構成である。
【0013】この第一及び第二の各封筒搬送部2、4を
形成する搬送機構としては、上記対ローラ圧接型の他、
往復式送り機構(例えば、ミシンの布送り機構)や対状
の無端ベルト圧接型送り機構など周知のものが適用でき
る。この往復式送り機構の場合には、前記周速度V21、
V22、V41、V42が送り速度となる。前記切断部1は、
取付枠30の中央部を横断する凹溝部35内に上側から
突出するように形成される。この切断部1は、前記取付
枠30の側壁に斜め方向に形成される装着溝32に装着
されると共に、取付枠30の側壁に穿設される螺子孔3
3、34に螺子13、14を螺合することにより装着溝
32内に固着される。この装着溝32は切断部1の突出
方向にガイドするよう形成され、螺子13、14により
突出量はスライド微調整できる。
【0014】前記本体ケーシング5は、装着溝32が形
成される取付枠31を取付けると共に、切断部1が装着
された後に、この取付枠31及び切断部1の上から保護
カバー52が装着される。この保護カバー52には中央
部を横断するように封筒挿通部53が形成され、この封
筒挿通部53の形成位置は前記取付枠31の凹溝部35
に対応している。勿論、取付枠31と保護カバー52と
は一体に形成して一方を省略しても良く、また省略する
ときは切断部1だけを被覆する保護カバーとしても良
い。
【0015】次に、前記構成に基づく本実施例装置の切
断作用を説明する。まず、押しボタンスイッチ51を押
圧してモータを駆動させて第1の封筒搬送部2の二つの
ローラ21、22を回転させる。この状態において封筒
挿通部53に封筒9を挿通し、この封筒9が回転する二
つのローラ21、22に挟持されつつ図示矢印A方向に
搬送される。この側方への封筒9の搬送は、ローラ21
が封筒9の最上層紙91に接触して移送すると共に、ロ
ーラ22が封筒9の最下層紙93に接触して移送し、最
上層紙91、中間層紙92、最下層紙93の移送により
行われる。
【0016】この封筒9の最上層紙91は、、ローラ2
1の周速度V21がローラ22の周速度V22より速く回転
しているから、最下層紙93の移送量より多く移送され
る。このそれぞれ移送される最上層紙91及び最下層紙
93を含む封筒9は、第2の封筒搬送部4まで移送さ
れ、この第2の封筒搬送部4のローラ41、42で挾持
された状態でさらに搬送される。このローラ41、42
が同一の周速度V41、V42で回転していることから、封
筒9の最上層紙91及び最下層紙93を同じ搬送速度で
図示矢印D方向へ搬送する。
【0017】このように第1の封筒搬送部2の二つのロ
ーラ21、22を異なる周速度で回転させると共に、第
2の封筒搬送部4の二つのローラ41、42を同じ周速
度で回転させていることから、封筒9の最下層紙93を
前記矢印A方向の延長線上である図示矢印C方向に搬送
するのに対して、封筒9の最上層紙91を矢印B方向へ
湾曲凸状に撓みを生じさせた状態で搬送することとな
る。この最上層紙91が湾曲凸状に撓みが生じているこ
とから、この最上層紙91のみが切断部1の刃先11で
切り裂かれ、他の中間層紙92及び最下層紙93は切断
部1により切り裂かれることがない。
【0018】このような切断部1の切り裂き作用のうち
特に切り裂き開始を確実なものとするには、刃先11を
小刻みに微振動させることが望ましい。この振動量とし
ては、0.1mm程度で十分であるが、最上層紙91と
最下層紙93との離反量より小さければ良い。また、振
動源としては、内蔵モータの回転力を往復動力に変換す
る周知の手段による他にモータにアンバランサを付加し
バイブレーションを発生させたり、切断部に圧電素子を
付設して発振器により高周波電力で駆動させることによ
り微振動を生じさせることなどが適用できる。
【0019】このようにして、封筒9の中間層紙92及
び最下層紙93を残して最上層紙91のみを切断するこ
とから、封筒9を開封する際に切屑の発生を防止できる
と共に、封筒9内の書類(例えば、中間層紙92)を切
断することなく開封できる。なお、前記実施例において
はローラ21の周速度V21をローラ22の周速度V22よ
り速く回転させると共に、ローラ41、42の周速度V
41、V42をそれぞれ同一の周速度(V41=V42)で回転
させるように構成したが、前記周速度をV21=V22、V
41<V42となるように各ローラ21、22、41、42
を駆動させる構成とすることもできる。
【0020】また、前記周速度をV21<V22、V41=V
42とし、又は前記周速度をV21=V22、V41>V42とな
るように各ローラ21、22、41、42を駆動させる
構成とすることもできる。この場合には、前記図1に記
載の実施例における切断部1の取付方向とは逆の方向に
突出するように取り付けられる。即ち、第1及び第2の
各封筒搬送部2、4の間で切断部1の突出する方向に搬
送するシート状体に湾曲凸状の撓みが生じるように各ロ
ーラ21、22、41、42の周速度を任意に調整する
ことができる。
【0021】また、前記周速度をV21=V22、V41=V
42、V21>V41と設定すれば、最上層紙91は上向き
に、最下層93は下向きに互いに離反突出するように撓
ませることも可能である。なお、シート状体が長尺物の
場合、湾曲凸状の撓み量が増加算されシート状体全体の
よじれや一方側だけの異常突出が生じることがある。こ
の場合は所定回転数毎のような定期的に、もしくは手動
のような不定期的に一致または加速し突出量を調節解消
することになる。
【0022】このような搬送速度の差つまり上下層間の
搬送量の差を生じさせる手段としては、例えば第1の封
筒搬送部2のローラ21、22は同一周速度として封筒
9を第2の封筒搬送部4へ移送するが、第2の封筒搬送
部4は封筒9が到達しても直ちに搬送を開始しないよう
に時間差を設けることにより、封筒9にたるみを発生さ
せることも想定できる。
【0023】(他の本発明の一実施例)図3は本実施例
装置の要部拡大側面図を示す。同図において本実施例に
係るシート状体切断装置は、前記図1記載の実施例装置
と同様に本体ケーシング5、第1の搬送部2及び切断部
1を備え、この構成に加え、この第1の封筒搬送部2の
搬送方向(図示矢印A方向)に対して切断部1の後段側
に前記搬送方向に交叉するように突出する摩擦部3と、
この摩擦部3に対抗して隣接配設される第2の摩擦部3
6とを備える構成である。
【0024】次に、前記構成に基づく本実施例装置の切
断作用を説明する。まず、第1の封筒搬送部2の二つの
ローラ21、22を回転させ、この回転状態において封
筒挿通部53に図示矢印A方向から封筒9が挿通され
る。この挿通される封筒9は回転する2つのローラ2
1、22の間に挾持状態で搬送されることとなる。
【0025】この封筒9の最上層紙91は、ローラ21
の周速度V21がローラ22の周速度V22(V22<V21)
より速く回転しているから、最下層紙93の移送量より
多く移送される。このそれぞれ移送される最上層紙91
及び最下層紙93を含む封筒9は、摩擦部3の傾斜部3
0aに摺接状態で移動すると共に、この傾斜部30aと
第2の摩擦部36の傾斜部36aとの間で規制されつつ
搬送され排出される。
【0026】このように第1の封筒搬送部2の二つのロ
ーラ21、22を異なる周速度V21、V22で回転させる
と共に、この異なる周速度V21、V22で回転する二つの
ローラ21、22で搬送される封筒9を摩擦部3の傾斜
部30aと第2の摩擦部36の傾斜部36aとの間で規
制していることから、封筒9の最下層紙93を矢印A方
向の延長線上である図示矢印C方向に搬送するのに対し
て、封筒9の最上層紙91を矢印B方向へ湾曲凸状に撓
みを生じさせた状態で搬送することとなる。この最上層
紙91が湾曲凸状に撓みが生じていることから、この最
上層紙91のみが切断部1の刃先11で切り裂かれ、他
の中間層紙92及び最下層紙93は切断部1により切り
裂かれることがない。
【0027】このようにして、封筒9の中間層紙92及
び最下層紙93を残して最上層紙91のみを切断するこ
とから、封筒9を開封する際に切屑の発生を防止できる
と共に、封筒9内の書類(例えば、中間層紙92)を切
断することなく開封できる。図4はその他の実施例装置
における切断部の側面図を示す。同図(A)に記載の他
の実施例は、方形状の切断部15で形成され、中心部の
固定螺子15eで固着される構成である。この切断部1
5は刃先15a、15b、15c、15dを有すること
から、所定数量を切断した後に固定螺子15eを緩めて
45度回転させることにより刃先15aから刃先15b
へと順次切換えることができ、切れ味を長く維持できる
こととなる。この他に切断部の形状は任意の多角形で形
成することができる。
【0028】また、同図(B)に記載の他の実施例は、
円形状の切断部16で形成され、中心部の固定螺子16
aで固定される構成である。この円形状の切断部16は
固定螺子16aによる固着される他に、自由回動状態で
中心部を軸支するように配設することができる。この場
合には切断部16の刃先が一側部分のみが偏って摩耗す
ることがなくなり、長期間に亘り良好な切味を保持する
ことができることとなる。勿論、内蔵モータ等の駆動源
により円形状の切断部16を強制高速回転(例えば10
0〜3000rpm)させることもできる。
【0029】なお、前記各実施例においては封筒を切断
する場合について説明したが、封筒以外の複数のシート
状体、フィルム等のシート状体であればいずれも適用す
ることができる。また、最上層紙91の浮上を確実にす
るためにローラ21に紙持ち上げ手段を設けることがで
きる。この手段としてはローラ21の表面に粘着性の弱
い粘着剤を付与する構成とするか、又は紙面にわずかに
喰い込む針状突起体を形成する構成とすることも可能と
なる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明におていは、シート
状体を第1(又は第2)の搬送部により挾持状態で側方
に搬送し、この搬送されたシート状体を第2(又は第
1)の搬送部により挾持状態で側方に排出し、この第1
及び第2の各搬送部の間において上下層のシート状体に
対する搬送速度を異ならせることにより、上下層のいず
れか一側層のシート状体に湾曲凸状の撓みを生じさせて
この撓みが生じたシート状体を切断部が切断することか
ら、上下層のうち他側層のシート状体及び中間層を切断
することなく一側層のシート状体のみを切断できるとい
う効果を奏する。また、他の本発明においては、シート
状体を上層側と下層側との各搬送速度を異ならせて第1
の搬送部が側方に挾持状態で搬送し、この搬送速度が速
いシート状体側から他側のシート状体側へ突出する摩擦
部により搬送速度の速いシート状体に湾曲凸状の撓みを
生じさせてこの撓みが生じたシート状体を切断部が切断
することから、上下層のうち他側層及び中間層のシート
状体を切断することなく一側層のシート状体のみを切断
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシート状体切断装置の
要部拡大側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシート状体切断装置の
全体分解斜視図である。
【図3】他の本発明の一実施例に係るシート状体切断装
置の要部拡大側面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るシート状体切断装置
における切断部の各側面図である。
【図5】従来のシート状体切断装置の要部拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 切断部 2 第1の封筒搬送部 3 摩擦部 4 第2の封筒搬送部 5 本体ケーシング 9 封筒 11 刃先 13、14 螺子 21、22、41、42 ローラ 30a、36a 傾斜部 31 取付枠 32 装着溝 36 第2の摩擦部 33、34 螺子孔 52 保護カバー 53 封筒挿通部 100、200 円形刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚積層されたシート状体のうち上層側
    のシート状体と下層側のシート状体との搬送速度を異な
    らせて各シート状体を挾持状態で搬送する第1の搬送部
    と、 前記第1の搬送部の搬送方向に対して直列状に配設さ
    れ、前記複数枚積層されたシート状体を挾持状態で搬送
    する第2の搬送部と、 前記第1及び第2の各搬送部の間に配設され、第1及び
    第2の各搬送部で搬送される複数枚積層されたシート状
    体のうち撓みが生じた一側層のシート状体を切断する切
    断部とを備えることを特徴とするシート状体切断装置。
  2. 【請求項2】複数枚積層されたシート状体のうち上層側
    のシート状体と下層側のシート状体との搬送速度を異な
    らせて各シート状体を挾持状態で搬送する第1の搬送部
    と、 前記第1の搬送部の搬送方向後段側に配設され、第1の
    搬送部による搬送速度の速いシート状体側から遅いシー
    ト状体側に対し突出してシート状体に接触する摩擦部
    と、 前記第1の搬送部及び摩擦部の間に配設され、搬送速度
    の速いシート状体を切断する切断部とを備えることを特
    徴とするシート状体切断装置。
JP33947693A 1993-12-03 1993-12-03 シート状体切断装置 Pending JPH07155482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012114A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Internatl Tobacco Machinery Poland Sp Zoo シガレットパックの破壊的開放方法及び装置
JP2013502291A (ja) * 2009-08-27 2013-01-24 レイナー デザイン プロプライエタリー リミテッド 切断装置

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