JPH07155255A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH07155255A
JPH07155255A JP30509293A JP30509293A JPH07155255A JP H07155255 A JPH07155255 A JP H07155255A JP 30509293 A JP30509293 A JP 30509293A JP 30509293 A JP30509293 A JP 30509293A JP H07155255 A JPH07155255 A JP H07155255A
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JP
Japan
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rice cooker
rice
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heat
case
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Application number
JP30509293A
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English (en)
Inventor
Hachiro Arai
八朗 新井
Nagao Fujimoto
長男 藤本
Takashi Mizui
貴史 水井
Takashi Oya
崇史 大宅
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱部を収容する下部ケースに載置され又は
連設される上部ケース(1) 内に、炊飯釜(10)が取り出し
自在に収容される炊飯器において、炊飯釜(10)を軽量な
プレス成型品としても、炊飯釜(10)内の米飯を杓子です
くう際に、炊飯釜が不用意に上部ケース(1) 内で回転し
てしまう不都合を防止する。 【構成】 上部ケース(1) 内に炊飯釜(10)を収容するた
めの筒状の内胴(12)を設け、前記炊飯釜(10)を断面楕円
形状とし、前記内胴(12)に設けた複数の支持部によっ
て、前記炊飯釜(10)の上端開放部に連設されるフランジ
部(10a) を一定範囲に渡って支持するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯器、特に、アルミ
ニウム板製の炊飯釜を収容してなる保温式炊飯器に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及び課題】保温式ガス炊飯器として、ガスバ
ーナの火力によって炊飯を行い、炊飯完了後に電熱式の
ヒータによって長時間にわたって保温できるようにした
ものが普及されている。従来のこの種炊飯器では、例え
ば、図1に示すように、上部ケース(1) に炊飯釜(10)が
取り出し自在に収容されており、その胴部は、前記上部
ケース(1) に内蔵され且断熱材及び保温用ヒータ(H) を
内蔵した断熱保温層(11)からなる内胴によって同心円状
に包囲されており、この内胴から下方に露出させた前記
炊飯釜(10)の底部が、下部ケース(2) 内に収容されてい
るガスバーナ(B) の火力によって加熱され、炊飯動作が
実行される構成となっている。
【0003】そして、炊飯完了後はガスバーナ(B) の燃
焼が自動的に停止されると共に、上記保温用ヒータ(H)
、これを収容する断熱保温層(11)、さらには、蓋体(4)
に設けた断熱材とヒータからなる保温層(49)とによっ
て炊飯釜(10)内が加熱保温される。従来、炊飯釜(10)と
しては鋳物製のものが一般的であった。しかしながら、
鋳物製の炊飯釜は高価である上に重いので取り扱いにく
い。そこで、近年、プレス成型により安価に製作できる
アルミニウム板製の炊飯釜が普及している。
【0004】従来の鋳物製の炊飯釜は重量があったた
め、炊飯釜内の米飯の量が少なくなっても、内胴内で炊
飯釜が不用意に回転してしまうということはなかった。
それに対し、アルミニウム板製の炊飯釜は軽量であるた
め、炊飯釜内の米飯の量が少なくなると、米飯を炊飯釜
から杓子で取り出す際に、炊飯釜と同心円状に構成され
ている内胴内で炊飯釜が前記杓子の動きに伴って不用意
に回転してしまい、米飯をすくい上げにくいという不都
合がある。
【0005】これは、アルミニウム板製の炊飯釜(10)は
軽量である上に、これと同心の筒状に構成された断熱保
温層(11)からなる内胴内に落とし込んで支持させている
だけであるから、炊飯釜(10)内の米飯が少なくなると、
僅かな力が加えられるだけで容易に回転してしまうので
ある。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、『発熱部を収容する下部ケースに載置又は連設され
る上部ケース(1) 内に、炊飯釜(10)が取り出し自在に収
容される炊飯器』において、炊飯釜(10)を軽量なプレス
成型品としても、炊飯釜(10)内の米飯を杓子ですくう際
に不用意に上部ケース(1) 内で炊飯釜(10)が回転してし
まわない様にすることを課題とする。 [請求項1の発明について、]
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための請求項1の発
明の技術的手段は、『上部ケース(1)内に、炊飯釜(10)
を遊嵌状態に収容する筒状の内胴(12)を設け、炊飯釜(1
0)を断面楕円形状とすると共に、前記内胴(12)に設けた
複数の支持部によって、前記炊飯釜(10)の上端開放部に
連設されるフランジ部(10a) を一定範囲に渡って支持す
るようにした』ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。炊飯釜
(10)を軽量なアルミニウム板のプレス成型品としている
場合、炊飯釜(10)内の米飯が少ないと、炊飯釜(10)は、
該米飯をすくおうとする杓子の動きに伴って内胴(12)内
で回転しかけるが、前記炊飯釜(10)は略相似状の断面楕
円形状に構成されている上に、その上端開放部に連設さ
れるフランジ部(10a) が、内胴(12)に設けた複数の支持
部によって支持される構成としているから、炊飯釜(10)
に回転方向の力が作用しても、該炊飯釜(10)の胴部の所
定位置が前記支持部の側縁に当接し、炊飯釜(10)が内胴
(12)内でそれ以上回転してしまうことはない。よって、
米飯を取り出す際に炊飯釜(10)の不用意な回転は阻止さ
れることとなる。
【0008】尚、複数の支持部を炊飯釜(10)の短径側に
配設すると、この回転阻止機能が一層確実となる。又、
前記炊飯釜(10)は、内胴(12)内に遊嵌状態に収容されて
いるから、炊飯釜(10)と内胴(12)との間には所定の隙間
が生じており、この隙間から、燃焼排気を排出すること
ができる。
【0009】
【効果】炊飯釜(10)を軽量なプレス成型品とした場合で
も、炊飯釜(10)が内胴(12)内で不用意に回転する不都合
がないから、炊飯釜(10)内の米飯が少量になっても、該
米飯をすくう際に炊飯釜(10)が杓子ととも回りすること
がなく、米飯を炊飯釜(10)から茶碗によそい易い。 [請求項3の発明について、]請求項3の発明のもの
は、請求項1と同様な課題を解決するものであり、その
ために講じた技術的手段は、『上部ケース(1) 内に炊飯
釜(10)を遊嵌状態に収容するための筒状の内胴(12)を設
け、該内胴(12)及び前記炊飯釜(10)を略相似の断面楕円
形状とし、前記炊飯釜(10)の長径を、前記内胴(12)の短
径よりも大きく設定した』ことである。
【0010】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。炊飯釜
(10)が内胴(12)内で回転しかけた場合、内胴(12)及び前
記炊飯釜(10)は略相似の断面楕円形状に構成されている
上に、その長径は、前記内胴(12)の短径よりも大きく設
定されているから、炊飯釜(10)に回転方向の力が作用し
ても、該炊飯釜(10)の胴部の長径部近傍が内胴(12)の短
径側の内壁近傍に当接し、炊飯釜(10)が内胴(12)内でそ
れ以上回転してしまうことはないから、米飯を取り出す
際に炊飯釜(10)の不用意な回転は阻止されることとな
る。
【0011】
【効果】炊飯釜(10)を軽量なプレス成型品とした場合で
も、炊飯釜(10)が内胴(12)内で不用意に回転する不都合
がない上に、この発明のものでは、炊飯釜(10)を内胴(1
2)内で支持するための支持部を必ずしも設ける必要がな
いから、炊飯器の構造を簡略化することができる。
【0012】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図2以下に
示す図面に従って詳述する。第1実施例の炊飯器は、上
部ケース(1) 及び下部ケース(2) を四角形として、略直
方体状の上部ケース(1) 内に断面楕円形状の炊飯釜(10)
を収容できるようにし、前記上部ケース(1) の上端開放
部には後部に於いて蓋体(4) を前方に開放する片開き式
に支持させている。
【0013】前記上部ケース(1) は、角筒状の有底筒状
のケーシング(1a)の上端に上部フランジ体(1b)を連設
し、この上部フランジ体(1b)の内周縁に、円形断面の有
底筒状の内胴(12)を内挿固定したものであり、前記内胴
(12)の底部(12a) に開口(13)が形成されており、前記上
部フランジ体(1b)に対してこの内胴(12)は僅かに後方に
ずらせて配置している。
【0014】前記角筒状のケーシング(1a)にはその下端
から底部フランジ(14)が内周側に張り出し、その内周縁
部が前記底部(12a) にスポット溶接等の手法によって結
合一体化され、前記底部(12a) の開口(13)の周縁部の強
度が補強されている。前記底部フランジ(14)の内周径
は、当然ながら、後述のガスバーナ(B) の炎孔部(B1)よ
りも大きく設定されているものの、開口(13)の内周径よ
りも小さく設定されている。そして、底部フランジ(14)
の内周部は上方に開放する断面U字状部(14a) となって
いる。
【0015】一方、上部フランジ体(1b)と内胴(12)の上
端との結合部近傍には、図2及び図3に示すように、内
胴(12)の上端を囲むように溝部(15)が形成されており、
蓋体(4) の軸支部に一致する部分には口部(15a) が貫通
形成されて、これが、上部ケース(1) の後面部から取り
外し自在に挿入される露受け皿(16)の内側端部と対向す
る。
【0016】炊飯釜(10)は、アルミニウム板からプレス
成型した構成となっており、その底部は緩やかに上方に
膨らむ球面状とするとともにその断面形状は、図4に示
すように、楕円形状に設定されており、その短径が前記
上部ケース(1) の前後方向に一致するように前記内胴(1
2)内に収容させる。そして、その楕円形状の上端開放部
にはフランジ部(10a) が張り出しており、そして、図2
及び図4に示すように、内胴(12)の前後方向の内壁に取
付けた一対の支持板(17)(18)の上端部がこのフランジ部
(10a) の下面に対接して、炊飯釜(10)を内胴(12)内にお
いて所定の高さに支持している。
【0017】この支持位置は、後述の均熱板(3) の上面
とごく僅かの間隔(例えば2mm〜4mm程度)を有す
る様に設定されている。尚、前記間隔は3mm程度が最
も好ましい。特に、この実施例では、炊飯釜(10)の短径
を内胴(12)の前後方向に一致させるとともにこの内胴(1
2)の前後方向の内壁には、支持板(17)(18)を設ける構成
としたから、支持板(17)(18)は、炊飯釜(10)の短径側を
支持することとなる。よって、炊飯釜(10)に回転方向の
力が作用しても、炊飯釜(10)の短径側両端近傍の外壁が
前記支持板(17)(18)の側縁に接触又は当接することとな
るので、回転力は阻止されることとなる。
【0018】又、炊飯器の前後に前記支持板(17)(18)を
位置させているから、炊飯時に生じる燃焼排気は、これ
ら支持板(17)(18)によって上昇を阻止され、炊飯器の前
後方向への排気が防止されることとなる。よって、炊飯
器の前面上部に設けられた操作部や、後端部における蓋
体の軸支部が燃焼排気から保護されることとなる。一
方、均熱板(3) は、上記炊飯釜(10)の底面の裏面形状に
倣った断面形状に設定され、中央に後述の感熱機構部用
の透孔が形成され、この透孔の周縁から環状の垂下片(3
1)が連設されている。均熱板(3) の周縁近傍の裏面には
環状の保温用ヒータ(H) が取付けられ、この下方には外
周側に開放する保護カバー(32)によって被覆されてい
る。
【0019】前記均熱板(3) の周縁部と底部(12a) の周
縁部とは、複数(例えば3つ)の脚片(33)(33)によって
連結され、この脚片(33)の高さによって均熱板(3) の取
付け高さが所定の高さに設定されている。尚、前記保温
用ヒータ(H) としてはシーズヒータが採用されて、その
クーリングゾーンは脚片(33)及び底部(12a) に沿って屈
曲し、図2及び図5に示すように、後方に位置する上記
支持板(18)の下方に設けた脚片(33)及び底部(12a) とこ
れらに重ね合わされる金属製のカバー(33a) に包囲され
て下方に導かれた後、底部(12a) に沿って内胴(12)の下
端後部からケーシング(1a)と内胴(12)の間の後部空間部
(1c)に導入されている。そして、この後部空間部(1c)に
於いて、温度制御装置(C) を介して上部ケース(1) の後
部に設けたリール装置(R) の電源投入用コードと接続さ
れている。
【0020】蓋体(4) は、上部ケース(1) の後部上端に
設けた軸受(41)によって回動自在に軸支されると共に常
時開放方向に付勢され、その前縁部に設けた係合片(42)
が上部フランジ体(1b)の前縁部に設けたロック機構(43)
と係脱自在に対応する。蓋体(4) の裏面には、中蓋(40)
が設けられる。この中蓋(40)の中央から突出するつまみ
用の筒軸(44)にはウエイト(45)が外嵌し、この筒軸(44)
には前記蓋体(4) の裏面から突出する軸部(46)が係脱自
在に嵌着されている。前記中蓋(40)は、全体として浅い
皿状に形成されてこの中央に形成された隆起部の頂面に
前記筒軸(44)が取付けられ、周縁部から張り出すフラン
ジ部が炊飯釜(10)の上端のフランジ部(10a) に対接する
ようになっている。
【0021】下部ケース(2) には、ガスバーナ(B) 、消
火機構、感熱機構部、さらには、燃焼制御装置等が内蔵
され、前記感熱機構部は、ガスバーナ(B) を取付けるベ
ース(21)に取付けた支持台(22)にて昇降自在に支持され
ると共に常時上向きに付勢された昇降筒(50)、これの頂
壁(51)に具備させた感熱素子(52)とから構成され、前記
昇降筒(50)がガスバーナ(B) の中央に形成され且上下に
貫通する貫通空所内に収容され、その上端部が均熱板
(3) の中央の透孔から上方に突出する。
【0022】前記感熱素子(52)には消火機構の入力端と
なる永久磁石(53)が昇降自在に対向する。この消火機構
は周知の構成であり、炊飯操作によって、レバー機構と
連動する前記永久磁石(53)が炊飯釜(10)の底部に対接し
ている頂壁(51)の感熱素子(52)に吸着保持されて炊飯状
態(ガスバーナ(B) へのガス回路連通状態)となり、炊
飯完了状態になった時の炊飯釜(10)の底部の温度に応じ
て前記感熱素子(52)の磁性が急変して永久磁石(53)との
吸着が解かれてレバー機構が作動し、これによりガスバ
ーナ(B) へのガス回路が遮断されてガスバーナ(B) を自
動消火するものである。
【0023】図6に示す第2実施例のものは、断面楕円
形状の炊飯釜(10)を、その長径が炊飯器の前後方向に一
致するように、断面円形の内胴(12)内に収容させたもの
である。炊飯釜(10)を支持する支持板(17)(18)は、上記
第1実施例のものと同様、内胴(12)の前後に設けるもの
とする。この実施例のものでは、炊飯釜(10)の長径側を
前記支持板(17)(18)で支持させているため、炊飯釜(10)
の長径側両端近傍の外壁が前記支持板(17)(18)の側縁に
接触しにくい恐れがあるが、前記支持板(17)(18)を炊飯
釜(10)の長径側両端外壁に接触するように設定しておけ
ば、炊飯釜(10)の不用意な回転は十分に阻止することが
できる。
【0024】図7に示す第3実施例のものは、請求項3
の発明に対応するもので、内胴(12)を、炊飯釜(10)と略
相似形の断面楕円形状とするとともに、両者の長径が炊
飯器の前後方向に一致するように、上部ケース(1) 内に
収容する構成としたものである。この場合、炊飯釜(10)
の長径は内胴(12)の短径よりも長く設定されているた
め、炊飯釜(10)に回転方向の力が作用しても、該炊飯釜
(10)の長径側外壁近傍が内胴(12)の短径側の内壁近傍に
当接することとなり、炊飯釜(10)の内胴(12)内での回転
が阻止されることとなる。
【0025】よって、この実施例のものでは、第1、第
2実施例で採用したような支持板(17)(18)は必ずしも設
ける必要はない。支持板(17)(18)を設けない場合は、炊
飯釜(10)は、前記均熱板(3) の上に直接載置することに
より支持させれば良い。尚、図7に示す実施例のもので
は、炊飯釜(10)と内胴(12)との間隙は、全周にわたって
均一に構成されているが、両者の長径側相互の間隙より
も短径側相互の間隙の方がやや広くなるように炊飯釜(1
0)の楕円をやや長めの楕円に設定しても良い。この場
合、炊飯釜(10)及び内胴(12)の前後方向の間隙が小さく
なるため、炊飯器の前後方向への燃焼排気の排出が防止
されることとなる。
【0026】又、内胴の上端を部分的に内方へ突出する
ようにプレス成型して、この突出部をそのまま支持板(1
7)(18)と同様の支持部とするようにしても良い。上記実
施例のものでは、作用及び効果の項に記載したこととは
別に、次の特徴がある。 .炊飯釜(10)をアルミニウムのプレス成型品としたか
ら、その底部の肉厚が鋳物製のものに比べて薄くなる
が、この実施例では、均熱板(3) によってバーナ(B) の
燃焼炎の熱が分散緩和されて炊飯釜(10)の底部に伝達さ
れるから、炊き上がりが向上する。
【0027】.保温の際、炊飯釜(10)の底部と均熱板
(3) との間にごく僅かの間隙を形成した構成のもので
は、保温の際に、保温用ヒータ(H) 及びこれによって加
熱された均熱板(3) からの熱気の層と、炊飯釜(10)の外
表面との間に前記間隙から流入する空気断熱層が形成さ
れることとなって、従来の保温層を採用しない形式であ
っても、十分な保温効果が得られる。
【0028】尚、円板状の均熱板(3) で保温する場合、
保温ムラを防止するには、炊飯器(10)の楕円の長径と短
径との差が10〜20mmが程度望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】第1実施例の断面図
【図3】その平面図。
【図4】図2のX−X断面図
【図5】均熱板(3) の部分の一部切欠平面図
【図6】第2実施例の説明図。
【図7】第3実施例の説明図。
【符号の説明】
(10)・・・炊飯釜 (10a) ・・フランジ部 (1) ・・・上部ケース (12)・・・内胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大宅 崇史 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部を収容する下部ケースに載置又は
    連設される上部ケース(1) 内に、炊飯釜(10)が取り出し
    自在に収容される炊飯器において、上部ケース(1) 内
    に、炊飯釜(10)を遊嵌状態に収容する筒状の内胴(12)を
    設け、炊飯釜(10)を断面楕円形状とすると共に、前記内
    胴(12)に設けた複数の支持部によって、前記炊飯釜(10)
    の上端開放部に連設されるフランジ部(10a) を一定範囲
    に渡って支持するようにした炊飯器。
  2. 【請求項2】 炊飯器を、上部ケース(1) によって蓋体
    の後端部が軸支されたガス炊飯器とし、炊飯釜(10)を支
    持する複数の支持部を、上部ケース(1) の前後方向に対
    応する位置に設定してなる請求項1に記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 発熱部を収容する下部ケースに載置又は
    連設される上部ケース(1) 内に、炊飯釜(10)が取り出し
    自在に収容される炊飯器において、上部ケース(1) 内に
    炊飯釜(10)を遊嵌状態に収容するための筒状の内胴(12)
    を設け、該内胴(12)及び前記炊飯釜(10)を略相似の断面
    楕円形状とし、前記炊飯釜(10)の長径を、前記内胴(12)
    の短径よりも大きく設定した炊飯器。
  4. 【請求項4】 炊飯器を、上部ケース(1) によって蓋体
    の後端部が軸支されたガス炊飯器とし、炊飯釜(10)及び
    内胴(12)の長径が略一致するとともに、この長径部が、
    上部ケース(1) の前後方向に対応するように収容させて
    なる請求項3に記載の炊飯器。
JP30509293A 1993-12-06 1993-12-06 炊飯器 Pending JPH07155255A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814810B2 (ja) * 1978-01-23 1983-03-22 東京大学總長 電子ビ−ム排ガス脱硫脱硝方法および装置
JPS60212118A (ja) * 1984-04-09 1985-10-24 松下電器産業株式会社 調理器具
JPS612821B2 (ja) * 1974-07-12 1986-01-28 Buraaren Rudorufu

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