JPH03207919A - ガス調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭などで鍋等の被加熱物を載置して調理する
ガス調理器に関するものである。

従来の仮術 従来のこの種のガス調理器は、実開昭６０−１　４７３
１　４号公報に示されるように、バーナの中央に設けた
貫通孔に感熱体を昇降自在に設け、この感熱体の周囲に
感熱体の上端部（感熱部）を突設させて保護筒を設け、
バーナの上方に被加熱物が保持できるように調理器載置
台（以下、載置台という）を設けて・燃焼部を構或し、
載置台に被加熱物が載置されると、被加熱物（坦下、鍋
という）に感熱体の感熱部が接触して鍋の温度が制御さ
れるようになっていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構或では、載置台上に鍋を載
置しないでバーナの燃焼熱で調理物を直接加熱するよう
な調理をする場合には、バーナの燃焼熱は鍋によって周
囲へ流れる拡散作用がなくなり、ドラフト力によってバ
ーナの中央側へと弓きよせられると、保護筒より感熱部
が突設している感熱体の感熱部を直接加熱するようにな
る。この状態が続くと感熱体は異常に温度上昇して感熱
体の保護のために設けられた安全装置が働らいてバーナ
の燃焼を停止させ、調理ができなくなるという不具合が
あった。捷た，このような調理をして異常温度上昇を繰
返すと、感熱体の耐熱的な寿命が短かくなるという不具
合もあった。従って，載置台上に鍋を載置しないで直接
調理物を加熱する調理には使用することはできなか１た
。

本発明は上記課題を解決するもので、ガス調理器の使用
範囲を限定することな〈，広く調理ができるガス調理器
を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達或するために，中央部に貫通孔を
有するバーナと、前記貫通孔内に昇降自在に配設され、
鍋底温度を検知する感熱体と、前記バーナに燃料を供給
する燃料供給操作部とを備え、前記感熱体は、前記燃料
供給操作部の燃料供給停止の操作に連動して回動するカ
ムに摺接して下降し、燃料供給の操作に連動して回動す
る前記カムに当接して選択的に上昇又は下降するように
したものである。

作用 本発明は上記した構戒により，燃料供給操作部が燃料供
給停止の位置に操作されているときには感熱体は下降し
，鍋を用いて調理をする場合に、燃料供給操作部が燃料
供給の第１の位置に操作されると感熱体は上昇し、感熱
部が鍋底に接して鍋底の温度を横知して燃料の供給を制
御し、鍋を用いずに調理物を直接加熱する場合に、燃料
供給操作部の燃料供給の第２の位置に操作されると感熱
体は下降し、感熱部は調理物を加熱する燃焼熱で加熱さ
れることが無くなり、従って、燃料供給中でも感熱体を
選択的に昇降させることができて幅広い調理が可能とな
るものである。

実施例 坦下，本発明の実施例を第１図から第４図を参煕しなが
ら説明する。

図において、１はガス調理器本体で、その上崩に鍋等の
調理容器（以下、鍋という）３を載置する鍋載置台が配
設されている。４ぱ燃料供給操作部（以下、操作部とい
う）６の操作によりコック８を介して燃料が供給される
バーナ，６はバーナ４の中央の貫通孔Ｔ内に昇降自在に
配設された感熱体で、その上面１６の内面に感熱部が配
設されている。９は操作部６の軸６ａに止着された歯車
列１ｏａ，１０ｂを介して歯車１０ｂの軸１０Ｃに止着
され、操作部６の操作によって回動するカムで、そのカ
ム面は感熱体６の支持部６ａの先端が当接し、カム９の
回動によって感熱体６が昇降されるようになっている。

このカム９のカム面は感熱体６を昇降させる３位置の面
を有し，第１の面は感熱体６を下降させて位置するよう
に位置決めする（第２図参照）Ａ面１１、感熱体６を上
昇させて位置するよう位置決めするＢ面１２（第３図参
照），感熱体６を下降させて位置するよう位置決めする
Ｃ面１３（第４図参照）の各面を有して形或されている
。

そして、カム９の▲面１１は操作部５の口動によってコ
ック８が閉じられ、燃料の供給が停止されている状態の
ときに感熱体６の支持部６ａの先端が当接し、感熱体６
を下降状態に支持するように（第２図参照）、１た，カ
ム９のＢ面１２は操作部６の回動によってコック８が開
かれ，燃料供給の第１の位置に操作部５を位置させて燃
料供給の状態のときに感熱体６の支持部６ａの先端が当
接し、感熱体６を上昇させて鍋底に上面が当接する状態
に支持するように（第３図参照）、更に、カム９のＣ面
１３は操作部６を前記第１の位置から更に回動させ第２
の位置に位置させて燃料供給の状態のｉｔで感熱体６の
支持部６ａの先端が当接し、感熱体６を下降状態に支持
する（第４図参照）ように、カム９と感熱体６とは連動
的に当接されている。

なお、１４はバーナ４の貫通孔７の周縁に立設された遮
熱筒、１６はその上端で，感熱体６の上面１６はその上
昇状態のときに遮熱筒１４の上端１６より上方に突出す
るようになっている。

上記構或にネ・いて動作を説明すると、操作部６を回動
操作してコノク８を閉じて燃料の供給を断つと、操作部
６の軸６１Ｌに止着された歯車列１０１ｋ，１０ｂも回
動し５歯車１０ｂの軸１０Ｃに止着されたカム９は、第
２図に示すようにその五而１１が感熱体６の支持部６ａ
の先端に当接する位置に設定され，感熱体６は降下して
バーナ４の遮熱筒１４の上端１５よりも下方に位置する
。

次に、鍋を用いて調理を行うには、操作部５を第２図上
で反時計方向に回動して燃料供給の第１の位置にセノト
すると、コノク８が開かれて燃料がバーナ４に供給され
燃焼が開始されると同時に、操作軸６１Ｌに止着された
歯車列１ｏａ，１０ｂも回動し、歯車１０ｂの軸１０Ｃ
に止着されたカム９は、第３図に示すようにそのＢ面１
２が感熱体６の支持部６ａの先端に当接する位置に設定
され、感熱体６は上昇してその上面１６はバーナ４の遮
熱筒１４の上端１６よりも上方に位置して鍋の底面に当
接する。これにより、感熱体６の感熱部は鍋底の温を検
知して燃料の供給を制御することができる。

壕た，鍋を用いずに焼き物等の調理を行うには，操作部
６を前記第１の位置から更に反時計方向に回動すると，
コノク８は開かれた１１で歯車列１　０１Ｌ　，　１　
０ｂも回動してカム９は、第４図に示すようにそのＣ面
１３が感熱体６の支持部６ａの先端に幽接する位置に設
定され、感熱体６は下降して遮熱筒１４の先端１５より
も下方に位置する。

これにより、感熱体６は焼き物等の調理に際して発生す
るドラフト力による燃焼物の加熱を受けることがなく，
従って、感熱体６が異常加熱されることは防止されるも
のである。

なお、上記実施例では、操作部６を反時計方向に回動し
て説明したが、回動の方向の選択は自由で更に操作部が
横行型，縦動型のものでも実施し得るものである。１た
、操作部６の回動を第１の位置、第２の位置として、前
者では感熱体６が上昇し、後者では下降するとしたが、
この順序はこれに限定されるものではない。更に、カム
９は板状のもので説明したが、感熱体６を昇降させる機
能を有する機構も本発明の思想を逸脱しない範囲におい
て限定されるものではない。昔た、バーナ４に立設した
遮熱筒１４は，調理中の感熱体６への傍熱を遮断する目
的のものであるので、本発明に必須のものではない。

発明の効果 このように本発明の実施例のガス調理器によれば、バー
ナ４の中央の貫通孔γ内に昇降自在に配設した感熱体６
を、燃料供給操作部６の操作で燃料停止時には下降させ
，燃料供給中は上昇・下降の何れでも選択することがで
きるので、鍋等を用いた煮炊きから網等を用いた焼き物
渣で，或は揚げ物１でもが一台の調理器で調理が可能と
なって調理の幅を拡大することができる上，感熱体６が
異常加熱から保護されるので感熱体６の長寿命化が図れ
、１た、感熱体６の耐熱性の要求も緩和されるので感熱
体６の構或材料の選択に自由度が増え、ひいてはコスト
の引下げも可能となり、便オｕ性に富んだガス調理器を
安価に提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス調理器の一実施例を示す外観図、
第２図は同一実施例の要部斜視図、第３図および第４図
は同動作の状態を説明する図である。 １・・・・ガス調理器本体、４・・・バーナ、５・・・
・・燃料供給操作部，６・・・・・・感熱体、７・・・
・・・貫通孔，９・・・・・カム。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央部に貫通孔を有するバーナと、前記貫通孔内
   に昇降自在に配設され、鍋底温度を検知する感熱体と、
   前記バーナに燃料を供給する燃料供給操作部とを備え、
   前記感熱体は前記燃料供給操作部の操作に連動して昇降
   するガス調理器。
2. （２）感熱体は、燃料供給操作部の燃料供給停止の操作
   に連動して下降し、燃料供給の操作に連動して選択的に
   上昇又は下降する請求項１記載のガス調理器。
3. （３）感熱体は、燃料供給操作部の操作に連動して回動
   し、感熱体を昇降させるカムに摺接して昇降する請求項
   １または２記載のガス調理器。