JPH0715348Y2 - 安定化電源回路 - Google Patents

安定化電源回路

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JPH0715348Y2
JPH0715348Y2 JP1985097153U JP9715385U JPH0715348Y2 JP H0715348 Y2 JPH0715348 Y2 JP H0715348Y2 JP 1985097153 U JP1985097153 U JP 1985097153U JP 9715385 U JP9715385 U JP 9715385U JP H0715348 Y2 JPH0715348 Y2 JP H0715348Y2
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JP
Japan
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JP1985097153U
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Inventor
直史 古田
寛 石川
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サンクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、縮小形電源回路として広い用途を有する所謂
スイッチングレギュレータ形の安定化電源回路、特には
出力端子間の短絡時における回路の保護を行ない得るよ
うにした安定化電源回路に関する。
[従来技術] 第2図には、この種の安定化電源回路の従来における一
例が示されている。即ち、この第2図中、1は交流電源
(図示せず)からの入力を整流する整流回路で、これは
整流器2及び平滑用コンデンサ3より成る。4はブロッ
キング発振回路で、これは一次側及び二次側が絶縁され
たトランス5の一次側巻線5a,5b,チョッパ用スイッチン
グ素子としてのNPN形のトランジスタ6,抵抗7,8,9,コン
デンサ10,11及びダイオード12を図示の如く接続して成
り、トランジスタ6のベース・エミッタ間には出力回路
側の発光ダイオード13aと帰還用信号伝送素子としての
ホトカプラ13を構成するホトトランジスタ13bが接続さ
れている。また、トランス5の二次側には、出力用の二
次側巻線5c及び短絡保護回路の電源用として使用される
二次側巻線5dが設けられており、一方の二次側巻線5cの
両端にはダイオード14及び平滑用コンデンサ15より成る
出力用整流回路16が接続され、他方の二次側巻線5dの両
端にはダイオード17及び平滑用コンデンサ18より成る短
絡保護用電源回路19が接続されている。そして、出力用
整流回路16の両端には、短絡電流検出用抵抗20を介して
出力端子21,22が接続されていると共に、出力電圧検出
用の定電圧ダイオード23及び抵抗24が直列に接続されて
いる。さらに、短絡保護用電源回路19の両端には、抵抗
25,前記ホトカプラ13の発光ダイオード13a及び電圧検出
用スイッチング素子としてのNPN形のトランジスタ26の
コレクタ・エミッタ間の直列回路が接続されており、こ
のトランジスタ26のベースは抵抗27を介して前記定電圧
ダイオード23及び抵抗24の共通接続点に接続されてい
る。
このような構成の安定化電源回路においては、整流回路
1から出力される直流電流がトランジスタ6のスイッチ
ング周波数に応じた周期で断続されて、そのトランジス
タ6のオン時にトランス5の一次側巻線5aに蓄積された
エネルギーがトランジスタ6のオフ時にトランジスタ5
の二次側巻線5cを介して放出されるという動作が繰返さ
れ、斯様にして二次側巻線5cに現われたパルス状出力が
出力用整流回路16により整流平滑された後に出力端子2
1,22から出力されるものである。そして、このように出
力端子21,22間から得られる直流出力電圧が所定値を越
えて定電圧ダイオード23がブレークオーバーすると、ト
ランジスタ26がオンされて発光ダイオード13aが短絡保
護用電源回路19から通電されて点灯すると共に、この点
灯に応じてホトトランジスタ13bがオンされるため、ト
ランジスタ6が強制的にオフ状態に保持されて出力電圧
の上昇が抑制されるという帰還制御が行なわれ、このよ
うな帰還制御により出力電圧が安定化されるようにな
る。また、出力端子21,22間が短絡して二次側に大電流
が流れたときには、短絡電流検出用抵抗20での電圧降下
によってトランジスタ26がオンし、従ってこのときにも
発光ダイオード13aが短絡保護用電源回路19から通電さ
れて点灯すると共に、この点灯に応じてホトトランジス
タ13bがオンしてトランジスタ6が強制的にオフされる
ものであり、斯様にして短絡保護が行なわれる。
しかしながら、上記従来構成では、短絡保護時に発光ダ
イオード13aを点灯させるために別電源(具体的にはト
ランス5の二次側巻線5d,短絡保護用電源回路19)が必
要となり、このため構造が複雑化してコストの上昇を来
たすばかりか、特にトランス5に多数の巻線が必要とな
ってそのトランス5の大形化ひいては全体の大形化を招
くという問題点があった。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、出力端子間の短絡保護を簡単な回路構成にて行な
うことができてコストダウンを図り得ると共に、全体の
小形化をも実現できる等の効果を奏する安定化電源回路
を提供するにある。
[考案の要約] 本考案は上記目的を達成するために、トランスの二次側
出力を平滑整流するための出力用整流回路の両端に、一
対の出力端子間の電圧が所定値以上となったとき並びに
その出力端子間が短絡状態となったときにオンされる電
圧検出用スイッチング素子と、このスイッチング素子の
オンに応じて通電されてチョッパ用スイッチング素子の
スイッチング動作を停止させる帰還用信号伝送素子とを
直列に接続すると共に、少なくとも上記出力用整流回路
の一端と前記対をなす出力端子の一方との間にダイオー
ドを順方向に介在させ両出力端子間の短絡状態時にこの
ダイオードの順方向電圧降下によって前記帰還用信号伝
送素子が通電されるように構成したものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1図を参照しながら
説明するに、前記第2図と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略することにする。
さて、第1図において、28は一次側巻線28a,28bをブロ
ッキング発振回路4の回路要素としたトランスであり、
その二次側巻線28cの両端にダイオード29及び平滑用コ
ンデンサ30より成る出力用整流回路31が接続されてい
る。斯かる出力用整流回路31の両端には、抵抗25,発光
ダイオード13a及びトランジスタ26のコレクタ・エミッ
タ間の直列回路が接続されている。また、出力用整流回
路31の一端たる例えばプラス側端子(ダイオード29及び
コンデンサ30の共通接続点)と一方の出力端子21との間
には順方向に接続されたダイオード32及び抵抗33が直列
に介在されている。そして、上記トランジスタ26のベー
スは、定電圧ダイオード23及び抵抗24の共通接続点に抵
抗27を介して接続されている。
上記構成によれば、出力端子21,22間が短絡して二次側
に大電流が流れたときには、短絡電流検出用抵抗20での
電圧降下によってトランジスタ26がオン状態を呈する。
このとき、出力用整流回路31の両端即ち抵抗25,発光ダ
イオード13a及びトランジスタ26のコレクタ・エミッタ
間の直列回路の両側には、ダイオード34の順方向電圧降
下並びに抵抗33での電圧降下に対応した電圧が現われ、
発光ダイオード13aがこの電圧によって通電点灯され
る。この結果、ホトトランジスタ13bがオンしてチョッ
パ用のトランジスタ6が強制的にオフされ、以て短絡保
護動作が行なわれる。
上記した本実施例によれば、短絡保護時に発光ダイオー
ド13aを点灯させるための電源を別途に必要としないも
のであり、具体的にはダイオード32及び抵抗33を設ける
だけで済むものであって、従来のようにトランス5の二
次側巻線5d及び短絡保護用電源回路19(第2図参照)を
設けなくとも良く、その分短絡保護のための回路構成を
簡単化できる。勿論、トランス28の巻線数を減らすこと
ができるから、そのトランス28の小形化ひいては全体の
小形化を実現できる。
尚、上記実施例では、ダイオード32と直列に抵抗33を設
ける構成としたが、この抵抗33は必要に応じて設ければ
良いものである。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によって明らかなように、ス
イッチングレギュレータ形の安定化電源回路において、
出力端子間の短絡保護を簡単な回路構成にて行なうこと
ができてコストダウンを図り得ると共に、全体の小形化
を実現できる等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、第2図は
従来例を示す第1図相当図である。 図中、4はブロッキング発振回路、6はトランジスタ
(チョッパ用スイッチング素子)、13はホトカプラ(帰
還用信号伝送素子)、21,22は出力端子、26はトランジ
スタ(電圧検出用トランジスタ)、28はトランス、31は
出力用整流回路、32はダイオードを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振回路の出力により制御されるように設
    けられトランスの一次側に供給される直流電流をスイッ
    チングするチョッパ用スイッチング素子と、前記トラン
    スの二次側出力を整流平滑して一対の出力端子に与える
    出力用整流回路と、前記両出力端子間の電圧が所定値以
    上となったとき並びにその出力端子間が短絡状態となっ
    たときにオンされる電圧検出用スイッチング素子と、こ
    の電圧検出用スイッチング素子のオンに応じて通電され
    るように設けられその通電に応じて前記チョッパ用スイ
    ッチング素子のスイッチング動作を停止させる帰還用信
    号伝送素子とを設けて成る安定化電源回路において、前
    記出力用整流回路の両端に前記電圧検出用スイッチング
    素子及び帰還用信号伝送素子を直列に接続すると共に、
    少なくとも上記出力用整流回路の一端と前記対をなす出
    力端子の一方との間にダイオードを順方向に介在させ前
    記両出力端子間の短絡状態時にこのダイオードの順方向
    電圧降下によって前記帰還用信号伝送素子が通電される
    ように構成したことを特徴とする安定化電源回路。
JP1985097153U 1985-06-26 1985-06-26 安定化電源回路 Expired - Lifetime JPH0715348Y2 (ja)

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JPS627777U JPS627777U (ja) 1987-01-17
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