JPH073835Y2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents

スイッチングレギュレータ

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JPH073835Y2
JPH073835Y2 JP11407689U JP11407689U JPH073835Y2 JP H073835 Y2 JPH073835 Y2 JP H073835Y2 JP 11407689 U JP11407689 U JP 11407689U JP 11407689 U JP11407689 U JP 11407689U JP H073835 Y2 JPH073835 Y2 JP H073835Y2
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JP
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transformer
switching
transformers
converter
capacitor
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厚 朝山
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスイッチングレギュレータに関し、更に詳しく
は2石オン/オンコンバータ式のスイッチングレギュレ
ータに用いる複数のトランスの回路構成の改良に関す
る。
(従来の技術) 1種類の電源から複数種類の電源を作るためにスイッチ
ングレギュレータが用いられる。第3図は従来のスイッ
チングレギュレータの構成例を示す回路図である。図に
おいて、Eiは入力される直流電圧、Q1,Q2はこの直流電
圧をスイッチングするスイッチング素子で、例えばトラ
ンジスタが用いられる。スイッチング素子Q1,Q2がオン
になると、トランスT1,T2に同時に電流が流れ、エネル
ギーをチャージする。
スイッチング素子Q1,Q2がオフになると、トランスT1,T2
にチャージされていた電流が放電し、トランス2次側に
パワーを供給する。以下、このようなオン/オフを繰り
返すことにより、トランスT1,T2の2次側にはパワーが
交流電圧として供給される。2次側の交流電圧は必要に
応じて整流され直流電圧に変換される。変換された直流
電圧乃至はそのままの交流電圧の出力は、トランスT1,T
2の巻数比に依存する。つまり、1次側巻線数をN1,2次
側巻線数をN2として2次側出力はN2/N1にほぼ比例す
る。
ここで、トランスT1,T2の1次側巻線には、直列にダイ
オードD1,D2が接続されている。これらダイオードD1,D2
は、トランスT1,T2のリセット電流経路を分離し、トラ
ンスの飽和を防ぐために設けられている。
(考案が解決しようとする課題) 第4図は、スイッチング素子Q1又はQ2の電圧波形を示す
図である。Toffでオフになると、その波形は入力電圧Ei
を頂点として図に示すように若干ゆがんだ波形になる。
図において、が第3図に示す回路のスイッチング素子
の波形である。これに対してダイオードD1,D2をもたな
い単一トランスによる2石オン/オンコンバータを用い
ると、スイッチング素子の波形はに示すようなものと
なる。
ここで、第5図は単一トランスによるオン/オンコンバ
ータの構成例を示すブロック図である。トランスTは1
個だけである。2個のスイッチング素子Q1,Q2が同時に
オン/オフする構成となっている。そして、スイッチン
グ素子Q1,Q2の両端にはコンデンサC1,C2が並列接続され
ている。これらコンデンサC1,C2はスイッチング素子Q1,
Q2のスイッチング時におけるヒゲの発生を抑えて発熱等
からQ1,Q2を保護するために、挿入されている。
第4図に示すように、の振幅V2の方がの振幅V1より
もオフ時の振幅が大きい。
従って、スイッチング素子がオンになる時刻TONにおけ
るロスが増大してしまう。例えばスイッチング素子のオ
ン時の電流をIとすると、それぞれの場合におけるオン
時の電力損失はV1I,V2Iとなる。V1<V2であるからV1I<
V2Iとなり、第3図に示す回路の方が電力損失が大きく
なってしまう。
本考案はこのような課題に鑑みてなされたものであっ
て、複数のトランスをもつスイッチングレギュレータで
あってもスイッチング素子のパワー損失を軽減すること
ができるスイッチングレギュレータを提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成する本考案は、複数のトランス
(T1,T2)を持つ2石オン/オンコンバータ式のスイッ
チングレギュレータにおいて、この2石オン/オンコン
バータの各スイッチング素子(Q1,Q2)の両端に接続さ
れたスナバコンデンサ(C1,C2)と、各トランスの一次
側巻線に直列に接続されているダイオード(D1,D2)の
少なくとも一つのダイオードの両端に、トランスリセッ
ト時の等価回路が単一トランス2石オン/オンコンバー
タに近づくような容量のコンデンサ(C3)を接続したこ
とを特徴としている。
(作用) 前記ダイオードの両端に所定容量のコンデンサを接続す
る。これにより、第3図に示すスイッチングレギュレー
タを単一トランスによる2石オン/オンコンバータの動
作に近づけることができ、スイッチング素子のオン時に
おけるパワー損失を減少させることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。第3図と同一のものは、同一の符号を付して示す。
図において、C10は入力電圧Eiとコモン間に接続された
平滑用のコンデンサである。スイッチング素子Q1,Q2
しては、図に示すようなFETが用いられる。1はトラン
スT2の2次側直流出力を受けて、該直流出力が所定の値
になるようにスイッチング素子Q1,Q2のオンオフを制御
するコントロール回路である。
スイッチング素子Q1,Q2の両端には抵抗とコンデンサC1,
C2の直列回路が接続され、スイッチング時のヒゲの除去
等を行っている。トランスT1の1次側巻線に直列に接続
されたダイオードD1の両端には、抵抗とコンデンサC3
直列回路が接続されている。この部分が本考案の特徴を
なす部分である。トランスT2に直列に接続されるダイオ
ードD2にもコンデンサを並列に接続してもよいが、ここ
の実施例では接続していない。D3〜D5は逆阻止ダイオー
ドである。このように構成された回路の動作を説明すれ
ば、以下のとおりである。
コントロール回路1から出力されるスイッチング信号に
より、スイッチング素子Q1,Q2は所定の周期でオンオフ
を繰返す。オンになった時には、入力電圧Eiからトラン
スT1,T2にエネルギーがチャージされ、オフになったら
チャージされていたエネルギーがトランス2次側に伝送
される。2次側に誘起された交流電圧は、整流回路によ
り直流に変換され、直流回路用の電源として使用され
る。
このような一連のスイッチング動作において、本考案の
効果について説明する。第2図は本考案の効果を示す図
である。(イ)はスイッチング素子Q1,Q2がオフとなっ
てトランスT1がリセットされている状態を示す図であ
る。この(イ)に示す回路の等価回路は(ロ)に示すよ
うなものとなる。つまり、トランスT1の1次巻線の上部
には、コンデンサC1,C3の直列回路が接続され、ダイオ
ードD1はコンデンサC3によりバイパスされる構造とな
る。
ここで、コンデンサC1,C3の合成コンデンサをC′とす
れば、(ロ)に示す回路は更に簡略化され(ハ)に示す
ようなものとなる。但し、C1,C3とC′との関係は、次
式のとおりである。
(1/C1)+(1/C3)=1/C′ ここで、C′の値をC2に近づけると、その構成が第5図
に示す単一トランスの2石オン/オンコンバータに近づ
くことになる。近づけば、スイッチング素子オフ時の電
圧波形は第4図のに示すように振幅が小さくなるの
で、スイッチング素子オン時の電力損失を少なくするこ
とができる。
上述の実施例では、複数のトランスのうちの1つT1にダ
イオードと並列にコンデンサを接続した場合を例にとっ
たが他のトランスT2についてもダイオードの両端に並列
にコンデンサを接続してもよい。また、トランスの個数
も2個に限るものではなく、任意の個数のトランスを用
いることができ、これにトランスの少なくとも1個のト
ランスのダイオードに並列にコンデンサを接続すればよ
い。
上述の実施例では、スイッチング素子の具体的な例とし
てFETを用いたが、トランジスタを用いてもよく、サイ
リスタ等のスイッチング素子を用いてもよい。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によればスイッチ
ングレギュレータの複数のトランスの少なくとも1個
に、直列に接続されているダイオードの両端にコンデン
サを並列に接続することにより、その動作特性を単一ト
ランスの2石オン/オンコンバータの特性に近づけるこ
とができ、スイッチング素子がオン時のパワー損失を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は本考案回路の等価回路図、第3図は従来回路の構成
例を示すブロック図、第4図はスイッチング素子にかか
る電圧波形を示す図、第5図は単一トランスによるオン
/オンコンバータの構成例を示すブロック図である。 1……コントロール回路、Q1,Q2……スイッチング素
子、T1,T2……トランス、D1〜D5……ダイオード、C1〜C
3,C10……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトランス(T1,T2)を持つ2石オン
    /オンコンバータ式のスイッチングレギュレータにおい
    て、 この2石オン/オンコンバータの各スイッチング素子
    (Q1,Q2)の両端に接続されたスナバコンデンサ(C1,
    C2)と、 各トランスの一次側巻線に直列に接続されているダイオ
    ード(D1,D2)の少なくとも一つのダイオードの両端
    に、トランスリセット時の等価回路が単一トランス2石
    オン/オンコンバータに近づくような容量のコンデンサ
    (C3)を接続したことを特徴とするスイッチングレギュ
    レータ。
JP11407689U 1989-09-28 1989-09-28 スイッチングレギュレータ Expired - Lifetime JPH073835Y2 (ja)

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JP11407689U JPH073835Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 スイッチングレギュレータ

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JP11407689U JPH073835Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 スイッチングレギュレータ

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JPH0354382U JPH0354382U (ja) 1991-05-27
JPH073835Y2 true JPH073835Y2 (ja) 1995-01-30

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