JPH071532U - ケーブル - Google Patents

ケーブル

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Publication number
JPH071532U
JPH071532U JP3239893U JP3239893U JPH071532U JP H071532 U JPH071532 U JP H071532U JP 3239893 U JP3239893 U JP 3239893U JP 3239893 U JP3239893 U JP 3239893U JP H071532 U JPH071532 U JP H071532U
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
printed circuit
electric wire
circuit board
flexible printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3239893U
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English (en)
Inventor
広隆 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Publication of JPH071532U publication Critical patent/JPH071532U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル長等の仕様の変更に対する対応が容
易であり、ケーブル内での信号の分岐等が可能であると
共に、耐屈曲性が優れていて、コストが低いケーブルを
提供する。 【構成】 所望の回路パターンが設けられたフレキシブ
ルプリント基板からなるフレキシブル基板部1と、テー
プ電線からなり内部導線が前記回路パターンに選択的に
接続されたテープ電線部2とにより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電気機器の内部において各種電気部品間を相互に電気的に接 続するケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器等の内部において、例えば各種部品が実装された基板(以下、 実装基板という)と他の実装基板又はその他の電気部品等との間を相互に電気的 に接続する場合に、ケーブルとして、テープ電線及びフレキシブルプリント基板 等が使用されている。
【0003】 図6は、電気部品間を接続するケーブルとして使用されるフレキシブルプリン ト基板を示す平面図である。フレキシブルプリント基板21は、ポリイミド等の 可撓性フィルムの表面上に銅箔を接着し、ホトリソグラフィ技術を利用し前記銅 箔を選択的にエッチングして、複数の端子が配列してなる接続用端子群22,2 3,24と、これらの端子群22,23,24の各端子間を選択的に接続する回 路パターン(図示せず)とを形成したものである。前記回路パターンには、例え ば端子群22から入力した信号を複数に分岐して端子群23,24に出力するた めの分岐パターンが含まれている。そして、端子群22は例えば実装基板に設け られた端子群に接続され、端子群23,24は他の電気部品に接続される。
【0004】 このフレキシブルプリント基板からなるケーブルは、複雑な回路パターンを形 成することができるという長所がある。また、後述するテープ電線よりも厚さが 薄く、耐屈曲性が優れているという長所もある。
【0005】 図7は、テープ電線を示す平面図である。テープ電線31は、複数本の内部導 線32が平面上に相互に平行に配置され、これらの導線32を絶縁材で被覆した ものである。このテープ電線31は、両端部の絶縁材を剥がして導線32を露出 させ、この導線32を実装基板又はその他の電気部品に接合して使用する。この テープ電線は、フレキシブルプリント基板からなるケーブルに比して、安価であ るという長所がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したケーブルとしてのフレキシブルプリント基板には、材 料コスト及び製造コストが高いという問題点がある。また、フレキシブルプリン ト基板は金型等を用いて所定の形状に切断するため、例えばケーブル長等の寸法 を変更する場合は、金型を新たに製作する必要があり、より一層のコストの上昇 を招来する。一方、テープ電線は、その両端に接続された部分を1対1に対応さ せて電気的に接続することしかできず、例えばケーブル内で信号を分岐すること はできない。また、テープ電線は、フレキシブルプリント基板に比してその厚さ が厚いため、耐屈曲性が十分でなく、可動部分の接続(即ち、繰り返し屈曲を受 ける部分)に使用した場合に、信頼性が十分でないという問題点がある。
【0007】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ケーブル内で分岐等の 回路を形成することができると共に耐屈曲性が良好であり、仕様の変更に容易に 対応することができて且つ製品コストが低いケーブルを提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るケーブルは、電気部品間を相互に電気的に接続するケーブルにお いて、所定の回路パターンが形成されたプリント基板からなるプリント基板部と 、テープ電線からなりその内部導線が前記プリント基板部の回路パターンに電気 的に接続されたテープ電線部とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案に係るケーブルは、所定の回路パターンが形成されたプリント基板から なるプリント基板部と、テープ電線からなるテープ電線部とにより構成されてい る。即ち、分岐等の回路が必要な場合に、プリント基板に所望の回路を形成し、 このプリント基板にテープ電線の内部導線を接合してケーブルとする。従って、 ケーブル全体をフレキシブルプリント基板により形成した場合に比して、製品コ ストを低減することができる。また、例えばケーブル長を変更する場合は、テー プ電線部の長さを変更すればよいため、例えばフレキシブルプリント基板を切断 するための金型の変更等が不要であり、仕様の変更に容易に対応することができ る。
【0010】 更に、耐屈曲性が要求される部分に例えばフレキシブルプリント基板を配置し 、耐屈曲性が要求されない部分にテープ電線を配置してケーブルを構成すること により、耐屈曲性が優れ且つ製品コストが低いケーブルを得ることができる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例について、添付の図面を参照して説明する。
【0012】 図1は本考案の第1の実施例に係るケーブルを示す平面図である。本実施例に 係るケーブルは、フレキシブルプリント基板からなるフレキシブルプリント基板 部1と、テープ電線からなるテープ電線部2とにより構成されている。フレキシ ブルプリント基板部1には例えば分岐パターン等の所望の回路パターンが形成さ れており、端部1aにはこれらの回路パターンを実装基板等に接続するための端 子が設けられている。フレキシブルプリント基板部1に設けられた回路パターン とテープ電線部2の内部導線とは半田により接合されており、接合部分には絶縁 テープ3を貼付する等の方法により絶縁処理が施されている。
【0013】 テープ電線部2の端部2a,2b側は2方向に分岐されており、この端部2a ,2bは絶縁材が剥ぎ取られて実装基板又はその他の電気部品の2箇所に接続可 能になっている。このテープ電線部2は、相互に平行して配設された2枚のテー プ電線により構成されているか、又は幅広のテープ電線の端部2a,2b側部分 を長さ方向に途中まで2分割して2方向に折り返したものである。
【0014】 本実施例においては、フレキシブルプリント基板部に回路パターンが設けられ ているため、この回路パターンにより例えば信号を分岐することができる。また 、本実施例においては、フレキシブルプリント基板を一部分に使用しているだけ であるので、全体をフレキシブルプリント基板により構成した場合に比して、製 品コストを低減できる。更に、本実施例においてはケーブル長の変更等の仕様の 変更があった場合に、テープ電線部の長さを変更すればよいため、対応が容易で ある。
【0015】 図2は本考案の第2の実施例に係るケーブルを示す平面図である。本実施例が 第1の実施例と異なる点は、フレキシブルプリント基板部1とテープ電線部2と の接合にコネクタ5が使用されている点にあり、その他の構成は基本的には第1 の実施例と同様であるので、図2において図1と同一物には同一符号を付してそ の詳しい説明は省略する。
【0016】 本実施例においては、フレキシブルプリント基板部1とテープ電線部2とがコ ネクタ5により着脱自在に接続されている。このため、本実施例においては、第 1の実施例と同様の効果を得ることができるのに加えて、ケーブル長の変更等の 仕様の変更があった場合に、テープ電線部2のみを交換すればよく、仕様の変更 に対する対応がより一層容易であるという効果を奏する。
【0017】 図3は本考案の第3の実施例に係るケーブルを示す平面図である。本実施例に おいては、フレキシブルプリント基板からなるフレキシブルプリント基板部11 の長さ方向の両側に、テープ電線からなるテープ電線部12,13が設けられて いる。フレキシブルプリント基板部11には所定の回路パターンが設けられてい る。この回路パターンは、例えば一つの信号を複数に分岐するための分岐パター ンであってもよいし、単にテープ電線部12,13の各導線を1対1に対応させ て接続するための相互に平行なパターンであってもよい。また、フレキシブルプ リント基板部11とテープ電線部12,13との接合部は、第1の実施例のよう に半田付けによるものであってもよいし、第2の実施例のようにコネクタによる ものであってもよい。
【0018】 本実施例に係るケーブルは、例えば図4に示すように、フレキシブルプリント 基板部11を屈曲して使用する。例えば、プリンタのヘッド等のような可動部分 に接続されるケーブルには、耐屈曲性が優れていて、屈曲を繰り返しても断線が 発生しないことが要求される。本実施例に係るケーブルは、プリンタのヘッド等 の接続に使用した場合に繰り返し屈曲を受ける中央部がフレキシブルプリント基 板により構成されているため、耐屈曲性が良好である。従来、このような用途に は、ケーブルとしてフレキシブルプリント基板が使用されている。本実施例に係 るケーブルは、繰り返し屈曲を受ける部分がフレキシブルプリント基板により構 成され、他の部分が安価なテープ電線により構成されているため、従来のフレキ シブルプリント基板からなるケーブルに比して製品コストを低減できる。
【0019】 図5は、本考案の第4の実施例に係るケーブルを示す側面図である。本実施例 においては、リジット基板からなるリジット基板部15と、このリジット基板部 15を挟んで配置されたテープ電線からなるテープ電線部16,17により構成 されている。リジット基板部15には、分岐回路パターン等の所定の回路パター ンが設けられており、このリジット基板部15の回路パターンとテープ電線部1 6,17の導線とは、例えば半田により接合されており、接合部分には絶縁処理 が施されている。また、一方のテープ電線部16は他方のテープ電線部17より も長さが長く設定されており、テープ電線部16は湾曲して配置される。本実施 例においても、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るケーブルは、所望の回路パターンが設けられ たプリント基板からなるプリント基板部と、テープ電線からなるテープ電線部と により構成されているため、ケーブル内での信号の分岐等が可能であると共に、 ケーブル長等の仕様の変更に対する対応が容易であり、耐屈曲性が優れていて、 且つ、製品コストが低いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係るケーブルを示す平
面図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係るケーブルを示す平
面図である。
【図3】本考案の第3の実施例に係るケーブルを示す平
面図である。
【図4】同じくそのフレキシブルプリント基板部で屈曲
した状態を示す側面図である。
【図5】本考案の第4の実施例に係るケーブルを示す側
面図である。
【図6】ケーブルとして使用されるフレキシブルプリン
ト基板を示す平面図である。
【図7】テープ電線を示す平面図である。
【符号の説明】
1,11;フレキシブルプリント基板部 2,12,13,16,17;テープ電線部 3;絶縁テープ 5;コネクタ 15;リジット基板部 21;フレキシブルプリント基板 22,23,24;接続用端子群 31;テープ電線 32;導線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品間を相互に電気的に接続するケ
    ーブルにおいて、所定の回路パターンが形成されたプリ
    ント基板からなるプリント基板部と、テープ電線からな
    りその内部導線が前記プリント基板部の回路パターンに
    電気的に接続されたテープ電線部とを有することを特徴
    とするケーブル。
JP3239893U 1993-06-16 1993-06-16 ケーブル Pending JPH071532U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239893U JPH071532U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239893U JPH071532U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH071532U true JPH071532U (ja) 1995-01-10

Family

ID=12357855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3239893U Pending JPH071532U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071532U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253294A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Fujikura Ltd フレキシブルプリント配線板の取り付け構造

Cited By (1)

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