JPH064630Y2 - 小型電装品におけるケ−ブルハ−ネス接続構造 - Google Patents
小型電装品におけるケ−ブルハ−ネス接続構造Info
- Publication number
- JPH064630Y2 JPH064630Y2 JP1987039893U JP3989387U JPH064630Y2 JP H064630 Y2 JPH064630 Y2 JP H064630Y2 JP 1987039893 U JP1987039893 U JP 1987039893U JP 3989387 U JP3989387 U JP 3989387U JP H064630 Y2 JPH064630 Y2 JP H064630Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- cable harness
- terminal
- flexible printed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、小型電装品におけるケーブルハーネス接続構
造に係り、特に、小型電装品における複数本の電線から
成るケーブルハーネスと内蔵された印刷回路板との接続
構造に関するものである。
造に係り、特に、小型電装品における複数本の電線から
成るケーブルハーネスと内蔵された印刷回路板との接続
構造に関するものである。
（従来の技術） 従来、このような分野の技術としては、以下に示される
ものがあった。
ものがあった。
第２図は従来の小型電装品におけるケーブルハーネスと
印刷回路板との接続の一構成例を示す断面図である。
印刷回路板との接続の一構成例を示す断面図である。
図中、１はセラミック基板に電子部品を搭載した印刷回
路板、２はその印刷回路板を接着、搭載する下部ハウジ
ング、３は外部との入出力信号の伝達に必要な複数本の
電線より成るケーブルハーネス、４はケーブルハーネス
をハウジングに機械的に固着するために樹脂により形成
された中継ハウジング、５は上部ハウジング、６はケー
ブルハーネスの各電線と一対に接続され整列して中継ハ
ウジングと一体に形成されたターミナル、７は印刷回路
板と電気的に接続し、各構成部材の線膨脹率の違いによ
るストレスや振動によるストレスを緩和するために屈曲
弾性部を設け、ターミナル６と直交する位置に印刷回路
板上に固着されたターミナルであり、互いの交差部はそ
れぞれ半田付けにより、電気的接続が保たれている。
路板、２はその印刷回路板を接着、搭載する下部ハウジ
ング、３は外部との入出力信号の伝達に必要な複数本の
電線より成るケーブルハーネス、４はケーブルハーネス
をハウジングに機械的に固着するために樹脂により形成
された中継ハウジング、５は上部ハウジング、６はケー
ブルハーネスの各電線と一対に接続され整列して中継ハ
ウジングと一体に形成されたターミナル、７は印刷回路
板と電気的に接続し、各構成部材の線膨脹率の違いによ
るストレスや振動によるストレスを緩和するために屈曲
弾性部を設け、ターミナル６と直交する位置に印刷回路
板上に固着されたターミナルであり、互いの交差部はそ
れぞれ半田付けにより、電気的接続が保たれている。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上記構成の従来の装置では、ケーブルハ
ーネスの電線の本数が多い場合、ターミナル６とターミ
ナル７の接続箇所が多くなるため、半田付けの工数が増
大し、また、接続点数が多いため、熱応力や振動ストレ
スに対する信頼性が乏しいなどの問題点があった。
ーネスの電線の本数が多い場合、ターミナル６とターミ
ナル７の接続箇所が多くなるため、半田付けの工数が増
大し、また、接続点数が多いため、熱応力や振動ストレ
スに対する信頼性が乏しいなどの問題点があった。
本考案は、以上述べた半田付けの工数増大と、信頼性の
低下の問題点を除去し、構造が単純で半田付け工数が少
なく、信頼性に優れた小型電装品におけるケーブルハー
ネス接続構造を提供することを目的とする。
低下の問題点を除去し、構造が単純で半田付け工数が少
なく、信頼性に優れた小型電装品におけるケーブルハー
ネス接続構造を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本考案は、上記問題点を解決するために、小型電装品に
おけるケーブルハーネス接続構造において、下部ハウジ
ングの一端部に固着されるとともに、複数本の入出力電
線のそれぞれに個別に接続されたターミナルを有するケ
ーブルハーネスと、前記ケーブルハーネスのターミナル
と所定距離をおいて前記下部ハウジング上に配置され、
縁部に電極部を有する印刷回路板と、前記入出力電線と
前記印刷回路板との間に介在するフレキシブルプリント
基板とを設け、該フレキシブルプリント基板の導体の端
部を前記ケーブルハーネスのターミナルに固着し、前記
フレキシブルプリント基板のもう一方の端部を前記印刷
回路板の電極部と固着し、前記フレキシブルプリント基
板を余長を持って、略Ｓ字状にフォーミングし、前記ケ
ーブルハーネスのターミナルと印刷回路板の電極部とを
一括して接続するようにしたものである。
おけるケーブルハーネス接続構造において、下部ハウジ
ングの一端部に固着されるとともに、複数本の入出力電
線のそれぞれに個別に接続されたターミナルを有するケ
ーブルハーネスと、前記ケーブルハーネスのターミナル
と所定距離をおいて前記下部ハウジング上に配置され、
縁部に電極部を有する印刷回路板と、前記入出力電線と
前記印刷回路板との間に介在するフレキシブルプリント
基板とを設け、該フレキシブルプリント基板の導体の端
部を前記ケーブルハーネスのターミナルに固着し、前記
フレキシブルプリント基板のもう一方の端部を前記印刷
回路板の電極部と固着し、前記フレキシブルプリント基
板を余長を持って、略Ｓ字状にフォーミングし、前記ケ
ーブルハーネスのターミナルと印刷回路板の電極部とを
一括して接続するようにしたものである。
（作用） 本考案によれば、上記したように、ケーブルハーネス側
より出たフレキシブルプリント基板を印刷回路板上に設
けた電極部に余長を持って、略Ｓ字状にフォーミング
し、一括して同時に熱圧着等により固着することができ
るので、半田付け工数が大幅に削減できるとともに、フ
レキシブル基板の特徴であるフレキシブル性が最大限に
生かされるため、各構成部材の線膨脹率の違いによる熱
ストレスや振動によるストレスを緩和できる。また、接
続はがれ等の不具合を解消することができ、信頼度の高
い小型電装品におけるケーブルハーネス接続を行うこと
ができる。
より出たフレキシブルプリント基板を印刷回路板上に設
けた電極部に余長を持って、略Ｓ字状にフォーミング
し、一括して同時に熱圧着等により固着することができ
るので、半田付け工数が大幅に削減できるとともに、フ
レキシブル基板の特徴であるフレキシブル性が最大限に
生かされるため、各構成部材の線膨脹率の違いによる熱
ストレスや振動によるストレスを緩和できる。また、接
続はがれ等の不具合を解消することができ、信頼度の高
い小型電装品におけるケーブルハーネス接続を行うこと
ができる。
（実施例） 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は本考案の小型電装品におけるケーブルハーネス
接続構造を示す断面図である。なお、ここでは、従来の
構成と同じ部分については、同じ番号を付して、その説
明を省略する。
接続構造を示す断面図である。なお、ここでは、従来の
構成と同じ部分については、同じ番号を付して、その説
明を省略する。
この図に示すように、セラミック基板に電子部品を搭載
した印刷回路板１は下部ハウジング２に接着材を用いて
接着固定され、一方、複数本の電線より成るケーブルハ
ーネス３は一体に形成された中継ハウジング４により、
下部ハウジング２に固着されている。
した印刷回路板１は下部ハウジング２に接着材を用いて
接着固定され、一方、複数本の電線より成るケーブルハ
ーネス３は一体に形成された中継ハウジング４により、
下部ハウジング２に固着されている。
一方、電線の一本一本に個別に接続されたターミナル８
は整列して中継ハウジング４とこれも一体に成型されて
おり、このターミナル８の端部には電線の本数と同数の
導体部が設けられたフレキシブルプリント基板９が予め
半田付け接続されている。このフレキシブルプリント基
板９のもう一方の端部は、印刷回路板１の縁部に設けら
れた電極部10に押し当てられ、熱圧着等の方法で一括し
て同時に半田付けされ、電気的接続が保たれている。そ
のフレキシブルプリント基板９は、適当な薄さを有し、
中継ハウジング４と印刷回路板の電極部10との間で適当
な余長を持ってＳ字状にフォーミングされる。
は整列して中継ハウジング４とこれも一体に成型されて
おり、このターミナル８の端部には電線の本数と同数の
導体部が設けられたフレキシブルプリント基板９が予め
半田付け接続されている。このフレキシブルプリント基
板９のもう一方の端部は、印刷回路板１の縁部に設けら
れた電極部10に押し当てられ、熱圧着等の方法で一括し
て同時に半田付けされ、電気的接続が保たれている。そ
のフレキシブルプリント基板９は、適当な薄さを有し、
中継ハウジング４と印刷回路板の電極部10との間で適当
な余長を持ってＳ字状にフォーミングされる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
（考案の効果） 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、ケーブ
ルハーネス側より出たフレキシブルプリント基板を印刷
回路板上に設けた電極部に余長を持って、略Ｓ字状にフ
ォーミングし、一括して同時に熱圧着等により固着する
ようにしたので、半田付け工数が大幅に削減できるとと
もに、フレキシブル基板の特徴であるフレキシブル性が
最大限に生かされるため、各構成部材の線膨脹率の違い
による熱ストレスや振動によるストレスを緩和でき、接
続はがれ等の不具合を解消することができ、信頼度の高
い小型電装品におけるケーブルハーネス接続を行うこと
ができる。
ルハーネス側より出たフレキシブルプリント基板を印刷
回路板上に設けた電極部に余長を持って、略Ｓ字状にフ
ォーミングし、一括して同時に熱圧着等により固着する
ようにしたので、半田付け工数が大幅に削減できるとと
もに、フレキシブル基板の特徴であるフレキシブル性が
最大限に生かされるため、各構成部材の線膨脹率の違い
による熱ストレスや振動によるストレスを緩和でき、接
続はがれ等の不具合を解消することができ、信頼度の高
い小型電装品におけるケーブルハーネス接続を行うこと
ができる。
第１図は本考案の小型電装品におけるケーブルハーネス
接続構造を示す断面図、第２図は従来の小型電装品にお
けるケーブルハーネス接続構造を示す断面図である。 １……印刷回路板、２……下部ハウジング、３……ケー
ブルハーネス、４……中継ハウジング、５……上部ハウ
ジング、８……ターミナル、９……フレキシブルプリン
ト基板、10……印刷回路板の電極部。
接続構造を示す断面図、第２図は従来の小型電装品にお
けるケーブルハーネス接続構造を示す断面図である。 １……印刷回路板、２……下部ハウジング、３……ケー
ブルハーネス、４……中継ハウジング、５……上部ハウ
ジング、８……ターミナル、９……フレキシブルプリン
ト基板、10……印刷回路板の電極部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高木 伸和 埼玉県東松山市箭弓町３丁目13番26号 ヂ ーゼル機器株式会社東松山工場内 (56)参考文献 実開 昭59−177980（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】(a)下部ハウジングの一端部に固着される
とともに、複数本の入出力電線のそれぞれに個別に接続
されたターミナルを有するケーブルハーネスと、 (b)前記ケーブルハーネスのターミナルと所定距離をお
いて前記下部ハウジング上に配置され、縁部に電極部を
有する印刷回路板と、 (c)前記入出力電線と前記印刷回路板との間に介在する
フレキシブルプリント基板とを設け、 (d)該フレキシブルプリント基板の導体の端部を前記ケ
ーブルハーネスのターミナルに固着し、前記フレキシブ
ルプリント基板のもう一方の端部を前記印刷回路板の電
極部と固着し、前記フレキシブルプリント基板を余長を
持って、略Ｓ字状にフォーミングし、前記ケーブルハー
ネスのターミナルと印刷回路板の電極部とを一括して接
続するようにしたことを特徴とする小型電装品における
ケーブルハーネス接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039893U JPH064630Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 小型電装品におけるケ−ブルハ−ネス接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039893U JPH064630Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 小型電装品におけるケ−ブルハ−ネス接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63147882U JPS63147882U (ja) | 1988-09-29 |
| JPH064630Y2 true JPH064630Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30853490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987039893U Expired - Lifetime JPH064630Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 小型電装品におけるケ−ブルハ−ネス接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064630Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6850228B2 (ja) * | 2017-09-13 | 2021-03-31 | 日本特殊陶業株式会社 | 保持装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59177980U (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-28 | 松下電器産業株式会社 | スイツチ取付装置 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP1987039893U patent/JPH064630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63147882U (ja) | 1988-09-29 |
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