JPH07249441A - 端子付きフラットケーブル - Google Patents
端子付きフラットケーブルInfo
- Publication number
- JPH07249441A JPH07249441A JP6066437A JP6643794A JPH07249441A JP H07249441 A JPH07249441 A JP H07249441A JP 6066437 A JP6066437 A JP 6066437A JP 6643794 A JP6643794 A JP 6643794A JP H07249441 A JPH07249441 A JP H07249441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- flat cable
- terminals
- conductor
- plate surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ２つの板状の端子４が板面Ｆを平行にして板
面Ｆに垂直な方向に配列されているものを１組の端子組
４Ｋとし、端子組４Ｋが端子４の板面方向に複数組配置
されている端子群と、フラットケーブル１からなる。フ
ラットケーブル１はその導体方向が端子組４Ｋの端子配
列方向Ｘに対し斜めになるように配置され、端子４がフ
ラットケーブルの導体２と１対１で接続されている。 【効果】 板面を平行にして板面に垂直な方向に配列さ
れている複数の端子に対して、フラットケーブルの導体
を直線状態のまま接続できる。このため端子取付け部に
導体の屈曲部を設けたフラットケーブルを使用する場合
よりコスト安である。フラットケーブルの長さの変更や
端子の取付け位置の変更等に対しても容易に対処でき
る。
面Ｆに垂直な方向に配列されているものを１組の端子組
４Ｋとし、端子組４Ｋが端子４の板面方向に複数組配置
されている端子群と、フラットケーブル１からなる。フ
ラットケーブル１はその導体方向が端子組４Ｋの端子配
列方向Ｘに対し斜めになるように配置され、端子４がフ
ラットケーブルの導体２と１対１で接続されている。 【効果】 板面を平行にして板面に垂直な方向に配列さ
れている複数の端子に対して、フラットケーブルの導体
を直線状態のまま接続できる。このため端子取付け部に
導体の屈曲部を設けたフラットケーブルを使用する場合
よりコスト安である。フラットケーブルの長さの変更や
端子の取付け位置の変更等に対しても容易に対処でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば機器内部の電気
配線に使用される端子付きフラットケーブルに関するも
のである。
配線に使用される端子付きフラットケーブルに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】フラットケーブルには、平行配置した複
数本のテープ状導体を、２枚の絶縁フィルムで挟んで接
着したものや、複数本の絶縁電線を一平面に平行に並べ
て隣同士を接着したもの等がある。このようなフラット
ケーブルを機器内の配線に使用する場合には、フラット
ケーブルの端末部にコネクタを取り付け、機器内部の所
定の箇所に設けられた相手側コネクタに接続できるよう
にして使用するのが普通である。
数本のテープ状導体を、２枚の絶縁フィルムで挟んで接
着したものや、複数本の絶縁電線を一平面に平行に並べ
て隣同士を接着したもの等がある。このようなフラット
ケーブルを機器内の配線に使用する場合には、フラット
ケーブルの端末部にコネクタを取り付け、機器内部の所
定の箇所に設けられた相手側コネクタに接続できるよう
にして使用するのが普通である。
【０００３】フラットケーブルにコネクタを取り付ける
ためには、フラットケーブルの導体にコネクタの端子を
接続して、端子付きフラットケーブルの形態にする必要
がある。図５および図６は従来の端子付きフラットケー
ブルの一例を示す。フラットケーブル１は、平行配置し
た複数本のテープ状導体２を、２枚の絶縁フィルム３で
挟んで接着した構造である。
ためには、フラットケーブルの導体にコネクタの端子を
接続して、端子付きフラットケーブルの形態にする必要
がある。図５および図６は従来の端子付きフラットケー
ブルの一例を示す。フラットケーブル１は、平行配置し
た複数本のテープ状導体２を、２枚の絶縁フィルム３で
挟んで接着した構造である。
【０００４】端子４は板状で、フラットケーブル１の表
面から直立するように、フラットケーブル１の導体２に
半田付け（または溶接）により接続される。５は端子４
と導体２の半田付け部（または溶接部）である。フラッ
トケーブル１の裏面には、端子４と導体２の接続部およ
びその付近の機械的強度を高めるため、補強板６が接着
固定されている。端子４の周囲にはコネクタハウジング
が配置されるが、図示を省略してある。
面から直立するように、フラットケーブル１の導体２に
半田付け（または溶接）により接続される。５は端子４
と導体２の半田付け部（または溶接部）である。フラッ
トケーブル１の裏面には、端子４と導体２の接続部およ
びその付近の機械的強度を高めるため、補強板６が接着
固定されている。端子４の周囲にはコネクタハウジング
が配置されるが、図示を省略してある。
【０００５】この端子付きフラットケーブルの場合は、
図５のように端子４が千鳥配置となっている。これは端
子４と導体２の接続部が隣同士で接触しないようにする
ためである。
図５のように端子４が千鳥配置となっている。これは端
子４と導体２の接続部が隣同士で接触しないようにする
ためである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしコネクタの端子
配置は、千鳥配置のものより図７のような配置の方が一
般的である。すなわち図７の例では、複数（図では２
つ）の板状の端子４が板面Ｆを平行にして板面Ｆに垂直
な方向に配列されているものを１組の端子組４Ｋとし、
そのような端子組４Ｋが端子４の板面方向に複数組配置
されている。このような端子配置の場合は、各組の端子
４の配列方向Ｘと導体２の方向が一致してしまうため、
端子４と導体２を１対１で接続するためには、フラット
ケーブル１の導体２の端部に屈曲部を設ける必要があ
る。しかしこのような構造では、フラットケーブルの製
造がきわめて面倒であり、コスト高となる。
配置は、千鳥配置のものより図７のような配置の方が一
般的である。すなわち図７の例では、複数（図では２
つ）の板状の端子４が板面Ｆを平行にして板面Ｆに垂直
な方向に配列されているものを１組の端子組４Ｋとし、
そのような端子組４Ｋが端子４の板面方向に複数組配置
されている。このような端子配置の場合は、各組の端子
４の配列方向Ｘと導体２の方向が一致してしまうため、
端子４と導体２を１対１で接続するためには、フラット
ケーブル１の導体２の端部に屈曲部を設ける必要があ
る。しかしこのような構造では、フラットケーブルの製
造がきわめて面倒であり、コスト高となる。
【０００７】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、複数の板状の端子が板面を平行にして板面に垂直な
方向に配列されている場合でも、フラットケーブルの導
体に屈曲部を設けることなく端子を取り付けられる端子
付きフラットケーブルを提供することにある。
み、複数の板状の端子が板面を平行にして板面に垂直な
方向に配列されている場合でも、フラットケーブルの導
体に屈曲部を設けることなく端子を取り付けられる端子
付きフラットケーブルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の端子付きフラッ
トケーブルは、複数本の導体が平行に配置されたフラッ
トケーブルと、複数の板状の端子が板面を平行にして板
面に垂直な方向に配列されているものを１組の端子組と
し、そのような端子組が端子の板面方向に複数組配置さ
れている端子群とを備え、フラットケーブルはその導体
方向が端子組の端子配列方向に対し斜めになるように配
置され、端子がフラットケーブルの導体と１対１で接続
されている、ことを特徴とするものである。
トケーブルは、複数本の導体が平行に配置されたフラッ
トケーブルと、複数の板状の端子が板面を平行にして板
面に垂直な方向に配列されているものを１組の端子組と
し、そのような端子組が端子の板面方向に複数組配置さ
れている端子群とを備え、フラットケーブルはその導体
方向が端子組の端子配列方向に対し斜めになるように配
置され、端子がフラットケーブルの導体と１対１で接続
されている、ことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】このようにすると、板面を平行にして板面に垂
直な方向に配列された複数の端子に対してフラットケー
ブルの導体が斜めに突き当たる状態となるため、フラッ
トケーブルの導体が直線状のままでも、各端子をフラッ
トケーブルの導体と１対１で接続することが可能とな
る。
直な方向に配列された複数の端子に対してフラットケー
ブルの導体が斜めに突き当たる状態となるため、フラッ
トケーブルの導体が直線状のままでも、各端子をフラッ
トケーブルの導体と１対１で接続することが可能とな
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図１および図２は本発明の第１の実施例を
示す。この端子付きフラットケーブルは、フラットケー
ブル１の端部に板状の端子４を取り付けたものである。
フラットケーブル１は、平行配置した複数本のテープ状
導体２を、２枚の絶縁フィルム３で挟んで接着した構造
である。また端子４の配置は、２つの板状の端子４が板
面Ｆを平行にして板面Ｆに垂直な方向に配列されている
ものを１組の端子組４Ｋとし、そのような端子組４Ｋが
端子４の板面方向に複数組配置されている形態である。
端子組４Ｋが複数組集まって端子群を構成する。
に説明する。図１および図２は本発明の第１の実施例を
示す。この端子付きフラットケーブルは、フラットケー
ブル１の端部に板状の端子４を取り付けたものである。
フラットケーブル１は、平行配置した複数本のテープ状
導体２を、２枚の絶縁フィルム３で挟んで接着した構造
である。また端子４の配置は、２つの板状の端子４が板
面Ｆを平行にして板面Ｆに垂直な方向に配列されている
ものを１組の端子組４Ｋとし、そのような端子組４Ｋが
端子４の板面方向に複数組配置されている形態である。
端子組４Ｋが複数組集まって端子群を構成する。
【００１１】この端子付きフラットケーブルの特徴は、
フラットケーブル１をその導体方向が端子組４Ｋの端子
配列方向Ｘに対し斜めになるように配置して、各端子４
をフラットケーブル１の導体２と１対１で接続したこと
である。このようにすればフラットケーブル１の導体２
が直線状態のままで端子４と１対１で接続できる。なお
５は導体２と端子４の半田付け部（または溶接部）、６
はフラットケーブル１の裏面に接着固定した補強板であ
る。
フラットケーブル１をその導体方向が端子組４Ｋの端子
配列方向Ｘに対し斜めになるように配置して、各端子４
をフラットケーブル１の導体２と１対１で接続したこと
である。このようにすればフラットケーブル１の導体２
が直線状態のままで端子４と１対１で接続できる。なお
５は導体２と端子４の半田付け部（または溶接部）、６
はフラットケーブル１の裏面に接着固定した補強板であ
る。
【００１２】図３および図４は本発明の第２の実施例を
示す。この端子付きフラットケーブルは、フラットケー
ブル１の中間部に板状の端子４を取り付けたものであ
る。この場合も、端子４の配置は第１の実施例と同じで
あり、フラットケーブル１はその導体方向が端子組４Ｋ
の端子配列方向Ｘに対し斜めになるように配置され、端
子４がフラットケーブル１の導体２と１対１で接続され
ている。この場合は端子４の取付け部で導体２が切断さ
れる形になるので、端子４の両側に導体２と端子４との
半田付け部５が設けられている。それ以外は第１の実施
例と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
示す。この端子付きフラットケーブルは、フラットケー
ブル１の中間部に板状の端子４を取り付けたものであ
る。この場合も、端子４の配置は第１の実施例と同じで
あり、フラットケーブル１はその導体方向が端子組４Ｋ
の端子配列方向Ｘに対し斜めになるように配置され、端
子４がフラットケーブル１の導体２と１対１で接続され
ている。この場合は端子４の取付け部で導体２が切断さ
れる形になるので、端子４の両側に導体２と端子４との
半田付け部５が設けられている。それ以外は第１の実施
例と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、板
面を平行にして板面に垂直な方向に配列されている複数
の板状の端子に対して、フラットケーブルの導体を直線
状態のまま接続することができる。このため連続生産さ
れた長尺なフラットケーブルを適当な長さに切断して端
子を取り付けることにより端子付きフラットケーブルを
製作することができ、端子取付け部に導体の屈曲部を設
けたフラットケーブルを使用する場合より大幅にコスト
を低減することができる。またフラットケーブルの長さ
の変更や端子の取付け位置の変更等に対しても、フラッ
トケーブルを作り直す必要がないので、容易に対処でき
るという利点がある。
面を平行にして板面に垂直な方向に配列されている複数
の板状の端子に対して、フラットケーブルの導体を直線
状態のまま接続することができる。このため連続生産さ
れた長尺なフラットケーブルを適当な長さに切断して端
子を取り付けることにより端子付きフラットケーブルを
製作することができ、端子取付け部に導体の屈曲部を設
けたフラットケーブルを使用する場合より大幅にコスト
を低減することができる。またフラットケーブルの長さ
の変更や端子の取付け位置の変更等に対しても、フラッ
トケーブルを作り直す必要がないので、容易に対処でき
るという利点がある。
【図１】 本発明に係る端子付きフラットケーブルの第
１の実施例を示す平面図。
１の実施例を示す平面図。
【図２】 図１の端子付きフラットケーブルの導体方向
における断面図。
における断面図。
【図３】 本発明に係る端子付きフラットケーブルの第
２の実施例を示す平面図。
２の実施例を示す平面図。
【図４】 図３の端子付きフラットケーブルの導体方向
における断面図。
における断面図。
【図５】 従来の端子付きフラットケーブルの一例を示
す平面図。
す平面図。
【図６】 図５の端子付きフラットケーブルの導体方向
における断面図。
における断面図。
【図７】 従来の端子付きフラットケーブルの他の例を
示す平面図。
示す平面図。
１：フラットケーブル ２：導体 ３：絶縁フィルム ４：端子 ４Ｋ：端子組 ５：半田付け部 ６：補強板 Ｆ：端子４の板面 Ｘ：端子組４Ｋの端子配列方向
Claims (1)
- 【請求項１】複数本の導体２が平行に配置されたフラッ
トケーブル１と、 複数の板状の端子４が板面Ｆを平行にして板面Ｆに垂直
な方向に配列されているものを１組の端子組４Ｋとし、
そのような端子組４Ｋが端子４の板面方向に複数組配置
されている端子群とを備え、 フラットケーブル１はその導体方向が端子組４Ｋの端子
配列方向Ｘに対し斜めになるように配置され、端子４が
フラットケーブルの導体２と１対１で接続されている、 ことを特徴とする端子付きフラットケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066437A JPH07249441A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 端子付きフラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066437A JPH07249441A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 端子付きフラットケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249441A true JPH07249441A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13315760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6066437A Pending JPH07249441A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 端子付きフラットケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249441A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112509740A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-16 | 芜湖市恒鑫电缆有限责任公司 | 一种低温防爆型伴热电缆 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6066437A patent/JPH07249441A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112509740A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-16 | 芜湖市恒鑫电缆有限责任公司 | 一种低温防爆型伴热电缆 |
| CN112509740B (zh) * | 2020-12-08 | 2022-03-25 | 湖南力通恒裕电缆科技有限公司 | 一种低温防爆型伴热电缆 |
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