JPH0715319Y2 - モ−ルドタイプ鉄心の磁気遮蔽板予備固定構造 - Google Patents
モ−ルドタイプ鉄心の磁気遮蔽板予備固定構造Info
- Publication number
- JPH0715319Y2 JPH0715319Y2 JP1986174046U JP17404686U JPH0715319Y2 JP H0715319 Y2 JPH0715319 Y2 JP H0715319Y2 JP 1986174046 U JP1986174046 U JP 1986174046U JP 17404686 U JP17404686 U JP 17404686U JP H0715319 Y2 JPH0715319 Y2 JP H0715319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic shield
- shield plate
- magnetic
- iron core
- mold type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案はハイブリツドステツピングモータや誘導変圧
器において、一体成形金型に挿入する巻線された鉄心と
磁気遮蔽板とをあらかじめ掛合一体化する構造に関す
る。
器において、一体成形金型に挿入する巻線された鉄心と
磁気遮蔽板とをあらかじめ掛合一体化する構造に関す
る。
［従来の技術］ 従来は巻線された鉄心と磁気遮蔽板とを、一体成形金型
にそれぞれ個別に挿入していた。
にそれぞれ個別に挿入していた。
［考案が解決しようとする問題点］ このため、成形材料の流入圧力により、磁気遮蔽板の浮
き、片寄り等が生じ易く、磁気遮蔽効果の減少、ばらつ
き等の原因となると共に、作業の能率低下、不安全作業
等の問題があつた。
き、片寄り等が生じ易く、磁気遮蔽効果の減少、ばらつ
き等の原因となると共に、作業の能率低下、不安全作業
等の問題があつた。
［問題点を解決するための手段］ ここにおいてこの考案は巻線された鉄心と漏洩磁束を遮
蔽する磁気遮蔽板を一体成形して成るモールドタイプ鉄
心において、少なくとも２対以上の突起及びそれらに掛
合する窓を巻線用絶縁枠及び磁気遮蔽板に設け、それら
を掛合した後、樹脂で成形固着するようにした磁気遮蔽
板予備固定構造を提案し、これにより上記従来技術にお
ける問題点を解決しようとするものである。
蔽する磁気遮蔽板を一体成形して成るモールドタイプ鉄
心において、少なくとも２対以上の突起及びそれらに掛
合する窓を巻線用絶縁枠及び磁気遮蔽板に設け、それら
を掛合した後、樹脂で成形固着するようにした磁気遮蔽
板予備固定構造を提案し、これにより上記従来技術にお
ける問題点を解決しようとするものである。
［作用］ 以下この考案を図面を図面にしたがつて詳細に説明す
る。
る。
この考案は要するに、ハイブリツドステツピングモータ
や誘導変圧器において、一体成形金型に挿入する巻線さ
れた鉄心２と磁気遮蔽板１をあらかじめ掛合、一体化す
る方法に関するもので、第３図は巻線された鉄心２と磁
気遮蔽板１を掛合させた状態を示す成形時の材料の流入
圧力は数10kg/cm2以上にもなり、不均一であるため、掛
合部は１箇所では不充分であり、磁気遮蔽板１が多角形
の場合は、対向する両面の２箇所以上に、円形の場合
は、ほぼ180°の角間隔を置いて設ける。掛合突起3a,3b
及び掛合窓1aの高さは、両者を挿入、掛合した状態で、
磁気遮蔽板１の端部が、鉄心２に密着し、がたつきの無
い位置に設ける。
や誘導変圧器において、一体成形金型に挿入する巻線さ
れた鉄心２と磁気遮蔽板１をあらかじめ掛合、一体化す
る方法に関するもので、第３図は巻線された鉄心２と磁
気遮蔽板１を掛合させた状態を示す成形時の材料の流入
圧力は数10kg/cm2以上にもなり、不均一であるため、掛
合部は１箇所では不充分であり、磁気遮蔽板１が多角形
の場合は、対向する両面の２箇所以上に、円形の場合
は、ほぼ180°の角間隔を置いて設ける。掛合突起3a,3b
及び掛合窓1aの高さは、両者を挿入、掛合した状態で、
磁気遮蔽板１の端部が、鉄心２に密着し、がたつきの無
い位置に設ける。
［実施例］ 掛合部の実施例としては第４図のように、巻線用絶縁枠
３に楔状掛合突起3aを設け、磁気遮蔽板１には方形の掛
合用窓1aを設けた場合や、第５図のように円筒状掛合突
起3bと磁気遮蔽板１の端縁部に湾曲部1bを設け挿入を容
易にしたものがあり、第６図には両者の関係を逆にし、
巻線用絶縁枠３に掛合用窓3c、磁気遮蔽板１に舌状掛合
用爪1cを設けた場合を示す。
３に楔状掛合突起3aを設け、磁気遮蔽板１には方形の掛
合用窓1aを設けた場合や、第５図のように円筒状掛合突
起3bと磁気遮蔽板１の端縁部に湾曲部1bを設け挿入を容
易にしたものがあり、第６図には両者の関係を逆にし、
巻線用絶縁枠３に掛合用窓3c、磁気遮蔽板１に舌状掛合
用爪1cを設けた場合を示す。
［考案の効果］ この考案によれば上述のようにして強固に掛合した状態
で成形金型に挿入できるため、成型作業は安全で成形材
料の流入圧力による磁気遮蔽板１の浮き、片寄りが生ぜ
ず、磁気遮蔽効果は最良の状態を維持したまま樹脂によ
り固着されるので、漏洩磁束も少なく、そのばらつきも
少く、安全作業のもとに、量産に優れたモールドタイプ
鉄心を提供することができるのである。
で成形金型に挿入できるため、成型作業は安全で成形材
料の流入圧力による磁気遮蔽板１の浮き、片寄りが生ぜ
ず、磁気遮蔽効果は最良の状態を維持したまま樹脂によ
り固着されるので、漏洩磁束も少なく、そのばらつきも
少く、安全作業のもとに、量産に優れたモールドタイプ
鉄心を提供することができるのである。
第１図はこの考案における磁気遮蔽板の平面図、第２図
はその側面図、第３図は巻線された鉄心に磁気遮蔽板を
掛合せた状態の半断面図、第４図はその部分拡大図、第
５図は巻線用絶縁枠の掛合突起形状の一実施例を示す図
で、第６図は巻線用絶縁枠に掛合窓、磁気遮蔽板に係合
突起を設けた例を示す要部断面図である。 なお図において、 １……磁気遮蔽板 1a……掛合窓 1b……湾曲部 1c……係合用爪 ２……巻線された鉄心 ３……巻線用絶縁枠 3a……掛合用突起 3b……掛合用突起 3c……掛合用窓 ４……巻線である。
はその側面図、第３図は巻線された鉄心に磁気遮蔽板を
掛合せた状態の半断面図、第４図はその部分拡大図、第
５図は巻線用絶縁枠の掛合突起形状の一実施例を示す図
で、第６図は巻線用絶縁枠に掛合窓、磁気遮蔽板に係合
突起を設けた例を示す要部断面図である。 なお図において、 １……磁気遮蔽板 1a……掛合窓 1b……湾曲部 1c……係合用爪 ２……巻線された鉄心 ３……巻線用絶縁枠 3a……掛合用突起 3b……掛合用突起 3c……掛合用窓 ４……巻線である。
Claims (1)
- 【請求項１】巻線された鉄心と漏洩磁束を遮蔽する磁気
遮蔽板を一体成形して成るモールドタイプ鉄心におい
て、少なくとも２対以上の突起及びそれらに掛合する窓
を巻線用絶縁枠及び磁気遮蔽板に設け、それらを掛合し
た後、樹脂で成形固着するようにした磁気遮蔽板予備固
定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986174046U JPH0715319Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | モ−ルドタイプ鉄心の磁気遮蔽板予備固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986174046U JPH0715319Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | モ−ルドタイプ鉄心の磁気遮蔽板予備固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6381646U JPS6381646U (ja) | 1988-05-30 |
| JPH0715319Y2 true JPH0715319Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31112077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986174046U Expired - Lifetime JPH0715319Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | モ−ルドタイプ鉄心の磁気遮蔽板予備固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715319Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111635A (en) * | 1980-01-07 | 1980-08-28 | Shibaura Eng Works Co Ltd | Motor |
| JPS6196313U (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP1986174046U patent/JPH0715319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6381646U (ja) | 1988-05-30 |
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