JPH0135447Y2 - - Google Patents

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JPH0135447Y2
JPH0135447Y2 JP19803683U JP19803683U JPH0135447Y2 JP H0135447 Y2 JPH0135447 Y2 JP H0135447Y2 JP 19803683 U JP19803683 U JP 19803683U JP 19803683 U JP19803683 U JP 19803683U JP H0135447 Y2 JPH0135447 Y2 JP H0135447Y2
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JP
Japan
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magnetic material
bottom wall
width
coil bobbin
wall portion
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Expired
Application number
JP19803683U
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English (en)
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JPS60106305U (ja
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Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコイルを巻回し、たとえば時計用モー
タのステータに装着されるコイルボビンに関する
ものである。
[従来の技術とその課題] 一般にこの種のコイルボビンは、プラスチツク
を射出成形して製造されるが、従来はその成形金
型に少なくとも3部品、すなわち固定金型、可動
金型およびステータの磁芯部が挿入される孔部を
形成するためのスライドコアを必要としていた。
このために成形金型の構成が複雑となつて高価な
ものとなり、また成形作業性が悪く、ひいては部
品コストが高くつく結果となるなどに種々の欠点
があつた。
[目的] 本考案の目的は、成形金型として固定金型と可
動金型との2部品のみで成形が可能な形状とし、
部品コストを低下させ、成形作業性を向上させる
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の特徴は、磁
性材が貫通する嵌合芯部を、上記磁性材の幅より
も狭幅の底壁部と、上記磁性材の幅に等しい間隔
で対向する側壁部と、この両側壁部の上端から上
記底壁部の上面との間に上記磁性材の厚さに等し
い間隔をおいて対向方向に延伸し対向する端面の
間隔が上記底壁部の幅に等しい上壁部とから構成
するとともに、つば部に開口する嵌合芯部の中心
孔部の上部のつば面はつば部の肉厚分だけ外方へ
ずらして形成してあるところにある。
[実施例] 以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。
第1,2図および第7図に示すように、コイル
ボビン1は嵌合芯部2を一対のつば部3,4の間
に連結して構成してある。嵌合芯部2には磁性材
5が貫通する中心孔部6を有し、外部にコイルが
巻回される。嵌合芯部2は第3,4図に拡大して
示すように底壁部2aと、側壁部2b,2bおよ
び上壁部2c,2cとから構成されている。底壁
部2aは磁性材5の底面の中央部に対接するもの
で、磁性材の幅よりも小さい幅に形成してある。
側壁部2b,2bは磁性材5の側面に対接するも
ので、磁性材の幅に等しい間隔をおいて対向して
形成してある。上壁部2c,2cは磁性材5の上
面の両側部に対接するもので、底壁部2aの上面
から磁性材の厚さに等しい間隔をおいて側壁部2
bの上端から対向方向(第7図X軸方向)に延伸
しており、その対向する端面の間隔は底壁部2a
の幅に等しいものである。すなわち上壁部2c,
2cと底壁部2aとは平面形状(つまり第7図Z
軸方向)において重なり合うことはない。
第1,5図および第7図に示すように、嵌合芯
部2の両端はつば部3,4に連結されているが、
つば部3,4に開口する中心孔部6の上部のつば
面3a,4aはつば部の肉厚分だけ外方へずらし
て形成してある。
嵌合芯部2は第6図から明瞭であるように、上
下に分かれる2つの成形型13,14によつて、
すべての面が成形できる。なお第6図において、
21a,31,31aは、それぞれ、底壁部2
a,つば部3、つば面3aのキヤビテイである。
この嵌合芯部2および中心孔部6を、2つの成
形型13,14によつて成形する構成について、
第8,9図を参照に説明する。
第8図示のように、上側の成形型13は底壁部
2aの上面と上壁部2cの上面を形成し、下側の
成形型14は底壁部2aの下面と上壁部2cの下
面および側壁部2bの下面を形成する。矢印は成
形型13,14の移動方向であり、この矢印方向
に成形型13,14を移動させることにより嵌合
芯部2の形成が可能である。
つぎにつば部3,4および中心孔部6の形成に
ついて説明する。
第9図のように、上側の成形型13はつば面3
a,4aの上面と中心孔部6の底辺を形成し、下
側の成形型14はつば面3a,4aの下面および
つば部3,4の下面を形成する。そして矢印方向
に成形型13,14を移動させれば、つば部3,
4および中心孔部6の形成が可能である。
もちろん成形型13,14は前記した条件つま
り嵌合芯部2を形成する形状を満足するものであ
つて、つば部3,4を境に内方では、成形型1
3,14は一様に第8図の形状を呈するものであ
る。
したがつて、嵌合芯部2ならびに中心孔部6は
2つの成形型13,14で成形可能である。
さらに本実施例では第1,2図および第7図示
のように、コイルボビン1と一体的に、作動表示
歯車9を位置決めして組立てを容易にするための
位置決め片10を形成している。位置決め片10
はコイルボビン1の一方のつば部3から延伸し、
先端10aがL字状に立ち上つている。先端部の
上面には、作動表示歯車9と係合する係止突起1
0bが設けてある。位置決め片10は先端部を上
方向にくせつけてある。第2,7図から明瞭なよ
うにこの位置決め片10も上下に分かれる2つの
成形型によつて成形可能である。
さらに本実施例では第1,2図および第7図示
のように、コイルボビン1と一体的に電磁ブザー
を構成するための筒状部11を形成している。筒
状部11はコイルボビン1の他方のつば部4か
ら、水平に設けた回路基板の取付台12を介し
て、垂直方向に立設させたものである。筒状部1
1の下端部はホーン部11aであり、これにより
小径の中間部11bから上部へ次第に径を大きく
して電磁駆動部の取付け部11cとなつている。
第2図から明瞭なように、この取け付台12およ
び筒状部11も上下に分かれる2つの成形型によ
つて成形可能である。
[効果] このように本考案にかかるコイルボビンは、そ
の嵌合芯部の構成およびつば部の構成上、成形時
における成形型を2分割するだけで成形すること
が可能であり、スライドコアが不要となる。した
がつて成形型の構造が簡単となり、製造が容易と
なり、製造コストが低減し、成形作業性が向上
し、したがつてコイルボビンのコストを低下でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は第1図−線断面図、第3
図は第1図−線拡大断面図、第4図は第1図
−線拡大断面図、第5図は第1図−線拡
大断面図、第6図は成形型の断面図、第7図はコ
イルボビンの斜視図、第8図は嵌合芯部の形成を
示す断面図、第9図はつば部の形成を示す断面図
である。 1……コイルボビン、2……嵌合芯部、2a…
…底壁部、2b……側壁部、2c……上壁部、
3,4……つば部、3a,4a……上部のつば
面、5……磁性材、6……中心孔部、7……コイ
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁性材が中心孔部に貫通され外部にコイルが巻
    回される嵌合芯部を一対のつば部の間に連結して
    あるコイルボビンにおいて、 上記嵌合芯部は、上記磁性材の幅よりも狭幅の
    底壁部と、上記磁性材の幅に等しい間隔で対向す
    る側壁部と、この両側壁部の上端から上記底壁部
    の上面との間に上記磁性材の厚さに等しい間隔を
    おいて対向方向に延伸し対向する端面の間隔が上
    記底壁部の幅に等しい上壁部とから構成してあ
    り、 上記つば部に開口する中心孔部の上部のつば面
    はつば部の肉厚分だけ外方へずらして形成してあ
    ることを特徴とするコイルボビン。
JP19803683U 1983-12-23 1983-12-23 コイルボビン Granted JPS60106305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19803683U JPS60106305U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 コイルボビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19803683U JPS60106305U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 コイルボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106305U JPS60106305U (ja) 1985-07-19
JPH0135447Y2 true JPH0135447Y2 (ja) 1989-10-30

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ID=30756692

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JP19803683U Granted JPS60106305U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 コイルボビン

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JPS60106305U (ja) 1985-07-19

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