JPH0338818Y2 - - Google Patents

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JPH0338818Y2
JPH0338818Y2 JP7617185U JP7617185U JPH0338818Y2 JP H0338818 Y2 JPH0338818 Y2 JP H0338818Y2 JP 7617185 U JP7617185 U JP 7617185U JP 7617185 U JP7617185 U JP 7617185U JP H0338818 Y2 JPH0338818 Y2 JP H0338818Y2
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JP
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vertical
iron core
bobbin
core
inductor
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JP7617185U
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JPS61192426U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コイルの巻回部と鉄心の取付部とを
有するインダクタ用ボビンに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のインダクタ用ボビンとしては、
例えば、 第9図に示すように、筒形の巻心1の外周面
に、該巻心1の貫通孔2に直交する複数の立壁
3……を並列状に形成すると共に、前記貫通孔
2の両開口端にそれぞれ1対の対向壁21,2
1を前記各立壁3……の立ち上がり方向、すな
わち縦方向に形成して、両対向壁21,21間
に鉄心11の案内部22を設けたもの、また
は、 第10図に示すように、前記各案内部22,
22に代えて、取付用フランジ5,5と、左右
の立壁3,3との間に溝状の案内部23,23
をそれぞれ前記各立壁3……の立ち上がり方向
と直交する方向、すなわち横方向に形成したも
のが知られている。
前記各従来例,において、例えば底部とそ
の両端に突出する1対の脚部とからなるU字状の
半割り部分11a,11aを突き合わせてなる2
分割形の鉄心11を装着する場合、各半割り部分
11a,11aの各一方の脚部をそれぞれ前記貫
通孔2の両開口端から挿通して、両半割り部分1
1a,11aの端部どうしを該貫通孔2内外で突
き合わせ、各半割り部分11a,11aの底部1
3,13を前記案内部22,23に嵌め込んで、
該鉄心11の遊動を規制した状態で装着するよう
になつている。
このような鉄心11の装着状態において、前記
従来例では鉄心11がボビンに対して縦向きに
配置された、いわゆる縦型インダクタとなる。一
方、従来例では鉄心11がボビンに対して横向
きに配置された、いわゆる横型インダクタとな
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、前記従来例に示される縦型インダ
クタは鉄心11が横側に張り出さないため、ボビ
ンの底面部分の設置スペースがあれば取付が可能
である反面、該鉄心11がボビンの上端面より高
く突き出るため、高さ方向に狭隘な部分には設置
が不可能である。これとは逆に、従来例では設
置床面積が大きくなるものの、高さ方向の寸法を
小さく抑えることができる。
しかしながら、ボビンの組み込み部位は、機器
類によつて異なるため、それに対応するためには
従来では前記従来例,の双方とも用意しなけ
ればならない。したがつて、縦型インダクタ、横
型インダクタそれぞれに対応する専用のボビンを
作成するための金型が必要であり、その分、製造
コストが高くつくという問題点がある。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、縦型、横
型双方のインダクタに対応することができるボビ
ンを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案ではこのような目的を達成するために、
巻芯の貫通孔の両開口端に該開口端に臨む1対の
U字状の鉄心の両底部を配置して、その遊動を規
制する案内部を上下方向および左右方向に形成し
てなる構成に特徴を有するものである。
〈作用〉 上記構成において、前記鉄心の底部を上下方向
の案内部に嵌め込めば縦型インダクタを構成する
ことができ、また、鉄心の底部を左右方向の案内
部に嵌め込めば横型インダクタを構成することが
できる。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳細
に説明する。
第1図はこの実施例の全体斜視図であり、第2
図はその半截斜視図であり、第3図はその中央縦
断側面図であり、第4図はその正面図である。こ
れらの図において、この実施例のインダクタ用ボ
ビンは樹脂材からなる一体成型品であつて、巻心
1を備える。この巻心1は例えば、角筒形に形成
されており、その貫通孔2の両開口端部にそれぞ
れ立壁3,3が対向形成されると共に、両立壁
3,3間の中央に、前記巻心1の外周面から立設
された隔壁4が前記両立壁3,3と平行に立設さ
れている。前記両立壁3,3の下端部にはそれぞ
れ平坦上面を有する取付用フランジ5,5が前記
巻心1の軸方向に張り出し形成されている。ま
た、両立壁3,3の上下中間部にはそれぞれ前記
取付用フランジ5,5の上面と平行に対向する1
対の第1遊動規制壁6,6が形成されている。そ
して、両遊動規制壁6,6の下面と前記フランジ
5,5の上面および前記立壁3,3の下端部と
で、縦断面「コ」字状の第1案内部7,7が構成
されている。前記両第1遊動規制壁6,6の対向
端にはそれぞれ各壁6,6と直交する第2遊動規
制壁8,8が該第1遊動規制壁6,6の上方に連
設されており、両第2遊動規制壁8,8と前記立
壁3,3の中央上端部とで横断面「コ」字状の第
2案内部9,9が構成されている。なお、符号a
……は端子である。
第5図はこの実施例のボビンを使用した縦型イ
ンダクタの全体斜視図である。第3図ないし第5
図において、前記巻心1の外周面には、前記隔壁
4の両側にコイル10,10が巻回されると共
に、前記貫通孔2には鉄心11の一方の脚部12
が挿通される。すなわち、この鉄心11はU字状
の半割り部分11a,11aを突き合わせてなる
2分割形鉄心であつて、両半割り部分11a,1
1aの一方の脚部を貫通孔2の両開口端から挿通
すると共に、該貫通孔2内外で端部どうしを突き
合わせて、縦置き姿勢で組み付けられる。この組
付状態において、前記鉄心11は、貫通孔2に挿
通された一方の脚部12と直交する両底部13,
13が第2案内部9,9の両遊動規制壁8,8間
に配置されて左右方向への遊動を規制された状態
で固定される。また、貫通孔2外部の他方の脚部
14は前記両立壁3,3および隔壁4の上辺上に
位置する。
第6図はこの実施例のボビンおよび前記鉄心1
1と同一の鉄心11を使用した横型インダクタの
全体斜視図である。この図において、前記鉄心1
1はボビンに横置き姿勢で組み付けられるが、前
記各底部13,13はそれぞれ第1案内部7,7
に配置されて上下方向への遊動を規制された状態
で固定される。この場合に、前記鉄心11の貫通
孔2外部の他方の脚部14は前記立壁3,3およ
び隔壁4の側辺側に位置する。
第7図は本考案の他の実施例の斜視図である。
この図において、この実施例のボビンでは前記取
付用フランジ5,5の中央部に前記第2遊動規制
壁8,8と上下方向で一致する切欠溝15を形成
して、第8図イに示されるEE型または第8図ロ
に示されるEI型の鉄心11を縦置き姿勢で組み
付けられるようにしたものである。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、巻芯の貫通孔の
両開口端に該開口端に臨む鉄心の両底部を配置し
て、その遊動を規制する案内部を上下方向および
左右方向に形成したので、前記鉄心の両底部を上
下方向の案内部に嵌め込めば縦型インダクタを構
成することができ、また、前記両底部を左右方向
の案内部に嵌め込めば横型インダクタを構成する
ことができる。したがつて、同一ボビンと同一鉄
心によつて、特性を変えずに高さ寸法および設置
面積の異なるインダクタに対応することができ
る。このため、ボビンを作成するための金型も一
つだけ製作するだけで済むため、製造コストの低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示し、
第1図はこの実施例の全体斜視図、第2図はその
半截斜視図、第3図はその中央縦断側面図、第4
図はその正面図、第5図はこの実施例のボビンを
使用した縦型インダクタの全体斜視図、第6図は
この実施例のボビンを使用した横型インダクタの
全体斜視図である。第7図は本考案の他の実施例
の斜視図、第8図イ,ロはそれぞれ異なる態様の
鉄心を示す平面図、第9図は従来例の斜視図、第
10図は他の従来例の斜視図である。 1……巻心、2……貫通孔、7……第1案内
部、9……第2案内部、10……コイル、11…
…鉄心、12……鉄心の一方の脚部、13……鉄
心の底部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形の巻心を備え、この巻芯の貫通孔に鉄心の
    脚部が挿通されると共に、該巻芯の外周面にコイ
    ルが巻回されるようにしたインダクタ用ボビンに
    おいて、前記貫通孔の両開口端に前記鉄心の底部
    を配置して、その遊動を規制する案内部を上下方
    向および左右方向に形成してなるインダクタ用ボ
    ビン。
JP7617185U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0338818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7617185U JPH0338818Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7617185U JPH0338818Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61192426U JPS61192426U (ja) 1986-11-29
JPH0338818Y2 true JPH0338818Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=30618069

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JP7617185U Expired JPH0338818Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JP (1) JPH0338818Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021132222A (ja) * 2017-02-23 2021-09-09 スミダコーポレーション株式会社 フィルタ部品、及び、ボビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021132222A (ja) * 2017-02-23 2021-09-09 スミダコーポレーション株式会社 フィルタ部品、及び、ボビン

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Publication number Publication date
JPS61192426U (ja) 1986-11-29

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