JPH07152815A - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JPH07152815A
JPH07152815A JP5298793A JP29879393A JPH07152815A JP H07152815 A JPH07152815 A JP H07152815A JP 5298793 A JP5298793 A JP 5298793A JP 29879393 A JP29879393 A JP 29879393A JP H07152815 A JPH07152815 A JP H07152815A
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JP
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circuit
logical
value
logic circuit
logic
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JP5298793A
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English (en)
Inventor
Chigusa Nakada
千草 中田
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不定値認識論理基本回路の適用を介して、論理
回路検証装置による論理回路シミュレーションの高速化
を図る。 【構成】本実施例の不定値認識論理積回路においては、
データ部101と属性部102を含む第1の入力信号
と、データ部103と属性部104を含む第2の入力信
号を受けて、データ部105と属性部106を含む出力
信号が出力される。論理和回路11においては、第1の
入力信号が論理値“0”であることが検出される。論理
和回路11または論理和回路13の何れかの出力が
“0”であれば、データ部105および属性部106と
して“0”が出力される。論理和回路12においては、
入力信号の一方が不定値であることが検出される。論理
和回路12の出力が“1”の場合、属性部102または
属性部104の何れかが論理値“0”でない場合には、
属性部106には“1”が不定値として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路に関し、特に論
理回路の検証を行う論理回路検証装置の実現手法として
利用される基本的な論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、ド・モルガンの定義による基本
的な論理回路が図6に示されており、また、図7(a)
および(b)には、従来の基本論理回路における入出力
関係を示す真理値表が示されている。図7(a)は論理
積回路の真理値表であり、2組の入力の組合わせにおい
て、双方の入力値が共に“1”の場合には、論理値とし
て“1”が出力され、また、一方の入力値が“0”の場
合には、論理値として“0”が出力されることを表して
いる。図6に示されるように、図7(a)の真理値表に
対応する論理積回路61と、図7(b)の真理値表に対
応する論理反転回路62の組合わせにより、基本論理回
路としての論理和回路63、論理和否定回路64、論理
積否定回路65および排他的論理和回路66等が実現さ
れる。
【0003】次に、上述した基本論理回路の組合わせに
より構成される論理回路を、コンピュータ・システム内
の記憶装置上において仮想的に構築し、更に仮想的に実
行する、所謂論理回路シミュレーションを行う論理回路
検証装置の従来の実現方法について、図8および図9を
参照して説明する。
【0004】図8に示されるように、従来の一般的な論
理回路検証装置は、論理回路シミュレーョンの実行を制
御する中央演算処理装置81と、論理の回路情報83お
よび論理回路シミュレーションの手順84を保存する記
憶装置82とを備えて構成されており、中央演算処理装
置81の内部には、論理回路の動作を代行する論理演算
部86が内蔵されている。また、一般に、論理回路シミ
ュレーションの手順84内には、不定値演算処理部85
が含まれている。この理由は、一般に、現実の論理回路
においては、初期状態において“1”または“0”の何
れかの論理値を取り得る可能性があり、これにより、仮
想的に論理回路の動作をシミュレーションする論理回路
検証装置においては、一義的に“1”または“0”の何
れにも確定することができない論理回路部分を不定値と
して取り扱う必要があるからである。以下に、上述した
論理回路検証装置により、論理回路のシミュレーション
を行う手順について説明する。
【0005】特定の論理回路を図8に示される従来の論
理回路検証装置上において論理シミューレーションを行
う場合には、対象とする論理回路の情報は、論理回路シ
ミュレーションの手順84において理解することができ
る形式で、予め回路情報83として記憶装置82内に保
存されている。一般に、論理回路の回路情報83は、当
該論理回路を構成する部品と部品間の相互の接続関係の
集合として表現されている。個々の部品は、前述の図6
に示されている基本論理回路である。論理回路シミュレ
ーションの手順84が起動されると、この論理回路シミ
ュレーションの手順84を介して、記憶装置82内に保
存されている回路情報83の読み出しを行いながら、論
理回路シミュレーションが中央演算処理装置81により
実行される。まず、論理回路シミュレーションの手順8
4を介して、回路情報83に含まれる接続関係を手繰り
ながら部品が検出され、検出された部品の論理素子の機
能に対応した論理演算が当該部品に施される。その際
に、不定値演算処理部85を介して、不定値を含んだ論
理演算処理が行われ、その演算結果は記憶装置82内に
戻されて、新たに回路情報86として保存される。
【0006】次に、従来の論理回路検証装置の他の例を
図9に示す。図9に示されるように、当該論理回路検証
装置は、論理回路シミュレーョンの実行を制御する中央
演算処理装置91と、論理回路のシミュレーション手順
94および内部の回路情報93を保存する記憶装置92
とにより構成されており、外部の回路96が、通信手段
97を介して中央演算処理装置82に接続されている。
また、論理回路シミュレーションの手順94には、不定
値演算処理部95が含まれている。なお、本従来例の論
理回路検証装置は、前述の図8に示される論理回路検証
装置における記憶装置82に含まれる回路情報83の一
部または全てを、現実の論理回路に置換えて外部回路9
6上において実装した場合の一例である。
【0007】この論理回路検証装置により、論理回路の
シミュレーションを行う手順としては、当該シミュレー
ションの対象が内部の回路情報93に存在する場合に
は、図8の従来例の場合と同様に、論理回路シミュレー
ションの手順94を介してシミュレーションが行われ
る。また、シミュレーションの対象とする論理回路が外
部の回路96に存在する場合には、中央演算処理装置9
1により、通信手段97を介して内部の回路情報93と
外部の回路96の接続部との信号状態が外部の回路96
に加えられ、外部の回路96からの出力信号が読み出さ
れて回路情報93に与えられる。
【0008】この場合に、外部の回路96に依存する論
理回路のシミュレーション部分は、当該外部の回路96
自身によって単独に行われるために、論理回路シミュレ
ーションの実行処理が外部の回路96により分担される
ことになり、当該論理回路シミュレーションは極めて高
速にて実行される。これにより、図9の論理回路検証装
置は、図8の論理回路検証装置に比較して、飛躍的にシ
ミュレーション性能が向上されるという利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の論理回
路検証装置においては、図6および図7(a)および
(b)に示される、従来の論理値1および0の2値を論
理演算する論理回路をシミュレーションする場合には、
図8に示される論理回路検証装置の場合、不定の論理値
のシミュレーションをソフトウェアによって代用してい
るために、不定値演算処理部85の負担が大きくなり、
実際の回路の動作速度とシミュレーションの速度との間
に数千倍の開きを生じるという欠点がある。
【0010】また、図9に示される論理回路検証装置の
場合には、図8の論理回路検証装置の場合に比較して、
大幅にシミュレーション性能が向上されるものの、外部
の回路96におけるシミュレーション部においては、実
際の論理回路が使用されているために、不定値演算を実
現することができないという欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の論理回路
は、論理値“1”および“0”を有し、前記論理値
“1”および“0”を含む入力に対応して論理演算を行
い、所定の論理値を出力する論理回路において、論理値
として、前記“1”および“0”の何れの論理値にも該
当しない値を不定値に相当する論理値として認識し、前
記論理回路に対する一方の入力論理値が“0”の場合に
は、他方の入力論理値の如何に関せず常に論理値“0”
を出力するとともに、一方の入力論理値が“1”の場合
に、他方の入力論理値が“1”の場合には論理値“1”
を出力し、また他方の入力論理値が不定値の場合には論
理値を不定値として出力する2入力論理積回路として構
成されることを特徴としている。
【0012】また、第2の発明の論理回路は、論理値
“1”および“0”を有し、前記論理値“1”および
“0”を含む入力に対応して論理演算を行い、所定の論
理値を出力する論理回路において、論理値として、前記
“1”および“0”の何れの論理値にも該当しない値を
不定値に相当する論理値として認識し、前記論理回路に
対する入力論理値が“0”の場合には論理値“1”を出
力し、入力論理値が“1”の場合には論理値“0”を出
力するとともに、入力論理値が不定値の場合には論理値
を不定値として出力する論理反転回路として構成される
ことを特徴としている。
【0013】第3の発明の論理回路は、ド・モルガンの
定義により、前記2入力論理積回路および前記論理反転
回路の組合わせにより形成される論理和回路、論理積否
定回路、論理和否定回路および排他的論理和回路を含む
基本論理回路として構成されることを特徴としている。
【0014】更に、第4の発明の論理回路は、前記基本
論理回路により構成されることを特徴としている。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1(a)および図2(a)は、それぞれ
本発明の一実施例の基本論理回路としての不定値認識論
理積回路および不定値認識論理反転回路を示す構成図で
あり、従来の2値論理回路により実現された一具体例を
示している。また、図1(b)および図2(b)は、そ
れぞれ、本発明を図7(a)および図7(b)に示され
る従来の論理積回路の真理値表および従来の論理反転回
路の真理値表に対応させて表現した、本実施例の前記不
定値認識論理積回路および前記不定値認識論理反転回路
の真理値表である。なお、図1(b)および図2(b)
に示される不定値認識論理回路の真理値表においては、
“0”は論理値の“0”を、“1”は論理値の“1”
を、そして“X”は不定値を意味している。
【0017】上記の図1(a)および図2(a)に示さ
れる不定値認識論理積回路および不定値認識論理反転回
路の具体例においては、不定値を含む論理値は、従来の
1本の信号線を2本に拡張することにより実現されてい
る。本例においては、1本の信号線を論理値を表わすデ
ータ部とし、もう1本の信号線は不定値であることを示
す属性部として使用されている。即ち、1組の論理値は
上記のデータ部と属性部から成り、論理値“0”はデー
タ部が“0”で属性部が“0”であり、論理値“1”は
データ部が“1”で属性部が“0”、そして不定値はデ
ータ部の如何に関せず属性部が“1”であるものとして
定義されている。
【0018】このように論理値を定義した場合には、不
定値を含んだ論理積回路は、従来の2値論理回路の組合
わせにより、前述のように、図1(a)に示される論理
回路により実現される。また、不定値を含んだ論理反転
回路は、従来の2値論理回路の組合わせにより、同じく
前述のように、図2(a)に示される論理回路により実
現される。図1(a)において、第1の入力信号はデー
タ部101と属性部102の組合わせにより形成され、
また第2の入力信号はデータ部103と属性部104の
組合わせにより形成されている。また、出力信号はデー
タ部105と属性部106の組合わせにより形成されて
いる。論理和回路11においては、第1の入力信号が論
理値“0”であることが検出され、また論理和回路13
においては、第2の入力信号が論理値“0”であること
が検出されている。
【0019】不定値演算論理積回路においては、入力信
号の何れか一方が論理値“0”であれば、出力信号とし
ては論理値“0”が出力されるので、論理和回路11ま
たは論理和回路13の何れかが“0”であれば、出力信
号のデータ部105および出力信号の属性部106は、
論理積回路14および論理積回路15を介して、共に
“0”として出力される。また、論理和回路12におい
ては、入力信号の何れかが不定値であることが検出され
る。この論理和回路12の出力が“1”である場合にお
いて、第1の入力信号の属性部102または第2の入力
の属性部104の何れかが論理値“0”でない場合に
は、AND回路15を介して出力信号の属性部106に
は“1”が出力され、不定値であることが示される。
【0020】次に、図2(a)に示される不定値認識論
理反転回路の構成について説明する。本回路の例におい
ては、入力信号は、入力信号のデータ部201と入力信
号の属性部202により形成され、同様に、出力信号
は、出力信号のデータ部203と入力信号の属性部20
4により形成されている。論理反転回路21により、入
力信号のデータ部201は反転されて出力信号のデータ
部203として出力され、また非論理反転回路22によ
り、入力信号の属性部202はそのまま出力信号の属性
部204として出力されている。本例における不定値認
識論理反転回路の特徴は、入力信号の属性部202が不
定を示す“1”である場合には、当該入力信号のデータ
部の値の如何に関わらず不定値であることを意味してい
るために、不定値論理反転回路の属性部の回路として
は、入力信号の属性部202が、そのまま出力信号の属
性部204として出力されるだけで、その目的が達成さ
れる。
【0021】次に、図3を参照して、前述した不定値認
識論理積回路と不定値認識論理反転回路の組合わせによ
り、その他の基本論理回路の不定値認識回路化が可能で
あることを示す。図3に示されるように、不定値認識論
理和回路33、不定値認識論理和否定回路34、不定値
認識論理積否定回路35および不定値認識排他的論理和
回路36は、ド・モルガンの定義により、前述した不定
値認識論理積回路31および不定値認識反転回路32に
より、全て実現可能である。同様に、基本論理回路の組
合わせにより実現することのできる論理回路も、全て上
述した不定値認識基本論理回路の組合わせにより実現す
ることができる。
【0022】次に、前記本発明の一実施例において説明
した不定値認識論理回路により実現される論理回路検証
装置の一実施例を図4に示す。図4に示されるように、
本実施例の論理回路検証装置は、論理回路シミュレーョ
ンの実行を制御する中央演算処理装置41と、論理の回
路情報43および論理回路シミュレーションの手順44
を保存する記憶装置42と、不定値演算回路45とを備
えて構成されており、中央演算処理装置41の内部に
は、論理回路の動作を代行する論理演算部46が内蔵さ
れている。本実施例は、図8に示される従来の論理回路
検証装置に対して、本発明の不定値認識論理回路を適用
した一例であり、当該従来例と異なる点は、従来の論理
回路シミュレーションの手順84に内包されていた不定
値演算処理部85(図8を参照)の代わりに、本発明の
不定値認識論理回路の組合わせにより実現される不定値
演算回路45を、中央演算処理装置41に付加している
ことであり、これが本発明の特徴とするところである。
また、これに合わせて、論理回路シミュレーションの手
順44においては、従来例においては内部に含まれてい
た不定値演算処理部85を不要とし、中央演算処理装置
41には、不定値演算回路45に対する操作機能が付加
されている。
【0023】検証対象の論理回路を、上述した本実施例
の論理回路検証装置上において論理回路シミュレーショ
ンを行う場合には、図8の従来の論理回路検証装置の場
合と同様に、論理回路シミュレーションの手順44が起
動されると、この論理回路シミュレーションの手順44
を介して、記憶装置42内に保存されている回路情報4
3の読み出しを行いながら、論理回路シミュレーション
が中央演算処理装置41により実行される。本実施例に
おける論理回路シミュレーションの、前述の図8に示さ
れる従来の論理回路検証装置上において行われる論理回
路シミュレーションと異なる点は、その時の不定値の論
理演算処理が、中央演算処理装置41の操作作用によ
り、不定値演算回路45において実行されることであ
る。この不定値の演算処理は、通常の演算回路により実
現する場合には、図1(a)に示される不定値認識論理
積回路の構成例からも理解されるように、単純の論理回
路による不定値シミュレーションにおいては、通常の論
理の数倍の手順が必要となる。この対応策として、中央
演算処理装置41に不定値演算回路45を付加すること
により、論理回路シミュレーションに関する性能は、従
来例に比較して、同一の論理回路のシミュレーションの
場合に、数倍向上される。なお、論理回路シミュレーシ
ョンの手順44を介して、回路情報43に含まれる接続
関係を手繰りながら部品を検出し、検出された部品の論
理素子の機能に対応した論理演算を当該部品に施すとと
もに、その際、不定値演算処理部45を介して、不定値
を含んだ論理演算処理を行い、その演算結果を記憶装置
42内に戻して、新たに回路情報43として保存する手
順については、前述の従来例の論理回路検証装置の場合
と同様である。
【0024】次に、前記本発明の一実施例において説明
した不定値認識論理回路により実現される論理回路検証
装置の他の実施例を図5に示す。図5に示されるよう
に、本実施例の論理回路検証装置は、論理回路シミュレ
ーョンの実行を制御する中央演算処理装置51と、論理
の回路情報53および論理回路シミュレーションの手順
54を保存する記憶装置52とにより構成されており、
外部の回路56が、通信手段57を介して中央演算処理
装置51に接続されている。また、論理回路シミュレー
ションの手順54には、不定値演算処理部55が含まれ
ている。本実施例の論理回路検証装置は、図9に示され
る従来例の論理回路検証装置に対して、本発明の不定値
認識論理回路を適用した例であり、当該従来例と異なる
点は、従来例においては、回路情報93の一部または全
てを、現実の論理回路に置換えて形成した外部の回路9
6を、本実施例においては、本発明の不定値認識論理回
路の組合わせにより外部の回路56を実現していること
である。
【0025】検証対象の論理回路を、上述した本実施例
の論理回路検証装置上において論理回路シミュレーショ
ンを行う場合には、図9の従来の論理回路検証装置の場
合と同様に、論理回路シミュレーションの手順54が起
動されると、この論理回路シミュレーションの手順54
を介して、記憶装置52内に保存されている回路情報5
3および通信手段57により接続されている外部の回路
56からの回路情報の読み出しを行いながら、論理回路
シミュレーションが中央演算処理装置51により実行さ
れる。本実施例における論理回路シミュレーションが、
前述の図9に示される従来の論理回路検証装置上におい
て行われる論理回路シミュレーションと異なる点は、そ
の時の不定値の論理演算処理が、外部の回路56におい
ても実行可能である点である。また、本実施例の1変形
として、予め外部の回路56の部分を、回路書換可能集
積回路として準備しておくことにより、多種多様の論理
回路を外部の回路56として作り込むことも可能とな
る。なお、それ以外の論理回路シミュレーションの手順
については、図9の従来の論理回路検証装置の場合と同
様である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不定値認
識論理基本回路の組合わせによる不定値認識論理回路を
論理回路検証装置に適用することにより、当該論理回路
検証装置による論理回路シミュレーションの高速化なら
びに不定値演算機能の両立を可能とすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の不定値認識論理積回路の構
成図および真理値表を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の不定値認識論理反転回路の
構成図および真理値表を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の不定値認識論理基本回路を
示す図である。
【図4】本発明の不定値認識論理基本回路の適用による
論理回路検証装置の一実施例の構成図である。
【図5】本発明の不定値認識論理基本回路の適用による
論理回路検証装置の他の実施例の構成図である。
【図6】従来の基本論理回路を示す図である。
【図7】従来の論理積回路および論理反転回路の真理値
表を示す図である。
【図8】従来の論理回路検証装置の一例の構成図であ
る。
【図9】従来の論理回路検証装置の他の例の構成図であ
る。
【符号の説明】
11〜13 論理和回路 14、15 論理積回路 21 論理反転回路 22 論理非反転回路 31 不定値認識論理積回路 32 不定値認識論理反転回路 33 不定値認識論理和回路 34 不定値認識論理和否定回路 35 不定値認識論理積否定回路 36 不定値認識排他的論理和回路 41、51、81、91 中央演算処理装置 42、52、82、92 記憶装置 43、53、83、93 回路情報 44、54、84、94 論理回路シミュレーション
の手順 45 不定値演算回路 46、86 論理演算部 55、85、95 不定値演算処理部 56、96 外部の回路 57、97 通信手段 61 論理積回路 62 論理反転回路 63 論理和回路 64 論理和否定回路 65 論理積否定回路 66 排他的論理和回路 101 第1の入力信号のデータ部 102 第1の入力信号の属性部 103 第2の入力信号のデータ部 104 第2の入力信号の属性部 105、203 出力信号のデータ部 106、204 出力信号の属性部 201 入力信号のデータ部 202 入力信号の属性部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理値“1”および“0”を有し、前記
    論理値“1”および“0”を含む入力に対応して論理演
    算を行い、所定の論理値を出力する論理回路において、 論理値として、前記“1”および“0”の何れの論理値
    にも該当しない値を不定値に相当する論理値として認識
    し、前記論理回路に対する一方の入力論理値が“0”の
    場合には、他方の入力論理値の如何に関せず常に論理値
    “0”を出力するとともに、一方の入力論理値が“1”
    の場合に、他方の入力論理値が“1”の場合には論理値
    “1”を出力し、また他方の入力論理値が不定値の場合
    には論理値を不定値として出力する2入力論理積回路と
    して構成されることを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 論理値“1”および“0”を有し、前記
    論理値“1”および“0”を含む入力に対応して論理演
    算を行い、所定の論理値を出力する論理回路において、 論理値として、前記“1”および“0”の何れの論理値
    にも該当しない値を不定値に相当する論理値として認識
    し、前記論理回路に対する入力論理値が“0”の場合に
    は論理値“1”を出力し、入力論理値が“1”の場合に
    は論理値“0”を出力するとともに、入力論理値が不定
    値の場合には論理値を不定値として出力する論理反転回
    路として構成されることを特徴とする論理回路。
  3. 【請求項3】 ド・モルガンの定義により、前記2入力
    論理積回路および前記論理反転回路の組合わせにより形
    成される論理和回路、論理積否定回路、論理和否定回路
    および排他的論理和回路を含む基本論理回路として構成
    されることを特徴とする論理回路。
  4. 【請求項4】 前記基本論理回路により構成されること
    を特徴とする論理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006048154A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Fujitsu Ltd 差動入力回路の論理表記ライブラリ

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US7757199B2 (en) 2004-07-30 2010-07-13 Fujitsu Semiconductor Limited Logic description library of differential input circuit

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