JPH0715262U - 表面研磨ロール - Google Patents

表面研磨ロール

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JPH0715262U
JPH0715262U JP4795193U JP4795193U JPH0715262U JP H0715262 U JPH0715262 U JP H0715262U JP 4795193 U JP4795193 U JP 4795193U JP 4795193 U JP4795193 U JP 4795193U JP H0715262 U JPH0715262 U JP H0715262U
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polishing
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polishing sheet
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JP4795193U
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孝治 竹川
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孝治 竹川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨シートの横ズレを防止してその破損を少
なくでき耐久性に優れる研磨ロールを得る。 【構成】 軸11を挿着する金属製軸受筒1の外周に厚
いスポンジロール2を装着したもので、スポンジロール
2には、製品8の表面形状に倣った凹凸溝底31の溝3
を外周から軸心に向けて軸心に対し傾斜状に欠設して壁
片4を放射状に形成している。スポンジ層の厚みは7c
m、溝3の巾は外周部で4mm、溝3の間隔(壁片4の
巾)は4mmであり、溝3の深さは最も深い部位で3cmで
ある。研磨時、壁片4が溝3内で撓んで圧縮され、介在
した研磨シート7で製品8の表面が研磨される。この
際、製品8と圧接している下端部だけの壁片4が撓んで
研磨ロールの下端部だけが変形するため、研磨シート7
もその短い長さ分だけ圧接研磨作用するのであり、その
前後では、平坦曲面の研磨ロール外周面に巻き付けられ
ることから研磨シート7の横ズレがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、凹凸のある木製品等の表面を研磨するロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、凹凸のある製品の研磨は、図7のように、研磨ロールの外周を研磨表面 の凹凸形状に倣って成形した研磨ロールを用い、他のロールとの間で張設した研 磨シートを回転走行させ研磨ロール部で圧接することで研磨していたのである。 しかしながら、研磨ロールの外周面が凹凸曲面であるため研磨シートが横方向( 研磨方向と直角方向)にズレ易くて研磨ロールの凹凸のため破れることが多く、 その交換が面倒で作業が円滑にできないのであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、研磨シートを研磨部以外では平坦曲面で無理なく保持できて 研磨シートの横ズレを防止することでその破損を少なくできる研磨ロールを提供 するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、外周材を弾性体と成し、他のロールとの間で研磨シートを 張設するものにおいて、溝底を被研磨製品の研磨表面とほぼ同一形状に凹凸欠設 した比較的深い溝を軸心に向け、外周の弾性体に軸心に対し傾斜させて多数並列 周設した構成としている。なお、外周面における溝と溝との間隔をほぼ溝の巾の 長さとしてもよい。
【0005】
【作用】
被研磨製品をゆっくりと搬送させ、研磨部ではその搬送方向と反対方向に回転 する研磨シートにより被研磨製品の表面が研磨されるが、この際、溝の間で放射 状に配置されている壁片が製品によって押圧され溝内で撓んで研磨されることに なり、製品の表面形状に倣った深さの凹凸溝底のためほぼ均一の押圧力で研磨で き、また製品と圧接している研磨部位だけの壁片が撓むため研磨シートがその短 い長さ分だけ圧接研磨作用し、その前後では強い圧接状態を解除されて平坦曲面 の外周面に巻き付いている状態となることから研磨シートを無理なく保持でき、 その横ズレを防止できると共に、横ズレを生じても研磨シートの破損が極度に少 なく保護できるのである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1乃至図3に示す本例研磨ロ ールにおいて、1は軸11を挿着する金属製軸受筒でその外周に厚いスポンジロ ール2を装着している。
【0007】 スポンジロール2には、製品の表面形状に倣った凹凸溝底31の溝3が外周か ら軸心に向けて軸心に対し傾斜して開口欠設してある。このため溝3の間の壁片 4が図3のように、放射状に形成されている。なお、スポンジ層は7cm、溝3の 巾は外周部で4mm、溝3の間隔(壁片4の巾)4mmであり、溝3の深さは最も深 い部位で3cmである。
【0008】 次に本例の作用を説明する。本例の研磨ロールは図4のように、走行ベルト5 上方に配置し、上方に設置した駆動ロール6との間で研磨シート7を張設して研 磨ロールの下端部でゆっくりと搬送される製品8を、研磨部においてその搬送方 向と反対方向に回転する研磨シート7が表面研磨するのである。
【0009】 研磨の際、ベルト5上に被研磨製品8を載置して搬送することにより製品8の 押圧によってその部位の壁片4が溝3内で撓んで上に圧縮され、図6のように、 研磨シート7を介して製品8の表面に強く弾着研磨されることになり、製品8を 研磨するのである。この場合、夫々の溝3の凹凸溝底31が製品8の表面形状に 倣った深さのため、図5のように、ほぼ均一の押圧力で研磨できるのである。
【0010】 さらに製品8と圧接している下端部だけの壁片4が撓むため、即ち、研磨ロー ルの下端部だけが変形するため、研磨シート7もその短い長さ分だけ圧接研磨作 用するのであり、その前後では、図6のように、強い圧接状態を解除されて平坦 曲面の外周面に巻き付けられることから研磨シート7を無理なく保持でき、その 横ズレを防止できるのである。したがって研磨シート7の破損を極度に少なくで きるのである。
【0011】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、外周材の弾性体は問わず、スポンジの他、ゴム製や軟質な弾性材であればよ く、その厚みも適宜である。また、他のロールとの間で張設する研磨シートの材 質、形状及び構成も限定されない。さらに、外周に開口欠設する溝の巾及び溝間 隔も適宜であり、溝の深さも任意であるが、1cm以上の深さが適当である。なお 、溝底形状は被研磨製品の研磨表面とほぼ同一形状に倣っていれば類似形状でも よい。
【0012】
【考案の効果】
本考案によると、夫々の溝の凹凸溝底が製品の表面形状に倣った深さのためほ ぼ均一の押圧力で研磨できるのであり、製品との短い圧接部だけ研磨シートが圧 接研磨作用するのであり、その前後では平坦曲面の外周面に巻き付けられること から研磨シートの横ズレを防止できてその破損を極度に少なくできる効果が大き い。請求項2のものでは、溝間の壁片の撓み変形が適切にできて良好な研磨とな るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面した斜視図で
ある。
【図2】その斜め方向の溝に沿った縦断側面図である。
【図3】その拡大縦断正面図である。
【図4】それを用いた研磨装置の正面図である。
【図5】研磨状態の縦断側面図である。
【図6】研磨状態のさらに拡大した縦断正面図である。
【図7】従来の研磨ロールの正面図である。
【符号の説明】
1 金属製軸受筒 11 軸 2 スポンジロール 3 溝 31 溝底 4 壁片 7 研磨シート 8 被研磨製品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周材を弾性体と成し、他のロールとの
    間で研磨シートを張設するものにおいて、溝底を被研磨
    製品の研磨表面とほぼ同一形状に凹凸欠設した比較的深
    い溝を軸心に向け、外周の弾性体に軸心に対し傾斜させ
    て多数並列周設したことを特徴とする表面研磨ロール。
  2. 【請求項2】 外周面における溝と溝との間隔をほぼ溝
    の巾の長さとした請求項1の研磨ロール。
JP1993047951U 1993-08-10 1993-08-10 表面研磨ロール Expired - Lifetime JP2596794Y2 (ja)

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JPH0715262U true JPH0715262U (ja) 1995-03-14
JP2596794Y2 JP2596794Y2 (ja) 1999-06-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017910U (ja) * 1973-06-13 1975-02-27
JPH02112552U (ja) * 1989-02-27 1990-09-10
JPH0532112U (ja) * 1991-10-04 1993-04-27 勝征 西山 家畜輸送車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017910U (ja) * 1973-06-13 1975-02-27
JPH02112552U (ja) * 1989-02-27 1990-09-10
JPH0532112U (ja) * 1991-10-04 1993-04-27 勝征 西山 家畜輸送車

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JP2596794Y2 (ja) 1999-06-21

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