JPH0532112U - 家畜輸送車 - Google Patents
家畜輸送車Info
- Publication number
- JPH0532112U JPH0532112U JP8089191U JP8089191U JPH0532112U JP H0532112 U JPH0532112 U JP H0532112U JP 8089191 U JP8089191 U JP 8089191U JP 8089191 U JP8089191 U JP 8089191U JP H0532112 U JPH0532112 U JP H0532112U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- livestock
- duct
- air
- loading platform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 家畜輸送車に対して効果的な送風手段を具備
せしめることにより、輸送中の家畜が熱さにより衰弱す
るのを防止することである。 【構成】 荷台2上に複数本立設した幌骨3の上部を日
除けシート4にて覆い、上記各幌骨3の上辺部に送風ダ
クト5吊設し、この送風ダクト5の一端にファン7を設
けると共に、同送風ダクト7に荷台2へ向けて開口する
送風口6を開設したものである。
せしめることにより、輸送中の家畜が熱さにより衰弱す
るのを防止することである。 【構成】 荷台2上に複数本立設した幌骨3の上部を日
除けシート4にて覆い、上記各幌骨3の上辺部に送風ダ
クト5吊設し、この送風ダクト5の一端にファン7を設
けると共に、同送風ダクト7に荷台2へ向けて開口する
送風口6を開設したものである。
Description
【0001】
この考案は荷台の上に馬や牛等の家畜を乗せて輸送する輸送車に関する。
【0002】
従来、荷台の上に家畜を乗せて輸送する家畜輸送車は、荷台上に立設した幌骨 の上部に日除けシートにて覆って構成してある。
【0003】
上記したような輸送車により真夏の炎天下にを家畜の輸送する場合、走行中は 荷台上の家畜に十分な風が当って適度な冷却が行われるので問題はないが、渋滞 等により輸送車が長時間停車する状況下にあっては荷台上の家畜に対する送風が 殆ど行われなくなり、暑さで輸送中の家畜が弱ってしまうことがあった。 本考案の課題は、上記した如き家畜輸送車に対して効果的な空気冷却手段を具 備せしめることにより、輸送中の家畜が熱さにより衰弱するのを防止することで ある。
【0004】
上記した課題を解決する本考案の家畜輸送車は、輸送車の荷台上に複数本立設 した幌骨の上部を日除けシートにて覆い、上記各幌骨の上辺部に荷台の全長方向 にわたる送風ダクト吊設し、この送風ダクトの一端にファンを設けると共に、同 送風ダクトの所定箇所に荷台へ向けて開口する送風口を開設したものである。
【0005】
以上の手段によれば、送風ダクトは日除けシートにより上部を覆われる幌骨の 上辺部に吊持され、該ダクト一端に設けたファンから送られる風を送風口から荷 台上の家畜へ向けて送風する。
【0006】
本考案は以上説明したように、日除けシートにて覆われる幌骨の上辺部に送風 ダクトを吊設し、この送風ダクトの送風口から荷台上の家畜に向けて送風を行う ものであるから、夏場の輸送中において走行風による荷台上の空気冷却が行われ ない場合であっも、上記した送風ダクトによる送風により荷台上の家畜に十分な 送風を行って熱さによる家畜の衰弱を防止することができる。 また、上記した送風ダクトは幌骨の上辺部に吊設するものであるから、既存の輸 送車に対して容易に設置することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。 図1乃至図5にて示す家畜輸送車は、車体フレーム1上に家畜を乗せる荷台2を 設けてある。この荷台2は周囲を煽板2aにて包囲すると共に、左右側面部間に わたって略コ形に折り曲げ形成した数本の幌骨3を架け渡すことにより構成して ある。
【0008】 また、上記した幌骨3の上面部は荷台2上に直射日光が差し込むのを防止する 為にキャンバス地からなる日除けシート4にて覆ってあり、この日除けシート4 により荷台の屋根面が構成される。上記した日除けシート4の周縁部と荷台の煽 板2aとの間は開放させてあり、この開放部から荷台上に走行風が導入されるよ うになっている。
【0009】 上記した各幌骨3の上辺部に沿って吊設される5は送風ダクトである。この送 風ダクト5は、荷台2の略全長にわたるように長箱状に形成し、幌骨3上辺部の 中央に沿って吊持してある。 上記した送風ダクト5は、前部の上流端口に後述するファン7を設置すると共に 、後部の下流端を閉鎖し、さらにダクト下面部には送風口6を荷台2の全長方向 に所定の間隔をおいて2個宛開設してある。送風口6の間隔は荷台2上に並べて 乗せられる家畜と同じ間隔をおいて開設し、これにより各家畜の真上にそれぞれ 送風口6が位置するようにしてある。 そして図4にて示すように、各送風口6には2枚の取付板6bにより摺動自在に ガイドされる摺動板6aを設け、この摺動板6aを摺動させることにより各送風 口6の開口面積を調節できるように構成してある。
【0010】 また、上記した送風ダクト5の取付は、図2及び図3にて示す様にダクト上面部 に定間隔をおいて取り付けた固定バンド5bを上記した幌骨3の上辺部に巻回し て固定することにより幌骨3に対して吊持してある。上記したような取付手段に よれば送風ダクト5を既存の輸送車の幌骨に対して簡単に取付ることができる。
【0011】 上記した送風ダクト5の上流端口には2個の送風ファン7を並べて設置すると 共に、この送風ファン7の外側をカバー8によって覆っている。このカバー8の 下部にはフィルターを装着した吸気口8aを開設してある。
【0012】 以上のように構成した家畜輸送車により家畜を輸送する際には、荷台2上の搭 乗位置に家畜を横向きに並べて乗せる。真夏の炎天下においても走行中は荷台の 開放部から十分な走行風が入り込むので、荷台2上の空冷却は問題はない。しか し、渋滞等により長時間停車する場合は、上記した走行風による空気冷却が殆ど 行われないので、運転車は停車時において送風ファン7を作動させる。 送風ファン7が作動すると、吸気口8aから導入される外気が送風ダクト5の送 風路5aを通過し、各送風口6から荷台2上の家畜へ向けて吹き出され、走行風 の代りに十分な空気冷却がおこなわれる。
【0013】 上記した送風ダクト5は同ダクトの一端部に送風ファン7を設け、送風路5a に対してその一端から送風を行うものであるから、各送風口6の開口面積が全て 同じである場合は送風ファン7に近い送風口6のほうが送風量が多くなり、逆に 送風ファン7から遠ざかる送風口6ほど送風量が減少する傾向がある。 従って、上記送風ダクト5においては、各送風口6に設けた摺動板6aをスライ ド調節することにより各送風口6の開口面積を送風ファン7から遠ざかるに伴っ て大きくなるように調節し、これにより各送風口6からの送風量を一定にするこ とができる。
【0014】 尚、送風ダクト5の取付手段は上記したような固定バンド5aに限るものでは なく、ボルトや既存の固定金具を用いて取付けてもよい。
【図1】 本考案を実施した家畜輸送車を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】 図1における2−2線断面図である。
【図3】 同家畜輸送車における送風口部分をしめす
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】 送風ファンの取付部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】 送風ダクトの分解斜視図である。
2・・・荷台 3・・・幌骨 4・・・日除けシート 5・・・送風ダクト 6・・・送風口 7・・・送風ファン
Claims (1)
- 【請求項1】 輸送車の荷台上に複数本立設した幌骨
の上部を日除けシートにて覆い、上記各幌骨の上辺部に
荷台の全長方向にわたる送風ダクト吊設し、この送風ダ
クトの一端にファンを設けると共に、同送風ダクトの所
定箇所に荷台へ向けて開口する送風口を開設した家畜輸
送車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8089191U JPH0532112U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 家畜輸送車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8089191U JPH0532112U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 家畜輸送車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532112U true JPH0532112U (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=13730983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8089191U Pending JPH0532112U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 家畜輸送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532112U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101511053B1 (ko) * | 2014-01-23 | 2015-04-10 | 김광수 | 가축 운송시 복지 및 폐사방지용 운송 컨테이너 송풍장치 |
CN106114336A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-11-16 | 广西贵港市港丰农牧有限公司 | 禽畜运输车车厢底部的通风机构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58115227A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-08 | Toshiba Corp | 調理器 |
JPS5951834A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 脈拍検出回路 |
JPH0715262U (ja) * | 1993-08-10 | 1995-03-14 | 孝治 竹川 | 表面研磨ロール |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8089191U patent/JPH0532112U/ja active Pending
Patent Citations (3)
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