JPH0715188U - 組立装置 - Google Patents

組立装置

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JPH0715188U
JPH0715188U JP4617793U JP4617793U JPH0715188U JP H0715188 U JPH0715188 U JP H0715188U JP 4617793 U JP4617793 U JP 4617793U JP 4617793 U JP4617793 U JP 4617793U JP H0715188 U JPH0715188 U JP H0715188U
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JP
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plate
wheel
backing
backing plate
side edges
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JP4617793U
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秋夫 小野
久男 竹塚
末男 吉海
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレート上に載置した裏当て金を自動的に位
置規制し、連続的に仮付け溶接しうる装置を提供するこ
とにある。 【構成】 裏当て金4がプレート3に密着する重量をも
つ台車1の下部に、裏当て金4の両側縁に適合する鍔付
き車輪7、または、ローラ26を設けるとともに、プレ
ート3の両側縁に当接するローラ16,30を左右,上
下移動調整可能にとりつけたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばボックス柱構成用プレートに裏当て金を組立てる装置の改善 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来行われているプレートに対する裏当て金の組立手段は、図8に示すように 、プレートaの所要個所に、裏当て金bの取付位置を示すけ書線(図示略)を施 し、このけ書線にそって裏当て金bを合わせながらシャコ万cを適当間隔毎に止 めて裏当て金bをプレートaに止めたのち、溶接トーチにて図のように仮付け溶 接していた。(例えば、実公昭56−30469号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したような従来技術には、次のような欠点があった。 (a)プレート上に裏当て金仮付け用のけ書線をけ書く必要があり、この作業に は多くの時間と労力を要する。 (b)このけ書線に合わせて裏当て金を配設し、シャコ万でプレートに仮固定す る作業にも多くの時間と労力を要する。
【0004】 本考案の目的は、プレート上に載置した裏当て金を自動的に位置規制し、連続 的に仮付け溶接しうる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、両側所定個所に載置した裏当て金 がプレートに密着する重量をもつ台車の下部に、前記裏当て金の両側縁に適合す る少くとも片側2個の鍔付き車輪を設けるとともに、前記プレートの両側縁に当 接するローラを左右移動,上下移動調整可能にとりつけたこと、前記鍔付き車輪 に代えて前記裏当て金の両側縁に接触し、かつ、各別に左右移動調整可能とした ローラ組を設けるとともに、前記両裏当て金上に乗載する回転可能なロール状車 輪を設けたこと、前記台車に、前記裏当て金の内側隅角部とプレートを仮付け溶 接するトーチの保持具を、左右移動,上下移動調整可能に設けたこと、前記鍔付 き車輪,ロール状車輪の軸に駆動手段を接続したこと、片側所定個所に載置した 裏当て金がプレートに密着する重量をもつ台車の下部一側に、前記裏当て金の両 側縁に適合する鍔付き車輪を設けるとともに、台車の下部他側に、前記台車を水 平に保持する車輪を設けたこと、および前記片側の鍔付き車輪に代えて前記裏当 て金の両側縁に接触し、かつ、各別に左右移動調整可能としたローラ組を設けた ものである。
【0006】
【実施例】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は第1実施例の一部切欠正面図、図2は第1実施例の側面図、図3は片側 に裏当て金をとりつける装置の要部の正面図、図4は第2実施例の一部切欠正面 図、図5は第2実施例の溶接トーチ部を示す一部切欠正面図、図6は第2実施例 の正面図、図7は片側に裏当て金をとりつける装置の要部の正面図である。
【0007】 図1,図2について第1実施例を説明する。1は、開先2を加工したプレート 3の両側所定個所に載置した裏当て金4が、プレート3に密着する重量をもつボ ックス構造の台車であって、該台車1の下部には図2に示すように、平行した2 本の車軸5が軸架されている。この車軸5の軸線方向は、前記プレート3の長手 軸線方向と直交している。前記車軸5には、前記裏当て金4の両側縁に適合する 鍔付き車輪7が設けてある。また、前記一方の車軸5端にプーリー8を設け、こ れと前記台車1上に設けたモータ9のプーリー10をベルト11にて連結し、台 車1が自走しうるようにしたものである。
【0008】 前記台車1の前,後面には、これの左右側に夫々水平姿勢の螺杆12が軸架さ れており、この螺杆12の外側端には夫々回動把手13を設けるとともに、夫々 の螺杆12にホルダー14を横移動可能に螺合せしめ、このホルダー14に垂直 ロッド15を上下動調整可能にとりつける。そしてこの垂直ロッド15の下端に 前記プレート3の両側縁に接触するローラ16を夫々軸支する。
【0009】 また、前記台車1の中央部上方に、前記ローラコンベア6の軸線と直交し、中 央部から左右に螺進方向を異にした螺杆17a,17bを軸架し、螺進方向の異 った螺杆17a,17bにホルダー18を夫々螺合せしめ、このホルダー18に 垂直ロッド19を上下動可能に設けるとともに、この垂直ロッド19の下端に角 度調整可能な溶接トーチ20をとりつけ、前記裏当て金4の内側隅角部とプレー ト3とを仮付け溶接するようにしたものである。
【0010】
【作用の説明】
プレート3の両側に裏当て金4を載せる。次いで、この上に台車1を搭載して 車軸5に設けた鍔付き車輪7を前記裏当て金4の上に適嵌せしめ、台車1の荷重 をこの裏当て金4にかけ、前記プレート3の上面に密着せしめる。一方、前記垂 直ロッド15の高さ調整を行ってこれの下端に設けたローラ16をプレート3の 両側縁に適合させるとともに、回動把手14の操作によりこのローラ16をプレ ート3に接触させる。 この状態でモータ9を駆動させるとともに、前記車軸5を駆動し、鍔付き車輪 7で裏当て金4を正しい位置にセットしながら溶接トーチ20で仮付け溶接を行 う。
【0011】 図3は、プレート3の片側のみに裏当て金4を仮付け溶接を行う図1の変形実 施例を示している。そのため、前記車軸5には片側のみに鍔付き車輪7をとりつ け、裏当て金4に乗載する。一方、前記前後の車軸5間の台車1の下面で、かつ 、前記鍔付き車輪7の取付け位置とは内側方に台車支持用の車輪6を設け、台車 1を水平に保持するようにしたものである。この実施例の場合、開先2はプレー ト3の下側に形成されている。尚、図1に示した実施例と同一構造部には同一符 号を付すことにより詳細な説明を省略する。
【0012】 次に、図4〜図6について第2実施例を説明する。1は、プレート3の両側所 定個所に載置した裏当て金4が、プレート3に密着する重量をもつボックス構造 の台車であって、該台車1の下部には図5で示すように、平行した2本のロール 状車輪21が軸架してあり、該ロール状車輪21は前記両側の裏当て金4上に橋 架的に搭載されている。一方のロール状車輪21の端部にプーリー8を設け、こ れと前記台車1上に設けたモータ9のプーリー10をベルト11にて連結し、台 車1が自走しうるようにしてある。
【0013】 前記台車1の前,後面には、これの左右側に夫々水平姿勢の螺杆12を軸架せ しめ、この螺杆12の外側端には夫々回動把手13を設けるとともに、夫々の螺 杆12に横長形状のホルダー22を横移動可能に螺合する。このホルダー22に は夫々横長の案内長孔23を設け、この案内長孔23に2個一組のローラホルダ ー24の上端をボルト25にて横移動可能に止着せしめるとともに、このローラ ホルダー24の下端に前記裏当て金4の両側縁に接触するローラ26をとりつけ る。また、前記ホルダー22の案内長孔23に別のローラホルダー27の上端を ボルト28にて横移動可能に止着し、このローラホルダー27に上下移動調整可 能に設けた垂直ロッド29の下流に、前記プレート3の両側縁に接触するローラ 30を回動可能に設けたものである。また、この実施例において前記第1実施例 と同一構造部分に同一符号を付すことにより、詳細な説明は省略する。
【0014】
【作用の説明】
この実施例の作用は、台車1の下部に設けたロール状車輪21を両裏当て金4 間に乗載すること、および、前記裏当て金4の両側縁を夫々ローラ26で挟着ガ イドする以外は前記第1実施例と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0015】 図7は、プレート3の片側のみに裏当て金4を仮付け溶接を行う図4の変形実 施例を示している。片側にのみ裏当て金4の両側縁に接触するローラ26をとり つけ、一方、前記前後のロール状車輪21間の台車1の下面で、かつ、前記ロー ラ26の取付け位置とは内側方に台車支持用の車輪6を設け、台車1を水平に保 持するようにしたものである。この実施例の場合、開先2はプレート3の下側に 形成されている。尚、図4に示した実施例と同一構造部には同一の符号を付すこ とにより詳細な説明を省略する。
【0016】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a)プレートに裏当て金の取付位置のけ書,シャコ万により仮止め作業が完全 に不要となり、作業性の向上と大巾な省力化が図れる。 (b)台車の走行により、裏当て金は鍔付き車輪、または、ローラにより挟着ガ イドされるので、プレートに対する裏当て金の取付位置が自動的に矯正され、仮 付け溶接されるので、作業の簡略化と自動化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の一部切欠正面図である。
【図2】第1実施例の側面図である。
【図3】片側に裏当て金をとりつける装置の要部の正面
図である。
【図4】第2実施例の一部切欠正面図である。
【図5】第2実施例の溶接トーチ部を示す一部切欠正面
図である。
【図6】第2実施例の側面図である。
【図7】片側に裏当て金をとりつける装置の要部の正面
図である。
【図8】従来技術の一部省略斜視図である。
【符号の説明】
1 台車 2 開先 3 スキンプレート 4 裏当て金 5 車軸 6 車輪 7 鍔付き車輪 8 プーリー 9 モータ 10 プーリー 11 ベルト 12 螺杆 13 回動把手 14 ホルダー 15 垂直ロッド 16 ローラ 17a 螺杆 17b 螺杆 18 ホルダー 19 垂直ロッド 20 溶接トーチ 21 ロール状車輪 22 ホルダー 23 案内長孔 24 ローラホルダー 25 ボルト 26 ローラ 27 ローラホルダー 28 ボルト 29 垂直ロッド 30 ローラ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側所定個所に載置した裏当て金がプレ
    ートに密着する重量をもつ台車の下部に、前記裏当て金
    の両側縁に適合する少くとも片側2個の鍔付き車輪を設
    けるとともに、前記プレートの両側縁に当接するローラ
    を左右移動,上下移動調整可能にとりつけたことを特徴
    とする組立装置。
  2. 【請求項2】 前記鍔付き車輪に代えて前記裏当て金の
    両側縁に接触し、かつ、各別に左右移動調整可能とした
    ローラ組を設けるとともに、前記両裏当て金上に乗載す
    る回転可能なロール状車輪を設けた請求項1記載の組立
    装置。
  3. 【請求項3】 前記台車に、前記裏当て金の内側隅角部
    とプレートを仮付け溶接するトーチの保持具を、左右移
    動,上下移動調整可能に設けた請求項1、または、2記
    載の組立装置。
  4. 【請求項4】 前記鍔付き車輪,ロール状車輪の軸に駆
    動手段を接続した請求項1,2、または3記載の組立装
    置。
  5. 【請求項5】 片側所定個所に載置した裏当て金がプレ
    ートに密着する重量をもつ台車の下部一側に、前記裏当
    て金の両側縁に適合する鍔付き車輪を設けるとともに、
    台車の下部他側に、前記台車を水平に保持する車輪を設
    けた請求項1記載の組立装置。
  6. 【請求項6】 前記片側の鍔付き車輪に代えて前記裏当
    て金の両側縁に接触し、かつ、各別に左右移動調整可能
    としたローラ組を設けた請求項5記載の組立装置。
JP1993046177U 1993-08-02 1993-08-02 組立装置 Expired - Lifetime JPH087988Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220199A (ja) * 1990-12-20 1992-08-11 Shikoku Tekko Kk 長尺厚鋼板への溶接裏当金用角鋼の取付装置

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