JPH0421672Y2 - - Google Patents

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JPH0421672Y2
JPH0421672Y2 JP1986049651U JP4965186U JPH0421672Y2 JP H0421672 Y2 JPH0421672 Y2 JP H0421672Y2 JP 1986049651 U JP1986049651 U JP 1986049651U JP 4965186 U JP4965186 U JP 4965186U JP H0421672 Y2 JPH0421672 Y2 JP H0421672Y2
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steel
clamp
shaft
welding
pair
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はH鋼を自動溶接する際に使用する溶接
用架台の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のH鋼溶接用の架台の斜視図であ
る。図中1はH鋼、2はボルト孔、3は支持軸、
4はボルト、5は取付板、6は溶接部、7は支持
台、8はその軸受部、9は挿み棒挿入部、10は
挿み棒である。
図において、溶接部6を仮溶接したH鋼1の両
端のウエブに、支持軸3を溶着した取付板5をボ
ルト4で装着する。このH鋼1を一対の支持台7
に載荷しその支持軸3を支持台7の軸受部8に挿
嵌する。H鋼1の溶接部6を自動溶接する際は、
下向き溶接になるようにH鋼1を45°傾斜させ、
挿み棒10を支持台7の挿み棒挿入部9に挿入し
てH鋼1を固定する。この状態で溶接部6を溶接
するのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上記従来の溶接用架台においては、H
鋼1に取付板5を装着し、H鋼1を傾斜させて挿
み棒10で固定し、溶接終了後H鋼1をもとの位
置に戻して支持台7より外し、取付板5を取外す
一連の作業はすべて人力作業である。従つてH鋼
1が大型の場合は作業が困難であるとともに安全
面で問題があり、それにH鋼1のウエブに取付板
5を着脱する作業も結構手間を食うので能率的と
は言い難い。
本考案は上記従来装置における問題点を解消す
るためになされたもので、大型H鋼の溶接に利用
できる安全かつ作業能率のよい溶接用架台を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、 H鋼のウエブを掴むクランプと回転自在に支承
された支持軸とよりなるクランプ軸と; 上記クランプ軸の両側に螺合し、該クランプ軸
の軸と直角方向に移動可能な一対の脱落防止アー
ムと; より構成された一対のクランプ装置を、H鋼の
長手方向の両側に相対して配設し、上記一対のク
ランプ装置の何れか一方のクランプ軸を駆動機構
に接続するとともに、他方のクランプ装置をH鋼
の長手方向に移動可能の台車に搭載して、H鋼の
溶接に使用する溶接用架台を構成する。
〔作用〕
H鋼の溶接用架台を上記のように構成したの
で、H鋼の両端のウエブをクランプ軸で掴み、一
対の脱落防止アームのローラをH鋼のフランジに
当接し押圧すると、H鋼の両端はクランプ装置で
クランプされる。ついで駆動機構を作動してクラ
ンプ軸を回動させると、H鋼を任意の角度に傾け
ることができる。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示すH鋼の溶接用
架台の平面図、第2図はその側面図である。
図中、1はH鋼、6は溶接部、11はクランプ
軸、11aはクランプ、11bは噛合部、11c
は支持軸、12は軸受、13は支持台、14は脱
落防止アーム、14aはアーム、14bはロー
ラ、15はねじ軸、16はハンドル、17は駆動
機構、17aは歯車列、17bは減速機、17c
はモータ、18は台車、18aは車輪、19は支
持ローラ、20は軌道である。
図に示すようにクランプ11aとその支持軸1
1bよりなるクランプ軸11の支持軸11bは台
車18の支持台13上の軸受12及び台車18上
の支持ローラ19で支承される。上記クランプ軸
11の両側にあつて、ねじ軸15でクランプ11
に螺合する一対の脱落防止アーム14は、アーム
14aとローラ14bとよりなり、ねじ軸15を
ハンドル16で回転することによりクランプ軸1
1の軸と直角方向に移動する。このクランプ軸1
1と一対の脱落防止アーム14とでクランプ装置
を構成しているのである。H鋼の長手方向の両側
に配設されたクランプ装置のクランプ軸11の何
れか一方に、モータ17c、減速機17b及び歯
車列17aよりなる駆動機構17を接続するとと
もに、他方のクランプ軸11は台車18上に搭載
されている。台車18はその車輪18aにより軌
道20上をH鋼1の長手方向に移動可能である。
本考案に係るH鋼の溶接用架台は以上のように
構成されている。続いて動作について説明する。
仮溶接されたH鋼1をクレーン等(図示せず)
で溶接場の上記溶接用架台の間に運び、クランプ
軸11のクランプ噛合部11bを開いてH鋼1の
両端のウエブをクランプする。この際H鋼1の長
さに応じて台車18をH鋼長手方向に移動させ、
クランプの完全を期す。なおこのとき脱落防止ア
ーム14はクランプ軸11側に寄せておく。次に
クランプ軸11のハンドル16を回転して、一対
の脱落防止アーム14を移動させてそのローラ1
4bをH鋼のフランジに押圧気味に当接せしめ
る。これでクランプ装置によるH鋼1の固定作業
が完了する。続いて駆動機構17を作動してクラ
ンプ軸11を回転せしめると、H鋼1は回転し、
任意の角度をとれるので、溶接部6の溶接に都合
のよい位置で停止し、溶接を行う。
なお、上記クランプ軸11のクランプ噛合部1
1bのクランプ動作のための駆動方式は、油圧
式、機械式あるいは電気式等いずれでもよい。又
台車の移動のための駆動機構は既成の装置を適宜
選択使用されるべきである。
〔考案の効果〕
本考案はH鋼の溶接用架台を上記のように構成
したので、次に述べるような優れた効果が期待さ
れている。
(1) 広範囲の寸法のH鋼に利用することができ
る。
(2) 人力作業が限定されたので、作業の安全性が
大幅に向上する。
(3) 作業能率が格段に向上する。
(4) H鋼溶接の完全自動化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す溶接
用架台の第1図は平面図、第2図は側面図、第3
図は従来の溶接用架台の斜視図である。 図中、1はH鋼、6は溶接部、11はクランプ
軸、11aはクランプ、11bは噛合部、11c
は支持軸、12は軸受、13は支持台、14は脱
落防止アーム、14aはアーム、14bはロー
ラ、15はねじ軸、17は駆動機構、18は台
車、20は軌道である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 H鋼のウエブを掴むクランプと該クランプ軸に
    一端を装着し回転自在に支承された支持軸とより
    なる一対のクランプ軸と; 上記クランプ軸の両側に延設されたねじ軸に螺
    合し、先端にH鋼のフランジに当接するローラを
    備え、クランプ軸と直角方向に移動可能な一対の
    脱落防止アームと; より構成された一対のクランプ装置を、H鋼の
    長手方向両側に相対して配設し、上記一対のクラ
    ンプ装置のいずれか一方のクランプ軸に回転駆動
    機構を接続するとともに、他方のクランプ装置を
    H鋼の長手方向に移動可能の台車に搭載してなる
    ことを特徴とする溶接用架台。
JP1986049651U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH0421672Y2 (ja)

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JP1986049651U JPH0421672Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JPS62165094U JPS62165094U (ja) 1987-10-20
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Families Citing this family (2)

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KR20030058700A (ko) * 2001-12-31 2003-07-07 대우조선해양 주식회사 수평용접시험용 반자동 반전장치
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JPS6146089B2 (ja) * 1981-03-13 1986-10-13 Kubota Ltd

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JPS62165094U (ja) 1987-10-20

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