JPH07151003A - 空燃比のフィードバック制御 - Google Patents

空燃比のフィードバック制御

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JPH07151003A
JPH07151003A JP6212977A JP21297794A JPH07151003A JP H07151003 A JPH07151003 A JP H07151003A JP 6212977 A JP6212977 A JP 6212977A JP 21297794 A JP21297794 A JP 21297794A JP H07151003 A JPH07151003 A JP H07151003A
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air
fuel ratio
bias
sensor
catalyst
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Application number
JP6212977A
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English (en)
Inventor
Judith M Curran
エム.カーラン ジュディス
Thomas R Culbertson
アール.カルバートソン トーマス
Douglas R Hamburg
アール.ハンバーグ ダグラス
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1439Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
    • F02D41/1441Plural sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2454Learning of the air-fuel ratio control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子式エンジン制御装置と組合わせて内燃機
関の空燃比を制御する学習機能付き3状態空燃比制御方
法を提供する。 【構成】 エンジンの排気流内の触媒26の上流および
下流に置かれた排気ガス内酸素(EGO)センサ23、
21を備え、第1のフィードバックループは上流EGO
センサを含み、第2のフィードバックループは下流EG
Oセンサと、下流EGOセンサフィードバックコントロ
ーラ22を介して、空燃比バイアステーブル29から取
出した値を調整するバイアス信号とを含む。このバイア
スされた信号が空燃比フィードバックコントローラ27
に加えられる。空燃フィードバックコントローラは空燃
比制御信号を開ループ燃料コントローラ25にフィード
バックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式エンジン制御に関
する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに噴射される燃料の量を制御す
るために電子式エンジン制御モジュールを使用すること
は公知である。特に、空燃比を制御するフィードバック
制御ループの1部に排気ガス内酸素(EGO:exhaust
gas oxygen)センサの出力を使用することが公知であ
る。かかる排気ガス内酸素センサは、排気ガスを処理す
る触媒の上流に設置されるのが普通である。いくつかの
使用方法では、部分的に触媒の性能の診断測定の役目を
させるため、触媒の下流に設置した第2の排気ガス内酸
素センサを使用することも公知である。触媒の上流と下
流の両方に設置される排気ガス内酸素センサにより、こ
れら両センサからの信号を使用してフィードバック方法
を改善した空燃比制御システムを開発することが望まれ
ている。
【0003】図1を参照すると、エンジン11の従来技
術による空燃比制御システム10は、触媒前方EGOセ
ンサ(pre-catalyst sensor)14を含む触媒前方空燃比
フィードバックループの制御点(control point)を調整
するために触媒13の後に設置された排気ガス内酸素
(EGO)センサ12、触媒前方フィードバックコント
ローラ15および基本燃料コントローラ16からのフィ
ードバックを使用している。この触媒後方フィードバッ
クは、(1)触媒前方EGOセンサ14のエージング
(aging)を補償する場合と、(2)触媒ウインドウにお
けるエンジンの空燃比を維持する場合とに役立つ。この
ような性能の改善により、自動車の排気ガスの排出物質
(emission)を減少させる効果がある。既知のシステム
設計においては、触媒後方センサからのフィードバック
は、触媒前方EGOセンサの設定点を変更するか、ある
いは触媒前方制御ループにおいて上から下への積分速度
の相対値及び/或いは下から上に戻る積分速度の値のい
ずれかを変化させることにより、触媒前方ループの空燃
比を徐々に調整するために使用されている。触媒後方フ
ィードバックループには、触媒後方EGOセンサ12と
触媒前方フィードバックコントローラ15との間に接続
されている触媒後方フィードバックコントローラ17が
含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような触
媒後方/触媒前方フィードバックシステムにおいては、
(1)触媒前方EGOセンサは、エンジンの回転数(rp
m)およびトルクの関数として変化する空燃比のオフセッ
ト(offset)エラーを示し、(2)触媒後方EGOセン
サ(post-catalyst EGO sensor)のフィードバック信号
は、触媒に蓄積する酸素のために遅延する。エンジンの
回転数およびトルクは動的動作条件の下では絶えず変わ
るのであるから、これらの条件の下では触媒前方フィー
ドバックループに加えられる空燃比の訂正は、フィード
バック信号を発生した時の回転数/トルクと同じ回転数
/トルクのときには発生しないであろうし、そしてこの
結果空燃比のオフセットエラーの調整は正しく行われな
いであろう。結果として、かかる触媒後方/触媒前方フ
ィードバックシステムは触媒前方EGOセンサのエージ
ングを平均値をベースにして補償するのであって、エン
ジンの回転数−トルクの全動作点(operating point)に
おけるエンジン空燃比を触媒ウインドウの内部に維持で
きないのである。触媒前方EGOセンサのエージングを
補償するだけでなく、エンジン回転数/トルクの全動作
条件に対してもエンジンの空燃比を触媒ウインドウの中
に維持することが望まれている。
【0005】また、米国特許、4,110,978は、
本発明に示すような制御を学習するセンサではなく、空
気ブリード42(図6)の開口部分を制御するセンサの
出力電圧に依存して、(図5の)EGOセンサの出力を
3つの領域に分割されることを教えていることが知られ
ている。領域IIはエンジンの定状運転条件に該当して
いるのに対して、領域Iはエンジンの加速運転条件であ
り、領域IIIはエンジンのアイドリングあるいは減速
運転条件である。図6に示す通り、EGOセンサの出力
電圧e1 −e3 はトランジスタ36を制御するために、
(3つの領域を示す電圧e0 を持つ)比較器ブロック3
5の中で比較され、このトランジスタ36はつぎにバル
ブ37を制御して空気流路(air pasage)42を通過す
る空気の量を調整し、この結果として空燃比を調整す
る。空気ブリード流路42を通る空気の量をEGOセン
サの出力の関数として可変にする目的は、EGOセンサ
の出力によって指定されるエンジンの運転条件に依存し
て還元状態あるいは酸化状態の何れかで3元触媒コンバ
ーターを強制的に動作させることである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明には、2つの排気ガス内
酸素センサ(HEGO)を使用することが含まれている
が、その1つは触媒の上流に設置され、他の1つは触媒
の下流に設置されており、下流のHEGOセンサは空気
燃料制御システムの制御を学習するための信号をフィー
ドバックする。HEGOのバイアス項(bias term)は、
後方のHEGO電圧に基づいて学習する。バイアス項は
空燃比限定サイクル制御(air fuel ratio limit cycle
control)に使用され、触媒ウインドウの中で動作する
ように空燃比の制御を変える。
【0007】
【実施例】図2を参照すると、本発明の実施例による空
燃比制御システム20は、空燃比バイアステーブル29
に記憶されている既存の値を適切にバイアスするため、
触媒後方EGOセンサ21からのフィードバックを使用
している。基本燃料コントローラ25はエンジン24に
対する入力を形成するために接続されている。エンジン
からの排気は触媒26に加えられる。触媒26の上流
で、排気ガス内酸素(EGO)センサ23は触媒前方E
GOセンサフィードバック信号を発生させる。触媒26
の下流で、排気ガス内酸素センサ21は触媒後方EGO
センサフィードバック信号を発生させる。下流のHEG
Oセンサ21は空燃比制御システム20の制御を学習す
るための信号をフィードバックする。
【0008】図2を参照すると、空燃比制御システム2
0には空燃比バイアステーブル29が含まれているが、
この空燃比バイアステーブル29は、加算器28を介し
てバイアス信号を空燃比フィードバックコントローラ2
7に供給し、エンジンの回転数およびトルクの関数とし
て、比例積分(PI)コントローラ(空燃比フィードバ
ックコントローラ27)の積分器の利得を変化させる。
バイアス信号は、エンジン回転数およびトルクが種々異
なるときの前部HEGOセンサの異なる動作特性に対し
て訂正を行う。また、加算器28は後部HEGOセンサ
フィードバックコントローラ22からの信号を受取る
が、後部HEGOセンサフィードバックコントローラ2
2はバイアステーブルの信号を修正する効果を有してい
る。この効果はテーブルの値を上下に動かすとともに、
主に上流HEGOセンサ23のエージングに対して訂正
を行う。
【0009】図3に示す通り、学習制御は後部HEGO
センサ21の3状態(tri-state)出力により行われる。
前部HEGOセンサ23、後部HEGOセンサ21の両
センサは空燃比に対して打点された電圧のグラフにより
示される特性を示すが、このグラフにはHEGOセンサ
の出力信号の3つの領域、すなわち、濃い領域#1、不
感帯(dead band)領域#2および薄い領域#3がある。
HEGOセンサ21からの信号が不感帯領域#2で動作
している場合、学習は停止されている。学習は領域#1
および領域#3の中で発生する。換言すると、後部HE
GOセンサフィードバックループは前部HEGOセンサ
のエージングに対してあるいは不感帯のいずれかの側で
の誤出力に対して補正を行うのであるが、不感帯の内部
で動作している場合はバイアステーブルを補正しない。
上に示した通り、後部HEGOセンサフィードバックル
ープは前部HEGOセンサの長時間にわたるエージング
の特性を学習することにより、前部HEGOセンサの制
御の誤りを補正する方向で空燃比バイアステーブル29
を動かすように機能する。
【0010】空燃比バイアステーブル29は多数のセル
があるテーブルであり、エンジン回転数およびエンジン
トルクの関数として、エンジン24の閉ループ空燃比制
御点を移動させる(shift)ために使用される訂正値(co
rrection values)を内蔵している。実際にエンジンの空
燃比を変えるため各種の方法を使用することができる。
これらの方法には、触媒前方EGOセンサ23の基準切
り換え点(switch point reference)を変更すること、
触媒前方フィードバックループの上から下に積分する速
度及び/或いは下から上に積分する速度を変更するこ
と、あるいは触媒前方EGOセンサ23について、薄い
状態から濃い状態へおよび濃い状態から薄い状態へ切り
換わる相対的な遅れを変化させることが含まれている。
本発明の特徴は、空燃比バイアステーブル29の回転数
/トルクのセルの値を変化して更新する方法にある。明
確に言うと、触媒後方HEGOセンサフィードバックコ
ントローラ22は、触媒後方HEGOセンサ21からの
フィードバック信号により更新するために、空燃比バイ
アステーブル29の中の回転数/トルクのセルの値をバ
イアスする電圧バイアス信号を供給するのである。。
【0011】本発明は、空燃比バイアステーブル29の
各種のセル内の空燃比バイアス値をバイアスする方法が
含んでいる。特に、触媒後方EGOセンサ21の出力は
電圧比較器回路によって処理されるが、電圧比較器回路
は、エンジン空燃比が触媒ウインドウの濃い側にある場
合、「濃い」信号を発生する。「濃い」信号が発生する
と、触媒後方フィードバックコントローラは、徐々に薄
い状態に訂正する直線傾斜(ramp)を加算器28のプラ
ス入力に与える。同様に、「薄い」信号が発生すると、
フィードバックコントローラは、徐々に濃い状態に訂正
する直線傾斜を加算器28のプラス入力に与える。この
ようにフィードバックによる訂正を適用することは、実
際に触媒後方EGOセンサ21からの低利得の積分フィ
ードバックを実現する最適な方法であることに注意され
たい。
【0012】エンジン制御システムでは、実際の信号処
理はディジタルで実行されることが多い。そのうちの一
つ(as such)、触媒後方フィードバックもいくつかの異
なる方法で実現することができる。開示した本発明はど
のように動作して、どのように実現されるかということ
をこれから説明する。
【0013】エンジン24は特定動作点の回転数および
トルクで運転されていて、この動作点では空燃比は触媒
ウインドウの濃い側にあるとする。触媒26を通過する
ための遅れを説明する十分な時間が経過すると、触媒後
方EGOセンサ21はこの回転数/トルク動作点に該当
する「濃い」信号を発生する。
【0014】これまで考察してきた触媒後方フィードバ
ックは純粋な積分制御であり、触媒後方EGOセンサ比
較器回路からの濃い/薄い出力信号を入力として使用し
ている。これは従来のフィードバック方法であって、空
燃比が理論空燃比よりも濃いか状態薄い状態かを示すた
めに切り換えEGOセンサ(switching EGO sensor)を
使用する場合に採用される方法である。エンジンの空燃
比に低周波の変動が起こることを回避するためには、3
状態フィードバックを使用することが有利である。ま
た、EGOセンサの温度効果に対する補正を組み込むた
めにも有利であることに注意すべきである。このような
温度補正は、排気ガスの温度が変化する場合、ある種の
EGOセンサにより発生する閉ループ空燃比の変化を相
殺(offset)するために使用することが望ましい。図3
は、図2におけるHEGOセンサの出力電圧対空燃比の
3状態触媒後方フィードバックの特性を示す。
【0015】EGOセンサという語は一般に排気ガス内
酸素センサと呼ばれる。そのうち、高温排気ガス内酸素
(HEGO:heated exhaust gas oxygen)センサおよび
統一排気ガス内酸素(UEGO:universal exhaust ga
s oxygen)センサは同じように良く使用される。その
上、本発明は、触媒後方排出物質センサアレー(post-c
atalyst emission sensor aray)を使用するフィードバ
ックシステムに有利に適用することができる。炭化水素
や窒素酸化など排気ガスの成分を検出するために、他に
も各種の排気ガス内排出物質センサ(exhaust gas emis
sion sensor)を使用することができる。
【0016】図2を参照すると、加算器28から空燃比
フィードバックコントローラ27に与えられる信号はB
ias_Gxであり、空燃比限定サイクルのバイアスを
変化させる。方程式の形にすると、 BIAS_Gx=FN 1353A(N、LOAD)*
EGO_BIAS_MLT+R_BIAS x となる。FN 1353A(N、LOAD)*EGO_
BIAS_MLTの項は計算されて予め決定定される。
最後の項、R_BIASを後部EGOセンサ21から学
習すると、R_BIASは触媒後方HEGOセンサフィ
ードバックコントローラ22から加算器28のプラスの
入力に加えられる。
【0017】R_BIAS項の計算 図2を参照すると、R_bias x項、あるいは調整用
バイアス項の計算は、ブロック22から加算器28への
出力である。図2は1つの前部EGOセンサ(23)と
1つの後部EGOセンサ(21)のみを示しているが、
V型8気筒など2つのバンクを有するV8 エンジンなら
ば、デュアルバンクシステムにすることが可能であり、
この場合、4シリンダの各バンクは1つの前部EGOセ
ンサと1つの後部EGOセンサを持つことになる。普
通、これらはバンク1およびバンク2としてよく知られ
ている。
【0018】以下に示す定義はR_bias項の発生の
説明とともに使用される。 定義 入力 レジスタ: - BG_TMR=Background loop t
imer(バックグラウンドループタイマー)、 - BIAS_SUM1=Rear EGO BIAS
sum register for bank one
(バンク1用後部EGOBIASサムレジスター)、 - BIAS_SUM2=Rear EGO BIAS
sum register for bank two
(バンク2用後部EGOBIASサムレジスター) - ECT=Engine Coolant Tempe
rature、deg.F(エンジン冷却水温度、華
氏) - EGO12FMFLG=EGO12 failure
mode flag;1 −> EGO12 fai
led(EGO12故障モードフラグ:1に等しいか1
より大きい場合、、EGO12は故障している) - EGO22FMFLG=EGO22 failure
mode flag;1 −> EGO22 fai
led(EGO22故障モードフラグ:1に等しいか1
より大きい場合、、EGO22は故障している) - LOAD=Universal LOAD as r
atio of aircharge over st
andard.(標準以上の給気比としての統一負荷) - N=Enigine speed, RPM(エンジ
ン速度、回転数(rpm)) - PCOPM_DISP=PCOMP_RPM in
display form.(ディスプレイ上のPCO
MP_RPM) - R_BIAS1=Rear BIAS trim f
or bank 1.(バンク1に対する後部BIAS
の調整) - R_BIAS2=Rear BIAS trim f
or bank 2.(バンク2に対する後部BIAS
の調整) - RBIAS_CL_TMR=Time since
entry intoclosed loop, se
c.(閉ループに入ったときからの時間、秒) - RBIAS1_EGOSW=Number of E
GO switchessince last rea
r R_BIAS1 update.(最後にR_BI
AS1が更新されてからEGOが切り換えられた回数) - RBIAS2_EGOSW=Number of E
GO switchessince last rea
r BIAS.(最後にBIASされてからEGOが切
り換えられた回数) - RBIAS_LN_TMR=Time since
entry conditons to learn
have been met.(学習にエントリする条
件になってからの時間) - TCSTRT=Coolant temperatu
re at start.(スタート時の冷却水温度) - VEGO12=Bank1 downstream
HEGO voltage.(バンク1下流HEGOの
電圧) - VEGO12_BAR=Filtered bank
1 downstream HEGO voltag
e.(フィルタされたバンク1下流HEGOの電圧) - VEGO22=Bank2 downstream
HEGO voltage.(バンク2下流HEGOの
電圧) - VEGO22_BAR=Filtered bank
2 downstream HEGO voltag
e.(フィルタされたバンク2下流HEGOの電圧) - VSBAR=Filtered vihicle s
peed.(フィルタされた自動車速度)
【0019】ビットフラグ: - DS LEAN1=Flag used by th
e downstream EGO monitor
to signal when a leanA/F
excursion is required for
bank1.(バンク1に対して薄い空燃比にするこ
とが必要な場合、下流EGOのモニタからの信号送出に
使用されるフラグ) - DS LEAN2=Flag used by th
e downstream EGO monitor
to signal when a leanA/F
excursion is required for
bank2.(バンク2に対して薄い空燃比にするこ
とが必要な場合、下流EGOのモニタからの信号送出に
使用されるフラグ) - DS_RICH1=Flag used by th
e downstream EGO monitor
to signal when a richA/F
excursion is required for
bank1.(バンク1に対して濃い空燃比にするこ
とが必要な場合、下流EGOのモニタからの信号送出に
使用されるフラグ) - DS_RICH2=Flag used by th
e downstream EGO monitor
to signal when a richA/F
excursion is required for
bank2.(バンク2に対して濃い空燃比にするこ
とが必要な場合、下流EGOのモニタからの信号送出に
使用されるフラグ) - MFMFLG=MAP/MAF FMEM fla
g.(MAP/MAF FMEM用フラグ) - OLFLG=Open Loop Flag.(開ル
ープ用フラグ) - PCOMP_ENA=PCOMP strategy
enabled flag; 1 −> PCOMP
is enabled; adaptivefuel
disabled.(PCOMP方法が動作可能とな
ったときのフラグ。1に等しいか1より大きい場合、P
COMPは動作可能になり、燃料を追加すること(adap
tive fuel )は動作不能になる)。 - REGOFL1=Rear EGO−1 flag.
(後部EGO−1用フラグ)
【0020】校正用定数: - BIAS_G_RES=Resolution of
BIAS_G.(BIAS_Gの解像度(resolutio
n)) - FN334(VEGOXX_BAR)=BIAS/M
IN trim asa function of r
ear HEGO voltage.(後部HEGO電
圧の関数としてのBIAS/MINの調整) - FN360(TCSTRT)=Time since
crank whenit is o.k. to
use rear HEGO to trim. T
LE HEGO_CONFIG = HEGO con
figuration register.(調整する
ため後部EGOを使用しても良い場合のエンジンを始動
してからの時間、TLE HEGO_CONFIGはH
EGO構成レジスタ) - RBIAS_CL_TM=Time require
d in closedloop before BI
AS trimming is allowed.(B
IASの調整が可能となる以前に閉ループ内で必要な時
間) - RBIAS_ECT_MN=Minimum ECT
required to use rear EGO
for front EGO trimming.
(前部EGOの調整に後部EGOを使用するために必要
な最小のECT) - RBIAS_ECT_MX=Maximum ECT
allowed touse rear EGO f
or front EGO trimming.(前部
EGOの調整に後部EGOを使用するために許される最
大のECT) - RBIAS_LD_MAX=Maximum LOA
D allowed to use rear EGO
to learn BIAS.(BIASの学習に後
部EGOを使用するために許される最大の負荷) - RBIAS_LD_MIN=Minimum LOA
D requiredto use rear EGO
to learn BIAS.(BIASの学習に後
部EGOを使用するために必要な最小の負荷) - RBIAS_LN_TM=Time require
d in a speed/LOAD conditi
on to start learning.(学習を
開始するため速度/負荷条件に必要な時間) - RBIAS_MAX=Maximum allowa
ble value of R_BIAS.(R_BI
ASの最大許容値) - RBIAS_MIN=Minimum allowa
ble value of R_BIAS.(R_BI
ASの最小許容値) - RBIAS_N_MAX=Maximum RPM
allowed touse rear EGO to
learn BIAS.(BIASの学習に後部EG
Oを使用するために許される最大の回転数) - RBIAS_N_MIN=Minimum RPM
allowed touse rear EGO to
learn BIAS.(BIASの学習に後部EG
Oを使用するために許される最小の回転数) - RBIAS_PCOMP=Maximum PCOM
P allowed to use rear EGO
for front EGO trimming.
(前部EGOの調整に後部EGOを使用するために許さ
れる最大のPCOMP) - RBIAS_VS_MIN=Minimum veh
icle speedrequired before
BIAS trimming is allwed.
(BIAS調整が可能になる以前に必要な自動車の最低
速度) - TC_VEGO_FA=Time constant
for rear HEGO filter to
be used in fore/aft contr
ol.(前部/後部における制御に使用される後部HE
GOフィルタの時定数)
【0021】出力 レジスタ - RBIAS_CL_TMR=See above.
(上記を参照) - RBIAS_LN_TMR=See above.
(上記を参照) - RBIAS1_EGOSW=See above.
(上記を参照) - RBIAS_SUM1=See above.(上記
を参照) - RBIAS_SUM2=See above.(上記
を参照) - R_BIAS1=See above.(上記を参
照) - R_BIAS2=See above.(上記を参
照) ビットフラグ: - DS_LEAN1=See above.(上記を参
照) - DS_RICH1=See above.(上記を参
照)
【0022】R_BIASを計算する主要なステップは
図4から図12に示す通りである。すなわち、本シーケ
ンスを始めるためブロック100で開始し、ブロック1
01では本シーケンスの各種ステップを示し、ブロック
102では本シーケンスの終わりを示す。ブロック10
1の第1のステップは、ブロック105でより詳細に示
されているが、ブロック105はEGOセンサからの電
圧のフィルタを開始し、ブロック106はEGOセンサ
の電圧をフィルタし、ブロック107はEGOセンサ電
圧をフィルタするシーケンスを終了する。フィルタリン
グは移動平均フィルタ(rolling average filter)によ
って行われ、新しい値は最新のデータの量掛ける重み要
因、プラス、前の平均掛ける量1、マイナス、荷重平均
を加算した量に等しい。したがって、重み要因の大きさ
に依存して移動平均は前の平均値にいくらか影響され
る。
【0023】ブロック101の第2のステップ、閉ルー
プタイマーを動作させることは、ブロック110で開始
されより詳細に示されている。すなわち、ブロック11
0で閉ループタイマーが始動する。このことは触媒が安
定した条件の下で動作することを保証するためである。
ブロック110からの論理の流れは判断ブロック111
に進み、ここでこの制御システムの動作は閉ループの中
で行われているかと質問される。イエスであれば、論理
の流れはブロック112に進み、ここで閉ループタイマ
ーが増分される。ノーであれば、論理の流れはブロック
113に進み、ここで閉ループタイマーがリセットされ
る。ブロック113、112からの論理の流れは共にブ
ロック114に進み、ここで閉ループタイマーは終了す
る。このタイマーは閉ループにおける時間をカウントす
る。これは閉ループにおいて、システムが閉ループの後
部制御に対して準備が完了したこと、すなわち安定状態
に入ったことを決定するために必要な時間なのである。
【0024】ブロック101における第3の「Do」は
タイマーを学習することである。ブロック120を参照
すると、学習タイマーが開始する。つぎに論理の流れは
判断ブロック121に進み、ここで、後部HEGOから
前部HEGOの特性のどれかを学習することがあるか判
断するため、多数の条件が判定される。すなわち、全条
件が真でなければならないのである。これは、パージ流
(purge flow)は低くなければならず、自動車の速度は
中速か高速で、安定を目的とした巡航条件を示す速度で
なければならず、エンジンの回転数は適切なウインドウ
(window)の内部になければならず、エンジン負荷は適
切なウインドウの内部になければならず、エンジンの冷
却水温度は適切なウインドウの内部になければならず、
空気計は動作していなければならず、そしてシステムは
車内診断テスト(onboard diagnostic test)など、HE
GOモニタのテストを実行することができないことにな
る。もしこれらの条件がすべて真であれば、論理の流れ
はブロック122に進み、ここで学習タイマーの増分が
行われ、学習タイマーの条件は真になる。ブロック12
1で条件のどれかが真でなければ、論理の流れはブロッ
ク123に進み、ここで学習タイマーはリセットされ、
学習タイマーの条件は偽になる。ブロック123、12
2からの論理の流れは共にブロック124に進み、学習
タイマーは終了する。このシーケンスの目的は触媒が安
定に動作する条件を保証することである。
【0025】ブロック101の第4の[Do」は出力ル
ーティングであるが、これは出力ルーティングを開始す
るブロック130で詳しく説明する。ブロック130か
らの論理の流れは判断ブロック131に進み、ここでハ
ードウエアは使用できるかと質問する。もしノーであれ
ば、論理の流れはブロック132に進み、ここでR_b
ias項がゼロにセットされ、ついで論理の流れはブロ
ック136に進み、ここで出力ルーティングは終了す
る。ブロック131でハードウエアが使用可能(イエ
ス)であれば、論理の流れは判断ブロック133に進
み、ここでタイマーを学習する条件は真であるか質問さ
れる。イエスであれば、論理の流れはブロック134に
進み、ここでFAOSC_COREが実行され、R_B
IASは必要に応じて更新される。たとえば、後部EG
Oセンサ21が不感帯にあるとすると、更新は行われな
い。ノーであれば、論理の流れはブロック135に進
み、ここでR_BIASに変化は生じない。ブロック1
34、135からの論理の流れは共に、出力ルーティン
グの終わりであるブロック136に進む。
【0026】ブロック140を参照すると、FAOSC
_COREが開始する。FAOSC_COREは前・後
酸素センサの制御(fore aft oxygen sensor control)
の英文の略である。論理の流れはブロック141に進
み、ここで後部EGOの準備は完了したか決定される。
すなわち、後部EGOセンサはバンクことにチェックさ
れ、機能動作のチェックが完了して動作中であることが
照合される。論理の流れはブロック141からブロック
142に進み、ここでFAOSC_COREは終了す
る。
【0027】後部EGOセンサが動作可能であれば、シ
ステムにとってEGOセンサから学習をすることに支障
がなく、システムが十分に長い時間閉ループの中にあっ
たとすれば、前部HEGOの特性の学習に後部EGOセ
ンサを使用することは差し支えない。前部HEGOの特
性を学習するためには、後部HEGOフィルタの電圧を
伝達関数(transfer function)に投入し、学習速度、す
なわち1分当たり学習するBIASの量を決定する。こ
の速度に、最後に学習してから経過した時間が乗じられ
る。この値はこの計算走行(computation pass)の時間
中に学習されたBIASに等しい。各走行に対するこれ
らのBIAS量は、エンジンバンク1に対してBIAS
_SUM1という名称のレジスタに加算され、エンジン
バンク2に対してBIAS_SUM2という名称のレジ
スタに加算される。
【0028】BIAS_SUMの計算を開始する論理の
流れはブロック150で始まる。ブロック150の論理
の流れは判断ブロック151に進み、ここですべてのE
GOに支障がないか、学習タイマーは所定の最小値より
大きさらにき、かつ、閉ループタイマーは所定の最小値
より大きいか質問される。イエスであれば、論理の流れ
はブロック152に進み、ここでBIAS_SUMは最
後に計算されたBIAS_SUMプラス旧BIAS_S
UMに等しくなる。ノーであれば、論理の流れはブロッ
ク153に進みBIAS_SUM項をリセットする。ブ
ロック152、153からの論理の流れは共にブロック
154に進み、ここでBIASの計算は終了する。
【0029】BIAS_SUMx 項の値がマイナス側あ
るいはプラス側に十分大きくなると、限定サイクルの修
正に使用される実際の項、BIAS_SUMx は修正さ
れる。BIAS_SUMx の解像度はR_BIASx
解像度よりもずっと小さい。このため徐々に学習するこ
とが可能となり、したがって不安定状態になることも回
避される。後部HEGOがある時限のあいだ理論空燃比
の1つの側に留まっているとすれば、レジスタBIAS
_SUMx は増分を開始する。多数のバックグラウンド
計算走行が行われると、BIAS_SUMx の値は十分
に大きくなり、R_BIASx 1の項を増分することに
よりLAMBSE限定サイクルを変更する。つぎにBI
AS_SUMx はクリアされて再スタートする。このこ
とはシステムが安定になるまで継続する。後部HEGO
の電圧が不感帯に入ったままであると、BIAS_SU
x とRBIASx は更新しない。
【0030】ブロック101の第5の[Do」は1ルー
プ遅延(one loop delay)を実行することである。これ
はブロック160に示されており、ここで1ループ遅延
が開始する。論理の流れはブロック160からブロック
161に進み、ここで旧の値は最新の値に等しくセット
される。つぎに論理の流れはブロック162に進み、こ
こで1ループ遅延は終了する。
【0031】ブロック170を参照すると、最後の計算
が始まる。論理の流れはブロック170から判断ブロッ
ク171に進み、ここでBIAS_SUM項は解像度の
1つ分(one resolution)よりも大きいかあるいは解像
度の1つ分に等しいか、旧R_BIASは最大クリップ
より小さいか、さらにEGOは切り換えられたか、が質
問される。イエスであれば、論理の流れはブロック17
2に進み、ここでBIAS_SUMは、前のBIAS_
SUMよりBIASの解像度の1つ分だけ小さいBIA
S_SUMに等しくセットされる。つぎに論理の流れは
ブロック173に進み、ここでR_BIASは旧R_B
IAS、プラス、BIASの解像度の1つ分に等しくセ
ットされる。ブロック171における判定がノーであれ
ば、つぎに論理の流れは判断ブロック174に進み、こ
こでBIAS_SUMの絶対値(ABS value)は解像度の
1つ分より大きいかあるいは解像度の1つ分に等しいか
チェックされる。また、旧R_BIASは最小値より大
きいか、さらにEGOは切り換えられたか、がチェック
される。イエスであれば、論理の流れはブロック175
に進み、ここでBIAS_SUMは、旧BIAS_SU
M、プラス、BIASの解像度の1つ分に等しくセット
される。つぎに論理の流れはブロック176に進み、こ
こでR_BIASは、旧R_BIASよりBIASの解
像度の1つ分だけ小さいR_BIASに等しくセットさ
れる。ブロック174における判定がノーであれば、論
理の流れはブロック177に進み、ここでBIAS_S
UMは旧BIAS_SUMに等しくセットされ、R_B
IASは旧R_BIASに等しくセットされる。ブロッ
ク173、176、177からの論理の流れはブロック
178に進み、ここで最終の計算が終了する。
【0032】図2を参照すると、R_BIAS項が計算
されると、R_BIASは加算器28に加えられ、基本
BIASの空燃比BIASテーブルブロック29の出力
と共に加算される。加算器28の出力はBIAS_GX
項である。 BIAS_GX項はLAMBSE限定サイ
クルを使用するためのBIASあるいは変化を与える。
つぎにBIAS_GX項は空燃比フィードバックコント
ローラ27に加えられる。BIAS_G項は理論空燃比
からのBIAS量である。BIAS項は限定サイクルが
理論空燃比の濃い側あるいは薄い側を平均した空燃比で
動作するようにするために使用される。ゼロBIASの
場合、平均空燃比は理論空燃比になる。
【0033】本発明に関係する当業者に対しては各種の
修正や変形が生まれることは疑いの無いところであろ
う。このような変形は、本開示が進展させた技術のもと
となる教示に基本的に依存しており、本発明の範囲内で
正しく考慮されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による触媒前方/触媒後方空燃比制
御フィードバックシステムであって、触媒後方からのフ
ィードバックが触媒前方からのフィードバックに対して
空燃比を調整する触媒前方/触媒後方空燃比制御フィー
ドバックシステムのブロック図。
【図2】本発明の実施例による触媒前方/触媒後方空燃
比フィードバック制御システムであって、触媒後方排気
ガス内酸素センサが空燃比制御システムの制御を学習す
るための信号をフィードバックする触媒前方/触媒後方
空燃比フィードバック制御システムのブロック図。
【図3】本発明の実施例にしたがって、3つの動作領域
を指定する空燃比対HEGOセンサ出力電圧のグラフを
示す図。
【図4】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図5】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図6】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図7】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図8】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図9】触媒後方HEGOセンサフィードバックコント
ローラの出力である、R_BIASの発生を説明する論
理の流れ図。
【図10】触媒後方HEGOセンサフィードバックコン
トローラの出力である、R_BIASの発生を説明する
論理の流れ図。
【図11】触媒後方HEGOセンサフィードバックコン
トローラの出力である、R_BIASの発生を説明する
論理の流れ図。
【図12】触媒後方HEGOセンサフィードバックコン
トローラの出力である、R_BIASの発生を説明する
論理の流れ図。
【符号の説明】
10 従来技術による空燃比制御システム 11 エンジン 12 触媒後方EGOセンサ 13 触媒 14 触媒前方EGOセンサ 15 触媒前方フィードバックコントローラ 16 基本燃料コントローラ 17 触媒後方フィードバックコントローラ 20 本発明の実施例による空燃比制御システム 21 触媒後方EGOセンサ 22 後部HEGOセンサフィードバックコントローラ 23 上流HEGOセンサ 24 エンジン 25 基本燃料コントローラ 26 触媒 27 空燃比フィードバックコントローラ 28 加算器 29 空燃比バイアステーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子式エンジン制御を使用して内燃機関
    の空燃比を制御する方法であって、 内燃機関からの排気流中で排気ガスの少なくとも1つの
    要素を特徴づける1対のセンサ手段であって、第1のセ
    ンサ手段は触媒の上流に置かれ、第2のセンサ手段は触
    媒の下流に置かれる1対のセンサ手段を備え、 第1の上流のセンサ手段を含む第1のフィードバックル
    ープと、第2の下流のセンサ手段を含む第2のフィード
    バックループとを確立するため、上流のセンサ手段およ
    び下流のセンサ手段に接続された入力と、エンジンを制
    御するアクチュエータに接続された出力とを有する制御
    モジュールを備え、 前記第1のフィードバックループの伝達関数を変えるた
    め、前記第1のフィードバックループに空燃比バイアス
    テーブルを備え、 前記第1の上流センサ手段のエージングのために、空燃
    比バイアステーブルの出力をバイアスすることにより前
    記第1と第2の空燃比フィードバックループを補償する
    前記第2の下流のセンサ手段の出力を使用し、かつ触媒
    ウインドウの内部に留まるため、エンジンスピードおよ
    びトルクの動作点の関数として動作する能力を備える、
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、前記セン
    サ手段は排気ガス内酸素(EGO)センサであり、さら
    に空燃比制御システムの低周波変動を回避するため、前
    記第1及び/或いは第2のフィードバックループにおい
    て3状態フィードバックを使用することを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法であって、前記第2
    のセンサ手段は排気ガス内排出物質センサであることを
    特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、空燃比テ
    ーブルの出力をバイアスするため前記第2の下流センサ
    手段の出力を使用するステップは、 パージ流(purge flow)が低いことを判定
    し、 自動車速度は所定の低速度であり、かつ所定の安定度を
    備えていることを判定し、 自動車速度、負荷および冷却水温度は所定のウインドウ
    内にあることを判定し、内燃機関に付随する空気計は正
    しく動作することを判定し、 第2の下流センサ手段は非テストモードの動作状態であ
    ることを判定する、ステップを含むことを特徴とする方
    法。
  5. 【請求項5】 電子式エンジン制御システムの空燃比を
    制御する構造体であって、 エンジンの排気流内の触媒の前に置かれる第1の上流排
    気ガス内酸素センサと、 前記排気ガス内酸素センサお
    よび触媒から下流で、エンジンの排気ガス流に結合する
    第2の排気ガス内酸素センサと、 前記第2のEGOセンサに接続され、空燃比調整値を変
    更する調整バイアス信号を与える触媒後方センサフィー
    ドバックコントローラ手段と、 回転数およびトルクの関数として空燃比調整量を記憶
    し、かつ基本空燃比バイアス信号と、前記空燃比バイア
    ステーブル更新手段に接続され前記空燃比バイアス信号
    を受け取り、かつ前記触媒後方センサフィードバックコ
    ントローラに接続され調整バイアス信号を受け取る加算
    器手段とを備えた空燃比バイアステーブルと、 加算器に接続され、複合バイアス信号を受取り、かつ処
    理されたバイアス信号を発生させる空燃比フィードバッ
    クコントローラと、 エンジンに接続され、エンジンに噴射される燃料を制御
    し、かつ空燃比フィードバックコントローラに接続され
    処理されたバイアス信号を受け取る基本燃料コントロー
    ラと、を含むことを特徴とする構造体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子式エンジンの空燃比
    を制御する構造体であって、調整バイアスを発生させる
    前記触媒後方センサフィードバックコントローラは、 低パージ流、十分に速い自動車速度、所定の範囲のエン
    ジン速度、負荷および冷却水温度、動作用空気計、非診
    断条件を決定する手段、を含むことを特徴とする構造
    体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子式エンジンの空燃比
    を制御する構造体であって、調整バイアスを発生させる
    前記触媒後方センサフィードバックコントローラは、 バイアスの学習速度を決定する伝達関数手段、をさらに
    含むことを特徴とする構造体。
JP6212977A 1993-09-07 1994-09-06 空燃比のフィードバック制御 Pending JPH07151003A (ja)

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