JP3517985B2 - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JP3517985B2
JP3517985B2 JP24735794A JP24735794A JP3517985B2 JP 3517985 B2 JP3517985 B2 JP 3517985B2 JP 24735794 A JP24735794 A JP 24735794A JP 24735794 A JP24735794 A JP 24735794A JP 3517985 B2 JP3517985 B2 JP 3517985B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の空燃比制御
装置に関し、特に、キャニスタに吸着した蒸発燃料を所
定の運転条件下で機関に導入するパージガス制御手段を
備えた内燃機関の空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の内燃機関では、燃料タ
ンク内で発生した蒸発燃料(ベーパ)を一時的に貯蔵す
るキャニスタを設け、このキャニスタで吸着した燃料を
所定の運転条件下で機関吸気系に導入している。ここ
で、パージガス導入時には、このパージガスの有する燃
料成分が燃料噴射弁から噴射される燃料に加算されて、
機関に供給される燃料量が増大する。このため、排気ガ
ス中の空燃比(A/F)を検出する空燃比センサ(酸素
センサ)の検出信号に基づく疑似的な比例積分制御によ
って、空燃比フィードバック補正係数を小さくし、燃料
噴射弁からの燃料噴射量を減量調整している(例えば特
開昭63−71536号公報、特開平4−112959
号公報等参照)。
【0003】そこで、図13〜図18に基づいて従来技
術による内燃機関の空燃比制御装置を説明する。
【0004】例えば4気筒等の複数の気筒(図示せず)
を有する機関本体1には、吸気通路2と排気通路3とが
設けられている。この吸気通路2は、その上流側が図外
のエアフローメータを介してエアフィルタに接続され、
その下流側は各気筒に対応して分岐している。一方、排
気通路3は、その上流側が各気筒に対応して分岐し、そ
の下流側は三元触媒等からなる触媒コンバータ4を介し
て図外のマフラに接続されている。
【0005】キャニスタ5は、吸気通路2と燃料タンク
6との間に設けられている。このキャニスタ5は、ケー
シング5Aと、このケーシング5A内に画成され、内部
に活性炭等の吸着剤5Bを収容した吸着室5Cと、外部
の新気(大気)を吸着室5C内に取り入れるべくケーシ
ング5Aの底部に形成された新気導入口5Dと、ケーシ
ング5Aの上部に形成され、蒸発燃料通路7を介して燃
料タンク6の上部に接続された蒸発燃料導入口5Eと、
ケーシング5Aの上部に形成され、パージ通路8を介し
て吸気通路2のスロットルバルブ9下流側に接続された
パージガス導出口5Fと、新気導入口5Dに設けられた
エアフィルタ5Gとを備えて構成されている。
【0006】また、パージ通路8の途中には、後述する
コントロールユニット12からの制御信号によってデユ
ーテイ制御されるパージ制御弁10と、吸気通路2のス
ロットルバルブ9近傍の吸入負圧によって開閉するパー
ジカット弁11とが設けられている。
【0007】機関を電気的に集中制御するコントロール
ユニット12は、CPU等の演算処理回路、ROM,R
AM等の記憶回路、入出力回路等を含んだマイクロコン
ピュータシステムとして構成され、パージ制御弁10を
デユーテイ制御するパージガス制御手段12Aと、燃料
噴射量を調整することにより排気ガス中の空燃比が理論
空燃比近傍となるように制御する空燃比制御手段12B
とを備えている。そして、このコントロールユニット1
2の入力側には、クランク角センサ13、空燃比センサ
14、スロットルセンサ15及び図示せぬ水温センサや
エアフローメータ等が接続され、コントロールユニット
12の出力側には、パージ制御弁10と、各気筒毎に設
けられた燃料噴射弁16等が接続されている。ここで、
クランク角センサ13、空燃比センサ14、スロットル
センサ15及びエアフローメータ等の各種センサは、コ
ントロールユニット12の入出力回路に入力され、この
入出力回路からパージガス制御手段12A及び空燃比制
御手段12Bに供給されるようになっている。
【0008】なお、17は、パージ通路8の途中に設け
られた逆止弁を示し、この逆止弁17は、燃料タンク6
からの蒸発燃料がキャニスタ5に向けて流入するのを許
し、逆向きの流れを阻止するものである。
【0009】従来技術による内燃機関の空燃比制御装置
は、上述の如き構成を有するもので、例えば機関本体1
の停止後等に、燃料タンク6内で蒸発燃料が発生する
と、この蒸発燃料は蒸発燃料通路7を介してキャニスタ
5に導かれ、吸着室5C内の吸着剤5Bに一時的に吸着
される。
【0010】次に、機関本体1が定速走行域等の所定の
運転条件に達すると、パージガス制御手段12Aからの
制御信号によりパージ制御弁10が開弁し、吸気通路2
内の吸入負圧がキャニスタ5に作用して、新気が吸着室
5C内に吸い込まれる。これにより、吸着されていた燃
料は、吸着剤5Bから離脱して所謂パージガスとなり、
このパージガスは、パージガス導出口5Fからパージ通
路8を介してスロットルバルブ9の下流側で吸気通路2
内に導入される。そして、蒸発燃料が離脱した吸着剤5
Bは、再び吸着可能状態に復活する。
【0011】一方、機関がアイドリング等の所定の低負
荷域になった場合は、スロットルバルブ9の弁開度が小
さくなり、パージカット弁11の圧力室に吸入負圧が導
入されないため、該パージカット弁11は閉弁(全閉)
する。これにより、万が一、パージ制御弁10が開弁し
たまま故障した場合でも、アイドリング時等には、パー
ジカット弁11によってパージガスの流通が自動的に遮
断され、多量のパージガスが機関本体1に供給されてア
イドル回転数が過渡に上昇するという、いわゆるハイア
イドル状態が生じるのを未然に防止している。
【0012】ここで、コントロールユニット12の空燃
比制御手段12Bは、下記数1に示す如く、機関本体1
の運転条件に応じて燃料噴射量Tiを演算している。
【0013】
【数1】Ti=TP×Coef×α+T 但し、T:基本噴射量(吸入空気量Q/機関回転数
N) Coef:各種補正係数(水温増量、混合比割付増量等) α :空燃比フィードバック補正係数 TS:無効噴射パルス 前記数1中に示す空燃比フィードバック補正係数αは、
目標値たる理論空燃比と空燃比センサ14が検出した排
気ガス中の実際の空燃比との偏差を解消するためのもの
で、理論空燃比に相当する所定のスライスレベルで比較
された空燃比センサ14の検出信号のリッチ側、リーン
側への反転に基づいた疑似的な比例積分制御によって求
められる。そして、排気ガス中の空燃比が理論空燃比よ
りも濃いリッチ状態では、αの値が1(100%)より
も小さくなって燃料噴射量Tiが減少し、排気ガス中の
空燃比が理論空燃比よりも薄いリーン状態になると、α
の値が1よりも大きくなって燃料噴射量Tiが増大する
ようになっている。なお、機関冷却水温が低い冷間始動
時や高速高負荷時等には、αの値はクランプされ、これ
により通常の燃料噴射量制御を行うようになっている。
【0014】パージガスを吸気通路2に導入しない場
合、図14に示す如く、空燃比フィードバック補正係数
αは、その目標値が理論空燃比に応じた100%に設定
されて疑似的に比例積分(PI)制御されている。即
ち、排気ガス中の空燃比A/Fが薄くなってリーン状態
になると、燃料噴射量Tiを増量して理論空燃比に近づ
けるべく、αを、リーン時比例制御分PLによってある
程度まで上昇させた後に、リーン時積分制御分ILによ
って徐々に増大させる。これとは逆に、排気ガス中の空
燃比A/Fが濃くなってリッチ状態になると、燃料噴射
量Tiを減量して理論空燃比に近づけるべく、αを、リ
ッチ時比例制御分PRによってある程度まで下降させた
後に、リッチ時積分制御分IRによって徐々に減少させ
る。
【0015】これにより、排気ガス中の空燃比A/Fの
平均値(図中では「平均A/F」と示す)は、理論空燃
比近傍に収束する。なお、各制御分PL,PRは、基本噴
射量TPと機関回転数Nとにより定まる機関の運転条件
に従って、図示せぬマップから読み出されるようになっ
ている。
【0016】次に、図15に示す如く、パージガスを吸
気通路2に導入した場合、パージガスが有する燃料成分
だけ、機関本体1に供給される燃料の総量が増大するた
め、空燃比がリッチ状態となる。従って、リッチ時積分
制御分IRの作動時間の方がリーン時積分制御ILの作動
時間よりも長くなるため、空燃比フィードバック補正係
数αは、その目標値が徐々に小さくなっていき(この移
行過程は図15中に示されていない)、理論空燃比に対
応した100%よりも小さい値(図中では約91%であ
る)を目標値として変化する。
【0017】つまり、図16に示す如く、パージガス導
入時には、空燃比フィードバック補正係数αが、パージ
ガスを導入しないときの値(100%)よりも所定量Δ
αだけ小さくなるため(図15の例では約9%であ
る)、機関本体1が要求する燃料の量に対して各燃料噴
射弁16から噴射される燃料噴射量Tiが占める割合が
低下する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、空燃比制御手段12Bが、空燃比センサ1
4からの検出信号に基づいて空燃比フィードバック補正
係数αの値を比例積分制御することにより、排気ガス中
の空燃比の平均値を理論空燃比近傍に維持しているた
め、三元触媒等の触媒コンバータ4によって、排気ガス
中のNOx、CO、HCを効率よく転化(浄化)するこ
とができる。
【0019】しかし、パージガスの導入量が増大する
と、各燃料噴射弁16から噴射される燃料の割合が相対
的に減少して、リーン側からリッチ側に移行するよりも
(リッチ側への補正)、リッチ側からリーン側に移行す
る方(リーン側への補正)が応答性が高くなるため、排
気ガス中の空燃比の平均値が理論空燃比に収束せず、図
15に示す如く、リーン側にずれ易くなる。
【0020】即ち、各燃料噴射弁16からの噴射燃料は
液体のため、噴射燃料の全てが吸入空気に乗って直ちに
燃焼室内に供給される訳ではなく、その一部は吸気通路
2の内壁や吸気ポートを開閉する吸気弁(図示せず)に
付着して壁流となり、壁流の状態で燃焼室内に流入す
る。従って、空燃比をリーン側からリッチ側に補正すべ
く、空燃比フィードバック補正係数αを大きくして燃料
噴射量Tiを増大させても、壁流と化す分だけ燃焼室へ
の供給に時間遅れが生じるため、図17中の点線に示す
如く、パージガス導入時にリーン側からリッチ側へ移行
するのに要する時間TLonは、図17中の実線に示すパ
ージガスを導入しないときの同時間TLoffよりも長くな
る。
【0021】これとは逆に、空燃比をリッチ側からリー
ン側に補正すべく、空燃比フィードバック補正係数αを
小さくして燃料噴射弁16からの燃料噴射量Tiを減少
させた場合、壁流と化す分だけ燃焼室内に直ちに供給さ
れる噴射燃料の量が少なくなるため、パージガス導入時
のリーン側への移行時間TRonは、パージガスを導入し
ないときの同時間TRoffよりも短くなる。
【0022】また、パージガス中の燃料成分は液体燃料
よりも薄く、軽質であるため、パージガスの流量が多い
ということは、燃焼室内に供給される燃料が元々全体的
に軽質傾向になり易いということを意味する。
【0023】従って、機関本体1に供給される燃料が全
体的に軽質傾向にある中で、リッチ側へ補正するときの
応答時間が長くなる一方、リーン側に補正するときの応
答時間が短くなるため、空燃比の平均値は、図15中に
示す如く、理論空燃比よりもリーン側にずれ易い。そし
て、図18に示す如く、触媒コンバータ4は、理論空燃
比近傍のある限られた領域(ウインドウ)で、その転化
性能を十分に発揮するため、排気ガスの空燃比がリーン
側にずれてウインドウの外に出ると、NOxの転化性能
が急激に低下する。特に、機関回転数が低いほど、吸入
空気量に占めるパージガスの割合が相対的に上昇するた
め、平均空燃比が理論空燃比近傍からリーン側にずれ易
くなる。
【0024】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、その目的は、パージガスの導入時で
も速やかに空燃比を理論空燃比近傍に制御することがで
きるようにした内燃機関の空燃比制御装置を提供するこ
とにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、パー
ジガス導入時とパージガス非導入時とにおける空燃比フ
ィードバック補正係数αの偏差に応じて、平均空燃比が
理論空燃比近傍からリーン側にずれることに着目し、空
燃比フィードバック補正係数αを、それ自身の変化量
(偏差)に応じて自動的に修正することとした。即ち、
本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置は、キャニスタ
に吸着させた燃料を所定の運転条件下でパージガスとし
て吸気通路に導入するパージガス制御手段と、排気通路
に設けられた空燃比センサの検出信号に基づいて空燃比
のフィードバック制御を行う空燃比制御手段と、を備え
た内燃機関において、パージガス導入時に、理論空燃比
近傍における空燃比フィードバック補正係数の値とパー
ジガス導入後における空燃比フィードバック補正係数の
値との偏差に基づいて、空燃比がリッチ側方向にシフト
するように空燃比フィードバック補正係数を修正する空
燃比フィードバック補正係数修正手段を設けたことを特
徴とする。
【0026】また、前記空燃比フィードバック補正係数
修正手段は、パージガス導入時に、理論空燃比近傍にお
ける空燃比フィードバック補正係数の値とパージガス導
入後における空燃比フィードバック補正係数の値との偏
差に基づいて修正値を設定し、空燃比がリッチ側方向に
シフトするように前記修正値によって空燃比フィードバ
ック補正係数を修正するのが好ましい。
【0027】さらに、前記パージガス制御手段は、所定
の運転条件下で略ステップ状にパージガスを吸気通路に
導入し、パージガスを前回導入したときに得られた前記
空燃比フィードバック補正係数の値を記憶する記憶手段
を設け、前記空燃比フィードバック補正係数修正手段
は、この記憶手段が記憶した空燃比フィードバック補正
係数の値と理論空燃比近傍における空燃比フィードバッ
ク補正係数の値との偏差に基づいて前記修正値を設定し
てもよい。
【0028】
【作用】パージガスの導入時に、理論空燃比近傍におけ
る空燃比フィードバック補正係数の値とパージガス導入
後における空燃比フィードバック補正係数の値との偏差
に基づいて、空燃比がリッチ側方向にシフトするように
空燃比フィードバック補正係数を修正すれば、リーン側
にずれ易いパージガス導入時の空燃比を理論空燃比近傍
に収束させることができる。
【0029】また、パージガスの導入時に、理論空燃比
近傍における空燃比フィードバック補正係数の値とパー
ジガス導入後における空燃比フィードバック補正係数の
値との偏差に基づいて修正値を設定し、空燃比がリッチ
側方向にシフトするように前記修正値によって空燃比フ
ィードバック補正係数を修正すれば、パージガス導入時
におけるリーン側へのずれ量に応じて、該空燃比を理論
空燃比近傍にシフトさせることができる。
【0030】さらに、前記パージガス制御手段は、所定
の運転条件下で略ステップ状にパージガスを吸気通路に
導入し、パージガスを前回導入したときに得られた前記
空燃比フィードバック補正係数の値を記憶する記憶手段
を設け、前記空燃比フィードバック補正係数修正手段
が、この記憶手段が記憶した空燃比フィードバック補正
係数の値と理論空燃比近傍における空燃比フィードバッ
ク補正係数との偏差に基づいて前記修正値を設定すれ
ば、空燃比変動の不安定要因であるパージガスの導入時
間を短縮しつつ、より正確かつ速やかに空燃比を理論空
燃比近傍に維持することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図12に基づ
いて詳細に説明する。なお、以下の各実施例では上述し
た従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0032】まず、図1〜図8は本発明の第1の実施例
に係り、図1は、本発明の第1の実施例に係る内燃機関
の空燃比制御装置の全体を示す説明図であって、本実施
例によるコントロールユニット21は、従来技術で述べ
たコントロールユニット12と同様にマイクロコンピュ
ータシステムとして構成され、パージ制御弁8のデユー
テイ制御を行うパージガス制御手段21Aと、空燃比フ
ィードバック補正係数αに基づいて各燃料噴射弁16に
印加する噴射信号を制御する空燃比制御手段21Bとを
備えている。
【0033】但し、このコントロールユニット21は、
これらに加えて、後述の如く、パージガス導入時に、空
燃比フィードバック補正係数αの偏差Δαに基づいて、
排気ガス中の空燃比がリッチ側方向に向けてシフトする
ように、空燃比フィードバック補正係数αを修正する空
燃比フィードバック補正係数修正手段21C(図中では
「α修正」と示す)も備えている。
【0034】次に、図2〜図8を参照しつつ本実施例の
作用を説明する。図2は、空燃比フィードバック補正係
数修正手段21Cによる修正処理を示すフローチャート
であって、ステップ1では、基本噴射量TPと機関回転
数Nとを読込む。なお、エアフローメータからの吸入空
気量Qと回転数Nとを読込む構成としてもよい。
【0035】そして、ステップ2では、空燃比制御手段
21Bの状態から空燃比フィードバック補正係数αを用
いた空燃比制御を行っているか否かを判定する。このス
テップ2で「NO」と判定したときは、例えば冷間始動
時等の如く、空燃比フィードバック補正係数αがクラン
プされて空燃比制御を行っていない場合のため、処理を
終了する。一方、前記ステップ2で「YES」と判定し
たときは、ステップ3に移り、パージガス制御手段21
Aの状態に基づいて、パージガスを吸気通路2に導入し
ているか否かを判定する。
【0036】このステップ3で「NO」と判定したとき
は、吸気通路2にパージガスの導入を行っていない場合
であるから、ステップ4に移り、図3,図4にそれぞれ
示す比例制御分マップから現在の機関の運転条件(基本
噴射量TP,N)に応じた比例制御分PLmap,P
Rmap(比例ゲイン)を読み出し、これらの値をPL,PR
にそれぞれセットする。
【0037】一方、前記ステップ3で「YES」と判定
したときは、パージガスの導入を開始した場合のため、
ステップ5に移って、パージガス導入後における空燃比
フィードバック補正係数αの平均値αAを求める。
【0038】ここで、この平均値αAは、図5に示す如
く、空燃比フィードバック補正係数αの反転毎のピーク
値(α1,α2,α3,…)を加重平均することにより、
下記数2に従って求められるもので、プログラムサイク
ル毎に更新される。
【0039】
【数2】αA(n)=β・α(n)+(1−β)・αA(n-1) 但し、β:係数 次に、ステップ6では、下記数3に示す如く、前記ステ
ップ5で求めたパージガス導入後における空燃比フィー
ドバック補正係数αの平均値αAと理論空燃比近傍にお
ける空燃比フィードバック補正係数αの値であるCとを
比較して、両者の偏差Δαを求める。ここで、通常、こ
の値Cは100%であり、パージガス導入中の平均値α
Aは100%よりも小さいため、偏差Δαは負の値とな
る。
【0040】
【数3】Δα=αA−C そして、ステップ7では、図6に示す修正値マップから
前記ステップ6で求めた偏差Δαに基づいて、現在の偏
差Δαに対応した修正値dpを読み出す。ここで、図6
に示す修正値マップについて説明すると、この修正値マ
ップは、Δαの値が小さくなるほど、即ち、平均値αA
と理論空燃比近傍における空燃比フィードバック係数α
の値Cとの差が大きくなるほど、修正値dpが大きくな
るように設定されている。また、加速や減速等の運転条
件によって空燃比フィードバック補正係数αは変動する
ため、偏差Δαが所定のスライスレベルΔαLを越えて
小さくなった場合のみ、修正値dpを読み出せるように
なっている。ここで、パージガス導入時における空燃比
のリーン側へのずれ(シフト量)は、キャニスタ5に蓄
積された蒸発燃料の量、吸気通路2に導入されたパージ
ガス量、燃料噴射弁16の形式及び取付位置等によって
変化するため、この修正値マップは、機関の形式毎に予
め実験等によって求められるものである。
【0041】最後に、ステップ8では、前記ステップ7
で読み出した修正値dpにより、機関の運転条件に応じ
て比例制御分マップから読み出される各比例制御PL
Rをそれぞれ修正し、空燃比をリッチ側方向にシフト
させる。
【0042】具体的には、図7に示す如く、リーン時比
例制御分PL(=PLmap)に修正値dpを加算すると共
に、リッチ時比例制御分PR(=PRmap)から修正値d
pを減算する。これにより、空燃比フィードバック補正
係数αが大きくなって、燃料噴射量Tiが増加するた
め、排気ガス中の空燃比A/Fはリッチ側に向けて移行
し、その平均空燃比が理論空燃比近傍に収束する。な
お、ここで、図8に示す如く、パージ制御弁10は、徐
々に開弁時間が増大するようにデユーテイ制御されるた
め、これに応じて、空燃比フィードバック補正係数αは
徐々に小さくなっていく。
【0043】このように構成される本実施例によれば、
以下の効果を奏する。
【0044】第1に、パージガス制御手段21Aによっ
てパージガスが導入されると、空燃比フィードバック補
正係数修正手段21Cは、パージガス導入の前後で変化
する空燃比フィードバック補正係数αの偏差Δαを求
め、この偏差Δαに基づいて、空燃比センサ14が検出
する空燃比がリッチ側方向にシフトするように、空燃比
フィードバック補正係数αを修正する構成としたため、
機関要求燃料に占める燃料噴射量の割合が相対的に低下
するパージガス導入中でも、リーン側にシフトする空燃
比を速やかに理論空燃比近傍に収束させることができ、
NOxの排出を抑制することができる。
【0045】第2に、偏差Δαに基づいて修正値マップ
から修正値dpを読み出し、この読み出された修正値d
pによって空燃比フィードバック補正係数αを修正する
構成としたため、空燃比補正係数αの変動(偏差Δα)
に応じた修正値dpを速やかに得ることができる。
【0046】第3に、パージガス導入が空燃比に与える
影響を、空燃比フィードバック補正係数αの偏差Δαに
よって検出する構成のため、全体構造を簡素化しつつ空
燃比制御を行うことができる。
【0047】第4に、本実施例では、修正値マップに所
定のスライスレベルΔαLを設定し、偏差Δαがスライ
スレベルΔαLを越えて小さくなったときに、修正値d
pを読み出せる構成としたため、加減速等によって空燃
比フィードバック補正係数αが変動した場合でも、これ
による空燃比フィードバック補正係数αの誤修正を未然
に防止することができる。
【0048】次に、図9〜図11に基づいて本発明の第
2の実施例を説明する。なお、本実施例では、上述した
第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。本実施例の特徴は、パー
ジガスを短時間で吸気通路2内に導入すると共に、パー
ジガスの導入初期には前回のパージガス導入時における
最終平均値αAに基づいて空燃比フィードバック補正係
数αを修正するようにした点にある。
【0049】即ち、本実施例によるコントロールユニッ
ト31は、第1の実施例で述べたコントロールユニット
21と同様に、パージガスの導入量を制御するパージガ
ス制御手段31Aと、前記数1に基づいて燃料噴射量を
制御する空燃比制御手段31Bと、パージガス導入前後
の空燃比フィードバック補正係数αの偏差Δαに基づい
て空燃比フィードバック補正係数αを修正する空燃比フ
ィードバック補正係数修正手段31Cとを備えている。
しかし、本実施例によるコントロールユニット31で
は、図11に示す如く、パージガス制御手段31Aによ
って略ステップ状にパージガスを導出すると共に、前回
の偏差Δα等を記憶する記憶手段31Dを備えている点
で第1の実施例と相違する。
【0050】次に、本実施例の作用について図10に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0051】まず、ステップ11〜14は、第1の実施
例で述べた図2に示すステップ1〜4と同様の処理を行
うもので、ステップ11では、基本噴射量TP及び機関
回転数Nを読込み、ステップ12では、空燃比制御手段
31Bの状態に基づいて空燃比制御を行っているか否か
を判定し、このステップ12で「YES」と判定したと
きは、ステップ13によりパージガス導入中であるか否
かを判定する。そして、このステップ13で「NO」と
判定したときは、ステップ14に移って、図3及び図4
に示す比例制御分マップから機関の運転条件に応じた値
を各比例制御分PL,PRにそれぞれセットする。
【0052】次に、ステップ15では、パージガス制御
手段31Aによるパージガスの導入が初期状態にあるか
否かを判定する。即ち、本実施例では、パージガスを略
ステップ状に、オンオフ的に吸気通路2に導入するた
め、パージガス導入直後の空燃比フィードバック補正係
数αの平均値αAを正確に求めるべく、このステップ1
5では、パージガス導入の立ち上がりを検出している。
【0053】そして、ステップ16では、後述のステッ
プ20で記憶した平均値αA,偏差Δαを記憶手段31
Dから読み出し、ステップ17では、この記憶値に基づ
いて図2に示すステップ8と同様に、各比例制御分
L,PRを修正する。つまり、前記ステップ15でも説
明した通り、本実施例では、図11に示す如く、オンオ
フ的にパージガスを導入するため、空燃比フィードバッ
ク補正係数αも略ステップ状に変化する。従って、第1
の実施例の如く、直前の平均値αA(n-1)を使用して数2
によりパージガス導入直後の平均値αAを求めると誤差
が大きくなる。このため、図11中に示す通り、パージ
ガス導入直後には、前回のパージガス導入時の最後に得
られた平均値αAを用いて偏差Δαを演算し、これによ
り修正値dpを設定して空燃比フィードバック補正係数
αを修正するようになっている。
【0054】次に、ステップ18では、パージガス導入
直後の過渡期が終了したため、前記数2に従って新たな
平均値αAを求め、さらに、ステップ19では、この現
在のパージガス導入における定常状態での平均値αA
基づいて、理論空燃比近傍における空燃比フィードバッ
ク補正係数αの値Cとの偏差Δαを求めると共に、図6
に示す修正値マップから偏差Δαに応じた修正値dpを
読み出す。即ち、本実施例では、パージガス導入初期
(導入直後)のみ記憶値に基づいて修正値dpを設定
し、その後は、第1の実施例で述べたと同様に、実際の
平均値αAと値Cとの偏差Δαを算出して修正値dpを
求めるようになっている。
【0055】そして、ステップ20では、前記ステップ
18で求めた最新の平均値αAを前記数2中に示す直前
の平均値αA(n-1)として記憶手段31Dに記憶し、次回
のパージガス導入に備える。
【0056】なお、本実施例では、プログラムサイクル
毎に、平均値αAを更新記憶する場合を例に挙げて説明
したが、これに限らず、例えばパージガス制御手段31
Aの状態に基づいてパージガス導入の停止を検出し、導
入停止と判定した場合に平均値αAを記憶する構成とし
てもよい。また、前回記憶した平均値αAをそのまま次
回のパージガス導入初期に用いる場合を説明したが、こ
れに限らず、例えばパージガス導入回数、インターバル
期間、機関の運転条件等のパラメータと関連付けて平均
値αAを記憶しておき、学習補正した値を用いてもよ
い。
【0057】このように構成される本実施例でも、前記
第1の実施例で述べたと同様の効果を得ることができ
る。また、これに加えて以下の効果を奏する。
【0058】第1に、図11に示す如く、略ステップ状
に(オンオフ的に)、パージガスを導入するため、パー
ジガスの導入時間を短縮することができる。
【0059】第2に、前回のパージガス導入の最後に得
られた空燃比フィードバック補正係数αの平均値αA
数2中におけるαA(n-1)として記憶手段31Dで記憶し
ておき、この記憶した平均値αAを用いて次回のパージ
ガス導入直後の平均値αAを求める構成としたため、パ
ージガスの導入が略ステップ状に変化した場合でも、導
入初期の偏差Δα及び修正値dpを比較的正確に求める
ことができ、速やかに空燃比を理論空燃比近傍に収束さ
せることができる。
【0060】なお、前記各実施例では、各比例制御分P
L,PRを修正値dpによって調整することにより、空燃
比がリッチ側方向に向けてシフトするように空燃比フィ
ードバック補正係数αを修正する場合を例示したが、本
発明は、これに限らず、例えば、図12に示す変形例の
ように、リーン時積分制御分ILの傾きを角度θだけ大
きくすると共に、リッチ時積分制御分IRの傾きを角度
θだけ小さくすることにより、空燃比フィードバック補
正係数αをリッチ側方向に向けて修正する構成としても
よい。また、リッチ側及びリーン側の制御分を同時に調
整する必要は必ずしもないため、リーン側の制御分
L,ILのみを強めてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、パ
ージガスの導入時に、理論空燃比近傍における空燃比フ
ィードバック補正係数の値とパージガス導入後における
空燃比フィードバック補正係数の値との偏差に基づい
て、空燃比がリッチ側方向にシフトするように空燃比フ
ィードバック補正係数を修正したため、リーン側にずれ
易いパージガス導入時の空燃比を理論空燃比近傍に収束
させることができ、パージガス導入時のNOxの排出を
低減することができる。
【0062】また、空燃比フィードバック補正係数の偏
差に基づいて修正値を設定し、空燃比がリッチ側方向に
シフトするように前記修正値によって空燃比フィードバ
ック補正係数を修正したため、パージガス導入時におけ
る空燃比のリーン側へのずれ量に応じて、該空燃比を理
論空燃比近傍にシフトさせることができる。
【0063】さらに、パージガス制御手段は、所定の運
転条件下で略ステップ状にパージガスを吸気通路に導入
し、パージガスを前回導入したときに得られた空燃比フ
ィードバック補正係数の値を記憶する記憶手段を設け、
この記憶手段が記憶した空燃比フィードバック補正係数
の値と理論空燃比近傍における空燃比フィードバック補
正係数との偏差に基づいて修正値を設定し、この修正値
により、空燃比フィードバック補正係数を修正したた
め、空燃比変動の不安定要因であるパージガスの導入時
間を短縮しつつ、より正確かつ速やかに空燃比を理論空
燃比近傍に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る空燃比制御装置の
全体構成を示す説明図。
【図2】空燃比フィードバック補正係数の修正処理を示
すフローチャート。
【図3】リーン時の比例制御分PLを読み出すためのマ
ップを示す説明図。
【図4】リッチ時の比例制御分PRを読み出すためのマ
ップを示す説明図。
【図5】空燃比の平均値を求めるための説明図。
【図6】偏差Δαと修正値dpとの関係を記憶した修正
値マップを示す説明図。
【図7】修正値dpによる空燃比フィードバック補正係
数の修正方法を示す説明図。
【図8】パージガス導入と空燃比フィードバック補正係
数との関係を示す特性図。
【図9】本発明の第2の実施例に係る空燃比制御装置の
全体構成を示す説明図。
【図10】空燃比フィードバック補正係数の修正処理を
示すフローチャート。
【図11】パージガス導入と空燃比フィードバック補正
係数との関係を示す特性図。
【図12】本発明の変形例に係る他の修正方法を示す説
明図。
【図13】従来技術による空燃比制御装置の全体構成を
示す説明図。
【図14】パージガス非導入時における空燃比フィード
バック補正係数と空燃比等との関係を示す説明図。
【図15】パージガス導入時における空燃比フィードバ
ック補正係数と空燃比等との関係を示す説明図。
【図16】パージガス導入の前後で機関要求燃料に占め
る燃料噴射量の割合が変化すること示す説明図。
【図17】パージガス導入の前後で、リッチ側及びリー
ン側への応答時間が変化する状態を示す説明図。
【図18】触媒コンバータの転化性能を示す特性図。
【符号の説明】
1…機関本体 2…吸気通路 3…排気通路 5…キャニスタ 14…空燃比センサ 21,31…コントロールユニット 21A,31A…パージガス制御手段 21B,31B…空燃比制御手段 21C,31C…空燃比フィードバック補正係数修正手
段 31D…記憶手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャニスタに吸着させた燃料を所定の運
    転条件下でパージガスとして吸気通路に導入するパージ
    ガス制御手段と、排気通路に設けられた空燃比センサの
    検出信号に基づいて空燃比のフィードバック制御を行う
    空燃比制御手段と、を備えた内燃機関において、 パージガス導入時に、理論空燃比近傍における空燃比フ
    ィードバック補正係数の値とパージガス導入後における
    空燃比フィードバック補正係数の値との偏差に基づい
    て、空燃比がリッチ側方向にシフトするように空燃比フ
    ィードバック補正係数を修正する空燃比フィードバック
    補正係数修正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の
    空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 前記空燃比フィードバック補正係数修正
    手段は、パージガス導入時に、理論空燃比近傍における
    空燃比フィードバック補正係数の値とパージガス導入後
    における空燃比フィードバック補正係数の値との偏差に
    基づいて修正値を設定し、空燃比がリッチ側方向にシフ
    トするように前記修正値によって空燃比フィードバック
    補正係数を修正することを特徴とする請求項1に記載の
    内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 前記パージガス制御手段は、所定の運転
    条件下で略ステップ状にパージガスを吸気通路に導入
    し、 パージガスを前回導入したときに得られた前記空燃比フ
    ィードバック補正係数の値を記憶する記憶手段を設け、 前記空燃比フィードバック補正係数修正手段は、この記
    憶手段が記憶した空燃比フィードバック補正係数の値と
    理論空燃比近傍における空燃比フィードバック補正係数
    の値との偏差に基づいて前記修正値を設定することを特
    徴とする請求項2に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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