JP3370177B2 - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents
エンジンの空燃比制御装置Info
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Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの空燃比制御
装置に関し、特に、例えば燃料タンクから蒸発する燃料
蒸気を吸気系に導入するパージ手段のような、燃料噴射
弁とは別の燃料成分導入手段をエンジンの吸気系に設け
たエンジンの空燃比制御装置に関する。
装置に関し、特に、例えば燃料タンクから蒸発する燃料
蒸気を吸気系に導入するパージ手段のような、燃料噴射
弁とは別の燃料成分導入手段をエンジンの吸気系に設け
たエンジンの空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のガソリンエンジン車では、燃料タ
ンクから蒸発する燃料蒸気が大気中に放散されるのを防
止するために、上記蒸発燃料を吸着するチャコールキャ
ニスタを備えている。そしてこのチャコールキャニスタ
に吸着された蒸発燃料は、燃料噴射弁からの燃料噴射量
が理論空燃比となるようにフィードバック補正制御を行
なう運転領域で、パージ制御弁を備えたパージ通路を通
じて、エンジンのスロットル弁の下流側の吸気通路内に
吸入されるように構成されている。
ンクから蒸発する燃料蒸気が大気中に放散されるのを防
止するために、上記蒸発燃料を吸着するチャコールキャ
ニスタを備えている。そしてこのチャコールキャニスタ
に吸着された蒸発燃料は、燃料噴射弁からの燃料噴射量
が理論空燃比となるようにフィードバック補正制御を行
なう運転領域で、パージ制御弁を備えたパージ通路を通
じて、エンジンのスロットル弁の下流側の吸気通路内に
吸入されるように構成されている。
【0003】ところが、パージ実行条件が成立したと
き、パージ制御弁を全閉から全開まで一気に開弁する
と、キャニスタから多量のパージガスが吸気通路内に急
激に流入し、特にパージされる蒸発燃料の濃度が高い場
合には、多量の燃料蒸気が吸気通路内に急激に供給され
る。そして、これに対応して、燃料噴射弁からの燃料噴
射量が減量補正されるが、空燃比の急激な変動に追従す
ることができず、パージ開始初期において、空燃比が過
渡的に大幅にリッチになるという問題があった。
き、パージ制御弁を全閉から全開まで一気に開弁する
と、キャニスタから多量のパージガスが吸気通路内に急
激に流入し、特にパージされる蒸発燃料の濃度が高い場
合には、多量の燃料蒸気が吸気通路内に急激に供給され
る。そして、これに対応して、燃料噴射弁からの燃料噴
射量が減量補正されるが、空燃比の急激な変動に追従す
ることができず、パージ開始初期において、空燃比が過
渡的に大幅にリッチになるという問題があった。
【0004】そこで、例えば特開平2−245461号
公報に開示された「内燃機関のパージ制御装置」では、
パージ通路にパージ流量制御用のデューティソレノイド
弁を配設し、パージされる蒸発燃料の濃度が高いほどパ
ージ制御弁の開弁速度が遅くなるようにデューティ制御
を行って、パージ初期において、空燃比が過渡的にリッ
チになるのを防止している。
公報に開示された「内燃機関のパージ制御装置」では、
パージ通路にパージ流量制御用のデューティソレノイド
弁を配設し、パージされる蒸発燃料の濃度が高いほどパ
ージ制御弁の開弁速度が遅くなるようにデューティ制御
を行って、パージ初期において、空燃比が過渡的にリッ
チになるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なパージ制御中においても、空燃比がリッチ側にずれた
場合、そのずれ量に基づいて燃料噴射弁からの燃料噴射
量を減少方向に補正することが考えられる。
なパージ制御中においても、空燃比がリッチ側にずれた
場合、そのずれ量に基づいて燃料噴射弁からの燃料噴射
量を減少方向に補正することが考えられる。
【0006】この場合、図17に示すように、パージ流量
は、例えばエンジン回転数Neと負荷等によって表され
るマップから求められ、このパージ流量を表す信号が制
御信号としてパージ制御弁に出力される一方、このパー
ジ流量は、演算手段によって吸入空気量に対するパージ
流量の比率、すなわちパージ率に換算されて空燃比フィ
ードバック補正手段に出力される。空燃比フィードバッ
ク補正手段では、このパージ率に基づいて、空燃比が理
論空燃比になるように、すなわち、空燃比がリッチのと
きには燃料噴射量が減少し、空燃比がリーンのときには
燃料噴射量がを増大するように燃料噴射量を演算により
決定し、燃料噴射弁に対し制御信号を出力するように構
成される。
は、例えばエンジン回転数Neと負荷等によって表され
るマップから求められ、このパージ流量を表す信号が制
御信号としてパージ制御弁に出力される一方、このパー
ジ流量は、演算手段によって吸入空気量に対するパージ
流量の比率、すなわちパージ率に換算されて空燃比フィ
ードバック補正手段に出力される。空燃比フィードバッ
ク補正手段では、このパージ率に基づいて、空燃比が理
論空燃比になるように、すなわち、空燃比がリッチのと
きには燃料噴射量が減少し、空燃比がリーンのときには
燃料噴射量がを増大するように燃料噴射量を演算により
決定し、燃料噴射弁に対し制御信号を出力するように構
成される。
【0007】しかしながら、この場合は、空燃比制御を
行うための燃料噴射量の演算が繁雑であり、この演算を
電子式制御ユニット(ECU)が備えているマイクロコ
ンピュータで行うにしても、演算に要する時間が長くな
り、所望とする燃料噴射量による燃料噴射を早急に行え
ないという不都合が発生する。
行うための燃料噴射量の演算が繁雑であり、この演算を
電子式制御ユニット(ECU)が備えているマイクロコ
ンピュータで行うにしても、演算に要する時間が長くな
り、所望とする燃料噴射量による燃料噴射を早急に行え
ないという不都合が発生する。
【0008】まして、運転状態が頻繁に変化する車両用
エンジンにおいては、僅かな時間の空燃比のずれがエミ
ッション特性に大きく影響して、エミッション特性を悪
化させるのみでなく、このような空燃比のずれにより、
走行性も不安定になる。
エンジンにおいては、僅かな時間の空燃比のずれがエミ
ッション特性に大きく影響して、エミッション特性を悪
化させるのみでなく、このような空燃比のずれにより、
走行性も不安定になる。
【0009】また、図17に示すように、マップによって
設定されたパージ流量に基づいて、パージ制御弁が直接
制御されるものでは、燃料噴射弁の駆動よりもパージ制
御弁の駆動のほうが早急におこなわれるため、それだけ
空燃比がずれる時間が長くなり、上記不具合が顕著にな
る。
設定されたパージ流量に基づいて、パージ制御弁が直接
制御されるものでは、燃料噴射弁の駆動よりもパージ制
御弁の駆動のほうが早急におこなわれるため、それだけ
空燃比がずれる時間が長くなり、上記不具合が顕著にな
る。
【0010】上述の事情に鑑み、本発明は、パージ手段
のような、燃料噴射弁とは別の燃料成分導入手段がエン
ジンの吸気系に設けられている場合においても、空燃比
を迅速に目標空燃比に補正することができるエンジンの
空燃比制御装置を提供することを目的とする。
のような、燃料噴射弁とは別の燃料成分導入手段がエン
ジンの吸気系に設けられている場合においても、空燃比
を迅速に目標空燃比に補正することができるエンジンの
空燃比制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジンの
空燃比制御装置は、請求項1および図1に記載されてい
るように、エンジンの吸入空気量に対する上記パージ手
段により導入される混合気の基準導入量の比率で表され
る基準パージ率を、上記エンジンの運転状態に基づいて
設定する設定手段と、該設定手段により設定された上記
基準パージ率を上記パージ手段における基準導入量に変
換する変換手段とを備えてなる。
空燃比制御装置は、請求項1および図1に記載されてい
るように、エンジンの吸入空気量に対する上記パージ手
段により導入される混合気の基準導入量の比率で表され
る基準パージ率を、上記エンジンの運転状態に基づいて
設定する設定手段と、該設定手段により設定された上記
基準パージ率を上記パージ手段における基準導入量に変
換する変換手段とを備えてなる。
【0012】また、上記構成に加えて、空燃比のずれ量
に基づいてパージ率を決定するとともに、空燃比のずれ
量が小さい領域ではパージ率が増加するように上記パー
ジ手段を制御するパージ率決定手段を備えてなる。
に基づいてパージ率を決定するとともに、空燃比のずれ
量が小さい領域ではパージ率が増加するように上記パー
ジ手段を制御するパージ率決定手段を備えてなる。
【0013】さらに、蒸発燃料濃度を空燃比のずれ量に
基づいて推定して、空燃比のずれ量が大きいとき、蒸発
燃料濃度補正係数を増減するとともに、上記パージ率が
大きい程、上記蒸発燃料濃度補正係数の変化量を小さく
する蒸発燃料濃度推定手段を備え、上記フィードバック
補正制御手段を、上記蒸発燃料濃度推定手段により推定
された蒸発燃料濃度と上記パージ率決定手段により決定
されたパージ率とに基づいて、燃料噴射量を補正するよ
うにしたことを特徴とするものである。
基づいて推定して、空燃比のずれ量が大きいとき、蒸発
燃料濃度補正係数を増減するとともに、上記パージ率が
大きい程、上記蒸発燃料濃度補正係数の変化量を小さく
する蒸発燃料濃度推定手段を備え、上記フィードバック
補正制御手段を、上記蒸発燃料濃度推定手段により推定
された蒸発燃料濃度と上記パージ率決定手段により決定
されたパージ率とに基づいて、燃料噴射量を補正するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0014】また、上記蒸発燃料濃度推定手段は、請求
項2に記載されているように、空燃比のずれ量が大きい
とき、蒸発燃料濃度補正係数を増減するとともに、エン
ジン始動時には、上記蒸発燃料濃度補正係数の変化量を
始動後よりも大きくすることを特徴とするものである。
項2に記載されているように、空燃比のずれ量が大きい
とき、蒸発燃料濃度補正係数を増減するとともに、エン
ジン始動時には、上記蒸発燃料濃度補正係数の変化量を
始動後よりも大きくすることを特徴とするものである。
【0015】また上記設定手段は、請求項3に記載され
ているように、エンジンの始動時には、基準パージ率を
予め設定された値にすることを特徴とするものである。
ているように、エンジンの始動時には、基準パージ率を
予め設定された値にすることを特徴とするものである。
【0016】
【作用および発明の効果】請求項1に記載された発明に
よれば、エンジンの運転状態に基づいてパージ率が決定
され、このパージ率に基づいて、直接に空燃比のフィー
ドバック補正ができるため、燃料噴射量を決定するため
の演算が簡単になり、これを迅速に行うことができる。
したがって、変動する蒸発燃料の導入比率(パージ率)
に対して、空燃比を迅速に目標空燃比にすることが可能
になる。
よれば、エンジンの運転状態に基づいてパージ率が決定
され、このパージ率に基づいて、直接に空燃比のフィー
ドバック補正ができるため、燃料噴射量を決定するため
の演算が簡単になり、これを迅速に行うことができる。
したがって、変動する蒸発燃料の導入比率(パージ率)
に対して、空燃比を迅速に目標空燃比にすることが可能
になる。
【0017】また、空燃比のずれ量に基づいてパージ率
を決定するとともに、空燃比のずれ量が小さい領域では
パージ率が増加するように上記パージ手段を制御するパ
ージ率決定手段を備えているので、導入可能な領域(パ
ージ可能な領域)においてはパージ率を最大限に増加さ
せることができる。さらに、蒸発燃料濃度推定手段によ
り推定された蒸発燃料濃度とパージ率決定手段により決
定されたパージ率とに基づいて、燃料噴射量を補正する
ようにしているため、走行状態に応じて、応答性良く、
かつ空燃比のずれを抑制しながら、燃料噴射を行うこと
ができ、これによって、サージングの発生を防止するこ
とができる。
を決定するとともに、空燃比のずれ量が小さい領域では
パージ率が増加するように上記パージ手段を制御するパ
ージ率決定手段を備えているので、導入可能な領域(パ
ージ可能な領域)においてはパージ率を最大限に増加さ
せることができる。さらに、蒸発燃料濃度推定手段によ
り推定された蒸発燃料濃度とパージ率決定手段により決
定されたパージ率とに基づいて、燃料噴射量を補正する
ようにしているため、走行状態に応じて、応答性良く、
かつ空燃比のずれを抑制しながら、燃料噴射を行うこと
ができ、これによって、サージングの発生を防止するこ
とができる。
【0018】さらに、蒸発燃料濃度の推定量をパージ率
により増減するため、蒸発燃料濃度の推定を、より正確
におこなうことができる効果がある。
により増減するため、蒸発燃料濃度の推定を、より正確
におこなうことができる効果がある。
【0019】さらに、エンジン始動直後は、蒸発燃料濃
度が未学習であり、早急に学習する必要があるが、請求
項2に記載された発明によれば、エンジン始動時には、
蒸発燃料濃度補正係数の変化量を始動後よりも大きくし
ているため、蒸発燃料濃度を早急に学習することができ
る。また、一般に始動後は、早期暖機のために、燃料の
増量が行われているから、補正係数の変化量を大きくし
ても、エンジンが停止するおそれはない。
度が未学習であり、早急に学習する必要があるが、請求
項2に記載された発明によれば、エンジン始動時には、
蒸発燃料濃度補正係数の変化量を始動後よりも大きくし
ているため、蒸発燃料濃度を早急に学習することができ
る。また、一般に始動後は、早期暖機のために、燃料の
増量が行われているから、補正係数の変化量を大きくし
ても、エンジンが停止するおそれはない。
【0020】さらに、上記のようにエンジン始動時に
は、蒸発燃料濃度補正係数の変化量を始動後よりも大き
くして学習中であり、その場合に、請求項3に記載され
た発明のように、基準パージ率を予め設定された値にす
ることにより、蒸発燃料濃度の学習を安定して行うこと
ができるとともに、迅速な学習が可能になる。
は、蒸発燃料濃度補正係数の変化量を始動後よりも大き
くして学習中であり、その場合に、請求項3に記載され
た発明のように、基準パージ率を予め設定された値にす
ることにより、蒸発燃料濃度の学習を安定して行うこと
ができるとともに、迅速な学習が可能になる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0022】図2は、本発明によるエンジンの空燃比制
御装置を備えたエンジンの概略的構成を示す図で、エン
ジン1の吸気通路2には、その上流側から下流側へ向っ
てエアクリーナ3、スロットル弁5、吸入空気の脈動を
吸収するサージタンク6、吸気負圧(ブースト)を検出
するブーストセンサ4、および燃料噴射弁7が順に配列
され、混合気は吸気弁8を介して燃焼室9内に供給され
る。エンジン1の排気は燃焼室9内から排気弁10を介し
て排気通路11に排出されるが、この排気通路11には排気
中の残存酸素濃度を検出して空燃比を測定する空燃比セ
ンサ12および排気を浄化する触媒コンバータ13が配設さ
れている。
御装置を備えたエンジンの概略的構成を示す図で、エン
ジン1の吸気通路2には、その上流側から下流側へ向っ
てエアクリーナ3、スロットル弁5、吸入空気の脈動を
吸収するサージタンク6、吸気負圧(ブースト)を検出
するブーストセンサ4、および燃料噴射弁7が順に配列
され、混合気は吸気弁8を介して燃焼室9内に供給され
る。エンジン1の排気は燃焼室9内から排気弁10を介し
て排気通路11に排出されるが、この排気通路11には排気
中の残存酸素濃度を検出して空燃比を測定する空燃比セ
ンサ12および排気を浄化する触媒コンバータ13が配設さ
れている。
【0023】さらに吸気通路2には、アイドル運転時に
スロットル弁5をバイパスして燃焼室9内に空気を供給
するためのバイパス通路14が設けられ、このバイパス通
路14の途中に、この通路14を通る空気量を制御するため
のデューティソレノイド弁15が配設されている。
スロットル弁5をバイパスして燃焼室9内に空気を供給
するためのバイパス通路14が設けられ、このバイパス通
路14の途中に、この通路14を通る空気量を制御するため
のデューティソレノイド弁15が配設されている。
【0024】16は点火に必要な高電圧を発生するイグナ
イタ、17は図示していないクランク軸に連動して上記イ
グナイタ16に発生した高電圧を各気筒の点火プラグ18に
分配供給するディストリビュータ、19はディストリビー
タ17内に取付けられて、クランク軸の回転に応じたパル
ス信号を発生するエンジン回転数センサ、20はコントロ
ールユニットである。
イタ、17は図示していないクランク軸に連動して上記イ
グナイタ16に発生した高電圧を各気筒の点火プラグ18に
分配供給するディストリビュータ、19はディストリビー
タ17内に取付けられて、クランク軸の回転に応じたパル
ス信号を発生するエンジン回転数センサ、20はコントロ
ールユニットである。
【0025】コントロールユニット20は、エンジン回転
数センサ19、ブーストセンサ4、吸気温センサ21、スロ
ットル弁5が全閉か否かを判定するためのアイドルスイ
ッチが取付けられたスロットル開度センサ22、空燃比セ
ンサ12、エンジン温度に比例するエンジン水温を検出す
る水温センサ24等から出力される信号に基づいて、燃料
噴射弁7からの燃料噴射量を制御するとともに、エンジ
ン始動後の所定時間は、エンジンの燃焼性を安定させる
ために、燃料噴射量を増量している。また、アイドル運
転時には、バイパス通路14を通る空気量を調整してアイ
ドル回転数を設定値に近づけるようにデューティソレノ
イド弁15をデューティ制御している。
数センサ19、ブーストセンサ4、吸気温センサ21、スロ
ットル弁5が全閉か否かを判定するためのアイドルスイ
ッチが取付けられたスロットル開度センサ22、空燃比セ
ンサ12、エンジン温度に比例するエンジン水温を検出す
る水温センサ24等から出力される信号に基づいて、燃料
噴射弁7からの燃料噴射量を制御するとともに、エンジ
ン始動後の所定時間は、エンジンの燃焼性を安定させる
ために、燃料噴射量を増量している。また、アイドル運
転時には、バイパス通路14を通る空気量を調整してアイ
ドル回転数を設定値に近づけるようにデューティソレノ
イド弁15をデューティ制御している。
【0026】30は活性炭31を備えたチャコールキャニス
タで、燃料タンク32の上部空間とチャコールキャニスタ
30とを連通する通路33を通じてもたらされる燃料蒸気を
活性炭31に吸着するようになっている。チャコールキャ
ニスタ30は、パージ通路35を通じサージタンク6に連通
しており、パージ通路35の途中には、このパージ通路35
を通って吸気系に吸入される燃料蒸気の流量を制御する
ためのデューティソレノイド弁36が配設されている。こ
のデューティソレノイド弁36もコントロールユニット20
によって制御される。
タで、燃料タンク32の上部空間とチャコールキャニスタ
30とを連通する通路33を通じてもたらされる燃料蒸気を
活性炭31に吸着するようになっている。チャコールキャ
ニスタ30は、パージ通路35を通じサージタンク6に連通
しており、パージ通路35の途中には、このパージ通路35
を通って吸気系に吸入される燃料蒸気の流量を制御する
ためのデューティソレノイド弁36が配設されている。こ
のデューティソレノイド弁36もコントロールユニット20
によって制御される。
【0027】このような構成を有するエンジンにおい
て、蒸発燃料の吸気系へのパージに伴う燃料噴射弁7か
らの燃料噴射量の基本的な補正ルーチンは下記のとおり
である。
て、蒸発燃料の吸気系へのパージに伴う燃料噴射弁7か
らの燃料噴射量の基本的な補正ルーチンは下記のとおり
である。
【0028】(1) 空燃比のずれ量CFBNに基づいて
パージ率KPRGを決定する。なお、空燃比のずれ量C
FBNは、図3に示すように、空燃比センサ12の出力に
基づいて出力されるCFB値のずれによって求める。一
般に、パージをしない定常状態で、空燃比が理論空燃比
のときをCFB(空燃比フィードバック補正係数)の基
準値とする。
パージ率KPRGを決定する。なお、空燃比のずれ量C
FBNは、図3に示すように、空燃比センサ12の出力に
基づいて出力されるCFB値のずれによって求める。一
般に、パージをしない定常状態で、空燃比が理論空燃比
のときをCFB(空燃比フィードバック補正係数)の基
準値とする。
【0029】(2) 空燃比のずれ量CFBNに基づいて
蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOを求め、蒸発燃料濃
度を推定する。
蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOを求め、蒸発燃料濃
度を推定する。
【0030】(3) パージ率KPRGと蒸発燃料濃度補
正係数QEVAPOとから蒸発燃料による燃料噴射量の
補正係数CEVAPOを求め、この補正係数CEVAP
Oを用いて燃料噴射量の補正を行う。
正係数QEVAPOとから蒸発燃料による燃料噴射量の
補正係数CEVAPOを求め、この補正係数CEVAP
Oを用いて燃料噴射量の補正を行う。
【0031】図4のステップS1〜S7はデューティソ
レノイド弁15を駆動するパージ制御を実行するためのル
ーチンを示す。
レノイド弁15を駆動するパージ制御を実行するためのル
ーチンを示す。
【0032】まずS1においてエンジン回転数Ne、ブ
ーストPMTE1および大気圧ATPを読み込み、次の
S2で図5のマップからパージ領域における基本パージ
率KPRGBASEを演算する。この基本パージ率KP
RGBASEを設定する主目的は、パージによる走行性
の悪化(空燃比のずれ以外)等が生じたときや、空燃比
のずれ補正量が大きい領域においてガードをかけること
にある。
ーストPMTE1および大気圧ATPを読み込み、次の
S2で図5のマップからパージ領域における基本パージ
率KPRGBASEを演算する。この基本パージ率KP
RGBASEを設定する主目的は、パージによる走行性
の悪化(空燃比のずれ以外)等が生じたときや、空燃比
のずれ補正量が大きい領域においてガードをかけること
にある。
【0033】次にS3で各種パージ率ガード値を演算す
る。このパージ率ガード値には、始動からのパージ率ガ
ード値KPRGSTと、燃料温度THFによるパージ率
ガード値KPRGTHFと、空燃比のずれによるパージ
率ガード値KPRGCFBとがあり、それぞれ図6〜図
8のマップから求められる。
る。このパージ率ガード値には、始動からのパージ率ガ
ード値KPRGSTと、燃料温度THFによるパージ率
ガード値KPRGTHFと、空燃比のずれによるパージ
率ガード値KPRGCFBとがあり、それぞれ図6〜図
8のマップから求められる。
【0034】図6は、始動動時点からの積算パージ流量
QPRGST(リットル)に対するパージ率ガード値K
PRGSTを示すマップである。始動直後は、後述する
蒸発燃料濃度の学習が行われていないため、このガード
値KPRGSTを設定することによって、この期間のパ
ージによる空燃比のずれを軽減している。その後、所定
時間のパージによって、蒸発燃料濃度の予測が可能とな
れば、上記ガード値KPRGSTによる制限は解除され
る。なお、図6のマップから明らかなように、ガード値
KPRGSTは、後のS4で、始動直後は最終パージ率
KPRGがガード値KPRGSTになるように、比較的
小さい値に設定され、最大パージ量(デューティ制御を
行える最大量)付近になると、始動からのパージ率ガー
ド値KPRGSTを一定値にしている。
QPRGST(リットル)に対するパージ率ガード値K
PRGSTを示すマップである。始動直後は、後述する
蒸発燃料濃度の学習が行われていないため、このガード
値KPRGSTを設定することによって、この期間のパ
ージによる空燃比のずれを軽減している。その後、所定
時間のパージによって、蒸発燃料濃度の予測が可能とな
れば、上記ガード値KPRGSTによる制限は解除され
る。なお、図6のマップから明らかなように、ガード値
KPRGSTは、後のS4で、始動直後は最終パージ率
KPRGがガード値KPRGSTになるように、比較的
小さい値に設定され、最大パージ量(デューティ制御を
行える最大量)付近になると、始動からのパージ率ガー
ド値KPRGSTを一定値にしている。
【0035】図7は、燃料温度THFに対するパージ率
ガード値KPRGTHFを示すマップである。図7にお
いては、燃料温度THFの上昇により蒸発燃料の発生量
が急激に増加するために、所定温度以上ではガード値K
PRGTHFを減少させている。
ガード値KPRGTHFを示すマップである。図7にお
いては、燃料温度THFの上昇により蒸発燃料の発生量
が急激に増加するために、所定温度以上ではガード値K
PRGTHFを減少させている。
【0036】図8は、空燃比の中心からのずれ量CFB
Nに対するパージ率ガード値KPRGCFBを示すマッ
プである。このパージ率ガード値KPRGCFBは、蒸
発燃料パージにより空燃比がリッチ側にずれた場合、応
答性良くパージ量を減らし、空燃比のずれ時間を短縮し
て、エミッション特性の悪化を防止するとともに、走行
性の悪化(サージング)をも防止するために設定され
る。
Nに対するパージ率ガード値KPRGCFBを示すマッ
プである。このパージ率ガード値KPRGCFBは、蒸
発燃料パージにより空燃比がリッチ側にずれた場合、応
答性良くパージ量を減らし、空燃比のずれ時間を短縮し
て、エミッション特性の悪化を防止するとともに、走行
性の悪化(サージング)をも防止するために設定され
る。
【0037】空燃比のずれ量CFBNは、後述する図10
のS11に示す式により演算される。同式において、KC
FBは、フィードバック補正係数CFBを任意の値でな
まし処理する定数であり、CFB(n-1) は前回演算し
たCFBの値である。
のS11に示す式により演算される。同式において、KC
FBは、フィードバック補正係数CFBを任意の値でな
まし処理する定数であり、CFB(n-1) は前回演算し
たCFBの値である。
【0038】図8において、KPRGCFB(n) は今
回のKPRGCFBの値であり、初期値はゼロとする。
また、KPCFBLAG1(例えば−5%)およびKP
CFBLAG2(例えば−10%)は空燃比のずれ量CF
BNのしきい値である。
回のKPRGCFBの値であり、初期値はゼロとする。
また、KPCFBLAG1(例えば−5%)およびKP
CFBLAG2(例えば−10%)は空燃比のずれ量CF
BNのしきい値である。
【0039】図8に示されている領域(A)は、蒸発燃料
のパージによる空燃比のずれ量CFBNが小さいと判断
される領域で、この領域では、パージ率ガード値KPR
GCFBを定数KPRGCFBK1ずつ増加させ、パー
ジ率KPRGを増加させている。また、領域(B)は、蒸
発燃料のパージによる空燃比のずれ量CFBNが領域
(A)に比較して大きいと判断される領域で、この領域で
は、パージ率ガード値KPRGCFBをホールドして、
蒸発燃料のパージによる空燃比のずれ量CFBNの増加
を抑制する。さらに、領域(C)は、蒸発燃料のパージに
よる空燃比のずれ量CFBNが領域(B)に比較して大き
いと判断される領域で、この領域では、パージ率ガード
値KPRGCFBを定数KPRGCFBK2ずつ減少さ
せて、パージ率KPRGを減少させ、蒸発燃料のパージ
による空燃比のずれ量CFBNを低減する。
のパージによる空燃比のずれ量CFBNが小さいと判断
される領域で、この領域では、パージ率ガード値KPR
GCFBを定数KPRGCFBK1ずつ増加させ、パー
ジ率KPRGを増加させている。また、領域(B)は、蒸
発燃料のパージによる空燃比のずれ量CFBNが領域
(A)に比較して大きいと判断される領域で、この領域で
は、パージ率ガード値KPRGCFBをホールドして、
蒸発燃料のパージによる空燃比のずれ量CFBNの増加
を抑制する。さらに、領域(C)は、蒸発燃料のパージに
よる空燃比のずれ量CFBNが領域(B)に比較して大き
いと判断される領域で、この領域では、パージ率ガード
値KPRGCFBを定数KPRGCFBK2ずつ減少さ
せて、パージ率KPRGを減少させ、蒸発燃料のパージ
による空燃比のずれ量CFBNを低減する。
【0040】なお、空燃比の中心からのずれ量CFBN
の絶対値が大きい場合には、パージ率増加側、すなわち
領域(A)とパージ率減少側、すなわち領域(B)とにおい
て、しきい値をさらに1つずつ設け、空燃比のずれ量C
FBNの絶対値が大きいほど、KPCFBLAG1およ
びKPCFBLAG2が大きくなるようにして、応答性
をさらに向上させても良い。
の絶対値が大きい場合には、パージ率増加側、すなわち
領域(A)とパージ率減少側、すなわち領域(B)とにおい
て、しきい値をさらに1つずつ設け、空燃比のずれ量C
FBNの絶対値が大きいほど、KPCFBLAG1およ
びKPCFBLAG2が大きくなるようにして、応答性
をさらに向上させても良い。
【0041】このように、図4のステップS3で各種パ
ージ率ガード値を求めた後、S4で、基本パージ率KP
RGBASEおよび各種ガード値の範囲内の値として最
終パージ率KPRGを演算する。
ージ率ガード値を求めた後、S4で、基本パージ率KP
RGBASEおよび各種ガード値の範囲内の値として最
終パージ率KPRGを演算する。
【0042】次のS5では、パージ流量Qpの演算を行
なうが、この演算に先立って、吸入空気量Qaを下記の
式から求めておく。
なうが、この演算に先立って、吸入空気量Qaを下記の
式から求めておく。
【0043】
Qa=K×TE2×Ne (K:換算値)
ここで、TE2は、後述する燃料噴射量の基本噴射パル
ス幅である。そして、吸入空気量Qaとパージ率KPR
Gとからパージ流量Qp(リットル/分)を式Qp=Q
a×KPRGによって演算する。
ス幅である。そして、吸入空気量Qaとパージ率KPR
Gとからパージ流量Qp(リットル/分)を式Qp=Q
a×KPRGによって演算する。
【0044】次のS6では、図9に示すマップ、すなわ
ち、パージ流量Qpに対するデューティ比DPRGを、
大気圧とブースト値との差(ATP−PMTE1)をパ
ラメータとしてあらわすマップを用いてパージ流量Qp
をデューティ比DPRGに変換し、S7で、このデュー
ティ比DPRGに基づいてデューティソレノイド弁36を
駆動する。
ち、パージ流量Qpに対するデューティ比DPRGを、
大気圧とブースト値との差(ATP−PMTE1)をパ
ラメータとしてあらわすマップを用いてパージ流量Qp
をデューティ比DPRGに変換し、S7で、このデュー
ティ比DPRGに基づいてデューティソレノイド弁36を
駆動する。
【0045】図10は、蒸発燃料に基づく燃料噴射量の補
正量を演算するのに必要な蒸発燃料濃度推定ルーチンを
示す。
正量を演算するのに必要な蒸発燃料濃度推定ルーチンを
示す。
【0046】まずS11において、フィードバック補正係
数CFBから空燃比のずれ量CFBNを演算する。そし
てS12で、空燃比の中心からのずれ量CFBNから蒸発
燃料濃度を推定する。ここで、QEVAPOは蒸発燃料
濃度補正係数であり、KQEVAPOはQEVAPOの
傾き係数である。また、KCFBLAG1,KCFBL
AG2はしきい値で、これらしきい値は、パージ停止モ
ード中の空燃比のずれ量CFBNの最大、最小値で決定
される。
数CFBから空燃比のずれ量CFBNを演算する。そし
てS12で、空燃比の中心からのずれ量CFBNから蒸発
燃料濃度を推定する。ここで、QEVAPOは蒸発燃料
濃度補正係数であり、KQEVAPOはQEVAPOの
傾き係数である。また、KCFBLAG1,KCFBL
AG2はしきい値で、これらしきい値は、パージ停止モ
ード中の空燃比のずれ量CFBNの最大、最小値で決定
される。
【0047】上記傾き係数KQEVAPOは、空燃比の
ハンチング限界により決定されるもので、図11に示すよ
うに、パージ率KPRGが増大する程小さくされる。し
たがって、パージ率KPRGが大きいほど、蒸発燃料濃
度補正係数QEVAPOの変化量は小さくされる。上記
傾き係数KQEVAPOを大きくすると、オーバーシュ
ートが生じ、傾き係数KQEVAPOを小さくすると、
追従性が悪化するから、通常は図11の実線Iに示すよう
に、オーバーシュートせず、かつ追従性の最適な傾き係
数KQEVAPOをパージ率に応じて設定しているが、
始動時等では、速やかに学習させるために、オーバーシ
ュートは生じても、追従性を優先させて、図11の破線II
に示すように、傾き係数KQEVAPOを実線Iよりも
大きく設定している。
ハンチング限界により決定されるもので、図11に示すよ
うに、パージ率KPRGが増大する程小さくされる。し
たがって、パージ率KPRGが大きいほど、蒸発燃料濃
度補正係数QEVAPOの変化量は小さくされる。上記
傾き係数KQEVAPOを大きくすると、オーバーシュ
ートが生じ、傾き係数KQEVAPOを小さくすると、
追従性が悪化するから、通常は図11の実線Iに示すよう
に、オーバーシュートせず、かつ追従性の最適な傾き係
数KQEVAPOをパージ率に応じて設定しているが、
始動時等では、速やかに学習させるために、オーバーシ
ュートは生じても、追従性を優先させて、図11の破線II
に示すように、傾き係数KQEVAPOを実線Iよりも
大きく設定している。
【0048】ここで、パージ率を一定の1%としたとき
の空燃比のずれ量CFBNと、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOと、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数C
EVAPOとの関係を示すタイミングチャートを図18に
示す。
の空燃比のずれ量CFBNと、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOと、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数C
EVAPOとの関係を示すタイミングチャートを図18に
示す。
【0049】図18において、蒸発燃料の吸気系へのパー
ジにより空燃比のずれ量CFBNのリッチ側への増加が
所定のしきい値、例えば5%に達した時点から、蒸発燃
料濃度補正係数QEVAPOを増大させて行く。このQ
EVAPOの増大に応じて、上述の(1)式で求められる
蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPOの値
がも増大し、燃料噴射パルス幅Tpは小さくなり、燃料
噴射量は減少する。
ジにより空燃比のずれ量CFBNのリッチ側への増加が
所定のしきい値、例えば5%に達した時点から、蒸発燃
料濃度補正係数QEVAPOを増大させて行く。このQ
EVAPOの増大に応じて、上述の(1)式で求められる
蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPOの値
がも増大し、燃料噴射パルス幅Tpは小さくなり、燃料
噴射量は減少する。
【0050】この燃料噴射量の減少により、空燃比のず
れ量CFBNは時点t2において再び5%以内となり、
ここでQEVAPOの値は10%に固定され、これに応じ
てCEVAPOの値も−10%に固定されて、空燃比のず
れ量CFBNがセンターにホールドされる。
れ量CFBNは時点t2において再び5%以内となり、
ここでQEVAPOの値は10%に固定され、これに応じ
てCEVAPOの値も−10%に固定されて、空燃比のず
れ量CFBNがセンターにホールドされる。
【0051】この場合、QEVAPOの傾き係数KQE
VAPO(図10のS12参照)が大きくなる程、QEVA
POの上昇直線の傾斜が大きくなり、それぞれ速やかな
補正が可能となるが、KQEVAPOの値が図11で求め
られるパージ率に対して限界値を超えると、図18に1点
鎖線で示すように、QEVAPOの上昇直線の傾斜が過
大となって、オーバーシュートを発生する。このため、
燃料噴射量の補正係数CEVAPOにも過補正部分が生
じて、空燃比のずれ量CFBNにハンチングが発生する
ことになる。
VAPO(図10のS12参照)が大きくなる程、QEVA
POの上昇直線の傾斜が大きくなり、それぞれ速やかな
補正が可能となるが、KQEVAPOの値が図11で求め
られるパージ率に対して限界値を超えると、図18に1点
鎖線で示すように、QEVAPOの上昇直線の傾斜が過
大となって、オーバーシュートを発生する。このため、
燃料噴射量の補正係数CEVAPOにも過補正部分が生
じて、空燃比のずれ量CFBNにハンチングが発生する
ことになる。
【0052】したがって、本実施例では、常時は、蒸発
燃料濃度補正係数QEVAPOの傾き係数KQEVAP
Oの値を、そのパージ率に対する限界値を超えない範囲
内で最大になるように設定して、蒸発燃料の吸気系への
パージに起因する空燃比のずれに対する補正の応答性向
上とハンチング防止との両立を図っている。
燃料濃度補正係数QEVAPOの傾き係数KQEVAP
Oの値を、そのパージ率に対する限界値を超えない範囲
内で最大になるように設定して、蒸発燃料の吸気系への
パージに起因する空燃比のずれに対する補正の応答性向
上とハンチング防止との両立を図っている。
【0053】しかしながら、蒸発燃料濃度を予測不能な
始動時あるいは空燃比のずれ量CFBNが中心値から大
幅にずれた場合には、傾き係数KQEVAPOの値を限
界値よりも大きく設定して、QEVAPOの動きを速く
して、空燃比が過渡的にリッチ過ぎることによる走行性
能の悪化およびエミッション性能の悪化を防止すること
ができる。
始動時あるいは空燃比のずれ量CFBNが中心値から大
幅にずれた場合には、傾き係数KQEVAPOの値を限
界値よりも大きく設定して、QEVAPOの動きを速く
して、空燃比が過渡的にリッチ過ぎることによる走行性
能の悪化およびエミッション性能の悪化を防止すること
ができる。
【0054】図19は、このような傾き係数KQEVAP
Oの設定ルーチンを示し、S31およびS32で、始動時以
外であり、かつ空燃比のずれ量CFBNが所定範囲内で
あると判定された場合には、S33でKQEVAPOを限
界値の範囲内に設定し、始動時およびCFBNが中心値
から大幅にずれた場合には、KQEVAPOを限界値を
超えた値に設定するという2段制御を行なっている。
Oの設定ルーチンを示し、S31およびS32で、始動時以
外であり、かつ空燃比のずれ量CFBNが所定範囲内で
あると判定された場合には、S33でKQEVAPOを限
界値の範囲内に設定し、始動時およびCFBNが中心値
から大幅にずれた場合には、KQEVAPOを限界値を
超えた値に設定するという2段制御を行なっている。
【0055】次に図10のS12において、空燃比のずれ量
CFBNが領域(D)にあるとき、すなわち、蒸発燃料濃
度が薄くなりつつあると判定される場合、パージを実行
すると、空燃比はリーン側にずれ、ずれ量CFBNがし
きい値KCFBLAG1よりもリーン側になるため、領
域(D)では、蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOをKQ
EVAPOずつ減少させる。このとき、図12のS24に示
すように、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEV
APO=−QEVAPO×KPRG1(実パージ率)で
あるから、上記補正係数CEVAPOも小さくなり、燃
料噴射量の補正量が増加する。なお、領域(D)では図8
の領域(A)になるため、パージ率KPRGの増減には関
係ない。
CFBNが領域(D)にあるとき、すなわち、蒸発燃料濃
度が薄くなりつつあると判定される場合、パージを実行
すると、空燃比はリーン側にずれ、ずれ量CFBNがし
きい値KCFBLAG1よりもリーン側になるため、領
域(D)では、蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOをKQ
EVAPOずつ減少させる。このとき、図12のS24に示
すように、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEV
APO=−QEVAPO×KPRG1(実パージ率)で
あるから、上記補正係数CEVAPOも小さくなり、燃
料噴射量の補正量が増加する。なお、領域(D)では図8
の領域(A)になるため、パージ率KPRGの増減には関
係ない。
【0056】次に、空燃比のずれ量CFBNが図10のS
12の領域(E)にあるときには、蒸発燃料濃度が変化しな
いと判定し、蒸発燃料補正係数QEVAPOは一定とす
る。したがって、パージ率KPRGCFBが一定のと
き、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPO
も一定となる。さらに、空燃比のずれ量CFBNが領域
(F)にあるときには、すなわち、蒸発燃料濃度が濃い場
合、蒸発燃料補正係数QEVAPOをKQEVAPOず
つ増加させる。
12の領域(E)にあるときには、蒸発燃料濃度が変化しな
いと判定し、蒸発燃料補正係数QEVAPOは一定とす
る。したがって、パージ率KPRGCFBが一定のと
き、蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPO
も一定となる。さらに、空燃比のずれ量CFBNが領域
(F)にあるときには、すなわち、蒸発燃料濃度が濃い場
合、蒸発燃料補正係数QEVAPOをKQEVAPOず
つ増加させる。
【0057】次の図12は、図4のS6で求めたデューテ
ィ比DPRGと、蒸発燃料濃度推定値をあらわす図10の
S12で求めた蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOとに基
づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射量補正ルーチンを
示す。
ィ比DPRGと、蒸発燃料濃度推定値をあらわす図10の
S12で求めた蒸発燃料濃度補正係数QEVAPOとに基
づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射量補正ルーチンを
示す。
【0058】すなわち、S21でデューティ比DPRGを
求めた後、次のS22で過渡流量補正を行なう。この補正
は、デューティソレノイド弁36の動作に対して、実際の
パージ流量Qpに遅れがあるため行なうもので、デュー
ティソレノイド弁36の動作に対して、図13に示すよう
な、ディレー処理となまし処理とを行なって、実デュー
ティ比DPRGNを求める。そして、この実デューティ
比DPRGNに対する実パージ流量QpNの関係を、大
気圧とブースト値との差(ATP−PMTE1)をパラ
メータとしてあらわす、図14に示すようなマップを用い
て実パージ流量QpNを求め、この実パージ流量QpN
と吸入空気量Qaとから、S23で実パージ率KPRG1
を演算する。
求めた後、次のS22で過渡流量補正を行なう。この補正
は、デューティソレノイド弁36の動作に対して、実際の
パージ流量Qpに遅れがあるため行なうもので、デュー
ティソレノイド弁36の動作に対して、図13に示すよう
な、ディレー処理となまし処理とを行なって、実デュー
ティ比DPRGNを求める。そして、この実デューティ
比DPRGNに対する実パージ流量QpNの関係を、大
気圧とブースト値との差(ATP−PMTE1)をパラ
メータとしてあらわす、図14に示すようなマップを用い
て実パージ流量QpNを求め、この実パージ流量QpN
と吸入空気量Qaとから、S23で実パージ率KPRG1
を演算する。
【0059】次のS24では、図10のS12で求めた蒸発燃
料濃度補正係数QEVAPOと、図12のS23で求めた実
パージ率KPRG1に基づいて、蒸発燃料による燃料噴
射量の補正係数CEVAPOを下記の(1)式により演算
する。
料濃度補正係数QEVAPOと、図12のS23で求めた実
パージ率KPRG1に基づいて、蒸発燃料による燃料噴
射量の補正係数CEVAPOを下記の(1)式により演算
する。
【0060】
CEVAPO=−QEVAPO×KPRG1×CQPRG×KTHF (1)
ここでCQPRGは,図15に示すような、パージ流量Q
pによって変化するキャニスタ30内の蒸発燃料の脱気特
性から決定される補正係数である。また、KTHFは、
図16に示すような、燃料タンク32内の燃料の温度THF
から決定される蒸発燃料の発生量に関する補正係数であ
る。このような補正係数CQPRG,KTHFを蒸発燃
料濃度補正係数QEVAPOに乗ずることにより蒸発燃
料濃度の推定精度を向上させることができ、これによっ
て、正確な燃料噴射量の補正係数CEVAPOを得るこ
とができる。
pによって変化するキャニスタ30内の蒸発燃料の脱気特
性から決定される補正係数である。また、KTHFは、
図16に示すような、燃料タンク32内の燃料の温度THF
から決定される蒸発燃料の発生量に関する補正係数であ
る。このような補正係数CQPRG,KTHFを蒸発燃
料濃度補正係数QEVAPOに乗ずることにより蒸発燃
料濃度の推定精度を向上させることができ、これによっ
て、正確な燃料噴射量の補正係数CEVAPOを得るこ
とができる。
【0061】次のS25では、上述のようにして求められ
た蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPOに
基づいて、燃料噴射パルス幅Tpを下記の(2)式を用い
て演算し、S26でパルス幅Tpをもって燃料噴射弁7を
駆動する。
た蒸発燃料による燃料噴射量の補正係数CEVAPOに
基づいて、燃料噴射パルス幅Tpを下記の(2)式を用い
て演算し、S26でパルス幅Tpをもって燃料噴射弁7を
駆動する。
【0062】
Tp=TE2×(1+CFB+CLC+CEVAPO)×(1+CATV)
(2)
ここで、TE2は基本噴射パルス幅、CFBはフィード
バック補正係数、CATVは過渡時の燃料応答遅れ(壁
面付着等)による空燃比のずれを補正する補正係数、C
LCはEGIの製品公差を補正する補正係数である。
バック補正係数、CATVは過渡時の燃料応答遅れ(壁
面付着等)による空燃比のずれを補正する補正係数、C
LCはEGIの製品公差を補正する補正係数である。
【0063】本実施例は、以上のような構成により、例
えば空燃比がリーンのときにおいて、図8の領域(A)
で、かつ図10の領域(D)では、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOが減少して小さいため、パージ率ガード値K
PRGCFBを大きくしても、空燃比はリッチになら
ず、したがって、図12のS24より、燃料噴射量の補正係
数CEVAPOは小さくなり、S25より、燃料噴射量は
増大する。
えば空燃比がリーンのときにおいて、図8の領域(A)
で、かつ図10の領域(D)では、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOが減少して小さいため、パージ率ガード値K
PRGCFBを大きくしても、空燃比はリッチになら
ず、したがって、図12のS24より、燃料噴射量の補正係
数CEVAPOは小さくなり、S25より、燃料噴射量は
増大する。
【0064】また、空燃比がリーンのときにおいて、図
8の領域(A)で、かつ図10の領域(E)では、蒸発燃料濃度
補正係数QEVAPOは一定で、パージ率ガード値KP
RGCFBは大きくなるため、図12のS24より、燃料噴
射量の補正係数CEVAPOは大きくなり、S25より、
燃料噴射量は減少する。
8の領域(A)で、かつ図10の領域(E)では、蒸発燃料濃度
補正係数QEVAPOは一定で、パージ率ガード値KP
RGCFBは大きくなるため、図12のS24より、燃料噴
射量の補正係数CEVAPOは大きくなり、S25より、
燃料噴射量は減少する。
【0065】一方、空燃比がリッチのときにおいて、図
8の領域(B)で、かつ図10の領域(F)では、パージ率ガー
ド値KPRGCFBは一定で、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOは増大するため、図12のS24より、燃料噴射
量の補正係数CEVAPOは大きくなり、S25より、燃
料噴射量は減少する。
8の領域(B)で、かつ図10の領域(F)では、パージ率ガー
ド値KPRGCFBは一定で、蒸発燃料濃度補正係数Q
EVAPOは増大するため、図12のS24より、燃料噴射
量の補正係数CEVAPOは大きくなり、S25より、燃
料噴射量は減少する。
【0066】さらに、空燃比がリッチのときにおいて、
図8の領域(C)で、かつ図10の領域(F)では、蒸発燃料濃
度補正係数QEVAPOは増加しており、パージ量を増
大させると、空燃比が大きくずれるため、パージ率ガー
ド値KPRGCFBを減少させ、図12のS24より、燃料
噴射量の補正係数CEVAPOを大きくして、S25よ
り、燃料噴射量をは減少させている。
図8の領域(C)で、かつ図10の領域(F)では、蒸発燃料濃
度補正係数QEVAPOは増加しており、パージ量を増
大させると、空燃比が大きくずれるため、パージ率ガー
ド値KPRGCFBを減少させ、図12のS24より、燃料
噴射量の補正係数CEVAPOを大きくして、S25よ
り、燃料噴射量をは減少させている。
【0067】したがって、本実施例によれば、パージ率
と蒸発燃料濃度とに基づいて、燃料噴射量が減少するよ
うに補正しており、燃費特性が向上するとともに、空燃
比のずれを抑制しながら、運転状態に応じて、目標パー
ジ率に応答性良く近付けることができる。
と蒸発燃料濃度とに基づいて、燃料噴射量が減少するよ
うに補正しており、燃費特性が向上するとともに、空燃
比のずれを抑制しながら、運転状態に応じて、目標パー
ジ率に応答性良く近付けることができる。
【0068】なお、本実施例では、空燃比のずれ量を図
3のCFBNとして求めたが、空燃比のずれ時間に基づ
いて求めても良い。
3のCFBNとして求めたが、空燃比のずれ時間に基づ
いて求めても良い。
【図1】本発明によるエンジンの空燃比制御装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】本発明による空燃比制御装置を備えたエンジン
の構成図
の構成図
【図3】空燃比のずれ量を示す説明図
【図4】パージ制御ルーチンを示すフローチャート
【図5】エンジン回転数Neとブースト値PMTE1か
ら基本パージ率KPRGBASEを求めるマップ
ら基本パージ率KPRGBASEを求めるマップ
【図6】始動時点からのパージ率ガード値KPRGST
を示すマップ
を示すマップ
【図7】燃料温度THFによるパージ率ガード値KPR
GTHFを示すマップ
GTHFを示すマップ
【図8】空燃比のずれ量CFBNに対するパージ率ガー
ド値KPRGCFBを示すマップ
ド値KPRGCFBを示すマップ
【図9】パージ流量Qpをデューティ比DPRGに変換
するための流量特性マップ
するための流量特性マップ
【図10】蒸発燃料濃度推定ルーチンを示すフローチャ
ート
ート
【図11】パージ率KPRGに対する蒸発燃料補正係数
の傾き係数KQEVAPOを示すマップ
の傾き係数KQEVAPOを示すマップ
【図12】燃料噴射量補正ルーチンを示すフローチャー
ト
ト
【図13】図9から求められたデューティ比DPRGと
実デューティ比DPRGNとの関係を示すタイミングチ
ャート
実デューティ比DPRGNとの関係を示すタイミングチ
ャート
【図14】実デューティ比DPRGNから実パージ流量
QpNを求めるマップ
QpNを求めるマップ
【図15】パージ流量Qpに対する蒸発燃料の脱気特性
から決定される補正係数CQPRGをあらわすマップ
から決定される補正係数CQPRGをあらわすマップ
【図16】燃料温度THFに対する蒸発燃料の発生量の
補正係数KTHFをあらわすマップ
補正係数KTHFをあらわすマップ
【図17】従来のエンジンの空燃比制御装置の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図18】空燃比のずれ量CFBNと、蒸発燃料濃度補
正係数QEVAPOと、蒸発燃料による燃料噴射量の補
正係数CEVAPOとの関係を示すタイミングチャート
正係数QEVAPOと、蒸発燃料による燃料噴射量の補
正係数CEVAPOとの関係を示すタイミングチャート
【図19】蒸発燃料濃度補正係数の傾き係数KQEVA
POを設定するルーチンを示すフローチャート
POを設定するルーチンを示すフローチャート
1 エンジン
2 吸気通路
7 燃料噴射弁
20 コントロールユニット
30 チャコールキャニスタ
32 燃料タンク
35 パージ通路
36 デューティソレノイド弁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 上村 英幸
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ
ダ株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−72453(JP,A)
特開 平4−252853(JP,A)
特開 昭62−20669(JP,A)
特開 平2−245461(JP,A)
特開 平5−52134(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F02D 41/00 - 45/00
F02M 25/08
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着
する吸着手段と、 エンジンの吸気系に燃料噴射弁とは別に配設されて、上
記吸着手段に吸着された蒸発燃料を吸気系に供給するパ
ージ手段と、 排気系の酸素濃度に基づいて、空燃比が目標空燃比にな
るように上記燃料噴射弁からの燃料噴射量を制御する空
燃比フィードバック補正制御手段とを備え、 上記パージ手段により上記蒸発燃料の混合気を上記吸気
系に導入させながら空燃比フィードバック補正制御を行
うようにしたエンジンの空燃比制御装置において、 エンジンの吸入空気量に対する上記パージ手段により導
入される混合気の基準導入量の比率で表される基準パー
ジ率を、上記エンジンの運転状態に基づいて設定する設
定手段と、上記 設定手段により設定された上記基準パージ率を上記
パージ手段における基準導入量に変換する変換手段と、 空燃比のずれ量に基づいてパージ率を決定するととも
に、上記空燃比のずれ量が小さい領域ではパージ率が増
加するように上記パージ手段を制御するパージ率決定手
段と、 蒸発燃料の濃度を空燃比のずれ量に基づいて推定して、
空燃比のずれ量が大きいとき、蒸発燃料濃度補正係数を
増減するとともに、上記パージ率が大きい程、上記蒸発
燃料濃度補正係数の変化量を小さくする蒸発燃料濃度推
定手段と、 を備えてなり、 上記フィードバック補正制御手段は、上記蒸発燃料濃度
推定手段により推定された蒸発燃料濃度と上記パージ率
決定手段により決定されたパージ率とに基づいて、燃料
噴射量を補正するように構成されている ことを特徴とす
るエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項2】 上記蒸発燃料濃度推定手段は、空燃比の
ずれ量が大きいとき、蒸発燃料濃度補正係数を増減する
とともに、エンジン始動時には、上記蒸発燃 料濃度補正
係数の変化量を始動後よりも大きくすることを特徴とす
る請求項1に記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項3】 上記設定手段は、エンジンの始動時に
は、基準パージ率を予め設定された値にすることを特徴
とする請求項2に記載のエンジンの空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06081294A JP3370177B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-30 | エンジンの空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-73553 | 1993-03-31 | ||
| JP7355393 | 1993-03-31 | ||
| JP06081294A JP3370177B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-30 | エンジンの空燃比制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06336940A JPH06336940A (ja) | 1994-12-06 |
| JP3370177B2 true JP3370177B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=26401864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06081294A Expired - Fee Related JP3370177B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-30 | エンジンの空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5676118A (en) * | 1995-09-29 | 1997-10-14 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Fuel vapor purge control system of automobile engine |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06081294A patent/JP3370177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06336940A (ja) | 1994-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |